JP3898200B2 - 移植機の苗取出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、たばこ、キャベツ、レタス、白菜、ブロッコリー等の植物を移植するための移植機の苗取出装置に関する。
この種の従来技術として、図14、15に示す特開平9−74831号公報に開示されたものがあり、この従来技術は、苗トレイ2におけるポット部3内の土付き苗5に対して、互いに離れて位置する一対の苗取出爪4を葉の下側からすくい上げながら土付き苗5の中心線に対して傾斜状態で前進させて根鉢部5aに突入させ、突き刺した土付き苗5を苗取出爪4の後上方向後退移動でポット部3深さの中途まで取出し、苗取出爪4をポット部3内から姿勢変更しかつ移動して苗トレイ2に対向する姿勢から略下向き姿勢に移行し、これに続いて苗取出爪4を移動して植付体に対向する略下向き姿勢に移行し、かつその最終位置で苗取出爪4とそれを案内している爪ガイド6との相対移動で、苗取出爪4から土付き苗5を離脱して植付体へ落下供給すると共に苗取出爪4を後退させ、次に土付き苗5離脱後の苗取出爪4を復動させ、これに続いて図15に示す元の位置まで苗取出爪4を略下向き姿勢から苗トレイ2に向く姿勢へ変更しながら復動させるようになっている。
前記苗取出爪4は断面円形の針形状に形成され、その取付基部4aから先端まで直線状であり、爪ガイド6のガイド部11には苗取出爪4挿通用の円形孔11aが形成されている。
なお、図14、15のその他の機構・部材には、後述する実施の形態で略対応する機構・部材の符号を記してある。
特開平9−74831号公報
前記従来技術においては、苗取出爪4が断面円形針形状であるため、根鉢部5aの根張りが悪い場合、苗取出爪4で土だけを持っていって、苗取りのミスを起こす確率が高く、また、ポット部3から抜き出すことができても、植付体へ受け渡す前に落としてしまうことがある。
本発明は、苗取出爪を縦方向又は横方向の少なくとも一方が広幅になるように形成して、根鉢部に対して断面円形よりもより大きい支持作用、押動作用を与えるようにして、苗の取出しが確実にできるようにした移植機の苗取出装置を提供することを目的とする。
本発明における課題解決のための具体的手段は次の通りである。
第1に、苗トレイ2におけるポット部3内の土付き苗5の根鉢部5aに対して、互いに離れて位置する一対の苗取出爪4を爪間隔を狭めながら前進させて突入し、突き刺してポット部3から取出した土付き苗5を、爪周囲に位置する爪ガイド6を苗取出爪4の先端側へ相対移動することにより苗取出爪4から離脱可能に構成されており、
前記左右各苗取出爪4は、根鉢部5aに対して、その突き刺し部全長が平面的支持作用を与えるべく縦方向又は横方向の少なくとも一方に延びる広幅平面に形成されており、その取付基部4aの近傍が左右外方突出状に弯曲形成され、その弯曲部4bと先端までの間で前記爪ガイド6によって移動案内されていることである。
これによって、苗取出爪4は断面円形の場合よりも、より大きい支持作用を与えながら土付き苗5の根鉢部5aを挟持して取出し、土付き苗5が苗取出爪4から抜け落ちることがなく、また、左右苗取出爪4はその取付基部4aの間隔が狭くとも、根鉢部5aの中心線に対して大きい角度で差し込まれ、根鉢部5aの挟持もより確実になる。
第2に、苗トレイ2におけるポット部3内の土付き苗5の根鉢部5aに対して、互いに離れて位置する一対の苗取出爪4を葉の下側からすくい上げながら前進させて突入し、突き刺してポット部3から取出した土付き苗5を苗取出爪4とそれを案内している爪ガイド6との相対移動で苗取出爪4から離脱可能に構成されており、
前記左右各苗取出爪4は、根鉢部5aに対して断面円形より大きい押動作用を与えるべく、断面略円形の針状部材4Aに縦方向又は横方向の少なくとも一方が広幅のヘラ部材4Bを取り付けて形成されており、その取付基部4aの近傍が左右外方突出状に弯曲形成され、その弯曲部4bと先端までの間で前記爪ガイド6によって移動案内されていることである。
これによって、苗取出爪4は断面円形の場合よりも、より大きい押動作用を与えながら土付き苗5の根鉢部5aを挟持して取出し、土付き苗5が苗取出爪4から抜け落ちることがなく、また、左右苗取出爪4はその取付基部4aの間隔が狭くとも、根鉢部5aの中心線に対して大きい角度で差し込まれ、根鉢部5aの挟持もより確実になる。
第3に、苗トレイ2におけるポット部3内の土付き苗5の根鉢部5aに対して、互いに離れて位置する一対の苗取出爪4を爪間隔を狭めながら前進させて突入し、突き刺した土付き苗5をポット部3から取出し可能に構成されており、
前記左右各苗取出爪4は、根鉢部5aに対して平面的支持作用を与えるべく、突き刺さる部分の全長が縦方向又は横方向の少なくとも一方に延びる広幅平面を有する板材で形成されており、その取付基部4aの近傍が左右外方突出状に弯曲形成されていることである。
これによって、より大きい支持作用を与えながら土付き苗5の根鉢部5aを取出すことができ、土付き苗5が苗取出爪4から抜け落ちることがなく、また、左右苗取出爪4はその取付基部4aの間隔が狭くとも、根鉢部5aの中心線に対して大きい角度で差し込まれ、根鉢部5aの挟持もより確実になる。
第4に、前記爪ガイド6には苗取出爪4の広幅部分を挿通案内する孔11aが形成されていることである。
これによって、苗取出爪4に広幅部分を形成していても、爪ガイド6の孔11aによって移動を案内し、左右、上下に振れるのを防止する。
第5に、前記左右苗取出爪4は、爪先端が前進するとき互いに近づけられ、ポット部3から出るとき持ち上げられることである。
これによって、苗取出爪4は土付き苗5を左右から挟みながらかつ持ち上げながらポット部3から取出す。
第6に、前記左右各苗取出爪4は、前記広幅部分は略L字状、略I字状又は円弧状のヘラ部材4Bで形成され、このヘラ部材4Bが左右略対称に配置されていることである。
これによって、苗取出爪4は土付き苗5を左右からさらに強く挟みながらかつ確実に持ち上げながらポット部3から取出す。
本発明によれば、左右各苗取出爪4は、縦方向又は横方向の少なくとも一方が広幅に形成されているので、広幅部分で突き刺した根鉢部5aに対して断面円形よりもより大きい支持作用、押動作用等を与えることができ、土付き苗5をポット部3から確実に取出すことができ、また、苗取出爪4から抜け落ちるのを防止でき、さらに、左右苗取出爪4はその取付基部4aの間隔が狭くとも、根鉢部5aの中心線に対して大きい角度で差し込まれ、根鉢部5aの挟持もより確実になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図7、8において、移植機21は、走行機体22の後方に移植装置23および操縦ハンドル24を有する歩行型であって、畝Rを跨いでその長手方向に走行しながら、野菜等の植物の土付き苗(ソイルブロック苗)5を畝Rに所定間隔をおいて植付けるものである。
走行機体22は、ミッションケース26の進行方向前部に前方突出状に架台27を取付固定し、この架台27上にエンジン28等を搭載すると共に、左右両側に前輪29および後輪30を備えて主構成されている。
前記エンジン28の動力は、ミッションケース26内の動力伝達機構に入力され、変速機構を介してミッションケース26から左右両側方に突出する車輪伝動軸31に伝達されると共に、ミッションケース26の後面から後方に突出する第1PTO軸32と、車輪伝動軸31よりも後方に設けられてミッションケース26から左右側方に突出する第2PTO軸33とから取出せるようになっている。
また、左右の車輪伝動軸31の外端側には、軸心回りに上下揺動自在な伝動ケース34が設けられ、この伝動ケース34の下部に後輪30が支持され、車輪伝動軸31から伝動ケース34内のチェーン伝動機構を介して後輪30に動力が伝達されるよう構成されている。
移植装置23は、走行機体22の後方に装着された移植フレーム35に設けられており、土付き苗5を畝Rに植付ける植付体36と、土付き苗5を植付体36に供給する苗供給装置37と、覆土・鎮圧ローラ38と、畝Rを覆うマルチフィルムに苗植付用の孔を形成する穿孔手段39とから主構成されている。
移植フレーム35は前部がミッションケース26に取付固定された主フレーム40と、この主フレーム40の後端側に前端側が固定された前記操縦ハンドル24と、前部が左右の第2PTO軸33に左右軸廻りに回動自在に支持された可動フレーム41とを有している。
可動フレーム41の後部には覆土・鎮圧ローラ38が取付けられ、この覆土・鎮圧ローラ38によって可動フレーム21の後部が畝R上面の高さ変化(凹凸)に追従するように支持されており、覆土・鎮圧ローラ38と可動フレーム41との上下方向の間隔は調節可能とされている。
植付体36は、可動フレーム42に揺動リンク機構を介して上下揺動自在に支持されている。この揺動リンク機構は第2PTO軸33からの動力によって駆動されて、植付体36が上下方向に長い楕円軌跡を描くように移動し、その運動軌跡の上端側で土付き苗5が供給され、運動軌跡の下端側で植付体36が畝Rに突入するようになっている。
また、植付体36は、上部が上下開口状の筒体によって構成されると共に、下部に前後に開閉自在なオープナを備えており、オープナは植付体36の運動軌跡の下端側にて畝Rに突入したときに連動具によって前後に開き、畝Rに移植孔を形成すると共に、該移植孔に植付体36内部に保持した苗を落下させ、その後、覆土・鎮圧ローラ38によって移植孔の左右から土寄せすると共に土を鎮圧することで土付き苗5の植付けが完了するようになっている。
図1〜8において、苗供給装置37は、主フレーム40上に装着されており、土付き苗5が育苗されたポット部3が縦横に多数配設された苗トレイ2を横方向及び縦方向に移送する苗トレイ送り装置42と、この苗トレイ送り装置42上の苗トレイ2から、所定の苗取出位置にて苗取出爪4により土付き苗5を一つずつ取出して、この土付き苗5を植付体36上方まで移送した後にその中に落とし込む苗取出装置1とを有して構成されている。
苗トレイ2は、プラスチック製で、薄肉に形成されて可撓性を有し、正面側は、縦横に所定ピッチで碁盤目状に配列された多数の矩形状開口部を有する薄肉平板状に形成され、また、各開口部の開口縁部から背面側に突出して床土を収容するポット部3を備えている。そして、ポット部3に床土を充填し、そこへ播種し育苗することで土付き苗5が育成されている。
苗取出爪4は主フレーム40上に取付固定されたギヤケース45に爪動作機構を介して取付支持され、このギヤケース45には、第1PTO軸32からユニバーサルジョイント軸46を介して動力が入力され、ギヤケース45から出力された動力によって爪動作機構を介して苗取出爪4が駆動される。また、ギヤケース45から右方に出力軸47が突出され、この出力軸47によって苗トレイ送り装置42が駆動されるようになっている。
前記苗取出装置1は、一対の箸形状の苗取出爪4と、この一対の苗取出爪4を先端に設けた爪支持体8と、一対の苗取出爪4の進退を案内する爪ガイド6と、前記爪支持体8及び爪ガイド6をそれぞれ長手方向往復動自在に支持する保持体9と、爪支持体8及び爪ガイド6を適正に動作させる爪動作機構10とを有している。
前記爪動作機構10は、苗トレイ2と植付体36との間で苗取出爪4を姿勢変更しながら往復動作させるものであり、主フレーム40上に固定された支持フレーム14を備え、この支持フレーム14には、第2PTO軸33からの回転動力によって、図6において反時計回りに回転駆動されるクランク体52が回動軸51に設けられている。このクランク体52にはクランクピン53が側方に突設されていると共に、クランク体52と同軸心として駆動カム62が備えられている。
また、支持フレーム14には、クランク体52の下方で揺動アーム54の下部が揺動軸54Aにより枢結されていて、この揺動アーム54の中途部には上下方向(アーム長手方向)に延びる溝カム55が形成され、この溝カム55にクランク体52のクランクピン53が挿通係合されている。
前記溝カム55は中央の円弧部の両端に、逆円弧部と直線部とを連続形成した形状であり、揺動アーム54の上部には保持体9がピン54Bを介して枢結されている。この保持体9はピン54Bを設けた部位が筒形状に形成されており、この筒状部には、軸方向移動自在にパイプ製の爪支持体8が挿通案内されて、この爪支持体8は苗トレイ送り装置42の苗トレイ2に向かって出退可能とされている。この爪支持体8の先端部に、ポット部3内の土付き苗5に斜め方向から突き刺される一対の苗取出爪4が取付けられている。
また、保持体9にはブラケット56を介して遊転自在にローラ57が取付けられ、このローラ57は、支持フレーム14の上部にピン58を介して揺動自在に取付けられたガイド板59に形成されたカム溝60に係合されている。
前記ガイド板59は突出腕の先端に転動ローラ61を有し、この転動ローラ61は駆動カム62上に当接されていて、駆動カム62の反時計方向の回転によりガイド板59をピン58を中心として揺動可能にしている。
ピン58を中心とするガイド板59の揺動は、苗取出爪4がポット部3に向って進出するときは、突入開始点の手前から、土付き苗5の葉を下側からすくい込むように、苗取出爪4の先端をピン54Bの廻りで首振りするようにしていると共に、揺動アーム54の揺動角度に応じた保持体9の姿勢(特に、揺動アーム54に対する保持体9の相対角度)を規制している。
また、ポット部3から取出された土付き苗5を植付体36の上方に移送させるときには、苗取出爪4を大きく後下方へ移動させると共に略下向き姿勢に変更し、土付き苗5を略鉛直姿勢にする。そのために、カム溝60の後部側(図6左側)は、ローラ57を揺動アーム54の揺動軸54Aから離れる方向に移動させる形状とされている。
爪支持体8の外周には、その基端部に設けた基体65と保持体9の筒状部との間に、爪支持体8を後退する方向に付勢するコイルスプリング66が介装されており、爪支持体8の前端部には爪取り付け具67が嵌合固定されている。
この爪取り付け具67に一対の苗取出爪4の取付基部4aがそれぞれ軸を介して又は苗取出爪4の取付基部4aを直角に折曲して軸として枢支されており、一対の苗取出爪4は爪取り付け具67に対して先端が遠近移動するように揺動可能になっている。
前記左右各苗取出爪4は、断面略円形の針状部材4Aに断面略L字状のヘラ部材4Bを取り付けたものであり、その取付基部4aの近傍を左右外方突出状に弯曲して弯曲部4bを形成しおり、針状部材4Aとヘラ部材4Bの先端は一体で切断して形成された尖端となっている。
ヘラ部材4Bは帯板を折曲して形成したものであり、縦方向及び横方向の寸法は針状部材4Aの直径より大きく、針状部材4Aの断面円形よりも広い広幅部分を形成しており、その広幅部分は針状部材4Aの先端から弯曲部4bの近傍まであり、針状部材4Aの下側と外側とに位置し、左右苗取出爪4は中心線Sを境にして略対称形状となっている。
前記左右各苗取出爪4は、ヘラ部材4Bを1枚の細い帯板(断面I形状)で形成し、針状部材4Aの下側又は外側のどちらか一方に固着してもよく、前記1枚の細い帯板を針状部材4Aの下側から外側に延びるように斜めに固着すると、横方向にも縦方向にも広幅な部分を形成することもできる。
また、苗取出爪4は、針状部材4Aを割愛してヘラ部材4Bのみで形成したり、針状部材4Aの弯曲部4bから先端までを断面略L字状又はI字状に変形してもよい。さらに、ヘラ部材4Bは金属以外の材料、例えば、プラスチックで形成したり、断面円弧状に形成したりしてもよい。
前記ヘラ部材4Bの針状部材4Aの下側部分(横方向に広幅)は、土付き苗5の根鉢部5aに突き刺さると、根鉢部5aを下側から担持することになり、根鉢部5aに対する支持作用の増大により、断面円形の場合よりも土付き苗5が苗取出爪4から抜け落ちることがなくなる。従って、土付き苗5における根張りが悪くても、苗の取出しが確実にでき、植え付け後の補植や修正作業を軽減できるようになる。
前記ヘラ部材4Bの針状部材4Aの外側部分(縦方向に広幅)は、土付き苗5の根鉢部5aに突き刺さるとき、根鉢部5aを左右から挟むことになり、根鉢部5aに対する押動(挟持)作用の増大により、断面円形の場合よりも土付き苗5が苗取出爪4から抜け落ちることがなくなる。前記根鉢部5aを左右から挟む作用は支持する作用ともなる。
前記保持体9の下端部には、押出リンク68がピン69を介して回動自在に枢結されている。この押出リンク68の先端部には長溝(又は長孔)70が形成され、爪取り付け具67の突出腕に設けたピン71と係合されている。
この押出リンク68には略円弧状のカム板73が設けられ、このカム板73はクランク体52のクランクピン53と当接可能である。クランクピン53の回動によってカム板73を介して押出リンク68を揺動し、保持体9に対して爪取り付け具67及び爪支持体8を苗トレイ送り装置42側へ向けて押動し、コイルスプリング66を圧縮する。これにより、苗取出爪4は突出し、かつ爪支持体8が後退するための復元力が保有される。
6は前記爪支持体8、基体65及び爪取り付け具67に長手方向摺動自在に挿入された爪ガイドであり、丸棒等で形成されていて、その前端にガイド部11を形成する部材が両苗取出爪4に跨がって装着され、後端に側面視L字板状の作動部材76が装着され、中途部に止め具77が固着され、この止め具77と基体65との間にスプリング78が嵌装されている。
図3、5に示すように、爪ガイド6は2本の苗取出爪4に対して三角配置されており、ガイド部11には一部が開放されている2つの爪挿通孔11aが形成され、この左右爪挿通孔11aの間隔Jは、左右苗取出爪4の弯曲部4bの間隔Kより狭く設定されている。
従って、苗取出爪4と爪ガイド6とが相対移動すると苗取出爪4の爪先端間距離Lが変化する。即ち、ガイド部11が苗取出爪4の先端側に位置するとき、爪先端間距離Lは最も広く、この状態からガイド部11を不動にしておいて苗取出爪4を突出していくと、苗取出爪4の基部4a側はガイド部11に近づき、爪先端間距離Lは次第に狭くなる。
そのため、土付き苗5をポット部3から取出すため、前進させていくと、左右の苗取出爪4の先端は突き進みながら互いに近づき、土付き苗5の左右の中心線Sに対して傾斜した略直線状(僅かにカーブしている)の軌道上を移動することになる。
また、前記苗取出爪4で土付き苗5を取出した状態で、爪ガイド6のガイド部11を苗取出爪4の基部側に位置する状態から先端側へ移動すると、爪先端間距離Lは狭い状態から広くなり、これと平行にガイド部11が土付き苗5と当接して苗取出爪4から押し出す作用をする。このとき、土付き苗5に対して苗取出爪4の先端は、突入した軌道と略同一軌道で抜けることになり、突入時も離脱時も土付き苗5の損傷を最小限に抑える。
前記苗取出爪4は図6等に示す正面視において、ポット部3内の土付き苗5の中心線Sに対して、表面側(ポット部3の開口縁側)で遠くかつ底面側で近づくように突入すべく傾斜配置されており、従って、土付き苗5は略截頭四角錐形状であるので、その表面下2隅から底面中央へ2本の苗取出爪4を突き刺すようになり、土付き苗5の葉及び根を突き刺すことがなく、またそれに加えて左右苗取出爪4の先端が狭くなるので、ポット部3の底近傍に衝突しないようになっている。
苗取出爪4はヘラ部材4Bによって広幅部分を形成していても、ヘラ部材4Bも爪ガイド6の孔11aによって移動が案内されているので、前進後退時に左右、上下に振れるのが防止される。
また、前記苗取出爪4は取付基部4aの近傍に外向き突出の弯曲部4bを設けているので、取付基部4aから先端まで直線状に形成する場合よりも、爪ガイド6の左右孔11a間隔を大きくして、たばこ苗等の根鉢部5aが比較的大きな土付き苗5に対して、ポット部3開口部での苗取出爪4の左右間隔を大きくし、ポット部3奥部での苗取出爪4の左右間隔を小さくすることができる。
前記保持体9、クランク体52、駆動カム62、揺動アーム54、ガイド板59及び押出リンク68等から爪ガイド6及び爪支持体8等を支持し、苗トレイ2のポット部3に向く苗取出し姿勢から植付体36に向く略下向きの苗離脱姿勢まで姿勢変更しながら移動し、苗取出し姿勢で土付き苗5を取出し、苗離脱姿勢で土付き苗5を落下する動作を行わせる爪動作機構10が構成されている。
また、ロック部81Aを有する作動片81、作動部材76及びロックアーム83等で、爪ガイド6を爪先端側へ移動したときに爪支持体8と爪ガイド6とを同時に後退させる戻し連動手段12が構成され、解除部81Bを有する作動片81及びロックアーム83等で、戻し連動手段12作動後に爪支持体8の戻り動作を保障する戻し保障手段13が構成されている。
図7〜13において、苗トレイ送り装置42は、苗トレイ2を載置して移送する苗載せ台85を備えている。この苗載せ台85は、左右方向に配置されてハンドル24に固定された前後一対のガイドレール86に左右方向移動自在に支持されている。
また、苗載せ台85は、苗トレイ2の底部を横一列のポット部3に亘って支持する載置板87を有し、この載置板87は左右方向に対向配置された一対の側板88間に配置されていて、載置板87の左右端部が左右側板88の対向面(左右方向内面)に固定されていると共に、苗載せ台85は、後方に向かうにしたがって上方に移行するように傾斜状(すなわち後傾状)に配置されており、載置板87の上面(前面、正面)が苗トレイ2を載置支持する載置面87aとされている。
左右側板88間の、苗載せ台傾斜方向下部には、縦送り駆動軸89が左右方向に配置されて設けられており、左右側板88間の、苗載せ台傾斜方向上部には、縦送り従動軸90が左右方向に配置されて設けられており、駆動軸89には、左右各側板88の内面側に位置する左右一対の駆動スプロケット91が固定され、従動軸90には、左右各側板88の内面側に位置する左右一対の従動スプロケット92が固定されている。
また、左右同じ側に在る駆動スプロケット91と従動スプロケット92との間には、これらに亘ってエンドレスチェーン93が掛装され、左右各チェーン93には、苗トレイ2の縦配列方向のポット部3間の間隙に係合する搬送ピン94が左右方向内方突出状に取付けられており、苗トレイ2を搬送ピン94で押動して縦送りするよう構成されている。
また、前記左右各側板88の縁部には、左右方向内方に折曲されてチェーン93及びスプロケット91,92の外方を覆う縁部壁88aが形成されている。
前記苗載せ台85の左右方向両側方に配置されてハンドル24に取付支持された左右軸受部材96間には、左右側板88を貫通すると共に同ピッチで切られた左右ネジの谷部を結合した特殊ネジ(ナピヤネジ)が形成された横送り軸97が左右軸廻り回転自在に支持され、この横送り軸97には、その軸上の特殊ネジに係合すると共に苗載せ台85に連結されたスライダが外嵌されている。
また、横送り軸97には、第2の出力軸33から伝動ケース98内の巻掛け伝動機構を経て動力が伝達されて、該横送り軸97が間欠的に回転駆動され、横送り軸97を間欠的に回転駆動すると、前記スライダが間欠的に左右方向に移動すると共に横送り軸97に形成されたネジの端部で折り返すようになっており、これにより苗載せ台85が左右方向に往復移動されるようになっており、そして、苗載せ台85を左右方向に移動させることにより苗トレイ2が横送りされるように構成されている。
前記横送り軸97は、苗取出爪4によって苗をポット部3から取出す際にあっては停止されており、苗をポット部3から取出した後に回転して、ポット部3の横配列方向にポット部3の1ピッチ分だけ苗載せ台85を移動させるように間欠回転するように構成されている。
前記横送り軸97の左右両側には縦送りカム99が固定され、苗載せ台85には左右側板88間に縦送り作動軸100が回転自在に支持され、この縦送り作動軸100には、苗載せ台85が最左端又は最右端にまで移動したときに前記縦送りカム99に係合するホロワが左右一対備えられている。また、縦送り作動軸100はリンク等を介して縦送り駆動軸89の左端側に設けられた縦送り手段101に連動連結されている。
そして、苗載せ台85が左右の端部まで移動したときに、ホロワが縦送りカム99によって押されて縦送り作動軸100が回動し、縦送り手段101が作動されることにより、苗トレイ2を縦送り方向にポット部3の縦配列方向の1ピッチ分だけ移送するように、縦送り駆動軸89が回動される。
これによって、横一列のポット部3からの苗の取出しを終えた時点で、苗トレイ2がポット部3の縦配列方向の1間隔に相当する分、縦送りされるようになっている。
苗トレイ2の苗が取出された後の部分は、駆動スプロケット91に沿って載置板87の下面(後面、背面)側へと折り返されるようになっており、苗載せ台85の傾斜方向下部には、板材によって縦送り駆動軸89の軸心を中心とする円弧状に形成されていて、苗トレイ2を駆動スプロケット91に沿うように案内するガイド板102が、左右両端側及び中央部に取付固定されている。
左右両側のガイド板102には、それぞれ苗トレイ2のポット部3の底部が載置板87から離反する方向に移動するのを防止すべく苗トレイ2正面(上面)の左右側縁側を押さえる押えガイド103が設けられている。この押えガイド103は弾性変形自在な鋼棒材を折曲して形成されており、下部側がガイド板102に取付固定され、中途部が苗トレイ2の上面に接当してこれを弾圧し、上部側は苗トレイ2から離反するように構成されている。
苗載せ台85の上面側左右両側には、前記左右各押えガイド103よりも苗トレイ2の縦送り方向後方側に位置するトレイ押え104が配置されている。このトレイ押え104は、苗トレイ2の、載置面87aから離反する方向に移動するのを規制すべく、苗トレイ2正面の左右側縁側を押さえるものである。
左右各トレイ押え104は、1本のバネ綱からなる線材を折曲して形成され、中途部が苗トレイ2正面の左右側縁側に弾性的に接当する押え部104aと、取付手段47によって側板88に取り付けられる取付部104bと、押え部104aの苗載せ台傾斜方向下端部で苗トレイ2正面に沿って延出状とされた延出部104cと、この延出部104cから外方に突出した当接部104dと、この当接部104dからアーチ状に延設されたつまみ部104eとを有する。
前記取付部104bは、線材の端部を環状に折曲して形成され、取付手段105は、側板88の縁部壁88aと直交状に配置された支持ボルト106を有し、この支持ボルト106は側板88の縁部壁88aの上方に平行状に位置する支持壁107を上方から貫通しており、支持壁107は側板88の外面にボルト固定された支持板108に一体形成されている。
また、支持ボルト106には、下方からバネ受板109、トレイ押え104の取付部104b、ワッシャ110が順次外嵌されると共に、最後にナット111が螺合されていおり、トレイ押え104が支持ボルト106の軸心廻りに回動自在に支持されている。
また、バネ受板109にはアーム部112が支持ボルト106の径方向に突設され、アーム部112の突出端部には、二股状とされてトレイ押え104に係合する係合部112aが形成されていると共に、支持壁107とバネ受板109との間にはコイルバネ113が圧縮状に介在されており、トレイ押え104にほどよい回動作用が付与されていると共に、押え部104aの苗トレイ2正面から離反する方向への移動に対して作用が付与されている。
なお、前記押え部104aは、前記コイルバネ113の付勢力、若しくは、押え部104aと取付部104bとの間の、トレイ押え104自身の弾性的な撓みによる付勢力、又は、それら両者の付勢力によって、苗トレイ2の正面側に押し付けられることにより、該苗トレイ2の正面側に弾性的に接当する。
前記苗載せ台85の左右各トレイ押え104よりさらに上側には、土付き苗5の葉がトレイ押え104に挟み込まれるのを防止する葉ガイド部材115が設けられている。
この葉ガイド部材115はピアノ線(バネ綱)等で両端が丸く形成され、その一端がボルト等の締結具116を介して側板88の外面に固定され、他端(縦送り方向前側)が前記トレイ押え104の押え部104aに嵌合連結されてい 葉ガイド部材115は中途部に側板88の後上部の縁側部88aの上面に略沿うようにZ字(又はS字)状に屈曲されており、この屈曲部115aを境にして一端側は側板88の外面に沿い、他端側は苗トレイ2の側縁に沿っている。
前記側板88は、従動スプロケット92が小径であるため、中途部から後部にかけて前後幅が次第に小さくなっており、後部の縁側部88aの上面は、側面視において苗トレイ2と交差している。
前記屈曲部115aは苗トレイ2のポット部3の高さ方向中途部(又は下部)の高さにあり、この屈曲部115aから縦送り方向前側へ次第に高くなって、取付手段105を越えており、これにより、苗トレイ2の側部のポット部3に植えられている土付き苗5の葉が、苗トレイ2の側縁から外側に垂れ下がっていても、その葉をすくい上げることができ、これによって苗トレイ2の側縁と押え部104aとの間に垂れ下がり葉が挟み込まれるのを防止し、苗の抜き取りミスを防止する。
前記葉ガイド部材115は縦送り方向前側端部をトレイ押え104に着脱自在に嵌合しているが、トレイ押え104の押え部104aに固着又は一体成形してもよく、側板88の後面(縦送り方向後側)に設けて、屈曲部115aのない略直線形状に形成してもよい。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形することができる。例えば、移植機21の移植装置23は、自走式歩行型に構成しているが走行車輛に装着した乗用型にいたり、1条植えの他2条以上の多条植えに構成したりすることができる。
本発明の実施の形態を示す苗取出装置の一部断面平面図である。 同苗取出装置の断面側面図である。 苗取出爪及び爪ガイドの平面図である。 同苗取出爪の側面図である。 同苗取出爪及び爪ガイドの正面図である。 苗取出装置の苗取出爪突き刺し状態の断面側面図である。 移植機の全体側面図である。 同移植機の概略平面図である。 苗トレイ送り装置の一部断面平面図である。 同苗トレイ送り装置の側面図である。 葉ガイド部材の側面図である。 同葉ガイド部材の平面図である。 図9のX−X線断面図である。 従来技術の苗取出装置を示す断面平面図である。 同従来技術の苗取出装置の苗取出爪突き刺し直前の断面側面図である。
符号の説明
1 苗取出装置
2 苗トレイ
3 ポット部
4 苗取出爪
4A 針状部材
4B ヘラ部材
4a 取付基部
4b 弯曲部
5 土付き苗
5a 根鉢部
6 爪ガイド
8 爪支持体
9 保持体
21 移植機

Claims (6)

  1. 苗トレイ(2)におけるポット部(3)内の土付き苗(5)の根鉢部(5a)に対して、互いに離れて位置する一対の苗取出爪(4)を爪間隔を狭めながら前進させて突入し、突き刺してポット部(3)から取出した土付き苗(5)を、爪周囲に位置する爪ガイド(6)を苗取出爪(4)の先端側へ相対移動することにより苗取出爪(4)から離脱可能に構成されており、
    前記左右各苗取出爪(4)は、根鉢部(5a)に対して、その突き刺し部全長が平面的支持作用を与えるべく縦方向又は横方向の少なくとも一方に延びる広幅平面に形成されており、その取付基部(4a)の近傍が左右外方突出状に弯曲形成され、その弯曲部(4b)と先端までの間で前記爪ガイド(6)によって移動案内されていることを特徴とする移植機の苗取出装置。
  2. 苗トレイ(2)におけるポット部(3)内の土付き苗(5)の根鉢部(5a)に対して、互いに離れて位置する一対の苗取出爪(4)を葉の下側からすくい上げながら前進させて突入し、突き刺してポット部(3)から取出した土付き苗(5)を苗取出爪(4)とそれを案内している爪ガイド(6)との相対移動で苗取出爪(4)から離脱可能に構成されており、
    前記左右各苗取出爪(4)は、根鉢部(5a)に対して断面円形より大きい押動作用を与えるべく、断面略円形の針状部材(4A)に縦方向又は横方向の少なくとも一方が広幅のヘラ部材(4B)を取り付けて形成されており、その取付基部(4a)の近傍が左右外方突出状に弯曲形成され、その弯曲部(4b)と先端までの間で前記爪ガイド(6)によって移動案内されていることを特徴とする移植機の苗取出装置。
  3. 苗トレイ(2)におけるポット部(3)内の土付き苗(5)の根鉢部(5a)に対して、互いに離れて位置する一対の苗取出爪(4)を爪間隔を狭めながら前進させて突入し、突き刺した土付き苗(5)をポット部(3)から取出し可能に構成されており、
    前記左右各苗取出爪(4)は、根鉢部(5a)に対して平面的支持作用を与えるべく、突き刺さる部分の全長が縦方向又は横方向の少なくとも一方に延びる広幅平面を有する板材で形成されており、その取付基部(4a)の近傍が左右外方突出状に弯曲形成されていることを特徴とする移植機の苗取出装置。
  4. 前記爪ガイド(6)には苗取出爪(4)の広幅部分を挿通案内する孔(11a)が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の移植機の苗取出装置。
  5. 前記左右苗取出爪(4)は、爪先端が前進するとき互いに近づけられ、ポット部(3)から出るとき持ち上げられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の移植機の苗取出装置。
  6. 前記左右各苗取出爪(4)は、前記広幅部分は略L字状、略I字状又は円弧状のヘラ部材(4B)で形成され、このヘラ部材(4B)が左右略対称に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の移植機の苗取出装置。
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