JP3898200B2 - 移植機の苗取出装置 - Google Patents
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Description
なお、図14、15のその他の機構・部材には、後述する実施の形態で略対応する機構・部材の符号を記してある。
本発明は、苗取出爪を縦方向又は横方向の少なくとも一方が広幅になるように形成して、根鉢部に対して断面円形よりもより大きい支持作用、押動作用を与えるようにして、苗の取出しが確実にできるようにした移植機の苗取出装置を提供することを目的とする。
第1に、苗トレイ2におけるポット部3内の土付き苗5の根鉢部5aに対して、互いに離れて位置する一対の苗取出爪4を爪間隔を狭めながら前進させて突入し、突き刺してポット部3から取出した土付き苗5を、爪周囲に位置する爪ガイド6を苗取出爪4の先端側へ相対移動することにより苗取出爪4から離脱可能に構成されており、
前記左右各苗取出爪4は、根鉢部5aに対して、その突き刺し部全長が平面的支持作用を与えるべく縦方向又は横方向の少なくとも一方に延びる広幅平面に形成されており、その取付基部4aの近傍が左右外方突出状に弯曲形成され、その弯曲部4bと先端までの間で前記爪ガイド6によって移動案内されていることである。
第2に、苗トレイ2におけるポット部3内の土付き苗5の根鉢部5aに対して、互いに離れて位置する一対の苗取出爪4を葉の下側からすくい上げながら前進させて突入し、突き刺してポット部3から取出した土付き苗5を苗取出爪4とそれを案内している爪ガイド6との相対移動で苗取出爪4から離脱可能に構成されており、
前記左右各苗取出爪4は、根鉢部5aに対して断面円形より大きい押動作用を与えるべく、断面略円形の針状部材4Aに縦方向又は横方向の少なくとも一方が広幅のヘラ部材4Bを取り付けて形成されており、その取付基部4aの近傍が左右外方突出状に弯曲形成され、その弯曲部4bと先端までの間で前記爪ガイド6によって移動案内されていることである。
第3に、苗トレイ2におけるポット部3内の土付き苗5の根鉢部5aに対して、互いに離れて位置する一対の苗取出爪4を爪間隔を狭めながら前進させて突入し、突き刺した土付き苗5をポット部3から取出し可能に構成されており、
前記左右各苗取出爪4は、根鉢部5aに対して平面的支持作用を与えるべく、突き刺さる部分の全長が縦方向又は横方向の少なくとも一方に延びる広幅平面を有する板材で形成されており、その取付基部4aの近傍が左右外方突出状に弯曲形成されていることである。
第4に、前記爪ガイド6には苗取出爪4の広幅部分を挿通案内する孔11aが形成されていることである。
これによって、苗取出爪4に広幅部分を形成していても、爪ガイド6の孔11aによって移動を案内し、左右、上下に振れるのを防止する。
これによって、苗取出爪4は土付き苗5を左右から挟みながらかつ持ち上げながらポット部3から取出す。
第6に、前記左右各苗取出爪4は、前記広幅部分は略L字状、略I字状又は円弧状のヘラ部材4Bで形成され、このヘラ部材4Bが左右略対称に配置されていることである。
これによって、苗取出爪4は土付き苗5を左右からさらに強く挟みながらかつ確実に持ち上げながらポット部3から取出す。
図7、8において、移植機21は、走行機体22の後方に移植装置23および操縦ハンドル24を有する歩行型であって、畝Rを跨いでその長手方向に走行しながら、野菜等の植物の土付き苗(ソイルブロック苗)5を畝Rに所定間隔をおいて植付けるものである。
走行機体22は、ミッションケース26の進行方向前部に前方突出状に架台27を取付固定し、この架台27上にエンジン28等を搭載すると共に、左右両側に前輪29および後輪30を備えて主構成されている。
また、左右の車輪伝動軸31の外端側には、軸心回りに上下揺動自在な伝動ケース34が設けられ、この伝動ケース34の下部に後輪30が支持され、車輪伝動軸31から伝動ケース34内のチェーン伝動機構を介して後輪30に動力が伝達されるよう構成されている。
移植フレーム35は前部がミッションケース26に取付固定された主フレーム40と、この主フレーム40の後端側に前端側が固定された前記操縦ハンドル24と、前部が左右の第2PTO軸33に左右軸廻りに回動自在に支持された可動フレーム41とを有している。
植付体36は、可動フレーム42に揺動リンク機構を介して上下揺動自在に支持されている。この揺動リンク機構は第2PTO軸33からの動力によって駆動されて、植付体36が上下方向に長い楕円軌跡を描くように移動し、その運動軌跡の上端側で土付き苗5が供給され、運動軌跡の下端側で植付体36が畝Rに突入するようになっている。
図1〜8において、苗供給装置37は、主フレーム40上に装着されており、土付き苗5が育苗されたポット部3が縦横に多数配設された苗トレイ2を横方向及び縦方向に移送する苗トレイ送り装置42と、この苗トレイ送り装置42上の苗トレイ2から、所定の苗取出位置にて苗取出爪4により土付き苗5を一つずつ取出して、この土付き苗5を植付体36上方まで移送した後にその中に落とし込む苗取出装置1とを有して構成されている。
苗取出爪4は主フレーム40上に取付固定されたギヤケース45に爪動作機構を介して取付支持され、このギヤケース45には、第1PTO軸32からユニバーサルジョイント軸46を介して動力が入力され、ギヤケース45から出力された動力によって爪動作機構を介して苗取出爪4が駆動される。また、ギヤケース45から右方に出力軸47が突出され、この出力軸47によって苗トレイ送り装置42が駆動されるようになっている。
前記爪動作機構10は、苗トレイ2と植付体36との間で苗取出爪4を姿勢変更しながら往復動作させるものであり、主フレーム40上に固定された支持フレーム14を備え、この支持フレーム14には、第2PTO軸33からの回転動力によって、図6において反時計回りに回転駆動されるクランク体52が回動軸51に設けられている。このクランク体52にはクランクピン53が側方に突設されていると共に、クランク体52と同軸心として駆動カム62が備えられている。
前記溝カム55は中央の円弧部の両端に、逆円弧部と直線部とを連続形成した形状であり、揺動アーム54の上部には保持体9がピン54Bを介して枢結されている。この保持体9はピン54Bを設けた部位が筒形状に形成されており、この筒状部には、軸方向移動自在にパイプ製の爪支持体8が挿通案内されて、この爪支持体8は苗トレイ送り装置42の苗トレイ2に向かって出退可能とされている。この爪支持体8の先端部に、ポット部3内の土付き苗5に斜め方向から突き刺される一対の苗取出爪4が取付けられている。
前記ガイド板59は突出腕の先端に転動ローラ61を有し、この転動ローラ61は駆動カム62上に当接されていて、駆動カム62の反時計方向の回転によりガイド板59をピン58を中心として揺動可能にしている。
ピン58を中心とするガイド板59の揺動は、苗取出爪4がポット部3に向って進出するときは、突入開始点の手前から、土付き苗5の葉を下側からすくい込むように、苗取出爪4の先端をピン54Bの廻りで首振りするようにしていると共に、揺動アーム54の揺動角度に応じた保持体9の姿勢(特に、揺動アーム54に対する保持体9の相対角度)を規制している。
爪支持体8の外周には、その基端部に設けた基体65と保持体9の筒状部との間に、爪支持体8を後退する方向に付勢するコイルスプリング66が介装されており、爪支持体8の前端部には爪取り付け具67が嵌合固定されている。
前記左右各苗取出爪4は、断面略円形の針状部材4Aに断面略L字状のヘラ部材4Bを取り付けたものであり、その取付基部4aの近傍を左右外方突出状に弯曲して弯曲部4bを形成しおり、針状部材4Aとヘラ部材4Bの先端は一体で切断して形成された尖端となっている。
前記左右各苗取出爪4は、ヘラ部材4Bを1枚の細い帯板(断面I形状)で形成し、針状部材4Aの下側又は外側のどちらか一方に固着してもよく、前記1枚の細い帯板を針状部材4Aの下側から外側に延びるように斜めに固着すると、横方向にも縦方向にも広幅な部分を形成することもできる。
前記ヘラ部材4Bの針状部材4Aの下側部分(横方向に広幅)は、土付き苗5の根鉢部5aに突き刺さると、根鉢部5aを下側から担持することになり、根鉢部5aに対する支持作用の増大により、断面円形の場合よりも土付き苗5が苗取出爪4から抜け落ちることがなくなる。従って、土付き苗5における根張りが悪くても、苗の取出しが確実にでき、植え付け後の補植や修正作業を軽減できるようになる。
前記保持体9の下端部には、押出リンク68がピン69を介して回動自在に枢結されている。この押出リンク68の先端部には長溝(又は長孔)70が形成され、爪取り付け具67の突出腕に設けたピン71と係合されている。
6は前記爪支持体8、基体65及び爪取り付け具67に長手方向摺動自在に挿入された爪ガイドであり、丸棒等で形成されていて、その前端にガイド部11を形成する部材が両苗取出爪4に跨がって装着され、後端に側面視L字板状の作動部材76が装着され、中途部に止め具77が固着され、この止め具77と基体65との間にスプリング78が嵌装されている。
従って、苗取出爪4と爪ガイド6とが相対移動すると苗取出爪4の爪先端間距離Lが変化する。即ち、ガイド部11が苗取出爪4の先端側に位置するとき、爪先端間距離Lは最も広く、この状態からガイド部11を不動にしておいて苗取出爪4を突出していくと、苗取出爪4の基部4a側はガイド部11に近づき、爪先端間距離Lは次第に狭くなる。
また、前記苗取出爪4で土付き苗5を取出した状態で、爪ガイド6のガイド部11を苗取出爪4の基部側に位置する状態から先端側へ移動すると、爪先端間距離Lは狭い状態から広くなり、これと平行にガイド部11が土付き苗5と当接して苗取出爪4から押し出す作用をする。このとき、土付き苗5に対して苗取出爪4の先端は、突入した軌道と略同一軌道で抜けることになり、突入時も離脱時も土付き苗5の損傷を最小限に抑える。
苗取出爪4はヘラ部材4Bによって広幅部分を形成していても、ヘラ部材4Bも爪ガイド6の孔11aによって移動が案内されているので、前進後退時に左右、上下に振れるのが防止される。
前記保持体9、クランク体52、駆動カム62、揺動アーム54、ガイド板59及び押出リンク68等から爪ガイド6及び爪支持体8等を支持し、苗トレイ2のポット部3に向く苗取出し姿勢から植付体36に向く略下向きの苗離脱姿勢まで姿勢変更しながら移動し、苗取出し姿勢で土付き苗5を取出し、苗離脱姿勢で土付き苗5を落下する動作を行わせる爪動作機構10が構成されている。
図7〜13において、苗トレイ送り装置42は、苗トレイ2を載置して移送する苗載せ台85を備えている。この苗載せ台85は、左右方向に配置されてハンドル24に固定された前後一対のガイドレール86に左右方向移動自在に支持されている。
左右側板88間の、苗載せ台傾斜方向下部には、縦送り駆動軸89が左右方向に配置されて設けられており、左右側板88間の、苗載せ台傾斜方向上部には、縦送り従動軸90が左右方向に配置されて設けられており、駆動軸89には、左右各側板88の内面側に位置する左右一対の駆動スプロケット91が固定され、従動軸90には、左右各側板88の内面側に位置する左右一対の従動スプロケット92が固定されている。
また、前記左右各側板88の縁部には、左右方向内方に折曲されてチェーン93及びスプロケット91,92の外方を覆う縁部壁88aが形成されている。
前記苗載せ台85の左右方向両側方に配置されてハンドル24に取付支持された左右軸受部材96間には、左右側板88を貫通すると共に同ピッチで切られた左右ネジの谷部を結合した特殊ネジ(ナピヤネジ)が形成された横送り軸97が左右軸廻り回転自在に支持され、この横送り軸97には、その軸上の特殊ネジに係合すると共に苗載せ台85に連結されたスライダが外嵌されている。
前記横送り軸97は、苗取出爪4によって苗をポット部3から取出す際にあっては停止されており、苗をポット部3から取出した後に回転して、ポット部3の横配列方向にポット部3の1ピッチ分だけ苗載せ台85を移動させるように間欠回転するように構成されている。
そして、苗載せ台85が左右の端部まで移動したときに、ホロワが縦送りカム99によって押されて縦送り作動軸100が回動し、縦送り手段101が作動されることにより、苗トレイ2を縦送り方向にポット部3の縦配列方向の1ピッチ分だけ移送するように、縦送り駆動軸89が回動される。
苗トレイ2の苗が取出された後の部分は、駆動スプロケット91に沿って載置板87の下面(後面、背面)側へと折り返されるようになっており、苗載せ台85の傾斜方向下部には、板材によって縦送り駆動軸89の軸心を中心とする円弧状に形成されていて、苗トレイ2を駆動スプロケット91に沿うように案内するガイド板102が、左右両端側及び中央部に取付固定されている。
苗載せ台85の上面側左右両側には、前記左右各押えガイド103よりも苗トレイ2の縦送り方向後方側に位置するトレイ押え104が配置されている。このトレイ押え104は、苗トレイ2の、載置面87aから離反する方向に移動するのを規制すべく、苗トレイ2正面の左右側縁側を押さえるものである。
前記取付部104bは、線材の端部を環状に折曲して形成され、取付手段105は、側板88の縁部壁88aと直交状に配置された支持ボルト106を有し、この支持ボルト106は側板88の縁部壁88aの上方に平行状に位置する支持壁107を上方から貫通しており、支持壁107は側板88の外面にボルト固定された支持板108に一体形成されている。
また、バネ受板109にはアーム部112が支持ボルト106の径方向に突設され、アーム部112の突出端部には、二股状とされてトレイ押え104に係合する係合部112aが形成されていると共に、支持壁107とバネ受板109との間にはコイルバネ113が圧縮状に介在されており、トレイ押え104にほどよい回動作用が付与されていると共に、押え部104aの苗トレイ2正面から離反する方向への移動に対して作用が付与されている。
前記苗載せ台85の左右各トレイ押え104よりさらに上側には、土付き苗5の葉がトレイ押え104に挟み込まれるのを防止する葉ガイド部材115が設けられている。
この葉ガイド部材115はピアノ線(バネ綱)等で両端が丸く形成され、その一端がボルト等の締結具116を介して側板88の外面に固定され、他端(縦送り方向前側)が前記トレイ押え104の押え部104aに嵌合連結されてい 葉ガイド部材115は中途部に側板88の後上部の縁側部88aの上面に略沿うようにZ字(又はS字)状に屈曲されており、この屈曲部115aを境にして一端側は側板88の外面に沿い、他端側は苗トレイ2の側縁に沿っている。
前記屈曲部115aは苗トレイ2のポット部3の高さ方向中途部(又は下部)の高さにあり、この屈曲部115aから縦送り方向前側へ次第に高くなって、取付手段105を越えており、これにより、苗トレイ2の側部のポット部3に植えられている土付き苗5の葉が、苗トレイ2の側縁から外側に垂れ下がっていても、その葉をすくい上げることができ、これによって苗トレイ2の側縁と押え部104aとの間に垂れ下がり葉が挟み込まれるのを防止し、苗の抜き取りミスを防止する。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形することができる。例えば、移植機21の移植装置23は、自走式歩行型に構成しているが走行車輛に装着した乗用型にいたり、1条植えの他2条以上の多条植えに構成したりすることができる。
2 苗トレイ
3 ポット部
4 苗取出爪
4A 針状部材
4B ヘラ部材
4a 取付基部
4b 弯曲部
5 土付き苗
5a 根鉢部
6 爪ガイド
8 爪支持体
9 保持体
21 移植機
Claims (6)
- 苗トレイ(2)におけるポット部(3)内の土付き苗(5)の根鉢部(5a)に対して、互いに離れて位置する一対の苗取出爪(4)を爪間隔を狭めながら前進させて突入し、突き刺してポット部(3)から取出した土付き苗(5)を、爪周囲に位置する爪ガイド(6)を苗取出爪(4)の先端側へ相対移動することにより苗取出爪(4)から離脱可能に構成されており、
前記左右各苗取出爪(4)は、根鉢部(5a)に対して、その突き刺し部全長が平面的支持作用を与えるべく縦方向又は横方向の少なくとも一方に延びる広幅平面に形成されており、その取付基部(4a)の近傍が左右外方突出状に弯曲形成され、その弯曲部(4b)と先端までの間で前記爪ガイド(6)によって移動案内されていることを特徴とする移植機の苗取出装置。 - 苗トレイ(2)におけるポット部(3)内の土付き苗(5)の根鉢部(5a)に対して、互いに離れて位置する一対の苗取出爪(4)を葉の下側からすくい上げながら前進させて突入し、突き刺してポット部(3)から取出した土付き苗(5)を苗取出爪(4)とそれを案内している爪ガイド(6)との相対移動で苗取出爪(4)から離脱可能に構成されており、
前記左右各苗取出爪(4)は、根鉢部(5a)に対して断面円形より大きい押動作用を与えるべく、断面略円形の針状部材(4A)に縦方向又は横方向の少なくとも一方が広幅のヘラ部材(4B)を取り付けて形成されており、その取付基部(4a)の近傍が左右外方突出状に弯曲形成され、その弯曲部(4b)と先端までの間で前記爪ガイド(6)によって移動案内されていることを特徴とする移植機の苗取出装置。 - 苗トレイ(2)におけるポット部(3)内の土付き苗(5)の根鉢部(5a)に対して、互いに離れて位置する一対の苗取出爪(4)を爪間隔を狭めながら前進させて突入し、突き刺した土付き苗(5)をポット部(3)から取出し可能に構成されており、
前記左右各苗取出爪(4)は、根鉢部(5a)に対して平面的支持作用を与えるべく、突き刺さる部分の全長が縦方向又は横方向の少なくとも一方に延びる広幅平面を有する板材で形成されており、その取付基部(4a)の近傍が左右外方突出状に弯曲形成されていることを特徴とする移植機の苗取出装置。 - 前記爪ガイド(6)には苗取出爪(4)の広幅部分を挿通案内する孔(11a)が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の移植機の苗取出装置。
- 前記左右苗取出爪(4)は、爪先端が前進するとき互いに近づけられ、ポット部(3)から出るとき持ち上げられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の移植機の苗取出装置。
- 前記左右各苗取出爪(4)は、前記広幅部分は略L字状、略I字状又は円弧状のヘラ部材(4B)で形成され、このヘラ部材(4B)が左右略対称に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の移植機の苗取出装置。
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