JP6859608B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、ロール紙のような連続紙を使用する画像形成装置において、連続紙を給紙する給紙部と、連続紙を巻き取る巻取部と、給紙部から巻取部まで搬送される連続紙に対して画像形成を行う画像形成部と、を備えたものが知られている。
このような画像形成装置では、1ジョブ毎に、装置を基準状態に戻すとともに、劣化した現像剤を入れ替えるためトナーを吐き出す調整処理が行われているが、その間にも連続紙は搬送方向に沿って移動しているので、ジョブとジョブとの間に無駄な空白部分(ヤレ)が入ってしまう。
これに対して、ジョブ間の無駄紙の発生を低減させることを目的として、第1のジョブの次の第2のジョブのモードに応じて、ジョブ間に余白を設けるか否かを決定する制御装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2015−212051号公報
ところで、連続紙を使用する画像形成装置においては、実行されるジョブに対して、どの程度用紙が消費されるのかをユーザーが事前に把握することは困難であった。
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、連続紙に対して画像を形成する画像形成装置において、ジョブの実行に伴う連続紙の使用予定に関する情報を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、連続紙を搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される連続紙に対して画像を形成する画像形成部と、実行対象とするジョブを選択するためのジョブ選択部と、前記ジョブ選択部により実行対象とするジョブが複数選択された場合、選択された複数のジョブの実行に要する前記連続紙の搬送方向における長さである画像形成距離を算出する制御部と、を備え、前記制御部は、前記総画像形成距離と、出力指示手段とを表示部の同一画面内に表示させ、前記出力指示手段による出力指示により前記選択された複数のジョブを実行させる画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置2において、前記制御部は、予め設定されているジョブ間空白距離を用いて前記総画像形成距離を算出する画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像形成装置において、前記ジョブ間空白距離を変更するための設定変更部を備える。
請求項に記載の発明は、請求項2又は3に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記ジョブ間空白距離を前記表示部に表示させる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記ジョブ間空白距離が表示されている画面上に、前記ジョブ間空白距離の設定画面へ直接移行するための操作ボタンを表示させる。
請求項に記載の発明は、請求項2から5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記選択された複数のジョブに対して、当該複数のジョブを連続して実行するか否かを指定するための指定部を備え、前記制御部は、前記複数のジョブを連続して実行することが指定されている場合に、予め設定されている第1のジョブ間空白距離を用いて前記総画像形成距離を算出し、前記複数のジョブを連続して実行することが指定されていない場合に、予め設定されている前記第1のジョブ間空白距離より長い第2のジョブ間空白距離を用いて前記総画像形成距離を算出する。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記選択された複数のジョブの実行後の前記連続紙の残りの距離を前記表示部に表示させる。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記画像形成部は、電子写真方式で画像を形成するものであり、前記制御部は、前記画像形成部において、劣化した現像剤を入れ替えるためにトナーを吐き出す処理を行い、トナーを吐き出す処理までの画像形成に対応する前記連続紙の距離を前記表示部に表示させる。
請求項に記載の発明は、請求項1からのいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記表示部の表示の切り替えを指示するための切替指示部を備え、前記制御部は、前記切替指示部により表示の切り替えが指示された場合に、前記画像形成距離に代えて、当該画像形成距離に対応する画像数を前記表示部に表示させる。
請求項10に記載の発明は、請求項1からのいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記連続紙の搬送方向における距離を軸にとって、当該軸上に前記選択された複数のジョブの実行予定を当該ジョブに対応する画像形成距離に相当する長さで前記表示部に表示させる。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の画像形成装置において、前記ジョブ選択部により実行対象とするジョブとして複数のジョブが選択された場合に、前記制御部は、前記軸上に前記選択された複数のジョブ毎の実行予定を当該ジョブに対応する画像形成距離に相当する長さで前記表示部に表示させる。
請求項12に記載の発明は、請求項10又は11に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記軸上に前記選択された複数のジョブの実行後の前記連続紙の残りの距離を認識可能に前記表示部に表示させる。
請求項13に記載の発明は、請求項10から12のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記画像形成部は、電子写真方式で画像を形成するものであり、前記制御部は、前記画像形成部において、劣化した現像剤を入れ替えるためにトナーを吐き出す処理を行い、前記軸上にトナーを吐き出す処理までの画像形成に対応する前記連続紙の距離を認識可能に前記表示部に表示させる。
請求項14に記載の発明は、請求項10から13のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記選択された複数のジョブの実行予定を、ジョブを選択するためのジョブリストと同一画面内に表示させる。
本発明によれば、連続紙に対して画像を形成する画像形成装置において、ジョブの実行に伴う連続紙の使用予定に関する情報を提供することができる。
本発明の実施の形態における画像形成システムの概略構成図である。 画像形成システムの制御構成を示す機能ブロック図である。 単数ジョブが選択された場合の出力イメージを示す図である。 複数ジョブが選択された場合の出力イメージを示す図である。 連続ジョブが選択された場合の出力イメージを示す図である。 ジョブリスト画面の表示例である。 ジョブ間空白距離設定画面の表示例である。 (a)は、ジョブリスト画面のジョブ実行予定表示領域の拡大図である。(b)は、ジョブ実行予定表示領域を画像数による表示に切り替えた場合の表示例である。 ジョブリスト画面の他の表示例である。 ジョブスケジュール表示処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
まず、本実施の形態における画像形成システムの構成について説明する。
図1に、画像形成システム1の概略構成を示す。
画像形成システム1は、連続紙(ロール紙)Pを記録媒体として使用し、この連続紙P上に画像を形成するシステムである。
図1に示すように、画像形成システム1は、連続紙Pの搬送方向に沿って上流側から、給紙装置10、給紙調整装置20、画像形成装置30、巻取調整装置40、巻取装置50が接続されて構成される。
給紙装置10は、連続紙Pを画像形成装置30へ給紙する装置である。給紙装置10の筐体内では、図1に示すように、ロール状の連続紙Pが支持軸に巻回されて回転可能に保持される。給紙装置10では、支持軸に巻回された連続紙Pは、複数のローラーを経由して、一定の速度で外部へ搬送される。また、図1には、一の連続紙Pしか示されていないが、複数の連続紙Pが保持されていてもよい。
給紙調整装置20は、連続紙Pの搬送方向において、給紙装置10の下流側、且つ、画像形成装置30の上流側に設置される。給紙調整装置20は、給紙装置10から搬送された連続紙Pを、画像形成装置30へと搬送する装置であって、給紙装置10での連続紙Pの搬送速度と、画像形成装置30での連続紙Pの搬送速度との速度差を吸収するために、連続紙Pをたるませて保持し、画像形成装置30への連続紙Pの給紙を調整する。
画像形成装置30は、連続紙Pに画像を形成する機能を有する装置である。画像形成装置30は、連続紙Pの搬送方向において、給紙調整装置20の下流側、且つ、巻取調整装置40の上流側に設置される。
巻取調整装置40は、連続紙Pの搬送方向において、画像形成装置30の下流側、且つ、巻取装置50の上流側に設置される。巻取調整装置40は、画像形成装置30から搬送された連続紙Pを、巻取装置50へと搬送する装置であって、画像形成装置30での連続紙Pの搬送速度と、巻取装置50での連続紙Pの搬送速度との速度差を吸収するために、連続紙Pをたるませて保持し、画像形成装置30からの連続紙Pの排紙を調整する。
巻取装置50は、巻取調整装置40を経て画像形成装置30から搬送されてきた連続紙Pを巻き取る装置である。巻取装置50の筐体内では、図1に示すように、連続紙Pが支持軸に巻回されてロール状に保持される。巻取装置50では、巻取調整装置40から搬送されてきた連続紙Pは、複数のローラーを経由して、一定の速度で支持軸に巻き取られる。
次に、画像形成装置30の構成について詳細に説明する。
図2は、画像形成システム1の制御構成を示す機能ブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置30は、用紙搬送部31と、画像形成部32と、定着部33と、操作表示部34と、制御部35と、記憶部36と、を備える。
用紙搬送部31は、画像形成装置30内部の連続紙Pの搬送機構であり、例えば、複数のローラーによって、給紙調整装置20から搬送された連続紙Pを、画像形成部32へ搬送し、画像形成部32及び定着部33を通過した連続紙Pを、巻取調整装置40へと搬送する。
画像形成部32は、用紙搬送部31により搬送される連続紙Pに対して画像を形成する。
画像形成部32は、電子写真方式によってトナー像を形成し、連続紙Pに転写する。画像形成部32は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色成分に対応する4組の露光部321、感光体322及び現像部323と、中間転写ベルト324と、転写ローラー325と、を備えている(図1参照)。
露光部321は、帯電された感光体322上にレーザー光を照射、露光して感光体322上に静電潜像を形成する。現像部323は、露光された感光体322上に現像ローラーにより所定の色(Y、M、C、K)のトナーを供給して、感光体322上に形成された静電潜像を現像する。
Y、M、C、Kの各色に対応する感光体322上に形成された各色のトナー像(単色画像)は、中間転写ベルト324上に逐次転写され、各色の層が重畳されたトナー像(カラー画像)が形成される。中間転写ベルト324は、複数のローラーにより巻回された無端ベルトである。そして、トナーと逆極性のバイアス電圧が転写ローラー325に印加されることにより、中間転写ベルト324上に形成されたトナー像が連続紙P上に転写される。
定着部33は、連続紙P上に転写されたトナー像を定着させる。
定着部33は、連続紙Pを挟持するための、加熱ローラー331及び加圧ローラー332からなる一対のローラーを備えている(図1参照)。
加熱ローラー331は、加熱源であるヒーターによって所定の温度に加熱される。
加圧ローラー332は、図示しない弾性部材によって加熱ローラー331へ向かって付勢されている。トナー像が転写された連続紙Pは、加熱ローラー331と加圧ローラー332とのニップ部を通ることにより熱と圧力が加えられ、トナー像が連続紙P上に溶融定着される。
操作表示部34は、表示画面上に各種情報の表示を行う表示部34aと、ユーザーによる各種指示の入力に使用される操作部34bと、を備える。操作部34bは、表示部34aの表示画面上を覆うように形成されたタッチパネルを含む構成であってもよい。
操作部34bは、例えば、実行対象とするジョブを選択する際、ジョブ間空白距離を変更する際、選択された複数のジョブに対して、当該複数のジョブを連続して実行するか否かを指定する際、表示部34aの表示の切り替えを指示する際に用いられる。すなわち、操作部34bは、ジョブ選択部、設定変更部、指定部、切替指示部として機能する。
表示部34aは、画像形成距離、総画像形成距離、ジョブ間空白距離等を表示する。
制御部35は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。制御部35のCPUは、記憶部36に記憶されているシステムプログラムや処理プログラム等の各種プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って、各種処理を実行する。
記憶部36は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリー等で構成されている。
記憶部36には、制御部35で実行されるシステムプログラムや処理プログラムを始めとする各種プログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータが記憶されている。例えば、記憶部36には、第1のジョブ間空白距離、第2のジョブ間空白距離、連続画像形成上限距離等が記憶されている。
制御部35は、選択されたジョブの実行に要する連続紙Pの搬送方向における長さである画像形成距離を算出し、当該算出された画像形成距離を表示部34aに表示させる。
図3に、一つのジョブ(単数ジョブ)が選択された場合の出力イメージを示す。
外部機器から受信したジョブ情報には、ジョブに含まれる画像毎の連続紙Pの搬送方向における画像の長さ(画像長)と、部数と、が含まれる。
単数ジョブの画像形成距離は、ジョブ中の1部当たりの画像数をm、部数をn、i番目の画像の画像長をL、画像間隔をa(1mm等)として、以下のように求められる。
画像形成距離=(L+a+L+a+・・・+L)+a
+(L+a+L+a+・・・+L)+a
+・・・
+(L+a+L+a+・・・+L
=(L+L+・・・+L)×n+a×(m×n−1)
なお、ここでは、同一部内における画像と画像の間隔と、異なる部間の画像と画像の間隔について、同じ値(画像間隔a)を用いたが、画像形成距離を算出する際に、同一部内における画像間の間隔と、異なる部間の間隔とで異なる値を用いることとしてもよい。
実行対象とするジョブとして複数のジョブが選択された場合に、制御部35は、選択された複数のジョブの実行に要する連続紙Pの搬送方向における長さである総画像形成距離を算出し、当該算出された総画像形成距離を表示部34aに表示させる。
この際、制御部35は、予め設定されているジョブ間空白距離を用いて総画像形成距離を算出する。
制御部35は、複数のジョブを連続して実行することが指定されている場合(連続ジョブ)に、予め設定されている第1のジョブ間空白距離を用いて総画像形成距離を算出し、複数のジョブを連続して実行することが指定されていない場合(複数ジョブ)に、予め設定されている第2のジョブ間空白距離を用いて総画像形成距離を算出する。第2のジョブ間空白距離は、第1のジョブ間空白距離より長い。
「複数のジョブを連続して実行する」とは、1ジョブ毎に画像形成装置30を停止させることなく、あたかも一繋がりのジョブを実行するように、複数のジョブを実行することをいう。「複数のジョブを連続して実行する」場合には、1ジョブ毎に装置を基準状態に戻す動作を行わず、1ジョブ毎に調整処理も挿入されない。
図4に、複数ジョブが選択された場合の出力イメージを示す。
複数ジョブの総画像形成距離は、複数ジョブに含まれるジョブ数をh、j番目のジョブの画像形成距離をK、機械停止による空白距離(第2のジョブ間空白距離。例えば、4〜5m)をbとして、以下のように求められる。
総画像形成距離=K+b+K+b+・・・+b+K
=(K+K+・・・+K)+b×(h−1)
機械停止時には、定着部33の温度を下げる等、画像形成装置30が基準状態に戻されるとともに、調整処理が行われる。
図5に、連続ジョブが選択された場合の出力イメージを示す。
連続ジョブの総画像形成距離は、連続ジョブに含まれるジョブ数をh、j番目のジョブの画像形成距離をK、ユーザーが指定したジョブ間空白距離(第1のジョブ間空白距離。例えば、2m)をc(c<b)として、以下のように求められる。
総画像形成距離=K+c+K+c+・・・+c+K
=(K+K+・・・+K)+c×(h−1)
制御部35は、ジョブ間空白距離を表示部34aに表示させる。
制御部35は、ジョブ間空白距離が表示されている画面(図6に示すジョブリスト画面341等)上に、ジョブ間空白距離の設定画面(図7参照)へ直接移行するための操作ボタン(連続ジョブ間空白距離設定ボタンB1)を表示させる。
制御部35は、選択されたジョブの実行後の連続紙Pの残りの距離を表示部34aに表示させる。
制御部35は、所定のタイミングで連続紙Pの搬送を伴う調整を実行する。すなわち、制御部35は、調整部として機能する。ここで、調整は、画像形成部32において、現像部323内のトナーを消費するものであり、劣化した現像剤を入れ替えるためにトナーを吐き出し、パッチ画像を中間転写ベルト324上に形成する処理である。所定のタイミングとして、予め連続画像形成上限距離(例えば、300m)が定められている。制御部35は、調整後、連続紙Pに対して連続画像形成上限距離だけ画像形成が行われた場合に、調整を行う。調整が行われると、画像形成距離を累積するための調整用のカウンターがリセットされる。
また、単数ジョブの場合及び通常の複数ジョブの場合には、制御部35は、ジョブが終了する毎に調整を行う。連続ジョブが指定されている場合には、制御部35は、連続ジョブに含まれる各ジョブの終了時の調整を省略し、連続画像形成上限距離だけ画像形成が終了する毎に、調整を行う。
制御部35は、所定のタイミング(調整タイミング)までの画像形成に対応する連続紙Pの距離を表示部34aに表示させる。
制御部35は、表示部34aの表示の切り替えが指示された場合に、画像形成距離に代えて、当該画像形成距離に対応する画像数を表示部34aに表示させる。
制御部35は、連続紙Pの搬送方向における距離を軸にとって、当該軸上に、選択されたジョブの実行予定を当該ジョブに対応する画像形成距離に相当する長さで表示部34aに表示させる。
実行対象とするジョブとして複数のジョブが選択された場合に、制御部35は、軸上に、選択されたジョブ毎の実行予定を当該ジョブに対応する画像形成距離に相当する長さで表示部34aに表示させる。
制御部35は、選択されたジョブの実行予定を、ジョブを選択するためのジョブリストと同一画面内に表示させる。
制御部35は、軸上に、選択されたジョブの実行後の連続紙Pの残りの距離を認識可能に表示部34aに表示させる。
制御部35は、軸上に、所定のタイミングまでの画像形成に対応する連続紙Pの距離を認識可能に表示部34aに表示させる。
図6に、表示部34aに表示されるジョブリスト画面341の表示例を示す。
ジョブリスト画面341には、一時保存ジョブリスト表示領域61、選択ジョブ表示領域62、ジョブ実行予定表示領域63、連続ジョブ間空白距離表示領域64、連続紙総距離表示領域65、ジョブ後残距離表示領域66、調整までの距離表示領域67、総画像形成距離表示領域68、連続ジョブ間空白距離設定ボタンB1、複数選択ボタンB2、画像数表示ボタンB3、連続ジョブチェックボックスC1等が含まれる。
一時保存ジョブリスト表示領域61には、一時保存ジョブのジョブ情報が、投入された順に一覧表示される。一時保存ジョブとは、画像形成装置30に対して画像形成指示が送信されたジョブのうち、待機状態のジョブである。ジョブ情報には、ファイル名、ユーザー名、最終更新日時、画像数、部数等が含まれる。
選択ジョブ表示領域62には、一時保存ジョブリスト表示領域61に一覧表示されたジョブのうち、ユーザーが選択したジョブのファイル名が選択順に表示される。選択ジョブ表示領域62において、用紙不足により実行できないジョブについては、その旨を示すマーク69が表示される。
ジョブ実行予定表示領域63には、連続紙Pの搬送方向における距離を軸にとって、当該軸上に選択されたジョブの実行予定が当該ジョブに対応する画像形成距離に相当する長さで表示される(スケール表示)。
連続ジョブ間空白距離表示領域64には、ジョブ間空白距離設定画面342(図7参照)において設定されたジョブ間空白距離が表示される。
連続紙総距離表示領域65には、連続紙Pの総距離(連続紙Pの搬送方向における長さの初期値から使用済み距離を減算した値)が表示される。
ジョブ後残距離表示領域66には、選択されたジョブの実行後の連続紙Pの残りの距離が表示される。
調整までの距離表示領域67には、調整タイミングまでの画像形成に対応する連続紙Pの距離が表示される。
総画像形成距離表示領域68には、複数のジョブが選択されている場合には総画像形成距離が表示され、一つのジョブが選択されている場合には画像形成距離が表示される。
連続ジョブ間空白距離設定ボタンB1は、連続ジョブにおけるジョブ間空白距離(第1のジョブ間空白距離)を設定するためのボタンである。ユーザーが操作部34bからの操作により連続ジョブ間空白距離設定ボタンB1を押下すると、制御部35は、表示部34aにジョブ間空白距離設定画面342(図7参照)を表示させる。
複数選択ボタンB2は、一時保存ジョブリスト表示領域61に表示されている一時保存ジョブの中から複数のジョブを選択する際に押下されるボタンである。
連続ジョブチェックボックスC1は、複数のジョブが選択される場合に、これら複数のジョブを連続して実行するか否かを指定する際に用いられる。複数のジョブを連続して実行する場合には、ユーザーは、操作部34bからの操作により、連続ジョブチェックボックスC1にチェックを入れる。
画像数表示ボタンB3は、ジョブ実行予定表示領域63に表示されるジョブの実行予定に対応する数値について、距離による表示と、画像数による表示と、を切り替えるためのボタンである。画像数表示ボタンB3はトグルボタンとなっており、距離による表示時に押下されると、画像数による表示に切り替わるとともに、画像数表示ボタンB3は距離表示ボタンに変化する。一方、画像数による表示時に距離表示ボタンが押下されると、距離による表示に切り替わるとともに、距離表示ボタンは画像数表示ボタンB3に変化する。
図7に、ジョブ間空白距離設定画面342の表示例を示す。
ジョブ間空白距離設定画面342には、数字入力キー群71、入力値表示領域72、現在値表示領域73、セットボタンB11、前画面ボタンB12等が含まれる。
数字入力キー群71は、連続ジョブのジョブ間空白距離(数値)を入力するためのキーである。
入力値表示領域72には、数字入力キー群71から入力された数値が表示される。
セットボタンB11は、入力された数値を確定させるためのボタンである。
現在値表示領域73には、現在設定されているジョブ間空白距離の値が表示される。数字入力キー群71から入力された数値が入力値表示領域72に表示された状態で、セットボタンB11が押下されると、入力された数値が現在値表示領域73に反映されるとともに、新たなジョブ間空白距離(第1のジョブ間空白距離)として記憶部36に記憶される。
前画面ボタンB12は、前画面(ジョブリスト画面341)に遷移するためのボタンである。ユーザーが操作部34bからの操作により前画面ボタンB12を押下すると、制御部35は、表示部34aにジョブリスト画面341を表示させる。
図6に示すように、ジョブリスト画面341において、連続ジョブチェックボックスC1にチェックが入っている場合には、複数選択されたジョブが連続ジョブとして処理される。連続ジョブに含まれる各ジョブ間には、ジョブ間空白距離設定画面342で設定されたジョブ間空白距離が挿入される。
図8(a)は、図6に示すジョブリスト画面341のジョブ実行予定表示領域63の拡大図である。ジョブ実行予定表示領域63には、連続紙Pの搬送方向における距離を軸にとって、当該軸上に選択されたジョブの実行予定が、当該ジョブに対応する画像形成距離に相当する長さで表示部34aに表示される。
図8(a)に示す例では、1番目のジョブ(137.2m)及び2番目のジョブ(40m)を実行しても、連続画像形成上限距離(300m)には達しないから、1番目のジョブ及び2番目のジョブに相当する実行予定は、第1の色(例えば、青色等)で表示される。
1番目のジョブと2番目のジョブとの間、2番目のジョブと3番目のジョブとの間、3番目のジョブと4番目のジョブとの間は、ジョブ間空白距離の分だけ、第2の色(例えば、薄い青色等)で表示される。
3番目のジョブの途中(132.8mのうち102.8m分の画像形成が終了した時点)で連続画像形成上限距離(300m)に達することから、3番目のジョブに相当する実行予定は、第3の色(例えば、黄色等)で表示される。
また、3番目のジョブの途中で挿入される調整処理に相当する距離(調整用距離)については、第4の色(例えば、薄い黄色等)で表示される。
4番目のジョブは、用紙不足により実行することができないため、第5の色(例えば、赤色等)で表示される。
図6に示すジョブリスト画面341において、画像数表示ボタンB3が押下されると、図8(b)に示すように、ジョブ実行予定表示領域63における表示が画像数単位に切り替えられる。具体的には、1番目のジョブの実行予定として「1500」という画像数が表示され、2番目のジョブの実行予定として「500」という画像数が表示される。また、3番目のジョブの途中(400個の画像のうち310個分の画像形成が終了した時点)で連続画像形成上限距離に達することが示される。なお、ここでは、目盛りについては、距離表示のままにしている。また、色分けについては、図8(a)と同様である。
画像形成距離を画像数に換算するにあたり、実行対象の各ジョブについて、ジョブに含まれる全ての画像について画像形成が可能である場合には、当該ジョブにおける画像形成予定画像数を算出する。例えば、ジョブ中の1部当たりの画像数がm、部数がnの場合には、画像数はm×nである。
ジョブの途中で調整が入る場合には、調整前の画像形成距離から調整前の画像数を算出し、調整後の画像形成距離から調整後の画像数を算出する。
図9は、選択した全てのジョブを実行可能な場合のジョブリスト画面343の表示例である。ジョブリスト画面343内の符号については、図6と同様である。例えば、総画像形成距離表示領域68には、選択された三つのジョブの総画像形成距離として、「350m」が表示される。ジョブ後残距離表示領域66には、連続紙総距離表示領域65に表示されている連続紙総距離「430m」から総画像形成距離「350m」を引いた「80m」が表示される。
次に、画像形成システム1における動作について説明する。
図10は、ジョブスケジュール表示処理を示すフローチャートである。
まず、制御部35は、表示部34aに表示されているジョブリスト画面において、ユーザーの操作部34bからの操作により、実行対象とするジョブの選択、連続ジョブに対するジョブ間空白距離の設定、又は、連続ジョブチェックの変更が行われたか否かを判断する(ステップS1)。例えば、図6に示すジョブリスト画面341又は図9に示すジョブリスト画面343の一時保存ジョブリスト表示領域61において、実行対象とするジョブの追加又は削除が行われたか否か(選択ジョブ表示領域62に表示されるジョブに変更があったか否か)、連続ジョブ間空白距離設定ボタンB1が押下され、連続ジョブのジョブ間空白距離が変更されたか否か、連続ジョブチェックボックスC1のチェックの有無が変更されたか否か等を判断する。
実行対象とするジョブの選択、連続ジョブに対するジョブ間空白距離の設定、又は、連続ジョブチェックの変更が行われた場合には(ステップS1;YES)、制御部35は、実行対象として選択されたジョブが単数ジョブ、複数ジョブ、連続ジョブのいずれであるかを判断する(ステップS2)。ジョブが選択されていない場合には、ここで処理が終了する。
単数ジョブは、実行対象とするジョブが一つ選択された場合である。
複数ジョブは、実行対象のジョブとして複数のジョブが選択され、複数のジョブを連続して実行することが指定されていない場合である。
連続ジョブは、実行対象のジョブとして複数のジョブが選択され、複数のジョブを連続して実行することが指定されている場合である。
実行対象として選択されたジョブが単数ジョブである場合には(ステップS2;単数ジョブ)、制御部35は、単数ジョブの実行に要する連続紙Pの搬送方向における長さである単数ジョブの画像形成距離を算出する(ステップS3)。
ステップS2において、実行対象として選択されたジョブが複数ジョブである場合には(ステップS2;複数ジョブ)、制御部35は、複数ジョブに含まれるジョブ毎の画像形成距離を算出する(ステップS4)。ジョブ毎の画像形成距離の算出方法は、単数ジョブの画像形成距離の算出方法と同様である。
次に、制御部35は、複数ジョブに含まれる複数のジョブの実行に要する連続紙Pの搬送方向における長さである複数ジョブ用の総画像形成距離を算出する(ステップS5)。具体的には、制御部35は、第2のジョブ間空白距離を用いて総画像形成距離を算出する。
ステップS2において、実行対象として選択されたジョブが連続ジョブである場合には(ステップS2;連続ジョブ)、制御部35は、連続ジョブに含まれるジョブ毎の画像形成距離を算出する(ステップS6)。ジョブ毎の画像形成距離の算出方法は、単数ジョブの画像形成距離の算出方法と同様である。
次に、制御部35は、連続ジョブに含まれる複数のジョブの実行に要する連続紙Pの搬送方向における長さである連続ジョブ用の総画像形成距離を算出する(ステップS7)。具体的には、制御部35は、第1のジョブ間空白距離を用いて総画像形成距離を算出する。
ステップS3、ステップS5又はステップS7の後、制御部35は、算出された画像形成距離又は総画像形成距離に調整タイミングが含まれるか否かを判断する(ステップS8)。
単数ジョブの場合、単数ジョブの画像形成距離が連続画像形成上限距離より大きいときには、単数ジョブが開始されてから連続画像形成上限距離分の画像形成が行われたところで調整が入る。
複数ジョブの場合、ジョブ間で行われる調整については、既に総画像形成距離に含まれている。複数ジョブに含まれる各ジョブの画像形成距離が連続画像形成上限距離より大きいときには、当該ジョブが開始されてから連続画像形成上限距離分の画像形成が行われたところで調整が入る。
連続ジョブの場合、連続ジョブ用の総画像形成距離が連続画像形成上限距離より大きいときには、連続ジョブが開始されてから連続画像形成上限距離分の画像形成が行われたところで調整が入る。連続ジョブの場合、連続ジョブに含まれる各ジョブが終了したことを理由に調整は行われないが、連続ジョブが開始されてから連続画像形成上限距離に達したタイミングが、たまたまジョブとジョブの間であることはあり得る。
算出された画像形成距離又は総画像形成距離に調整タイミングが含まれる場合には(ステップS8;YES)、制御部35は、画像形成距離又は総画像形成距離に調整用距離を挿入し、画像形成距離又は総画像形成距離を更新する(ステップS9)。
ステップS9の後、又は、ステップS8において、算出された画像形成距離又は総画像形成距離に調整タイミングが含まれない場合には(ステップS8;NO)、制御部35は、調整タイミングまでの距離を算出する(ステップS10)。
単数ジョブの場合には、単数ジョブに対応する画像形成距離、又は、連続画像形成上限距離のうち、より小さい方が、最も近い調整タイミングまでの距離となる。
複数ジョブの場合には、最初のジョブに対応する画像形成距離、又は、連続画像形成上限距離のうち、より小さい方が、最も近い調整タイミングまでの距離となる。
連続ジョブの場合には、連続ジョブに対応する総画像形成距離、又は、連続画像形成上限距離のうち、より小さい方が、最も近い調整タイミングまでの距離となる。
次に、制御部35は、使用予定距離(画像形成距離又は総画像形成距離)が連続紙総距離以下であるか否かを判断する(ステップS11)。連続紙総距離は、予め登録されている連続紙Pの搬送方向における長さの初期値から使用済み距離を減算することで、求められる。例えば、連続紙Pの初期値としては、給紙装置10に連続紙Pをセットする際に、何mの連続紙Pをセットしたかが設定される。
使用予定距離が連続紙総距離以下である場合には(ステップS11;YES)、制御部35は、連続紙総距離から使用予定距離を減算し、選択されたジョブを実行した後の連続紙Pの残りの距離を算出する(ステップS12)。
ステップS11において、使用予定距離が連続紙総距離より大きい場合には(ステップS11;NO)、制御部35は、実行可能な最終のジョブを特定する(ステップS13)。
ステップS12又はステップS13の後、制御部35は、パネル表示を行う(ステップS14)。具体的には、制御部35は、個々のジョブに対応する画像形成距離、総画像形成距離、選択されたジョブの実行後の連続紙Pの残りの距離、調整タイミングまでの距離等を表示部34aに表示させる。
以上で、ジョブスケジュール表示処理が終了する。
図6に示すジョブリスト画面341では、総画像形成距離表示領域68に総画像形成距離(510m)が表示され、連続ジョブ間空白距離表示領域64に連続ジョブにおけるジョブ間空白距離(10m)が表示され、連続紙総距離表示領域65に連続紙総距離(430m)が表示され、調整までの距離表示領域67に調整までの距離(300m)が表示されている。
また、ジョブ実行予定表示領域63には、連続紙Pの搬送方向における距離を軸にとって、各ジョブの実行予定が当該ジョブに対応する画像形成距離に相当する長さで表示されるとともに、各ジョブの画像形成距離が表示される。また、ジョブ実行予定表示領域63における表示から、調整タイミングまでの距離(300m)や、実行不可のジョブ(4番目のジョブ)を認識することができる。
図9に示すジョブリスト画面343では、総画像形成距離表示領域68に総画像形成距離(350m)が表示され、連続ジョブ間空白距離表示領域64に連続ジョブにおけるジョブ間空白距離(10m)が表示され、連続紙総距離表示領域65に連続紙総距離(430m)が表示され、ジョブ後残距離表示領域66に選択されたジョブの実行後の連続紙Pの残りの距離(80m)が表示され、調整までの距離表示領域67に調整までの距離(300m)が表示されている。
また、ジョブ実行予定表示領域63には、連続紙Pの搬送方向における距離を軸にとって、各ジョブの実行予定が当該ジョブに対応する画像形成距離に相当する長さで表示されるとともに、各ジョブの画像形成距離が表示される。また、ジョブ実行予定表示領域63における表示から、選択されたジョブの実行後の連続紙Pの残りの距離(80m)や、調整タイミングまでの距離(300m)を認識することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、連続紙Pに対して画像を形成する画像形成装置30において、選択されたジョブに対応する画像形成距離を表示するので、ジョブの実行に伴う連続紙Pの使用予定に関する情報を提供することができる。
また、複数のジョブが選択された場合には、複数のジョブに対応する総画像形成距離を表示することができる。
また、ジョブ間空白距離を用いて総画像形成距離を算出するので、連続紙Pの使用予定に関する情報を精度良く求めることができる。
また、画像形成距離に代えて、画像形成距離に対応する画像数を表示することにより、画像形成可能な範囲を画像数で通知することができる。
また、連続紙Pの搬送方向における距離を軸にとって、当該軸上に、選択されたジョブの実行予定を当該ジョブに対応する画像形成距離に相当する長さで表示するので、ジョブの実行に伴う連続紙Pの使用予定に関する情報を視覚的に分かりやすく提供することができる。
また、選択されたジョブの実行予定を、ジョブを選択するためのジョブリストと同一画面内に表示させるので、ジョブの対応関係を把握しやすい。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る画像形成装置の例であり、これに限定されるものではない。装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、ジョブ間空白距離設定画面342(図7参照)において、選択された複数のジョブに対して連続ジョブが指定されている場合のジョブ間空白距離を変更可能な場合について説明したが、連続ジョブでなく、複数ジョブの場合についても、ジョブ間空白距離を変更可能としてもよい。また、複数ジョブにおいても、ジョブ間空白距離を表示したり、ジョブ間空白距離が表示されている画面上に、ジョブ間空白距離の設定画面へ直接移行するための操作ボタンを表示したりすることとしてもよい。
また、ジョブ実行予定表示領域63におけるジョブの実行予定の表示を、画像数による表示に切り替えられるだけでなく、選択された複数のジョブの実行により形成される画像の総画像数、調整タイミングまでに形成される画像の画像数を数値として表示することとしてもよい。
また、上記実施の形態においては、図2に示すように、制御部35が画像形成システム1全体を統括的に制御しているが、給紙装置10、給紙調整装置20、巻取調整装置40、巻取装置50の各装置がそれぞれ制御部を備えた構成であってもよい。
また、画像形成装置30は、画像形成機能に加え、コピー機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等を有するMFP(Multi-Function Peripheral)であってもよい。
1 画像形成システム
10 給紙装置
30 画像形成装置
31 用紙搬送部
32 画像形成部
33 定着部
34 操作表示部
34a 表示部
34b 操作部
35 制御部
36 記憶部
50 巻取装置
61 一時保存ジョブリスト表示領域
62 選択ジョブ表示領域
63 ジョブ実行予定表示領域
64 連続ジョブ間空白距離表示領域
65 連続紙総距離表示領域
66 ジョブ後残距離表示領域
67 調整までの距離表示領域
68 総画像形成距離表示領域
341 ジョブリスト画面
342 ジョブ間空白距離設定画面
343 ジョブリスト画面

Claims (14)

  1. 連続紙を搬送する搬送部と、
    前記搬送部により搬送される連続紙に対して画像を形成する画像形成部と、
    実行対象とするジョブを選択するためのジョブ選択部と、
    前記ジョブ選択部により実行対象とするジョブが複数選択された場合、選択された複数のジョブの実行に要する前記連続紙の搬送方向における長さである画像形成距離を算出する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記総画像形成距離と、出力指示手段とを表示部の同一画面内に表示させ、
    前記出力指示手段による出力指示により前記選択された複数のジョブを実行させる
    画像形成装置。
  2. 記制御部は、予め設定されているジョブ間空白距離を用いて前記総画像形成距離を算出する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ジョブ間空白距離を変更するための設定変更部を備える請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記ジョブ間空白距離を前記表示部に表示させる請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記ジョブ間空白距離が表示されている画面上に、前記ジョブ間空白距離の設定画面へ直接移行するための操作ボタンを表示させる請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記選択された複数のジョブに対して、当該複数のジョブを連続して実行するか否かを指定するための指定部を備え、
    前記制御部は、前記複数のジョブを連続して実行することが指定されている場合に、予め設定されている第1のジョブ間空白距離を用いて前記総画像形成距離を算出し、前記複数のジョブを連続して実行することが指定されていない場合に、予め設定されている前記第1のジョブ間空白距離より長い第2のジョブ間空白距離を用いて前記総画像形成距離を算出する請求項2から5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記選択された複数のジョブの実行後の前記連続紙の残りの距離を前記表示部に表示させる請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成部は、電子写真方式で画像を形成するものであり、
    前記制御部は、前記画像形成部において、劣化した現像剤を入れ替えるためにトナーを吐き出す処理を行い、トナーを吐き出す処理までの画像形成に対応する前記連続紙の距離を前記表示部に表示させる請求項1から7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記表示部の表示の切り替えを指示するための切替指示部を備え、
    前記制御部は、前記切替指示部により表示の切り替えが指示された場合に、前記画像形成距離に代えて、当該画像形成距離に対応する画像数を前記表示部に表示させる請求項1からのいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記連続紙の搬送方向における距離を軸にとって、当該軸上に前記選択された複数のジョブの実行予定を当該ジョブに対応する画像形成距離に相当する長さで前記表示部に表示させる請求項1からのいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記ジョブ選択部により実行対象とするジョブとして複数のジョブが選択された場合に、前記制御部は、前記軸上に前記選択された複数のジョブ毎の実行予定を当該ジョブに対応する画像形成距離に相当する長さで前記表示部に表示させる請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御部は、前記軸上に前記選択された複数のジョブの実行後の前記連続紙の残りの距離を認識可能に前記表示部に表示させる請求項10又は11に記載の画像形成装置。
  13. 前記画像形成部は、電子写真方式で画像を形成するものであり、
    前記制御部は、前記画像形成部において、劣化した現像剤を入れ替えるためにトナーを吐き出す処理を行い、前記軸上にトナーを吐き出す処理までの画像形成に対応する前記連続紙の距離を認識可能に前記表示部に表示させる請求項10から12のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  14. 前記制御部は、前記選択された複数のジョブの実行予定を、ジョブを選択するためのジョブリストと同一画面内に表示させる請求項10から13のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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