JP6372327B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関する。
従来、感光体ドラム上に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成し、形成されたトナー像を用紙に転写し、転写されたトナー像を加熱定着することで、用紙上に画像を形成する電子写真方式の画像形成装置が知られている。
電子写真方式の画像形成装置において、長尺用紙(例えば、ロール紙)を搬送する際、片寄りや蛇行を抑制してジャムが発生しない安定した搬送を行うためには、用紙にテンションを付与する必要がある。
一般に、用紙にテンションを付与する方法として、搬送下流側に設けられたユニットほど線速が速くなるように設定する方法が知られている。具体的には、定着ローラー>二次転写ベルト(中間転写ベルト)>搬送ローラーの順に線速が速くなるように設定する。
しかしながら、二次転写ベルトの線速に対して定着ローラーに搬送される転写紙の線速が速すぎる場合、転写紙により二次転写ベルトが引っ張られ、二次転写ベルトの線速が所定値よりも速くなる。二次転写ベルトの線速が所定値からずれた場合、色ずれが発生する。
従って、定着ローラーに搬送される転写紙の線速は、二次転写ベルトの線速が所定値からずれない程度に精度よく制御されなければならない。
そこで、中間転写ベルトの線速と定着後の転写紙の線速とを計測し、中間転写ベルトと転写紙とに線速差が検出された場合に、線速差を低減するように転写紙搬送系の駆動制御を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、上記特許文献1記載の技術とは異なる一般的な線速計測方法として、二次転写ベルト駆動ローラー及び定着駆動ローラーにエンコーダーを設置して各々の線速を計測し、定着駆動ローラーの回転数を制御するという方法が知られている。
特開2005−202113号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の技術では、転写紙の線速を計測する際、定着ローラーを通過した後の転写紙で計測しているため、定着ローラーの手前で二次転写ベルトと接触している転写紙の線速とは速度が異なっている。具体的には、定着ローラーを通過した後の転写紙の線速は、定着ローラーの熱で水分が蒸発して収縮することで遅くなるため、二次転写ベルトと接触している転写紙の線速よりも遅くなる。また、用紙の収縮率は紙種や環境により異なるため、補正が難しく、正確な線速計測ができないという問題がある。
また、上記特許文献1記載の技術では、転写紙の線速を計測する際、用紙に転写された線速計測用のトナー画像をセンサーで読み取るようにしているが、ロール紙を搬送する場合、線速計測用の画像を形成した部分に用紙の無駄が発生する。また、ロール紙の場合、印刷完了後に用紙のカットを行う必要があるが、用紙の途中に線速計測用の画像が形成されている場合、線速計測用の画像が形成されている部分を識別して取り除く必要があるため、生産性がダウンするという問題がある。
一方、上記定着駆動ローラーの回転数を制御する技術では、二次転写ベルトの線速計測の際、二次転写ベルト駆動ローラー径の公差の影響を受けるとともに、定着ローラーに搬送される転写紙の線速計測の際、定着駆動ローラー径の公差の影響を受けるため、正確な線速計測ができず、色ずれの発生を抑制することが困難である。
上記公差による問題は、各ローラーの直径を測定することで改善可能であるが、定着駆動ローラーは定期交換部品であるため、交換する毎に設定を変更する必要がある。また、ローラーの直径は測定位置により値が異なるため、平均値を採用したとしても、計測された線速は実際の線速に一致しない。
また、定着駆動ローラーは、ヒーターにより一定の範囲で温度がコントロールされているが、コントロール範囲内であった場合でも熱膨張により直径が変化するため、熱膨張変化分の線速変化により正確な線速計測ができない。
更に、定着ローラーに搬送される転写紙の線速は、転写紙の厚みにより変化するため、紙厚変化分の線速変化により正確な線速計測ができない。
以上のように、上記した従来技術では、正確な線速計測ができず、色ずれの発生を抑制することができないという問題がある。
本発明は、安定した用紙搬送を行うことが可能であり、且つ色ずれの発生を抑制することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
トナー像が一次転写される中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトに押圧されて従回転することで、前記トナー像を転写紙に二次転写する転写ローラーと、前記転写ローラーにより二次転写されたトナー像を前記転写紙に定着させる定着ローラーと、を備える画像形成装置において、
前記転写ローラーの回転数を計測する回転数計測部と、
前記回転数計測部により計測された転写ローラーの回転数に基づいて、前記中間転写ベルトの線速又は前記中間転写ベルト及び前記転写ローラー間にニップされた転写紙の線速を計測する線速計測部と、
前記線速計測部により計測された線速に基づいて、前記定着ローラーの回転数を制御する定着制御部と、
を備え、
前記線速計測部は、
転写紙が前記中間転写ベルト及び前記転写ローラー間にニップされていない状態で前記回転数計測部により計測された転写ローラーの回転数に基づいて、前記中間転写ベルトの線速を計測するとともに、
転写紙が前記定着ローラーにニップされ、且つ当該転写紙が前記中間転写ベルト及び前記転写ローラー間にニップされた状態で前記回転数計測部により計測された転写ローラーの回転数に基づいて、前記定着ローラーに搬送される転写紙の線速を計測し、
前記定着制御部は、前記線速計測部により計測された前記中間転写ベルトの線速及び前記定着ローラーに搬送される転写紙の線速に基づいて、前記定着ローラーの回転数を制御することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記定着制御部は、前記定着ローラーに搬送される転写紙の線速が、前記中間転写ベルトの線速と等速以上前記中間転写ベルトの線速に色ずれの許容限界である線速差を足した線速以下となるように前記定着ローラーの回転数を制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、
前記線速計測部は、前記定着ローラーに搬送される転写紙の線速を連続的に計測し、
前記定着制御部は、前記線速計測部により前記定着ローラーに搬送される転写紙の線速が計測される毎に、前記定着ローラーに搬送される転写紙の線速が、前記中間転写ベルトの線速と等速以上前記中間転写ベルトの線速に色ずれの許容限界である線速差を足した線速以下となるように前記定着ローラーの回転数を制御することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
ロール紙を給紙する給紙装置を備え、
前記線速計測部は、
前記ロール紙を装填する前に前記回転数計測部により計測された転写ローラーの回転数に基づいて、前記中間転写ベルトの線速を計測するとともに、
前記ロール紙を装填した後に、当該ロール紙が前記定着ローラーにニップされ、且つ当該ロール紙が前記中間転写ベルト及び前記転写ローラー間にニップされた状態で前記回転数計測部により計測された転写ローラーの回転数に基づいて、前記定着ローラーに搬送されるロール紙の線速を計測し、
前記定着制御部は、前記線速計測部により計測された前記中間転写ベルトの線速及び前記定着ローラーに搬送されるロール紙の線速に基づいて、前記定着ローラーの回転数を制御することを特徴とする。
本発明によれば、安定した用紙搬送を行うことができ、且つ色ずれの発生を抑制することができる。
本実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置本体の概略構成を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の制御構造を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置においてロール紙を装填する前に行われる処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る画像形成装置においてロール紙を装填した後に行われる処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態に係る画像形成装置1は、図1に示すように、給紙装置1Aと、画像形成装置本体1Bと、巻取装置1Cと、を備えて構成される。
給紙装置1Aは、例えば、ロール紙や連続用紙等の長尺用紙(本実施形態ではロール紙R)を収容し、画像形成装置本体1Bからの指示に従って、長尺用紙を給紙する。給紙装置1Aから画像形成装置本体1Bへと給紙された長尺用紙は、所定の搬送路により画像形成部40に搬送される。
画像形成装置本体1Bは、給紙装置1Aから給紙された長尺用紙に画像を形成する。
巻取装置1Cは、画像形成装置本体1Bにより画像が形成され、送出された長尺用紙を巻き取る。
画像形成装置本体1Bは、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置であり、図2及び図3に示すように、自動原稿搬送部20、スキャナー部30、画像形成部40、給紙部50、記憶部60、操作表示部70、制御部100等を備えて構成される。
自動原稿搬送部20は、原稿Dを載置する載置トレイや原稿Dを搬送する機構及び搬送ローラー等を備えて構成され、原稿Dを所定の搬送路に搬送する。
スキャナー部30は、光源や反射鏡等の光学系を備えて構成され、所定の搬送路を搬送された原稿D又はプラテンガラスに載置された原稿Dに光源を照射し、反射光を受光する。また、スキャナー部30は、受光した反射光を電気信号に変換して制御部100に出力する。
画像形成部40は、イエロー作像部Y、マゼンタ作像部M、シアン作像部C、ブラック作像部K、中間転写ベルトT、定着装置F等を備えて構成される。
各作像部YMCKは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を感光体ドラム41に形成し、感光体ドラム41に形成されたYMCK各色のトナー像を中間転写ベルトTに一次転写する。
なお、各作像部YMCKの構成及び動作は何れも同様であるため、以下、イエロー作像部Yを例に挙げて、画像形成部40が行う一連の画像形成動作について説明する。
感光体ドラム41は、表面がフタロシアニン顔料をポリカーボネイトに分散させた有機半導体層及び電荷輸送層により構成される感光体層により構成される。
帯電装置42は、感光体ドラム41を一様に帯電する。
露光装置43は、制御部100からの画像データDyに基づいて感光体ドラム41の非画像領域を露光して露光した部分の電荷を除去し、感光体ドラム41の画像領域に静電潜像を形成する。
現像装置44は、感光体ドラム41に形成された静電潜像上に現像剤であるトナーを供給し、感光体ドラム41にイエローのトナー像を形成する。
一次転写ローラー45は、感光体ドラム41に形成されたイエローのトナー像を中間転写ベルトTに一次転写する。
なお、他の作像部MCKも同様に、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を中間転写ベルトTに一次転写する。これにより、中間転写ベルトT上にYMCK各色のカラーのトナー像が形成される。
中間転写ベルトTは、複数のローラーに懸架され回転可能に支持された半導電性エンドレスベルトであり、ローラーの回転に伴って回転駆動される。
この中間転写ベルトTは、一次転写ローラー45により、対向するそれぞれの感光体ドラム41に圧着される。一次転写ローラー45のそれぞれには印加された電圧に応じた転写電流が流れる。これにより各感光体ドラム41の表面に現像された各トナー像は、それぞれ各一次転写ローラー45により順次中間転写ベルトTに一次転写される。
二次転写ローラー(転写ローラー)46は、中間転写ベルトTに押圧されて従回転することで、当該中間転写ベルトTに転写されて形成されたYMCK各色のトナー像を給紙部50の給紙トレイ51〜53から搬送されてきた用紙(転写紙)P又は給紙装置1Aから給紙されたロール紙(転写紙)Rに二次転写する。二次転写ローラー46は、中間転写ベルトTを介して二次転写対向ローラー461に当接して配置され、二次転写ローラー46と二次転写対向ローラー461との間で形成される転写ニップを用紙(用紙P又はロール紙R)が通過することにより、中間転写ベルトT上のトナー像が、用紙に二次転写される。
また、二次転写ローラー46には、図3に示すように、二次転写ローラー46と同軸で回転するエンコーダー462と、エンコーダー462の回転情報を読み取るエンコーダー読取センサー463と、が設けられ、エンコーダー462及びエンコーダー読取センサー463の協働により二次転写ローラー46の回転数が計測される。即ち、エンコーダー462及びエンコーダー読取センサー463は、本発明の回転数計測部として機能する。
定着装置Fは、用紙の下面側に配置される加熱ローラーF1と、上面側に配置される加熱ローラーF2及び加熱ローラーF3と、加熱ベルトF4と、を備えて構成されている。定着装置Fは、加熱ローラーF1及び加熱ローラーF2を加熱して圧接することにより形成されたニップ部に用紙を通過させることで用紙を加熱及び加圧して、転写されたトナー像を用紙に定着させるとともに、当該用紙を搬送方向下流側に搬送する。
加熱ベルトF4は、加熱ローラーF2及び加熱ローラーF3によって張架されている。加熱ローラーF3は、内部に高出力ヒーターを備えており、用紙の搬送方向に対して順方向に回転し、加熱ベルトF4を介して加熱ローラーF2を加熱する。加熱ローラーF2は、用紙の搬送方向に対して順方向に回転し、搬送されてきた用紙の定着面を、加熱ベルトF4を介して加熱及び加圧する。加熱ローラーF1は、加熱ローラーF3と同様、内部に高出力ヒーターを備えており、用紙の搬送方向に対して順方向に回転し、搬送されてきた用紙の非定着面を加熱及び加圧する。即ち、加熱ローラーF1及び加熱ローラーF2は、本発明の定着ローラーとして機能する。
即ち、画像形成部40は、YMCK各色のトナー像が二次転写された用紙を定着装置Fにより加熱及び加圧し、その後所定の搬送路に通して機外に排出する。
以上が画像形成部40による一連の画像形成動作である。
クリーニング装置47は、一次転写後の感光体ドラム41表面に残留する残留トナーや紙紛等の残留物を除去する。また、クリーニング装置48は、二次転写後の中間転写ベルトTに残留する残留物を除去する。
クリーニング装置47及びクリーニング装置48は、何れも感光体ドラム41又は中間転写ベルトTに残留する残留物を除去する点で同一であり、同様の構成及び動作を行う。
給紙部50は、複数の給紙トレイ51〜53を備えて構成され、各給紙トレイ51〜53に種類の異なる複数の用紙Pを収容する。給紙部50は、所定の搬送路により収容される用紙Pを画像形成部40に給紙する。
記憶部60は、例えば、HDD(Hard disk drive)、半導体メモリなどにより構成され、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御部100から読み書き可能に記憶する。また、記憶部60は、ロール紙Rが中間転写ベルトT及び二次転写ローラー46間にニップされていない状態で計測された中間転写ベルトTの線速V0を記憶する。
操作表示部70は、例えば、タッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD)で構成され、表示部71及び操作部72として機能する。
表示部71は、制御部100から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、各機能の動作状況等の表示を行う。また、ユーザーによるタッチ操作を受け付けて、操作信号を制御部100に出力する。
操作部72は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部100に出力する。ユーザーは、操作表示部70を操作して、画質設定、倍率設定、応用設定、出力設定及び用紙設定等の画像形成に関する設定、用紙搬送指示、並びに装置の停止操作などを行うことができる。
制御部100は、CPU、RAM、ROM等を備えて構成され、CPUはROMに記憶されている各種プログラムをRAMに展開し、展開された各種プログラムと協働して、自動原稿搬送部20、スキャナー部30、画像形成部40、給紙部50、記憶部60、操作表示部70等の画像形成装置本体1Bの各部、給紙装置1A及び巻取装置1Cの動作を統括的に制御する(図3参照)。例えば、制御部100は、スキャナー部30からの電気信号を入力して各種画像処理を行い、画像処理により生成されたYMCK各色の画像データDy、Dm、Dc、Dkを画像形成部40に出力する。また、制御部100は、画像形成部40の動作を制御して用紙に画像を形成する。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1の動作について説明する。なお、本実施形態では、給紙装置1Aから給紙されたロール紙(転写紙)Rに画像を形成する場合を例示して説明する。
まず、画像形成装置1(画像形成装置本体1B)にロール紙Rを装填(給紙)する前に行われる処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、制御部100は、ロール紙Rが中間転写ベルトT及び二次転写ローラー46間にニップされていない状態で、中間転写ベルトTを駆動させる(ステップS11)。
次に、制御部100は、エンコーダー読取センサー463により読み取られたエンコーダー462の回転情報に基づいて、二次転写ローラー46の回転数を計測する(ステップS12)。
次に、制御部100は、ステップS12で計測された二次転写ローラー46の回転数及び中間転写ベルトTの駆動時間に基づいて、中間転写ベルトTの線速V0を計測し、記憶部60に記憶させる(ステップS13)。なお、記憶部60に記憶させる代わりに、制御部100のRAMに記憶させるようにしてもよい。
次に、画像形成装置1(画像形成装置本体1B及び巻取装置1C)にロール紙Rを装填(給紙)した後に行われる処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。
まず、制御部100は、ロール紙Rが定着装置Fにニップされ、且つロール紙Rが中間転写ベルトT及び二次転写ローラー46間にニップされた状態で、給紙装置1Aを駆動させる(ステップS21)。これにより、ロール紙Rが画像形成装置1内を搬送される。
次に、制御部100は、エンコーダー読取センサー463により読み取られたエンコーダー462の回転情報に基づいて、二次転写ローラー46の回転数を計測する(ステップS22)。
次に、制御部100は、ステップS22で計測された二次転写ローラー46の回転数及び給紙装置1Aの駆動時間に基づいて、定着ローラー(加熱ローラーF1及び加熱ローラーF2)に搬送されるロール紙Rの線速Vを計測する(ステップS23)。
次に、制御部100は、装置(画像形成装置1)を停止するか否かを判定する(ステップS24)。例えば、ジョブが完了してロール紙Rが全て巻取装置1Cに巻き取られた場合や、ユーザーによる操作表示部70の操作により装置の停止要求が入力された場合などに、装置を停止すると判定する。
装置を停止すると判定した場合(ステップS24:YES)は、処理を終了する。
一方、装置を停止しないと判定した場合(ステップS24:NO)は、次のステップS25へと移行する。
次に、制御部100は、ステップS23で計測された定着ローラーに搬送されるロール紙Rの線速Vと図4のステップS13で記憶部60に記憶された中間転写ベルトTの線速V0との線速差(V−V0)が、所定の条件(0≦V−V0≦C)を満たすか否かを判定する(ステップS25)。ここで、Cは、色ずれの許容限界である線速差のことである。表1に、中間転写ベルトTの線速V0を315mm/sとした場合の、線速差(V−V0)と色ずれとの関係を示す。
Figure 0006372327
表1を参照すれば、線速差(V−V0)が0.6mm/sの場合、色ずれの拡大量が40μとなり、線速差(V−V0)が1.2mm/sの場合、色ずれの拡大量が80μとなり、線速差(V−V0)が1.5mm/sの場合、色ずれの拡大量が100μとなることがわかる。色ずれの拡大量の許容限界値は100μであるため、色ずれの許容限界である線速差Cは、1.5mm/sである。なお、色ずれの許容限界である線速差Cは、中間転写ベルトTの線速V0に比例するため、「C=中間転写ベルトTの線速V0×1.5/315(mm/s)」で表すことができる。なお、上記線速差Cは、二次転写部(二次転写ローラー46等)及び定着装置Fの構成により異なるため、機種毎に実験的に求める必要がある。
所定の条件(0≦V−V0≦C)を満たすと判定した場合(ステップS25:YES)は、定着ローラーに搬送されるロール紙Rの線速Vを変更する必要がないと判定し、ステップS22へと移行する。
一方、条件(0≦V−V0≦C)を満たしていないと判定した場合(ステップS25:NO)は、次のステップS26へと移行する。
次に、制御部100は、図4のステップS13で記憶部60に記憶された中間転写ベルトTの線速V0及びステップS23で計測された定着ローラーに搬送されるロール紙Rの線速Vに基づいて、定着ローラーの回転数を変更する(ステップS26)。具体的には、定着ローラーに搬送されるロール紙Rの線速Vが、所定の条件(0≦V−V0≦C)を満たす線速となるように、定着ローラーの回転数を変更する。そして、ステップS22へと移行し、再度二次転写ローラー46の回転数を計測する。以下、ステップS22以降の処理を繰り返す。これにより、定着ローラーに搬送されるロール紙Rの線速Vが連続的に計測されることとなり、線速Vが計測される毎に、所定の条件(0≦V−V0≦C)を満たす線速となるように定着ローラーの回転数を制御することが可能となる。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置1は、転写ローラー(二次転写ローラー46)の回転数を計測する回転数計測部(エンコーダー462、エンコーダー読取センサー463)と、回転数計測部により計測された転写ローラーの回転数に基づいて、中間転写ベルトTの線速又は中間転写ベルトT及び転写ローラー間にニップされた転写紙(ロール紙R)の線速を計測する線速計測部(制御部100)と、線速計測部により計測された線速に基づいて、定着ローラー(加熱ローラーF1、加熱ローラーF2)の回転数を制御する定着制御部(制御部100)と、を備える。また、線速計測部は、転写紙が中間転写ベルトT及び転写ローラー間にニップされていない状態で回転数計測部により計測された転写ローラーの回転数に基づいて、中間転写ベルトTの線速を計測するとともに、転写紙が定着ローラーにニップされ、且つ当該転写紙が中間転写ベルトT及び転写ローラー間にニップされた状態で回転数計測部により計測された転写ローラーの回転数に基づいて、定着ローラーに搬送される転写紙の線速を計測する。また、定着制御部は、線速計測部により計測された中間転写ベルトTの線速及び定着ローラーに搬送される転写紙の線速に基づいて、定着ローラーの回転数を制御する。
従って、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、転写紙に対して適切なテンションを付与することができるので、安定した用紙搬送を行うことができる。
また、線速の絶対値ではなく線速差に基づいて定着ローラーの回転数が制御されるので、転写ローラーの直径の公差の影響を受けることがなく、正確な線速計測を行うことができる。また、定着ローラーに搬送される転写紙の線速を直接測定しているので、加熱ローラーF1、F2の熱膨張に対する線速変化や紙厚の変化に対する線速変化も含めて計測することができ、正確な線速計測を行うことができる。さらに、定着ローラーを通過する前の転写紙の線速を計測しているので、定着作業に伴う用紙の熱収縮の影響を受けることがなく、正確な線速計測を行うことができる。以上のように、正確な線速計測を行うことができるので、色ずれの発生を抑制することができる。
また、線速計測用に特別な画像を形成する必要がないので、転写紙に無駄が発生することがなく、コストを削減しつつ、生産性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、定着制御部は、定着ローラーに搬送される転写紙の線速が、中間転写ベルトTの線速と等速以上中間転写ベルトTの線速に色ずれの許容限界である線速差を足した線速以下となるように定着ローラーの回転数を制御するので、色ずれが許容される範囲の線速で転写紙を搬送できることとなって、色ずれを確実に抑制しつつ、搬送速度に幅を持たせて余裕のある搬送制御を行わせることができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、線速計測部は、定着ローラーに搬送される転写紙の線速を連続的に計測する。また、定着制御部は、線速計測部により定着ローラーに搬送される転写紙の線速が計測される毎に、定着ローラーに搬送される転写紙の線速が、中間転写ベルトTの線速と等速以上中間転写ベルトTの線速に色ずれの許容限界である線速差を足した線速以下となるように定着ローラーの回転数を制御する。
従って、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、最大限短い間隔で転写紙の線速を色ずれが許容される範囲の線速に制御することができるので、線速の突発的な変化にも柔軟に対応することができ、より確実に色ずれを抑制することができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置1は、ロール紙Rを給紙する給紙装置1Aを備える。また、線速計測部は、ロール紙Rを装填する前に回転数計測部により計測された転写ローラーの回転数に基づいて、中間転写ベルトTの線速を計測するとともに、ロール紙Rを装填した後に、当該ロール紙Rが定着ローラーにニップされ、且つ当該ロール紙Rが中間転写ベルトT及び転写ローラー間にニップされた状態で回転数計測部により計測された転写ローラーの回転数に基づいて、定着ローラーに搬送されるロール紙Rの線速を計測する。また、定着制御部は、線速計測部により計測された中間転写ベルトTの線速及び定着ローラーに搬送されるロール紙Rの線速に基づいて、定着ローラーの回転数を制御する。
従って、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、カット紙と比較してジャム発生後のリカバリ作業に手間が掛かるロール紙Rにおいても安定した用紙搬送を行うことができるので、ロール紙Rを用いた画像形成時におけるダウンタイムを低減することができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、転写紙として、長尺のロール紙Rを例示して説明しているが、これに限定されるものではない。即ち、転写紙が、定着装置Fの加熱ローラーF1及び加熱ローラーF2間と、中間転写ベルトT及び転写ローラー間と、で同時にニップ可能な大きさ(A3以上のサイズ)であればいかなる大きさであってもよく、例えば、A3のカット紙を利用するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、定着ローラーに搬送されるロール紙Rの線速Vが、所定の条件(0≦V−V0≦C)を満たす線速となるように制御するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、モノクロモードを使用する場合、色ずれが発生しないので、カラーモードと比較してより大きな線速差を許容することができる。但し、モノクロモードにおいても、縦倍へのずれが生じるため、許容できる線速差には限りがある。例えば、中間転写ベルトTの線速V0を315mm/sとした場合に、縦倍のずれを1.0%以下に抑えるには、線速差を3.1mm/s以下にする必要がある。
また、上記実施形態では、定着ローラーに搬送されるロール紙Rの線速Vが、常時、所定の条件(0≦V−V0≦C)を満たす線速となるように制御するようにしているが、これに限定されるものではない。少なくともロール紙Rを交換したタイミングで、定着ローラーに搬送されるロール紙Rの線速Vが所定の条件(0≦V−V0≦C)を満たす線速となるように制御するようにすればよい。但し、定着ローラーに搬送されるロール紙Rの線速Vが所定の条件(0≦V−V0≦C)を満たさなくなってから10秒程度でジャムが発生する虞があるため、定着ローラーに搬送されるロール紙Rの線速Vを10秒以内の間隔で監視する構成であることが好ましい。
また、本出願に示す各態様は、方法としても把握することができる。方法のカテゴリについては、装置のカテゴリで示した「線速計測部」及び「定着制御部」を、例えば、「線速計測工程」及び「定着制御工程」のように適宜読み替えるものとする。
その他、画像形成装置を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成装置
1A 給紙装置
1B 画像形成装置本体
20 自動原稿搬送部
30 スキャナー部
40 画像形成部
41 感光体ドラム
42 帯電装置
43 露光装置
44 現像装置
45 一次転写ローラー
46 二次転写ローラー(転写ローラー)
462 エンコーダー(回転数計測部)
463 エンコーダー読取センサー(回転数計測部)
47、48 クリーニング装置
T 中間転写ベルト
F 定着装置
F1,F2 加熱ローラー(定着ローラー)
50 給紙部
60 記憶部
70 操作表示部
100 制御部(線速計測部、定着制御部)
1C 巻取装置
R ロール紙

Claims (4)

  1. トナー像が一次転写される中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトに押圧されて従回転することで、前記トナー像を転写紙に二次転写する転写ローラーと、前記転写ローラーにより二次転写されたトナー像を前記転写紙に定着させる定着ローラーと、を備える画像形成装置において、
    前記転写ローラーの回転数を計測する回転数計測部と、
    前記回転数計測部により計測された転写ローラーの回転数に基づいて、前記中間転写ベルトの線速又は前記中間転写ベルト及び前記転写ローラー間にニップされた転写紙の線速を計測する線速計測部と、
    前記線速計測部により計測された線速に基づいて、前記定着ローラーの回転数を制御する定着制御部と、
    を備え、
    前記線速計測部は、
    転写紙が前記中間転写ベルト及び前記転写ローラー間にニップされていない状態で前記回転数計測部により計測された転写ローラーの回転数に基づいて、前記中間転写ベルトの線速を計測するとともに、
    転写紙が前記定着ローラーにニップされ、且つ当該転写紙が前記中間転写ベルト及び前記転写ローラー間にニップされた状態で前記回転数計測部により計測された転写ローラーの回転数に基づいて、前記定着ローラーに搬送される転写紙の線速を計測し、
    前記定着制御部は、前記線速計測部により計測された前記中間転写ベルトの線速及び前記定着ローラーに搬送される転写紙の線速に基づいて、前記定着ローラーの回転数を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記定着制御部は、前記定着ローラーに搬送される転写紙の線速が、前記中間転写ベルトの線速と等速以上前記中間転写ベルトの線速に色ずれの許容限界である線速差を足した線速以下となるように前記定着ローラーの回転数を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記線速計測部は、前記定着ローラーに搬送される転写紙の線速を連続的に計測し、
    前記定着制御部は、前記線速計測部により前記定着ローラーに搬送される転写紙の線速が計測される毎に、前記定着ローラーに搬送される転写紙の線速が、前記中間転写ベルトの線速と等速以上前記中間転写ベルトの線速に色ずれの許容限界である線速差を足した線速以下となるように前記定着ローラーの回転数を制御することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. ロール紙を給紙する給紙装置を備え、
    前記線速計測部は、
    前記ロール紙を装填する前に前記回転数計測部により計測された転写ローラーの回転数に基づいて、前記中間転写ベルトの線速を計測するとともに、
    前記ロール紙を装填した後に、当該ロール紙が前記定着ローラーにニップされ、且つ当該ロール紙が前記中間転写ベルト及び前記転写ローラー間にニップされた状態で前記回転数計測部により計測された転写ローラーの回転数に基づいて、前記定着ローラーに搬送されるロール紙の線速を計測し、
    前記定着制御部は、前記線速計測部により計測された前記中間転写ベルトの線速及び前記定着ローラーに搬送されるロール紙の線速に基づいて、前記定着ローラーの回転数を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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