JP2008083139A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像品位を向上させることができるようにする。
【解決手段】媒体の搬送方向に沿って配設され、媒体を搬送する第1、第2の搬送部材と、第2の搬送部材を作動させる駆動部と、第1、第2の搬送部材によって媒体を搬送するときの駆動部における搬送状態判定変量を検出する判定変量検出処理手段と、搬送状態判定変量に基づいて第2の搬送部材による媒体の搬送速度を変更する速度変更処理手段とを有する。第1、第2の搬送部材によって媒体を搬送するときの駆動部における搬送状態判定変量に基づいて第2の搬送部材による媒体の搬送速度が変更されるので、第1の搬送部材による媒体の搬送速度が、第2の搬送部材の影響を受けて変化することがなくなる。媒体自体の搬送速度を一定にすることができるので、画像品位を向上させることができる。
【選択図】図1
【解決手段】媒体の搬送方向に沿って配設され、媒体を搬送する第1、第2の搬送部材と、第2の搬送部材を作動させる駆動部と、第1、第2の搬送部材によって媒体を搬送するときの駆動部における搬送状態判定変量を検出する判定変量検出処理手段と、搬送状態判定変量に基づいて第2の搬送部材による媒体の搬送速度を変更する速度変更処理手段とを有する。第1、第2の搬送部材によって媒体を搬送するときの駆動部における搬送状態判定変量に基づいて第2の搬送部材による媒体の搬送速度が変更されるので、第1の搬送部材による媒体の搬送速度が、第2の搬送部材の影響を受けて変化することがなくなる。媒体自体の搬送速度を一定にすることができるので、画像品位を向上させることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置、例えば、プリンタにおいては、感光体ドラム及び転写ローラによって構成される搬送部とその前後に配設された他の搬送部との間において、用紙にたるみが生じるとともに、転写時における用紙の搬送速度が変動しないように、用紙自体の搬送速度を検出し、搬送速度が一定になるように搬送用モータの回転速度を制御するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−88984号公報
しかしながら、前記従来のプリンタにおいては、用紙を搬送するときの用紙の振動、環境の変化等によって、用紙に波打ちが発生したり、用紙の表面状態が不安定であったりすると、その影響を受けやすく、用紙自体の搬送速度を正確に検出することは困難である。したがって、搬送用モータの回転速度を制御しても、用紙自体の搬送速度を一定にすることができず、色ずれ、印字こすれ等が発生し、画像品位が低下してしまう。
本発明は、前記従来のプリンタの問題点を解決して、画像品位を向上させることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像形成装置においては、媒体の搬送方向に沿って配設され、媒体を搬送する第1、第2の搬送部材と、該第2の搬送部材を作動させる駆動部と、前記第1、第2の搬送部材によって媒体を搬送するときの前記駆動部における搬送状態判定変量を検出する判定変量検出処理手段と、前記搬送状態判定変量に基づいて前記第2の搬送部材による媒体の搬送速度を変更する速度変更処理手段とを有する。
本発明によれば、画像形成装置においては、媒体の搬送方向に沿って配設され、媒体を搬送する第1、第2の搬送部材と、該第2の搬送部材を作動させる駆動部と、前記第1、第2の搬送部材によって媒体を搬送するときの前記駆動部における搬送状態判定変量を検出する判定変量検出処理手段と、前記搬送状態判定変量に基づいて前記第2の搬送部材による媒体の搬送速度を変更する速度変更処理手段とを有する。
この場合、第1、第2の搬送部材によって媒体を搬送するときの駆動部における搬送状態判定変量に基づいて第2の搬送部材による媒体の搬送速度が変更されるので、第1の搬送部材による媒体の搬送速度が、第2の搬送部材の影響を受けて変化することがなくなる。したがって、媒体自体の搬送速度を一定にすることができるので、画像品位を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのプリンタについて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図、図2は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概略図である。
図2に示されるように、装置本体の下部に図示されない媒体としての用紙を収容する媒体収容部としての給紙カセット101が配設され、該給紙カセット101の前端に隣接させて、繰出部材としての給紙ローラ11を備え、用紙を1枚ずつ分離して給紙する給紙機構が配設される。該給紙機構によって給紙された用紙は、上部に配設された搬送ローラ12、13に送られ、その後、転写ベルト14が、転写用の駆動部としての、かつ、ベルト搬送用の駆動部としての転写モータ42によって走行させられるのに伴って、前記転写ベルト14によって搬送され、ブラック、イエロー、マゼンタ及びシアンの画像形成ユニット(IDユニット)20Bk、20Y、20M、20Cと転写部としての転写ユニットu1との間を通過させられる。
前記各画像形成ユニット20Bk、20Y、20M、20Cは、像担持体としての各感光体ドラム21を備え、該感光体ドラム21に接触させて帯電装置としての帯電ローラ22、現像剤担持体としての現像ローラ24等を備える。
なお、前記転写ユニットu1は、駆動ローラ102、アイドルローラ103、前記駆動ローラ102とアイドルローラ103との間に張設された前記転写ベルト14、及び転写ベルト14を挟んで画像形成ユニット20Bk、20Y、20M、20Cの各感光体ドラム21と対向させて配設された転写部材としての各転写ローラ16を備える。
該各転写ローラ16は、各画像形成ユニット20Bk、20Y、20M、20Cにおいて、各感光体ドラム21によって形成された各色の現像剤像としてのトナー像を、前記用紙に転写し、カラーのトナー像を形成する。
続いて、用紙は、定着装置としての定着器17に送られ、該定着器17においてカラーのトナー像が用紙に定着させられ、カラーの画像が形成される。そして、定着器17から送られた用紙は、搬送ローラ105、106によって搬送された後、排出搬送ローラ107によって装置本体外に排出される。
前記各感光体ドラム21の表面を露光して静電潜像を形成するために露光装置としての各LEDヘッド23が、各画像形成ユニット20Bk、20Y、20M、20Cの感光体ドラム21と対向させて配設される。
前記定着器17には、定着用の駆動部としての定着モータ41によって回転させられる第1のローラとしての、かつ、定着部材としての定着ローラ17a、及び該定着ローラ17aと連れ回る第2のローラとしての、かつ、加圧部材としての加圧ローラ17bが配設され、前記定着ローラ17a内に配設された加熱体としての図示されないヒータからの熱によって現像剤としてのトナーは用紙上で溶融させられる。
ところで、図1において、30はCPU、メモリ等から成り、プリンタの全体の制御を行う制御部であり、該制御部30は、制御部30に接続された位置検出部としての検出センサ15からの検出信号によって用紙の位置を検出し、該用紙の位置に基づいて、感光体ドラム21、帯電ローラ22、現像ローラ24、転写ローラ16、LEDヘッド23、定着器17、定着モータ41、転写モータ42、帯電ローラ22等を回転させる画像形成用の駆動部としてのドラムモータ43、繰出し用の駆動部としての給紙モータ44、各搬送ローラ12、13を回転させて用紙を搬送するための搬送用の駆動部としての搬送モータ45等の各種のモータ、ファン46、47等を制御する。
また、制御部30は、外部装置からの入力信号を受信するためのインタフェース(I/F)部32を介して入力された印刷データ及び制御コマンドに従って画像データを生成し、生成した画像データを印刷制御部37に出力する。
そして、表示部31は、プリンタの状態を表示するとともに、各種の設定を表示部31を介して変更することができる。前記印刷制御部37は制御部30が出力した画像データをLEDヘッド23に送り、該LEDヘッド23は、送られてきた画像データに基づいて発光素子アレイの発光制御を行い、帯電ローラ22によって、一様に、かつ、均一に帯電させられた感光体ドラム21の表面上に文字・図形等の画像データをドットイメージの潜像としての静電潜像を形成する。
また、モータ制御部36は、プリンタ内の定着モータ41、転写モータ42、ドラムモータ43、給紙モータ44、搬送モータ45等の各種のモータを制御し、用紙を搬送するための、給紙ローラ11、各搬送ローラ12、13、感光体ドラム21、現像ローラ24、転写ローラ16、転写ベルト14、定着器17等を作動させる。そして、ファン制御部39は、プリンタの後方(定着器17側)に配設された第1のファンとしての排気用ファン46、及び前記プリンタの前方(定着器17と反対側)に配設された第2のファンとしての吸気用のファン47をプリンタの状態に応じて制御し、電流検出部としての定着モータ駆動電流センサ40はDCモータから成る定着モータ41に供給される電流を検出する。
前記感光体ドラム21は、モータ制御部36の指示に従ってドラムモータ43によって回転させられ、帯電用制御部33の指示によって制御された帯電ローラ22により帯電させられ、LEDヘッド23は、感光体ドラム21上に静電潜像を形成し、現像ローラ24は、現像用制御部34の指示によって制御され、静電潜像に対応する部分にトナーを付着し、トナー像を形成する。そして、転写ローラ16は、転写用制御部35の指示によって制御され、電圧が印加され、トナー像を用紙に転写する。
続いて、給紙モータ44は、検出センサ15によって同期がとられ、モータ制御部36の指示によって駆動され、搬送ローラ13を回転させ、用紙を各感光体ドラム21と転写ベルト14との間に送る。そして、カラーのトナー像の転写が行われた後の用紙は、定着用制御部38によって制御された定着器17に送られ、該定着器17において、トナー像が加圧・加熱されて用紙に定着させられる。
次に、用紙の搬送状態について説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態における用紙の搬送状態を示す第1の図、図4は本発明の第1の実施の形態における用紙の搬送状態を示す第2の図である。
前述されたように、給紙ローラ11(図2)によって給紙された媒体としての用紙Pは、各搬送ローラ12、13によって感光体ドラム21と転写ローラ16との間の転写部に送られ、転写ローラ16によってトナー像が転写され、さらに、定着器17の定着ローラ17aと加圧ローラ17bとの間の定着部に送られ、トナー像が用紙Pに定着させられる。なお、感光体ドラム21及び転写ローラ16によって第1の搬送部材が、定着ローラ17a及び加圧ローラ17bによって第2の搬送部材が、転写部によって第1の搬送部が、定着部によって第2の搬送部が構成され、用紙Pの搬送方向に沿って配設される。
ところで、感光体ドラム21及び転写ローラ16による用紙Pの搬送速度を表す転写部搬送速度V1と、定着ローラ17a及び加圧ローラ17bによる用紙Pの搬送速度を表す定着部搬送速度V2とは、
V2<V1
の関係になるようにあらかじめ設定される。なお、転写部搬送速度V1によって第1の搬送速度が、定着部搬送速度V2によって第2の搬送速度が構成される。
V2<V1
の関係になるようにあらかじめ設定される。なお、転写部搬送速度V1によって第1の搬送速度が、定着部搬送速度V2によって第2の搬送速度が構成される。
この場合、定着部搬送速度V2が転写部搬送速度V1より低くなるように設定されているので、用紙Pの搬送方向における感光体ドラム21及び転写ローラ16と定着器17との間においては、図3に示されるように、用紙Pにたるみが生じ、転写部における搬送に定着器17の影響を及ぼさない。その場合の用紙Pの転写部搬送速度V1は、感光体ドラム21及び転写ユニットu1だけで決まるので、速度変動が少なく、転写を良好に行うことができ、正確な画像を得ることができる。
ところが、通常、定着部搬送速度V2は、定着器17を構成する部材、定着温度によるローラ類の熱膨強等の影響を受けるので、設計値に対して大きく変動する。したがって、
V2<V1
の関係が成立しなくなる場合が生じる。前記定着部搬送速度V2が転写部搬送速度V1以上になると用紙Pにたるみがなくなり、図4に示されるように、用紙Pが引っ張られた状態になり、定着部搬送速度V2の影響を受けて転写部搬送速度V1が高くなる。したがって、用紙Pの前端が定着部に到達するのに伴って、搬送速度が変化するので、画像の印字位置がずれて色ずれ、印字乱れ等が発生してしまう。なお、14は転写ベルトである。
V2<V1
の関係が成立しなくなる場合が生じる。前記定着部搬送速度V2が転写部搬送速度V1以上になると用紙Pにたるみがなくなり、図4に示されるように、用紙Pが引っ張られた状態になり、定着部搬送速度V2の影響を受けて転写部搬送速度V1が高くなる。したがって、用紙Pの前端が定着部に到達するのに伴って、搬送速度が変化するので、画像の印字位置がずれて色ずれ、印字乱れ等が発生してしまう。なお、14は転写ベルトである。
図5は本発明の第1の実施の形態における速度比と色ずれ量との関係図である。なお、図において、横軸に転写部搬送速度V1に対する定着部搬送速度V2の比を表す速度比V2/V1を百分率で、縦軸に色ずれ量μを採ってある。
図に示されるように、定着部搬送速度V2が転写部搬送速度V1に対して高くなる状態から徐々に色ずれ量は大きくなる。一方、低くなる場合は、用紙Pのたわみ量が大きくなり、用紙Pのたわみスペースがなくなり始める頃から色ずれ量は大きくなる。なお、定着部搬送速度V2を転写部搬送速度V1に対して0〔%〕以下、かつ、−0.5〔%〕以上の範囲で低くし、速度比V2/V1を99.5以上、かつ、100〔%〕以下の範囲にするのが好ましい。
ところで、転写部と定着部との間において用紙Pにたるみがなくなり、速度比V2/V1が前記範囲から外れると、転写部において用紙Pが引っ張られた状態になるが、これに伴って、定着モータ41に加わる負荷が変化して大きくなるので、定着モータ41に供給される電流の値、すなわち、駆動電流が大きくなる。そこで、該駆動電流を検出し、駆動電流に応じて定着部搬送速度V2を変更するようにしている。
図6は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの動作を示すフローチャート、図7は本発明の第1の実施の形態における用紙の搬送状態を示す第3の図、図8は本発明の第1の実施の形態における用紙の搬送状態を示す第4の図である。
図において、14は転写ベルト、16は転写ローラ、17は定着ローラ17a及び加圧ローラ17bから成る定着器、21は感光体ドラムである。
まず、印刷を開始すると、制御部30(図1)の図示されない媒体位置判定処理手段は、媒体位置判定処理を行い、用紙Pの位置を判定し、図7に示されるように、用紙Pの前端が定着部に到達したかどうかを判断する。そのために、前記媒体位置判定処理手段は、検出センサ15の検出信号を読み込み、用紙Pの前端が検出センサ15に到達したタイミングから経過した時間、及び転写部搬送速度V1に基づいて用紙Pの移動距離を算出し、該移動距離に基づいて用紙Pの位置を判定する。なお、検出センサ15に代えて、定着装置に媒体検出部としての用紙センサを配設することができる。
そして、用紙Pの前端が定着部に到達すると、制御部30の判定変量検出処理手段としての図示されない電流検出処理手段は、判定変量検出処理としての電流検出処理を行い、定着モータ駆動電流センサ40から電流を読み込むことによって、第1の駆動電流A1を検出する。なお、定着モータ41を設定された回転速度で駆動しているときに、定着モータ41に加わる負荷が変化すると、電流指令値が変化し、その結果、定着モータ41に供給される電流が変化する。そこで、定着モータ駆動電流センサ40によって測定された電流に代えて、電流指令値をモータ制御部36から読み込むことによって、第1の駆動電流A1を検出することができる。なお、この場合、定着モータ駆動電流センサ40によって測定される電流は、用紙Pの搬送状態を判定するための搬送状態判定変量として機能する。
続いて、制御部30の図示されない搬送状態判定処理手段は、搬送状態判定処理を行い、定着モータ41に供給される電流の変化量に基づいて、用紙Pの搬送状態を判定する。そのために、搬送状態判定処理手段は、第1の駆動電流A1が閾値である電流値As1より小さいかどうかを判断し、第1の駆動電流A1が電流値As1以上である場合、用紙Pにたるみが生じていないと判断し、制御部30の図示されない速度変更処理手段は、速度変更処理を行い、定着部搬送速度V2を変更して0.1〔%〕低くする。
そして、用紙Pを所定量搬送した後、媒体位置判定処理手段は、用紙Pの位置を判定し、図8に示されるように、用紙Pの後端が転写部を抜けたかどうかを判断する。そのために、前記媒体位置判定処理手段は、検出センサ15の検出信号を読み込み、用紙Pの前端が検出センサ15に到達したタイミングから経過した時間、及び転写部搬送速度V1に基づいて用紙Pの移動距離を算出し、該移動距離に基づいて用紙Pの位置を判定する。なお、検出センサ15に代えて、転写装置に媒体検出部としての用紙センサを配設することができる。
前記第1の駆動電流A1は、用紙Pの後端が転写部を抜けるまで、所定量の搬送が行われるごとに、すなわち、設定された時間が経過するごとに検出される。そして、第1の駆動電流A1が電流値As1より小さくなるまで、前記速度変更処理手段は、繰り返し、定着部搬送速度V2を変更して所定の値、本実施の形態においては、0.1〔%〕低くする。続いて、用紙Pの後端が転写部を抜けると、前記搬送状態判定処理手段は、第1の駆動電流A1の検出を停止させる。また、用紙Pの後端が転写部を抜けると、用紙Pをプリンタ外に排出する。この場合、図示されないメモリに定着部搬送速度V2が0.1〔%〕ずつ変化するように設定された速度テーブルが配設され、前記速度変更処理手段は、速度テーブルを参照して定着部搬送速度V2を変更し、定着モータ41の電流指令値を読み込む。
続いて、次の印刷データが有るかどうかを判断し、次の印刷データが有る場合は前述された動作を繰り返し、次の印刷データが無い場合は印刷を終了し、処理を終了する。
また、前記感光体ドラム21と転写ローラ16との間の負荷が発生したときの第1の駆動電流A1があらかじめ決められた電流値As1以上になった場合は、設定された定着部搬送速度V2を微小の値、本実施の形態においては、0.1〔%〕低くする。なお、前記電流値As1は、用紙Pにたるみが生じたときに、定着モータ41に供給される電流の値であり、あらかじめ前記メモリに記録される。
このように、本実施の形態においては、転写部搬送速度V1が定着器17の影響を受けて変化することがなくなるので、色ずれ、印字乱れ等が発生するのを防止することができ、画像品位を向上させることができる。また、転写部搬送速度V1と定着部搬送速度V2との速度差を最初から大きく設定する必要がなくなる。
そして、定着部搬送速度V2を微小の値ずつ低くするようになっているので、用紙Pに大きなたるみが生じるのを防止することができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 印刷を開始する。
ステップS2 用紙Pが定着部に到達するのを待機する。用紙Pが定着部に到達した場合はステップS3に進む。
ステップS3 第1の駆動電流A1を検出する。
ステップS4 第1の駆動電流A1が電流値As1より小さいかどうかを判断する。第1の駆動電流A1が電流値As1より小さい場合はステップS6に、第1の駆動電流A1が電流値As1以上である場合はステップS5に進む。
ステップS5 定着部搬送速度V2を0.1〔%〕低くする。
ステップS6 用紙Pを所定量搬送する。
ステップS7 用紙Pの後端が転写部を抜けたかどうかを判断する。用紙Pの後端が転写部を抜けた場合はステップS8に進み、抜けていない場合はステップS3に戻る。
ステップS8 用紙Pを排出する。
ステップS9 次の印刷データが有るかどうかを判断する。次の印刷データが有る場合はステップS2に戻り、無い場合はステップS10に進む。
ステップS10 印刷を終了し、処理を終了する。
ステップS1 印刷を開始する。
ステップS2 用紙Pが定着部に到達するのを待機する。用紙Pが定着部に到達した場合はステップS3に進む。
ステップS3 第1の駆動電流A1を検出する。
ステップS4 第1の駆動電流A1が電流値As1より小さいかどうかを判断する。第1の駆動電流A1が電流値As1より小さい場合はステップS6に、第1の駆動電流A1が電流値As1以上である場合はステップS5に進む。
ステップS5 定着部搬送速度V2を0.1〔%〕低くする。
ステップS6 用紙Pを所定量搬送する。
ステップS7 用紙Pの後端が転写部を抜けたかどうかを判断する。用紙Pの後端が転写部を抜けた場合はステップS8に進み、抜けていない場合はステップS3に戻る。
ステップS8 用紙Pを排出する。
ステップS9 次の印刷データが有るかどうかを判断する。次の印刷データが有る場合はステップS2に戻り、無い場合はステップS10に進む。
ステップS10 印刷を終了し、処理を終了する。
本実施の形態においては、前記制御部30の搬送状態判定処理手段によって第1の駆動電流A1が電流値As1より小さいかどうかを判断するようになっているが、搬送状態判定処理手段を比較回路で構成することができる。
次に、搬送状態判定処理手段を比較回路で構成した場合について説明する。
図9は本発明の第1の実施の形態における比較回路の回路図である。
モータ制御部36における定着モータ41を駆動するための駆動信号を出力するための出力ポートp1、p2に、第1、第2のスイッチング素子としてのトランジスタTr1、Tr2のベースがそれぞれ接続され、トランジスタTr1のコレクタに第3のスイッチング素子としてのトランジスタTr3のベースが、エミッタにグラウンドが接続され、トランジスタTr3のコレクタに電源が、エミッタに定着モータ(M)41が接続される。また、トランジスタTr2のコレクタに定着モータ41が、エミッタに抵抗r1を介してグラウンドが接続される。そして、比較器COM1の非反転入力端子(+)に前記トランジスタTr2と抵抗r1(抵抗値もr1とする。)との間の接続端子t1が、反転入力端子(−)に制御部30(図1)が接続され、反転入力端子に比較電圧VAsが入力される。
前記定着モータ41が駆動されるのに伴って、電源からトランジスタTr3、定着モータ41、トランジスタTr2及び抵抗r1を介して第1の駆動電流A1が流れ、前記接続端子t1に電圧V
V=A1×r1
が発生し、前記非反転入力端子に印加される。したがって、比較器COM1は電圧Vと比較電圧VAsとを比較し、比較信号を制御部30に対して出力する。
V=A1×r1
が発生し、前記非反転入力端子に印加される。したがって、比較器COM1は電圧Vと比較電圧VAsとを比較し、比較信号を制御部30に対して出力する。
この場合、比較電圧VAsは、前記電流値As1に対応させて設定され、
VAs=As1×r1
にされる。
VAs=As1×r1
にされる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図10は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。
この場合、搬送状態判定処理手段は、制御部30とは別に配設され、定着モータ駆動電流比較部50が搬送状態判定処理手段として機能する。
次に、前記構成のプリンタの動作について説明する。
図11は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの動作を示すフローチャート、図12は本発明の第2の実施の形態における用紙の搬送状態を示す第1の図、図13は本発明の第2の実施の形態における用紙の搬送状態を示す第2の図である。
図において、13は搬送ローラ、14は転写ベルト、15は位置検出部としての検出センサ、16は転写部材としての転写ローラ、17は、第1のローラとしての、かつ、定着部材としての定着ローラ17a、及び第2のローラとしての、かつ、加圧部材としての加圧ローラ17bから成る定着器、21は像担持体としての感光体ドラム、Pは媒体としての用紙である。
この場合、制御部30の前記判定変量検出処理手段としての電流検出処理手段は、図12に示されるように、定着ローラ17a及び加圧ローラ17bによって用紙Pを搬送している場合に、定着モータ41(図10)に供給される電流を定着モータ駆動電流センサ40から読み込むことによって、第1の駆動電流A1を検出し、該第1の駆動電流A1を前記メモリに記録する。続いて、前記電流検出処理手段は、図13に示されるように、定着ローラ17a及び加圧ローラ17b、並びに感光体ドラム21及び転写ローラ16によって次の用紙Pを搬送している場合に、定着モータ41に供給される電流を定着モータ駆動電流センサ40から読み込むことによって第2の駆動電流A2を検出する。
そして、定着モータ駆動電流比較部50は、搬送状態判定処理を行い、定着モータ41に供給される電流の変化量に基づいて用紙Pの搬送状態を判定する。そのために、定着モータ駆動電流比較部50は、メモリから第1の駆動電流A1を読み出し、該第1の駆動電流A1と、定着モータ駆動電流センサ40から読み込んだ第2の駆動電流A2との差分ΔA
ΔA=A2−A1
を算出し、該差分ΔAが閾値としての電流値As2より小さいかどうかを判断し、差分ΔAが電流値As2以上である場合、制御部30の前記速度変更処理手段は、定着部搬送速度V2を変更して0.1〔%〕低くする。
ΔA=A2−A1
を算出し、該差分ΔAが閾値としての電流値As2より小さいかどうかを判断し、差分ΔAが電流値As2以上である場合、制御部30の前記速度変更処理手段は、定着部搬送速度V2を変更して0.1〔%〕低くする。
前記速度変更処理手段は、差分ΔAが電流値As2より小さくなるまで、繰り返し、定着部搬送速度V2を変更して低くする。
このように、本実施の形態においては、定着モータ41に加わる負荷が変化する前と定着モータ41に加わる負荷が変化した後との電流の変化量に基づいて、用紙Pの搬送状態を判定するようになっているので、定着器17の個体差、定着モータ41に加わる負荷のばらつき等を考慮する必要がなくなり、一層正確に用紙Pの搬送状態を判定することができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS11 印刷を開始する。
ステップS12 用紙Pの後端が転写部を抜けたかどうかを判断する。用紙Pの後端が転写部を抜けた場合はステップS14に、抜けていない場合はステップS13に進む。
ステップS13 用紙Pを搬送し、ステップS12に戻る。
ステップS14 第1の駆動電流A1を検出する。
ステップS15 次の用紙Pの前端が定着部に到達したかどうかを判断する。次の用紙Pの前端が定着部に到達した場合はステップS17に、到達していない場合はステップS16に進む。
ステップS16 用紙Pを搬送し、ステップS15に戻る。
ステップS17 第2の駆動電流A2を検出する。
ステップS18 差分ΔAが電流値As2より小さいかどうかを判断する。差分ΔAが電流値As2より小さい場合はステップS20に、差分ΔAが電流値As2以上である場合はステップS19に進む。
ステップS19 定着部搬送速度V2を0.1〔%〕低くする。
ステップS20 用紙Pを所定量搬送する。
ステップS21 次の用紙Pの後端が転写部を抜けたかどうかを判断する。次の用紙Pの後端が転写部を抜けた場合はステップS22に進み、抜けていない場合はステップS14に戻る。
ステップS22 用紙Pを排出する。
ステップS23 次の印刷データが有るかどうかを判断する。次の印刷データが有る場合はステップS12に戻り、無い場合はステップS24に進む。
ステップS24 印刷を終了し、処理を終了する。
ステップS11 印刷を開始する。
ステップS12 用紙Pの後端が転写部を抜けたかどうかを判断する。用紙Pの後端が転写部を抜けた場合はステップS14に、抜けていない場合はステップS13に進む。
ステップS13 用紙Pを搬送し、ステップS12に戻る。
ステップS14 第1の駆動電流A1を検出する。
ステップS15 次の用紙Pの前端が定着部に到達したかどうかを判断する。次の用紙Pの前端が定着部に到達した場合はステップS17に、到達していない場合はステップS16に進む。
ステップS16 用紙Pを搬送し、ステップS15に戻る。
ステップS17 第2の駆動電流A2を検出する。
ステップS18 差分ΔAが電流値As2より小さいかどうかを判断する。差分ΔAが電流値As2より小さい場合はステップS20に、差分ΔAが電流値As2以上である場合はステップS19に進む。
ステップS19 定着部搬送速度V2を0.1〔%〕低くする。
ステップS20 用紙Pを所定量搬送する。
ステップS21 次の用紙Pの後端が転写部を抜けたかどうかを判断する。次の用紙Pの後端が転写部を抜けた場合はステップS22に進み、抜けていない場合はステップS14に戻る。
ステップS22 用紙Pを排出する。
ステップS23 次の印刷データが有るかどうかを判断する。次の印刷データが有る場合はステップS12に戻り、無い場合はステップS24に進む。
ステップS24 印刷を終了し、処理を終了する。
なお、本実施の形態においては、現在の用紙Pを搬送している間に第1の駆動電流A1を検出し、次の用紙Pを搬送している間に第2の駆動電流A2を検出するようにしているが、1枚の用紙Pを搬送している間に、第1、第2の駆動電流A1、A2を検出することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、前記第1、第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図14は本発明の第3の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。
この場合、前記第1、第2の実施の形態における定着モータ駆動電流センサ40(図10)に代えてDCモータとしての転写モータ42の駆動電流を検出する転写モータ駆動電流センサ60が、前記第2の実施の形態における定着モータ駆動電流比較部50に代えて転写モータ駆動電流比較部61が配設され、該転写モータ駆動電流比較部61は搬送状態判定処理手段として機能する。そして、該転写モータ駆動電流比較部61による比較結果によって、搬送ローラ13(図13)の搬送速度が決定される。
前記転写モータ駆動電流比較部61は、搬送状態判定処理を行い、転写モータ駆動電流センサ60から電流を読み込み、像担持体としての感光体ドラム21及び転写部材としての転写ローラ16によって媒体としての用紙Pを搬送しているときの第1の駆動電流B1と、搬送ローラ13並びに感光体ドラム21及び転写ローラ16によって用紙Pを搬送しているときの第2の駆動電流B2とを比較する。
次に、前記構成のプリンタの動作について説明する。
図15は本発明の第3の実施の形態における用紙の搬送状態を示す第1の図、図16は本発明の第3の実施の形態における用紙の搬送状態を示す第2の図である。
図において、13は各ローラ13a、13bから成る搬送ローラ、14は転写ベルト、16は転写ローラ、21は感光体ドラム、Pは用紙である。
この場合、搬送ローラ13によって第1の搬送部材が、感光体ドラム21及び転写ローラ16によって第2の搬送部材が、各ローラ13a、13bの間の搬送部によって第1の搬送部が、転写部によって第2の搬送部が構成される。
このとき、転写部搬送速度V1と搬送ローラ13による用紙Pの搬送速度を表す搬送部搬送速度V3とは
V3>V1
の関係になるようにあらかじめ設定される。
V3>V1
の関係になるようにあらかじめ設定される。
そして、搬送部搬送速度V3が転写部搬送速度V1より高くなるように設定されているので、用紙Pの搬送方向における搬送ローラ13と感光体ドラム21及び転写ローラ16との間においては、図15に示されるように、用紙Pにたるみが生じ、転写部における搬送に搬送ローラ13の影響を及ぼさない。その場合の用紙Pの転写部搬送速度V1は感光体ドラム21及び転写ユニットu1で決まるので、搬送部搬送速度V3は、搬送ローラ13を構成する部材の影響を受ける。したがって、
V3>V1
の関係が成立しなくなる場合が生じる。前記搬送部搬送速度V3が転写部搬送速度V1以下になると用紙Pにたるみがなくなり、図16に示されるように、用紙Pが引っ張られた状態になり、搬送部搬送速度V3の影響を受けて転写部搬送速度V1が低くなる。したがって、用紙Pの後端が搬送ローラ13の搬送部から離れるのに伴って、搬送速度が変化するので、画像の印字位置がずれて色ずれ、印字乱れ等が発生してしまう。
V3>V1
の関係が成立しなくなる場合が生じる。前記搬送部搬送速度V3が転写部搬送速度V1以下になると用紙Pにたるみがなくなり、図16に示されるように、用紙Pが引っ張られた状態になり、搬送部搬送速度V3の影響を受けて転写部搬送速度V1が低くなる。したがって、用紙Pの後端が搬送ローラ13の搬送部から離れるのに伴って、搬送速度が変化するので、画像の印字位置がずれて色ずれ、印字乱れ等が発生してしまう。
図17は本発明の第3の実施の形態における速度比と色ずれ量との関係図である。なお、図において、横軸に転写部搬送速度V1に対する搬送部搬送速度V3の比を表す速度比V3/V1を百分率で、縦軸に色ずれ量μを採ってある。
図に示されるように、搬送部搬送速度V3が転写部搬送速度V1に対して低くなる状態から徐々に色ずれ量は大きくなる。一方、高くなる場合は、用紙Pのたわみ量が大きくなり、用紙Pのたわみスペースがなくなり始める頃から色ずれ量は大きくなる。なお、搬送部搬送速度V3を転写部搬送速度V1に対して0〔%〕以上、かつ、+0.5〔%〕以下の範囲で高くし、速度比V3/V1を100〔%〕以上、かつ、100.5〔%〕以下の範囲にするのが好ましい。
ところで、転写部と搬送部との間において用紙Pにたるみがなくなり、速度比V3/V1が前記範囲から外れると、転写部において用紙Pが引っ張られた状態になるが、これに伴って、転写モータ42に加わる負荷が変化して大きくなるので、転写モータ42に供給される駆動電流が大きくなる。そこで、該駆動電流を検出し、駆動電流に応じて搬送部搬送速度V3を変更するようにしている。
図18は本発明の第3の実施の形態におけるプリンタの動作を示すフローチャート、図19は本発明の第3の実施の形態における用紙の搬送状態を示す第3の図、図20は本発明の第3の実施の形態における用紙の搬送状態を示す第4の図である。
図において、13は各ローラ13a、13bから成る搬送ローラ、14は転写ベルト、15は位置検出部としての検出センサ、16は転写部材としての転写ローラ、21は像担持体としての感光体ドラム、Pは用紙である。
この場合、制御部30の前記電流検出処理手段は、図19に示されるように、感光体ドラム21及び転写ローラ16によって用紙Pを搬送している場合に、転写モータ42(図14)に供給される電流を転写モータ駆動電流センサ60から読み込むことによって第1の駆動電流B1を検出し、該第1の駆動電流B1を前記メモリに記録する。続いて、前記電流検出処理手段は、図20に示されるように、搬送ローラ13並びに感光体ドラム21及び転写ローラ16によって次の用紙Pを搬送している場合に、転写モータ42に供給される電流を転写モータ駆動電流センサ60から読み込むことによって第2の駆動電流B2を検出する。
そして、前記転写モータ駆動電流比較部61は、搬送状態判定処理を行い、用紙Pの搬送状態を判定する。そのために、転写モータ駆動電流比較部61は、メモリから第1の駆動電流B1を読み出し、該第1の駆動電流B1と、定着モータ駆動電流センサ40から読み込んだ第2の駆動電流B2との差分ΔB
ΔB=B2−B1
を算出し、該差分ΔBが閾値としての電流値Bs1より小さいかどうかを判断し、差分ΔBが電流値Bs1以上である場合、制御部30の前記速度変更処理手段は、搬送部搬送速度V3を変更して0.1〔%〕高くする。
ΔB=B2−B1
を算出し、該差分ΔBが閾値としての電流値Bs1より小さいかどうかを判断し、差分ΔBが電流値Bs1以上である場合、制御部30の前記速度変更処理手段は、搬送部搬送速度V3を変更して0.1〔%〕高くする。
前記速度変更処理手段は、差分ΔBが電流値Bs1より小さくなるまで、繰り返し、搬送部搬送速度V3を変更して高くする。
このように、本実施の形態においては、転写モータ42に加わる負荷が変化する前と転写モータ42に加わる負荷が変化した後との電流の変化量に基づいて、用紙Pの搬送状態を判定するようになっているので、感光体ドラム21、転写ローラ16等の個体差、転写モータ42に加わる負荷のばらつき等を考慮する必要がなくなり、一層正確に用紙Pの搬送状態を判定することができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS31 印刷を開始する。
ステップS32 用紙Pの後端が搬送部から抜けたかどうかを判断する。用紙Pの後端が搬送部から抜けた場合はステップS34に、抜けていない場合はステップS33に進む。
ステップS33 用紙Pを搬送し、ステップS32に戻る。
ステップS34 第1の駆動電流B1を検出する。
ステップS35 次の用紙Pの前端が転写部に到達するのを待機する。次の用紙Pの前端が転写部に到達した場合はステップS36に進む。
ステップS36 第2の駆動電流B2を検出する。
ステップS37 差分ΔBが電流値Bs1より小さいかどうかを判断する。差分ΔBが電流値Bs1より小さい場合はステップS39に、差分ΔBが電流値Bs1以上である場合はステップS38に進む。
ステップS38 搬送部搬送速度V3を0.1〔%〕高くする。
ステップS39 用紙Pを所定量搬送する。
ステップS40 次の用紙Pの後端が搬送部から抜けたかどうかを判断する。次の用紙Pの後端が搬送部から抜けた場合はステップS41に進み、抜けていない場合はステップS34に戻る。
ステップS41 用紙Pを排出する。
ステップS42 次の印刷データが有るかどうかを判断する。次の印刷データが有る場合はステップS32に戻り、無い場合はステップS43に進む。
ステップS43 印刷を終了し、処理を終了する。
ステップS31 印刷を開始する。
ステップS32 用紙Pの後端が搬送部から抜けたかどうかを判断する。用紙Pの後端が搬送部から抜けた場合はステップS34に、抜けていない場合はステップS33に進む。
ステップS33 用紙Pを搬送し、ステップS32に戻る。
ステップS34 第1の駆動電流B1を検出する。
ステップS35 次の用紙Pの前端が転写部に到達するのを待機する。次の用紙Pの前端が転写部に到達した場合はステップS36に進む。
ステップS36 第2の駆動電流B2を検出する。
ステップS37 差分ΔBが電流値Bs1より小さいかどうかを判断する。差分ΔBが電流値Bs1より小さい場合はステップS39に、差分ΔBが電流値Bs1以上である場合はステップS38に進む。
ステップS38 搬送部搬送速度V3を0.1〔%〕高くする。
ステップS39 用紙Pを所定量搬送する。
ステップS40 次の用紙Pの後端が搬送部から抜けたかどうかを判断する。次の用紙Pの後端が搬送部から抜けた場合はステップS41に進み、抜けていない場合はステップS34に戻る。
ステップS41 用紙Pを排出する。
ステップS42 次の印刷データが有るかどうかを判断する。次の印刷データが有る場合はステップS32に戻り、無い場合はステップS43に進む。
ステップS43 印刷を終了し、処理を終了する。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1〜第3の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図21は本発明の第4の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図、図22は本発明の第4の実施の形態における回転速度センサを示す図である。
この場合、回転速度センサ70は、第1のローラとしての、かつ、定着部材としての定着ローラ17aの一端に取り付けられたスリット円板71及びセンサ部72を備え、DCモータとしての定着モータ41の回転速度を測定する。前記スリット円板71の外周縁部分には、一定のピッチで複数のスリットが形成され、前記センサ部72は、発光部で発光させられた光が前記スリットを介して受光部に送られると、パルス信号を発生させる。
また、回転速度センサ70によって測定される回転速度は、媒体としての用紙P(図20)の搬送状態を判定するための搬送状態判定変量として機能する。
次に、前記構成のプリンタの動作について説明する。
図23は本発明の第4の実施の形態のおけるプリンタの動作を示すフローチャートである。
この場合、転写部と定着部との間において用紙P(図20)にたるみがなくなり、速度比V2/V1が前記範囲から外れると、転写部において用紙Pが引っ張られた状態になるが、これに伴って、定着モータ41(図21)に加わる負荷が変化して大きくなるので、定着モータ41の回転速度が低くなる。そこで、該回転速度を検出し、回転速度に応じて定着部搬送速度V2を変更するようにしている。
そのために、制御部30の判定変量検出処理手段としての図示されない回転速度検出処理手段は、判定変量検出処理としての回転速度検出処理を行い、定着ローラ17a(図22)及び第2のローラとしての、かつ、加圧部材としての加圧ローラ17bによって用紙Pを搬送している場合に、回転速度センサ70から回転速度を読み込むことによって、第1の回転速度N1を検出し、該第1の回転速度N1をメモリに記録する。続いて、前記回転速度検出処理手段は、定着ローラ17a及び加圧ローラ17b、並びに感光体ドラム21及び転写ローラ16によって次の用紙Pを搬送している場合に、回転速度センサ70から回転速度を読み込むことによって、第2の回転速度N2を検出する。
そして、制御部30の前記搬送状態判定処理手段は、用紙Pの搬送状態を判定する。そのために、搬送状態判定処理手段は、メモリから第1の回転速度N1を読み出し、該第1の回転速度N1と、定着モータ駆動電流センサ40から読み込んだ第2の回転速度N2との差分ΔN
ΔN=N2−N1
を算出し、該差分ΔNが閾値としての回転速度差Ns1より小さいかどうかを判断し、差分ΔNが回転速度差Ns1以上である場合、制御部30の前記速度変更処理手段は、定着部搬送速度V2を変更して0.1〔%〕低くする。
ΔN=N2−N1
を算出し、該差分ΔNが閾値としての回転速度差Ns1より小さいかどうかを判断し、差分ΔNが回転速度差Ns1以上である場合、制御部30の前記速度変更処理手段は、定着部搬送速度V2を変更して0.1〔%〕低くする。
前記速度変更処理手段は、差分ΔNが回転速度差Ns1より小さくなるまで、繰り返し、定着部搬送速度V2を変更して低くする。
このように、本実施の形態においては、定着モータ41に加わる負荷が変化する前と定着モータ41に加わる負荷が変化した後との回転速度の変化量に基づいて、用紙Pの搬送状態を判定するようになっているので、定着器17の個体差、定着モータ41に加わる負荷のばらつき等を考慮する必要がなくなり、一層正確に用紙Pの搬送状態を判定することができる。
なお、前記第1、第2の回転速度N1、N2は、最小回転速度でも平均回転速度でもよい。また、前記第1、第2の回転速度N1、N2は、回転速度センサ70から送られるパルス信号のパルスを計数することによって算出される。この場合、1回の計数で算出することができるが、複数回の計数で得られたカウント値を平均することができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS51 印刷を開始する。
ステップS52 第1の回転速度N1を検出する。
ステップS53 第2の回転速度N2を検出する。
ステップS54 差分ΔNが回転速度差Ns1より小さいかどうかを判断する。差分ΔNが回転速度差Ns1より小さい場合はステップS56に、差分ΔNが回転速度差Ns1以上である場合はステップS55に進む。
ステップS55 定着部搬送速度V2を0.1〔%〕低くする。
ステップS56 次の印刷データが有るかどうかを判断する。次の印刷データが有る場合はステップS53に戻り、無い場合はステップS57に進む。
ステップS57 印刷を終了し、処理を終了する。
ステップS51 印刷を開始する。
ステップS52 第1の回転速度N1を検出する。
ステップS53 第2の回転速度N2を検出する。
ステップS54 差分ΔNが回転速度差Ns1より小さいかどうかを判断する。差分ΔNが回転速度差Ns1より小さい場合はステップS56に、差分ΔNが回転速度差Ns1以上である場合はステップS55に進む。
ステップS55 定着部搬送速度V2を0.1〔%〕低くする。
ステップS56 次の印刷データが有るかどうかを判断する。次の印刷データが有る場合はステップS53に戻り、無い場合はステップS57に進む。
ステップS57 印刷を終了し、処理を終了する。
次に、他の回転速度センサについて説明する。
図24は本発明の第4の実施の形態における他の回転速度センサを示す図である。
この場合、回転速度センサ70は、定着ローラ17aを回転させる定着モータ41の出力軸に取り付けられたスリット円板71及びセンサ部72を備える。なお、17bは加圧ローラ、73はギヤである。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。なお、第1〜第4の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図25は本発明の第5の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。
この場合、搬送状態判定処理手段は、制御部30とは別に配設され、定着速度制御部80が搬送状態判定処理手段として機能する。
次に、前記構成のプリンタの動作について説明する。
図26は本発明の第5の実施の形態におけるプリンタの動作を示すフローチャート、図27は本発明の第5の実施の形態における定着部搬送速度テーブルである。
この場合、制御部30(図25)の前記判定変量検出処理手段としての電流検出処理手段は、第1のローラとしての、かつ、定着部材としての定着ローラ17a(図24)及び第2のローラとしての、かつ、加圧部材としての加圧ローラ17bによって媒体としての用紙P(図20)を搬送している場合に、定着モータ41に供給される電流を定着モータ駆動電流センサ40から読み込むことによって、第1の駆動電流A1を検出し、該第1の駆動電流A1をメモリに記録する。続いて、前記電流検出処理手段は、定着ローラ17a及び加圧ローラ17b、並びに感光体ドラム21及び転写ローラ16によって次の用紙Pを搬送している場合に、定着モータ41に供給される電流を定着モータ駆動電流センサ40から読み込むことによって第2の駆動電流A2を検出する。
そして、定着速度制御部80は、搬送状態判定処理を行い、用紙Pの搬送状態を判定する。そのために、定着速度制御部80は、メモリから第1の駆動電流A1を読み出し、該第1の駆動電流A1と、定着モータ駆動電流センサ40から読み込んだ第2の駆動電流A2との差分ΔA
ΔA=A2−A1
を算出し、該差分ΔAが閾値としての電流値As2より小さいかどうかを判断し、差分ΔAが電流値As2以上である場合、制御部30の前記速度変更処理手段は、メモリに設定された定着部搬送速度テーブルを参照し、差分ΔA(ΔA1、ΔA2、…)に対応する定着部搬送速度V2の低減量を読み出し、低減量だけ定着部搬送速度V2を変更して低くする。
ΔA=A2−A1
を算出し、該差分ΔAが閾値としての電流値As2より小さいかどうかを判断し、差分ΔAが電流値As2以上である場合、制御部30の前記速度変更処理手段は、メモリに設定された定着部搬送速度テーブルを参照し、差分ΔA(ΔA1、ΔA2、…)に対応する定着部搬送速度V2の低減量を読み出し、低減量だけ定着部搬送速度V2を変更して低くする。
前記速度変更処理手段は、差分ΔAが電流値As2より小さくなるまで、繰り返し、定着部搬送速度V2を変更して低くする。
本実施の形態においては、差分ΔAに比例して定着部搬送速度V2を変更するようになっているので、定着器17の個体差、定着モータ41に加わる負荷のばらつき等を考慮する必要がなくなり、一層正確に用紙Pの搬送状態を判定することができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS61 印刷を開始する。
ステップS62 第1の駆動電流A1を検出する。
ステップS63 第2の駆動電流A2を検出する。
ステップS64 差分ΔAが電流値As2より小さいかどうかを判断する。差分ΔAが電流値As2より小さい場合はステップS67に、差分ΔAが電流値As2以上である場合はステップS65に進む。
ステップS65 定着部搬送速度V2を低くする。
ステップS66 差分ΔAと電流値As1とが等しいかどうかを判断する。差分ΔAと電流値As1とが等しい場合はステップS67に進み、差分ΔAと電流値As1とが等しくない場合はステップS65に戻る。
ステップS67 印刷を終了し、処理を終了する。
ステップS61 印刷を開始する。
ステップS62 第1の駆動電流A1を検出する。
ステップS63 第2の駆動電流A2を検出する。
ステップS64 差分ΔAが電流値As2より小さいかどうかを判断する。差分ΔAが電流値As2より小さい場合はステップS67に、差分ΔAが電流値As2以上である場合はステップS65に進む。
ステップS65 定着部搬送速度V2を低くする。
ステップS66 差分ΔAと電流値As1とが等しいかどうかを判断する。差分ΔAと電流値As1とが等しい場合はステップS67に進み、差分ΔAと電流値As1とが等しくない場合はステップS65に戻る。
ステップS67 印刷を終了し、処理を終了する。
前記各実施の形態においては、プリンタについて説明しているが、本発明を、複写機、ファクシミリ装置、複合機等に適用することができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
13 搬送ローラ
16 転写ローラ
17a 定着ローラ
17b 加圧ローラ
21 感光体ドラム
30 制御部
41 定着モータ
P 用紙
16 転写ローラ
17a 定着ローラ
17b 加圧ローラ
21 感光体ドラム
30 制御部
41 定着モータ
P 用紙
Claims (8)
- (a)媒体の搬送方向に沿って配設され、媒体を搬送する第1、第2の搬送部材と、
(b)該第2の搬送部材を作動させる駆動部と、
(c)前記第1、第2の搬送部材によって媒体を搬送するときの前記駆動部における搬送状態判定変量を検出する判定変量検出処理手段と、
(d)前記搬送状態判定変量に基づいて前記第2の搬送部材による媒体の搬送速度を変更する速度変更処理手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記速度変更処理手段は、搬送状態判定変量が閾値以上になったときに、媒体の搬送速度を変更する請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記速度変更処理手段は、前記第2の搬送部材だけによって媒体を搬送するときの搬送状態判定変量、及び前記第1、第2の搬送部材によって媒体を搬送するときの搬送状態判定変量に基づいて媒体の搬送速度を変更する請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記速度変更処理手段は、前記第1の搬送部材だけによって媒体を搬送するときの搬送状態判定変量、及び前記第1、第2の搬送部材によって媒体を搬送するときの搬送状態判定変量に基づいて媒体の搬送速度を変更する請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記搬送状態判定変量は前記駆動部に供給される電流である請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記搬送状態判定変量は前記駆動部の回転速度である請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記速度変更処理手段は、搬送速度を段階的に変更する請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記速度変更処理手段は、前記搬送状態判定変量の変化量に対応させて変更する請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006260258A JP2008083139A (ja) | 2006-09-26 | 2006-09-26 | 画像形成装置 |
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JP2006260258A JP2008083139A (ja) | 2006-09-26 | 2006-09-26 | 画像形成装置 |
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011191629A (ja) * | 2010-03-16 | 2011-09-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2012137533A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
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JP2014038241A (ja) * | 2012-08-17 | 2014-02-27 | Konica Minolta Inc | 画像形成装置 |
JP2015079177A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | コニカミノルタ株式会社 | 画像処理装置 |
JP2016109699A (ja) * | 2014-12-02 | 2016-06-20 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2016180981A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-13 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
-
2006
- 2006-09-26 JP JP2006260258A patent/JP2008083139A/ja not_active Withdrawn
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