JP6727566B2 - 餃子の製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、餃子の皮を得るための半練り状の材料に加え、型抜き後の残り材料を再利用して餃子の皮を得ることができる餃子の製造装置に関するものである。
従来の餃子の製造装置は、開いた状態の成形型上に餃子の皮を供給し、その餃子の皮に餃子の具を載せた後、成形型を閉じることによって、餃子の皮に所定量の具が包まれた餃子を連続的に得ることができるよう構成されている(例えば、特許文献1参照)。この場合、小麦粉(半練り状の材料)を投入部に投入し、ローラ等で圧縮して得られた帯状の材料を型抜き可能な型抜き部まで送り、当該型抜き部で型抜きした材料を餃子の皮とすることにより、連続して大量の餃子の皮を得ることができる餃子の製造装置も考えられている。
また、従来、型抜き部で型抜きされた後の残り材料を投入部に投入し、新たに投入された半練り状の材料とともに再び帯状の材料に成形して餃子の皮とし得る餃子の製造装置も考えられている。かかる従来の餃子の製造装置によれば、型抜き部で型抜きされた後の残り材料を容易に再利用することができ、その分、製造コストを低減させることができる。
特開2010−57401号公報
しかしながら、上記従来技術においては、残り材料を再利用して製造コストを低減させることができるものの、再利用する残り材料の水分と新たに投入される半練り状の材料の水分とに違いが生じているため、これらを混ぜ合わせて帯状の材料とし、型抜き部で型抜きして餃子の皮とした場合、残り材料で得られた部分と半練り状の材料で得られた部分とで硬さや食感が部分的に異なってしまい、食味が低下して品質上問題となる虞がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、残り材料を再利用して製造コストを低下させることができるとともに、残り材料による食味の低下を抑制して品質を維持することができる餃子の製造装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、半練り状の材料を投入可能な投入部と、該投入部に投入された半練り状の材料を圧縮して帯状に成形する帯状成形部と、該帯状成形部で得られた帯状の材料を所定形状に型抜きして餃子の皮とし得る型抜き部と、該型抜き部で得られた餃子の皮に餃子の具を載せるとともに、当該餃子の皮で前記餃子の具を包んで餃子を得る餃子成形部と、前記型抜き部による型抜き後の残り材料を前記帯状成形部に搬入させる搬入部とを具備した餃子の製造装置であって、前記帯状成形部は、一方の面側に形成され、前記投入部に投入された半練り状の材料にて形成された第1層と、他方の面側に形成され、前記搬入部により前記帯状成形部に搬入された残り材料にて形成された第2層とを有した帯状の材料を成形し得ることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の餃子の製造装置において、前記餃子成形部は、前記第1層を餃子の皮の外側としつつ前記第2層を餃子の皮の内側として前記餃子の具を包んで餃子を得ることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の餃子の製造装置において、前記帯状成形部は、所定間隔離間した一対のローラを有し、これらローラの間に半練り状の材料及び残り材料を通過させて圧縮することにより帯状に成形し得る圧縮手段と、前記投入部に投入された半練り状の材料及び残り材料を押圧して前記圧縮手段に案内させ得る案内手段とを具備したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の餃子の製造装置において、前記案内手段は、前記残り材料を面で押圧して当該残り材料と共に半練り状の材料を前記圧縮手段に案内し得る板状部材を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れか1つに記載の餃子の製造装置において、前記帯状成形部と型抜き部との間には、前記帯状の材料を所定寸法ずつ展伸させ得る複数の圧延手段が配設されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、帯状成形部は、一方の面側に形成され、投入部に投入された半練り状の材料にて形成された第1層と、他方の面側に形成され、搬入部により帯状成形部に搬入された残り材料にて形成された第2層とを有した帯状の材料を成形し得るので、残り材料を再利用して製造コストを低下させることができるとともに、残り材料による食味の低下を抑制して品質を維持することができる。
請求項2の発明によれば、餃子成形部は、第1層を餃子の皮の外側としつつ第2層を餃子の皮の内側として餃子の具を包んで餃子を得るので、残り材料で形成された第2層側に餃子の具が載せられることとなり、当該第2層に餃子の具の水分が浸透して第1層との間の食感の違いを抑制することができる。
請求項3の発明によれば、帯状成形部は、所定間隔離間した一対のローラを有し、これらローラの間に半練り状の材料及び残り材料を通過させて圧縮することにより帯状に成形し得る圧縮手段と、投入部に投入された半練り状の材料及び残り材料を押圧して圧縮手段に案内させ得る案内手段とを具備したので、帯状の材料に第1層及び第2層を確実に形成させることができる。
請求項4の発明によれば、案内手段は、残り材料を面で押圧して当該残り材料と共に半練り状の材料を圧縮手段に案内し得る板状部材を有するので、残り材料の帯状を保持しつつ第2層を確実且つ安定して形成することができる。
請求項5の発明によれば、帯状成形部と型抜き部との間には、帯状の材料を所定寸法ずつ展伸させ得る複数の圧延手段が配設されたので、帯状の材料に内在する空気を確実且つ円滑に排出させることができるとともに、第1層と第2層との境界を全体的になじませることができる。
本発明の実施形態に係る餃子の製造装置を示す正面図 同餃子の製造装置を示す側面図 同餃子の製造装置を示す平面図 同餃子の製造装置における半練り状の材料、帯状の材料及び残り材料を示す模式図 同餃子の製造装置における案内手段を示す正面図及び側面図 同餃子の製造装置における帯状成形部を示す説明図であって案内手段の揺動を示す模式図 同餃子の製造装置における型抜き部(型抜き前)を示す模式図 同餃子の製造装置における型抜き部(型抜き後)を示す模式図 同餃子の製造装置における帯状の材料を示す(a)正面図(b)平面図 同餃子の製造装置における残り材料を示す(a)正面図(b)平面図 同餃子の製造装置における餃子成形部の成形型を示す平面図 同成形型を示す正面図 同成形型による餃子の成形を説明するための模式図 同餃子の製造装置における餃子成形部を示す模式図 同餃子の製造装置によって製造された餃子の外観を示す模式図 同餃子の製造装置によって製造された餃子の内部を示す断面図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る餃子の製造装置は、複数の餃子を連続的に製造するためのもので、図1〜4に示すように、投入部1と、帯状成形部2と、搬送コンベア3a〜3cと、型抜き部4と、搬入部6と、圧延手段7a〜7dと、制御盤8とを有して構成され、半練り状の材料Fを投入することにより餃子の皮Mを自動的且つ連続的製造した後、その餃子の皮Mに対して自動的に餃子の具gを順次包んで餃子を得るためのものである。
投入部1は、小麦粉に水を混ぜて半練り状にした半練り状の材料を投入可能なもので、本実施形態においては、帯状成形部2に向かって延設された搬送コンベアから成る。また、投入部1の側方には、半練り状の材料を所定量載置し、その半練り状の材料を適宜量毎に投入部1に供給するための供給テーブルAが設置されている。なお、供給テーブルAを介さず、直接投入部1に半練り状の材料を投入し得るものとしてもよい。
帯状成形部2は、投入部1に投入された半練り状の材料Fを圧縮して帯状に成形するもので、本実施形態においては、所定間隔離間した一対のローラR1、R2を有し、これらローラ(R1、R2)の間に半練り状の材料F及び残り材料Nを通過させて圧縮することにより帯状に成形し得る圧縮手段2aと、投入部1に投入された半練り状の材料F及び残り材料Nを押圧して圧縮手段2aに案内させ得る案内手段2bとを具備している。
案内手段2bは、図5に示すように、揺動軸Lを中心に回動可能なアーム部2baと、該アーム部2baの先端に取り付けられ、弧状に折り曲げられた面Sを有する板状部材2bbとを具備して構成されている。板状部材2bbは、アーム部2baの回動に伴って揺動して図6(a)で示す位置(上位置)と同図(b)で示す位置(下位置)との間を移動可能とされるとともに、上位置から下位置まで揺動する過程において、残り材料Nを面Sで押圧して当該残り材料Nと共に半練り状の材料Fを圧縮手段2aに案内し得るようになっている。
圧縮手段2aは、図6に示すように、所定寸法tだけ離間したローラR1及びローラR2を有して構成され、これらローラ(R1、R2)を同図矢印方向に回転させつつ当該ローラ(R1、R2)の離間部に供給された半練り状の材料F及び残り材料Nを圧縮しつつ送り出すことにより、厚み寸法tの帯状の材料W(図9参照)を得ることが可能とされている。これにより、帯状成形部2にて得られる帯状の材料Wは、半練り状の材料F及び残り材料Nを厚み方向に層状に有して成るものとされている。
すなわち、本実施形態に係る帯状成形部2によって、一方の面側に形成され、投入部1に投入された半練り状の材料Fにて形成された(半練り状の材料Fから主に成る)第1層Waと、他方の面側に形成され、搬入部6により投入部1に投入された残り材料Nにて形成された(残り材料Nから主に成る)第2層Wbとを有する帯状の材料Wを得ることができるのである。なお、圧縮手段2aを構成するローラ(R1、R2)及び案内手段2bは、収容部C内に配設された駆動源(不図示)によってそれぞれ駆動されるようになっている。
搬送コンベア3a〜3cは、帯状成形部2で得られた帯状の材料Wを型抜き部4まで連続的に搬送するためのもので、これら帯状成形部2と型抜き部4との間には、帯状の材料Wを所定寸法ずつ展伸させ得る複数(本実施形態においては4つ)の圧延手段(7a〜7d)が配設されている。具体的には、圧延手段(7a〜7d)には、それぞれ一対のローラ(r1、r2)が配設されており、これら一対のローラ(r1、r2)の離間部を帯状の材料Wが通過することにより、厚み方向に順次圧縮されて所定寸法ずつ展伸させることができるようになっている。
型抜き部4は、帯状成形部2で得られた帯状の材料Wを所定形状(丸形)に型抜きして餃子の皮Mとし得るもので、本実施形態においては、図7に示すように、2つの抜き孔4aaが形成された固定型4aと、抜き孔4aaに対応した位置に2つの抜き部4baがそれぞれ形成された可動型4bとを有して構成されている。そして、搬送コンベア(3a〜3c)にて搬送された帯状の材料Wを固定型4a上に載置した状態において、可動型4bを固定型4aに近接させることにより抜き部4baを抜き孔4aaに嵌入させ、餃子の皮Mの形状である丸形(所定形状)に型抜き可能とされている。
餃子成形部5は、型抜き部4で得られた餃子の皮Mに餃子の具gを載せるとともに、当該餃子の皮Mで餃子の具gを包んで商品としての餃子G(図15参照)を得るためのもので、図14に示すように、平面視円形に形成された回転部材5bと、該回転部材5b上において周方向に沿って複数配置された成形型5aとを有して構成されている。回転部材5bは、同図中反時計周りに間欠的に回転し得るもので、当該回転に伴って成形型5aが位置K1〜K8に亘って順次回動し得るようになっている。
しかるに、回転部材5bにおける位置K1の上方には、型抜き部4が配置されており、図7、8に示すように、型抜きされた餃子の皮Mが位置K1にある成形型5a上に落下して順次供給されるようになっている。また、回転部材5bにおける位置K3の上方には、餃子の具gを収容したホッパHが配置されており、所定量の餃子の具gを成形型5a上の餃子の皮M上に載せることが可能とされている。さらに、回転部材5bにおける位置K7に向かってプッシャPが延設されており、製造された餃子Gを成形型5aから搬出テーブルDに排出可能とされている。
成形型5aは、図11、12に示すように、回転部材5bに固定された基部5aaと、基部5aaに対して軸Laを中心として揺動可能な第1成形型5abと、基部5aaに対して軸Lbを中心として揺動可能な第2成形型5acとを有して構成され、回転部材5bの回転に伴って、基部5aaに対して第1成形型5ab及び第2成形型5acが開状態(図13(a)(b)参照)と、基部5aaに対して第1成形型5ab及び第2成形型5acが閉状態(同図(c)参照)と、基部5aaに対して第1成形型5abが閉状態且つ第2成形型5acが開状態との間で変形可能とされている。
また、第1成形型5ab及び第2成形型5acは、餃子Gにおける餃子の皮Mを所望の形状とするための形がそれぞれ成形されるとともに、閉状態のとき、基部5aa、第1成形型5ab及び第2成形型5acによって餃子の具gを包んだ餃子Gが収容される空間が形成されるようになっている。さらに、第1成形型5abには、プッシャPを挿通可能な開口hが形成されている。なお、第1成形型5ab及び第2成形型5acは、操作部mがそれぞれ突出形成されており、回転部材5bが回転するのに伴って操作部mがレール状のカム部(不図示)にそれぞれ当接することにより、所定タイミングで閉状態と開状態とに変形可能とされている。
本実施形態においては、成形型5aが位置K1(図14参照)にあるとき、図13(a)に示すように、第1成形型5ab及び第2成形型5acが開状態とされ、その上部に型抜き部4にて型抜きされた餃子の皮Mを載置し得るようになっている。また、回転部材5bが回転して成形型5aが位置K3に至ると、ホッパHから所定量の餃子の具gが投入され、同図(b)に示すように、餃子の具gが餃子の皮M上に載せられる。
そして、回転部材5bがさらに回転して成形型5aが位置K4〜K6を通過する過程において、不図示のレール状のカム部に操作部mが当接することにより、同図(c)に示すように、第1成形型5ab及び第2成形型5acが閉状態とされ、餃子の皮Mで餃子の具gを包んで商品としての餃子Gが成形されることとなる。その後、成形型5aが位置K7に至ると、同図(d)に示すように、第1成形型5abの閉状態が維持されつつ第2成形型5acが開状態とされ、開口hから挿入したプッシャPによって餃子Gが搬出テーブルDに排出されるようになっている。
なお、回転部材5bがさらに回転して成形型5aが位置K8〜位置K1に至る過程において、不図示のレール状のカム部に操作部mが当接することにより、同図(a)に示すように、第1成形型5ab及び第2成形型5acが開状態となって繰り返し型抜き部4にて型抜きされた餃子の皮Mを載置し得るようになっている。このように、回転部材5が回転することにより、餃子の皮M上に餃子の具gが載置され、その餃子の具gを餃子の皮Mにて包んで商品としての餃子Gを順次製造することができる。
搬入部6は、型抜き部4による型抜き後の残り材料Nを帯状成形部2に搬入させるもので、本実施形態においては、第1搬送コンベア6a及び第2搬送コンベア6bを有して構成されている。第1搬送コンベア6aは、型抜き部4から搬送された残り材料Nを受けて第2搬送コンベア6bに向かって搬送するためのもので、その搬送面の終端が第2搬送コンベア6bの搬送面の始端と近接して配設されている。なお、残り材料Nは、型抜き部4によって餃子の皮Mが2枚ずつ抜かれているので、図10に示すように、帯状の材料Wにおける所定位置に丸形状Naが抜かれた帯状のものとされている。
第2搬送コンベア6bは、投入部1を構成する搬送コンベアの上方で延設されたもので、その搬送面の終端が帯状成形部2の上方に位置している。これにより、型抜き部4で生じた帯状の残り材料Nは、第1搬送コンベア6a及び第2搬送コンベア6bにて搬送され、帯状成形部2に順次搬入されるようになっている。したがって、残り材料Nを帯状成形部2に搬入して半練り状の材料Fと共に再び帯状の材料に成形させることができるので、残り材料Nを再利用して製造コストを低減させることができる。
ここで、本実施形態に係る帯状成形部2は、投入部1にて投入された半練り状の材料Fと搬入部6にて搬入された残り材料Nとを併せて圧縮して帯状の材料Wとしているので、一方の面側に形成され、投入部1に投入された半練り状の材料Fにて形成された第1層Waと、他方の面側に形成され、搬入部6により帯状成形部2に搬入された残り材料Nにて形成された第2層Wbとを有した帯状の材料Wを成形し得るようになっている。
さらに、型抜き部4にて型抜きされた餃子の皮Mは、図8に示すように、成形型5aに対向する面が第1層Waとされるとともに、その反対側の面が第2層Wbとなるよう載置されるので、餃子成形部5は、第1層Waを餃子の皮Mの外側としつつ第2層Wbを餃子の皮Nの内側として餃子の具gを包んで餃子Gを得ることができるようになっている。すなわち、本装置にて製造された餃子Gは、図16に示すように、餃子の皮Mの外側に第1層Waが位置しつつ餃子の具gを包む内側が第2層Wbとなっているのである。
制御盤8は、本装置に配設された各種アクチュエータを制御して例えば帯状の材料Wの成形速度、又は半練り状の材料F、帯状の材料W若しくは残り材料Nの搬送速度等を任意調整し得るものである。これにより、例えば投入部1を構成する搬送コンベアの駆動速度と、搬入部6を構成する搬送コンベアの駆動速度とを任意に制御して、第1層Wa及び第2層Wbの厚さ寸法を調整することができるとともに、圧延手段(7a〜7d)の駆動速度を制御してその間の帯状の材料Wのたるみを適宜調整することができる。
本実施形態によれば、帯状成形部2は、一方の面側に形成され、投入部1に投入された半練り状の材料Fにて形成された第1層Waと、他方の面側に形成され、搬入部6により帯状成形部2に搬入された残り材料Nにて形成された第2層Wbとを有した帯状の材料Wを成形し得るので、残り材料Nを再利用して製造コストを低下させることができるとともに、残り材料Nによる食味の低下を抑制して品質を維持することができる。
特に、本実施形態に係る餃子成形部5は、第1層Waを餃子の皮Nの外側としつつ第2層Wbを餃子の皮Nの内側として餃子の具gを包んで餃子Gを得るので、残り材料Nで形成された第2層Wb側に餃子の具gが載せられることとなり、当該第2層Wbに餃子の具gの水分が浸透して第1層Waとの間の食感の違いを抑制することができる。すなわち、残り材料Nは、比較的長時間外気に晒され、半練り状の材料Fと比べて水分が減少していることが多いので、残り材料Nから主に成る第2層Wbに餃子の具gを載せるようにすれば、その餃子の具gから染み出た水分が第2層Wb側に浸透して食感を向上させることができるのである。
また、本実施形態に係る帯状成形部2は、所定間隔離間した一対のローラ(R1、R2)を有し、これらローラ(R1、R2)の間に半練り状の材料F及び残り材料Nを通過させて圧縮することにより帯状に成形し得る圧縮手段2aと、投入部1に投入された半練り状の材料F及び残り材料Nを押圧して圧縮手段2aに案内させ得る案内手段2bとを具備したので、帯状の材料Wに第1層Wa及び第2層Wbを確実に形成させることができる。
さらに、本実施形態に係る案内手段2bは、残り材料Nを面Sで押圧して当該残り材料Nと共に半練り状の材料Fを圧縮手段2aに案内し得る板状部材2bbを有するので、残り材料Nの帯状を保持しつつ第2層Wbを確実且つ安定して形成することができる。またさらに、本実施形態においては、帯状成形部2と型抜き部4との間には、帯状の材料Wを所定寸法ずつ展伸させ得る複数の圧延手段(7a〜7d)が配設されたので、帯状の材料Wに内在する空気を確実且つ円滑に排出させることができるとともに、第1層Waと第2層Wbとの境界を全体的になじませることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば餃子成形部5は、第2層Wbを餃子の皮Mの外側としつつ第1層Waを餃子の皮Mの内側として餃子の具gを包んで餃子Gを得るものとしてもよい。この場合、第1層Waと第2層Wbとの位置関係が上記実施形態とは逆になるものの、餃子の皮Mにおいて半練り状の材料Fから成る部分と残り材料Nから成る部分とが混在するものに比べ、残り材料Nによる食味の低下を抑制して品質を維持することができる。
また、本実施形態においては、帯状成形部と型抜き部との間に圧延手段(7a〜7d)が4つ配置されているが、1〜3又は5つ以上配置するようにしてもよく、或いは圧延手段を配置しないものとしてもよい。さらに、本実施形態に係る帯状成形部2は、案内手段2bを具備しているが、かかる案内手段2bに代えて若しくは共に、帯状の材料Wを所定寸法ずつ展伸させ得る他の形態のものを具備するようにしてもよい。
一方の面側に形成され、投入部に投入された半練り状の材料にて形成された第1層と、他方の面側に形成され、搬入部により帯状成形部に搬入された残り材料にて形成された第2層とを有した帯状の材料を成形し得る帯状成形部を具備した餃子の製造装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1 投入部
2 帯状成形部
2a 圧縮手段
2b 案内手段
3a〜3c 搬送コンベア
4 型抜き部
4a 固定型
4b 可動型
5 餃子成形部
5a 成形型
5b 回転部材
6 搬入部
7a〜7d 圧延手段
8 制御盤
F 半練り状の材料
W 帯状の材料
Wa 第1層
Wb 第2層
M 餃子の皮
N 残り材料
H ホッパ
G 餃子
P プッシャ

Claims (5)

  1. 半練り状の材料を投入可能な投入部と、
    該投入部に投入された半練り状の材料を圧縮して帯状に成形する帯状成形部と、
    該帯状成形部で得られた帯状の材料を所定形状に型抜きして餃子の皮とし得る型抜き部と、
    該型抜き部で得られた餃子の皮に餃子の具を載せるとともに、当該餃子の皮で前記餃子の具を包んで餃子を得る餃子成形部と、
    前記型抜き部による型抜き後の残り材料を前記帯状成形部に搬入させる搬入部と、
    を具備した餃子の製造装置であって、
    前記帯状成形部は、一方の面側に形成され、前記投入部に投入された半練り状の材料にて形成された第1層と、他方の面側に形成され、前記搬入部により前記帯状成形部に搬入された残り材料にて形成された第2層とを有した帯状の材料を成形し得ることを特徴とする餃子の製造装置。
  2. 前記餃子成形部は、前記第1層を餃子の皮の外側としつつ前記第2層を餃子の皮の内側として前記餃子の具を包んで餃子を得ることを特徴とする請求項1記載の餃子の製造装置。
  3. 前記帯状成形部は、
    所定間隔離間した一対のローラを有し、これらローラの間に半練り状の材料及び残り材料を通過させて圧縮することにより帯状に成形し得る圧縮手段と、
    前記投入部に投入された半練り状の材料及び残り材料を押圧して前記圧縮手段に案内させ得る案内手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の餃子の製造装置。
  4. 前記案内手段は、前記残り材料を面で押圧して当該残り材料と共に半練り状の材料を前記圧縮手段に案内し得る板状部材を有することを特徴とする請求項3記載の餃子の製造装置。
  5. 前記帯状成形部と型抜き部との間には、前記帯状の材料を所定寸法ずつ展伸させ得る複数の圧延手段が配設されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の餃子の製造装置。
JP2018057844A 2018-03-26 2018-03-26 餃子の製造装置 Active JP6727566B2 (ja)

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