JP3051978B2 - ピザ生地など食品生地の成型方法、及びその装置 - Google Patents
ピザ生地など食品生地の成型方法、及びその装置Info
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- JP3051978B2 JP3051978B2 JP10064084A JP6408498A JP3051978B2 JP 3051978 B2 JP3051978 B2 JP 3051978B2 JP 10064084 A JP10064084 A JP 10064084A JP 6408498 A JP6408498 A JP 6408498A JP 3051978 B2 JP3051978 B2 JP 3051978B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ピザ生地など食
品生地の成型方法、及びその装置に関する。
品生地の成型方法、及びその装置に関する。
【０００２】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】従来
より、例えばピザ生地を成型せしめるさいには、小麦粉
に水やイ−スト菌など所要の副材料を加えて混練りし、
所要時間発酵せしめたのち７０ｇ〜２５０ｇに分割せし
め、これを麺棒により厚さが０．５ｍｍ〜２ｍｍ、直径
が２００ｍｍ〜４５０ｍｍに展圧して成型せしめるとい
う、全くの手作業にたよっており、極めて成型能率が悪
いのみならず、常に均一に成型しずらいものとなってい
た。
より、例えばピザ生地を成型せしめるさいには、小麦粉
に水やイ−スト菌など所要の副材料を加えて混練りし、
所要時間発酵せしめたのち７０ｇ〜２５０ｇに分割せし
め、これを麺棒により厚さが０．５ｍｍ〜２ｍｍ、直径
が２００ｍｍ〜４５０ｍｍに展圧して成型せしめるとい
う、全くの手作業にたよっており、極めて成型能率が悪
いのみならず、常に均一に成型しずらいものとなってい
た。
【０００３】この発明は、かかる従来例の問題点を解決
し、ピザ生地など所要の食品生地を常に迅速、かつ、確
実に、しかも能率よく機械でもって成型せしめることが
出来、ひいては、機械的に大量成型せしめることが出来
る成型方法、及びその装置を提供しようとするものであ
る。
し、ピザ生地など所要の食品生地を常に迅速、かつ、確
実に、しかも能率よく機械でもって成型せしめることが
出来、ひいては、機械的に大量成型せしめることが出来
る成型方法、及びその装置を提供しようとするものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】即ち、この出願の請求項
１に係る発明は、少なくとも上下一対のプラスチックフ
ィルム間に一定分量の生地材料を挟みこみ、間欠走行自
在な無端駆動ベルトを介して搬送せしめつつ成型プレス
により所定形状に展圧して成型せしめることを特徴とす
る、ピザ生地など食品生地の成型方法を要旨とするもの
である。
１に係る発明は、少なくとも上下一対のプラスチックフ
ィルム間に一定分量の生地材料を挟みこみ、間欠走行自
在な無端駆動ベルトを介して搬送せしめつつ成型プレス
により所定形状に展圧して成型せしめることを特徴とす
る、ピザ生地など食品生地の成型方法を要旨とするもの
である。
【０００５】この出願の請求項２に係る発明は、間欠走
行自在な長尺状の無端駆動ベルトが水平配設され、該無
端駆動ベルトの搬送面上にはそのテ−ルプ−リがわから
トッププ−リがわに向けて生地材料を一定分量に分割供
給する分割供給手段と、分割供給された生地材料を上下
一対のプラスチックフィルムで挟みこむ上下部プラスチ
ックフィルム供給手段と、上下部プラスチックフィルム
間に分割生地材料を挟みつつ展圧成型せしめる成型手段
とが各々配設されてなることを特徴とする、ピザ生地な
ど食品生地の成型装置を要旨とするものである。
行自在な長尺状の無端駆動ベルトが水平配設され、該無
端駆動ベルトの搬送面上にはそのテ−ルプ−リがわから
トッププ−リがわに向けて生地材料を一定分量に分割供
給する分割供給手段と、分割供給された生地材料を上下
一対のプラスチックフィルムで挟みこむ上下部プラスチ
ックフィルム供給手段と、上下部プラスチックフィルム
間に分割生地材料を挟みつつ展圧成型せしめる成型手段
とが各々配設されてなることを特徴とする、ピザ生地な
ど食品生地の成型装置を要旨とするものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図面に示す一実施例に基づいて説明する。図１は、この
発明を実施するための装置を示すもので、同図中、１は
細長な方形体状のフレ−ム、２・３は該フレ−ム１の両
端上部に各々配設された一対のテ−ルプ−リとトッププ
−リ、４はチエ−ンなどの伝動機構５を介して該トップ
プ−リ３を間欠的に回転作動せしめる減速機付きモ−
タ、６はテ−ルプ−リ２とトッププ−リ３との間に巻掛
けられた無端駆動ベルト、７は該無端駆動ベルト６のト
ッププ−リ３がわに配設された排出シュ−トである。
図面に示す一実施例に基づいて説明する。図１は、この
発明を実施するための装置を示すもので、同図中、１は
細長な方形体状のフレ−ム、２・３は該フレ−ム１の両
端上部に各々配設された一対のテ−ルプ−リとトッププ
−リ、４はチエ−ンなどの伝動機構５を介して該トップ
プ−リ３を間欠的に回転作動せしめる減速機付きモ−
タ、６はテ−ルプ−リ２とトッププ−リ３との間に巻掛
けられた無端駆動ベルト、７は該無端駆動ベルト６のト
ッププ−リ３がわに配設された排出シュ−トである。
【０００７】８・９・１０・１１は無端駆動ベルト６の
テ−ルプ−リ２がわよりトッププ−リ３がわに向けて無
端駆動ベルト６の搬送面上に配設された生地材料Ａの分
割供給手段と、上下部プラスチックフィルム供給手段
と、成型手段とである。そして、上記の分割供給手段８
は、無端駆動ベルト６のテ−ルプ−リ２がわにおける搬
送面上に配設された分割機１２より構成され、発酵せし
めた生地材料Ａを７０ｇ〜２５０ｇの分量に分割しつつ
供給するものとされている。上下部プラスチックフィル
ム供給手段９・１０は、上記分割機１２の前後に各々配
設された下部プラスチックフィルム供給機１４と上部プ
ラスチックフィルム供給機１３とより構成され、下部プ
ラスチックフィルム供給機１４は所要形状に切断された
下部プラスチックフィルム１６を吸着せしめつつ無端駆
動ベルト６の搬送面上に供給するものとされ、また、上
部プラスチックフィルム供給機１３は下部プラスチック
フィルム１６と同形状の上部プラスチックフィルム１５
を吸着せしめつつ分割生地材料Ｂ上に供給するものとさ
れている。成型手段１１は、前記上部プラスチックフィ
ルム供給機１３に近接して配設された成型プレス１７
と、該成型プレス１７を昇降作動せしめる油圧シリンダ
１８と、成型プレス１７に対応して無端駆動ベルト６の
搬送面下に配設されたプレス受台１９とより構成され、
上下部プラスチックフィルム１５・１６間に分割生地材
料Ｂを挟みつつ押圧して厚さが０．５ｍｍ〜２ｍｍ、直
径が２００ｍｍ〜４５０ｍｍの生地Ｃに展圧成型せしめ
るものとされている。
テ−ルプ−リ２がわよりトッププ−リ３がわに向けて無
端駆動ベルト６の搬送面上に配設された生地材料Ａの分
割供給手段と、上下部プラスチックフィルム供給手段
と、成型手段とである。そして、上記の分割供給手段８
は、無端駆動ベルト６のテ−ルプ−リ２がわにおける搬
送面上に配設された分割機１２より構成され、発酵せし
めた生地材料Ａを７０ｇ〜２５０ｇの分量に分割しつつ
供給するものとされている。上下部プラスチックフィル
ム供給手段９・１０は、上記分割機１２の前後に各々配
設された下部プラスチックフィルム供給機１４と上部プ
ラスチックフィルム供給機１３とより構成され、下部プ
ラスチックフィルム供給機１４は所要形状に切断された
下部プラスチックフィルム１６を吸着せしめつつ無端駆
動ベルト６の搬送面上に供給するものとされ、また、上
部プラスチックフィルム供給機１３は下部プラスチック
フィルム１６と同形状の上部プラスチックフィルム１５
を吸着せしめつつ分割生地材料Ｂ上に供給するものとさ
れている。成型手段１１は、前記上部プラスチックフィ
ルム供給機１３に近接して配設された成型プレス１７
と、該成型プレス１７を昇降作動せしめる油圧シリンダ
１８と、成型プレス１７に対応して無端駆動ベルト６の
搬送面下に配設されたプレス受台１９とより構成され、
上下部プラスチックフィルム１５・１６間に分割生地材
料Ｂを挟みつつ押圧して厚さが０．５ｍｍ〜２ｍｍ、直
径が２００ｍｍ〜４５０ｍｍの生地Ｃに展圧成型せしめ
るものとされている。
【０００８】次に、この発明に係る装置の作動について
説明する。まず、公知の方法により、小麦粉に水、オリ
−ブ油、砂糖、塩、イ−スト菌など所要の副材料を加え
て混練りし、所要時間発酵せしめてピザ用生地材料Ａを
生成せしめたのち、分割機１２に投入せしめる。しかる
のち、無端駆動ベルト６を間欠的に走行作動せしめつ
つ、テ−ルプ−リ２がわの搬送面上に下部プラスチック
フィルム１６を一枚づつ下部プラスチックフィルム供給
機１４より供給して載置せしめると共に、生地材料Ａを
分割機１２により一定分量に分割せしめつつ該下部プラ
スチックフィルム１６上に載置せしめ、該分割生地材料
Ｂ上に上部プラスチックフィルム１５を一枚づつ上部プ
ラスチックフィルム供給機１３より供給して載置せしめ
る。次いで、上下部プラスチックフィルム１５・１６間
に分割生地材料Ｂを挟みつつ、成型プレス１７の下方に
搬送せしめ、油圧シリンダ１８により成型プレス１７を
下降作動せしめて押圧し、所定形状に展圧成型してピザ
生地Ｃを生成せしめたのち、成型プレス１７を上昇作動
して離型せしめる。このさい、分割生地材料Ｂを上下部
プラスチックフィルム１５・１６間にサンドイッチ状に
挟んで成型プレス１７により間接的に押圧成型せしめる
ものであるから、成型プレス１７下面に分割生地材料Ｂ
を付着せしめることなく極めて容易に押圧成型せしめる
ことが出来るのみならず、成型プレス１７の上昇作動時
においても容易に離型せしめることが出来るものであっ
て、ひいては、イ−スト菌を失菌せしめることなく常温
下で行うことが出来るものである。生成せしめたピザ生
地Ｃは、無端駆動ベルト６によりトッププ−リ３方向に
搬送せしめ、排出シュ−ト７を介して外方に排出せしめ
る。以下同様に、生地材料Ａを一定分量に分割して上下
部プラスチックフィルム１５・１６間に挟み、成型プレ
ス１７により成型してピザ生地Ｃを生成せしめるとよ
い。
説明する。まず、公知の方法により、小麦粉に水、オリ
−ブ油、砂糖、塩、イ−スト菌など所要の副材料を加え
て混練りし、所要時間発酵せしめてピザ用生地材料Ａを
生成せしめたのち、分割機１２に投入せしめる。しかる
のち、無端駆動ベルト６を間欠的に走行作動せしめつ
つ、テ−ルプ−リ２がわの搬送面上に下部プラスチック
フィルム１６を一枚づつ下部プラスチックフィルム供給
機１４より供給して載置せしめると共に、生地材料Ａを
分割機１２により一定分量に分割せしめつつ該下部プラ
スチックフィルム１６上に載置せしめ、該分割生地材料
Ｂ上に上部プラスチックフィルム１５を一枚づつ上部プ
ラスチックフィルム供給機１３より供給して載置せしめ
る。次いで、上下部プラスチックフィルム１５・１６間
に分割生地材料Ｂを挟みつつ、成型プレス１７の下方に
搬送せしめ、油圧シリンダ１８により成型プレス１７を
下降作動せしめて押圧し、所定形状に展圧成型してピザ
生地Ｃを生成せしめたのち、成型プレス１７を上昇作動
して離型せしめる。このさい、分割生地材料Ｂを上下部
プラスチックフィルム１５・１６間にサンドイッチ状に
挟んで成型プレス１７により間接的に押圧成型せしめる
ものであるから、成型プレス１７下面に分割生地材料Ｂ
を付着せしめることなく極めて容易に押圧成型せしめる
ことが出来るのみならず、成型プレス１７の上昇作動時
においても容易に離型せしめることが出来るものであっ
て、ひいては、イ−スト菌を失菌せしめることなく常温
下で行うことが出来るものである。生成せしめたピザ生
地Ｃは、無端駆動ベルト６によりトッププ−リ３方向に
搬送せしめ、排出シュ−ト７を介して外方に排出せしめ
る。以下同様に、生地材料Ａを一定分量に分割して上下
部プラスチックフィルム１５・１６間に挟み、成型プレ
ス１７により成型してピザ生地Ｃを生成せしめるとよ
い。
【０００９】なお、排出せしめたピザ生地Ｃは、直ちに
冷凍手段や冷蔵手段により冷却処理せしめて保存する。
そして、適宜ピザ生地Ｃより上下部プラスチックフィル
ム１５・１６を剥離し、必要に応じて整形処理せしめた
後ピザの製造に供するとよい。
冷凍手段や冷蔵手段により冷却処理せしめて保存する。
そして、適宜ピザ生地Ｃより上下部プラスチックフィル
ム１５・１６を剥離し、必要に応じて整形処理せしめた
後ピザの製造に供するとよい。
【００１０】図２は、この発明を実施するための他の装
置を示すもので、上下部プラスチックフィルム２０・２
１が長尺状に形成されると共に、上下部送りロ−ル２２
・２３を介して無端駆動ベルト６のテ−ルプ−リ２がわ
搬送面上に供給すべく構成された点、成型プレス１７に
近接して無端駆動ベルト６の中位に急速冷凍装置２５よ
りなる冷却手段２４が設けられた点、及び該急速冷凍装
置２５に隣接すべく無端駆動ベルト６のトッププ−リ３
がわに配設された切断ナイフ２７よりなる切断手段２６
が各々配設された点が前記実施例と相違し、他の部分は
同一であり、同一符号は同一部分を示す。
置を示すもので、上下部プラスチックフィルム２０・２
１が長尺状に形成されると共に、上下部送りロ−ル２２
・２３を介して無端駆動ベルト６のテ−ルプ−リ２がわ
搬送面上に供給すべく構成された点、成型プレス１７に
近接して無端駆動ベルト６の中位に急速冷凍装置２５よ
りなる冷却手段２４が設けられた点、及び該急速冷凍装
置２５に隣接すべく無端駆動ベルト６のトッププ−リ３
がわに配設された切断ナイフ２７よりなる切断手段２６
が各々配設された点が前記実施例と相違し、他の部分は
同一であり、同一符号は同一部分を示す。
【００１１】そして、上述の如く構成された実施例は、
無端駆動ベルト６を間欠走行せしめつつ、上下部プラス
チックフィルム２０・２１を上下部送りロ−ル２２・２
３により各々無端駆動ベルト６のテ−ルプ−リ２がわ搬
送面上に供給すると共に、該上下部プラスチックフィル
ム２０・２１間に分割機１２を介してピザ用生地材料Ａ
を一定分量に分割供給して挟みこみ、成型プレス１７に
より所要形状に展圧成型してピザ生地Ｃを生成せしめた
のち、急速冷凍装置２５により急速冷凍せしめると共
に、切断ナイフ２７により連続する上下部プラスチック
フィルム２０・２１を切断して各ピザ生地Ｃごとに分離
せしめるものである。そして、生成せしめたピザ生地Ｃ
は直ちに冷凍保存せしめ、適宜ピザ生地Ｃより上下部プ
ラスチックフィルム２０・２１を剥離し、必要に応じて
整形処理せしめてピザの製造に供する。
無端駆動ベルト６を間欠走行せしめつつ、上下部プラス
チックフィルム２０・２１を上下部送りロ−ル２２・２
３により各々無端駆動ベルト６のテ−ルプ−リ２がわ搬
送面上に供給すると共に、該上下部プラスチックフィル
ム２０・２１間に分割機１２を介してピザ用生地材料Ａ
を一定分量に分割供給して挟みこみ、成型プレス１７に
より所要形状に展圧成型してピザ生地Ｃを生成せしめた
のち、急速冷凍装置２５により急速冷凍せしめると共
に、切断ナイフ２７により連続する上下部プラスチック
フィルム２０・２１を切断して各ピザ生地Ｃごとに分離
せしめるものである。そして、生成せしめたピザ生地Ｃ
は直ちに冷凍保存せしめ、適宜ピザ生地Ｃより上下部プ
ラスチックフィルム２０・２１を剥離し、必要に応じて
整形処理せしめてピザの製造に供する。
【００１２】なお、上記実施例はピザ生地Ｃを成型せし
めるものとされているが、これに限定されるものでな
く、パイ生地やこれに類した食品生地にも適用せしめる
ことが出来るものである。また、上下部プラスチックフ
ィルム１５・１６・２０・２１は一枚状に、また、長尺
状に形成されているが、これに限定されるものでなく、
プラスチックフィルムにより円形や角形など所要形状の
袋状に形成し、該袋内に一定分量に分割せしめた生地材
料を充填して封緘せしめるべく構成してもよいものであ
る。さらに、冷却手段２４として急速冷凍装置２５が示
されているが、生地材料の加水量に応じて急速冷蔵装置
を採択使用してもよいものである。
めるものとされているが、これに限定されるものでな
く、パイ生地やこれに類した食品生地にも適用せしめる
ことが出来るものである。また、上下部プラスチックフ
ィルム１５・１６・２０・２１は一枚状に、また、長尺
状に形成されているが、これに限定されるものでなく、
プラスチックフィルムにより円形や角形など所要形状の
袋状に形成し、該袋内に一定分量に分割せしめた生地材
料を充填して封緘せしめるべく構成してもよいものであ
る。さらに、冷却手段２４として急速冷凍装置２５が示
されているが、生地材料の加水量に応じて急速冷蔵装置
を採択使用してもよいものである。
【００１３】
【発明の効果】この発明は上述のように構成されている
から、少なくとも上下一対のプラスチックフィルム間に
一定分量の生地材料を挟みこみ、間欠走行自在な無端駆
動ベルトを介して搬送せしめつつ成型プレスにより所定
形状に展圧して成型せしめることにより、ピザ生地など
所要の食品生地を常に迅速、かつ、確実に、しかも能率
よく機械でもって成型せしめることが出来、ひいては、
機械的に大量成型せしめることが出来るものである。そ
して、特にこの発明は、分割生地材料を上下部プラスチ
ックフィルム間にサンドイッチ状に挟んで成型プレスに
より間接的に押圧成型せしめるものであるから、成型プ
レス下面に分割生地材料を付着せしめることなく極めて
容易に押圧成型せしめることが出来るのみならず、成型
プレスの上昇作動時においても容易に離型せしめること
が出来るものであって、ひいては、イ−スト菌を失菌せ
しめることなく常温下で行うことが出来るものである。
から、少なくとも上下一対のプラスチックフィルム間に
一定分量の生地材料を挟みこみ、間欠走行自在な無端駆
動ベルトを介して搬送せしめつつ成型プレスにより所定
形状に展圧して成型せしめることにより、ピザ生地など
所要の食品生地を常に迅速、かつ、確実に、しかも能率
よく機械でもって成型せしめることが出来、ひいては、
機械的に大量成型せしめることが出来るものである。そ
して、特にこの発明は、分割生地材料を上下部プラスチ
ックフィルム間にサンドイッチ状に挟んで成型プレスに
より間接的に押圧成型せしめるものであるから、成型プ
レス下面に分割生地材料を付着せしめることなく極めて
容易に押圧成型せしめることが出来るのみならず、成型
プレスの上昇作動時においても容易に離型せしめること
が出来るものであって、ひいては、イ−スト菌を失菌せ
しめることなく常温下で行うことが出来るものである。
【図１】この発明の一実施例を示す側面図である。
【図２】この発明の他の実施例を示す側面図である。
２ テ−ルプ−リ ３ トッププ−リ ６ 無端駆動ベルト ８ 分割供給手段 ９ 上部プラスチックフィルム供給手段 １０ 下部プラスチックフィルム供給手段 １１ 成型手段 １２ 分割機 １３ 上部プラスチックフィルム供給機 １４ 下部プラスチックフィルム供給機 １５・２０ 上部プラスチックフィルム １６・２１ 下部プラスチックフィルム １７ 成型プレス ２２ 上部送りロ−ル ２３ 下部送りロ−ル Ａ ピザ用生地材料 Ｂ 分割生地材料 Ｃ ピザ生地
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A21C 9/00
Claims (2)
- 【請求項１】少なくとも上下一対のプラスチックフィル
ム間に一定分量の生地材料を挟みこみ、間欠走行自在な
無端駆動ベルトを介して搬送せしめつつ成型プレスによ
り所定形状に展圧して成型せしめることを特徴とする、
ピザ生地など食品生地の成型方法。 - 【請求項２】間欠走行自在な長尺状の無端駆動ベルトが
水平配設され、該無端駆動ベルトの搬送面上にはそのテ
−ルプ−リがわからトッププ−リがわに向けて生地材料
を一定分量に分割供給する分割供給手段と、分割供給さ
れた生地材料を上下一対のプラスチックフィルムで挟み
こむ上下部プラスチックフィルム供給手段と、上下部プ
ラスチックフィルム間に分割生地材料を挟みつつ展圧成
型せしめる成型手段とが各々配設されてなることを特徴
とする、ピザ生地など食品生地の成型装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10064084A JP3051978B2 (ja) | 1998-02-28 | 1998-02-28 | ピザ生地など食品生地の成型方法、及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10064084A JP3051978B2 (ja) | 1998-02-28 | 1998-02-28 | ピザ生地など食品生地の成型方法、及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11243834A JPH11243834A (ja) | 1999-09-14 |
| JP3051978B2 true JP3051978B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=13247873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10064084A Expired - Lifetime JP3051978B2 (ja) | 1998-02-28 | 1998-02-28 | ピザ生地など食品生地の成型方法、及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3051978B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI287969B (en) | 2005-03-30 | 2007-10-11 | Kobird Co Ltd | Dough processing apparatus |
| JP4642812B2 (ja) * | 2007-05-22 | 2011-03-02 | 大阪自動機株式会社 | ピザなど食品生地の成型方法、及びその装置 |
-
1998
- 1998-02-28 JP JP10064084A patent/JP3051978B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11243834A (ja) | 1999-09-14 |
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|---|---|---|---|
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