JP5628994B2 - モータがオーバーヒート温度に達するまでの時間を推定する時間推定手段を有する工作機械の制御装置 - Google Patents

モータがオーバーヒート温度に達するまでの時間を推定する時間推定手段を有する工作機械の制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、主軸を駆動するモータを有する工作機械の制御装置に関する。
工作機械の主軸で切削加工を行う場合、通常は、主軸を駆動するモータを連続定格負荷以下で使用する。連続定格負荷は、その負荷以下で使用している限りは、無限時間その負荷をかけ続けてもオーバーヒートにはならないレベルである。
しかしながら、重切削を行う場合や、あるいは、短い時間負荷を増やして加工時間の短縮を行いたい場合には、連続定格負荷を越える負荷をかけてモータを回転させる場合がある。
一般に、連続定格負荷を越える切削に対しては、モータ毎に「負荷n%の切削だとオーバーヒートまで何分切削可能か」がわかるような許容負荷特性を示す図が規定されており、オペレータは、その情報からおおよその目安を付けて切削加工を行っている。許容負荷特性図では負荷に応じた切削可能時間が規定されており、許容負荷特性図を参照すればある負荷をどれくらいの時間モータに与え続けるとモータがオーバーヒートしてしまうかが分かる。
図9は、モータの許容負荷特性の一例を示す図である。図9において、横軸はモータ回転数を示し、縦軸はモータにかかる負荷を示す。負荷が100%のときが連続定格負荷を示し、この場合は無限時間その負荷をかけ続けてもモータはオーバーヒートしない。図9に示す例では、低速回転領域で200%負荷は10分サイクルにおいて2.5分間の切削なら可能な負荷として示されており、230%負荷は10分サイクルにおいて1分間の切削なら可能な負荷として示されている。
連続定格負荷を越える負荷をかけてモータを回転させると、モータは許容発熱量を超える発熱をして故障する可能性がある。
このような問題に対応するために、例えば、早送り時および切削送り時のモータ発熱量予想値から、プログラム全体の発熱量を推定し、許容発熱量以下になるよう、時定数を変化させる制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また例えば、モータに発生している損失(銅損および鉄損)を求め、定格損失からその損失を差し引いた分をモータで消費可能な損失であるとみなして、それに応じたd軸電流を流すことでモータの過負荷を防止する方法が提案されている((例えば、特許文献2参照。)。
特開2000−271836号公報 国際公開第2005/093942号
一般にモータ毎に許容負荷特性は異なるが、オペレータは、切削作業を行う時に、常に許容負荷特性図を参照しながら作業を行うことは非効率的であり、通常は行われない。そのため、オペレータの経験や勘で、加工を行っているのが一般的である。例えば、モータがオーバーヒートしないようモータが本来有する性能よりもかなり余裕をもってモータを駆動することがあるが、このような駆動方法は効率的ではない。また例えば、オペレータが勘に頼って加工を行った結果、過負荷になりオーバーヒートを発生させて加工が中断してしまう場合があった。
例えば、上述の特許文献1(特開2000−271836号公報)に記載された発明では、モータの発熱の推定は行っているものの、モータがオーバーヒートするまであとどれぐらいの時間加工ができるかについては知ることができない。
例えば、上述の特許文献2(国際公開第2005/093942号公報)に記載された発明では、鉄損も含めた損失の見積もりを行っているものの、モータがオーバーヒートするまであとどれぐらいの時間加工ができるかについては知ることができない。
連続定格負荷を越える負荷で加工を行うことがある場合には、現在の過負荷をモータにかけ続けたらどれぐらいの時間その加工が継続可能かを知ることができれば、モータがオーバーヒートせずにモータの性能を十分に生かすようモータを利用することが可能である。
従って本発明の目的は、上記問題に鑑み、モータに負荷をかけて駆動した場合にオーバーヒート温度に達するまでの時間を容易に推定することができる工作機械の制御装置を提供することにある。
上記目的を実現するために、本発明の第1の態様においては、主軸を駆動するモータを有する工作機械の制御装置は、モータを駆動する電流を検出する電流検出手段と、モータについて規定されたオーバーヒート温度が記憶された記憶手段と、モータの温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段により検出された温度とオーバーヒート温度とを用いて、電流検出手段が検出した電流がモータを流れ続けた場合における、現在からモータがオーバーヒート温度に達する時までの時間を推定する時間推定手段と、時間推定手段により推定された時間を提供する提供手段と、を備える。
上述の第1の態様によれば、工作機械の制御装置は、電流検出手段が検出した電流がモータを流れ続けた場合に生じるモータの銅損による温度上昇値を推定する温度上昇値推定手段を備え、時間推定手段は、温度検出手段により検出された温度とオーバーヒート温度と前記銅損による温度上昇値とを用いて、時間を推定する。
また、上述の第1の態様によれば、工作機械の制御装置は、モータの回転数を検出する回転数検出手段をさらに備えてもよく、この場合、温度上昇値推定手段は、銅損による温度上昇値と、回転数検出手段により検出された回転数でモータが回転し続けた場合に生じるモータの鉄損による温度上昇値と、を推定し、時間推定手段は、温度検出手段により検出された温度とオーバーヒート温度と銅損による温度上昇値と鉄損による温度上昇値とを用いて、回転数検出手段により検出された回転数でモータが回転し続け、かつ電流検出手段が検出した電流がモータを流れ続けた場合における、現在からモータがオーバーヒート温度に達する時までの時間を推定する。
また、本発明の第2の態様によれば、主軸を駆動するモータを有する工作機械の制御装置は、モータを駆動する電流を検出する電流検出手段と、電流検出手段が検出した電流がモータを流れ続けた場合に生じるモータの銅損による温度上昇値を推定する温度上昇値推定手段と、モータについて規定されたオーバーヒート温度が記憶された記憶手段と、銅損による温度上昇値とオーバーヒート温度とを用いて、銅損による温度上昇値の推定に用いた電流がモータを流れ続けた場合における、現在からモータがオーバーヒート温度に達する時までの時間を推定する時間推定手段と、時間推定手段により推定された時間を提供する提供手段と、を備える。
また、上述の第2の態様によれば、工作機械の制御装置は、モータの回転数を検出する回転数検出手段をさらに備えてもよく、この場合、温度上昇値推定手段は、銅損による温度上昇値と、回転数検出手段により検出された回転数でモータが回転し続けた場合に生じるモータの鉄損による温度上昇値と、を推定し、時間推定手段は、銅損による温度上昇値と前記鉄損による温度上昇値とオーバーヒート温度とを用いて、回転数検出手段により検出された回転数でモータが回転し続け、かつ銅損による温度上昇値の推定に用いた電流がモータを流れ続けた場合における、現在からモータがオーバーヒート温度に達する時までの時間を推定する。
また、上述の第1および第2の態様によれば、提供手段は、工作機械の数値制御装置に設けられた表示器であってもよい。
また、上述の第1および第2の態様によれば、提供手段は、前記工作機械の数値制御装置の外部に接続された表示器であってもよい。
本発明によれば、モータに負荷をかけて駆動した場合にオーバーヒート温度に達するまでの時間を容易に推定することができる工作機械の制御装置を実現することができる。従って、連続定格負荷を越える負荷で加工を行うことがある場合には、現在の過負荷をモータにかけ続けたらどれぐらいの時間その加工が継続可能かを知ることができるので、モータがオーバーヒートせずにモータの性能を十分に生かすようモータを利用することができる。
本発明の第1の実施例による工作機械の制御装置を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例による工作機械の制御装置の動作フローを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例による工作機械の制御装置を示すブロック図である。 本発明の第2の実施例による工作機械の制御装置の動作フローを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施例による工作機械の制御装置を示すブロック図である。 本発明の第3の実施例による工作機械の制御装置の動作フローを示すフローチャートである。 本発明の第4の実施例による工作機械の制御装置を示すブロック図である。 本発明の第4の実施例による工作機械の制御装置の動作フローを示すフローチャートである。 モータの許容負荷特性の一例を示す図である。
図1は、本発明の第1の実施例による工作機械の制御装置を示すブロック図である。以降、異なる図面において同じ参照符号が付されたものは同じ機能を有する構成要素であることを意味するものとする。
本発明の第1の実施例によれば、主軸を駆動するモータを有する工作機械の制御装置1は、電流検出手段11と、記憶手段12と、温度検出手段13と、温度上昇値推定手段14と、時間推定手段15と、提供手段16と、を備える。また、制御装置1は、モータ2を駆動するための電流を供給するモータ制御部20を備える。モータ制御部20は、上位制御装置(図示せず)から受信したモータ駆動指令に基づき、交流側から供給された交流電力を直流電力に変換して出力したのちさらにモータ2の駆動のための交流電力に変換してモータへ供給する。
電流検出手段11は、モータ2を駆動する電流Iの値を検出する。
記憶手段12は、モータ2について規定されたオーバーヒート温度Talmが予め記憶される。
温度検出手段13は、モータ2の温度Tを検出する。
温度上昇値推定手段14については後述する。
時間推定手段15は、温度検出手段13により検出された温度Tと記憶手段12に記憶されたオーバーヒート温度Talmとを用いて、電流検出手段11が検出した電流Iがモータ2を流れ続けた場合における、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間を推定する。
提供手段16は、時間推定手段15により推定された時間を提供する。
次に、本発明の第1の実施例による工作機械の制御装置1の動作原理について説明する。
モータ2の発熱は、モータ2を駆動する電流がモータ2の巻線を流れることによって銅線の巻線で消費される損失である銅損と、モータ2のコアに渦電流が流れることによって消費される損失である鉄損とによって生じる。モータ2を低速で駆動する場合は、モータ2の発熱は、鉄損より銅損の影響が支配的である。本発明の第1の実施例では、モータ2を低速で駆動する利用を想定し、鉄損を無視してオーバーヒート温度Talmに達するまでの時間を推定する。
ある電流Iがモータ2を流れ続けたときに生じるモータ2の銅損による温度上昇値は電流Iの二乗に比例する。すなわち、モータ2における最終的な温度上昇値Tcは式1で表される。
Figure 0005628994
式1におけるK1は、モータ2にある一定電流を流したときの温度上昇値から逆算して予め求めておく。
モータ2の熱時定数をτ、サンプリングタイムをTsとしたとき、温度上昇値T(n)は、式2に示す漸化式によって計算できる。
Figure 0005628994
式2に示す漸化式を整理すると式3が得られる。
Figure 0005628994
式3において、T(0)は、モータ2の温度上昇値T(n)の初期値である。T(0)を規定することにより式3からモータ2の温度上昇値T(n)を推定することができる。
式3をさらに変形すると式4が得られる。
Figure 0005628994
ここで、検出された温度Tからの上昇分としてオーバーヒート温度を表してこれをTalmとしたとき、ある時点における温度上昇初期値T(0)が分かれば、電流Iがモータ2を流れ続けた場合における、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」は式5のように表せる。
Figure 0005628994
本発明の第1の実施例では、温度Tについては温度検出手段13で検出し、モータ2に流れる電流Iについては電流検出手段11で検出する。
また、電流検出手段11が検出した電流Iがモータ2を流れ続けた場合に生じるモータ2の銅損による温度上昇値Tcは、温度上昇値推定手段14により式1に基づいて推定される。
また、特に本発明の第1の実施例では、ある時点の温度上昇初期値T(0)として、温度検出手段13により検出されたモータ2近傍の温度Tとモータ2を有する工作機械の周囲温度との差を用いる。
そして、時間推定手段15は、記憶手段12に予め記憶されたオーバーヒート温度(上昇分)Talmと、温度上昇値推定手段14により推定された銅損による温度上昇値Tcと、温度検出手段13により検出された温度Tと周囲温度との差である温度上昇初期値T(0)と、を用いて、式5に基づき、電流Iがモータ2を流れ続けた場合における、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」を算出する。すなわち、本発明の第1の実施例では、時間推定手段15は、温度検出手段13により検出された温度Tとオーバーヒート温度Talmと銅損による温度上昇値Tcとを用いて、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」を算出する。算出された時間「Ts×n」は提供手段16によって提供される。
図2は、本発明の第1の実施例による工作機械の制御装置の動作フローを示すフローチャートである。
まず、ステップS101において、電流検出手段11は、モータ2を駆動する電流Iの値を検出する。
次いで、ステップS102において、温度上昇値推定手段14は、電流検出手段11が検出した電流Iがモータ2を流れ続けた場合に生じるモータ2の銅損による温度上昇値Tcを、式1に基づいて推定する。
また、ステップS103では、温度検出手段13は、モータ2の温度Tを検出する。なお、ステップS102とステップS103とについては実行処理の順番を入れ替えてもよい。
ステップS104では、温度上昇推定手段14は、ある時点の温度上昇初期値T(0)として、温度検出手段13により検出された温度Tと周囲温度との差を計算する。
そして、ステップS105では、時間推定手段15は、記憶手段12に予め記憶されたオーバーヒート温度(上昇分)Talmと、温度上昇値推定手段14により推定された銅損による温度上昇値Tcと、温度検出手段13により検出された温度Tと周囲温度との差である温度上昇初期値T(0)と、を用いて、式5に基づき、電流Iがモータ2を流れ続けた場合における、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」を算出する。
ステップS106では、提供手段16は、時間推定手段15により算出された、電流Iがモータ2を流れ続けた場合における、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」を提供する。
続いて、本発明の第2の実施例について説明する。本発明の第2の実施例では、モータ2を高速で駆動する利用を想定している。上述の第1の実施例は、モータ2を低速で駆動する利用を想定し、鉄損を無視してオーバーヒート温度Talmに達するまでの時間を推定したが、本発明の第2の実施例では、モータ2を高速回転するので、銅損のみならず鉄損により生じる発熱を考慮してオーバーヒート温度Talmに達するまでの時間を推定する。
図3は、本発明の第2の実施例による工作機械の制御装置を示すブロック図である。本発明の第2の実施例によれば、主軸を駆動するモータを有する工作機械の制御装置1は、電流検出手段11と、記憶手段12と、温度検出手段13と、温度上昇値推定手段14と、時間推定手段15と、提供手段16と、回転数検出手段17と、を備える。また、制御装置1は、モータ制御部20を備える。
電流検出手段11、記憶手段12、温度検出手段13、提供手段16およびモータ制御部20は、図1を参照して説明した通りであるので、詳細な説明は省略する。
回転数検出手段17は、モータ2の回転数を検出する。
温度上昇値推定手段14は、上述の第1の実施例で説明した銅損による温度上昇値Tcと、回転数検出手段17により検出された回転数でモータ2が回転し続けた場合に生じるモータ2の鉄損による温度上昇値Tiと、を推定する。
上述のように、モータ2が低速回転している時には、モータ2の損失は銅損によるものが支配的だが、モータ2が高速回転する場合には、鉄損の影響も大きくなる。本発明の第2の実施例では、モータ2を高速で駆動する利用を想定し、銅損および鉄損を考慮してオーバーヒート温度Talmに達するまでの時間を推定する。
鉄損による温度上昇値Tiを正確に見積もることは困難だが、例えば特許文献2に記載されているように、式6に従って鉄損による温度上昇値Tiを推定する方法が経験的に知られている。
Figure 0005628994
ここで、fΦは磁束の励磁周波数であり、すなわち「モータ2の回転速度×極対数÷60」である。したがって、回転数検出手段17により、モータ2の単位時間当たりの回転数が分かれば、モータ2の回転数が分かり、励磁周波数fΦが分かる。また、式6におけるK2は、モータ2を無負荷で回転させたときの温度上昇値から逆算して予め求めておく。
モータ2の熱時定数をτ、サンプリングタイムをTsとしたとき、温度上昇値T(n)は、式7に示す漸化式によって計算できる。
Figure 0005628994
式7に示す漸化式を整理すると式8が得られる。
Figure 0005628994
式8において、T(0)は、モータ2の温度上昇値T(n)の初期値である。T(0)を規定することにより式8からモータ2の温度上昇値T(n)を推定することができる。
式8をさらに変形すると式9が得られる。
Figure 0005628994
ここで、検出された温度Tからの上昇分としてオーバーヒート温度を表してこれをTalmとしたとき、ある時点における温度上昇初期値T(0)が分かれば、電流Iがモータ2を流れ続けた場合における、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」は式10から算出できる。
Figure 0005628994
本発明の第2の実施例では、温度Tについては温度検出手段13で検出し、モータ2に流れる電流Iについては電流検出手段11で検出する。また、モータ2の回転数については回転数検出手段17で検出する。
また、電流検出手段11が検出した電流Iがモータ2を流れ続けた場合に生じるモータ2の銅損による温度上昇値Tcは、温度上昇値推定手段14により式1に基づいて推定される。また、回転数検出手段17により検出された回転数でモータ2が回転し続けた場合に生じるモータ2の鉄損による温度上昇値Tiは、温度上昇値推定手段14により式6に基づいて推定される。
また、特に本発明の第2の実施例では、ある時点の温度上昇初期値T(0)として、温度検出手段13により検出されたモータ2近傍の温度Tとモータ2を有する工作機械の周囲温度との差を用いる。
そして、時間推定手段15は、記憶手段12に予め記憶されたオーバーヒート温度(上昇分)Talmと、温度上昇値推定手段14により推定された銅損による温度上昇値Tcおよび鉄損による温度上昇値Tiと、温度検出手段13により検出された温度Tと周囲温度との差である温度上昇初期値T(0)と、を用いて、式10に基づき、回転数検出手段17により検出された回転数でモータ2が回転し続け、かつ電流Iがモータ2を流れ続けた場合における、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」を算出する。すなわち、本発明の第2の実施例では、時間推定手段15は、温度検出手段13により検出された温度Tとオーバーヒート温度Talmと銅損による温度上昇値Tcと鉄損による温度上昇値Tiとを用いて、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」を算出する。算出された時間「Ts×n」は提供手段16によって提供される。
図4は、本発明の第2の実施例による工作機械の制御装置の動作フローを示すフローチャートである。
まず、ステップS201において、電流検出手段11は、モータ2を駆動する電流Iの値を検出する。
また、ステップS202において、回転数検出手段17は、モータ2の回転数を検出し、励磁周波数を取得する。
次いで、ステップS203において、温度上昇値推定手段14は、電流検出手段11が検出した電流Iがモータ2を流れ続けた場合に生じるモータ2の銅損による温度上昇値Tcを、式1に基づいて推定する。また、温度上昇値推定手段14は、回転数検出手段17により検出された回転数でモータ2が回転し続けた場合に生じるモータ2の鉄損による温度上昇値Tiを、式6に基づいて推定する。
また、ステップS204では、温度検出手段13は、モータ2の温度Tを検出する。なお、ステップS203とステップS204とについては実行処理の順番を入れ替えてもよい。
ステップS205では、温度上昇推定手段14は、ある時点の温度上昇初期値T(0)として、温度検出手段13により検出された温度Tと周囲温度との差を計算する。
そして、ステップS206では、時間推定手段15は、記憶手段12に予め記憶されたオーバーヒート温度(上昇分)Talmと、温度上昇値推定手段14により推定された銅損による温度上昇値Tcおよび鉄損による温度上昇値Tiと、温度検出手段13により検出された温度Tと周囲温度との差である温度上昇初期値T(0)と、を用いて、式10に基づき、回転数検出手段17により検出された回転数でモータ2が回転し続け、かつ電流Iがモータ2を流れ続けた場合における、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」を算出する。
ステップS207では、提供手段16は、時間推定手段15により算出された、電流Iがモータ2を流れ続けた場合における、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」を提供する。
続いて、本発明の第3の実施例について説明する。上述の第1の実施例は、モータ2を低速で駆動する利用を想定し、鉄損を無視してオーバーヒート温度Talmに達するまでの時間を、温度検出手段13により検出されたモータ2近傍の温度Tとモータ2を有する工作機械の周囲温度との差を温度上昇初期値T(0)として推定した。これに対し、本発明の第3の実施例では、工作機械の電源投入時の周囲温度の初期値を基準にして銅損による温度上昇値Tcを随時算出し、これを式2に代入してT(n)を随時計算する。このようにして計算されたT(n)を温度上昇初期値T(0)に用いて、式5から、電流Iがモータ2を流れ続けた場合における、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」を計算する。
図5は、本発明の第3の実施例による工作機械の制御装置を示すブロック図である。本発明の第3の実施例によれば、主軸を駆動するモータを有する工作機械の制御装置1は、電流検出手段11と、記憶手段12と、温度上昇値推定手段14と、時間推定手段15と、提供手段16と、を備える。また、制御装置1は、モータ制御部20を備える。
電流検出手段11、記憶手段12、提供手段16およびモータ制御部20は、図1を参照して説明した通りであるので、詳細な説明は省略する。
温度上昇値推定手段14は、電流検出手段11が検出した電流Iがモータ2を流れ続けた場合に生じるモータ2の銅損による温度上昇値Tcを、式1に基づいて、工作機械の電源投入時の周囲温度の初期値を基準にして随時算出し、さらにこれを式2に代入してT(n)を随時計算する。このようにして計算されたT(n)を温度上昇初期値T(0)として設定する。
そして、時間推定手段15は、記憶手段12に予め記憶されたオーバーヒート温度(上昇分)Talmと、温度上昇値推定手段14により推定された銅損による温度上昇値Tcと、温度上昇値推定手段14により計算された温度上昇初期値T(0)と、を用いて、式5に基づき、電流Iがモータ2を流れ続けた場合における、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」を算出する。すなわち、本発明の第3の実施例では、時間推定手段15は、銅損による温度上昇値Tcとオーバーヒート温度Talmとを用いて、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」を算出する。算出された時間「Ts×n」は提供手段16によって提供される。
図6は、本発明の第3の実施例による工作機械の制御装置の動作フローを示すフローチャートである。
まず、ステップS301において、電流検出手段11は、モータ2を駆動する電流Iの値を検出する。
次いで、ステップS302において、温度上昇値推定手段14は、電流検出手段11が検出した電流Iがモータ2を流れ続けた場合に生じるモータ2の銅損による温度上昇値Tcを、式1に基づいて推定する。
次いで、ステップS303では、温度上昇推定手段14は、ステップS302で計算された銅損による温度上昇値Tcを用いてT(n)を計算し、このようにして計算されたT(n)を温度上昇初期値T(0)として設定する。
そして、ステップS304では、時間推定手段15は、記憶手段12に予め記憶されたオーバーヒート温度(上昇分)Talmと、温度上昇値推定手段14により推定された銅損による温度上昇値Tcと、温度上昇値推定手段14により計算された温度上昇初期値T(0)と、を用いて、式5に基づき、検出した電流Iがモータ2を流れ続けた場合における、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」を算出する。
ステップS305では、提供手段16は、時間推定手段15により算出された、電流Iがモータ2を流れ続けた場合における、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」を提供する。
続いて、本発明の第4の実施例について説明する。上述の第3の実施例は、モータ2を低速で駆動する利用を想定し、鉄損を無視してオーバーヒート温度Talmに達するまでの時間を推定したが、本発明の第4の実施例では、モータ2を高速で駆動する利用を想定し、銅損のみならず鉄損により生じる発熱を考慮してオーバーヒート温度Talmに達するまでの時間を推定する。
図7は、本発明の第4の実施例による工作機械の制御装置を示すブロック図である。本発明の第4の実施例によれば、主軸を駆動するモータを有する工作機械の制御装置1は、電流検出手段11と、記憶手段12と、温度上昇値推定手段14と、時間推定手段15と、提供手段16と、回転数検出手段17と、を備える。また、制御装置1は、モータ制御部20を備える。
電流検出手段11、記憶手段12、提供手段16およびモータ制御部20は、図1を参照して説明した通りであり、また回転数検出手段17については図3を参照して説明した通りであるので、詳細な説明は省略する。
上述のように、モータ2が低速回転している時には、モータ2の損失は銅損によるものが支配的だが、モータ2が高速回転する場合には、鉄損の影響も大きくなる。本発明の第4の実施例では、モータ2を高速で駆動する利用を想定し、銅損および鉄損を考慮してオーバーヒート温度Talmに達するまでの時間を推定する。鉄損の算出については第2の実施例で説明した通りである。
温度上昇値推定手段14は、電流検出手段11が検出した電流Iがモータ2を流れ続けた場合に生じるモータ2の銅損による温度上昇値Tcを、式1に基づいて、工作機械の電源投入時の周囲温度の初期値を基準にして随時算出し、回転数検出手段17により検出された回転数でモータ2が回転し続けた場合に生じるモータ2の鉄損による温度上昇値Tiを、式6に基づいて随時算出する。これら算出された銅損による温度上昇値Tcおよび鉄損による温度上昇値Tiを式8に代入してT(n)を随時計算する。このようにして計算されたT(n)を温度上昇初期値T(0)として設定する。
そして、時間推定手段15は、記憶手段12に予め記憶されたオーバーヒート温度(上昇分)Talmと、温度上昇値推定手段14により推定された銅損による温度上昇値Tcおよび鉄損による温度上昇値Tiと、温度上昇値推定手段14により計算された温度上昇初期値T(0)と、を用いて、式10に基づき、回転数検出手段17により検出された回転数でモータ2が回転し続け、かつ電流Iがモータ2を流れ続けた場合における、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」を算出する。すなわち、本発明の第4の実施例では、時間推定手段15は、銅損による温度上昇値Tcと鉄損による温度上昇値Tiとオーバーヒート温度Talmとを用いて、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」を算出する。算出された時間「Ts×n」は提供手段16によって提供される。
図8は、本発明の第4の実施例による工作機械の制御装置の動作フローを示すフローチャートである。
まず、ステップS401において、電流検出手段11は、モータ2を駆動する電流Iの値を検出する。
また、ステップS402において、回転数検出手段17は、モータ2の回転数を検出し、励磁周波数を取得する。
次いで、ステップS403において、温度上昇値推定手段14は、電流検出手段11が検出した電流Iがモータ2を流れ続けた場合に生じるモータ2の銅損による温度上昇値Tcを、式1に基づいて推定する。また、温度上昇値推定手段14は、回転数検出手段17により検出された回転数でモータ2が回転し続けた場合に生じるモータ2の鉄損による温度上昇値Tiを、式6に基づいて推定する。
次いで、ステップS404では、温度上昇推定手段14は、ステップS403で計算された銅損による温度上昇値Tcおよび鉄損による温度上昇値Tiを用いてT(n)を計算し、このようにして計算されたT(n)を温度上昇初期値T(0)として設定する。
そして、ステップS405では、時間推定手段15は、記憶手段12に予め記憶されたオーバーヒート温度(上昇分)Talmと、温度上昇値推定手段14により推定された銅損による温度上昇値Tcおよび鉄損による温度上昇値Tiと、温度上昇値推定手段14により計算された温度上昇初期値T(0)と、を用いて、式10に基づき、回転数検出手段17により検出された回転数でモータ2が回転し続け、かつ電流Iがモータ2を流れ続けた場合における、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」を算出する。
ステップS406では、提供手段16は、時間推定手段15により算出された、電流Iがモータ2を流れ続けた場合における、現在からモータ2がオーバーヒート温度Talmに達する時までの時間「Ts×n」を提供する。
上述した第1〜第4の実施例における提供手段16は、工作機械が有するモータ2を駆動制御するための数値制御装置(図示せず)に設けられた表示器で実現してもよく、またあるいは、工作機械の数値制御装置の外部に接続された表示器で実現してもよい。
本発明は、主軸を駆動するモータを有する工作機械の制御装置に適用することができる。
1 制御装置
11 電流検出手段
12 記憶手段
13 温度検出手段
14 温度上昇値推定手段
15 時間推定手段
16 提供手段
17 回転数検出手段
20 モータ制御部

Claims (7)

  1. 主軸を駆動するモータを有する工作機械の制御装置であって、
    前記モータを駆動する電流を検出する電流検出手段と、
    前記モータについて規定されたオーバーヒート温度が記憶された記憶手段と、
    前記モータの温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段により検出された温度と前記オーバーヒート温度とを用いて、前記電流検出手段が検出した電流が前記モータを流れ続けた場合における、現在から前記モータが前記オーバーヒート温度に達する時までの時間を推定する時間推定手段と、
    前記時間推定手段により推定された時間を提供する提供手段と、
    を備えることを特徴とする工作機械の制御装置。
  2. 前記電流検出手段が検出した電流が前記モータを流れ続けた場合に生じる前記モータの銅損による温度上昇値を推定する温度上昇値推定手段を備え、
    前記時間推定手段は、前記温度検出手段により検出された温度と前記オーバーヒート温度と前記銅損による温度上昇値とを用いて、前記時間を推定する請求項1に記載の工作機械の制御装置。
  3. 前記モータの回転数を検出する回転数検出手段をさらに備え、
    前記温度上昇値推定手段は、前記銅損による温度上昇値と、前記回転数検出手段により検出された回転数で前記モータが回転し続けた場合に生じる前記モータの鉄損による温度上昇値と、を推定し、
    前記時間推定手段は、前記温度検出手段により検出された温度と前記オーバーヒート温度と前記銅損による温度上昇値と前記鉄損による温度上昇値とを用いて、前記回転数検出手段により検出された回転数で前記モータが回転し続け、かつ前記電流検出手段が検出した電流が前記モータを流れ続けた場合における、現在から前記モータが前記オーバーヒート温度に達する時までの時間を推定する請求項2に記載の工作機械の制御装置。
  4. 主軸を駆動するモータを有する工作機械の制御装置であって、
    前記モータを駆動する電流を検出する電流検出手段と、
    前記電流検出手段が検出した電流が前記モータを流れ続けた場合に生じる前記モータの銅損による温度上昇値を推定する温度上昇値推定手段と、
    前記モータについて規定されたオーバーヒート温度が記憶された記憶手段と、
    前記銅損による温度上昇値と前記オーバーヒート温度とを用いて、前記銅損による温度上昇値の推定に用いた電流が前記モータを流れ続けた場合における、現在から前記モータが前記オーバーヒート温度に達する時までの時間を推定する時間推定手段と、
    前記時間推定手段により推定された時間を提供する提供手段と、
    を備えることを特徴とする工作機械の制御装置。
  5. 前記モータの回転数を検出する回転数検出手段をさらに備え、
    前記温度上昇値推定手段は、前記銅損による温度上昇値と、前記回転数検出手段により検出された回転数で前記モータが回転し続けた場合に生じる前記モータの鉄損による温度上昇値と、を推定し、
    前記時間推定手段は、前記銅損による温度上昇値と前記鉄損による温度上昇値と前記オーバーヒート温度とを用いて、前記回転数検出手段により検出された回転数で前記モータが回転し続け、かつ前記銅損による温度上昇値の推定に用いた電流が前記モータを流れ続けた場合における、現在から前記モータが前記オーバーヒート温度に達する時までの時間を推定する請求項4に記載の工作機械の制御装置。
  6. 前記提供手段は、前記工作機械の数値制御装置に設けられた表示器である請求項1〜5のいずれか一項に記載の工作機械の制御装置。
  7. 前記提供手段は、前記工作機械の数値制御装置の外部に接続された表示器である請求項1〜5のいずれか一項に記載の工作機械の制御装置。
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