JP5321645B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は遊技機に関し、特にいわゆるパチンコ遊技機に関する。
パチンコ遊技機では、始動口への遊技球入球により当否判定を実行するとともに抽選図柄を変動表示させ、当否判定結果が大当りの場合に抽選図柄を大当り図柄で停止表示させ、大当り遊技を発生させるように構成されている。
近年では、当否判定の結果を示す抽選図柄とは別に演出図柄を用いた演出表示が行われる(特許文献1参照)。このような遊技機では、主制御基板のCPUが抽選図柄の変動パターンを決定し、この抽選図柄の変動パターンに基づいてサブ制御基板のCPUが演出図柄の演出表示制御を行うようになっている。
特開2007−61436号公報
しかしながら、演出図柄による演出表示は、抽選図柄の変動パターンの変動表示時間内で行われるため、演出図柄の演出パターンは抽選図柄の変動パターンに依存している。このため、演出図柄の演出パターンに対応して抽選図柄の変動パターンを用意する必要があり、演出図柄による演出パターンを多様化させると抽選図柄の変動パターンが多くなり過ぎるという問題がある。あるいは逆に、抽選図柄の変動パターン数に演出図柄による演出パターン数が制限されてしまい、演出図柄によって多様な演出を行うことができなくなるという問題がある。
そこで、本発明は上記点に鑑み、抽選図柄の変動パターン数を増加させることなく、演出図柄の演出パターンを多様化させることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の遊技機は、
所定条件の成立により当否判定を行う当否判定手段と、
前記当否判定が行われる毎に、抽選図柄を所定の変動表示時間が経過するまで変動表示するとともに、変動表示終了後、所定の停止表示時間が経過するまで、前記当否判定の結果に応じた図柄で前記抽選図柄を停止表示する抽選図柄表示手段と、
前記抽選図柄の変動表示が行われる毎に、これに対応する演出図柄の演出表示を行う演出図柄表示手段と、
前記演出図柄の演出表示時間を前記抽選図柄の変動表示時間に基づいて設定する演出表示時間設定手段と、
前記抽選図柄の変動表示中に前記所定条件が成立した場合、該所定条件の成立に基づく前記当否判定の実行を、今回の前記抽選図柄の変動表示が終了して次回の前記抽選図柄の変動表示が開始可能になるまで保留する保留手段と、
を備え、
前記保留手段が、予め定められた回数分の前記当否判定の実行を保留できるように構成された遊技機であって、
前記演出表示時間設定手段は
前記保留手段が保留している前記当否判定の実行回数がゼロである場合には、今回の前記抽選図柄の変動表示時間に加え、今回の前記抽選図柄の停止表示時間のすべてを今回の前記演出図柄の演出表示時間として設定可能に構成され、
前記保留手段が保留している前記当否判定の実行回数がゼロでない場合には、今回の前記抽選図柄の変動表示時間に加え、今回の前記抽選図柄の停止表示時間の一部を今回の前記演出図柄の演出表示時間として設定可能であるとともに、今回の前記抽選図柄の停止表示時間のうち今回の前記演出図柄の演出表示時間として設定されない残り時間を、次回の前記演出図柄の演出表示時間として設定可能に構成される
ことを特徴としている。
上記目的を達成するため、本明細書において参考的に開示する参考発明の遊技機は、所定条件の成立により当否判定を行う当否判定手段と、前記当否判定の実行に伴って抽選図柄を変動表示するとともに、変動表示終了後、予め設定された停止表示時間が経過するまで、前記当否判定の結果に応じた種類の図柄で前記抽選図柄を停止表示する抽選図柄表示手段と、前記抽選図柄の変動表示に連動して演出図柄による演出表示を行う演出図柄表示手段と、前記抽選図柄が変動表示を開始する際に、前記演出図柄の演出表示時間を前記抽選図柄の変動表示時間に基づいて設定する演出表示時間設定手段とを備え、
前記演出表示時間設定手段は、前記停止表示時間を超えない範囲で、今回の前記抽選図柄の変動表示時間に追加する追加時間を設定する追加時間設定手段と、前記停止表示時間から前記追加時間を減算して得られる持越し時間を、次回の前記演出図柄の演出表示開始まで記憶する持越し時間記憶手段と、今回の前記抽選図柄の変動表示時間に、前記追加時間と、前回の前記演出図柄の演出表示時間を設定する際に前記持越し時間記憶手段に記憶された持越し時間とを加算した合計時間を、今回の前記演出図柄の演出表示時間として決定する演出表示時間算出手段と、を備えて構成されることを特徴としている。
また、上記目的を達成するため、本明細書において参考的に開示する参考発明の遊技機の制御方法は次のような特徴を備えている。すなわち、所定条件の成立により当否判定を行う当否判定手段と、前記当否判定の実行に伴って抽選図柄を変動表示するとともに、変動表示終了後、予め設定された停止表示時間が経過するまで、前記当否判定の結果に応じた種類の図柄で前記抽選図柄を停止表示する抽選図柄表示手段と、前記抽選図柄の変動表示に連動して演出図柄による演出表示を行う演出図柄表示手段と、前記抽選図柄が変動表示を開始する際に、前記演出図柄の演出表示時間を前記抽選図柄の変動表示時間に基づいて設定する演出表示時間設定処理を行う演出表示時間設定手段とを備える遊技機の制御方法において、前記演出表示時間設定処理が、前記停止表示時間を超えない範囲で、今回の前記抽選図柄の変動表示時間に追加する追加時間を設定する工程と、前記停止表示時間から前記追加時間を減算して得られる持越し時間を、次回の前記演出図柄の演出表示開始まで記憶手段に記憶する工程と、今回の前記抽選図柄の変動表示時間に、前記追加時間と、前回の前記演出図柄の演出表示時間を設定する際に前記記憶手段に記憶された前記持越し時間とを加算した合計時間を、今回の前記演出図柄の演出表示時間として決定する工程と、を含むことを特徴としている。
このような参考発明の遊技機および遊技機の制御方法によれば、抽選図柄の停止表示時間を任意の長さで演出図柄の演出表示時間に組み込むことができ、抽選図柄の変動表示時間に関わらず、演出図柄の演出表示時間の長さを調整することができる。この結果、抽選図柄の1つの変動パターンに対し、演出表示時間の異なる演出図柄の演出パターンを複数設定することができ、演出図柄の演出表示時間の僅かな違いに対応して抽選図柄の変動パターンを用意する必要がなくなる。このため、抽選図柄の変動パターン数を増加させることなく、演出表示時間が異なる演出図柄の演出パターン数を増加させることができ、演出図柄の演出パターンの設計の自由度を増加させることができる。
また、抽選図柄の変動表示中に所定の当否判定実行開始条件が成立した際、これに伴う当否判定の実行を、今回の抽選図柄の変動表示が終了して次回の抽選図柄の変動表示が開始可能になるまで保留する保留手段を備え、この保留手段が、予め定められた回数分の当否判定の実行を保留できるように構成されている場合には、追加時間設定手段が、保留手段が保留している当否判定の実行回数に基づき、追加時間を設定するように構成することができる。
このようにすれば、次回以降の抽選図柄の変動表示の実行状況に応じて、演出図柄の演出表示時間を設定することができるので、例えば、複数回の抽選図柄の変動表示に跨る演出図柄の演出パターンの設定が可能になるなど、演出図柄の演出パターンをより多様化することができる。
本発明によれば、抽選図柄の変動パターン数を増加させることなく、演出図柄の演出パターンを多様化させることができる。
本発明を適用した実施例に係る遊技機の正面図である。 遊技盤の正面図である。 演出表示装置の画面表示例を示す正面図である。 電子制御装置の概略構成を示すブロック図である。 メインジョブの流れを示すフローチャートである。 特別図柄遊技処理の流れを示すフローチャートである。 特別図柄遊技処理の流れを示すフローチャートである。 特別電動役物遊技処理の流れを示すフローチャートである。 演出表示時間設定処理の流れを示すフローチャートである。 本図柄の変動時間と疑似図柄の演出表示時間との関係を示す時系列的に示す説明図である。 本発明の変形例に係る演出表示装置の画面表示例を示す正面図である。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。本発明の遊技機をパチンコ遊技機(以下、単に遊技機という)に適用した実施例を図1〜図9に示す。
図1は、本実施例の遊技機1の正面図である。図1に示すように、遊技機1の前面部は、本体枠2、中枠3、前面枠4、上皿部5、下皿部6、施錠装置9、遊技盤20等を備えている。なお、図1では遊技盤20の詳細な図示を省略している。また、中枠3は前面枠4等が前面側に配置されているため、図1においては明示されていない。
本体枠2は木製の板状体を略長方形の枠状に組立てたものであり、遊技機1の外枠を構成している。中枠3はプラスチック製であり、本体枠2の内側にはめ込まれて設置されており、外枠2に対して開閉可能に左端で軸支されている。中枠3は、上側2/3程度を占める枠体部と下側1/3程度を占める下板部とから構成されている。枠体部の前面側には遊技盤20と前面枠4とが重なるように設けられており、下板部の前面側には上皿部5と下皿部6が設けられている。下板部には、遊技球を遊技盤20に発射する発射手段を構成する発射装置ユニット(図示略)、遊技球を発射装置ユニットに供給する球送り装置(図示略)が設けられている。
前面枠4は、中枠3の前面側に配置され、中枠3の左端で開閉可能に支持されている。前面枠4はプラスチック製であり、奥側に配置される遊技盤20の盤面を視認可能にするために、円形状の開口部4aが形成されている。前面枠4の裏面には、開口部4aに対応したガラス板等の透明板を備える略長方形状の透明板枠(図示略)が装着されている。前面枠4における遊技盤20の周囲には、LED等のランプ類(図示略)が設けられている。これらのランプ類は、遊技効果を高めるためにゲーム進行に応じて点灯・消灯あるいは点滅する。
上皿部5は、前面枠4の下側に設けられ、中枠3の左端に開閉可能に支持されている。上皿部5は、皿外縁部5aと、遊技機1の内部から遊技球を排出するための排出口5bと、上皿部5の遊技球を下皿部6に排出する球抜きボタン5cとを備えている。皿外縁部5aの上面には、演出ボタン5dや球貸ボタン5e等が設けられている。
下皿部6は、上皿部5の下方に設けられている。下皿部6の略中央には、遊技機1の内部から下皿部6に遊技球を排出するための排出口6aが設けられている。下皿部6の左端には灰皿7が設けられている。下皿部6の右端には、遊技者が発射装置ユニット(図示略)を操作するための発射ハンドル8が設けられている。発射ハンドル8には、遊技者が触れていることを検出する接触検知手段としてのタッチスイッチ8aが設けられている。発射ハンドル8の左側面には、遊技者が操作して遊技球の発射を一時的に停止する発射停止スイッチ8bが配置されている。
施錠装置9は、中枠3の右端中央に設けられており、前面枠4を閉じた場合にこれを施錠するためのものである。
また、遊技機1には、遊技状態に応じた効果音等を発生させるためのスピーカ10a〜10dが設けられている。スピーカ10a〜10dは、遊技機1の上部に設けられた上部スピーカ10a、10bと遊技機1の下部に設けられた下部スピーカ10c、10dとからなる。さらに、遊技機1の左側には、プリペイドカードユニット13(CRユニット)が装着されている。
次に、本実施例の遊技盤20の表面構造について説明する。図2は遊技盤20の正面図である。遊技盤20は、略長方形の木製の板状体であって中枠3に着脱可能に取り付けられているとともに、裏機構盤(図示略)によりその背面側が覆われている。
図2に示すように、遊技盤20には、遊技盤20の表面(盤面)に設けられた外レール22と内レール23とにより略円形状の遊技領域21が形成されている。遊技領域21内には、中央装置24、普通図柄作動ゲート27、始動口28、大入賞装置(特別電動役物)33、左入賞口34、35、右入賞口36、37、第1装飾部材50、第2装飾部材60等の遊技装置が配設されている。また、遊技領域21には各遊技装置との位置バランスを考慮して多数の障害釘が配設されている。
中央装置(センター役物)24は遊技領域21の略中央部に配置され、演出表示装置25を備えている。本実施例では、演出表示装置25として大型の液晶表示装置を用いており、演出表示装置25の表示領域では各種演出表示が行われる。
大入賞装置33は遊技領域21における中央装置24の下方に配置されている。第1装飾装置50は遊技領域21における大入賞装置33の左側に配置され、第2装飾装置60は遊技領域21における大入賞装置33の右側に配置されており、装飾装置50、60はいわゆるサイド飾りを構成している。また、第1装飾装置50には左入賞口34、35が一体化されており、第2装飾装置60には右入賞口36、37が一体化されている。
普通図柄作動ゲート27は、中央装置24の左側に設けられている。普通図柄作動ゲート27の内部には、遊技球の通過を検知する普通図柄作動ゲート検知スイッチ27s(図4参照)が設けられている。遊技球が普通図柄作動ゲート27を通過することで、普通図柄が変動開始する。
始動口28は、中央装置24の中央位置の下方に設けられている。始動口28は、遊技盤20の盤面上を流下する遊技球を受け入れる遊技球受入口が形成された2つの入球口を上下方向に並べて配置したもので、上側始動口28a(上始動口)と下側始動口28b(下始動口)とから構成されている。上側始動口28a(上始動口)は、遊技球受入口の大きさが変化せず遊技球の入球可能性が一定とされた固定式の入球口によって構成されており、遊技球の入球が常時可能となっている。一方、下側始動口28b(下始動口)はいわゆるチューリップ式で左右に一対の翼片部28cを備えており、この一対の翼片部28cの上端間隙が遊技球受入口となっている。この一対の翼片部28cは、各々左右方向に傾動することで開閉動作を行うものとされており、この開閉動作により、一対の翼片部28cの遊技球受入口の大きさが変化する。普通図柄が当り図柄の組合せで停止表示された場合には、一対の翼片部28cが開動作して下側始動口28bの遊技球受入口が拡大され、下側始動口28bは普通電動役物として機能する。
始動口28の内部には、遊技球の入球を検知する始動口入球検知スイッチ(図示略)と、翼片部28cを作動させるための始動口ソレノイド(図示略)とが備えられている。この一対の翼片部28cが左右に開動作した場合には、下側始動口28bの遊技球受入口の大きさが通常時より拡大され、下側始動口28bは遊技球の入球可能性が大きくなる開放状態となる。一方、一対の翼片部28cが立設された場合には、下側始動口28bの遊技球受入口の大きさが遊技球の直径より僅かに大きい(遊技球1個が通過可能な)通常の大きさとされ、下側始動口28bは遊技球の入球可能性が小さくなる通常状態となる。遊技球が始動口28に入球することで、後述の特別図柄が変動開始する。
大入賞装置33は、始動口28の下方に配設されている。ここで、大入賞装置33は、帯状に開口された大入賞口33aと、この大入賞口33aを開放・閉鎖する開閉板33bと、この開閉板33bを開閉するための大入賞口ソレノイド(図示略)と、遊技球の入球を検知する入球検知スイッチ(図示略)とから主に構成されている。
大入賞装置33の左斜め上方には、左入賞口34、35が設けられている。大入賞装置33の右斜め上方には、右入賞口36、37が設けられている。これらの入賞口34〜37の内部には、右入賞口入球検知スイッチ(図示略)が設けられている。
第1装飾部材50には、複数のLEDが設けられており、これらのLEDの組合せにより、普図保留表示部51、特図保留表示部52、遊技状態表示部53、普通図柄表示部54が構成されている。同様に第2装飾部材60には、複数のLEDが設けられており、これらのLEDの組合せにより、特別図柄表示部61が構成されている。
普図保留表示部51は、普通図柄保留数を表示するもので、本実施例では、普通図柄変動中に普通図柄作動ゲート27を通過した遊技球の数を最大保留数(本実施例では4個)まで保留可能としている。普通図柄保留数は、普通図柄保留数を表示するものである。次回の普通図柄当否判定が行われ普通図柄の変動表示が開始する毎に未始動回数(保留数)が消化され、これに伴い普通図柄保留数が1個ずつ減少する。特図保留表示部52は、特別図柄保留数を表示するもので、本実施例では、特別図柄変動中に始動口28に入球した遊技球の数を最大保留数(本実施例では4個)まで保留可能としている。特別図柄保留数は、次回の特別図柄当否判定が行われ特別図柄の変動表示が開始する毎に未始動回数(保留数)が消化され、これに伴い特別図柄保留数が1個ずつ減少する。普図保留表示部51と特図保留表示部52は、それぞれ2つのLEDからなる。これらの保留表示部51、52は、2個のLEDの消灯、点灯、および点滅を組み合わせることで、4個を上限として保留数を表示することができる。なお、普通図柄の保留および保留消化や特別図柄の保留および保留消化は、後述の主制御基板200のCPUによって行われるもので、主制御基板200のCPUが本発明の保留手段に相当している。
遊技状態表示部53は、2個のLEDから構成されている。遊技状態表示部53では、現在の特別図柄当否判定確率が高確率と通常確率(低確率)のどちらであるか、つまり、確率変動機能が作動しているか否かを表示するとともに、下側始動口(普通電動役物)28bを開放状態とする時間が延長される開放時間延長機能が作動しているか否かを表示する。
普通図柄表示部54は、1個のLEDから構成されており、このLEDにより普通図柄の表示が行われる。普通図柄表示部54では、普通図柄の変動表示及び停止表示が行われる。普通図柄表示部54では、普通図柄作動ゲート27を遊技球が通過することにより普通図柄が変動開始し、所定時間経過後に普通図柄が当り普通図柄の表示態様あるいは外れ普通図柄の表示態様で停止表示される。そして、普通図柄が予め設定された当り普通図柄の表示態様で停止表示すると、下側始動口28b(普通電動役物)が所定時間(例えば0.1秒)だけ開放される。
本実施例では、普通図柄当否判定用乱数が用意されており、遊技球が普通図柄作動ゲート27を通過した際に、下側始動口(普通電動役物)28bを作動させるか否かの普通図柄当否判定に用いられる。普通図柄当否判定用乱数には、予め当り値が設定されており、遊技球が普通図柄作動ゲート27を通過したタイミングで取得された普通図柄当否判定用乱数が当り値と一致する場合に当りと判定される。そして、当りと判定された場合には、普通図柄表示部54で停止表示される普通図柄は、当り普通図柄の表示態様に決定される。一方、外れと判定された場合には、普通図柄表示部54で停止表示される普通図柄は外れ普通図柄の表示態様に決定される。なお、普通図柄当否判定および普通図柄の停止図柄の決定は、後述の主制御基板200のCPUによって行われる。
特別図柄表示部61は、7個のLEDから構成されており、これらのLEDにより特別図柄の表示が行われる。特別図柄表示部61では、特別図柄の変動表示及び停止表示が行われる。
本実施例の特別図柄は、第2装飾部材60の特別図柄表示部61で表示される本特別図柄(以下、「本図柄」ともいう。)と演出表示装置25で表示される疑似特別図柄(以下、「疑似図柄」ともいう。)とからなる。本図柄は、特別図柄当否判定の判定結果を表示する抽選図柄として機能し、疑似図柄は、本図柄の表示に連動して演出表示を行う演出図柄として機能する。なお、特別図柄表示部61が本発明の抽選図柄表示手段に相当し、演出表示装置25が本発明の演出図柄表示手段に相当している。演出表示装置25における疑似図柄の表示については後述する。
特別図柄表示部61では、始動口28に遊技球が入球することにより本図柄が変動表示を開始し、所定の変動表示時間経過後に本図柄が大当り図柄の組合せあるいは外れ図柄の組合せで所定の停止表示時間(本実施例では5秒)だけ停止表示される。本実施例では、特別図柄当否判定用乱数が用意されている。特別図柄当否判定用乱数は、遊技球が始動口28に入球した際に取得され、特別遊技状態を発生させるか否かの特別図柄当否判定に用いられる。具体的には、特別図柄当否判定用乱数には、予め当否判定用の当り値が設定されており、遊技球が始動口28に入球したタイミングで取得された特別図柄当否判定用乱数が当り値と一致する場合に当りと判定される。そして、当りと判定された場合には、特別図柄表示部61で停止表示される本図柄は、大当り図柄の組合せのいずれかに決定される。一方、外れと判定された場合には、特別図柄表示部61で停止表示される本図柄は、外れ図柄の組合せに決定される。特別図柄当否判定用乱数の取得、特別図柄当否判定、本図柄の変動態様(変動表示時間)の決定、本図柄の停止図柄の決定は、後述の主制御基板200のCPUによって行われるように構成されている。
特別図柄表示部61で停止表示された本図柄の組合せが大当り図柄の組合せであった場合には、主制御基板200のCPUは遊技者に相対的に有利な特別遊技状態を発生させる。特別遊技状態発生中は、大入賞装置33が作動し、大入賞口33aへの遊技球の入球に関して遊技者に利益が付与される。具体的には、特別遊技状態の発生により、大入賞装置(特別電動役物)33を連続して作動させ、大入賞口33aを連続して開放状態とする。大入賞装置33の作動開始(特別遊技状態の開始)により、大入賞口33aが開放して遊技球受入状態となる。この遊技球受入状態は、所定の終了条件成立により終了し、開放していた大入賞口33aが閉鎖状態となる。所定の終了条件として、遊技球受入状態の開始後における大入賞口33aの開放時間が所定時間(本実施例では30秒)に達したとき、もしくは遊技球受入状態の開始後、大入賞口33aに入球した遊技球数が所定数(本実施例では10個)に達したときとすることができる。
この遊技球受入状態の開始から終了までを1ラウンドとした場合、特別遊技状態は、所定ラウンドが終了したときに終了する。大入賞装置33では、遊技球受入状態が終了してから所定時間(例えば2秒)が経過した後に、大入賞口33aが開放して再び遊技球受入状態となり、次のラウンドが開始する。このような開始から終了までを1ラウンドとする遊技球受入状態は、所定の最高継続ラウンド数(本実施例では15ラウンド)が終了するまで繰り返し継続される。
本実施例の遊技機では、特別遊技状態の終了後、変動時間短縮機能や開放時間延長機能、確率変動機能が作動する特定遊技(いわゆる時短遊技および確変遊技)が開始される。
本図柄が通常大当り図柄で停止表示した場合には、特別遊技状態の終了後、変動時間短縮機能および下側始動口28bの開放時間を延長させる開放時間延長機能が作動する。変動時間短縮機能および開放時間延長機能は、主制御基板200のCPUの制御により作動または停止されるものであり、変動時間短縮機能には、普通図柄変動時間を短縮させる普通図柄変動時間短縮機能と、特別図柄変動時間を短縮させる特別図柄変動時間短縮機能とが含まれている。変動時間短縮機能および開放時間延長機能は、特別遊技状態の終了後、次回特別遊技状態が発生するまでの間、または本図柄の変動回数が所定回数(本例では100回)に到達するまで作動する。
本図柄が確変大当り図柄で停止表示した場合には、特別遊技状態の終了後、確率変動機能が作動して確率変動状態となる。確率変動状態は、主制御基板200のCPUの制御により実現されるものであり、この確率変動状態では、上記変動時間短縮機能および開放時間延長機能に加え、特別図柄当否判定の確率、すなわち特別図柄が大当り図柄で停止表示する確率を変更(向上)させる確率変動機能が作動する。確率変動機能は、特別遊技状態終了後、次回特別遊技状態が発生するまでの間、または本図柄の変動回数が所定回数(本例では10000回)に到達するまで作動する。
次に、演出表示装置25で表示される疑似図柄(演出図柄)について説明する。図3は、演出表示装置25の画面表示例を示している。図3に示すように、演出表示装置25の画面には、疑似図柄が表示される疑似図柄表示領域25aが設けられている。疑似図柄表示領域25aには、左図柄が表示される左図柄表示領域、中図柄が表示される中図柄表示領域、右図柄が表示される右図柄表示領域からなる3つの図柄表示領域が設けられている。また、演出表示装置25の表示画面のうち、疑似特別図柄表示領域25aを除く部位は、文字、図形、記号、キャラクタ等を含む種々の背景図柄が表示される背景表示領域となっている。
疑似図柄表示領域25aの各図柄表示領域は、これらの表示領域の配置方向と略直交する向き、この場合、上下方向(縦方向)に図柄変動方向が設定されている。疑似図柄表示領域25aの各図柄表示領域は、「1」〜「9」からなる数字図柄をそれぞれ表示可能となっており、疑似図柄は3桁の数字図柄として構成されている。疑似図柄表示領域25aでは、疑似図柄を用い、本図柄の表示に連動した演出表示が行われる。疑似図柄は、上記本図柄の変動表示に連動して変動表示し、本図柄の停止表示に連動して停止表示する。
本実施例の疑似図柄は、3桁同一の偶数図柄の組合せが本図柄の通常大当り図柄に対応し、3桁同一の奇数図柄の組合せが本図柄の確変大当り図柄に対応し、それら以外の図柄の組合せが本図柄の外れ図柄に対応している。疑似図柄の演出態様および停止図柄の決定は、主制御基板200のCPUから送信されるコマンドに基づいてサブ制御基板260のCPUによって行われるように構成されている。なお、サブ制御基板260のCPUが本発明の演出表示時間設定手段に相当しており、後述の演出表示時間設定処理S800でサブ制御基板260のCPUが行う各処理が追加時間設定手段、持越し時間記憶手段、演出表示時間算出手段に相当している。
ここで、疑似図柄の演出表示時間について説明する。上述のように、疑似図柄の変動表示は、本図柄の変動表示に連動して行われるが、本図柄の変動時間と疑似図柄の変動時間が必ずしも一致しているわけではない。つまり、本図柄および疑似図柄の変動開始時期および変動停止時期は必ずしも一致しているわけではない。
本実施例の遊技機1では、本図柄の停止表示時間が通常の遊技機より長い「5秒」に設定されており、この本図柄の停止表示時間を疑似図柄の演出表示時間として利用可能となっている。本図柄の停止表示時間は、今回変動する本図柄に対応する疑似図柄の演出表示時間(追加時間)として用いられ、さらに本図柄の停止表示時間のうち追加時間として用いられない残り時間が、次回変動する本図柄に対応する疑似図柄の演出表示時間(持越し時間)として用いられる。
具体的には、疑似図柄の演出表示時間として本図柄の変動表示時間が確保されており、本図柄の変動表示時間に対する追加時間が本図柄の停止表示時間を超えない範囲(0〜5秒)で設定される。そして、本図柄の停止表示時間から追加時間を減算した残り時間は、持越し時間として記憶され、次回の疑似図柄の演出表示時間の一部として用いられる。このため、前回の持越し時間と、今回の本図柄変動時間と、今回の追加時間の合計時間が疑似図柄の演出表示時間となる。
次に、本実施例の遊技機1の電子制御装置について、図4に基づいて説明する。図4は、電子制御装置の概略構成を示すブロック図である。
図4に示すように、電子制御装置は、主制御基板200と、その主制御基板200に接続された副制御基板230、260、280とを含んで構成されている。副制御基板は、払出制御基板(賞球制御基板)230、サブ制御基板260及び演出表示制御基板280から構成される。
主制御基板200は、遊技の進行を司る主制御手段を構成するものであり、各副制御基板230、260に処理内容を指示する指令信号(コマンドデータ)を送信し、各副制御基板230、260、280は指令信号に基づいて各種制御を行うように構成されている。
例えば、主制御基板200から払出制御基板230には、賞球払出を指示する賞球指示信号、遊技開始許可を指示する遊技開始許可信号、各種発射制御コマンド等のコマンドが送信される。各種発射制御コマンドには、球送り許可・禁止、発射許可・禁止、遊技開始許可等が含まれている。また、主制御基板200からサブ制御基板260には、各種ランプ制御コマンド及び各種音声制御コマンドが送信される。主制御基板200から演出表示制御基板280には、サブ制御基板260を介して、特別図柄(疑似図柄)の表示制御を指示する各種図柄制御制御コマンドが送信される。サブ制御基板260から演出表示制御基板280には、演出表示制御を指示する各種演出表示制御コマンドが同時に送信される。
各制御基板200、230、260、280には、主電源129と接続された電源受電基板128から電源基板127と電源中継基板121とを介して電源が供給されている。また、電源立上げ時には、システムリセット信号が電源基板127および電源中継基板121を介して各制御基板200、230、260、280に送信される。なお、本実施例の遊技機1は、電源断時に主制御基板200及び払出制御基板230に作動電圧を供給する図示しないバックアップ電源部(図示略)を備えており、電源断時にも主制御基板200及び払出制御基板230のRAMデータが保持される。
主制御基板200のCPUは、CPUコア、内蔵RAM(以下、単にRAMともいう)、内蔵ROM(以下、単にROMともいう)等を備えており、ROMに格納された制御プログラムにより、RAMをワークエリアとして遊技機1全体の作動制御(遊技の基本進行制御)を司る。また、主制御基板200は、CPUが主体となって、ROMに格納された当否判定プログラムにより特別図柄の当否判定を行う当否判定手段を構成している。また、主制御基板200のCPUは、特別図柄当否判定を実行する際に、ROMに格納された特別図柄の変動パターンテーブルから特定の変動パターンを決定する。なお、本実施例の主制御基板200のCPU400の制御周期は4msに設定されている。
主制御基板200には、盤用外部端子基板201、始動口入賞検知スイッチ28s、普通図柄作動ゲート検知スイッチ27s、盤面中継基板210及び遊技枠中継基板220が接続されている。盤面中継基板210は、遊技盤20盤面に設けられた表示装置やスイッチ等と主制御基板200との間で、表示制御信号やスイッチ信号等を中継するものである。遊技枠中継基板220は、主に中枠3に設けられた各種スイッチ等と主制御基板200との間で、スイッチ信号等を中継するものである。始動口入賞検知スイッチ28sは、始動口28に遊技球が入球したことを検知するものである。普通図柄作動ゲート検知スイッチ27sは、普通図柄作動ゲート26を遊技球が通過したことを検知するものである。
次に、払出制御基板230について説明する。払出制御基板230は、主制御基板200のCPUと同様の構成を有するCPUを備えている。払出制御基板230には、枠用外部端子基板122、スイッチ中継端子基板231、CR接続基板234、発射制御基板250等が接続されている。スイッチ中継端子基板231には、賞球タンク105内の遊技球の球切れを検知するタンク球切れスイッチ232、下皿部6の下受け皿の満タン状態を検知する下皿満タンスイッチ233が接続されている。
次に、サブ制御基板260について説明する。サブ制御基板260には、CPU、ROM、RAM、入出力ポート等を有する演算回路構成要素(図示略)とサウンドジェネレータ(図示略)が設けられており、入出力ポートにおいて主制御基板200に接続されている。サブ制御基板260は、演出表示装置25による図柄表示、各種ランプ類による装飾表示、スピーカ10a〜10dから出力される効果音などを用いた演出制御を司るように構成されている。
サブ制御基板260には、演出表示制御基板280が接続されている。演出表示制御基板280には、CPU、RAM、ROM、入出力ポート、VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)等を有する演算回路構成要素(図示略)が設けられ、入出力ポートにおいてサブ制御基板260に接続されている。演出表示制御基板280には演出表示装置25が接続されている。演出表示制御基板280は、CPUがROMに格納された制御プログラムに従ってRAMをワークエリアとして演出表示装置25の表示制御を行うように構成されている。演出表示制御基板280のROMには、演出表示装置25で表示される演出用の図柄画像データが格納されている。
次に、本実施例の遊技機1の作動を図5〜図7のフローチャートに基づいて説明する。図5は、主制御基板200のCPUがROMに格納されたプログラムに基づいてCPU400が実行するメインジョブの一例を示している。図5に示すメインジョブは、電源投入処理S100を実行した後、遊技開始処理S200、普通図柄遊技処理S300、普通電動役物遊技処理S400、特別図柄遊技処理S500、特別電動役物遊技処理S600の各ステップが、タイマリセットされる毎に繰り返し実行される。電源断発生処理S700は、停電等によって電源断が発生した場合に、使用レジスタやスタックポインタの保存、払出モータの停止等が行われ、システムリセットが発生した場合に電源投入処理S100に移るようになっている。
電源投入処理S100は、電源投入時と電源断発生後の復電時に行われるものであり、電源投入時にはRAM初期化処理等が行われ、電源断復帰時には電源断時の遊技状態に復帰させるための復帰設定等が行われ。遊技開始処理S200では、各種スイッチ状態の検出、各種乱数の更新、賞球制御等が行われる。
普通図柄遊技処理S300では、まず、普通図柄の当否判定を行って、普通図柄表示部50c(図2参照)にて普通図柄を当り図柄で停止表示させるか、外れ図柄で停止表示させるかを決定する。次に、普通図柄の変動表示時間を設定した後、普通図柄の変動表示を開始する。そして、変動表示時間が経過すると、決定しておいた図柄で普通図柄を停止表示させ、普通図柄の当り図柄が停止表示された場合には、普通電動役物の作動を開始させる。普通図柄遊技処理では、以上のようにして、普通図柄の変動表示および停止表示を行い、普通図柄が当り図柄で停止表示された場合には、下側始動口28bを作動させる処理を行う。下側始動口28bが作動すると、一対の翼片部28cが左右に開動作して、下側始動口28bが開放状態となる。
普通電動役物遊技処理S400では、下側始動口28bを開放状態に維持する開放時間が経過したか否かを判定し、開放時間が経過していない場合には、下側始動口28bに規定入賞数の入賞があったか否かを判定する。開放状態にある下側始動口28bに規定入賞数の入賞があったと判定されるか、開放状態にある下側始動口28bの開放時間が経過していると判定された場合には、一対の翼片部28cが閉動作して、下側始動口28bは通常状態となる。
次に、特別図柄遊技処理S500を図6のフローチャートに基づいて説明する。なお、特別図柄遊技処理S500における「特別図柄」は、「本図柄(抽選図柄)」を意味している。
まず、始動口28に遊技球が入賞したか否かを判定し(S501)、遊技球が始動口28に入賞したと判定された場合には(S501:YES)、特別図柄表示部61(図2参照)の作動保留数が4未満であるか否かを判定する(S502)。この結果、特別図柄保留数が4未満であると判定された場合には(S502:YES)、特別図柄当否判定用の乱数を取得して記憶する(S503)。
次に、特別遊技状態が発生中であるか否かを判定する(S504)。この結果、特別遊技状態発生中であると判定された場合には(S504:YES)、そのままリターンし、特別遊技状態発生中でないと判定された場合には(S504:NO)、特別図柄が変動中であるか否かを判定する(S505)。この結果、特別図柄が変動中であると判定された場合には(S505:YES)、後述のS513の処理に移行し、特別図柄が変動中でないと判定された場合には(S505:NO)、特別図柄の停止表示時間中であるか否かを判定する(S506)。特別図柄の停止表示時間中であると判定された場合には(S506:YES)、後述のS516の処理に移行し、特別図柄の停止表示時間中でないと判定された場合には(S506:NO)、特別図柄保留数がゼロであるか否かを判定する(S507)。
この結果、特別図柄保留数がゼロであると判定された場合には(S507:YES)、そのままリターンし、特別図柄保留数がゼロでないと判定された場合には(S507:NO)、確率変動機能が作動中であるか否かを判定する(S508)。この結果、確率変動機能が作動中であると判定された場合には(S508:YES)、確率変動時の当否判定を行い(S509)、確率変動機能が作動中でないと判定された場合には(S508:NO)、非確率変動時の当否判定を行う(S510)。
次に、特別図柄の変動パターンの決定処理を行う(S511)。この特別図柄変動パターンは、特別図柄の変動時間や、その変動におけるリーチ演出の有無を規定するものであり、主制御基板200のCPUがROMに記憶されている特別図柄の変動パターンテーブルから特定の変動パターンを決定する。特別図柄当否判定の結果が確変大当りである場合には、確変大当り用の停止図柄と変動パターンを決定し、特別図柄当否判定の結果が通常大当りである場合には、通常大当り用の停止図柄と変動パターンを決定する。それら以外の場合には、特別図柄当否判定の結果が外れであり、リーチ演出の有無に応じて外れ停止図柄とその変動パターンを決定する。
次に、特別図柄表示部61で特別図柄の変動表示を開始させるとともに、サブ制御基板260のCPUに演出パターン指定コマンドを出力し、演出表示装置25における疑似図柄の変動表示を開始させる(S512)。演出パターン指定コマンドは、S511で決定された変動パターンを指定するコマンドである。そして、上記S505で特別図柄が変動中であると判定された場合には(S505:YES)、特別図柄の変動時間が経過しているか否かを判定する(S513)。この結果、特別図柄の変動時間が経過していないと判定された場合には(S513:NO)、そのままリターンし、特別図柄の変動時間が経過していると判定された場合には(S513:YES)、特別図柄の変動を停止して、特別図柄当否判定結果に応じた停止図柄で停止表示させる(S514)。
次に、特別図柄の停止表示時間が経過したか否かを判定する(S516)。この結果、特別図柄の停止表示時間が経過していないと判定された場合には(S516:NO)、そのままリターンし、特別図柄の停止表示時間が経過していると判定された場合には(S516:YES)、特別図柄の停止図柄が大当り図柄の組合せであるか否かを判定する(S517)。この結果、特別図柄の停止図柄が大当り図柄の組合せであると判定された場合には(S517:YES)、特別遊技状態を開始させる(S518)。
次に、確率変動機能が作動中であるか否かを判定し(S520)、確率変動機能が作動中であると判定された場合は(S520:YES)、特別遊技状態の開始に伴って、確率変動機能、変動時間短縮機能、開放時間延長機能を作動停止させる(S521〜S523)。
上記S517で特別図柄の停止図柄が大当り図柄の組合せでないと判定された場合には(S517:NO)、変動時間短縮機能が作動中であるか否かを判定する(S524)。この結果、変動時間短縮機能作動中でないと判定された場合は(S524:NO)、そのままリターンし、変動時間短縮機能作動中であると判定された場合は(S524:YES)、特別図柄の変動回数を計数し(S525)、変動回数が予め設定された変動回数(本例では100回)に到達したか否かを判定する(S526)。この結果、変動回数が予め設定された変動回数に到達していないと判定された場合には(S526:NO)、そのままリターンし、変動回数が予め設定された変動回数に到達したと判定された場合には(S526:YES)、変動時間短縮機能を作動停止させるとともに(S522)、開放時間延長機能を作動停止させる(S523)。
上記S520で確率変動機能が作動中でないと判定された場合は(S520:NO)、変動時間短縮機能が作動中であるか否かを判定する(S527)。この結果、変動時間短縮機能作動中でないと判定された場合は(S527:NO)、そのままリターンし、変動時間短縮機能作動中であると判定された場合は(S527:YES)、特別遊技状態の開始に伴って変動時間短縮機能を作動停止させるとともに(S522)、開放時間延長機能を作動停止させる(S523)。
次に、特別電動役物遊技処理S600について図7のフローチャートに基づいて説明する。まず、特別遊技状態発生中であるか否かを判定し(S601)、特別遊技状態発生中でないと判定された場合には(S601:NO)、そのままリターンし、特別遊技状態発生中であると判定された場合には(S601:YES)、大入賞口33aが開放中であるか否かを判定する(S602)。この結果、大入賞口33aが開放中であると判定された場合には(S602:YES)、大入賞口33aの開放時間が経過したか否かを判定し(S603)、大入賞口33aの開放時間が経過していないと判定された場合には(S603:NO)、大入賞口33aに最大入賞数の遊技球が入賞したか否かを判定する(S604)。
この結果、大入賞口33aに最大入賞数の遊技球が入賞していないと判定された場合には(S604:NO)、そのままリターンし、大入賞口33aに最大入賞数の遊技球が入賞していると判定された場合と(S604:YES)、大入賞口33aの開放時間が経過していると判定された場合には(S603:YES)、大入賞口33aを閉鎖する(S605)。
上記S602で、大入賞口33aが開放中でないと判定された場合には(S602:NO)、特別遊技状態のラウンド数が所定回数に達したか否かを判定する(S606)。この結果、特別遊技状態のラウンド数が所定回数に達していないと判定された場合には(S606:YES)、大入賞口33aの閉鎖時間(インターバル時間)が経過しているか否かを判定し(S607)、大入賞口33aの閉鎖時間が経過していないと判定された場合には(S607:NO)、そのままリターンし、大入賞口33aの閉鎖時間が経過していると判定された場合には(S607:YES)、大入賞口33aを開放させる(S608)。
上記S606で、特別遊技状態のラウンド数が所定回数に達していると判定された場合には(S606:NO)、特別遊技状態を終了する(S609)。そして、特別遊技状態発生の契機となった特別図柄の停止図柄が確率変動機能を作動させる確変大当り図柄の組合せか否かを判定する(S610)。この結果、特別図柄の停止図柄が確変大当り図柄であると判定された場合には(S610:YES)、確率変動機能を作動開始させ(S611)、変動時間短縮機能を作動開始させ(S612)、開放時間延長機能を作動開始させる(S613)。
上記S610で、特別図柄の停止図柄が確変大当り図柄でないと判定された場合には(S610:NO)、変動時間短縮機能を作動開始させ(S612)、開放時間延長機能を作動開始させる(S613)。
次に、疑似図柄(演出図柄)の演出表示時間を設定する演出表示時間設定処理について説明する。図8は、サブ制御基板260のCPUがROMに格納された制御プログラムにしたがって実行する演出表示時間設定処理の流れを示すフローチャートである。図8に示す演出表示時間設定処理は、サブ制御基板260のCPUが実行する図示しないメインルーチンのサブルーチンとして実行される。
図8に示すように、まず、演出パターン指定コマンドと特図情報指定コマンドが受信されたか否かを判定する(S800)。演出パターン指定コマンドは、上述の特別図柄変動パターン決定処理S511で設定された特別図柄(本図柄)の変動パターン(変動表示時間)を指定するコマンドであり、特別図柄(本図柄)の変動パターンに関する情報を含んでいる。特図情報指定コマンドは、上述の特別図柄変動パターン決定処理S511で設定された特別図柄(本図柄)の停止図柄を指定するコマンドであり、特別図柄(本図柄)がいずれの組合せで停止するかに関する情報が含まれている。これらのコマンドは、特別図柄遊技処理S500の中で主制御基板200からサブ制御基板260に送信される。サブ制御基板260のCPUは、演出パターン指定コマンドから本図柄の変動表示時間や本図柄が変動開始されることを認識することができ、特図情報指定コマンドから特別図柄当否判定の結果を認識することができる。
S800の処理の結果、演出パターン指定コマンドおよび特図情報指定コマンドを受信していない場合には(S800:NO)、そのままリターンし、演出パターン指定コマンドおよび特図情報指定コマンドを受信している場合には(S800:YES)、本図柄の変動表示が開始されたと判断できるので、RAMに記憶されている持越し時間を取得する(S801)。持越し時間は、後述のS804の処理により、前回の演出表示時間設定処理実行時に、サブ制御基板260のRAMの所定アドレスに記憶されるものである。この持越し時間は、今回の疑似図柄の演出表示時間に組み込まれる。
次に、受信した演出パターン指定コマンドの情報に基づき本図柄の変動表示時間を取得する(S802)。そして、疑似図柄の演出表示時間として、本図柄の変動表示時間に追加する追加時間を設定する(S803)。追加時間は、本図柄の停止表示時間(5秒)を超えない範囲(0〜5秒)でランダムに決定される。追加時間は、特別図柄保留数、特別図柄当否判定の結果、疑似図柄を用いた演出態様などを考慮して設定することができる。追加時間の長さを調整することで、疑似図柄の演出表示時間の長さを調整することができる。
例えば特別図柄保留数がゼロである場合や特別図柄当否判定の結果が大当りである場合には、本図柄の次回変動表示が連続して行われないので、次回の疑似図柄の演出のための持越し時間を考慮する必要はなく、本図柄の停止表示時間のすべてを追加時間として決定することができる。また、疑似図柄によりリーチ演出を行う場合や大当り発生の可能性を遊技者に報知する予告演出を行う場合には、追加時間を長く設定することができる。さらに、疑似図柄の次回の演出表示時間を長くする必要がある場合には、追加時間を短く設定することで、次回への持越し時間を長くすることができる。
次に、本図柄の停止表示時間とS803で設定された追加時間との差を算出し、この値を持越し時間として記憶する(S804)。この持越し時間は、サブ制御基板260のRAMの所定アドレスに記憶され、次回の疑似図柄の演出表示時間設定処理におけるS801の処理で読み出される。例えば、S803で追加時間を3秒に設定した場合には、本図柄の停止表示間の5秒から追加時間の3秒を減算して得られた2秒が持越し時間となる。なお、サブ制御基板260のRAMが本発明の持越し時間記憶手段に相当している。
次に、S801で取得した前回の持越し時間と、S802で取得した本図柄の変動表示時間と、S803で決定した追加時間の合計時間を、疑似図柄の演出表示時間として設定する(S805)。なお、疑似図柄の停止表示を行う場合には、S805で設定された演出表示時間の最後の0.5秒程度を疑似図柄の停止表示時間として設定すればよい。
次に、疑似図柄の演出表示時間の具体例について図9に基づいて説明する。図9は、本図柄の変動時間と疑似図柄の演出表示時間との関係を示す時系列的に示す説明図である。図9は、本図柄の変動パターンA1〜A5が停止表示時間5秒を挟んで順に実行される例を示している。変動パターンA1は変動時間10秒、変動パターンA2は変動時間13秒、変動パターンA3は変動時間23秒、変動パターンA4は変動時間7秒、変動パターンA5は変動時間15秒に設定されている。なお、図9の上段は本図柄の変動パターンA1〜A5に至る全体の流れを示し、図9の下段は本図柄の変動パターンA4を中心とした部分を拡大して示している。
疑似図柄の演出パターンB1〜B5は、本図柄の変動パターンA1〜A5にそれぞれ対応して設定されている。疑似図柄の演出パターンB1〜B5は、対応する本図柄の変動パターンA1〜A5の変動表示時間に、本図柄の停止表示時間から設定される追加時間と、記憶されている持越し時間とを付加して設定される。
演出パターンB1、B2では、それぞれ追加時間が5秒、持越し時間が0秒に設定されている。このため、演出パターンB1は、本図柄の変動パターンA1の10秒に記憶されている持越し時間0秒と追加時間5秒を加えた合計時間15秒が演出表示時間として設定され、演出パターンB2は、本図柄の変動パターンA2の13秒に記憶されている持越し時間0秒と追加時間5秒を加えた合計時間18秒が演出表示時間として設定される。
演出パターンB3では、追加時間が3秒に設定されており、停止表示時間5秒と追加時間3秒との差である2秒が演出パターンB4のための持越し時間として記憶される。このため、演出パターンB3では、本図柄の変動パターンA3の23秒に記憶されている持越し時間0秒と追加時間3秒を加えた合計時間26秒が演出表示時間として設定される。
演出パターンB4では、追加時間が2秒に設定されており、停止表示時間5秒と追加時間2秒との差である3秒が演出パターンB5のための持越し時間として記憶される。このため、演出パターンB4では、記憶されている持越し時間2秒と、本図柄の変動パターンA4の変動時間7秒と、追加時間2秒の合計時間11秒が演出表示時間として設定される。
演出パターンB5では、追加時間が5秒に設定されており、持越し時間は0秒となっている。このため、演出パターンB5では、記憶されている持越し時間3秒と、本図柄の変動パターンA4の変動時間15秒と、追加時間5秒の合計時間23秒が演出表示時間として設定される。
また、演出パターンB4、B5では、前回からの持越し時間が記憶されているため、前回の本図柄の停止表示時間中に疑似図柄の演出表示時間が開始する。しかしながら、本図柄の変動パターンA4、A5に対する本図柄の変動表示が開始され、サブ制御基板260のCPUが特図情報指定コマンドを受け取るまでは、本図柄の変動パターンA4、A5に係る特別図柄当否判定結果が不明なので、持越し時間における疑似図柄を用いた演出表示は、特別図柄当否判定の結果に関係のない内容とすればよい。
以上のように、本図柄の停止表示時間を長く設定し、停止表示時間を任意の長さで疑似図柄の演出表示時間に組み込むことで、本図柄の変動表示時間に関わらず、疑似図柄の演出表示時間の長さを調整することができる。これにより、本図柄の1つの変動パターンに対し、演出表示時間の異なる疑似図柄の演出パターンを複数設定することができる。
この結果、疑似図柄の演出表示時間の僅かな違いに対応して本図柄の変動パターンを用意する必要がなくなる。つまり、本図柄の変動パターン数を増加させることなく(演出パターン指定コマンドを増加させることなく)、演出表示時間が異なる疑似図柄の演出パターン数を増加させることができ、疑似図柄の演出パターンの設計の自由度を増加させることができる。例えば、所定の割合で疑似図柄の変動時間が長い変動パターンを実行するなどして、疑似図柄の変動パターンを変化させ、遊技者を飽きさせない演出を織り込むことができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施例では、疑似図柄を3桁の数字図柄から構成したが、これに限らず、疑似図柄を他の態様とすることができる。例えば、図10に示す演出表示装置25の画面表示例のように、疑似図柄表示領域25aに表示される疑似図柄をキャラクタ図柄として構成することができる。図10に示す疑似図柄は、左側に表示される味方キャラクタと、右側に表示される敵キャラクタとから構成されており、本図柄の変動表示に連動して疑似図柄を構成する味方キャラクタと敵キャラクタが互いに攻撃する格闘の場面が演出表示される。この疑似図柄を用いた演出により、本図柄の複数回の変動表示にまたがった一連のストーリー演出を行うように構成できる。このような構成では、疑似図柄を用いた演出が本図柄の複数回の変動表示にまたがって連続的に行われるので、本図柄の停止表示時間を利用した疑似図柄の演出表示時間の設定をより効果的に行うことができる。
また、上記各実施例では、本発明を特別図柄に適用した例について説明したが、これに限らず、例えば普通図柄が抽選図柄と疑似図柄とから構成される場合には、本発明を普通図柄にも適用することができる。
1…遊技機、25…演出表示装置(演出図柄表示手段)、28…始動口、33…大入賞装置、33a…大入賞口(可変入球口)、61…特別図柄表示部(抽選図柄表示手段)、200…主制御基板(当否判定手段、保留手段)、260…サブ制御基板(演出表示時間設定手段、追加時間設定手段、持越し時間記憶手段、演出表示時間算出手段)。

Claims (1)

  1. 所定条件の成立により当否判定を行う当否判定手段と、
    前記当否判定が行われる毎に、抽選図柄を所定の変動表示時間が経過するまで変動表示するとともに、変動表示終了後、所定の停止表示時間が経過するまで、前記当否判定の結果に応じた図柄で前記抽選図柄を停止表示する抽選図柄表示手段と、
    前記抽選図柄の変動表示が行われる毎に、これに対応する演出図柄の演出表示を行う演出図柄表示手段と、
    前記演出図柄の演出表示時間を前記抽選図柄の変動表示時間に基づいて設定する演出表示時間設定手段と、
    前記抽選図柄の変動表示中に前記所定条件が成立した場合、該所定条件の成立に基づく前記当否判定の実行を、今回の前記抽選図柄の変動表示が終了して次回の前記抽選図柄の変動表示が開始可能になるまで保留する保留手段と、
    を備え、
    前記保留手段が、予め定められた回数分の前記当否判定の実行を保留できるように構成された遊技機であって、
    前記演出表示時間設定手段は
    前記保留手段が保留している前記当否判定の実行回数がゼロである場合には、今回の前記抽選図柄の変動表示時間に加え、今回の前記抽選図柄の停止表示時間のすべてを今回の前記演出図柄の演出表示時間として設定可能に構成され、
    前記保留手段が保留している前記当否判定の実行回数がゼロでない場合には、今回の前記抽選図柄の変動表示時間に加え、今回の前記抽選図柄の停止表示時間の一部を今回の前記演出図柄の演出表示時間として設定可能であるとともに、今回の前記抽選図柄の停止表示時間のうち今回の前記演出図柄の演出表示時間として設定されない残り時間を、次回の前記演出図柄の演出表示時間として設定可能に構成される
    ことを特徴とする遊技機。
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