JP5355557B2 - ベポタスチンの製造方法及びそれに用いられる中間体 - Google Patents

ベポタスチンの製造方法及びそれに用いられる中間体 Download PDF

Info

Publication number
JP5355557B2
JP5355557B2 JP2010512062A JP2010512062A JP5355557B2 JP 5355557 B2 JP5355557 B2 JP 5355557B2 JP 2010512062 A JP2010512062 A JP 2010512062A JP 2010512062 A JP2010512062 A JP 2010512062A JP 5355557 B2 JP5355557 B2 JP 5355557B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bepotastine
formula
menthyl ester
compound
benzyloxycarbonyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010512062A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010529187A (ja
Inventor
ハ・テヘ
パク・チャンヘ
キム・ウォンジョン
チョ・ソファ
キム・ハンキョン
スー・クウェヒュン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hanmi Science Co Ltd
Original Assignee
Hanmi Science Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hanmi Science Co Ltd filed Critical Hanmi Science Co Ltd
Publication of JP2010529187A publication Critical patent/JP2010529187A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5355557B2 publication Critical patent/JP5355557B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D401/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
    • C07D401/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings
    • C07D401/12Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)

Description

本発明はベポタスチンの立体特異的な製造方法及びそれに用いられる中間体に関する。
式(I)の光学活性なベポタスチン、(+)−(S)−4−{4−[(4−クロロフェニル)(2−ピリジル)メトキシ]ピペリジノ}ブタン酸、は特許文献1に開示されているように、選択的な抗ヒスタミン剤である。
Figure 0005355557
特許文献1及び特許文献2は、ラセミ体の(RS)−4−[(4−クロロフェニル)(2−ピリジル)メトキシ]ピペリジン(化合物a)を光学活性な(2R、3R)−2−ヒドロキシ−3−(4−メトキシフェニル)−3−(2−ニトロ−5−クロロフェニルチオ)プロピオン酸(化合物)で処理して光学分割することによって、化合物を経て左旋性異性体である(S)−(−)−4−[(4−クロロフェニル)(2−ピリジル)メトキシ]ピペリジン(化合物 )を得、それからベポタスチンを製造することを含む、反応式1に示すベポタスチンの製造方法を開示している。
反応式1
Figure 0005355557
しかし、前記方法は化合物の製造が必要であるので、複雑で経済的にも不利である。
特許文献2には、ラセミ体の(RS)−4−[(4−クロロフェニル)(2−ピリジル)メトキシ]ピペリジン(反応式1の化合物)を、N−アセチル−L−フェニルアラニン、N−アセチル−L−ロイシン、N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラニン、N−ベンジルオキシカルボニル−L−バリン、N−ベンジルオキシカルボニル−L−トレオニンまたはN−ベンジルオキシカルボニル−L−セリンなどを用いて光学分割する方法が記載されているが、得られる生成物の収率及び光学純度は不十分である。
一方、特許文献3は、光学分割された(S)−(−)−4−[(4−クロロフェニル)(2−ピリジル)メトキシ]ピペリジン(化合物)を沈殿させた後、ろ液に残留する(R)−(+)−4−[(4−クロロフェニル)(2−ピリジル)メトキシ]ピペリジンのラセミ化によって(RS)−4−[(4−クロロフェニル)(2−ピリジル)メトキシ]ピペリジン(化合物)を回収する方法を記載している。しかし、塩基存在下、ブタノール中で高温を要する前記ラセミ化法はあまり効率的ではない。
従って、本発明者らは、ベポタスチンを立体特異的に製造する改善された方法を開発するため鋭意研究を重ねた結果、(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステル、(S)−ベポタスチンl−メンチルエステル・N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸塩及びベポタスチンl−メンチルエステルのような新規な中間体を用いる方法により、高い光学純度を有するベポタスチンを高収率で製造することができることを見出した。
特開平10−237070号 特開2000−198784号 特開平10−237069号
従って、本発明の目的は、高い光学純度のベポタスチンを高い立体特異的な方法で製造する方法を提供することである。
本発明の他の目的は、前記方法で用いられる新規な中間体を提供することである。
本発明によれば、
1)(RS)−4−[(4−クロロフェニル)(2−ピリジル)メトキシ]ピペリジンを、塩基存在下で有機溶媒中において、ハロがクロロ、ブロモ、またはヨウ素である4−ハロブタン酸l−メンチルエステルと反応させて式(II)の(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステルを生成する段階、
2)式(II)の化合物を、N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸と有機溶媒中で反応させて式(III)のベポタスチンl−メンチルエステル・N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸塩の選択的沈殿を誘導する段階、
3)段階2)で形成された沈殿物を濾過して式(III)の化合物を単離する段階、
4)式(III)の化合物を塩基で処理して式(IV)のベポタスチンl−メンチルエステルを遊離させる段階、及び
5)塩基存在下で式(IV)の化合物を加水分解させる段階、
を含む、下記式(I)のベポタスチンを製造する方法が提供される。
Figure 0005355557
次に、本発明の方法の各段階を詳しく説明する。
段階1)ラセミ体(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステルの製造
反応段階1)において、米国特許第4,929,618号に記載された方法またはこれと類似する方法により製造した(RS)−4−[(4−クロロフェニル)(2−ピリジル)メトキシ]ピペリジン(反応式1の化合物)を塩基存在下で有機溶媒中で4−ハロブタン酸l−メンチルエステル(ハロはクロロ、ブロモまたはヨウ素)と反応させて式(II)の(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステルを生成する。
前記段階1)で用いられる有機溶媒は、アセトン、アセトニトリル、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ベンゼン、トルエン、またはN,N−ジメチルホルムアミドなどで良い。前記4−ハロブタン酸l−メンチルエステルは(RS)−4−[(4−クロロフェニル)(2−ピリジル)メトキシ]ピペリジンに対し1〜1.5当量の量で使用され得る。前記塩基はトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、または炭酸水素ナトリウムであっても良く、4−ハロブタン酸l−メンチルエステルに対し1〜3当量の量で使用される。前記反応は0℃〜溶媒の還流温度範囲内の温度で行われる。
段階2)ベポタスチンl−メンチルエステル・N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸塩の製造(光学分割)
反応段階2)において、段階1)で得られた式(II)の(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステルを N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸と有機溶媒中で反応させて式(III)のベポタスチンl−メンチルエステル・N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸塩の選択的沈殿を誘導する。
N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸は(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステルに対し0.5〜2.0当量、好ましくは1〜1.2当量の量で使用される。前記有機溶媒は、アセトニトリル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、ジエチルエーテル、またはこれらの混合物でも良く、酢酸メチルまたは酢酸エチルが好ましい。ここで用いられる有機溶媒の量は(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステル1g当たり3〜30mlであり、この反応は10℃〜60℃の温度で行われ、反応混合物を5℃〜20℃に冷却し、簡単な濾過によって式(III)の沈殿した塩を単離することができる。
段階3)及び4)ベポタスチンl−メンチルエステルの製造
ベポタスチンl−メンチルエステル・N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸塩を塩基で処理して式(IV)のベポタスチンl−メンチルエステルのみを遊離させる。
この段階において用いられる塩基としては、炭酸水素ナトリウム及び炭酸水素カリウムのような弱塩基が使用され得る。前記反応はpH7.5〜9.0で酢酸エチル、ジクロロメタン、クロロホルム、及びジエチルエーテルの中から選ばれた有機溶媒と水の混合溶液中で実施し得る。
段階5)ベポタスチンの製造
反応段階5)において、式(IV)のベポタスチンl−メンチルエステルを塩基存在下で加水分解してベポタスチンを生成する。
塩基として水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどがベポタスチンl−メンチルエステルに対し1〜5当量の量で使用され得る。
前記加水分解反応はメタノール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、アセトニトリル、及びテトラヒドロフランの中から選ばれた有機溶媒と水の混合物の中で10℃〜60℃で実施し得る。好ましい水と有機溶媒との混合比は1:0.05〜1:20である。
また、本発明は、反応段階2)で式(III)の沈殿したベポタスチンl−メンチルエステル・N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸塩を濾過した後、得られたろ液から(R)−異性体が豊富なベポタスチンl−メンチルエステルを回収する段階、及び前記回収された物質を酸で処理して完全にラセミ化した式(II)の(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステルを得る段階をさらに含むことができる。
前記ろ液から(R)−異性体が豊富なベポタスチンl−メンチルエステルを回収するためには、ろ液に水を添加してから炭酸水素ナトリウム及び炭酸水素カリウムのような弱塩基の添加によりpHを7.5〜9.0に調節する。次いで、通常の方法によって有機溶媒を用いて所望の生成物を抽出する。
次いで、アセトニトリル、メタノール、エタノール、及びイソプロパノールの中から選ばれた有機溶媒中で60℃〜溶媒の還流温度範囲内で酢酸、プロピオン酸及びベンゼンスルホン酸のような有機酸で処理することによって、(R)−異性体が豊富なベポタスチンl−メンチルエステルを完全にラセミ化した(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステルに転換させる。
前記有機酸は(R)−異性体が豊富なベポタスチンl−メンチルエステルに対し3〜15当量の量で使用される。もし、有機酸として酢酸を使用すれば、有機溶媒の使用を省略しても良い。好ましい反応時間は12時間以内である。
本発明の方法によって製造されたベポタスチンは任意の公知の方法(例えば、日本国特開平10−237070号及び韓国特許出願第2007−33756号)によってベンゼンスルホン酸塩またはカルシウム塩のような薬学的に許容可能な塩に転換することができる。
また本発明は、前記製造方法で用いられる新規な中間体、すなわち、式(II)の(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステル、式(III)のベポタスチンl−メンチルエステル・N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸塩、及び式(IV)のベポタスチンl−メンチルエステルを提供する。
Figure 0005355557
(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステル、ベポタスチンl−メンチルエステル・N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸塩及びベポタスチンl−メンチルエステルのような新規な中間体を用いてベポタスチンを製造する本発明の方法は99.5% 以上の高い光学純度を有するベポタスチンを高収率で製造することができるので、抗ヒスタミン剤及び抗アレルギー剤の開発に有用である。
以下、本発明を実施例により詳しく説明する。ただし、下記実施例は本発明を例示するだけであり、本発明が下記実施例により限定されるものではない。
参考例:化合物の光学純度決定
実施例に記述された各化合物の光学純度を算出するため、下記条件下でクロマトグラフィーを行うことにより前記化合物の各異性体を単離した。下記式1により各異性体に対する分析結果から光学純度を計算した。
1)ベポタスチンの光学純度の分析条件
検出器:紫外分光光度計(検出波長:225nm)
カラム:YMC Chiralβ−CDs(4.6×250mm,5μm)
移動相:メタノール/酢酸アンモニウム緩衝溶液 =45/55(v/v’、%)
流速:0.8ml/分
2)ベポタスチンl−メンチルエステルの光学純度の分析条件
検出器:紫外分光光度計(検出波長:230Nm)
カラム:ULTRONES−OVM(4.6×150mm,5μm)
移動相:アセトニトリル/0.02Mリン酸二水素カリウム=15/85(v/v’、%)
流速:1.0ml/分
Figure 0005355557
(Pはベポスタチンまたはベポタスチンl−メンチルエステルのピーク面積であり、Pは(R)−異性体のそれぞれ相応するピーク面積を示し、いずれもクロマトグラム分析から得られた。)
製造例1:4−ブロモブタン酸l−メンチルエステルの製造
1−メントール14.6g及びピリジン14.8mlを150mlのジクロロメタンに溶解させた後、それに塩化4−ブロモブチリル17.0gを20mlのジクロロメタンに溶解させて得た溶液を徐々に滴加し、前記混合物を室温で1時間攪拌した。前記反応混合物を100mlの水で洗浄し、減圧下で溶媒を除去して、オイル状の標題化合物27g(収率:97%)を得た。
H−NMR(DMSO−d,ppm):δ4.7(m,1H),3.5(t,2H),2.5(t,2H),2.2(m,2H),2.0(m,1H),1.9(m,1H),1.7(m,2H),1.5(m,1H),1.3(m,1H),1.1(m,3H),0.9(d,6H),0.7(d,3H).
IR(KBr,cm−1):2956,2928,2870,1729,1456,1370,1251,1205,1177,1129,984.
製造例2:4−クロロブタン酸l−メンチルエステルの製造
l−メントール1.0g及びピリジン1.0mlを5.0mlのジクロロメタンに溶解させた後、それに塩化4−クロロブチリル 0.7mlを5.0mlのジクロロメタンに溶解させて得た溶液を徐々に滴加し、前記混合物を室温で1時間攪拌した。前記反応混合物を20mlの水で洗浄し、減圧下で溶媒を除去してオイル状の標題化合物1.6g(収率:99%)を得た。
H −NMR(DMSO−d,ppm):δ4.7(m,1H),3.6(t,2H),2.5(t,2H),2.1(m,2H),2.0(m,1H),1.9(m,1H),1.7(m,2H),1.5(m,1H),1.4(m,1H),1.2(m,3H),0.9(d,6H),0.8(d,3H).
IR(KBr,cm−1):2956,2929,2869,1729,1456,1386,1371,1308,1204,1177,1010,984,964,913.
実施例1:ラセミ体(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステル(式(II)の化合物)の製造
(RS)−4−[(4−クロロフェニル)(2−ピリジル)メトキシ]ピペリジン24.0gを240mlのアセトンに溶解させた後、それに製造例1で得られた4−ブロモブタン酸l−メンチルエステル27.0g及び KCO18.3gを順次に加え、前記混合物を7時間還流させた。反応混合物を濾過して不溶性固体を除去した後、ろ液から減圧下で溶媒を除去してオイル状の標題化合物42.0g(収率99%)を得た。
H−NMR(DMSO−d,ppm):δ8.5(m,1H),7.7(t,1H),7.5(d,1H),7.4(d,2H),7.3(m,2H),7.2(m,1H),5.6(s,1H),4.7(m,1H),3.5(br.s,1H),2.7(m,2H),2.3(m,4H),2.1(m,1H),2.0〜1.6(m,11H),1.5(m,1H),1.4(m,1H),1.2(m,3H),0.9(d,6H),0.7(d,3H).
IR(KBr,cm−1):2952,2869,2810,1727,1588,1489,1468,1455,1370,1187,1086,984,807,768,749.
実施例2:ラセミ体(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステル(式(II)の化合物)の製造
製造例2で得られた4−クロロブタン酸l−メンチルエステル1.0g及びヨウ化ナトリウム1.25gを10mlのメチルイソブチルケトンに加え、前記混合物を5時間還流させた。その結果得られた混合物に、(RS)−4−[(4−クロロフェニル)(2−ピリジル)メトキシ]ピペリジン1.0g及び炭酸カリウム1.7gを順次に加えて1時間還流させた。次いで、生成された反応混合物に水15ml及び酢酸エチル30mlを加えて抽出した。それから有機層が分離された後、減圧下で濃縮してオイル状の標題化合物1.8g(収率:99%)を得た。
実施例3:ベポタスチンl−メンチルエステル・N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸塩(式(III)の化合物)の製造
実施例1で得られた(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステル90.0gを900mlの酢酸エチルに溶解させた後、それにN−ベンジルオキシカルボニルl−アスパラギン酸塩45.7gを添加して得られた混合物を室温で12時間攪拌した。それから形成された固体沈殿物を濾過して乾燥させて白色結晶の標題化合物48.2g(収率:71%、光学純度:89.7%)を得た。
前記で得た化合物45.0gを450mlの酢酸エチルに加えた後、得られた混合物を加熱して完全に溶解させた。前記溶液を室温に徐々に冷却し、12時間攪拌して固体沈殿を誘導した。前記固体を濾過し乾燥させて白色結晶の標題化合物39.2g(収率:87%、光学純度:96.7%)を得た。
前記で得た粗生成物36.0gを前記工程を繰り返すことによって、酢酸エチルから再結晶化して白色結晶の標題化合物32.8g(収率91%、光学純度:99.5%)を得た。
比旋光度:[α] 24 −15.2(c=1.0、MeOH)
融点:108〜110℃(分解)
H−NMR(DMSO−d,ppm):δ8.5(d,1H),7.8(t,1H),7.5(d,1H),7.4〜7.2(m,10H),7.2(m,1H),5.6(s,1H),5.0(s,2H),4.5(m,1H),4.1(m,1H),3.5(br.s,1H),2.9(br.m,2H),2.6〜2.3(m,5H),2.2(t,2H),1.9〜1.6(m,11H),1.5(m,1H),1.4(m,1H),1.0(m,3H),0.9(d,6H),0.7(d,3H).
IR(KBr,cm−1):3412,2956,2928,2870,1725,1592,1491,1455,1435,1389,1227,1191,1068,960,772,696,673.
実施例4:ベポタスチンl−メンチルエステル・N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸塩(式(III)の化合物)の製造
実施例1で得られた(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステル90.0gを900mlの酢酸エチルに溶解させた後、それにN−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸45.7gを添加して得られた混合物を溶媒の沸点温度で加熱して溶解させた。前記溶液を室温に徐々に冷却し、12時間攪拌して固体沈殿を誘導した。前記固体を濾過し、乾燥して白色結晶の標題化合物47.5g(収率:70%、光学純度:95.2%)を得た。
実施例5:ベポタスチンl−メンチルエステル・ N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸塩(式(III)の化合物)の製造
実施例1で得られた(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステル90.0gを900mlの酢酸エチルに溶解させた後、それにN−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸45.7gを添加して溶媒の沸点温度で加熱して溶解させた。得られた溶液を室温に徐々に冷却し、それに実施例3で得たベポタスチンl−メンチルエステル・N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸塩0.5gを添加して12時間攪拌した。生成された沈殿物を濾過し乾燥して白色結晶の標題化合物49.5g(収率:73%、光学純度:95.3%)を得た。
実施例6:ベポタスチンl−メンチルエステル(式(IV)の化合物)の製造
実施例3で得られたベポタスチンl−メンチルエステル・N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸塩30gを300mlの酢酸エチル及び200mlの水と混合した後、得られた混合物のpHを飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で8.0に調整して相分離を誘導した。次いで、有機層を分離して、それから減圧下で溶媒を除去してオイル状のベポタスチンl−メンチルエステル19.5g(収率:98%、光学純度:99.5%)を得た。
H−NMR(DMSO−d,ppm):δ8.5(m,1H),7.7(t,1H),7.5(d,1H),7.4(d,2H),7.3(m,2H),7.2(m,1H),5.6(s,1H),4.7(m,1H),3.5(br.s,1H),2.7(m,2H),2.3(m,4H),2.1(m,1H),2.0〜1.6(m,11H),1.5(m,1H),1.4(m,1H),1.2(m,3H),0.9(d,6H),0.7(d,3H).
IR(KBr,cm−1):2953,2869,2811,1728,1588,1489,1469,1456,1434,1370,1253,1188,1108,1086,1015,984,807,768,749,615.
実施例7:ベポタスチンの製造
実施例6で得られたベポタスチンl−メンチルエステル15.0gを50mlのエタノールと50mlの水の混合物に溶解させた後、それに水酸化ナトリウム3.4gを加え、得られた混合物を室温で10時間攪拌した。水を加えた後、得られた混合物をエチルエーテルで洗浄し、前記水溶液に30mlの3N塩酸を加え、ジクロロメタンで抽出した。得られた有機層から減圧下で、溶媒を除去した。その結果、発泡状の標題化合物10.2g(収率:92%、光学純度:99.5%)を得た。
H−NMR(CDCl,ppm):δ8.6(d,1H),7.7(t,1H),7.4(d,1H),7.4〜7.2(m,5H),5.6(s,1H),3.8(br.s,1H),3.0(t,2H),2.5(m,2H),2.3(m,2H),1.9(m,4H).
実施例8:(S)−ベポタスチンベンゼンスルホン酸塩の製造
実施例7で得たベポタスチン4.0gを40mlのアセトニトリルに溶解させた後、それにベンゼンスルホン酸一水和物 1.5gを加えた。その結果得られた混合物に、米国特許第6,307,052号に記述された方法により得たベポタスチンベンゼンスルホン酸塩0.05gを加えて室温で12時間攪拌した。生成された固体を濾過して微白色結晶性粉末の標題化合物3.0g(収率:64%、光学純度:99.5%)を得た。
融点:161〜163℃
水分:0.2%(カール・フィッシャー水分測定法)
H−NMR(DMSO−d):δ9.2(bs,1H),8.5(d,1H),7.8(t,1H),7.6(m,3H),7.4(m,4H),7.3(m,4H),5.7(d,1H),3.7(bs,2H),3.3(bs、3H),3.1(bs,2H),2.3(t,2H),2.2(m,1H),2.0(m,1H),1.8(m,3H),1.7(m,1H).
IR(KBr,cm−1):3422,2996,2909,2735,2690,2628,1719,1592,1572,1488,1470,1436,1411,1320,1274,1221,1160,1123,1066,1031,1014,996,849,830,771,759,727,693,612、564.1.
実施例9:(S)−ベポタスチンカルシウム塩の製造
実施例7で得たベポタスチン4.0gを2.2mlの5N水酸化ナトリウム水溶液及び20mlの水と混合した後、それに塩化カルシウム1.6gを20mlの水に溶解させて得た溶液を徐々に滴加して得られた混合物を室温で12時間攪拌した。生成された固体を濾過して白色結晶性粉末の標題化合物3.62g(収率:86%、光学純度:99.5%)を得た。
水分:4.4%(カール・フィッシャー水分測定法、二水和物の理論値4.23%)
融点:238〜240℃(分解)
H−NMR(DMSO−d,ppm):δ8.4(d,1H),7.8(t,1H),7.5(d,1H),7.4(m,4H),7.2(t,2H),5.6(s,1H),3.5(m,1H),2.6(m,2H),2.2(t,2H),1.9(m,4H),1.8(m,2H),1.6(m,4H).
IR(KBr,cm−1):3338,2945,2825,1589,1562,1490,1471,1432,1412.9,1308,1116,1092,1061,1014,994,808,776,750.
実施例10:ラセミ体(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステル(式(II)の化合物)の製造
実施例5で沈殿物を濾過した後、得られたろ液に水600mlを加えた後、得られた混合物のpHを炭酸水素ナトリウムで8.0に調整した。次いで、それから有機層を分離して濃縮して、オイル状の(R)−異性体が豊富なベポタスチンl−メンチルエステル57g((R)−異性体:(S)−異性体 =76:24)を得た。
前記で得た(R)−異性体が豊富なベポタスチンl−メンチルエステルを60mlの酢酸に溶解させて3時間還流させてから、それに500mlの水及び500mlの酢酸エチルを加えた。それから有機層を分離して、水及び飽和炭酸水素ナトリウムで洗浄した後、減圧下で濃縮してオイル状の標題化合物51g(収率:90%、(S)−異性体:(R)−異性体 =49.9:50.1)を得た。
実施例11:ベポタスチンl−メンチルエステル・N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸塩(式(III)の化合物)の製造
実施例10で得られた(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステル30.0gを300mlの酢酸エチルに溶解させた後、それにN−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸15.2gを加え、得られた混合物を溶媒の沸点温度で加熱して溶解させた。前記溶液を室温に徐々に冷却し,12時間攪拌して固体沈殿を誘導した。前記固体を濾過し乾燥して白色結晶の標題化合物15.4g(収率:68%、光学純度:95.6%)を得た。
本発明を前記具体的な実施例によって記述したが、添付された特許請求の範囲により、定義された本発明の範囲内において、当該分野における熟練者が本発明を多様な変形及び変化させることができる。

Claims (15)

  1. 1)(RS)−4−[(4−クロロフェニル)(2−ピリジル)メトキシ]ピペリジンを、塩基存在下で有機溶媒中において、ハロがクロロ、ブロモ、またはヨウ素である4−ハロブタン酸l−メンチルエステルと反応させて式(II)の(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステルを生成する段階、
    2)式(II)の化合物を、N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸と有機溶媒中で反応させて式(III)のベポタスチンl−メンチルエステル・N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸塩の選択的沈殿を誘導する段階、
    3)段階2)で形成された沈殿物を濾過して式(III)の化合物を単離する段階、
    4)式(III)の化合物を塩基で処理して式(IV)のベポタスチンl−メンチルエステルを遊離させる段階、及び
    )塩基存在下で式(IV)の化合物を加水分解させる段階、
    を含む、式(I)のベポタスチンを製造する方法。
    Figure 0005355557
  2. 前記段階1)の溶媒が、アセトン、アセトニトリル、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ベンゼン、トルエン、及び N,N−ジメチルホルムアミドからなる群から選ばれる請求項1に記載の方法。
  3. 前記段階1)で用いられる4−ハロブタン酸l−メンチルエステルの量が、(RS)−4−[(4−クロロフェニル)(2−ピリジル)メトキシ]ピペリジンに対し1〜1.5当量である請求項1に記載の方法。
  4. 前記段階1)で用いられる塩基が、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、及び炭酸水素ナトリウムからなる群から選ばれる請求項1に記載の方法。
  5. 前記段階2)で用いられる有機溶媒が、アセトニトリル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、及びジエチルエーテルからなる群から選ばれる請求項1に記載の方法。
  6. 前記段階2)で用いられる N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸の量が、(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステルに対し0.5〜2.0当量である請求項1に記載の方法。
  7. 前記段階)で用いられる塩基が、炭酸水素ナトリウムまたは炭酸水素カリウムである請求項1に記載の方法。
  8. 前記段階)が有機溶媒と水の混合物中でpH7.5〜9.0範囲内で行われる請求項1に記載の方法。
  9. 前記有機溶媒が、酢酸エチル、ジクロロメタン、クロロホルム、及びジエチルエーテルからなる群から選ばれる請求項8に記載の方法。
  10. 前記段階)で用いられる塩基が、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムである請求項1に記載の方法。
  11. 前記段階)がメタノール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、アセトニトリル、及びテトラヒドロフランからなる群から選ばれた有機溶媒と水の混合物中で行われる請求項1に記載の方法。
  12. 前記段階)で生成されたろ液を塩基で処理して(R)−異性体が豊富なベポタスチンl−メンチルエステルを回収する段階、及び前記回収された物質を酸で処理して式(II)のラセミ体(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステルを得る段階をさらに含む請求項1に記載の方法。
  13. 請求項1に記載の方法において中間体として用いられる式(II)の(RS)−ベポタスチンl−メンチルエステル。
    Figure 0005355557
  14. 請求項1に記載の方法において中間体として用いられる式(III)のベポタスチンl−メンチルエステル・N−ベンジルオキシカルボニルL−アスパラギン酸塩。
    Figure 0005355557
  15. 請求項1に記載の方法において中間体として用いられる式(IV)のベポタスチンl−メンチルエステル。
    Figure 0005355557
JP2010512062A 2007-06-11 2008-06-05 ベポタスチンの製造方法及びそれに用いられる中間体 Expired - Fee Related JP5355557B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2007-0056740 2007-06-11
KR1020070056740A KR100879409B1 (ko) 2007-06-11 2007-06-11 (s)-베포타스틴의 제조방법 및 이에 사용되는 중간체
PCT/KR2008/003161 WO2008153289A2 (en) 2007-06-11 2008-06-05 Process for preparing bepotastine and intermediates used therein

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010529187A JP2010529187A (ja) 2010-08-26
JP5355557B2 true JP5355557B2 (ja) 2013-11-27

Family

ID=40130299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010512062A Expired - Fee Related JP5355557B2 (ja) 2007-06-11 2008-06-05 ベポタスチンの製造方法及びそれに用いられる中間体

Country Status (9)

Country Link
US (1) US20100168433A1 (ja)
EP (1) EP2167488A4 (ja)
JP (1) JP5355557B2 (ja)
KR (1) KR100879409B1 (ja)
CN (1) CN101679369A (ja)
AU (1) AU2008262801B2 (ja)
CA (1) CA2687445A1 (ja)
IL (1) IL202228A0 (ja)
WO (1) WO2008153289A2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101232233B1 (ko) * 2010-12-08 2013-02-12 (주)팜스웰바이오 (s)-베포타스틴의 제조 방법
CN102675283B (zh) * 2012-05-17 2013-08-14 上海右手医药科技开发有限公司 一种酸性条件下缩合制备贝托斯汀的新方法
KR101383232B1 (ko) * 2012-06-04 2014-04-10 (주) 에프엔지리서치 베포타스틴의 제조 방법 및 이의 제조에 사용되는 신규 중간체
TWI455933B (zh) * 2012-08-10 2014-10-11 Everlight Chem Ind Corp 貝他斯汀或其苯磺酸鹽之製法及其使用之中間體
KR101433218B1 (ko) * 2013-01-15 2014-08-25 주식회사 엠씨켐 결정형 베포타스틴의 제조방법
CN105092751B (zh) * 2014-05-15 2018-02-23 重庆华邦制药有限公司 分离和测定苯磺贝他斯汀光学异构体杂质的方法
CN104003978B (zh) * 2014-06-18 2016-01-20 江苏联环药业股份有限公司 贝他斯汀或其消旋化合物的工业化制备方法
KR101507973B1 (ko) * 2014-07-09 2015-04-07 주식회사 엠씨켐 결정형 베포타스틴 및 그 제조방법
CN104151295B (zh) * 2014-08-26 2015-12-30 山东川成医药股份有限公司 一种2-[(4-氯苯基)(4-哌啶基氧基)甲基]吡啶的合成方法
KR101717599B1 (ko) 2015-05-11 2017-03-17 한국화학연구원 신규한 광학분할제 및 이를 이용한 (rs)-베포타스틴의 광학분할방법
JP2019001736A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 株式会社トクヤマ ピペリジン誘導体のラセミ化方法
CN111116556B (zh) * 2019-12-26 2021-11-02 北京鑫开元医药科技有限公司 一种(r)-2-[(4-氯苯基)(4-哌啶氧基)甲基]吡啶的制备方法
CN111024859A (zh) * 2019-12-30 2020-04-17 重庆华邦制药有限公司 分离鉴定一种化合物及其相关杂质的方法
KR102323561B1 (ko) 2020-01-06 2021-11-09 (주)분자와물질 아미노알콜-보론-바이놀 복합체 및 이를 이용한 광학활성 아미노알콜 유도체의 제조방법
CN114133353B (zh) * 2021-12-10 2023-12-01 重庆华邦制药有限公司 一种富马酸卢帕他定中间体及富马酸卢帕他定的制备方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63101376A (ja) * 1986-10-17 1988-05-06 Shionogi & Co Ltd (±)−6,7−ジクロロ−2,3−ジヒドロベンゾフラン−2−カルボン酸の光学分割法
JPH0225465A (ja) * 1988-07-15 1990-01-26 Ube Ind Ltd ピペリジン誘導体、その製造方法並びにそれを含む抗ヒスタミン剤
US4929618A (en) 1988-03-25 1990-05-29 Ube Industries, Ltd. Piperdine and piperazine derivatives, and antihistaminic pharmaceutical compositions containing the same
JPH0393812A (ja) * 1989-09-07 1991-04-18 Nippon Oil & Fats Co Ltd 光学活性マレイミド化合物及びその重合体
JP2624372B2 (ja) 1990-11-15 1997-06-25 宇部興産株式会社 ジアリールメトキシピペリジン誘導体
JP3665976B2 (ja) * 1995-06-29 2005-06-29 東レ・ファインケミカル株式会社 光学分割剤およびそれを用いた光学活性N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドの製造法
JPH09208546A (ja) * 1995-11-29 1997-08-12 Ajinomoto Co Inc 新規置換ベンジルアミンの付加塩及びその光学分割法
JPH09278762A (ja) * 1996-04-12 1997-10-28 Mitsubishi Chem Corp 光学活性N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキサミドの製造法
JP3107784B2 (ja) * 1996-12-26 2000-11-13 宇部興産株式会社 光学活性ピペリジン誘導体の酸付加塩及びその製法
TW486475B (en) * 1996-12-26 2002-05-11 Ube Industries Acid addition salt of optically active piperidine compound and process for preparing the same
JP3252741B2 (ja) * 1997-02-21 2002-02-04 宇部興産株式会社 光学活性ピペリジン化合物のラセミ化方法
JPH11279159A (ja) * 1998-03-24 1999-10-12 Nippon Soda Co Ltd 光学活性なピペラジンカルボン酸エステルの製造方法
US6307952B1 (en) * 1999-03-03 2001-10-23 Disney Enterprises, Inc. Apparatus for detecting guest interactions and method therefore
US7189757B2 (en) * 2001-10-16 2007-03-13 Hypnion, Inc. Treatment of sleep disorders using CNS target modulators
KR100878698B1 (ko) * 2007-04-05 2009-01-13 한미약품 주식회사 결정형의 베포타스틴 금속염 수화물, 이의 제조방법 및이를 포함하는 약학 조성물

Also Published As

Publication number Publication date
EP2167488A4 (en) 2010-12-22
KR20080108760A (ko) 2008-12-16
WO2008153289A3 (en) 2009-03-05
AU2008262801A1 (en) 2008-12-18
EP2167488A2 (en) 2010-03-31
AU2008262801B2 (en) 2011-01-06
JP2010529187A (ja) 2010-08-26
CN101679369A (zh) 2010-03-24
US20100168433A1 (en) 2010-07-01
IL202228A0 (en) 2010-06-16
WO2008153289A2 (en) 2008-12-18
CA2687445A1 (en) 2008-12-18
KR100879409B1 (ko) 2009-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5355557B2 (ja) ベポタスチンの製造方法及びそれに用いられる中間体
JP4795435B2 (ja) エソメプラゾール及びその塩の製造方法
CA2275987C (en) Acid addition salt of optically active piperidine compound and process for preparing the same
JPWO2004067494A1 (ja) グルタミン酸誘導体及びピログルタミン酸誘導体の製造方法並びに新規製造中間体
JP2009531313A5 (ja)
JP2011503122A (ja) 4,5−ジメトキシ−1−(メチルアミノメチル)−ベンゾシクロブタンの分離
US20140046068A1 (en) Method of synthesizing bepotastine or benzenesulfonic acid salt thereof and intermediates used therein
JP5255765B2 (ja) エントリシタビンを製造するための方法及び中間体
JP5031778B2 (ja) 光学活性な2−(アロイルオキシ)プロピオン酸を用いたアミン化合物の製造方法
JPH06296498A (ja) 2−ピペリジンカルボン酸アルキルの酵素による分割および得られた化合物の合成中間体としての使用
JPH10182635A (ja) 光学活性ピペリジン誘導体及びその製造方法
US20220324839A1 (en) Process for preparing pyrimidinyl bipyridine compound and intermediate therefor
US8198455B2 (en) Process for the preparation of dexlansoprazole
KR100503443B1 (ko) 광학적으로 활성인 세티리진 또는 그의 염의 제조방법
JP3157118B2 (ja) アシルアミノ酸を用いるピペリジン誘導体の光学分割方法
KR100954755B1 (ko) (r)-(-)-1-[(4-클로로페닐)페닐메틸]피페라진의 제조방법
JP2008143786A (ja) 光学分割方法
JP2000178253A (ja) 光学活性ピペコリン酸の製造法
JP2005298337A (ja) β−ヒドロキシアミノ酸誘導体の製造方法およびその中間体
JPH09241227A (ja) 新規光学分割剤
WO2006019151A1 (ja) ベンズイミダゾール誘導体の製造方法
WO2017155025A1 (ja) 酵素による光学分割を用いた光学活性吉草酸誘導体の製造方法
WO2019098551A1 (ko) 의약품 합성용 중간체 화합물의 제조 방법
WO2006062063A1 (ja) ピペリジン誘導体及びその製造法
JPH10109977A (ja) 光学活性ピリタジノン誘導体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20101208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130827

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees