JP3665976B2 - 光学分割剤およびそれを用いた光学活性N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドの製造法 - Google Patents

光学分割剤およびそれを用いた光学活性N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドの製造法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、医薬中間原料などとして有用な光学活性N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドの工業的製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、光学活性N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドの製造法は全く知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドは、医薬のビルディングブロックとして、そのラセミ体が用いられていた。しかし、医薬の効能或いは安全性といった観点から、N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドの光学活性体を工業的に製造する方法が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明者らは光学活性N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドを工業的に製造する方法を鋭意検討した結果、この目的は安価に入手できる光学活性アミノ酸を化学的に修飾した誘導体を分割剤として光学分割することにより達成されることが判った。
【0005】
すなわち、本発明は、次の一般式(I)
【化6】
Figure 0003665976
(式中、 はカルボキシル基で置換された炭素数1から10のアルキル基を示し、 はニトロ基で置換されたフェニル基または無置換のベンジルオキシ基を示す。)で表される光学活性N−アシルアミノ酸誘導体および次の一般式(II)
【化7】
Figure 0003665976
(式中、 はカルボキシル基で置換された炭素数1から10のアルキル基を示し、 はフェニル基を示す。)で表される光学活性N−スルホニルアミノ酸誘導体から選ばれるN−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミド用光学分割剤、およびこれらを用いて光学分割することを特徴とする
【化8】
Figure 0003665976
で表される光学活性N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドの製造法である。
【0006】
以下、本発明の構成を詳細に説明する。
【0007】
本発明において用いる分割剤は光学活性N−アシルアミノ酸誘導体および光学活性N−スルホニルアミノ酸誘導体から選ばれたものであり、そのD体、L体を目的に応じて使い分けることができる。
【0008】
光学活性N−アシルアミノ酸誘導体としては、次の一般式(I)
【化9】
Figure 0003665976
(式中、 はカルボキシル基で置換された炭素数1から10のアルキル基を示し、 はニトロ基で置換されたフェニル基または無置換のベンジルオキシ基を示す。)で表される化合物が使用できる。
【0009】
また、光学活性N−スルホニルアミノ酸誘導体としては次の一般式(II)
【化10】
Figure 0003665976
(式中、 はカルボキシル基で置換された炭素数1から10のアルキル基を示し、 はフェニル基を示す。)で表される化合物が使用できる。
【0010】
これらの光学活性N−アシルアミノ酸誘導体および光学活性N−スルホニルアミノ酸誘導体としては、一般式(I)において、R1 がカルボキシル基で置換された炭素数1から5のアルキル基、R2 がニトロ基で置換されたフェニル基、またはベンジルオキシ基の化合物、一般式(II)において、R3 がカルボキシル基で置換された炭素数1から5のアルキル基、R4 がフェニル基のものが好ましく使用できる。具体的には、光学活性N−p−ニトロベンゾイルアスパラギン酸、光学活性N−ベンジルオキシカルボニルアスパラギン酸または光学活性N−ベンゼンスルホニルグルタミン酸などが挙げられる。
【0011】
これらの光学活性アミノ酸誘導体は安価なアミノ酸から容易に合成する事ができ、また分割剤を回収する際にも室温から50℃であれば酸性あるいは中性条件下では分解やラセミ化することはほとんどない。
【0012】
本発明の分割剤は、
【化11】
Figure 0003665976
で表される光学活性N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドの製造に使用することができる。
【0013】
【0014】
本発明において、原料として用いられるN−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドは、たとえば、ピラジンカルボン酸誘導体の水素添加、あるいはN,N−ジアルキルエチレンジアミンと2,3−ジハライドプロピオン酸エステル類との縮合環化反応を行なうことなどにより、製造することができる。
【0015】
ここで、原料として用いられるN−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドとは(+)−N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドと(−)−N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドとを等量含むラセミ混合物だけでなく、いずれか一方の光学異性体を等量以上に含む混合物などが使用できる。
【0016】
N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドの光学分割は次の手順と条件で行うのが好ましい。
【0017】
光学活性N−アシルアミノ酸誘導体或いは光学活性N−スルホニルアミノ酸誘導体から選ばれた分割剤は、溶媒中でN−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミド1モルに対して0.4〜1.2モル、好ましくは0.5〜1.0モルと接触させてジアステレオマー塩をつくる。この時、塩酸などの鉱酸類、ぎ酸、酢酸などの有機カルボン酸類を共存させてもよい。鉱酸類、有機カルボン酸類などの使用量は、分割剤と合わせて好ましくはN−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミド1モルに対して0.5〜1.2モル、さらに好ましくは0.6〜1.0モルが好ましい。
【0018】
ここで、使用する溶媒としては、N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドと分割剤の何れをも溶液中で化学的に変質せしめることなく、かつ、一方のジアステレオマー塩を選択的に析出せしめるものであればよい。たとえば、水、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、tert−ブタノールなどのアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,3−ジオキソラン、酢酸エチル、クロロホルム、トルエン、クロロベンゼンなどの有機溶媒またはこれらの混合溶媒を用いることができる。
【0019】
N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドに分割剤を接触させる方法としては、前記溶媒にN−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドおよび分割剤を一度に加えてもよいし、それらを順次加えてもよい。更にあらかじめN−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドと分割剤とから作った塩を、前記溶媒中に溶解させてもよい。また、鉱酸類、有機カルボン酸類などを共存させる場合も同様に、一度に加えてもよいし、それらを順次加えてもよい。それらを加える順序も特に限定されるものではない。
【0020】
かくして得られたジアステレオマー塩を含む溶液を冷却および/または濃縮すると、難溶性のジアステレオマー塩が溶液から析出してくる。
【0021】
難溶性のジアステレオマー塩を溶液から析出させる際の温度は使用する溶媒の凝固点から沸点の範囲であればよく、目的に応じて適宜選択できるが、通常は0℃から100℃の範囲が好ましい。
【0022】
難溶性のジアステレオマー塩の結晶は、濾過、遠心分離などの通常の固液分離法によって容易に分離することができる。難溶性のジアステレオマー塩の結晶は再結晶操作を行うことにより、目的とした高純度のジアステレオマー塩を得ることができる。
【0023】
かくして得られたジアステレオマー塩を適当な方法で解塩することによって、(+)−N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドまたは(−)−N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドと分割剤を分離・採取することができる。
【0024】
ジアステレオマー塩の解塩方法は通常知られた方法、即ち水性溶媒中、酸またはアルカリで処理する方法、イオン交換樹脂を用いる方法などが適用できる。たとえば、ジアステレオマー塩を水中で水酸化ナトリウムなどのアルカリ水溶液を添加して解塩したのちジクロロメタンなどの有機溶媒で抽出すると、N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドが有機層に抽出されるので、抽出液を濃縮・晶析することによって目的の光学活性N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドを得る事ができる。次いで、N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドを除去した水層に塩酸、硫酸などの鉱酸を加えてpH1〜2に調整した後、析出した分割剤を濾別することによって、あるいは、ジクロロメタンなどの有機溶媒で抽出することによって分割剤が回収できる。
【0025】
本発明で用いる分割剤は通常の解塩方法では何れも高収率で回収する事ができ、しかも回収過程でラセミ化することはほとんどない。つまり、これらの分割剤は光学活性が保持されているので再使用して光学分割を行うことができる。
【0026】
本発明により得られた光学活性N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドは、医薬品中間原料などとして有用である。
【0027】
【実施例】
以下、実施例により本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
【0028】
なお、実施例において得られたジアステレオマー塩に含まれるN−tert−ブチル− 2−ピペラジンカルボキシアミドの光学純度は、たとえば以下の方法で求めた。ジアステレオマー塩の結晶をN−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドに対して5倍モルの10%アンモニア水で解塩したのち、ジクロロメタンを加えて10分間撹拌した。次いで、分液して得たジクロロメタン層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、ジクロロメタンを留去して粗の光学活性N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドを得た。その光学活性N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミド10〜15mgをアセトニトリル10mlで溶解させた溶液0.1mlに、O,O´−ジ−p−トルオイル−L−酒石酸無水物400mgをアセトニトリル100mlで溶解させた溶液1mlを加え、約10分間静置してN−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドとO,O´−ジ−p−トルオイル−L−酒石酸無水物とを反応させた。反応液に85%燐酸0.2gを水100mlに溶解した溶液1mlを加え、約10分間静置して過剰のO,O´−ジ−p−トルオイル−L−酒石酸無水物を加水分解させ、その5μlをHPLCに注入して分析した。分析に使用したカラムはCAPCELL PAK C18 SG120(SHISEIDO)、移動相は0.04%燐酸水溶液/アセトニトリル=30/70(v/v)を用いた。カラム温度25℃、流速0.7ml/minで、検出はUV(210nm)で行った。(+)−N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドとO,O´−ジ−p−トルオイル−L−酒石酸無水物とが反応してできたジアステレオマ−は7.3分、(−)−N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドとO,O´−ジ−p−トルオイル−L−酒石酸無水物とが反応してできたジアステレオマ−は8.8分に検出した。また、1位と4位の水素原子がベンジル基等で置換された、2−ピペラジンカルボキシアミド類あるいは2−ピペラジンカルボン酸エステル類の光学純度は、CHIRALCEL ODカラム(ダイセル化学工業(株)製)を用いた高速液体クロマトグラフ分析を行なって求めた。
【0029】
実施例1
(±)−N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミド(以下、(±)−N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドを“(±)−BPCA”と略記する。)50.0g(0.27モル)とN−p−ニトロベンゾイル−L−アスパラギン酸76.2g(0.27モル)およびメタノ−ル600mlを温度計、コンデンサー、攪拌機を備えた4つ口1Lフラスコに仕込み、55℃に加熱した。55℃で1時間撹拌したのち4時間かけて20℃に冷却した。20℃で2時間撹拌したのち析出物を濾過し、白色結晶のジアステレオマー塩54.0gを得た。結晶中の(+)−BPCAの光学純度は69.3%eeであり、仕込(+)−BPCAに対する収率は72.4%であった。
【0030】
実施例2
(±)−BPCA50.0g(0.27モル)とN−ベンジルオキシカルボニル−L−アスパラギン酸72.1g(0.27モル)およびメタノ−ル1500mlを温度計、コンデンサー、攪拌機を備えた4つ口2Lフラスコに仕込み、55℃に加熱した。55℃で1時間撹拌したのち4時間かけて20℃に冷却した。20℃で2時間撹拌したのち析出物を濾過し、白色結晶のジアステレオマー塩22.0gを得た。結晶中の(−)−BPCAの光学純度は56.4%eeであり、仕込(−)−BPCAに対する収率は28.1%であった。
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
実施例
(±)−BPCA50.0g(0.27モル)とN−ベンゼンスルホニル−L−グルタミン酸77.6g(0.27モル)および水400mlを温度計、コンデンサー、攪拌機を備えた4つ口1Lフラスコに仕込み、60℃に加熱した。60℃で1時間撹拌したのち4時間かけて20℃に冷却した。20℃で2時間撹拌したのち析出物を濾過し、白色結晶のジアステレオマー塩22.0gを得た。結晶中の(−)−BPCAの光学純度は96.0%eeであり、仕込(−)−BPCAに対する収率は33.8%であった。
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【発明の効果】
本発明の光学分割剤を用いることで、光学活性2−ピペラジンカルボン酸誘導体を高い光学純度、高い収率で得ることができる。

Claims (6)

  1. 次の一般式(I)
    Figure 0003665976
    (式中、 はカルボキシル基で置換された炭素数1から10のアルキル基を示し、 はニトロ基で置換されたフェニル基または無置換のベンジルオキシ基を示す。)で表される光学活性N−アシルアミノ酸誘導体および次の一般式(II)
    Figure 0003665976
    (式中、 はカルボキシル基で置換された炭素数1から10のアルキル基を示し、 はフェニル基を示す。)で表される光学活性N−スルホニルアミノ酸誘導体から選ばれる
    Figure 0003665976
    で表されるN−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミド用光学分割剤。
  2. 次の一般式(I)
    Figure 0003665976
    (式中、R はカルボキシル基で置換された炭素数1から10のアルキル基を示し、R はニトロ基で置換されたフェニル基または無置換のベンジルオキシ基を示す。)で表される光学活性N−アシルアミノ酸誘導体から選ばれる請求項1記載のN−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミド用光学分割剤。
  3. 次の一般式(II)
    Figure 0003665976
    (式中、R はカルボキシル基で置換された炭素数1から10のアルキル基を示し、R はフェニル基を示す。)で表される光学活性N−スルホニルアミノ酸誘導体から選ばれる請求項1記載のN−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミド用光学分割剤。
  4. 前記一般式(I)において、 がカルボキシル基で置換された炭素数1から5のアルキル基であり、かつ がニトロ基で置換されたフェニル基または無置換のベンジルオキシ基であることを特徴とする請求項記載のN−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミド用光学分割剤。
  5. 前記一般式(II)において、 がカルボキシル基で置換された炭素数1から5のアルキル基であり、かつ がフェニル基であることを特徴とする請求項記載のN−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミド用光学分割剤。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載された光学分割剤を用いて光学分割することを特徴とする光学活性N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドの製造法。
JP17089296A 1995-06-29 1996-07-01 光学分割剤およびそれを用いた光学活性N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドの製造法 Expired - Fee Related JP3665976B2 (ja)

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