JP2002128765A - 光学活性2−ピペラジンカルボン酸の製造方法 - Google Patents

光学活性2−ピペラジンカルボン酸の製造方法

Info

Publication number
JP2002128765A
JP2002128765A JP2000320140A JP2000320140A JP2002128765A JP 2002128765 A JP2002128765 A JP 2002128765A JP 2000320140 A JP2000320140 A JP 2000320140A JP 2000320140 A JP2000320140 A JP 2000320140A JP 2002128765 A JP2002128765 A JP 2002128765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
carbon atoms
optically active
alkyl group
substituted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000320140A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002128765A5 (ja
Inventor
Toshihiro Fujino
年弘 藤野
Haruyo Sato
治代 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP2000320140A priority Critical patent/JP2002128765A/ja
Publication of JP2002128765A publication Critical patent/JP2002128765A/ja
Publication of JP2002128765A5 publication Critical patent/JP2002128765A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い光学純度の光学活性2−ピペラジンカル
ボン酸を、高い収率で安価に得る。 【解決手段】 安価な光学活性N−スルホニルアミノ酸
誘導体を用いて光学分割する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学活性な2−ピペ
ラジンカルボン酸の製造方法に関する。光学活性な2−
ピペラジンカルボン酸は医薬品の中間体として有用な化
合物である。
【0002】
【従来の技術】ラセミ2−ピペラジンカルボン酸をジア
ステレオマー塩分割法で光学分割して光学活性な2−ピ
ペラジンカルボン酸を製造する方法として、(1)光学
活性なカンファースルホン酸を光学分割剤として用いる
方法(HELVETICA CHIMICA ACT
A,1960,No.117,888−896)、或い
は(2)ベンゼンスルホニル−L−フェニルアラニンを
光学分割剤として用いる方法(特開2000−2392
60)が知られている。
【0003】しかし、(1)の方法は光学分割の収率が
低いうえに得られる光学活性な2−ピペラジンカルボン
酸の光学純度も低く、また使用する光学活性なカンファ
ースルホン酸が高価であり工業的な製造法としては問題
がある。また、(2)の方法も光学分割の収率が低いう
えに得られる光学活性な2−ピペラジンカルボン酸の光
学純度も低く、工業的な製造法としては問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はジアステレオ
マー塩分割法により光学活性な2−ピペラジンカルボン
酸を製造するに際し、安価な光学分割剤を用い、かつ光
学分割収率の高い製造法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは光学活性2
−ピペラジンカルボン酸の工業的な製造法を鋭意検討し
た結果、この目的は安価に入手できる光学活性なアミノ
酸を化学的に修飾した誘導体を光学分割剤として2−ピ
ペラジンカルボン酸を光学分割することにより達成され
ることがわかった。
【0006】すなわち、本発明は、光学活性N−スルホ
ニルアミノ酸誘導体を光学分割剤として用いて2−ピペ
ラジンカルボン酸を光学分割することを特徴とする光学
活性な2−ピペラジンカルボン酸の製造方法であり、
「一般式(I)
【0007】
【化3】
【0008】(式中、R1はa)炭素数1から10のア
ルキル基、b)水酸基、カルボキシル基またはカルバミ
ル基で置換された炭素数1から10のアルキル基、c)
フェニル基、d)炭素数1から10のアルキル基、炭素
数1から10のアルコキシル基または水酸基で置換され
たアリール基、e)芳香環が炭素数1から10のアルキ
ル基、炭素数1から10のアルコキシル基または水酸基
で置換されたアラルキル基のいずれかを示し、R2
a)炭素数1から10のアルキル基、b)フェニル基、
c)炭素数1から10のアルキル基、炭素数1から10
のアルコキシル基、ニトロ基またはハロゲン基で置換さ
れたアリール基、d)ベンジル基、e)炭素数1から1
0のアルキル基、炭素数1から10のアルコキシル基ま
たはハロゲン基で置換されたアラルキル基のいずれかを
示す。)で表される光学活性N−スルホニルアミノ酸誘
導体を光学分割剤として用いることを特徴とする次の一
般式(II)
【0009】
【化4】
【0010】で表される光学活性2−ピペラジンカルボ
ン酸の製造方法。」である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明において用いる光学分割剤
は光学活性なN−スルホニルアミノ酸誘導体から選ばれ
たものであり、そのD体、L体を目的に応じて使い分け
ることができる。
【0012】光学活性なN−スルホニルアミノ酸誘導体
としては、次の一般式(I)
【0013】
【化5】
【0014】(式中、R1はa)炭素数1から10のア
ルキル基、b)水酸基、カルボキシル基またはカルバミ
ル基で置換された炭素数1から10のアルキル基、c)
フェニル基、d)炭素数1から10のアルキル基、炭素
数1から10のアルコキシル基または水酸基で置換され
たアリール基、e)芳香環が炭素数1から10のアルキ
ル基、炭素数1から10のアルコキシル基または水酸基
で置換されたアラルキル基のいずれかを示し、R2
a)炭素数1から10のアルキル基、b)フェニル基、
c)炭素数1から10のアルキル基、炭素数1から10
のアルコキシル基、ニトロ基またはハロゲン基で置換さ
れたアリール基、d)ベンジル基、e)炭素数1から1
0のアルキル基、炭素数1から10のアルコキシル基ま
たはハロゲン基で置換されたアラルキル基のいずれかを
示す。)で表されるものを使用することで、光学純度の
高い光学活性2−アミノピペラジンカルボン酸を得るこ
とができる。
【0015】ここで、前記一般式(I)において、R1
がa)炭素数1から4のアルキル基、b)カルボキシル
基またはカルバミル基で置換された炭素数1から4のア
ルキル基、c)フェニル基、d)炭素数1から4のアル
キル基または炭素数1から4のアルコキシル基で置換さ
れたアリール基、e)芳香環が炭素数1から4のアルキ
ル基または炭素数1から4のアルコキシル基で置換され
たアラルキル基のいずれかであり、かつR2がa)炭素
数1から4のアルキル基、b)フェニル基、c)炭素数
1から4のアルキル基で置換されたアリール基、d)ベ
ンジル基、e)芳香環が炭素数1から4のアルキル基で
置換されたアラルキル基のいずれかであることが好まし
く、さらに好ましくは、前記一般式(I)において、R
1 がカルボキシル基またはカルバミル基で置換された炭
素数1から2のアルキル基であり、かつR2がa)フェ
ニル基、b)炭素数1から2のアルキル基で置換された
アリール基、c)ベンジル基、d)芳香環が炭素数1か
ら2のアルキル基で置換されたアラルキル基のいずれか
である。
【0016】本発明の最も好ましい態様は、光学活性N
−スルホニルアミノ酸誘導体が光学活性N−ベンジルス
ルホニルアスパラギン酸である場合である。
【0017】これら光学活性N−スルホニルアミノ酸誘
導体は光学活性アミノ酸から容易に合成することができ
る。
【0018】本発明において、原料として用いられる2
−ピペラジンカルボン酸は(S)−2−ピペラジンカル
ボン酸と(R)−2−ピペラジンカルボン酸を等量含む
混合物だけでなく、いずれか一方の光学異性体を等量以
上含む混合物などが使用できる。
【0019】光学活性N−スルホニルアミノ酸誘導体
は、溶媒中で2−ピペラジンカルボン酸に1モルに対し
て0.4〜1.5モル、好ましくは0.7〜1.2モル
と接触させてジアステレオマー塩をつくる。
【0020】このとき蟻酸、酢酸、プロピオン酸などの
有機カルボン酸類、あるいは塩酸、硫酸などの鉱酸類を
共存させても良い。有機カルボン酸類あるいは鉱酸類の
使用量は、光学分割剤と合わせて2−ピペラジンカルボ
ン酸1モルに対して0.8〜1.5モル、好ましくは
0.9から1.2モルである。
【0021】ここで使用する溶媒としては、2−ピペラ
ジンカルボン酸と光学分割剤の何れをも溶液中で化学的
に変質せしめることなく、かつ、一方のジアステレオマ
ー塩を析出せしめるものであればよい。たとえば、水、
メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロ
パノール、1−ブタノール、2−ブタノール、tert
−ブタノールなどのアルコール類、アセトン、メチルエ
チルケトン等のケトン類などの有機溶媒またはこれらの
混合溶媒を用いることができる。
【0022】2−ピペラジンカルボン酸に光学分割剤を
接触させる方法としては、前記溶媒に2−ピペラジンカ
ルボン酸と光学分割剤を一度に加えてもよいし、それら
を順次加えてもよい。また、有機カルボン酸類あるいは
鉱酸類を共存させる場合も同様に、一度に加えてもよい
し、それらを順次加えてもよい。それらを加える順序も
特に限定されるものではない。
【0023】かくして得られたジアステレオマー塩を含
む溶液を冷却および/または濃縮すると、難溶性のジア
ステレオマー塩が溶液から析出してくる。
【0024】難溶性のジアステレオマー塩を溶液から析
出させる際の温度は使用する溶媒の凝固点から沸点の範
囲であればよく、目的に応じて適宜選択できるが、通常
は−20℃から50℃の範囲が好ましい。
【0025】難溶性のジアステレオマー塩の結晶は、濾
過、遠心分離などの通常の固液分離法によって容易に分
離することができ、再結晶操作あるいはリスラリー洗浄
操作を行うことにより、目的とした高純度のジアステレ
オマー塩を得ることができる。
【0026】かくして得られたジアステレオマー塩を適
当な方法で解塩することによって、(R)−2−ピペラ
ジンカルボン酸または(S)−2−ピペラジンカルボン
酸と光学分割剤との塩を分離・採取することができる。
【0027】ジアステレオマー塩の解塩方法は通常知ら
れた方法、即ち水性溶媒中、酸またはアルカリ処理する
方法、イオン交換樹脂を用いる方法などが適用できる。
たとえば、ジアステレオマー塩を水中で硫酸あるいは塩
酸を添加して解塩したのち析出した結晶を濾過して分離
することによって目的とする光学活性な2−ピペラジン
カルボン酸の硫酸塩を得ることができる。次いで、濾液
をメチルイソブチルケトンなどの有機溶媒で抽出する
と、光学分割剤が有機層に抽出されるので、抽出液を濃
縮することによって光学分割剤が回収できる。
【0028】本発明により得られた光学活性2−ピペラ
ジンカルボン酸は医薬品として有用である。
【0029】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれに限定するものではない。
【0030】なお、実施例において得られたジアステレ
オマー塩に含まれる光学活性2−ピペラジンカルボン酸
の光学純度は、たとえば以下の方法で求めた。ジアステ
レオマー塩の結晶32mgおよび0.1規定の水酸化ナ
トリウム2.3mlを容量10mlのメスフラスコに採
取し、水を用いて全量を10mlに希釈した。その溶液
0.1mlにO,O’−ジ−p−トルオイル−L−酒石
酸無水物180mgをアセトニトリル100mlで溶解
させた溶液2mlとアセトニトリル2mlを加え、50
℃に加熱して10分間攪拌した。反応液にアセトニトリ
ル2mlと85%リン酸50mgを水100mlに溶解
させた溶液2mlを加え、室温下に10分間攪拌して過
剰のO,O’−ジ−p−トルオイル−L−酒石酸無水物
を加水分解させ、その5μlをHPLCに注入して分析
した。分析に使用したカラムはInertsil OD
S−80A 5μm、150mm×4.6mmID(G
LSciences Inc.)、移動相は水(燐酸で
pH2.2に調整)/アセトニトリル=50/50(v
/v)を用いた。カラム温度は約25℃、流速は1.0
ml/minで、検出はUV(210nm)で行った。
(S)−2−ピペラジンカルボン酸とO,O’−ジ−p
−トルオイル−L−酒石酸無水物とが反応してできたジ
アステレオマーは17.2分、(R)−2−ピペラジン
カルボン酸とO,O’−ジ−p−トルオイル−L−酒石
酸無水物とが反応してできたジアステレオマーは19.
2分に検出した。
【0031】比較例 容量500mlのフラスコに、ラセミ体の2−ピペラジ
ンカルボン酸13.02g(100ミリモル)ル)とN
−ベンゼンスルフォニル−L−フェニルアラニン15.
25g(50ミリモル)および水400gを仕込み、7
0〜75℃に加熱して1時間攪拌した。このものを約4
時間かけて30℃まで冷却した。析出した結晶を濾過し
たのち乾燥して(R)−2−ピペラジンカルボン酸とN
−ベンゼンスルフォニル−L−フェニルアラニンとの塩
4.50gを得た。結晶中の2−ピペラジンカルボン酸
の含有率は29.5%であり、その光学純度は48%
e.e.であった。
【0032】実施例1 容量200mlのフラスコに、ラセミ体の2−ピペラジ
ンカルボン酸13.02g(100ミリモル)とN−ベ
ンジルスルホニル−L−アスパラギン酸28.73g
(100ミリモル)および水60gを仕込み、70〜7
5℃に加熱して1時間攪拌した。このものを約4時間か
けて30℃まで冷却した。析出した結晶を濾過したのち
乾燥して(R)−2−ピペラジンカルボン酸とN−ベン
ゼンスルホニル−L−アスパラギン酸との塩18.89
gを得た。結晶中の2−ピペラジンカルボン酸の含有率
は31.1%であり、その光学純度は98%e.e.で
あった。
【0033】実施例2 容量100mlのフラスコに、ラセミ体の2−ピペラジ
ンカルボン酸13.02g(100ミリモル)ル)とN
−ベンジルスルホニル−L−アスパラギン酸14.37
g(50ミリモル)および4規定硫酸水25mlを仕込
み、50〜55℃に加熱して1時間攪拌した。このもの
を約4時間かけて30℃まで冷却した。析出した結晶を
濾過したのち乾燥して(R)−2−ピペラジンカルボン
酸とN−ベンゼンスルホニル−L−アスパラギン酸との
塩9.94gを得た。結晶中の2−ピペラジンカルボン
酸の含有率は30.5%であり、その光学純度は57%
e.e.であった。
【0034】実施例3 容量2000mlのフラスコに、ラセミ体の2−ピペラ
ジンカルボン酸136.4g(1.05モル)とN−ベ
ンジルスルホニル−L−アスパラギン酸301.1g
(1.05モル)および水630gを仕込み、48〜5
2℃に加熱した。(R)−2−ピペラジンカルボン酸と
N−ベンジルスルフォニル−L−アスパラギン酸との塩
0.1gを加え、48〜52℃で2時間攪拌した。この
ものを約2時間かけて30℃まで冷却した。析出した結
晶を濾過したのち乾燥して(R)−2−ピペラジンカル
ボン酸とN−ベンジルスルホニル−L−アスパラギン酸
との塩204.2gを得た。結晶中の2−ピペラジンカ
ルボン酸の含有率は31.0%であり、その光学純度は
90%e.e.であった。
【0035】
【発明の効果】本発明の光学活性N−スルホニルアミノ
酸誘導体を分割剤とすることで、高い光学純度の光学活
性2−ピペラジンカルボン酸を得ることができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、R1はa)炭素数1から10のアルキル基、
    b)水酸基、カルボキシル基またはカルバミル基で置換
    された炭素数1から10のアルキル基、c)フェニル
    基、d)炭素数1から10のアルキル基、炭素数1から
    10のアルコキシル基または水酸基で置換されたアリー
    ル基、e)芳香環が炭素数1から10のアルキル基、炭
    素数1から10のアルコキシル基または水酸基で置換さ
    れたアラルキル基のいずれかを示し、R2はa)炭素数
    1から10のアルキル基、b)フェニル基、c)炭素数
    1から10のアルキル基、炭素数1から10のアルコキ
    シル基、ニトロ基またはハロゲン基で置換されたアリー
    ル基、d)ベンジル基、e)炭素数1から10のアルキ
    ル基、炭素数1から10のアルコキシル基またはハロゲ
    ン基で置換されたアラルキル基のいずれかを示す。)で
    表される光学活性N−スルホニルアミノ酸誘導体を光学
    分割剤として用いることを特徴とする次の一般式(I
    I) 【化2】 で表される光学活性2−ピペラジンカルボン酸の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記一般式(I)において、R1 がa)
    炭素数1から4のアルキル基、b)カルボキシル基また
    はカルバミル基で置換された炭素数1から4のアルキル
    基、c)フェニル基、d)炭素数1から4のアルキル基
    または炭素数1から4のアルコキシル基で置換されたア
    リール基、e)芳香環が炭素数1から4のアルキル基ま
    たは炭素数1から4のアルコキシル基で置換されたアラ
    ルキル基のいずれかであり、かつR2がa)炭素数1か
    ら4のアルキル基、b)フェニル基、c)炭素数1から
    4のアルキル基で置換されたアリール基、d)ベンジル
    基、e)芳香環が炭素数1から4のアルキル基で置換さ
    れたアラルキル基のいずれかであることを特徴とする請
    求項1記載の光学活性2−ピペラジンカルボン酸の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記一般式(I)において、R1 がカル
    ボキシル基またはカルバミル基で置換された炭素数1か
    ら2のアルキル基であり、かつR2がa)フェニル基、
    b)炭素数1から2のアルキル基で置換されたアリール
    基、c)ベンジル基、d)芳香環が炭素数1から2のア
    ルキル基で置換されたアラルキル基、のいずれかである
    ことを特徴とする請求項2記載の光学活性2−ピペラジ
    ンカルボン酸の製造方法。
  4. 【請求項4】 光学活性N−スルホニルアミノ酸誘導体
    が光学活性N−ベンジルスルホニルアスパラギン酸であ
    ることを特徴とする請求項1記載の光学活性2−ピペラ
    ジンカルボン酸の製造方法。
JP2000320140A 2000-10-20 2000-10-20 光学活性2−ピペラジンカルボン酸の製造方法 Pending JP2002128765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000320140A JP2002128765A (ja) 2000-10-20 2000-10-20 光学活性2−ピペラジンカルボン酸の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000320140A JP2002128765A (ja) 2000-10-20 2000-10-20 光学活性2−ピペラジンカルボン酸の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002128765A true JP2002128765A (ja) 2002-05-09
JP2002128765A5 JP2002128765A5 (ja) 2007-11-29

Family

ID=18798471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000320140A Pending JP2002128765A (ja) 2000-10-20 2000-10-20 光学活性2−ピペラジンカルボン酸の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002128765A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0971571A (ja) * 1995-06-29 1997-03-18 Toray Ind Inc 光学分割剤およびそれを用いた光学活性2−ピペラジンカルボン酸誘導体の製造法
JPH10218863A (ja) * 1996-12-05 1998-08-18 Toray Ind Inc 光学活性2−ピペラジンカルボン酸誘導体の製造法
JP2000239260A (ja) * 1999-02-19 2000-09-05 Koei Chem Co Ltd 光学活性2−ピペラジンカルボン酸の製造法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0971571A (ja) * 1995-06-29 1997-03-18 Toray Ind Inc 光学分割剤およびそれを用いた光学活性2−ピペラジンカルボン酸誘導体の製造法
JPH10218863A (ja) * 1996-12-05 1998-08-18 Toray Ind Inc 光学活性2−ピペラジンカルボン酸誘導体の製造法
JP2000239260A (ja) * 1999-02-19 2000-09-05 Koei Chem Co Ltd 光学活性2−ピペラジンカルボン酸の製造法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0024210B1 (en) Process for the production of optically active threo-3-(3,4-dihydroxyphenyl) serine, and product thus produced
JP4356060B2 (ja) 光学活性1−保護インドリン−2−カルボン酸誘導体の製造方法および光学活性インドリン−2−カルボン酸誘導体の製造方法
JP3665976B2 (ja) 光学分割剤およびそれを用いた光学活性N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドの製造法
JP3209041B2 (ja) 光学分割剤およびそれを用いた光学活性テトラヒドロフランカルボン酸類の製造法
JP2002128765A (ja) 光学活性2−ピペラジンカルボン酸の製造方法
JP3716376B2 (ja) 光学分割剤およびそれを用いた光学活性3−アミノピロリジン誘導体の製造法
JP2002193933A (ja) 光学活性ピペリジン誘導体またはその酸塩の製造方法
CA2575912C (en) Process for the preparation of optically pure indoline-2-carboxylic acid
JP3157118B2 (ja) アシルアミノ酸を用いるピペリジン誘導体の光学分割方法
JP2823679B2 (ja) 光学活性2―メチルピペラジンの製造方法
JP3032547B2 (ja) 光学活性2―メチルピペラジンの分割方法
JP3888402B2 (ja) 光学活性N−カルボベンゾキシ−tert−ロイシンの製造法
JP2712669B2 (ja) 光学活性1,2―プロパンジアミンの製法
JP2616211B2 (ja) 光学活性1,2―プロパンジアミンの製法
JP2884703B2 (ja) 光学活性2―メチルピペラジンの製造法
JP4168416B2 (ja) 光学活性アミノペンタンニトリルの製造方法
JPH10218863A (ja) 光学活性2−ピペラジンカルボン酸誘導体の製造法
JP4384748B2 (ja) 光学活性2−ピペラジンカルボン酸の製造法
JP3316917B2 (ja) 新規フェニルアラニン塩結晶とその製造法
JP3284608B2 (ja) 光学活性1−フェニルエチルアミン誘導体の製造法
JPH10101629A (ja) 光学活性酪酸誘導体の製造方法
JPH09241227A (ja) 新規光学分割剤
JP2917464B2 (ja) 光学活性1―メチル―3―フェニルプロピルアミンの製法
JP3284605B2 (ja) 光学活性1−(1−ナフチル)エチルアミンの製造法
JPH0796537B2 (ja) 3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)セリンの精製方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070910

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070911

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070911

A521 Written amendment

Effective date: 20070910

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100303

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110104

A521 Written amendment

Effective date: 20110225

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110329