JP5352008B2 - 車両用燃料タンク組立体 - Google Patents

車両用燃料タンク組立体 Download PDF

Info

Publication number
JP5352008B2
JP5352008B2 JP2012526433A JP2012526433A JP5352008B2 JP 5352008 B2 JP5352008 B2 JP 5352008B2 JP 2012526433 A JP2012526433 A JP 2012526433A JP 2012526433 A JP2012526433 A JP 2012526433A JP 5352008 B2 JP5352008 B2 JP 5352008B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel tank
fuel
vehicle
pump unit
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012526433A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2012014719A1 (ja
Inventor
申 西村
敬太 木下
孝 須永
卓祥 庄村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2012526433A priority Critical patent/JP5352008B2/ja
Publication of JPWO2012014719A1 publication Critical patent/JPWO2012014719A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5352008B2 publication Critical patent/JP5352008B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • B60K15/063Arrangement of tanks
    • B60K15/067Mounting of tanks
    • B60K15/07Mounting of tanks of gas tanks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J35/00Fuel tanks specially adapted for motorcycles or engine-assisted cycles; Arrangements thereof
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D33/00Controlling delivery of fuel or combustion-air, not otherwise provided for
    • F02D33/003Controlling the feeding of liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus ; Failure or leakage prevention; Diagnosis or detection of failure; Arrangement of sensors in the fuel system; Electric wiring; Electrostatic discharge
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M37/04Feeding by means of driven pumps
    • F02M37/08Feeding by means of driven pumps electrically driven
    • F02M37/10Feeding by means of driven pumps electrically driven submerged in fuel, e.g. in reservoir
    • F02M37/103Mounting pumps on fuel tanks
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M37/04Feeding by means of driven pumps
    • F02M37/14Feeding by means of driven pumps the pumps being combined with other apparatus
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M37/0047Layout or arrangement of systems for feeding fuel
    • F02M37/007Layout or arrangement of systems for feeding fuel characterised by its use in vehicles, in stationary plants or in small engines, e.g. hand held tools

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Level Indicators Using A Float (AREA)

Description

本発明は、自動二輪車等鞍乗型車両用の燃料タンク組立体に関するものである。
従来、燃料を最後まで吸入するため、燃料ポンプユニットを燃料タンクの下部に設けた例が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この構造は上下に長い燃料タンクの例であるが、フロートアームに支持されたフロートを備えた燃料レベルゲージによる燃料レベルの検出では、上限から下限まで可能な限り広い範囲で検出することが求められるので、この構造では、ゲージ検出範囲を拡大するために、フロートアームを長くすることによって対応している。
一方、シートの高さを高くすることなく燃料タンクの容量を増大させるために、燃料タンクを車両前後方向で扁平に長く形成した燃料タンクの構造が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。しかしながら、この燃料タンクに、前記特許文献1の上下方向に長い燃料ポンプユニットの構造をそのまま適用しようとすると、前後方向長が長く燃料タンクでは、その内部の上下方向の高さがさほど高くないため、ゲージの検出範囲を十分に確保することができない。
特開2007−321608号公報 特許第3064316号公報
本発明は、上述の事情を考慮してなされたもので、扁平で前後方向に長い燃料タンクを備えた車両用燃料タンク組立体において、広い範囲にわたって燃料レベルを検知できるようにしようとするものである。
本発明は上記課題を解決するために、本発明は、
鞍乗型車両(1)に前後方向に傾斜して搭載されるとともに前後方向に長い扁平形状の燃料タンク(31)と、該燃料タンク(31)の底壁(31h)から該燃料タンク(31)の内部に取り付けられた燃料ポンプユニット(35)とからなり、該燃料ポンプユニット(35)は、本体部(37)と、該本体部(37)の上部から前記燃料タンク(31)の長手方向に沿うように延出する支持部(38)と、該支持部(38)に支持されて延出する燃料レベルゲージ(39)とを具備し、該燃料レベルゲージ(39)は、燃料レベルゲージ本体部(40)と、該燃料レベルゲージ本体部(40)に上下に揺動可能に基端(41a)が支持されたフロートアーム(41)と、該フロートアーム(41)の先端(41b)に支持されたフロート(42)とを具備し、前記フロートアーム(41)は、前記燃料タンク(31)の長手方向に沿って延出して、前記燃料タンク(31)の高さの略中央レベルで上昇揺動限度位置を取りうることを特徴とする車両用燃料タンク組立体とする。
本発明の好適な実施形態では、
前記燃料ポンプユニット(35)の前記本体部(37)から延出する前記支持部(38)の延出方向と、前記上昇揺動限度位置における前記フロートアーム(41)の伸長方向とを、同方向とする。
本発明の好適な実施形態では、
前記燃料タンク(31)は前記鞍乗型車両(1)に前下がりに搭載され、前記燃料ポンプユニット(35)は前記燃料タンク(31)の前部の内部に配置され、前記支持部(38)、および前記上昇揺動限度位置における前記フロートアーム(41)は、後方に延出される。
本発明の好適な実施形態では、
前記燃料タンク(31)は前記鞍乗型車両(1)に後下がりに搭載され、前記燃料ポンプユニット(35)は前記燃料タンク(31)の後部の内部に配置され、前記支持部(38)、および前記上昇揺動限度位置における前記フロートアーム(41)は、前方に延出される。
本発明の好適な実施形態では、
前記燃料タンク(31)は、タンク上部半体(31a)とタンク下部半体(31b)とを、上下合わせ面(31e)で合わせて形成され、前記燃料タンク(31)内の燃料レベルの上限において、前記フロート(42)は、前記燃料タンク(31)の前記上下合わせ面(31e)より上方で、前記燃料タンク(31)の上壁(31g)に隣接して位置し、前記燃料タンク(31)の燃料レベルの下限において、前記フロート(42)は、前記燃料タンク(31)の上下合わせ面(31e)より下方で前記タンク下部半体(31b)の底壁(31h)に隣接して位置するように前記燃料レベルゲージ(39)が配置される。
本発明の好適な実施形態では、
前記支持部(38)の下部に切欠き凹部(38b)が形成され、同切欠き凹部(38b)は前記支持部(38)の延出方向における切欠き幅(W1)が、前記延出方向に直交する上下方向における切欠き幅(W2)より大きくされる。
本発明の好適な実施形態では、
前記燃料タンク(31)は、車両のシート(28)を下方から位置決めするべく、車幅方向外側に向けて傾斜する側面(31f)を有する。
本発明の好適な実施形態では、
前記燃料タンク(31)内において前後方向に、前記燃料ポンプユニット(35)と一線上に給油口(33)及びブリーザ(34)とが対向配置されると共に、前記ブリーザ(34)が前記給油口(33)より後方かつ上方に形成される。
本発明の好適な実施形態では、
前記本体部(37)に係合溝(37d)が形成されると共に、前記係合溝(38d)を構成する係合溝形成部(37b)に切欠き(37c)が形成され、前記支持部(38)に係合片(38a)が形成されると共に、前記係合片(38a)に係合爪(38e)が形成され、前記係合溝(37d)に前記係合片(38a)が挿入され、前記係合爪(38e)が前記切欠き(37c)に係合されることにより、前記支持部(37)が所定位置にて移動規制され、前記本体部(37)と前記支持部(38)とが相互に係合して固定される。
本発明の好適な実施形態では、
前記支持部(38)には、前記本体部(37)を跨いで一対の前記係合片(38a)が設けられており、該係合片(38a)が前記本体部(37)の両側に設けられた2組の前記係合溝(37d)に係合されることにより固定される。
本発明によれば、車両用燃料タンク組立体は、前後方向に長い扁平形状の燃料タンクが前後方向に傾斜して搭載され、燃料ポンプユニットの支持部は、本体部の上部から燃料タンクの長手方向に沿うように延出され、燃料レベルゲージは支持部によって燃料タンクの長手方向に延出されて支持されており、さらにフロートアームは燃料レベルゲージ本体部に上下方向に揺動可能に支持され、フロートアームの上昇揺動限度位置において、フロートアームが燃料タンクの長手方向に沿って燃料タンクの高さの略中央レベルで延出しているので、車両の前後方向に長い扁平なタンクであっても、フロートアームとフロートの稼動範囲を十分確保でき、燃料の残量を広い範囲にわたって検知することができる。
支持部が本体部から延出する方向と、燃料レベルゲージの延伸方向と、フロートアームの伸長方向とが同方向であるので、反対の場合と比べて、検出範囲を確保しながら、燃料ポンプユニットを、上下方向に大型化することなく、コンパクトに形成することができる。
燃料ポンプユニットを、前下がり燃料タンクの前部に配置することによって、燃料を最後まで吸入させることが可能となると共に、空いた後方スペースを有効活用して、支持部、燃料レベルゲージ、及びフロートアームをコンパクトに配置することができる。
燃料ポンプユニットを、後下がり燃料タンクの後部に配置することによって、燃料を最後まで吸入させることが可能となると共に、空いた前方スペースを有効活用して、支持部、燃料レベルゲージ、及びフロートアームをコンパクトに配置することができる。
燃料残量の上限を検出する時には、フロートは、燃料タンクのタンク上部半体と下部半体の上下合わせ面より上方で、燃料タンクの上壁に隣接して位置し、燃料残量の下限を検出する時には、フロートは、燃料タンクの上下合わせ面より下方で、燃料タンクの半体の底壁に隣接して位置するよう燃料タンク内に燃料レベルゲージが配置されているので、燃料タンクの上部から下部に至るまで、検出範囲を大きく確保することができる。
支持部の下部に、支持部の延出方向における切欠き幅が、前記延出方向に直交する上下方向における切欠き幅より大きい切欠き凹部が形成されているので、燃料ポンプユニットを燃料タンクに組み付ける際に、切欠き凹部により、支持部と燃料タンクとの干渉を防止しつつ組み付けることができ、組み付け性が向上する。
燃料タンクの前部側面の傾斜がシートの位置決め構造となるので、シートを安定して固定することができる。
燃料タンク内において前後方向に、燃料ポンプユニットと一線上に、給油口及びブリーザが対向配置されるので、燃料タンク内において、燃料ポンプユニットが配置される側の反対側のスペースを活用して、給油口とブリーザを配置することができると共に、給油口より後方かつ上方にブリーザが形成されるので、効率良く燃料タンク内のガスを排出することができる。
本体部に係合溝が形成されると共に、係合溝構成部に切欠きが形成され、支持部に係合片が形成され、該係合片に係合爪が形成され、係合爪が前記切欠きに係合されることにより、支持部の移動が所定位置にて規制されるので、支持部と本体部とが相互に係合して固定さるので、支持部を本体部に簡単な構造でもって容易に固定することができる。
また、燃料ポンプユニットの本体部と支持部とが別個の部材により構成されているので、燃料タンクの形状に合わせて燃料レベルゲージの配置を変更する場合であっても、同一の形状の本体部を用いつつ、異なる形状の支持部を取り付けることにより、配置の変更に容易に対応すること可能となり、コストを削減することできる。
一組の係合片でもって支持部を本体部に固定するので、支持部の支持剛性を高めることができる。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の側面図である。 燃料タンク組立体の左側面図である。 燃料タンク組立体の平面図である。 燃料タンク組立体の正面図である。 燃料タンクの左側面図である。 図5のVI矢視要部拡大図である。 燃料ポンプユニットの斜視図である。 燃料ポンプユニットの斜視図である。 燃料ポンプユニットの本体部の斜視図である。 燃料ポンプユニットの本体部の斜視図である。 燃料ポンプユニットの支持部の斜視図である。 燃料ポンプユニットの支持部の斜視図である。 燃料ポンプユニットの左側面図である。 図13のXIV矢視図である。 燃料ポンプユニットの背面図である。 燃料ポンプユニットの底面図である。 他の実施例の燃料ポンプユニットの斜視図である。 他の実施例の燃料ポンプユニットの斜視図である。 他の実施例の燃料ポンプユニットの支持部の斜視図である。 他の実施例の燃料ポンプユニットの支持部の斜視図である。 さらに他の実施例の燃料タンク組立体を適用した自動二輪車の側面図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車1の側面図である。自動二輪車1の車体フレーム2は、ヘッドパイプ3と、ヘッドパイプ3から斜め後方に延出し、水平方向後方に伸びる左右一対のメインフレーム4と、メインフレーム4の後端に連なり下方に延出する左右一対のセンターフレーム5と、ヘッドパイプ3から下方に延び且つ水平方向後方に伸び、前記センターフレーム5の下端に繋がる左右一対のダウンフレーム6と、センターフレーム5の上部に接続され、後上方に伸びる左右一対のシートレール7と、センターフレーム5の中央部(エンジン16の後方位置)に接続され、シートレール7の後部に掛け渡された左右一対のサイドフレーム8とを備えている。前輪10を支持するフロントフォーク11が、ヘッドパイプ3で操向可能に支持され、フロントフォーク11の上部にはステアリングハンドル12が連結されている。また、後輪13を支持するスイングアーム14が、センターフレーム5に、ピボットボルト15を介して上下揺動可能に支持されている。
エンジン16は、メインフレーム4、センターフレーム5及びダウンフレーム6に支持されている。エンジン16の動力は、後輪駆動用スプロケット17と後輪駆動用チェーン18を介して後輪13に伝達される。エンジン16の上方にはヘルメットボックス19が形成され、ヘルメット20を収納することができるようになっている。ヘッドパイプ3とヘルメットボックス19との間に、エアクリーナ21とバッテリ22が配置されている。エンジン16の吸気ポート23に連なるスロットルボディ24は前記エアクリーナ21に接続されている。エンジン16の前方には、ラジエータ25が配置され、冷却水を冷却する。エンジン16の前面から延出する排気管26は、エンジン16の下方を通って車体後部のマフラー27に通じている。
センターフレーム5の上部とシートレール7には、燃料タンク組立体30が前下がりに搭載されている。燃料タンク組立体30の上部を覆って運転者用と同乗者用のタンデム型シート28が取付けられている。メインフレーム4とシートレール7との間に、左右の車体フレーム2を繋ぐ車体フレームクロスメンバー29が設けられている。
自動二輪車1に搭載される燃料タンク組立体30を図2ないし図4に示す。
燃料タンク組立体30は、自動二輪車1に前下がりに傾斜して搭載される前後方向に長い扁平形状の燃料タンク31と、燃料タンク31の底板上において燃料タンク31の内部に取付けられる燃料ポンプユニット35とからなっている。
燃料タンク31は、タンク上部半体31aとタンク下部半体31bとからなり、各半体の周囲にはそれぞれフランジ部31c、31dが形成されており、これらのフランジ部31c、31dが対向されて構成された上下合わせ面31eが、シーム溶接されて、内部に空洞を備えた一体の燃料タンク31として形成されている。
燃料タンク31の後部上面には、給油口33とブリーザ34とが設けられ、燃料ポンプユニット35と、給油口33及びブリーザ34とが一線上に対向配置されると共に、ブリーザ34が給油口33より後方且つ上方に形成されている。
燃料タンク31には、図3に示されるように、前後左右計4箇所の燃料タンク取付け部32が設けられ、これらの燃料タンク取付け部32によって、燃料タンク31は、自動二輪車1のシート28の下方の、左右のシートレール7に挟まれた空間において、略シートレール7に沿って、合わせ面31eが前後方向に傾斜されるように配置され、センターフレーム5とシートレール7とに取付けられるようになっている。
また、図4に示されるように、燃料タンク31の前部の側面31fは、上部から下部に亘り車幅方向外側に向けて傾斜するよう形成されており、シート28が燃料タンク31の側面31fの傾斜により位置決めされて、燃料タンク31の上部に配置されるようになっている。
さらに図5に燃料タンク31の左側面図を示す。図6は図5のVI矢視要部拡大図である。燃料タンク31の底壁31hの前方には、燃料ポンプユニット30を燃料タンク31内に挿入するための燃料ポンプユニット挿入孔44が形成されている。燃料タンク31の燃料ポンプユニット挿入孔44の周囲には平面部45が形成されており、該平面部45に、複数のボルト46を保持したリング状部材47が、スポット溶接47aまたはレーザービーム溶接によって溶接されていて、該ボルト46を介して、燃料ポンプユニット35を燃料タンク31に取付けることができるようになっている。
燃料ポンプユニット35は、図2ないし図4に示されるように、燃料タンク31の底壁31hの燃料ポンプユニット挿入孔44から燃料タンク31内に挿入され、燃料タンク31の内部の前方かつ下方に配置される。
燃料ポンプユニット35は、図7ないし図16に図示のように、燃料ポンプ36が収容される本体部37と、本体部37の上部から燃料タンク31の長手方向に沿うように延出されるように形成されるとともに、本体部37に係合される支持部38と、該支持部38に支持される燃料レベルゲージ39を具備している。
図9および図10に示されるように、本体部37の左右両側面壁37aには、それぞれ前後に所要間隔を存し、その端縁が相互に相対した状態で、前後一対の断面L字状の係合溝構成部37bが一体に付設され、この係合溝構成部37bには、切欠き37cがそれぞれ形成され、係合溝構成部37bと本体部37の両側面壁37aとの間の隙間により係合溝37dが構成されている。
前記本体部37に着脱可能に取付けられる支持部38は、図11および図12に示されるように、基部38aとこの基部38aから延出した延出部38bとからなっている。この延出部38bは、図2に示されるように、燃料ポンプユニット35が燃料タンク31内に取付けられた状態において、基部38aから燃料タンク31の長手方向に沿うように延出されている。
該支持部38は、基部38aの頂部38aから延出部38bの頂部38bが面一につながって形成され、基部38aの頂部38aの左右両側縁から下方へ直角に一組の係合片38aがそれぞれ曲折され、この一組の係合片38aの延出側縁には、連結片38aの両側縁が一体に接合され、延出部38bの頂部38bの下面には、延出部38bの延出方向に指向すると共に、頂部38bに対し直交する延出片38bが一体に形成され、この延出片38bと連結片38aとは、頂部38aおよび頂部38bに対し平行な3枚の補強片38iが所定上下間隔を存して一体に接合されている。
また、図13に示されるように、延出部38bの延出片38bの連結片38aに隣接する下縁には、切欠き凹部38bが形成されている。該切欠き凹部38bの延出部38bの延出方向における切欠き幅W1は、延出部38bの延出方向に直交する上下方向における切欠き幅W2より大きくなっており、燃料タンク31の底面31gの燃料ポンプユニット挿入孔44から燃料ポンプユニット35を挿入して燃料タンク31内に組み付けるにあたって、支持部39と燃料タンク31の干渉を防止しつつ組み付けることができるようになっている。
さらに、基部38aの係合片38aの前後方向の両縁部には、図11に図示されるように、幅方向の切欠き38cと、この切欠き38cの先端から下方へ指向した切欠き38cとで、挿入片38cが形成され、該挿入片39cの頂部には、係合爪38dが係合片38aの面よりも外方に突出して形成されている(図14参照)。
前記支持部38の支持片38aの両側下端部を、上方から本体部37の係合溝37dに挿入し、支持部38を下方へ押し下げ、図14に示されるように支持部38の係合爪38dが本体部37の切欠き37cに係合すると、支持部38の移動が所定位置にて規制され、支持部38は本体部37に取り付けられる。
さらにまた、前記支持部38の基部38aの連結片38aから、本体部37の係合溝構成部37bの一部を包持するように押さえ部38eが形成されており、支持部38が基部37に係合される際に、支持部38を安定して支えることができるようになっている。また支持部38の基部38aにおける一方の係合片38aの上部には、燃料レベルゲージ39から延びるコードを押さえるハーネス38fが形成されている。
図12に示されるように、前記延出部38bの延出片38bの上下端縁には、延出片38bに平行にそれぞれ取付片38gが形成されており、延出片38bと取付片38gとで、燃料レベルゲージを取付ける取付溝38hが構成されている。
燃料レベルゲージ39は、図13に示されるように、燃料レベルゲージ本体40、燃料レベルゲージ本体40に回動自在に支持される回動軸40a、回動軸40aに基端41aが固定されるフロートアーム41、およびフロートアーム41の先端41bに固着されるフロート42を備えており、フロート42は燃料タンク31内の燃料のレベルに応じて上昇または下降され、フロート42の上下動に伴いフロートアームが揺動されて、回動軸40aが回動されるようになっている。回動軸40aには、図示されないセンサが設けられており、回動軸40aの回動量が電気的に検出されて、乗員に燃料タンク31内の燃料残量が表示されるようになっている。
前記燃料レベルゲージ本体部40の上下には、板状の挿入片40bが形成されており、該挿入片40bが、前記取付溝38hに、延出片38bの延出側端部から挿入されて、燃料レベルゲージ39が延出部38に取付けられるようになっている。
図2および図13には、燃料タンク31内の燃料レベルが下がって、フロート42が最低位置に位置した際のフロート42およびフロートアーム41の位置を示した下降揺動限度位置(図2において破線、図13において実線)と、燃料タンク31内の燃料レベルが上がって、フロート42が最高位置に位置した際のフロート42およびフロートアーム41の位置を示した上昇揺動限度位置(二点差線)が示されている。
図2に示されるように、フロート42およびフロートアーム41が上昇揺動限度位置に位置する際には、フロート42は、燃料タンク31の合わせ面31eより上方に位置してタンク上部半体31aの上壁31gに隣接し、またフロートアーム41は、燃料タンク31の高さの略中央レベルにて、燃料タンク31の長手方向に沿って後方にかつ本体部37から延出された支持部38の延出方向と同方向になるように位置し、フロート42が下降揺動限度位置に位置する際には、フロート42が燃料タンク31の合わせ面31eより下方で、タンク下部半体31bの底壁31hに隣接する位置になるように、燃料レベルゲージ39が燃料タンク31内に配設されている。
また、本体部37の下部には、図15および図16に示されるように、取付けフランジ43が固着されている。取付けフランジ43の下側には、燃料ポンプ36から燃料を吐出する吐出管49が設けられており、また燃料ポンプ36を駆動する電気配線や燃料レベルゲージ39に連なる信号用配線等の電線の束50が設けてられている。図1に示されるように、吐出管49には燃料供給ホース51が接続され、燃料ポンプ36の駆動によって、吸気ポート23に連なる燃料噴射弁52へ燃料タンク31内の燃料が供給される。
さらに、取付けフランジ43には、燃料タンク31の下部に設けられた複数のボルト46に対応する複数のボルト挿通孔48が設けられている。
燃料タンク31への燃料ポンプユニット35の取付けは、燃料タンク31の底面の燃料ポンプユニット挿入孔44から、燃料ポンプユニット35のフロート42、フロートアーム41、燃料レベルゲージ39、支持部38、本体部37、の順に、前記取付けフランジ43の上面までが燃料タンク31内へ挿入され、燃料タンク31の下部に設けられたボルト46に取付けフランジ43のボルト挿通孔48が貫通され、ナットにより締め付けられることにより、燃料ポンプユニット35の支持部38の延出部38bの延伸方向が燃料タンク31の長手方向になるように配置されて燃料ポンプユニット35が燃料タンク31に装着されるようになっている。
本実施例の車両用燃料タンク組立体30は、長い扁平形状の燃料タンク31を鞍乗型車両1に前後方向に前下がりに傾斜して搭載し、燃料タンク31の長手方向に沿うよう燃料ポンプユニット35の本体部から前記支持部38及び燃料レベルゲージ39を延出させてあり、上昇揺動限度位置において、フロートアーム41は燃料タンク31の長手方向に沿って燃料タンクの略中央レベルで延出しているので、車両の前後方向に長い扁平タンクであっても、フロートアーム41及びフロート42の稼動範囲を十分確保でき、燃料の残量を広い範囲にわたって検知することができる。
さらに、燃料ポンプユニット35の本体部37から延出する支持部38と燃料レベルゲージ39の延伸方向と、上昇揺動位置におけるフロートアーム41の延伸方向とを、同方向としてあるので、検出範囲を確保しながら、燃料ポンプユニット35を、上下方向に大型化することなく、コンパクトに形成することができる。
また、前記燃料ポンプユニット35を、前下がりの燃料タンク31の前部に配置することによって、燃料を最後まで吸入させることが可能となると共に、空いた後方スペースを有効活用して、燃料ポンプユニット35、燃料レベルゲージ39、およびフロートアーム41をコンパクトに配置することができる。
燃料残量の上限を検出する時には、前記フロート42は、前記燃料タンク31の上下合わせ面31eより上方で、燃料タンク31の上壁31gに隣接して位置し、燃料残量の下限を検出する時には、フロート42は、前記燃料タンク31の上下合わせ面31eより下方で、燃料タンク31の底壁31hに隣接して位置するので、燃料タンク31の上部から下部に至るまで、検出範囲を大きく確保することができる。
また、延出部38bの延出片38bの連結片38aに隣接する下縁には、切欠き凹部38bが形成され、該切欠き凹部38b延出部38bの延出方向における切欠き幅W1は、延出部38bの延出方向に直交する上下方向における切欠き幅W2より大きくなっており、燃料タンク31の底面31gの燃料ポンプユニット挿入孔44から燃料ポンプユニット35を挿入して燃料タンク31内に組み付けるにあたって、支持部39と燃料タンク31の干渉を防止しつつ組み付けることができ、組み付け性が向上する。
さらに、燃料タンク31の前部の側面31fが車幅方向外側に向けて傾斜するよう形成されているので、燃料タンク31の傾斜された側面31fがシート28の位置決め構造となり、シート28を安定して固定することができる。
また、燃料タンク31内において前後方向に、燃料ポンプユニット35と一線上に、給油口33及びブリーザ34が対向配置されるので、燃料ポンプユニット35の反対側のスペースを活用して、給油口33とブリーザ34を配置することができると共に、前記ブリーザ34が前記給油口33より後方且つ上方に形成されるので、効率良く燃料タンク31内のガスを排出することができる。
さらに、本体部37の左右両側面壁37aには、前後一対の断面L字状の係合溝構成部37bが一体に付設され、この係合溝構成部37bには切欠き37cがそれぞれ形成され、係合溝構成部37bと本体部37の両側面壁37aとの間の隙間により係合溝37dが構成されており、支持部38の基部38aの頂部38aの左右両側縁から下方へ直角に一組の係合片38aがそれぞれ曲折され、係合片38aの前後方向の両縁部には挿入片38cが形成され、該挿入片39cの頂部には、係合爪38dが係合片38aの面よりも外方に突出して形成されており、支持部38の支持片38aの両側下端部を、上方から本体部37の係合溝37dに挿入し、支持部38を下方へ押し下げ、支持部38の係合爪38dが本体部37の切欠き37cに係合すると、支持部38の移動が所定位置にて規制されるので、支持部38を本体部37に簡単な構造でもって容易に固定することができる。
また、燃料ポンプユニット35は、本体部37と支持部38とが別個の部材により構成されているので、燃料タンク31の形状に合わせて燃料レベルゲージ39の配置を変更する場合であっても、同一の形状の本体部37を用いつつ、異なる形状の支持部38を取り付けることにより、配置の変更に対応することが可能となるので、コストを削減することできる。
さらにまた一組の係合片38aでもって支持部37を本体部38に固定するので、支持部37の支持剛性を高めることができる。
前記実施例の燃料ポンプユニット35では、本体部37の左右両側面壁37aに係合溝構成部37bが一体に付設されて係合溝37dが構成された本体部37と、基部38aの頂部38aの左右両側縁から下方へ直角にそれぞれ曲折された一組の係合片38aが設けられた支持部38を備えていたが、図17ないし図20に図示するように、一方の側面壁61aにのみ、一対の係合溝構成部61bが形成され、一対の係合溝61dが構成された本体部61と、係合溝構成部61bが形成された側面壁61aと同じ側にのみ、係合片62aが設けられている支持部62を備えた燃料ポンプユニット60を適用してもよい。
本実施例の燃料タンク組立体59では、係合溝構成部61bが一方の側面壁61aにのみ形成された本体部61と、係合溝構成部61bが形成された側面壁61a側にのみ係合片62aが設けられた支持部62を用いているので、支持剛性を保ちつつ燃料タンク組立体59の軽量化を図ることができる。
さらに、前記した実施例では、自動二輪車1に燃料タンク31が前下がりに搭載され、燃料ポンプユニット35の支持部38と、上昇揺動限度位置におけるフロートアーム41が、後方に延伸するように配設された燃料ポンプ組立体30であったが、図21に示すように、自動二輪車1に後下がりに搭載される燃料タンク71内に、前記実施例の燃料ポンプユニット35が燃料タンクの後方に位置して、本体部39から延びた支持部38と、上昇揺動限度位置におけるフロートアーム41が、前方に延伸するように配設される燃料タンク組立体70としてもよい。該燃料タンク71は、タンク上部半体71aとタンク下部半体71bとを上下合わせ面71eで合わせて形成され、燃料タンク71の前方上部には、燃料ポンプユニット35と一線上に給油口73とブリーザ74が設けられている。
本実施例によれば、後下がりに搭載された車両方向に長い扁平の燃料タンク71でも、フロートアーム81及びフロート82の稼動範囲を十分確保でき、燃料の残量を広い範囲にわたって検知することができる。
1…自動二輪車、28…シート、30…燃料タンク組立体、31…燃料タンク、31a…タンク上部半体、31b…タンク下部半体、31e…上下合わせ面、31f…側面、31g…上壁、31h…底壁、33…給油口、34…ブリーザ、35…燃料ポンプユニット、37…本体部、38b…係合溝構成部、37c…切欠き、37d…係合溝、38…支持部、38a…係合片、38b…切欠き凹部、38d…係合爪、39…燃料レベルゲージ、40…燃料レベルゲージ本体部、41…フロートアーム、41a…基端、41b…先端、42…フロート、
70…燃料タンク組立体、71…燃料タンク、73…給油口、74…ブリーザ。

Claims (9)

  1. 鞍乗型車両(1)に前後方向に傾斜して搭載されるとともに前後方向に長い扁平形状の燃料タンク(31)と、
    該燃料タンク(31)の底壁(31h)から該燃料タンク(31)の内部に取り付けられた燃料ポンプユニット(35)とからなり、
    該燃料ポンプユニット(35)は、本体部(37)と、該本体部(37)の上部から前記燃料タンク(31)の長手方向に沿うように延出する支持部(38)と、該支持部(38)に支持されて延出する燃料レベルゲージ(39)とを具備し、
    該燃料レベルゲージ(39)は、燃料レベルゲージ本体部(40)と、該燃料レベルゲージ本体部(40)に上下に揺動可能に基端(41a)が支持されたフロートアーム(41)と、該フロートアーム(41)の先端(41b)に支持されたフロート(42)とを具備し、
    前記フロートアーム(41)は、前記燃料タンク(31)の長手方向に沿って延出して、前記燃料タンク(31)の高さの略中央レベルで上昇揺動限度位置を取りうり、
    前記支持部(38)の下部に切欠き凹部(38b )が形成され、同切欠き凹部(38b )は前記支持部(38)の延出方向における切欠き幅(W1)が、前記延出方向に直交する上下方向における切欠き幅(W2)より大きいことを特徴とする車両用燃料タンク組立体。
  2. 前記燃料ポンプユニット(35)の前記本体部(37)から延出する前記支持部(38)の延出方向と、前記上昇揺動限度位置における前記フロートアーム(41)の伸長方向とが、同方向であることを特徴とする請求項1に記載の車両用燃料タンク組立体。
  3. 前記燃料タンク(31)は前記鞍乗型車両(1)に前下がりに搭載され、前記燃料ポンプユニット(35)は前記燃料タンク(31)の前部の内部に配置され、
    前記支持部(38)、および前記上昇揺動限度位置における前記フロートアーム(41)は、後方に延出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用燃料タンク組立体。
  4. 前記燃料タンク(71)は前記鞍乗型車両(1)に後下がりに搭載され、前記燃料ポンプユニット(75)は前記燃料タンク(71)の後部の内部に配置され、
    前記支持部(78)、および前記上昇揺動限度位置における前記フロートアーム(81)は、前方に延出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用燃料タンク組立体。
  5. 前記燃料タンク(31)は、タンク上部半体(31a)とタンク下部半体(31b)とを、上下合わせ面(31e)で合わせて形成され、
    前記燃料タンク(31)内の燃料レベルの上限において、前記フロート(42)は、前記燃料タンク(31)の前記上下合わせ面(31e)より上方で、前記燃料タンク(31)の上壁(31g)に隣接して位置し、前記燃料タンク(31)の燃料レベルの下限において、前記フロート(42)は、前記燃料タンク(31)の上下合わせ面(31e)より下方で前記タンク下部半体(31b)の底壁(31h)に隣接して位置するように前記燃料レベルゲージ(39)が配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の車両用燃料タンク組立体。
  6. 前記燃料タンク(31)は、車両のシート(28)を下方から位置決めするべく、車幅方向外側に向けて傾斜する側面(31f)を有することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の車両用燃料タンク組立体。
  7. 前記燃料タンク(31)内において前後方向に、前記燃料ポンプユニット(35)と一線上に給油口(33)及びブリーザ(34)とが対向配置されると共に、前記ブリーザ(34)が前記給油口(33)より後方かつ上方に形成されることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の車両用燃料タンク組立体。
  8. 前記本体部(37)に係合溝(37d)が形成されると共に、前記係合溝(38d)を構成する係合溝形成部(37b)に切欠き(37c)が形成され、
    前記支持部(38)に係合片(38a)が形成されると共に、前記係合片(38a)に係合爪(38e)が形成され、
    前記係合溝(37d)に前記係合片(38a)が挿入され、前記係合爪(38e)が前記切欠き(37c)に係合されることにより、前記支持部(37)が所定位置にて移動規制され、前記本体部(37)と前記支持部(38)とが相互に係合して固定されることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の車両用燃料タンク組立体。
  9. 前記支持部(38)には、前記本体部(37)を跨いで一対の前記係合片(38a)が設けられており、該係合片(38a)が前記本体部(37)の両側に設けられた2組の前記係合溝(37d)に係合されることにより固定されることを特徴とする請求項9に記載の車両用燃料タンク組立体。
JP2012526433A 2010-07-30 2011-07-19 車両用燃料タンク組立体 Expired - Fee Related JP5352008B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012526433A JP5352008B2 (ja) 2010-07-30 2011-07-19 車両用燃料タンク組立体

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010171368 2010-07-30
JP2010171368 2010-07-30
JP2012526433A JP5352008B2 (ja) 2010-07-30 2011-07-19 車両用燃料タンク組立体
PCT/JP2011/066350 WO2012014719A1 (ja) 2010-07-30 2011-07-19 車両用燃料タンク組立体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2012014719A1 JPWO2012014719A1 (ja) 2013-09-12
JP5352008B2 true JP5352008B2 (ja) 2013-11-27

Family

ID=45529935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012526433A Expired - Fee Related JP5352008B2 (ja) 2010-07-30 2011-07-19 車両用燃料タンク組立体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8881854B2 (ja)
EP (1) EP2599700B1 (ja)
JP (1) JP5352008B2 (ja)
BR (1) BR112013002309B1 (ja)
WO (1) WO2012014719A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019196726A (ja) * 2018-05-09 2019-11-14 三菱電機株式会社 燃料供給装置

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3287454B2 (ja) * 1997-08-22 2002-06-04 ジョンソン コントロールズ オートモーティブ システムズ株式会社 両側リクライニング装置
JP5530293B2 (ja) * 2010-07-30 2014-06-25 本田技研工業株式会社 自動二輪車
WO2012014719A1 (ja) * 2010-07-30 2012-02-02 本田技研工業株式会社 車両用燃料タンク組立体
JP2013244879A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Yamaha Motor Co Ltd 燃料タンク及び鞍乗型車両
JP2015068312A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 本田技研工業株式会社 燃料ポンプ取付け構造
JP6171809B2 (ja) * 2013-10-03 2017-08-02 スズキ株式会社 燃料ゲージ付きセパレータ装置
US10300990B2 (en) * 2014-08-29 2019-05-28 Bombardier Recreational Products Inc. Snowmobile fuel tank
JP6170517B2 (ja) * 2015-03-26 2017-07-26 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の燃料タンク
JP6649203B2 (ja) * 2016-08-09 2020-02-19 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両の燃料タンク
JP6649971B2 (ja) * 2018-02-13 2020-02-19 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
JP6968743B2 (ja) * 2018-04-02 2021-11-17 愛三工業株式会社 液面検出装置
WO2020121473A1 (ja) * 2018-12-13 2020-06-18 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
DE102019112741B3 (de) * 2019-05-15 2020-05-20 Ktm Ag Kraftstofftankanordnung mit mindestens zwei getrennten Tankkörpern
JP6987203B1 (ja) * 2020-11-04 2021-12-22 三菱電機株式会社 燃料供給装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3064316B2 (ja) * 1990-01-30 2000-07-12 スズキ株式会社 自動2輪車の燃料タンク装置
JP2003112677A (ja) * 2001-10-05 2003-04-15 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車の燃料系配置構造
JP2005138712A (ja) * 2003-11-06 2005-06-02 Suzuki Motor Corp スクーター型自動二輪車の燃料供給装置
JP2005343212A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Yamaha Motor Co Ltd 車両
JP2007118628A (ja) * 2005-10-24 2007-05-17 Yamaha Motor Co Ltd 鞍乗型車両

Family Cites Families (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0215752Y2 (ja) * 1981-04-28 1990-04-26
US4461489A (en) * 1981-09-03 1984-07-24 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Body frame with a liquid tank secured integrally thereto for a motorcycle
US4492250A (en) * 1982-04-07 1985-01-08 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel tank for motor vehicles
US4799569A (en) * 1985-08-23 1989-01-24 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Motorcycle
JPS6482989A (en) 1987-09-25 1989-03-28 Nissha Printing Far infrared transfer material
US4951774A (en) * 1989-01-06 1990-08-28 Buell Motor Company, Inc. Combination motorcycle frame and fuel tank
US5147077A (en) 1990-01-25 1992-09-15 Suzuki Kabushiki Kaisha Storage box compartment means for a motorcycle
US5542706A (en) * 1995-01-11 1996-08-06 Safety Engineering Associates, Inc. Motor vehicle fuel system
DE69729166T2 (de) * 1996-12-20 2005-05-04 Suzuki K.K., Hamamatsu Kraftstofftankeinrichtung für Motorrad
JP3772630B2 (ja) * 2000-03-02 2006-05-10 スズキ株式会社 自動二輪車の燃料タンク装置
JP3879392B2 (ja) * 2000-11-29 2007-02-14 スズキ株式会社 自動二輪車の燃料タンク
JP4354135B2 (ja) * 2001-08-31 2009-10-28 本田技研工業株式会社 自動2輪車用燃料タンクの取付構造
US6758497B2 (en) * 2002-04-29 2004-07-06 Arctic Cat Inc. Fuel tank for a straddle-mounted vehicle
TWM241304U (en) * 2002-12-03 2004-08-21 Mclee Co Ltd Fuel tank for walk-assisting bike
US6857661B2 (en) * 2003-02-12 2005-02-22 American Ironhorse Motorcycle Company Partitioned fuel tank and fuel delivery system
US6896293B2 (en) * 2003-07-11 2005-05-24 Harley-Davidson Motor Company Group, Inc. Motorcycle fuel tank mounting arrangement
US7422243B2 (en) * 2003-07-29 2008-09-09 Honda Motor Co., Ltd. Structure of fuel pump installation area for two-wheeled vehicle
JP4347015B2 (ja) * 2003-10-10 2009-10-21 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗り型車両用フューエルタンク配設構造
CN1914084B (zh) * 2004-01-27 2010-06-23 雅马哈发动机株式会社 鞍乘式车辆
JP4559165B2 (ja) * 2004-09-06 2010-10-06 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両の燃料タンク取付構造
JP4340898B2 (ja) * 2004-11-17 2009-10-07 株式会社デンソー 燃料供給装置
US7390023B2 (en) * 2004-11-19 2008-06-24 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Motorcycle fuel tank
CN100513767C (zh) * 2004-12-09 2009-07-15 株式会社电装 供油装置
US7533904B2 (en) * 2005-07-05 2009-05-19 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Saddle-riding type vehicle with fuel pump
JP2007118627A (ja) * 2005-10-24 2007-05-17 Yamaha Motor Co Ltd 燃料タンクアセンブリ及び当該燃料タンクアセンブリを備えた鞍乗型車両
JP4725398B2 (ja) * 2006-04-12 2011-07-13 スズキ株式会社 自動二輪車の燃料タンク
JP4734179B2 (ja) 2006-05-31 2011-07-27 本田技研工業株式会社 燃料配管構造
US7712564B2 (en) * 2006-10-09 2010-05-11 Harley-Davidson Motor Company Group, LLC Air box for a motorcycle
JP2009161016A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Yamaha Motor Co Ltd 鞍乗型車両
JP5160247B2 (ja) * 2008-01-17 2013-03-13 本田技研工業株式会社 燃料タンク及び燃料ポンプ取付構造
JP5147456B2 (ja) * 2008-02-29 2013-02-20 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車
JP5235089B2 (ja) * 2008-03-27 2013-07-10 本田技研工業株式会社 燃料ポンプ取付構造
JP2010058758A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Yamaha Motor Co Ltd 鞍乗型四輪車両
JP4890532B2 (ja) * 2008-12-26 2012-03-07 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
JP2010188758A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
JP5315109B2 (ja) * 2009-03-30 2013-10-16 本田技研工業株式会社 車両のキャニスタの大気開放構造
JP5390978B2 (ja) * 2009-07-31 2014-01-15 本田技研工業株式会社 自動二輪車の蒸発燃料処理装置
JP5520623B2 (ja) * 2010-01-29 2014-06-11 本田技研工業株式会社 燃料供給装置
WO2011117962A1 (ja) * 2010-03-23 2011-09-29 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両用燃料タンクの給油口装置
JP5436398B2 (ja) * 2010-03-26 2014-03-05 本田技研工業株式会社 車両用燃料タンク
WO2012014719A1 (ja) * 2010-07-30 2012-02-02 本田技研工業株式会社 車両用燃料タンク組立体

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3064316B2 (ja) * 1990-01-30 2000-07-12 スズキ株式会社 自動2輪車の燃料タンク装置
JP2003112677A (ja) * 2001-10-05 2003-04-15 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車の燃料系配置構造
JP2005138712A (ja) * 2003-11-06 2005-06-02 Suzuki Motor Corp スクーター型自動二輪車の燃料供給装置
JP2005343212A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Yamaha Motor Co Ltd 車両
JP2007118628A (ja) * 2005-10-24 2007-05-17 Yamaha Motor Co Ltd 鞍乗型車両

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019196726A (ja) * 2018-05-09 2019-11-14 三菱電機株式会社 燃料供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
BR112013002309A2 (pt) 2016-05-24
BR112013002309B1 (pt) 2019-09-03
US20130105234A1 (en) 2013-05-02
EP2599700A1 (en) 2013-06-05
US8881854B2 (en) 2014-11-11
EP2599700A4 (en) 2014-01-15
JPWO2012014719A1 (ja) 2013-09-12
WO2012014719A1 (ja) 2012-02-02
EP2599700B1 (en) 2015-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5352008B2 (ja) 車両用燃料タンク組立体
JP4511967B2 (ja) 自動二輪車におけるシュラウドの後部支持構造
JP6208647B2 (ja) 鞍乗り型車両の後部燃料タンク支持構造
JP5694788B2 (ja) 鞍乗型車両
US9126648B2 (en) Fuel tank assembly for motorcycle, and motorcycle incorporating same
US8905419B2 (en) Rear structure of saddle-ride type vehicle
JP6086889B2 (ja) 後部燃料タンク
JP5926653B2 (ja) 鞍乗り型車両の収納部構造
JP7351250B2 (ja) 鞍乗型車両
JP6140753B2 (ja) 鞍乗型車両
JP2006088895A (ja) 鞍乗型車両
JP2015033900A (ja) 鞍乗型車両におけるフロントカウルステーの取付構造
JP5323533B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP5728331B2 (ja) 鞍乗り型車両の泥除け部構造
JP2012184715A (ja) 鞍乗り型車両の燃料ポンプ取付構造
US10118567B2 (en) Saddle-ride-type vehicle
TWI293602B (en) All terrain vehicle
JP6099694B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP5694789B2 (ja) 鞍乗型車両の燃料タンク支持構造
JP5112092B2 (ja) 自動2輪車のリアフレーム取付構造
JP2022065831A (ja) 鞍乗型車両の車体構造
JP6151896B2 (ja) 鞍乗り型車両の配索構造
JP2015067247A (ja) 鞍乗り型車両
JP2019137285A (ja) 鞍乗り型車両
JP6221432B2 (ja) 自動二輪車のタンククッション構造

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5352008

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees