JP5530293B2 - 自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車 Download PDF

Info

Publication number
JP5530293B2
JP5530293B2 JP2010171367A JP2010171367A JP5530293B2 JP 5530293 B2 JP5530293 B2 JP 5530293B2 JP 2010171367 A JP2010171367 A JP 2010171367A JP 2010171367 A JP2010171367 A JP 2010171367A JP 5530293 B2 JP5530293 B2 JP 5530293B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motorcycle
pump unit
fuel pump
fuel tank
fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010171367A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012030677A (ja
Inventor
申 西村
敬太 木下
卓祥 庄村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2010171367A priority Critical patent/JP5530293B2/ja
Priority to ITTO20110680 priority patent/ITTO20110680A1/it
Priority to US13/191,633 priority patent/US9126648B2/en
Priority to DE102011080044.1A priority patent/DE102011080044B4/de
Priority to BRPI1103548-0A priority patent/BRPI1103548B1/pt
Publication of JP2012030677A publication Critical patent/JP2012030677A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5530293B2 publication Critical patent/JP5530293B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J35/00Fuel tanks specially adapted for motorcycles or engine-assisted cycles; Arrangements thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J37/00Arrangements of fuel supply lines, taps, or the like, on motor cycles or engine-assisted cycles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M37/04Feeding by means of driven pumps
    • F02M37/08Feeding by means of driven pumps electrically driven
    • F02M37/10Feeding by means of driven pumps electrically driven submerged in fuel, e.g. in reservoir

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)

Description

本発明は、燃料ポンプユニットの配置構造に特徴を有する自動二輪車に関する。
従来、車両のシートの下に燃料タンクを設け、その燃料タンク内に燃料ポンプを取付けた構造が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この構造は、燃料タンク内の上部に燃料ポンプが取付けられる、いわゆる上付けタイプの燃料ポンプであるため、燃料をエンジン側へ供給する燃料配管を前記シートと燃料タンクの間に配置するスペースを設ける必要があった。また、乗員の重量によるシートの形状変化を考慮し、燃料配管の配置に要する上下幅以上のスペースを確保する必要があり、また、シートレイアウトにも制約がかかっていた。
そこで、シートレイアウトの自由度を確保するため、シートと燃料タンクの間のスペースを必要最小限のものとし、燃料ポンプを燃料タンク内の下部に取付けるいわゆる下付けタイプの燃料ポンプとする構造が考えられたが、前記従来例に下付け燃料ポンプをそのまま適用しようとすると、後輪の真上に燃料ポンプが配置されることになるため、上下方向に後輪が揺動するので、燃料ポンプ、取付けフランジ、燃料配管等からなる燃料ポンプユニットと、後輪との間隔を十分とる必要があった。また後輪から巻き上げられる小石との干渉を避ける必要があった。
以上の事情を考慮して、シートレイアウトの自由度を確保するため、燃料ポンプを燃料タンク内下付けにした車両であっても、燃料ポンプユニットが後輪や後輪から巻き上げられる小石等と干渉することのない燃料タンク組立体が望まれていた。
特開2007−118627号公報
シートレイアウトの自由度を確保するため、燃料ポンプを燃料タンク内下付けにし、且つ燃料ポンプユニットが、後輪や、後輪から巻き上げられる小石等と干渉することのない燃料タンク組立体を提供する。
本発明は前記課題を解決したものであって、請求項1に記載の発明は、
ート(28)の下方と、同シート(28)を支持するシートレール(7)とに囲まれた空間において、同シートレール(7)に略沿って配置される燃料タンク(31)と、同燃料タンク(31)の下部に収容され且つ同燃料タンク(31)の底部前側に取付けられる燃料ポンプユニット(35)とを備え、前記燃料タンク(31)は、その後部が高くなるように自動二輪車(1)の前後方向に傾斜して配置されて、後部が高くなるように傾斜する底部を有し、前記燃料ポンプユニット(35)は、同燃料ポンプユニット(35)を前記燃料タンク(31)底部前側に取付ける取付けフランジ(43)を有し、同取付けフランジ(43)は、その後部が高くなるように自動二輪車(1)の前後方向に傾斜するとともに、自動二輪車(1)の側面視で前記シートレール(7)より下方で、自動二輪車(1)の後輪(13)の前端より前方に位置するように配置されることを特徴とする自動二輪車である
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自動二輪車において、車体フレーム(2)の一部を成し、前記シートレール(7)の下方において、エンジン(16)の後方から車両(1)の後方且つ上方へ向けて延出するサイドフレーム(8)を備え、前記燃料ポンプユニット(35)の取付けフランジ(43)は前記サイドフレーム(8)より上方に配置されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項に記載の自動二輪車において、前記自動二輪車(1)の側面視において、前記シートレール(7)と前記サイドフレーム(8)とで形成される空間内に、前記燃料ポンプユニット(35)の取付けフランジ(43)及び燃料吐出部(49)が位置することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の自動二輪車において、メインフレーム(4)と前記シートレール(7)との間に、左右の車体フレーム(2)を繋ぐ車体フレームクロスメンバー(29)が設けられ、同車体フレームクロスメンバー(29)の後方且つ近傍に、前記燃料ポンプユニット(35)の取付けフランジ(43)が位置することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の自動二輪車において、後輪(13)を支持するスイングアーム(14)に設けられたスイングアームクロスメンバー(53)が、上下方向視で前記燃料ポンプユニット(35)と一部が重なるように形成されることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の自動二輪車において、ヘッドパイプ(3)と、同ヘッドパイプ(3)から後方に延出するメインフレーム(4)と、同メインフレーム(4)の後端に連なり下方に延出する左右一対のセンターフレーム(5)とを有し、前記シートレール(7)は前記センターフレーム(5)の上部に接続され、前記燃料タンク(31)は、その前部を前記センターフレーム(5)に固定されるとともに、その後部を前記シートレール(7)に固定されることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6の何れかに記載の自動二輪車において、前記シート(28)は、運転者用と同乗者用のタンデム型シートであり、同タンデム型シートは、前記燃料タンク(31)よりも前後方向に長く、前記タンデム型シートは前記燃料タンク(31)を上方から覆うことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至請求項7の何れかに記載の自動二輪車において、前記取付けフランジ(43)は、自動二輪車(1)の側面視で前記後輪(13)の上端よりも下方に位置するように配置されることを特徴とする。
請求項1の発明において、
燃料ポンプユニット(35)を燃料タンク(31)の下部に収容し、その取付けフランジ(43)は車両側面視で前記シートレール(7)より下方で、自動二輪車(1)の後輪(13)の前端より前方に位置するように配置されるので、後輪(13)の真上に燃料ポンプユニット(35)を設ける場合と比べて、燃料タンク(31)の低重心化を図りつつ、燃料ポンプユニット(35)と後輪(13)との間のスペースを大きくとることができ、燃料ポンプユニット(35)に対する、後輪(13)や、後輪(13)から巻き上げられる小石等との干渉を防止することができる。
請求項2の発明において、
前記取付けフランジ(43)は前記サイドフレーム(8)より上方に配置されるので、取付けフランジ(43)をサイドフレーム(8)の下方へ設ける場合に比して、燃料ポンプユニット(35)と後輪(13)との間のスペースをより大きく確保することがができ、燃料ポンプユニット(35)に対する、後輪(13)や、後輪(13)から巻き上げられる小石等との干渉を防止することができる。
請求項3の発明において、
車両(1)の側面視において、前記シートレール(7)と前記サイドフレーム(8)とで形成される空間内に、前記燃料ポンプユニット(35)の取付けフランジ(43)及び吐出部(49)が位置するので、側方から目視確認でき、且つ手作業により容易にメンテナンスが可能である。
請求項4の発明において、
メインフレーム(4)とシートレール(7)との間に、左右の車体フレーム(2)を繋ぐ車体フレームクロスメンバー(29)が設けられ、同車体フレームクロスメンバー(29)の後方且つ近傍に前記燃料ポンプユニット(35)の取付けフランジ(43)が位置するので、燃料ポンプユニット(35)の剛性を確保することができる。
請求項5の発明において、
後輪(13)を支持するスイングアーム(14)に設けられるスイングアームクロスメンバー(53)が、上下方向視で前記燃料ポンプユニット(35)と一部が重なるように形成されるので、下方から飛来する小石等から前記燃料ポンプユニットを保護することができる。
請求項6乃至8の発明においては、タンク容量とマス配置の改良、燃料タンク(31)の保護等の効果が得られる。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車1の側面図である。 燃料タンク組立体30の左側面図である。。 燃料タンク組立体30の上面図である。。 燃料タンク組立体30の正面図である。。 燃料ポンプユニット35の左側面図である。 燃料ポンプユニット35の後面図である。 燃料ポンプユニット35の下面図である。 燃料タンク31の燃料ポンプユニット挿入孔44の付近を示す図である。(a)は燃料タンク左側面図、(b)は(a)のB矢視図である。 後輪を支えるスイングアーム14の上面図である。 スイングアーム14の左側面図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車1の側面図である。図において、自動二輪車1の車体フレーム2はヘッドパイプ3と、ヘッドパイプ3から斜め後方に延出し、水平方向後方に伸びる左右一対のメインフレーム4と、メインフレーム4の後端に連なり下方に延出する左右一対のセンターフレーム5と、ヘッドパイプ3から下方に延び且つ水平方向後方に伸び、前記センターフレーム5の下端に繋がる左右一対のダウンフレーム6と、センターフレーム5の上部に接続され、後上方に伸びる左右一対のシートレール7と、センターフレーム5の中央部(エンジン16の後方位置)に接続され、シートレール7の後部に掛け渡された左右一対のサイドフレーム8とを備えている。前輪10を支持するフロントフォーク11が、ヘッドパイプ3に操向可能に支持され、フロントフォーク11の上部にはステアリングハンドル12が連結されている。また、後輪13を支持するスイングアーム14が、センターフレーム5に、ピボットボルト15を介して上下揺動可能に支持されている。
エンジン16は、メインフレーム4、センターフレーム5及びダウンフレーム6に支持されている。エンジン16の動力は、後輪駆動用スプロケット17と後輪駆動用チェーン18を介して後輪13に伝達される。エンジン16の上方にはヘルメットボックス19が形成され、ヘルメット20が収納されている。ヘッドパイプ3とヘルメットボックス19との間に、エアクリーナ21とバッテリ22が配置されている。エンジン16の吸気ポート23に連なるスロットルボディ24は前記エアクリーナ21に接続されている。エンジン16の前方には、ラジエータ25が配置され、冷却水を冷却する。エンジン16の前面から延出する排気管26は、エンジン16の下方を通って車体後部のマフラー27に通じている。
センターフレーム5の上部とシートレール7には、燃料タンク31が搭載されている。燃料タンク31の上部を覆って運転者用と同乗者用のタンデム型シート28が取付けられている。メインフレーム4とシートレール7との間に、左右の車体フレーム2を繋ぐ車体フレームクロスメンバー29が設けてある。
図2は、上記自動二輪車1に搭載される燃料タンク組立体30の左側面図、図3は、同燃料タンク組立体30の上面図、図4は、同燃料タンク組立体30の正面図である。燃料タンク組立体30は、自動二輪車1に前後方向に傾斜して搭載される長い扁平形状の燃料タンク31と、同燃料タンク31の底板側から内部に取付けられた燃料ポンプユニット35とから成っている。
上記燃料タンク31は、タンク上部半体31aとタンク下部半体31bとからなり、各半体の周囲のフランジ部を対向させて上下合わせ面31cを構成してシーム溶接し、内部に空洞を備えた一体のタンクとして形成されている。燃料タンク31には前後左右計4箇所の燃料タンク取付け部32が設けられ、これらの燃料タンク取付け部32によって、燃料タンク31は、自動二輪車1のシート28の下方とシートレール7とに囲まれた空間において、略シートレール7に沿って配置され、センターフレーム5とシートレール7とに取付けられる。燃料タンク31の後部上面に給油口33と、ブリーザ34とが設けてある。燃料タンク31の内部に燃料ポンプユニット35が配置されている。
図5は燃料ポンプユニット35の左側面図、図6は同燃料ポンプユニット35の後面図、図7は同燃料ポンプユニット35の下面図である。燃料ポンプユニット35は、燃料ポンプ36が収容されている本体部37と、燃料レベルゲージ38と、同燃料レベルゲージ38を支えるために本体部37から延出する支持部39と、からなっている。燃料レベルゲージ38は回動軸40に細長いフロートアーム41を介して取付けられたフロート42を備えている。図には、フロート42の最低位置(実線)と最高位置(二点鎖線)とが示してある。燃料レベルに応じてフロート42が移動し、回動軸40が回動し、その回動が電気的に読み取られ変換されて、乗員に燃料レベルが表示される。
前記燃料ポンプユニット35の本体部37の下部には取付けフランジ43が設けてある。燃料タンク31への燃料ポンプユニット35の取付けは、後述の燃料タンク31の底面の燃料ポンプユニット挿入孔44(図8)から、フロート42、フロートアーム41、燃料レベルゲージ38、支持部39、本体部37、の順に、前記取付けフランジ43の上面まで挿入され、取付けフランジ43をボルト・ナットを介して燃料タンク31の下部に固定することによって、燃料ポンプユニット35が燃料タンク31に固定される。燃料ポンプユニット35の取付けに際して、燃料タンク31の底面の燃料ポンプユニット挿入孔44から、燃料ポンプユニット35を容易に挿入できるように、上記支持部39の下縁には、切欠き凹部39aが形成されている。
図8(a)は、燃料タンク31の左側面図、図8(b)は図8(a)のB矢視図であり、燃料タンク31の下面の上記燃料ポンプユニット挿入孔44の付近の正面図である。燃料タンク31の下面には燃料ポンプユニット挿入孔44が設けてあり、その周囲は平面部45となっている。複数のボルト46を保持したリング状部材47が、スポット溶接47aまたはレーザービーム溶接によって、上記燃料ポンプユニット挿入孔44の周囲部に溶接されている。前記取付けフランジ43(図7)には上記複数のボルト46に対応する複数のボルト挿通孔48が設けてあり、上記ボルト挿通孔48に上記ボルト46を挿通してナットで締め付けることによって、燃料ポンプユニット35が燃料タンク31の底部に固定される。
図5〜図7に示される燃料ポンプユニット35の下部の、取付けフランジ43の下側には、燃料ポンプ36から燃料を吐出する吐出管49が設けてあり、更に、燃料ポンプ36を駆動する電気配線や燃料レベルゲージ38に連なる信号用配線等の電線の束50が設けてある。上記吐出管49は図1にも示されている。図1において、吐出管49には燃料供給ホース58が接続され、燃料ポンプ36の駆動によって、吸気ポート23に連なる燃料噴射弁59へ燃料タンク31内の燃料を供給している。
図1において、燃料ポンプユニット35の前記燃料タンク31への取付けフランジ43は、車両側面視で前記シートレール7より下方で、自動二輪車1の後輪13の前端より前方に位置するように配置されている。したがって、後輪13の真上に燃料ポンプユニット35を設ける場合と比べて、燃料タンク31の低重心化を図りつつ、燃料ポンプユニット35と後輪13との間のスペースを大きくとることができ、燃料ポンプユニット35に対する、後輪13や、後輪13から巻き上げられる小石等との干渉を防止することができる。
図1において、上記燃料ポンプユニット35の取付けフランジ43はサイドフレーム8より上方に配置されているので、取付けフランジ43をサイドフレーム8の下方へ設ける場合に比して、燃料ポンプユニット35と後輪13との間のスペースをより大きく確保することができ、燃料ポンプユニット35に対する、後輪13や、後輪13から巻き上げられる小石等との干渉を防止することができる。
図1において、燃料ポンプユニット35の取付けフランジ43、及び吐出管49は、シートレール7とサイドフレーム8とで形成される空間内に位置するので、側方から目視確認でき、且つ手作業により容易にメンテナンスが可能である。
図1において、メインフレーム4とシートレール7との間に、左右の車体フレーム2を繋ぐ車体フレームクロスメンバー29が設けてあり、同車体フレームクロスメンバー29の後方且つ近傍に、前記燃料ポンプユニット35の取付けフランジ43が位置しているので、燃料ポンプユニット35の剛性を確保することができる。
図9は後輪を支えるスイングアーム14の上面図、図10は同スイングアーム14の左側面図である。左右のフォーク部51は、スイングアーム14の前部のピボットボルト挿通パイプ52と、そのやや後方のスイングアームクロスメンバー53とによって一体化されている。左フォーク部51の上面には、チェーンカバー取付け部54が設けてあり、チェーンカバー55(図1)が取付けられる。フォーク部51の後部には、後車軸支持孔56が設けてあり、後車軸57(図1)が支持される。上記スイングアームクロスメンバー53は、上下方向視で燃料ポンプユニット35と一部が重なるように形成されているので、下方から飛来する小石等から前記燃料ポンプユニット35を保護することができる。
以上詳述したように、上記実施形態においては次のような効果がもたらされる。
(1)燃料ポンプユニット35の燃料タンク31への取付けフランジ43は、車両側面視で前記シートレール7より下方で、自動二輪車1の後輪13の前端より前方に位置するように配置されているので、燃料タンク31の低重心化を図りつつ、燃料ポンプユニット35と後輪13との間のスペースを大きくとることができ、燃料ポンプユニット35に対する、後輪13や、後輪13から巻き上げられる小石等との干渉を防止することができる。
(2)上記燃料ポンプユニット35の取付けフランジ43はサイドフレーム8より上方に配置されているので、燃料ポンプユニット35と後輪13との間のスペースをより大きく確保することがができ、燃料ポンプユニット35に対する、後輪13や、後輪13から巻き上げられる小石等との干渉を防止することができる。
(3)燃料ポンプユニット35の取付けフランジ43及び吐出管49は、シートレール7とサイドフレーム8とで形成される空間内に位置するので、側方から目視確認でき、手作業により容易にメンテナンスが可能である。
(4)メインフレーム4とシートレール7との間に設けられた車体フレームクロスメンバー29の後方且つ近傍に、前記燃料ポンプユニット35の取付けフランジ43が位置しているので、燃料ポンプユニット35の剛性を確保することができる。
(5)後輪を支えるスイングアーム14に設けられたスイングアームクロスメンバー53によって、下方から飛来する小石等から前記燃料ポンプユニット35を保護することができる。
1…自動二輪車、2…車体フレーム、4…メインフレーム、7…シートレール、8…サイドフレーム、13…後輪、14…スイングアーム、16…エンジン、28…シート、29…車体フレームクロスメンバー、30…燃料タンク組立体、31…燃料タンク、35…燃料ポンプユニット、36…燃料ポンプ、43…取付けフランジ、49…吐出管、53…スイングアームクロスメンバー

Claims (8)

  1. ート(28)の下方と、同シート(28)を支持するシートレール(7)とに囲まれた空間において、同シートレール(7)に略沿って配置される燃料タンク(31)と、
    同燃料タンク(31)の下部に収容され且つ同燃料タンク(31)の底部前側に取付けられる燃料ポンプユニット(35)とを備え、
    前記燃料タンク(31)は、その後部が高くなるように自動二輪車(1)の前後方向に傾斜して配置されて、後部が高くなるように傾斜する底部を有し、前記燃料ポンプユニット(35)は、同燃料ポンプユニット(35)を前記燃料タンク(31)底部前側に取付ける取付けフランジ(43)を有し、同取付けフランジ(43)は、その後部が高くなるように自動二輪車(1)の前後方向に傾斜するとともに、自動二輪車(1)の側面視で前記シートレール(7)より下方で、自動二輪車(1)の後輪(13)の前端より前方に位置するように配置されることを特徴とする自動二輪車
  2. 車体フレーム(2)の一部を成し、前記シートレール(7)の下方において、エンジン(16)の後方から車両(1)の後方且つ上方へ向けて延出するサイドフレーム(8)を備え、
    前記燃料ポンプユニット(35)の取付けフランジ(43)は前記サイドフレーム(8)より上方に配置されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車
  3. 前記自動二輪車(1)の側面視において、前記シートレール(7)と前記サイドフレーム(8)とで形成される空間内に、前記燃料ポンプユニット(35)の取付けフランジ(43)及び燃料吐出部(49)が位置することを特徴とする請求項に記載の自動二輪車
  4. メインフレーム(4)と前記シートレール(7)との間に、左右の車体フレーム(2)を繋ぐ車体フレームクロスメンバー(29)が設けられ、同車体フレームクロスメンバー(29)の後方且つ近傍に、前記燃料ポンプユニット(35)の取付けフランジ(43)が位置することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の自動二輪車
  5. 後輪(13)を支持するスイングアーム(14)に設けられたスイングアームクロスメンバー(53)が、上下方向視で前記燃料ポンプユニット(35)と一部が重なるように形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の自動二輪車
  6. ヘッドパイプ(3)と、同ヘッドパイプ(3)から後方に延出するメインフレーム(4)と、同メインフレーム(4)の後端に連なり下方に延出する左右一対のセンターフレーム(5)とを有し、前記シートレール(7)は前記センターフレーム(5)の上部に接続され、前記燃料タンク(31)は、その前部を前記センターフレーム(5)に固定されるとともに、その後部を前記シートレール(7)に固定されることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の自動二輪車。
  7. 前記シート(28)は、運転者用と同乗者用のタンデム型シートであり、同タンデム型シートは、前記燃料タンク(31)よりも前後方向に長く、前記タンデム型シートは前記燃料タンク(31)を上方から覆うことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の自動二輪車。
  8. 前記取付けフランジ(43)は、自動二輪車(1)の側面視で前記後輪(13)の上端よりも下方に位置するように配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の自動二輪車。
JP2010171367A 2010-07-30 2010-07-30 自動二輪車 Expired - Fee Related JP5530293B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010171367A JP5530293B2 (ja) 2010-07-30 2010-07-30 自動二輪車
ITTO20110680 ITTO20110680A1 (it) 2010-07-30 2011-07-27 Gruppo di serbatoio carburante.
US13/191,633 US9126648B2 (en) 2010-07-30 2011-07-27 Fuel tank assembly for motorcycle, and motorcycle incorporating same
DE102011080044.1A DE102011080044B4 (de) 2010-07-30 2011-07-28 Kraftstofftankanordnung und Anordnungsstruktur
BRPI1103548-0A BRPI1103548B1 (pt) 2010-07-30 2011-07-28 montagem de tanque combustível

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010171367A JP5530293B2 (ja) 2010-07-30 2010-07-30 自動二輪車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012030677A JP2012030677A (ja) 2012-02-16
JP5530293B2 true JP5530293B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=44899171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010171367A Expired - Fee Related JP5530293B2 (ja) 2010-07-30 2010-07-30 自動二輪車

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9126648B2 (ja)
JP (1) JP5530293B2 (ja)
BR (1) BRPI1103548B1 (ja)
DE (1) DE102011080044B4 (ja)
IT (1) ITTO20110680A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105564553A (zh) * 2014-10-08 2016-05-11 光阳工业股份有限公司 速克达型摩托车的燃油箱配置
JP6170517B2 (ja) * 2015-03-26 2017-07-26 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の燃料タンク
US10160509B2 (en) * 2015-03-31 2018-12-25 Honda Motor Co., Ltd. Motorcycle
JP2017210032A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 ヤマハ発動機株式会社 四輪車両
JP6649203B2 (ja) * 2016-08-09 2020-02-19 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両の燃料タンク
DE102019112741B3 (de) * 2019-05-15 2020-05-20 Ktm Ag Kraftstofftankanordnung mit mindestens zwei getrennten Tankkörpern
DE102020111517A1 (de) * 2020-04-28 2021-10-28 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Radträgeranordnung einer Vorderachse bzw. Hinterachse eines Kraftfahrzeuges
WO2022209142A1 (ja) * 2021-03-30 2022-10-06 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
US12103379B2 (en) * 2021-09-02 2024-10-01 Richard Mellick Zock Modified gas tank with built-in fuel pump with internal regulator adapted for utility, off-road, and all-terrain vehicles and a method of installing the same

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1448663A (en) 1972-06-15 1976-09-08 Bothwell P W Motor cycles
US4396084A (en) * 1980-04-22 1983-08-02 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Subsidiary fuel tank apparatus in motorized two-wheeled vehicle
US4653762A (en) * 1984-12-27 1987-03-31 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel tank and fuel feed system for a motorcycle
JPS61268580A (ja) * 1985-05-22 1986-11-28 本田技研工業株式会社 自動二輪車
JPS6229481A (ja) * 1985-07-30 1987-02-07 本田技研工業株式会社 自動二輪車のブレ−キ冷却構造
JPH06309Y2 (ja) * 1985-09-20 1994-01-05 本田技研工業株式会社 自動二輪車のスイングア−ム支持構造
JPH01156118A (ja) * 1987-12-11 1989-06-19 Suzuki Motor Co Ltd 懸架装置
US5145023A (en) 1988-06-10 1992-09-08 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Motorcycle fuel tank providing multiple enhancements
JP2829327B2 (ja) * 1989-09-11 1998-11-25 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車
JP3064316B2 (ja) * 1990-01-30 2000-07-12 スズキ株式会社 自動2輪車の燃料タンク装置
JP3109673B2 (ja) * 1990-06-05 2000-11-20 本田技研工業株式会社 自動二輪車のオイルタンク
JP3100969B2 (ja) * 1990-06-05 2000-10-23 本田技研工業株式会社 自動二輪車の燃料タンク
JP3158428B2 (ja) * 1990-11-22 2001-04-23 本田技研工業株式会社 自動二輪車のタンク支持構造
JP3159209B2 (ja) 1996-08-23 2001-04-23 ソニー株式会社 カラー受像管
JP3659453B2 (ja) * 1997-09-23 2005-06-15 本田技研工業株式会社 自動2輪車用燃料供給装置
JP4108192B2 (ja) * 1998-08-26 2008-06-25 本田技研工業株式会社 自動二輪車用燃料タンク
JP3945917B2 (ja) * 1998-09-11 2007-07-18 本田技研工業株式会社 自動二輪車のリヤフォーク取付構造
JP4067661B2 (ja) * 1998-09-11 2008-03-26 本田技研工業株式会社 自動二輪車の車体フレーム構造
JP3772630B2 (ja) * 2000-03-02 2006-05-10 スズキ株式会社 自動二輪車の燃料タンク装置
JP4627370B2 (ja) * 2001-01-10 2011-02-09 本田技研工業株式会社 自動二輪車用車体フレーム構造
JP3517217B2 (ja) * 2001-01-31 2004-04-12 川崎重工業株式会社 騎乗型四輪不整地走行車のブリーザシステム
JP4627386B2 (ja) * 2001-07-03 2011-02-09 本田技研工業株式会社 自動二輪車のリヤサスペンション構造
US7422243B2 (en) * 2003-07-29 2008-09-09 Honda Motor Co., Ltd. Structure of fuel pump installation area for two-wheeled vehicle
ES2360635T3 (es) * 2004-01-27 2011-06-07 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Vehículo del tipo de montar a horcajadas.
JP4388856B2 (ja) * 2004-06-04 2009-12-24 本田技研工業株式会社 自動2輪車用燃料タンク
JP4580205B2 (ja) * 2004-09-30 2010-11-10 本田技研工業株式会社 自動二輪車
US7644795B2 (en) * 2005-06-17 2010-01-12 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Vehicle body structure of motorcycle
US7533904B2 (en) * 2005-07-05 2009-05-19 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Saddle-riding type vehicle with fuel pump
JP2007137406A (ja) * 2005-10-20 2007-06-07 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車の燃料供給装置及び自動二輪車
JP2007118628A (ja) * 2005-10-24 2007-05-17 Yamaha Motor Co Ltd 鞍乗型車両
JP2007118627A (ja) 2005-10-24 2007-05-17 Yamaha Motor Co Ltd 燃料タンクアセンブリ及び当該燃料タンクアセンブリを備えた鞍乗型車両
JP2007131031A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Yamaha Motor Co Ltd 鞍乗型車両
JP4855086B2 (ja) * 2006-01-31 2012-01-18 本田技研工業株式会社 スイングアームの支持部構造
JP5030485B2 (ja) * 2006-06-26 2012-09-19 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型車両
JP5478182B2 (ja) * 2009-09-30 2014-04-23 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両のシートカウル構造
JP3159209U (ja) * 2010-02-19 2010-05-13 ヤマハ発動機株式会社 燃料タンク及び該燃料タンクを備えた自動二輪車
EP2599700B1 (en) * 2010-07-30 2015-04-08 Honda Motor Co., Ltd. Saddle-riding type vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
DE102011080044A1 (de) 2012-02-02
JP2012030677A (ja) 2012-02-16
US20120025510A1 (en) 2012-02-02
US9126648B2 (en) 2015-09-08
DE102011080044B4 (de) 2017-05-24
ITTO20110680A1 (it) 2012-01-31
BRPI1103548A2 (pt) 2013-03-19
BRPI1103548B1 (pt) 2020-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5530293B2 (ja) 自動二輪車
JP5852072B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP2010030584A (ja) 自動二輪車
JP2007137408A (ja) 鞍乗り型車両
JP5793932B2 (ja) 鞍乗型車両
CN104442638B (zh) 蓄电装置的配置结构
TWI486278B (zh) 跨坐型電動車輛之車體構造
JP5120559B2 (ja) 自動二輪車
JP5847775B2 (ja) 鞍乗り型車両の燃料タンク取付構造
JP5222219B2 (ja) 鞍乗型車両
CN100455457C (zh) 越野车辆
JP7480668B2 (ja) 鞍乗型車両の車体構造
JP2008254461A (ja) 鞍乗り型4輪車
JP2009132349A (ja) 自動二輪車
CN101990378B (zh) 电子产品安装装置
JP6034430B2 (ja) 鞍乗型車両のラジエータ配置構造
JP5371536B2 (ja) 鞍乗型車両
JP4531652B2 (ja) 低床式車両
JP5393352B2 (ja) 電動二輪車
JP5150441B2 (ja) 自動二輪車
JP4153803B2 (ja) 自動二輪車の燃料タンク配置
JP6270893B2 (ja) 自動二輪車
WO2019117239A1 (ja) 鞍乗り型車両
JP6209792B2 (ja) 鞍乗り型車両のリザーバタンク取付部構造
JP5305156B2 (ja) 自動2輪車のガス燃料タンクの配置構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140303

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5530293

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees