JP2007118627A - 燃料タンクアセンブリ及び当該燃料タンクアセンブリを備えた鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】鞍乗型車両の乗り心地を損なうことなく、その後輪とシートとの間に配置できる燃料タンクアセンブリ、及び当該燃料タンクアセンブリを備えた鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】少なくとも一部が後輪の上方に配置され、ライダーが着座するシートと、燃料を収容する燃料タンクであって、前記後輪の上方且つ前記シートの下方において車両の前後方向に傾斜した部分を含む底部を有する燃料タンクと、前記燃料タンク内の燃料をエンジンに供給するための燃料ポンプユニットであって、前記燃料タンク内で、前記底部の前記傾斜した部分上に、前記傾斜した部分の傾斜に沿って延びるように配置される胴部を有する燃料ポンプユニットと、を備えた鞍乗型車両とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、内部に燃料ポンプが収納された燃料タンクを備える鞍乗型車両に関し、特に後輪とシートとの間に配置される燃料タンクの形状及び燃料ポンプの配置に関する。
従来、例えば、特許文献1に記載のように、後輪の上方にシートの一部が配置されるとともに、車両の上下方向に直立する燃料ポンプが内部に収納された燃料タンクが、後輪とシートとの間に配置された自動二輪車があった。
特開2004−182018号公報
しかしながら、上記従来技術においては、燃料タンク内に燃料ポンプが車両上下方向に直立して収納されているため、当該燃料タンクの車両上下方向の長さを抑えるには限界があった。このため、上記従来技術において、例えば、後輪の接地面からシート上面までの高さを仕様上決定される閾値以下に抑える場合には、シートの厚み又は後輪のサスペンションストローク量を低減する必要があった。したがって、この場合、自動二輪車の乗り心地が損なわれることとなっていた。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、燃料タンク及び燃料ポンプユニットを含み、鞍乗型車両の乗り心地を損なうことなく、その後輪とシートとの間に配置できる燃料タンクアセンブリ、及び当該燃料タンクアセンブリを備えた鞍乗型車両を提供することをその目的の一つとする。
上記課題を解決するために、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両は、少なくとも一部が後輪の上方に配置され、ライダーが着座するシートと、燃料を収容する燃料タンクであって、前記後輪の上方且つ前記シートの下方において車両の前後方向に傾斜した部分を含む底部を有する燃料タンクと、前記燃料タンク内の燃料をエンジンに供給するための燃料ポンプユニットであって、前記燃料タンク内で、前記底部の前記傾斜した部分上に、前記傾斜した部分の傾斜に沿って延びるように配置される胴部を有する燃料ポンプユニットと、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、鞍乗型車両の乗り心地を損なうことなく、その後輪とシートとの間の限られた空間内に配置できる燃料タンクアセンブリを備えた鞍乗型車両を提供することができる。すなわち、本発明によれば、例えば、燃料タンクの車両上下方向の長さを低減できるため、鞍乗型車両の後輪の接地面からシート上面までの高さを所定の閾値以下に抑えつつ、当該シートの厚み及び当該後輪のサスペンションストローク量を十分に確保できる。なお、本発明に係る鞍乗型車両は、例えば、自動二輪車(電動機付き自転車を含む)、四輪バギー、スノーモービル等を含む。
本発明の一態様では、前記底部の前記傾斜した部分は、前記後輪のうち、その回転軸より前方の部分の上方に配置され、前方に向けて斜め下方に傾斜していることとしてもよい。本発明によれば、例えば、車両の前後方向において、燃料タンク内の燃料の重心位置を、車体の重心位置に近づけることができるため、鞍乗型車両の走行時の乗心地を向上させることができる。
また、本発明の一態様では、前記燃料ポンプユニットは、前記燃料タンク上に配置され、前記燃料タンク内の燃料を前記燃料タンク外に吐出する吐出部であって、前記胴部の上端の車両上方に位置するとともに、前記胴部の上端に連結される吐出部を有することとしてもよい。本発明によれば、例えば、シートのうち、運転手が着座する部分より後方に吐出部を配置できるため、当該運転手が着座する部分の厚みを十分に確保できる。
また、本発明の一態様では、前記シートは、車両の前後方向に互いに離間して配置されて当該シートへの荷重を受け止める第一荷重受部及び第二荷重受部の上に架設され、前記吐出部は、前記第一荷重受部と前記第二荷重受部との間に位置するよう配置されることとしてもよい。本発明によれば、例えば、荷重によるシートの撓みから吐出部を効果的に保護しつつ、シートの厚みを十分に確保できる。
また、本発明の一態様では、前記シートは、第一のライダーが着座する第一着座部と、前記第一ライダーの車両後方側で第二のライダーが着座する第二着座部と、を有し、前記吐出部は、前記第一着座部と前記第二着座部との間に位置するよう配置されることとしてもよい。本発明によれば、例えば、吐出部は、第一着座部又は第二着座部のいずれの下方にも配置されないため、シートのうち、当該第一着座部及び第二着座部の厚みを十分に確保できる。
また、本発明の一態様では、前記シートは、前記第一着座部の下方に配置されて前記第一着座部への荷重を受け止める第一荷重受部と、前記第二着座部の下方に配置されて前記第二着座部への荷重を受け止める第二荷重受部と、の上に架設され、前記吐出部は、前記第一荷重受部と前記第二荷重受部との間に位置するよう配置されることとしてもよい。本発明によれば、例えば、荷重による第一着座部の撓み及び第二着座部の撓みから吐出部を効果的に保護しつつ、シートのうち、当該第一着座部及び第二着座部の厚みを十分に確保できる。
また、本発明の一態様では、前記底部の前記傾斜した部分のうち少なくとも一部は、前記後輪を車幅方向に跨ぐ鞍形状であることとしてもよい。本発明によれば、例えば、燃料タンクをより後輪に近い位置に配置することができるため、シートの厚み及び当該後輪のサスペンションストローク量を十分に確保できる。
また、本発明の一態様では、前記底部は、前記傾斜した部分の下端から屈曲して延設されるとともに、前記底部のうち最も下方に位置する延長部分をさらに含み、前記燃料ポンプユニットは、前記胴部に連結され、前記燃料を吸い込む吸入部であって、その少なくとも一部が前記延長部分上に配置される吸入部を有することとしてもよい。本発明によれば、例えば、燃料タンクの容量を十分に確保することもできる。
また、本発明の一実施形態に係る燃料タンクアセンブリは、少なくとも一部が後輪の上方に配置されるシートを含む鞍乗型車両に備えられる、燃料を収容する燃料タンクであって、前記後輪の上方且つ前記シートの下方に配置され、車両の前後方向に傾斜した部分を含む底部を有する燃料タンクと、前記燃料タンク内の燃料をエンジンに供給するための燃料ポンプユニットであって、前記燃料タンク内で、前記底部の前記傾斜した部分上に、前記傾斜した部分の傾斜に沿って延びるように配置される胴部を有する燃料ポンプユニットと、を有することを特徴とする。本発明によれば、鞍乗型車両の乗り心地を損なうことなく、その後輪とシートとの間の限られた空間内に配置できる燃料タンクアセンブリを提供することができる。
以下に、本発明に係る燃料タンクアセンブリ及び当該燃料タンクアセンブリを備えた鞍乗型車両の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態においては、本発明に係る鞍乗型車両が自動二輪車として実現される場合の一例を説明する。
図1は、本実施形態に係る自動二輪車1(以下、「自動二輪車1」という)の左側面図である。なお、本実施形態においては、自動二輪車1の進行方向(図中に示す矢印Fが指す方向)を車両の「前方」といい、車両の左右方向を「車幅方向」という。また、車両上下方向の長さを「高さ」という。
自動二輪車1は、車体の骨格をなす車体フレーム10と、ハンドル101により操向可能な前輪2と、リヤアーム5によって上下に揺動可能に支持される後輪3と、ライダーが着座するシート20と、燃料噴射式のエンジン30と、燃料を収容する燃料タンク40と、を備えている。
車体フレーム10の前端部分は、下方に向けて斜め前方に傾斜しつつ延びるヘッドパイプ11である。このヘッドパイプ11には、上端にハンドル101が連結されたステアリング軸102が回動可能に挿通される。前輪2は、ステアリング軸102の下方に延びる左右一対のフロントフォーク103の下端に回転可能に軸支されている。前輪2の上方には、当該前輪2の上面を覆うフロントフェンダ104が配置されている。
また、車体フレーム10は、前端がヘッドパイプ11に連結されてエンジン30のシリンダ部31の上方まで延びる1本の第一メインフレーム121と、当該第一メインフレーム121の後端から後方に向けて斜め下方に傾斜しつつ前輪2と後輪3との間に延びる左右一対の第二メインフレーム122と、からなるメインフレーム12を有している。
また、車体フレーム10は、上端が左右一対の第二メインフレーム122の各々の後端部分に連結されて、当該第二メインフレーム122の各々の後端部分から下方に延びる左右一対のリヤアームブラケット15を有している。前後方向に延びて後端部分で後輪3を回転可能に軸支する左右一対のリヤアーム5は、その各々の前端部分が、ピボット軸6によって、それぞれ左右一対のリヤアームブラケット15の各々の車幅方向外側に回動可能に枢支されている。この結果、左右一対のリヤアーム5は、その後端部分で後輪3を上下に揺動可能に支持する。後輪3の上方には、当該後輪3の形状に沿って車幅方向及び前後方向に湾曲したリヤフェンダ4が配置されている。
また、車体フレーム10は、ピボット軸6及びリヤアーム5より上方側で、前端が第二メインフレーム122の後端部分に連結され、後方に向けて斜め上方に傾斜しつつ延びる左右一対のバックステー13と、当該バックステー13より上方で、前端が当該第二メインフレーム122の一部に連結され、後方に向けて斜め上方に傾斜しつつ延びて、シート20を支持する左右一対のシートレール14と、からなるリヤフレームを有している。バックステー13及びシートレール14は、シート20と後輪3との間に延びている。
シート20は、二人のライダーが互いに前後して着座可能なタンデムシートである。このシート20は、その前後方向における中央部分が燃料タンク40の上方に配置され、その後方部分は、後輪3の上方に配置されている。
燃料タンク40は、シート20の下方に配置されている。この燃料タンク40の後方部分は、後輪3のうち、当該後輪3の回転軸3aより前方の部分の上方に配置されている。また、燃料タンク40内には、当該燃料タンク40内の燃料をエンジン30に供給するための燃料ポンプユニット50の一部が配置されている。すなわち、自動二輪車1は、燃料タンク40と燃料ポンプユニット50とを有する燃料タンクアセンブリ200をシート20の下方に備えている。
また、燃料ポンプユニット50は、燃料タンク40内の燃料を当該燃料タンク40外に吐出する吐出部52を有している。この吐出部52は、燃料タンク40上に配置されている。吐出部52から吐出された燃料は、燃料ホース201を介して、エンジン30に供給される。
エンジン30は、前輪2と後輪3との間において、ピボット軸6より前方、且つ第二メインフレーム122の下方に配置されている。このエンジン30は、単気筒4サイクルエンジンであって、ピストンを収容するシリンダ部31と、クランクシャフトを収容するクランク部(不図示)と、クラッチ機構を収納するクラッチ部(不図示)と、を有している。クランク部の車幅方向左側及びクラッチ部の車幅方向右側は、それぞれクランクケース35及びクラッチカバー(不図示)によって覆われている。なお、左右一対のリヤアーム5の各々の前端部分は、それぞれクランクケース35と後輪3との間及びクラッチカバー(不図示)と後輪3との間で、左右一対のリヤアームブラケット15の各々に枢支されている。
シリンダ部31は、クランク部から上方に向けて斜め前方に傾斜しつつ延びている。このシリンダ部31には、燃料ポンプユニット50から燃料ホース201を介して送られてきた燃料を当該シリンダ部31内に噴射するインジェクタ32と、エアクリーナ(不図示)から吸入され、当該燃料と混合される空気を供給するスロットルボディ33と、が連結されている。さらに、このシリンダ部31には、車体の右方側面に配置されて後方に延びるマフラー34が、排気管を介して連結されている。
インジェクタ32は電子制御されており、スロットルボディ33のスロットル開度等に応じて、燃料をシリンダ部31内に噴射する。エンジン30は、インジェクタ32から供給された燃料を燃焼させることにより、駆動力を発生させる。この駆動力は、車体の左側面に配置されたチェーン105を介して後輪3に伝達される。この結果、後輪3が回転して、自動二輪車1が走行する。
また、自動二輪車1は、車体のうち、クランクケース35を除く左側面や、シート20と後輪3との間の部分等を覆う車両カバー100を備えている。車体フレーム10の大部分、エンジン30のシリンダ部31、インジェクタ32、スロットルボディ33、燃料ホース201、燃料タンクアセンブリ200等は、この車両カバー100内に配置されている。
また、自動二輪車1は、左右一対のバックステー13の各々に固定された左右一対のリヤフートレストブラケット106を備えている。すなわち、クランクケース35より後方側且つリヤアーム5の上方で、左右一対のバックステー13の各々には左右一対のブラケット部材(不図示)が固定されており、左右一対のリヤフートレストブラケット106の各々の上端部分は、当該左右一対のブラケット部材の各々に固定されている。この左右一対のリヤフートレストブラケット106は、上端から下方に向けて斜め後方に傾斜しつつ延びて、各々の下端は左右一対のリヤアーム5の各々の車幅方向外側に配置されている。
また、自動二輪車1は、車体を傾斜させて支持可能なスタンド(不図示)を車体の左側面に備えている。また、自動二輪車1は、電力供給用の発電機や電気配線等を含む電気系統を主に車体の右方側に備えるとともに、燃料ポンプユニット50や燃料ホース201等を含む燃料供給系統を主に車体の左方側に備えている。
図2は、車両カバー100を取り外した自動二輪車1の車体後方部分の左側面図である。図3は、シート20を取り外した自動二輪車1の車体後方部分の平面図である。
自動二輪車1は、そのシート20の下方に、バッテリ87を収納するバッテリケース80と、燃料タンク40及び燃料ポンプユニット50を有する燃料タンクアセンブリ200と、当該燃料タンクアセンブリ200の上方の一部を覆うタンクカバー60と、当該燃料タンク40上に配置された当該燃料ポンプユニット50の吐出部52を保護するポンプカバー部76を有する保護部材70と、を備えている。
シート20の前方略半分は、第一のライダーが着座する第一着座部21であり、当該シート20の後方略半分は、第一着座部21に着座した第一のライダーの車両後方側で第二のライダーが着座する第二着座部22である。第一着座部21の上面21aは、前後方向に略水平であり、第二着座部22の上面22aは、当該第一着座部21の上面21aより上方で、後方に向けて略一定の勾配で斜め上方に傾斜している。第一着座部21は、後輪3より前方に配置され、第二着座部22は、後輪3及びリヤフェンダ4の上方に配置されている。
このシート20のうち、第一着座部21と第二着座部22とを繋ぐ中間部23は、その上面23aが、第二着座部22の上面22aより大きな略一定の勾配で、後方に向けて斜め上方に傾斜し、第一着座部21の上面21aの後端から当該第二着座部22の上面22aの前端に連なっている。この中間部23は、後輪3及びリヤフェンダ4の上方に配置されている。
また、シート20は、第一着座部21の後方部分の下方に配置される前荷重受部90と、第二着座部22の前方部分の下方に配置される後荷重受部91と、の上に架設されている。前荷重受部90は、車幅方向の左側及び右側に互いに離間しつつ並んで配置される左右一対の左前荷重受部90a及び右前荷重受部90bを有している。この左前荷重受部90a及び右前荷重受部90bは、前後方向において同一の位置に配置されている。一方、後荷重受部91は、左前荷重受部90a及び右前荷重受部90bより後方において、車幅方向中央付近に1つ配置されている。
これら左前荷重受部90a、右前荷重受部90b及び後荷重受部91は、シート20への衝撃を吸収するゴム製のダンパ部である。左前荷重受部90a及び右前荷重受部90bは、燃料タンク40側から上方に凸設され、後荷重受部91はシート20側から下方に凸設されている。すなわち、左前荷重受部90a及び右前荷重受部90bは、燃料タンク40を覆うタンクカバー60と一体に成形されて、当該タンクカバー60上に凸設され、後荷重受部91は、シート20の下面に凸設されている。
そして、これら左前荷重受部90a、右前荷重受部90b及び後荷重受部91は、例えば、荷重によってシート20が下方に撓んだ場合には、当該撓んだシート20と燃料タンク40との間で圧接されて、その上下方向の長さを僅かに減じるよう弾性変形することにより、当該シート20への荷重を受け止める。すなわち、左前荷重受部90a及び右前荷重受部90bは、第一着座部21への荷重のうち、それぞれ車幅方向左方側部分への荷重及び車幅方向右方側部分への荷重を主に受け止め、後荷重受部91は、第二着座部22への荷重を主に受け止める。
具体的に、例えば、第一着座部21に自動二輪車1の運転者が着座するとともに、第二着座部22にその同乗者が着座した場合には、前荷重受部90及び後荷重受部91は、それぞれ当該運転者による荷重及び当該同乗者による荷重を主に受け止める。すなわち、この場合、前荷重受部90及び後荷重受部91は、それぞれ、運転者及び同乗者のうち、互いに異なるライダーによる荷重を受け止める。このように、シート20への荷重は、左前荷重受部90a、右前荷重受部90b及び後荷重受部91の3点で主に受け止められる。なお、中間部23の下方には、燃料タンク40との間に、前荷重受部90と後荷重受部91とに挟まれた空間が形成されており、後述のように、当該空間内に吐出部52が凸設されている。
また、前荷重受部90及び後荷重受部91は、いずれも燃料タンク40上に配置されている。すなわち、左前荷重受部90a及び右前荷重受部90bは、燃料タンク40のシート20に対向する表面のうち前方部分上に、また、後荷重受部91は、当該表面の後方部分上に、それぞれ配置されている。
また、自動二輪車1は、燃料タンク40より前方で、シート20の前端部分の下方に配置され、当該前端部分を下方から支持する前支持部92と、当該燃料タンク40より後方で、当該シート20の後端部分の下方に配置されて、当該後端部分を下方から支持する後支持部93と、を備えている。
前支持部92は、シート20の前端部分を回動可能に軸支するヒンジ部92aを有している。このヒンジ部92aは、車幅方向に延びるヒンジ軸92bを有している。そして、シート20は、その前端部分が前支持部92のヒンジ軸92bを中心に回動することにより、上下に開閉可能となっている。
後支持部93は、シート20の後端部分の下面から下方に凸設された4つの突出部93aを有している。この4つの突出部93aは、その2つずつがシート20の後端部分の車幅方向の左方端と右方端とに互いに前後して凸設され、その下端が保護部材70の一部に当接することにより、シート20の後端部分を支持する。
このように、シート20は、前支持部92、後支持部93、前荷重受部90、及び後荷重受部91の上に架設される。すなわち、前端を前支持部92によって支持され、後端を後支持部93によって支持されたシート20のうち、荷重によって下方に撓みやすい前後方向の中央部分を、前荷重受部90と後荷重受部91とが下方から支持している。この結果、シート20の第一着座部21は、前支持部92と前荷重受部90との上に架設されるとともに、当該シート20の第二着座部22は、後荷重受部91と後支持部93との上に架設される。なお、前荷重受部90と後荷重受部91との前後方向の距離は、前荷重受部90と前支持部92との距離及び後荷重受部91と後支持部93との距離のいずれよりも小さくなっている。
次に、燃料タンクアセンブリ200について詳しく説明する。図4は、車体に取り付けられた燃料タンクアセンブリ200の斜視図である。この図4では、説明の便宜上、シート20、バッテリケース80、タンクカバー60、保護部材70、車両カバー100等が取り除かれた状態を示している。図5は、図4に示す車体に、タンクカバー60をさらに配置した状態の斜視図である。図6は、燃料タンクアセンブリ200の左側面図である。図7及び図8は、それぞれ燃料タンク40の平面図及び左側面図である。図9及び図10は、それぞれ図8に示すA−A線及びB−B線によって切断した燃料タンク40の底部41の断面図である。図11及び図12は、それぞれ燃料ポンプユニット50の左側面図及び背面図である。
燃料タンクアセンブリ200の燃料タンク40は、その外壁の下方側の部分である底部41と、当該外壁の上方側の部分である上面部44と、を有している。また、この燃料タンク40は、その外側面を囲む板状のつば部48を有している。この燃料タンク40は、互いに別体に成形されたその上方部分40aと下方部分40bとを、当該上方部分40aのつば部48aと当該下方部分40bのつば部48bとを互いに固定することによって組み立てられる。なお、つば部48は、前後方向において、左シートレール14a及び右シートレール14bに沿って前方に向けて斜め下方に傾斜している。
燃料タンク40の底部41は、その後方部分であって、上面部44の後端から前方に向けて斜め下方に傾斜して延びる部分42(以下、「傾斜部分42」という)を含んでいる。この傾斜部分42は、後輪3及びリヤフェンダ4のうち、当該後輪3の回転軸3aより前方の部分の上方に配置される(図2参照)。
傾斜部分42は、その車幅方向及び前後方向において、その下方に配置される後輪3の上面3b及びリヤフェンダ4の上面4a(図2参照)を覆うように湾曲している。すなわち、この傾斜部分42は、その下方に配置される後輪3及びリヤフェンダ4を車幅方向に跨ぐように湾曲した鞍形状である。図9に示すように、この傾斜部分42の車幅方向中央部分42cは、当該傾斜部分42の下方に配置される後輪3の上面3b及びリヤフェンダ4の上面4a(図2参照)の車幅方向の湾曲形状に沿って、上に凸となるよう上方に盛り上がっている。さらに、傾斜部分42は、その車幅方向の左方端及び右方端に、下に凸となる凹形状の窪みとして形成された左凹部42a及び右凹部42bを有している。このため、傾斜部分42は、その車幅方向において、車幅方向中央部分42cがリヤフェンダ上面4aの上方を覆うとともに、左凹部42a及び右凹部42bが当該リヤフェンダ上面4aを車幅方向左方側及び右方側から挟みこむように、当該リヤフェンダ上面4aに沿って配置される。
また、図8に示すように、傾斜部分42の車幅方向中央部分42cは、その前後方向においても、当該傾斜部分42の下方に配置される後輪上面3b及びリヤフェンダ上面4aの前後方向の湾曲形状に沿って、当該後輪上面3b及びリヤフェンダ上面4aを覆うように湾曲している。このため、傾斜部分42は、その前後方向において、リヤフェンダ上面4aを覆うように、当該リヤフェンダ上面4aに沿って配置される。このように、傾斜部分42は、その車幅方向及び前後方向において、リヤフェンダ上面4aを覆うように湾曲しているため、当該リヤフェンダ上面4aに近接して配置できる(図2参照)。なお、傾斜部分42と当該傾斜部分42に対向するリヤフェンダ上面4aとの間には他の部材は配置されない。
また、燃料タンク40の底部41は、その後端が傾斜部分42の下端に連なり、当該傾斜部分42の下端から前方に向けて略水平に延び出す部分43(以下、「延長部分43」という)をさらに含んでいる。この延長部分43は、底部41のうち最も下方に位置するとともに、後輪3より前方であって、シート20の第一着座部21の後方部分の下方に配置される。
この延長部分43のうち、車幅方向右方側の部分は、左方側の部分から下方に窪み、当該延長部分43のうち最も下方に位置する溜め部43aとなっている。このため、例えば、燃料タンク40内に燃料を収容した場合には、この溜め部43aから、その上方の燃料液面までの高さは、底部41のその他の部分(延長部分43のうち当該溜め部43a以外の部分や傾斜部分42を含む。)からその上方の燃料液面までの高さよりも大きくなり、燃料タンク40内に最後に残った燃料は、当該溜め部43a上に溜まることとなる。
このように、燃料タンク40は、高さを稼いで燃料の容量を確保する延長部分43の上方部分と、高さを減じて後輪3の上方且つシート20の下方の限られた空間内に配置可能な傾斜部分42の上方部分と、を有している。
また、燃料タンク40は、上面部44のうち、前荷重受部90及び後荷重受部91が配置される部分であって、それぞれ周囲の表面からシート20に対向する側に盛り上がった前隆起部47a及び後隆起部47bを有している。すなわち、前隆起部47aは、上面部44の前方部分のうち、右前荷重受部90bが当接する部分から左前荷重受部90aが当接する部分までが車幅方向に連なって隆起した部分であり、後隆起部47bは、上面部44の後方部分のうち、後荷重受部91の下端が当接する車幅方向中央部分が隆起した部分である。
これら前隆起部47a及び後隆起部47bは、上方に盛り上がることによって、上面部44のうち、特に剛性の高い部分となっている。そして、前隆起部47aは、前荷重受部90を介して第一着座部21への荷重を受け、後隆起部47bは、後荷重受部91を介して第二着座部22への荷重を受ける。なお、前隆起部47a及び後隆起部47bの各々の上面は、それぞれ前荷重受部90及び後荷重受部91と互いに密着可能な略平坦面となっている。また、後隆起部47bの上面は、燃料タンク40の表面のうち、最も上方に位置している。
また、燃料タンク40は、その上面部44に、燃料ポンプユニット50の吐出口52が配置されるポンプ配置部45を有している。このポンプ配置部45のうち、傾斜部分42の左凹部42a(図9参照)の上方に位置する部分には、燃料ポンプユニット50の一部を燃料タンク40内に挿入するための円形の開口であるポンプ挿入口45aが形成されている。燃料ポンプユニット50の吐出部52は、このポンプ挿入口45aの範囲内に配置される。また、ポンプ挿入口45aの周囲には、燃料ポンプユニット50の一部を上面部44に固定する固定用のボルト部材320(図6参照)が配置される複数の固定用穴45bが形成されている。
また、燃料タンク40は、その上面部44に、当該燃料タンク40内に燃料を注入するための略円形の開口である燃料注入口46aが形成された燃料供給口部46を有している。この燃料供給口部46はさらに、燃料注入口46aに挿通されるとともに、上面部44に固定され、上下方向に延びる円筒状のチューブフィラー部46bを有している。このチューブフィラー部46bは、その上端が、周囲の上面部44から上方に突出するとともに、その下端は、燃料タンク40内に位置するよう上下方向に延びている。
この燃料供給口部46の上面は、燃料ポンプユニット50の吐出部52の上面より車両上方に位置している。すなわち、図6に示す燃料タンクアセンブリ200において、燃料供給口部46は、チューブフィラー部46bの上方を覆うよう上面部44上に凸設されるキャップ部46dを有している。そして、このキャップ部46dの上面は、吐出部52の突出部52a及びノズル部52bより上方に位置している。したがって、突出部52a及びノズル部52bは、剛性が比較的高い燃料供給口部46によって、シート20の撓み等から効果的に保護される。
また、この燃料供給口部46は、車幅方向において、左前荷重受部90aと右前荷重受部90bとの間に位置するよう配置されている。すなわち、図3に示すように、燃料供給口部46は、その燃料注入口46aの中心位置46cが、左前荷重受部90aの車幅方向左方端から後方に仮想的に引いた直線90dと、右前荷重受部90bの車幅方向右方端から後方に仮想的に引いた直線90eと、の間に位置するよう配置されている。
また、燃料供給口部46及びポンプ配置部45は、いずれも前隆起部47aより後方であって後隆起部47bより前方に配置されている。すなわち、燃料供給口部46及びポンプ配置部45は、図3に示すように、前荷重受部90の後端から車幅方向に仮想的に引いた直線90fより後方であって、後荷重受部91の前端から車幅方向に仮想的に引いた直線90gより前方に位置するよう配置される。また、燃料供給口部46及びポンプ配置部45は、車幅方向に並んで配置され、それぞれ右前荷重受部90bの後方及び左前荷重受部90aの後方に位置するよう配置されている。
また、燃料ポンプユニット50は、燃料タンク40内の燃料を当該燃料タンク40外に汲み出すための動力を発生させる胴部51と、当該胴部51による動力に基づいて当該燃料タンク40内の燃料を当該胴部51に吸い込む吸入部53と、当該胴部51に吸い込まれた燃料を当該燃料タンク40外に吐出する吐出部52と、当該燃料タンク40に固定される円板状のフランジ部54と、当該燃料タンク40内の燃料の量を検知する検知部55と、を有している。
胴部51は、吐出部52の下方から、前方に向けて斜め下方に傾斜しつつ延びる略円筒形状であって、その内部には、その長手方向に延びるモータ軸(不図示)と、吸入部53から燃料を吸い上げるために当該モータ軸を中心に回転可能な羽根車(不図示)と、当該羽根車を回転させる動力を発生させるモータ部(不図示)と、を有している。
この胴部51は、燃料タンクアセンブリ200において、その長手方向が燃料タンク40の傾斜部分42の傾斜方向と略一致するように延びて、当該傾斜部分42上に、当該傾斜部分42に近接して配置される。ここで、傾斜部分42の傾斜方向とは、例えば、前後方向における当該傾斜部分42の一部の湾曲形状に対する接線方向である。すなわち、例えば、胴部51は、そのモータ軸の長手方向が、前後方向における傾斜部分42の車幅方向中央部分42cの湾曲形状に対する接線方向と略一致するように、当該傾斜部分42上に配置される。このため、例えば、車体の上下方向の振動に伴って胴部51内のモータ軸の長手方向に負荷される衝撃は、当該胴部51が上下方向に直立して配置される場合に比べて軽減される。なお、燃料タンク40の傾斜部分42の傾斜方向の長さは、燃料ポンプユニット50の胴部51の長手方向の長さより大きくなっている。
また、燃料タンクアセンブリ200において、燃料ポンプユニット50の胴部51は、燃料タンク40の傾斜部分42のうち、最も下方に位置する部分の上方に配置される。すなわち、この胴部51は、傾斜部分42のうち、左凹部42a(図9参照)上に配置される。なお、この場合、胴部51は、その少なくとも一部が、傾斜部分42の車幅方向中央部分42cより下方に位置するよう配置されてもよい。
このように、燃料ポンプユニット50のうち、その長手方向長さが最も大きい胴部51を、燃料タンク40の傾斜部分42に沿うよう傾斜させて配置することにより、燃料タンクアセンブリ200のうち、当該傾斜部分42の上方部分の厚みを減じることができる。この結果、燃料タンクアセンブリ200の後方部分を、後輪3の上方であってシート20の下方に形成される限られた空間内に配置することが可能となる。
燃料ポンプユニット50の吸入部53は、燃料タンク40内の燃料を胴部51に吸い込む際に、当該燃料中の塵埃を排除して当該燃料をろ過するためのフィルター(不図示)を内部に有している。この吸入部53は、胴部51の下端に連結され、当該胴部51の下端から下方に延び出すとともに、車幅方向右方側にも延びて、その先端部分53aは斜め下方に屈曲している。
そして、この吸入部53は、燃料タンクアセンブリ200において、その先端部分53aが燃料タンク40の延長部分43のうち、溜め部43aの上方に位置するよう、当該延長部分43上に配置される。この吸入部53は、延長部分43から僅かな距離だけ離れて、当該延長部分43に近接して配置される。
燃料ポンプユニット50の吐出部52は、胴部51の上端の上方に配置される。すなわち、燃料ポンプユニット50のうち、胴部51の上端から吐出部52にかけては、当該胴部51の上端からシート20に向けて上方に延びている。この吐出部52は、フランジ部54上に凸設された突出部52aと、当該突出部52aから後方に向けて略水平に延びる円筒形状のノズル部52bと、を有している。ノズル部52bの先端には、燃料が吐出される開口である吐出口52cが形成されるとともに、燃料ホース201の一端が連結される(図2参照)。
吐出部52は、シート20に対向する燃料タンク40の上面部44のうち、ポンプ挿入口45aの範囲内に凸設される。この結果、吐出部52は、第一着座部21よりも後方に配置される。また、この吐出部52は、シート20のうち、第一着座部21と第二着座部22との間の部分である中間部23の下方に配置される。すなわち、図3に示すように、突出部52a及びノズル部52bは、前荷重受部90の後端から車幅方向に仮想的に引いた直線90fより後方であって、後荷重受部91の前端から車幅方向に仮想的に引いた直線90gより前方に位置するよう配置されている。
この結果、吐出部52は、後輪3及びリヤフェンダ4の上方において、シート20の下方且つ燃料タンク40の上方であって、前荷重受部90と後荷重受部91との間に形成される空間内に配置されることとなる。したがって、例えば、第一着座部21に運転者が着座し、第二着座部22に同乗者が着座した場合であっても、当該第一着座部21は前荷重受部90と前支持部92との間で撓み、当該第二着座部22は後荷重受部91と後支持部93との間で撓むため、吐出部52はシート20の撓みから効果的に保護される。
また、吐出部52は、車幅方向において、左前荷重受部90aと右前荷重受部90bとの間に位置するよう配置される。すなわち、図3に示すように、吐出部52の突出部52a及びノズル部52bは、左前荷重受部90aの車幅方向左方端から後方に仮想的に引いた直線90dと、右前荷重受部90bの車幅方向右方端から後方に仮想的に引いた直線90eと、の間に位置するよう配置されている。したがって、吐出部52は、車幅方向においても、荷重によるシート20の変位から効果的に保護される。
また、吐出部52の突出部52a、ノズル部52b及び当該ノズル部52bから後方に延びる燃料ホース201は、燃料タンク40の後隆起部47bの上面より下方に配置される。また、ノズル部52b及び燃料ホース201は、後隆起部47bの左方側に延びている。なお、突出部52a、ノズル部52b及び燃料ホース201は、上面部44のうち、後隆起部47b以外の部分(前隆起部47aを含む)より上方に配置されている。
燃料ポンプユニット50のフランジ部54は、胴部51の上端の上方において、吐出部52の突出部52aの下端から、その周囲に円板状に延び出している。このフランジ部54上には、突出部52aに隣接して、自動二輪車1に備えられた発電機(不図示)からの電力を燃料ポンプユニット50に供給するための端子(不図示)が形成されたコネクタ部56が凸設されている。
フランジ部54は、ポンプ挿入口45a上に配置されるとともに、押さえ部材321によって、上方から、当該ポンプ挿入口45aを囲むポンプ配置部45の一部に押さえつけられる。そして、このフランジ部54は、複数のボルト部材320によって、押さえ部材321とともに、ポンプ配置部45に共締めされる。また、フランジ部54上のコネクタ部56には、端子カプラ57が被せられるとともに、当該端子カプラ57からは、当該コネクタ部56の端子に接続された電力供給用のハーネス58が車幅方向左方側に延び出す(図4参照)。なお、このコネクタ部56もまた、吐出部52と同様に、車幅方向において、左前荷重受部90aと右前荷重受部90bとの間に配置される。
燃料ポンプユニット50の検知部55は、燃料タンク40内の燃料中に浮遊可能なフロート部55aを有する。この検知部55は、燃料タンク40内の燃料の液面に応じて上下に揺動するフロート部55aの位置に基づいて、当該燃料の残量を検知する。
また、燃料ポンプユニット50の吐出部52の長手方向と、胴部51の長手方向と、のなす角度は固定されている。すなわち、吐出部52と胴部51とは、当該吐出部52が延びる上下方向と、当該胴部51が延びる傾斜方向と、のなす角度が不変となるよう互いに連結されている。
燃料タンクアセンブリ200の組み立ては、燃料タンク40内に燃料ポンプユニット50をその下端側から挿入するとともに、当該燃料ポンプユニット50の一部を当該燃料タンク40に固定することにより行う。すなわち、まず、燃料ポンプユニット50を、その吸入部53側から燃料タンク40のポンプ挿入口45aを介して燃料タンク40内に挿入する。そして、燃料タンク40内に挿入された吸入部53と胴部51とを、ポンプ挿入口45aの下方に位置する傾斜部分42に沿って、その傾斜方向である斜め下方に滑らせることにより、吸入部53は、燃料タンク40の底部41のうち最も下方に位置する延長部分43上に配置されるとともに、胴部51は、傾斜部分42上で、当該傾斜部分42の傾斜に沿って延びるように配置される。そして、燃料ポンプユニット50の胴部51の上端の上方で、複数のボルト部材320によって、フランジ部54を、ポンプ挿入口45aを囲むポンプ配置部45の一部に締め付けることにより、当該燃料ポンプユニット50を当該燃料タンク40に固定する。この結果、燃料タンク40内において、延長部分43上には、燃料ポンプユニット50のうち、吸入部53と検知部55の一部のみが配置され、その他の胴部51、フランジ部54及び吐出部52は、傾斜部分42上に配置される。
このように組み立てられた燃料タンクアセンブリ200は、左右一対のシートレール14の各々に固定される。すなわち、左シートレール14aには、燃料タンク40の左方側を前後2点で支持する左前ステー300及び左後ステー301が固定され、右シートレール14bには、燃料タンク40の右方側を前後2点で支持する右前ステー302及び右後ステー303が固定されている。そして、燃料タンクアセンブリ200は、燃料タンク40のつば部48が、これら4つのステーの各々に固定されることによって、当該左シートレール14aと右シートレール14bとの各々に固定されるとともに、当該左右一対のシートレール14の間に配置される。
タンクカバー60は、燃料タンク40の上面部44を覆うように、当該上面部44の形状に沿って成形されたゴム製のシート部材である。このタンクカバー60は、燃料タンク40の燃料供給口部46、後隆起部47b及び後端部分、燃料ポンプユニット50の吐出部52を除き、燃料タンクアセンブリ200のシートレール14より上方に配置される部分の大部分の上方を覆っている。また、タンクカバー60は、左シートレール14a及び右シートレール14bのうち、燃料タンク40の車幅方向外側に配置される部分の一部を覆う左右一対のひれ部61を有している。そして、このタンクカバー60は、例えば、燃料タンク40内に燃料を注入する際にこぼれた燃料が、当該燃料タンク40の下方に流れ込むことを防止する。また、タンクカバー60は、燃料タンク40の燃料供給口部46と、燃料ポンプユニット50の吐出部52と、の間を仕切るように前後方向に延びる板状の堰部62を有している。この堰部62は、例えば、燃料タンク40の燃料供給口部46付近にこぼれた燃料が、吐出部52側に流れることを防止する。また、上述のように、このタンクカバー60のうち、燃料タンク40の前隆起部47aを覆う部分には、左前荷重受部90a及び右前荷重受部90bが、他の部分と一体に、シート20に向けて凸設されている。
次に、保護部材70について詳しく説明する。図13は、図4に示す車体に、保護部材70をさらに配置した状態の斜視図である。図14は、図5に示す車体に、保護部材70をさらに配置した状態の斜視図である。図15及び図16は、それぞれ保護部材70の平面図及び左側面図である。図17は、図15に示すC−C線で切断した保護部材70の断面図である。図18及び図19は、それぞれ図16に示すD−D線及びE−E線で切断した保護部材70の断面図である。
保護部材70は、その全体が樹脂製であって、左シートレール14a及び右シートレール14bの各々に固定される基部材71と、当該基部材71と一体に成形され、当該燃料タンク40上に配置された吐出部52を覆うポンプカバー部76と、を有している。
基部材71は、物を収納可能な下方に窪んだ凹形状の収納部72を有する収納ボックスである。この収納部72は、物を載置可能な収納底部72aと、当該収納底部72aを囲むように当該収納底部72aから上方に延びる収納壁部72bと、を有している。収納底部72aは、その前後方向において、左シートレール14a及び右シートレール14bに沿うように、前方に向けて斜め下方に傾斜している。また、この収納底部72aの車幅方向の長さは、左シートレール14aと右シートレール14bとの距離に略等しくなっており、その車幅方向左方端及び右方端には、基部材71を当該左シートレール14aと右シートレール14bとのそれぞれに固定するための左右一対の固定穴72dが形成されている。
また、基部材71は、収納壁部72bの後方部分の上端から後方に延びる板状の後板部74を有している。この後板部74には、図2及び図3に示すように、上方から、シート20の下面に凸設された後支持部93が当接する。すなわち、この後板部74は、後支持部93を介して、シート20への荷重の一部を受け止める。
また、基部材71は、後板部74の後端からさらに後方に延びる板状の後端板部75を有している。この後端板部75の車幅方向の長さは、左シートレール14aの後端と右シートレール14bの後端との距離に略等しくなっており、その車幅方向左方端及び右方端には、基部材71を当該左シートレール14aと右シートレール14bとにそれぞれ固定するための左右一対の固定穴75aが形成されている。
この基部材71は、車幅方向において、左シートレール14aと右シートレール14bとに跨って配置され、その車幅方向両端は、当該左シートレール14aと当該右シートレール14bとのそれぞれに固定される。すなわち、図4及び図5に示すように、燃料タンク40より後方において、左シートレール14aには、左後ステー301のさらに後方に左後端ステー304が固定され、右シートレール14bには、右後ステー303が固定されている。そして、基部材71の収納底部72aは、その左右一対の固定穴72dの各々に挿通される2つのボルト部材72e(図2参照)によって、その車幅方向左方端及び右方端を、それぞれ左後端ステー304及び右後ステー303に固定される。この結果、基部材71は、左後端ステー304と右後ステー303とを介して、左シートレール14aと右シートレール14bとのそれぞれに固定される。
また、左シートレール14aの後端部分及び右シートレール14bの後端部分には、車幅方向において、当該左シートレール14aと当該右シートレール14bとに跨って、その車幅方向両端が、それぞれ左シートレール14aの後端部分と右シートレール14bの後端部分とに固定されている後端支持部材310が配置されている。そして、基部材71の後端板部75は、その左右一対の固定穴75aの各々に挿通される2つのボルト部材75b(図2参照)によって、その車幅方向左方端及び右方端を、それぞれ後端支持部材310に固定される。この結果、基部材71は、後端支持部材310を介して、左シートレール14aと右シートレール14bとのそれぞれに固定される。このようにして、基部材71は、車幅方向において、左シートレール14aと右シートレール14bとに跨るように配置される。このようにして、基部材71は、燃料タンク40の後方において、当該燃料タンク40に隣接して配置される。
また、基部材71は、その収納底部72a及び収納壁部72bの一部であって、燃料タンク40の後方に延び出す燃料ホース201のうち、当該燃料タンク40の後端で前方に折り返す部分201a(以下、「折り返し部分201a」という)を覆うように、当該収納部72の内側に張り出したホースカバー部72cを有している。このホースカバー部72cは、燃料ホース201の折り返し部分201aに沿うように、収納壁部72bの前方部分から後方に張り出している。そして、このホースカバー部72cの外側には、当該ホースカバー部72cの張り出し形状に沿うように、燃料ホース201の折り返し部分201aが配置される。このように、燃料ホース201の折り返し部分201aを保護するホースカバー部72cが収納部72の収納空間の一部にせり出して形成されることにより、部品点数の減少とともに、自動二輪車1の前後方向のスリム化が可能となっている。
なお、燃料ホース201は、燃料タンク40のつば部48の後端を上方から下方に巻き込むようにして前方に折り返し、当該燃料タンク40の左方側の側面に沿って、シートレール14とバックステー13との間に配されつつ前方に延びている。すなわち、この燃料ホース201は、左右一対のシートレール14より車幅方向外側にはみ出すことなく、燃料タンクアセンブリ200の吐出部52からエンジン30のインジェクタ32まで延びている。このため、自動二輪車1の車幅方向のスリム化が可能となっている。
また、この基部材71は、収納壁部72bの前方部分の上端から前方に延びる板状の前板部73を有している。この前板部73は、前方に向けて斜め下方に傾斜して延びている。また、この前板部73の車幅方向の長さは、左シートレール14aと右シートレール14bとの距離に略等しくなっている。また、この前板部73の車幅方向中央部分には、基部材71の前方に隣接して配置される燃料タンク40の後隆起部47bが配置される開口73aが形成されている。すなわち、図13及び図14に示すように、燃料タンク40の後隆起部47bは、前板部73の開口73a内に露出して配置され、図2に示すように、シート20の下面に凸設された後荷重受部91が当該後隆起部47bに直接当接する。
保護部材70のポンプカバー部76は、その後端が前板部73の前端に連なり、当該前板部73の前端からさらに前方に向けて略水平に延び出している。このポンプカバー部76は、前板部73のうち、車幅方向の左略半分が前方に延び出して形成されている。すなわち、ポンプカバー部76は、車幅方向長さが当該ポンプカバー部76の車幅方向長さより大きい前板部73及び収納部72と一体に成形されているため、当該ポンプカバー部76への衝撃は、当該前板部73及び収納部72を有する基部材71に効率的に分散される。
また、ポンプカバー部76は、燃料タンク40上に配置されている、吐出部52の突出部52a及びノズル部52b、燃料ホース201、端子カプラ57、ハーネス58、フランジ部54を上面部44に固定する複数のボルト部材320、の各々の形状に対応した凹凸を有して成形されており、これらの部材を覆うように、これらの部材の上方に近接して配置されている。なお、ポンプカバー部76は、ねじ部材78によってタンクカバー60に固定されている。
また、ポンプカバー部76のうち、燃料ポンプユニット50のフランジ部54を燃料タンク40の上面部44に固定している複数のボルト部材320の一部に対向する位置には、当該一部のボルト部材320の上端に当接可能な複数の円筒形状のバンパー部材77が配置されている。このバンパー部材77は、対向するボルト部材320と当接できるよう、当該ボルト部材320から一定の距離をおいて、当該ボルト部材320の上方に近接して配置されている。このバンパー部材77は、ゴム製であるため、樹脂製のポンプカバー部76に比べて、より小さな荷重によって弾性変形可能である。したがって、例えば、ポンプカバー部76への衝撃によって、当該ポンプカバー部76が下方に撓んだ場合であっても、バンパー部材77がボルト部材320に当接することによって、当該衝撃を効果的に吸収できる。すなわち、バンパー部材77によって、燃料タンク40の上面部44のうち、比較的剛性の低いポンプ挿入口45aの周辺部分への衝撃を低減できる。なお、このバンパー部材77は、ポンプカバー部76が衝撃を受けない場合であっても、対向するボルト部材320に当接していてもよい。
次に、バッテリケース80について詳しく説明する。図20は、バッテリケース80の斜視図である。図21は、図20に示すバッテリケース80の上蓋部82を取り除いた状態の斜視図である。
バッテリケース80は、上方が開口し、バッテリ87が収納される筐体部81と、当該筐体部81の上方に配置される上蓋部82と、当該上蓋部82を当該筐体部81に固定する固定部83と、を有している。
このバッテリケース80は、燃料タンク40の前方において、車体フレーム10の一部に固定され、当該燃料タンク40に隣接して配置される。すなわち、左右一対のシートレール14a,14bのうち、燃料タンク40の前方に延びる部分には、車体フレーム10の一部であって、当該左右一対のシートレール14a,14bの間を繋ぐように車幅方向に延びるクロスメンバ16が配置されている。このクロスメンバ16上には、バッテリケース80を支持するための前端支持部材311が固定されている(図4参照)。そして、筐体部81がこの前端支持部材311上に固定されることによって、バッテリケース80は、当該前端支持部材311を介してクロスメンバ16に固定される。また、この筐体部81は、その後方側に凸設されている板状の後突起部81a(図2及び図3参照)を有している。
上蓋部82は、その前端部分82aが前支持部92のヒンジ部92aに回動可能に枢支されている。すなわち、この上蓋部82は、その前端部分82aがヒンジ部92aのヒンジ軸92b(図2参照)を中心に回動することによって開閉可能となっている。また、この上蓋部82は、その前方側に凸設されている板状の前突起部82bを有している。
固定部83は、図21に示すように、上蓋部82の下面側に配置される板状の台座部84と、当該上蓋部82の上面側に配置されるリング状のバンド部85と、当該上蓋部82の中央部分を上下方向に貫通する貫通部86と、を有している。固定部83は、その全体がゴム製であって、台座部84、バンド部85、及び貫通部86は、互いに一体に成形される。
台座部84は、貫通部86の下端から前方に延びる前台座部84aと、当該貫通部86の下端から後方に延びる後台座部84bと、を有し、上蓋部82の下面と筐体部81内のバッテリ87との間に配置される。前台座部84aと後台座部84bとは、高さが互いに異なり、前台座部84aの高さは後台座部84bの高さより小さくなっている。これら前台座部84a及び後台座部84bは、それぞれの上面が上蓋部82の下面に当接するとともに、それぞれの下面が筐体部81内のバッテリ87の上面に当接する。そして、前台座部84a及び後台座部84bは、上蓋部82の下面側において、筐体部81内のバッテリ87を下方に押さえつける。
バンド部85は、貫通部86の上端から前方に延びるリング状の前バンド部85aと、当該貫通部86の上端から後方に延びるリング状の後バンド部85bと、を有している。前バンド部85aと後バンド部85bとは、そのリング形状の径が互いに異なり、前バンド部85aの径は後バンド部85bの径より小さくなっている。また、後バンド部85bの後端部分には、上方に延びる板状のつまみ部85cが形成されている。
前バンド部85aは、上蓋部82の前突起部82aに係止される(図2参照)。すなわち、前バンド部85aを前方に引き伸ばすことにより、そのリング形状の先端を上蓋部82の前突起部82aに係止できる。この結果、固定部83は上蓋部82に固定される。また、後バンド部85bは、筐体部81の後方側に凸設されている板状の後突起部81aに係止される(図2参照)。すなわち、後バンド部85bのつまみ部85cをもって、当該後バンド部85bを後方に引き伸ばすことにより、そのリング形状の先端を筐体部81の後突起部81aに係止できる。この結果、固定部83によって、上蓋部82が筐体部81に固定されることとなる。
なお、自動二輪車1は、シート20の下方に配置され、当該シート20を上方に回動させて開けた状態で上方に露出されるサービス端子107を備えている。このサービス端子107は、バッテリケース80の上蓋部82の車幅方向右方側に配置され、例えば、自動二輪車1に備えられたスピードメータ等の電子機器(不図示)を点検するために用いられる。このサービス端子107のブラス側のハーネス107aの先端と、マイナス側のハーネス107bの先端と、は端子キャップ部107cを介して着脱可能に連結されている。
なお、本発明に係る鞍乗型車両は、上述の例に示したものに限られない。すなわち、燃料タンク40の傾斜部分42は、前後方向において湾曲しつつ傾斜するものに限られず、例えば、後輪3の回転軸3aより前方に配置される場合には、前方に向けて直線的に下方に傾斜したものであってもよい。また、例えば、燃料タンク40の延長部分43は、傾斜部分42の下端から、さらに下方に延びて、当該底部41のうち最も下方に位置するものであってもよい。また、例えば、燃料タンク40の延長部分43は、車幅方向又は前後方向に湾曲しているものであってもよい。また、例えば、燃料タンク40の底部41は、延長部分43を有しないこととしてもよい。この場合であっても、燃料ポンプユニット50の吸入部53は、燃料タンク40の底部41のうち、最も下方に位置する部分上に配置されればよい。すなわち、この場合、例えば、吸入部53は、傾斜部分42のうち、最も下方に位置する部分上に近接して配置される。
また、前荷重受部90及び後荷重受部91の数や形状は、上述の例に示したものに限られない。すなわち、例えば、前荷重受部90及び後荷重受部91の少なくとも一方が車幅方向に互いに離間して配置される2又は3以上の部分荷重受部を有する場合には、例えば、後荷重受部91のみが複数の部分荷重受部を有することとしてもよいし、前荷重受部90及び後荷重受部91のいずれもが複数の部分荷重受部を有することとしてもよい。この場合、複数の部分荷重受部は、車幅方向に並んで配置されるものに限られず、例えば、前後方向に互いに異なる位置に配置されてもよい。
また、例えば、前荷重受部90及び後荷重受部91のいずれもが1つずつ配置されてもよい。この場合、1つの前荷重受部90又は後荷重受部91は、車幅方向中央に配置されるものに限られず、例えば、車幅方向において、右方側又は左方側のいずれかに偏って配置されてもよい。
また、例えば、前荷重受部90及び後荷重受部91は、シート20側から凸設されてもよいし、燃料タンク40側から凸設されてもよい。すなわち、前荷重受部90及び後荷重受部91は、例えば、タンクカバー60、燃料タンク40、シート20等と一体に成形されてもよいし、これらと別体に成形されてもよい。また、前荷重受部90及び後荷重受部91は、矩形の柱状に成形されるものに限られず、例えば、円柱状やその他の多角形柱状に成形されてもよい。
また、例えば、前荷重受部90又は後荷重受部91は、シート20又はその他の部材を回動可能に軸支するヒンジ部を有するものであってもよい。すなわち、例えば、前荷重受部90は、燃料タンク40の前方部分に配置され、シート20の前端部分を回動可能に軸支するヒンジ部を有することとしてもよい。この場合、この前荷重受部90は、燃料タンク40のシート20に対向する上面部44に配置されるものに限られず、当該燃料タンク40の表面の一部に凸設されてもよい。
また、前荷重受部90及び後荷重受部91は、ゴム製のものに限られない。すなわち、例えば、前荷重受部90及び後荷重受部91は、荷重によって変形したシート20によって押圧された場合に弾性変形可能な、当該シート20への衝撃を吸収できる材質で成形される。具体的に、例えば、前荷重受部90がシート20の前端部分を回動可能に軸支するヒンジ部を有する場合には、当該前荷重受部90は、燃料タンク40と一体又は別体に成形される金属製であってもよい。
また、保護部材70の基部材71は、車体フレーム10に固定され、ポンプカバー部76への衝撃を分散可能な部材であれば上述の例に限られない。すなわち、この基部材71は、例えば、車体フレーム10の一部に固定され、燃料タンク40の前方又は後方において当該燃料タンク40に隣接して配置される部材であれば特に限られない。具体的に、例えば、この基部材71は、バッテリケース80、リヤフェンダ4、車両カバー100等、三次元的に成形された立体形状を有する部材として実現可能である。
また、この基部材71は、車体フレームのうち、シートレール14に固定されるものに限られず、例えば、車体フレーム10の他の一部であって、車幅方向に並設される左右一対の右フレーム部と左フレーム部とに跨って、当該右フレーム部と左フレーム部とのそれぞれに固定されるものであってもよい。この場合、例えば、基部材71は、その車幅方向において、ポンプカバー部76の車幅方向長さよりも大きい長さを有して、その車幅方向両端が左右一対の車体フレームの一部に固定されるものであってもよい。また、保護部材70は、樹脂製のものに限られず、例えば、ポンプカバー部76への衝撃を分散可能な金属等であってもよい。
また、バッテリケース80の固定部83は、ゴム製のものに限られず、例えば、可逆的に伸縮自在な他の弾性材料で成形されてもよい。また、サービス端子107は、バッテリケース80に隣接して配置されるものに限られず、例えば、シート20を開けた場合に露出されて利用可能となるよう、当該シート20の下方に配置されればよい。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の一例についての左側面図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車の車体後方部分の拡大した左側面図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車の車体後方部分の平面図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車の車体に取り付けられた燃料タンクアセンブリの斜視図である。 図4に示す車体に、タンクカバーをさらに配置した状態の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る燃料タンクアセンブリの左側面図である。 本発明の一実施形態に係る燃料タンクの平面図である。 本発明の一実施形態に係る燃料タンクの左側面図である。 図8に示すA−A線によって切断した燃料タンクの底部の断面図である。 図8に示すB−B線によって切断した燃料タンクの底部の断面図である。 本発明の一実施形態に係る燃料ポンプユニットの左側面図である。 本発明の一実施形態に係る燃料ポンプユニットの背面図である。 図4に示す車体に、保護部材をさらに配置した状態の斜視図である。 図5に示す車体に、保護部材をさらに配置した状態の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る保護部材の平面図である。 本発明の一実施形態に係る保護部材の左側面図である。 図15に示すC−C線で切断した保護部材の断面図である。 図16に示すD−D線で切断した保護部材の断面図である。 図16に示すE−E線で切断した保護部材の断面図である。 本発明の一実施形態に係るバッテリケースの斜視図である。 図20に示すバッテリケースの上蓋部分を取り除いた状態の斜視図である。
符号の説明
1 自動二輪車、2 前輪、3 後輪、4 リヤフェンダ、5 リヤアーム、6 ピボット軸、10 車体フレーム、11 ヘッドパイプ、12 メインフレーム、13 バックステー、14 シートレール、15 リヤアームブラケット、20 シート、21 第一着座部、22 第二着座部、30 エンジン、31 シリンダ部、32 インジェクタ、33 スロットルボディ、34 マフラー、35 クランクケース、40 燃料タンク、41 底部、42 傾斜部分、43 延長部分、44 上面部、45 ポンプ配置部、46 燃料供給口部、47 隆起部、48 つば部、50 燃料ポンプユニット、51 胴部、52 吐出部、53 吸入部、54 フランジ部、55 検知部、60 タンクカバー、70 保護部材、71 基部材、72 収納部、76 ポンプカバー部、80 バッテリケース、81 筐体部、82 上蓋部、83 固定部、84 台座部、85 バンド部、90 前荷重受部、91 後荷重受部、92 前支持部、93 後支持部、100 車両カバー、200 燃料タンクアセンブリ、201 燃料ホース。

Claims (9)

  1. 少なくとも一部が後輪の上方に配置され、ライダーが着座するシートと、
    燃料を収容する燃料タンクであって、前記後輪の上方且つ前記シートの下方において車両の前後方向に傾斜した部分を含む底部を有する燃料タンクと、
    前記燃料タンク内の燃料をエンジンに供給するための燃料ポンプユニットであって、前記燃料タンク内で、前記底部の前記傾斜した部分上に、前記傾斜した部分の傾斜に沿って延びるように配置される胴部を有する燃料ポンプユニットと、を備えた
    ことを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 前記底部の前記傾斜した部分は、前記後輪のうち、その回転軸より前方の部分の上方に配置され、前方に向けて斜め下方に傾斜している
    ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記燃料ポンプユニットは、前記燃料タンク上に配置され、前記燃料タンク内の燃料を前記燃料タンク外に吐出する吐出部であって、前記胴部の上端の車両上方に位置するとともに、前記胴部の上端に連結される吐出部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記シートは、車両の前後方向に互いに離間して配置されて当該シートへの荷重を受け止める第一荷重受部及び第二荷重受部の上に架設され、
    前記吐出部は、前記第一荷重受部と前記第二荷重受部との間に位置するよう配置される
    ことを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記シートは、第一のライダーが着座する第一着座部と、前記第一のライダーの車両後方側で第二のライダーが着座する第二着座部と、を有し、
    前記吐出部は、前記第一着座部と前記第二着座部との間に位置するよう配置される
    ことを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記シートは、前記第一着座部の下方に配置されて前記第一着座部への荷重を受け止める第一荷重受部と、前記第二着座部の下方に配置されて前記第二着座部への荷重を受け止める第二荷重受部と、の上に架設され、
    前記吐出部は、前記第一荷重受部と前記第二荷重受部との間に位置するよう配置される
    ことを特徴とする請求項5に記載の鞍乗型車両。
  7. 前記底部の前記傾斜した部分のうち少なくとも一部は、前記後輪を車幅方向に跨ぐ鞍形状である
    ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  8. 前記底部は、前記傾斜した部分の下端から屈曲して延設されるとともに、前記底部のうち最も下方に位置する延長部分をさらに含み、
    前記燃料ポンプユニットは、前記胴部に連結され、前記燃料を吸い込む吸入部であって、その少なくとも一部が前記延長部分上に配置される吸入部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  9. 少なくとも一部が後輪の上方に配置されるシートを含む鞍乗型車両に備えられる、燃料を収容する燃料タンクであって、前記後輪の上方且つ前記シートの下方に配置され、車両の前後方向に傾斜した部分を含む底部を有する燃料タンクと、
    前記燃料タンク内の燃料をエンジンに供給するための燃料ポンプユニットであって、前記燃料タンク内で、前記底部の前記傾斜した部分上に、前記傾斜した部分の傾斜に沿って延びるように配置される胴部を有する燃料ポンプユニットと、
    を有することを特徴とする燃料タンクアセンブリ。
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