JP5824017B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents
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- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J1/00—Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
- B62J1/12—Box-shaped seats; Bench-type seats, e.g. dual or twin seats
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- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J35/00—Fuel tanks specially adapted for motorcycles or engine-assisted cycles; Arrangements thereof
Description
しかし、上記従来例のように、1本のメインフレームと左右一対のシートレールを配置すと、これらのフレーム部材により燃料ポンプ座面周辺の部品配置スペースが制約を受けるため、燃料ポンプ座面周辺の部品配置が煩雑になる。
また、メインフレームを1本にする形式では、メインフレームの後端部からクッションブラケットを後方へ延出させ、これに後輪サスペンションのリアクッションユニットの上端部を支持させなければならず、そのため、燃料ポンプ座面周辺が一層煩雑になってしまう。
そこで、本願はメインフレームを1本にしたフレーム形式の車両において、燃料ポンプ座面周辺の煩雑化を避け、部品配置に余裕をもたせることを目的とする。
前記のピボットフレーム(54)に前端が揺動自在に支持され後端に後輪を支持するリアスイングアーム(40)と、このリアスイングアーム(40)と前記メインフレーム(50)の後部へ取付けられたクッションブラケット(58)に支持されたクッションユニット(60)と、前記車体フレーム(10)の後部を前後に延びてシートを支持する左右一対のシートレール(62)と、
前記車体フレーム(10)に支持される燃料タンク(22)とを備え、
この燃料タンク(22)の後部に燃料ポンプ(76)を内蔵し、この燃料ポンプ(76)の底部(76a)を前記クッションブラケット(58)の上方に配置した鞍乗り型車両において、
前記燃料タンク(22)の底面後部に平坦な燃料ポンプ座面(96)を設けるとともに、
前記クッションブラケットの上面(58a)は、前記燃料ポンプ座面(96)より下方へ所定の間隔(D)をもって位置し、
前記シートレール(62)は、その前端部(62a)が前記クッションブラケット(58)の側面に結合されて、後方へ延び、
側面視で前記燃料ポンプ座面(96)と前記クッションブラケットの上面(58a)との間のポンプ座面空間(S)内に前記シートレールの前端部(62a)が存在しないことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、上記請求項1において、
前記シートレール(62)は前端部(62a)が前記クッションブラケット(58)の側面へ結合されるとともに、このシートレール前端部(62a)と前記クッションブラケット(58)の結合部を、前記燃料ポンプ座面(96)の中心点よりも後方に配置したことを特徴とする。
前記シート(24)は、側面視で前端(24a)が前記燃料ポンプ座面(96)の中心よりも前方へ延びていることを特徴とする。
また、請求項2の発明によれば、シートレールの前端部とクッションブラケット側面との結合部を燃料ポンプ座面の中心点よりも後方に配置したので、燃料ポンプ座面の中心点下方にシートレールの前端部とクッションブラケットの結合部が存在しなくなる。
図1に示すように、この自動2輪車は、不整地走行可能なオフロード仕様車両であり、車体フレーム10にパワーユニット12を支持し、その前端部に設けられたヘッドパイプ13にフロントフォーク14を回動自在に支持する。フロントフォーク14の下端部には前輪16が支持されるとともに、ハンドル18にて操向される。ヘッドパイプ13の前方にはヘッドライト20が支持されている。
燃料タンク22の前部左右はシュラウド26により覆われている。
シュラウド26は、燃料タンク22の側方よりフロントフォーク14へ向かって前方斜め下がりに傾斜して設けられる上部シュラウド27と、この下方にて、フロントフォーク14から燃料タンク22の前部下方かつパワーユニット12の上方を覆って後方へ延びる下部シュラウド28とから構成される。
下部シュラウド28の一部は、フロントフォーク14の近傍から後方斜め下がりにパワーユニット12のシリンダヘッド15の上部側方まで延びる下方延出部29をなしている。
ピボット38近傍の車体フレーム10後端下部にはサイドスタンド44が回動自在に支持され、収納位置と起立位置(図示状態)へ回動するようになっている。
シートレール62は左右一対で設けられ、斜め上がりに後方へ延び、シート24を支持している。また、シートレール62の後端部とピボットフレーム54の下部でピボット38近傍部間を左右一対のリヤステイ64が斜めに連結している。
図2中の符号84はキャニスタ、86はブリーザチューブである。
図3に示すように、燃料ポンプ76は、左右のシートレール62の各前端部62aよりも前方に位置する。燃料ポンプ76の中心であるポンプ中心PCは車体中心CT(図4)上にある。
クッションブラケット58は、下方へ開放されたコ字状断面をなし、左右の対向壁部間にクッションユニット60の上端部60aが入れられ、ボルト61で取付けられている(図6)。
このタンクブラケット65に設けられた左右の立て壁65a間に取付ステイ74のパイプ部74aが配置され、ボルト75a及びナット75bにて一体化される(図6)。
なお、クロスプレート63より前方のクッションブラケットの上面58aは、屈曲点62bよりも低い平坦面をなし、この上方に燃料ポンプ76の底部76aが位置する(図5)。
底板92は車体中心CTに沿って上方へ湾曲させることによりメインフレーム50を通す中央凹部93を形成する。これにより、タンク前部22aは中央凹部93の左右に下方へ突出する左右の側室94が振り分け状に形成される(図9)。
取付ステイ74は、底板後部92bの後端部下面へ溶接される連結プレート74bと、これに溶接されるパイプ部74aからなる。パイプ部74aは左右方向へ向けて配置される。
まず、燃料タンク22のタンク後部22bにおいて、燃料ポンプ座面96に底部76aを取付けて、燃料ポンプ76をタンク後部22b内へ内蔵一体化する(図2参照)。
この燃料タンク22をメインフレーム50の上方へ置き、タンク前部22aの中央凹部93内へメインフレーム50を嵌合し、前方へ押して係合部95を係合突起70へ係合させる。これによりタンク前部22aが車体フレームへ係止される。
そのうえ、燃料ポンプ座面96をより低くすることができるので、燃料タンクの低重心化及び大容量化が可能になる。
Claims (7)
- フロントフォークを支持するヘッドパイプ(13)と、このヘッドパイプから後方へ延びる1本のメインフレーム(50)と、このメインフレーム(50)の後端部から下方へ延出する左右一対のピボットフレーム(54)とを備えた車体フレーム(10)と、
前記ピボットフレーム(54)に前端が揺動自在に支持され後端に後輪を支持するリアスイングアーム(40)と、このリアスイングアーム(40)と前記メインフレーム(50)の後部へ取付けられたクッションブラケット(58)に支持されたクッションユニット(60)と、前記車体フレーム(10)の後部を前後に延びてシート(24)を支持する左右一対のシートレール(62)と、
前記車体フレーム(10)に支持される燃料タンク(22)とを備え、
この燃料タンク(22)の後部に燃料ポンプ(76)を内蔵し、この燃料ポンプ(76)の底部(76a)を前記クッションブラケット(58)の上方に配置した鞍乗り型車両において、
前記燃料タンク(22)の底面後部に平坦な燃料ポンプ座面(96)を設けるとともに、
前記クッションブラケットの上面(58a)は、前記燃料ポンプ座面(96)より下方へ所定の間隔(D)をもって位置し、
前記シートレール(62)は、その前端部(62a)が前記クッションブラケット(58)の側面に結合されて、後方へ延び、
側面視で前記燃料ポンプ座面(96)と前記クッションブラケットの上面(58a)との間のポンプ座面空間(S)内に前記シートレールの前端部(62a)が存在しないことを特徴とする鞍乗り型車両。 - 前記シートレール(62)は前端部(62a)が前記クッションブラケット(58)の側面へ結合されるとともに、このシートレール前端部(62a)と前記クッションブラケット(58)の結合部を、前記燃料ポンプ座面(96)の中心点よりも後方に配置したことを特徴とする請求項1に記載した鞍乗り型車両。
- 前記クッションブラケット(58)による前記クッションユニット(60)の上端部(60a)に対する支持位置が、側面視で前記燃料ポンプ座面(96)よりも後方に設けられ
ていることを特徴とする請求項1又は2に記載した鞍乗り型車両。 - 前記左右のシートレール(62)の前端部(62a)がクロスプレート(63)で連結されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載した鞍乗り型車両。
- 前記左右のシートレール(62)の前端部(62a)は、それぞれ前方側を下方へ曲げられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載した鞍乗り型車両。
- 前記クッションブラケット(58)の上面(58a)は平坦面をなし、側面視で前記左右のシートレール(62)の前端部(62a)と交差していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載した鞍乗り型車両。
- 前記シート(24)は、側面視で前端(24a)が前記燃料ポンプ座面(96)の中心よりも前方へ延びていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載した鞍乗り型車両。
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