JP5683195B2 - 車両のシート支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のシート支持構造の改良に関する。
車両は、通常、乗員が着座するシートを備えている。このシートを支持するシート支持構造が各種提案されている(例えば、特許文献1(図12)参照。)。
特許文献1の図12に示されるように、自動二輪車の車体フレーム(20)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。以下同じ。)に、収納ボックス(35A)と燃料タンク(34A)とが前後に取付けられ、収納ボックス(35A)から燃料タンク(34A)にわたって収納ボックス(35A)及び燃料タンク(34A)を覆うように乗員用シート(36)が配置されている。
この乗員用シート(36)は、収納ボックス(35A)の前部に設けたヒンジ(150)に揺動可能に取付けられている。乗員用シート(36)の底板(36a)に弾性材(154)が固定されている。乗員用シート(36)が閉じているときに、弾性材(154)を燃料タンク(34A)の上面に当てることで、乗員の荷重は、弾性材(154)を介して燃料タンク(34A)の上面によって支持される。
特許文献1の技術では、燃料タンク(34A)は、同乗者の着座位置の下方に配置されている。
ところで、運転者シートの後方に荷台が備えられているタイプの車両では、車両レイアウト上の必要から運転者シートの下方に燃料タンクを配置する場合がある。
燃料タンクは、一定の大きさを確保する必要があるため、燃料タンクの上に運転者シートを配置するとシートの上面高さが高くなり易い。
しかし、足つき性の観点からシート上面の高さを低くすることが求められる。
特開2008−247389公報
本発明は、燃料タンクの上に運転者シートを配置する車両において、シート上面の高さを低くすることができるシート支持構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体にヒンジを介してシートを開閉可能に取付け、このシートを上方に開けたときにシート下方に配置される燃料タンクに燃料の補給ができるようにし、このシートを降ろしたときにこのシートの底板に設けたシート支持用弾性部材を、燃料タンクの上面に形成された荷重受け部に当て、この荷重受け部でシートに着座した運転者の荷重を支えるようにした車両のシート支持構造において、燃料タンクは、車両に載せたときに、車両前側に位置する前半部と、この前半部の後方に位置する後半部とからなり、前半部の上面高さよりも後半部の上面高さが低い高さに設定され、荷重受け部は、前半部の上面の高さよりも低い高さに設定される後半部の上面に、車幅方向左右に2箇所配置され、燃料タンクの給油口は、左右の荷重受け部の間に配置され、燃料タンクの上面は、タンクカバーで覆われ、このタンクカバーに、シート支持用弾性部材の位置に対応する位置にて開口が形成され、タンクカバーに、給油口からこぼれた燃料を受けるフューエルトレーが形成されており、このフューエルトレーは、車両平面視で、開口のうちの左右一方の開口の前方を通るように略L字状又は略T字状に形成されていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、前半部の上面に燃料ポンプが取付けられ、この燃料ポンプから燃料ホース又は電装ケーブルが延ばされ、燃料ホース又は電装ケーブルは、開口のうちの左右他方の開口の前方を通るように配索されていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、荷重受け部の前方には、前半部の上面に、車幅方向左右に2箇所配置されるサブ荷重受け部を設け、荷重受け部の厚さは、サブ荷重受け部の厚さよりも大きいことを特徴とする。
請求項に係る発明は、シートの底板は、前半部の上面と後半部の上面とを接続する傾斜面に沿うように後下方に傾斜することを特徴とする。
請求項1に係る発明では、燃料タンクの後半部上面の高さは、前半部上面の高さに較べて低い高さに設定されている。低い高さに設定されている後半部の上面にシート支持用弾性部材からの荷重を受ける荷重受け部が設けられている。
燃料タンクの前半部の高さに較べて燃料タンクの後半部の高さが低いので、高さ方向に所定の厚みが必要となるシート支持用弾性部材が配置可能になる。燃料タンクの後半部の上方に運転者の重心位置となるヒップポイントが設けられている場合に、燃料タンクの後半部の高さを低くし、この後半部にシート支持用弾性部材を配置することで、シート支持用弾性部材の厚さを確保しつつ、シートのクッション厚さを確保することができる。従って、良好な乗り心地を確保することができる。
加えて、燃料タンクの後半部上面が低いので、シートの上面高さを低くすることができ、良好な足つき性が確保し易くなる。
従って、本発明によれば、良好な乗り心地を確保しつつシート上面の高さを低くすることができる。
さらに、厚さのあるシート支持用弾性部材の間のデッドスペースを利用して給油口を配置することができる。従って、燃料タンク上面の限られたスペースを有効活用することができる。
さらにまた、タンクカバーで燃料タンクの上面を広範囲に覆うことができるので、シートを上方に開けたときに、燃料タンク上面の外観性を高めることができる。 また、シート支持用弾性部材に対応する位置に開口が形成されているので、シートに荷重がかかったときに、シート支持用弾性部材がタンクカバーに接触することなく、燃料タンクの上面に当たる。従って、タンクカバーに大きな力がかかる心配はない。
また、タンクカバーに、フューエルトレーが形成されているので、給油の際に給油口から燃料がこぼれたときに、燃料が燃料タンクの上面に拡がることが抑制される。給油時において、給油口から油がこぼれたときであっても、こぼれた油が燃料タンクに付着することなく効率良く車外へ流すことができる。
請求項に係る発明では、一方の開口部の前方にフューエルトレーが配置され、他方の開口部の前方に燃料ホース又は電装ケーブルが配索されている。この配置により、燃料タンクの上面の限られた面積を無駄なく有効に活用して、荷重支持部、給油口、フューエルトレー及び燃料ホース又は電装ケーブルを配置することができる。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車の要部断面図である。 メインシートストッパの断面図である。 サブシートストッパの断面図である。 自動二輪車の要部平面図である。 図5の6−6線断面図である。 図5からタンクカバーを取り外した状態を示す図である。 図5の別実施例図である。 別実施例に係るシートを下から見た図である。 図9の10−10線断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
先ず、本発明の実施例1を図面に基づいて説明する。
図1に示されているように、車両としての自動二輪車10に、ヘッドパイプ11と、このヘッドパイプ11から斜め後下方に延ばされるメインフレーム12と、このメインフレーム12の後端部に車幅方向に延ばされているフロントクロスフレーム13と、ヘッドパイプ11から車幅方向左右外方へ延ばされ、フロントクロスフレーム13の左右両端部に連結された後、車両後方へ延ばされ、中間部14にて、車両後方斜め上方へ延ばされた後、車両後方水平へ延ばされる左右のサイドフレーム15L、15R(図手前側の符号15Lのみ示す。)と、中間部14に付設され車幅方向左右にピボット軸16が渡される左右のピボットプレート17L、17R(図手前側の符号17Lのみ示す。)と、中間部14の車両後方で左右のサイドフレーム15L、15Rの後端部の間に渡される中間クロスフレーム19と、左右のサイドフレーム15L、15Rの後端部の間に渡されるリヤクロスフレーム18と、を主要素とする車体フレーム20が設けられ、ヘッドパイプ11の下方にてヘッドパイプ11に回動可能にフォーク部材31が設けられ、ヘッドパイプ11の上方にてヘッドパイプ11に回動可能にフォーク部材31と一体化した操向ハンドル32が設けられ、ピボット軸16に揺動自在にエンジン33及び変速機34を含むパワーユニット35が設けられ、このパワーユニット35と左サイドフレーム15Lの後部の間に、クッションユニット36が介在されている車両である。
自動二輪車10は、ピボット軸16にリンク41を介して上下揺動自在に支持されるパワーユニット35を備えた、いわゆる、ユニットスイング式車両であり、パワーユニット35の上方に、エアクリーナユニット42が取付けられ、このエアクリーナユニット42の先端にエンジン33に連結されるスロットルバルブ43が取付けられている。
フォーク部材31の下端部に前輪45が軸支され、パワーユニット35の後端部に、駆動輪としての後輪46が軸支されている。
前輪45と後輪46の間には、運転者が足を置くステップフロア47が設けられ、このステップフロア47の前方に風よけとしてのレッグシールド48が設けられ、ステップフロア47の後方でレッグシールド48に対向する位置に乗員シート49(シート49)が設けられている。地面からシート49の上面高さをHHとする。
このシート49は、中間クロスフレーム19及び左右のサイドフレーム15L、15Rによって支持されている燃料タンク51の上面52を覆うように取付けられている。
車体フレーム20を含む車体21は、カバー部材50で覆われている。このカバー部材50は、運転者の足の前方を覆う風よけとしてのレッグシールド48と、乗員のステップフロア47の側方を覆うアンダカバー53と、このアンダカバー53に連続するように設けられ車両の側方を覆うサイドカバー54と、このサイドカバー54の車両後方へ連続するように設けられているリヤカバー55とからなる。レッグシールド48は、ヘッドパイプ11に取付けられ、レッグシールド48の下端部がステップフロア47と連結されている。
フロントカバー51の車両前方に突出するようにしてヘッドパイプ11から車両前方に荷かご57を支持する金属製のフロントステー61が延ばされ、このフロントステー61の前端部近傍に灯火器62が配置されている。
ヘッドパイプ11は、操向系63を支持する。操舵系63は、ステアリング軸64と、このステアリング軸64の下端に接続され前輪45を支えるフォーク部材31と、ステアリング軸64の上端に接続される操向ハンドル32とを有する。
前輪45の上方位置でフォーク部材31に、前輪45の泥よけとしてのフロントフェンダ67が取付けられ、後輪46の上方位置でパワーユニット35に、後輪46の泥よけとしての第1リヤフェンダ68が取付けられ、サイドフレーム15L、15Rの後端部に、第2リヤフェンダ69が取付けられている。71L、71R(図手前側の符号71Lのみ示す。)は左右のフロントウインカ、72L、72R(図手前側の符号72Lのみ示す。)は左右のリヤウインカ、73はテールライト、74はサイドスタンド、75はメインスタンドである。
次に、シートの支持構造等について説明する。
図2に示されているように、中間クロスフレーム19に燃料タンク51を支持する前タンクステー81が固着され、この前タンクステー81に締結部材82を介して燃料タンク51の前部が支持されている。また、左右のサイドフレーム15L、15Rに、各々、左右の後タンクステー83L、83R(図手前側の符号83Lのみ示す。)が固着され、これらの左右の後タンクステー83L、83Rに締結部材84、84(図手前側の符号84のみ示す。)を介して燃料タンク51の後部が支持されている。燃料タンク51の上面に、タンクカバー85が取付けられている。
燃料タンク51の上部から、車両前方へヒンジステー91が延ばされ、このヒンジステー91に車幅方向に延ばされるヒンジ軸92が設けられ、このヒンジ軸92に回動可能にシートの底面49sから延ばしたシート側ステー93が回動可能に設けられている。
すなわち、ヒンジ90は、燃料タンク51の側に配置されるヒンジステー91と、このヒンジステー91に車幅方向に延ばされるヒンジ軸92と、このヒンジ軸92を回転中心としてヒンジステー91に回動可能に設けられているシート側ステー93とからなり、下位の燃料タンク51にヒンジ90を介して上位のシート49を開閉可能に取付けた。
燃料タンク51は、車両に載せたときに、車両前側に位置する前半部95と、この前半部95の後方に位置する後半部96とからなり、前半部95の上面高さ(H1)よりも後半部96の上面高さ(H2)が低い高さ(H<H)に設定されている。
燃料タンク51は、水平面Sから角度θだけ前傾して車体フレーム20に取付けられている。このように、燃料タンク51を所定の角度θだけ前傾させると、この燃料タンクの上面に載置されているシート49の配置を前傾配置とすることができ、運転者Dに好ましいラィデイングポジションが確保される。
シートの底板97から下方へメインシートストッパ用座101が延ばされ、このメインシートストッパ用座101に吸盤状のメインシートストッパ102が取付けられている。
メインシートストッパ用座101の車両前方側の位置でシートの底板97から下方へサブシートストッパ用座103が延ばされ、このサブシートストッパ用座103にサブシートストッパ104が取付けられている。
メインシートストッパ102は、燃料タンク51の後半部96の上面を構成する後部上面106に設けたメイン荷重受け部108に当たりシート49にかかる運転者Dの荷重を受け、サブシートストッパ104は、燃料タンク51の前半部95の上面を構成する前部上面105に設けたサブ荷重受け部107に当たりシート49にかかる荷重を受ける。
メイン荷重受け部108の面積は、サブ荷重受け部107の面積よりも大きく、メイン荷重受け部108でサブ荷重受け部107よりも大きな荷重を受けることができる。
燃料タンクの前部上面105と燃料タンクの後部上面106との間に、前部上面105と後部上面106との間をつなぐ傾斜面109が形成されている。このような傾斜面109を設けることにより、比較的剛性が低くなり易い燃料タンク上面の前後中間部を補強することができ、斜面109の近傍にサブ荷重受け部107を設けることができる。
燃料タンク51と燃料タンク51の間に配置されているタンクカバー85に、メインシートストッパ102に対応する位置にメイン開口111が開けられ、このメイン開口111にメインシートストッパ102が通って燃料タンクの後部上面106に設けたメイン荷重受け部108でシート49にかかる荷重を受けるようにした。
燃料タンクの前半部95の高さに較べて燃料タンクの後半部96の高さを低くし、燃料タンクの後半部96で、メインシートストッパ用座101及びメインシートストッパ102を配置した。燃料タンクの後半部96に較べて上面高さが低い燃料タンクの後半部96は、運転者DのヒップポイントHPの下方に位置しており、サブシートストッパ104に較べて受ける荷重は大きい。受ける荷重の大きいメイン荷重受け部108を燃料タンクの後半部96に配置することで、メインシートストッパ102の厚さを確保しつつ、シート49のクッション厚さを確保することができる。従って、良好な乗り心地を確保することができる。
同様に、サブシートストッパ104に対応する位置でタンクカバー85にサブ開口112が開けられ、このサブ開口112にサブシートストッパ104が通って燃料タンクの前部上面105に設けたサブ荷重受け部107でシート49にかかる荷重を受けるようにした。
ヒップポイントHPの下方に位置する燃料タンクの後半部上面106(後部上面106)が低くなれば、シートの上面高さを低くすることができ、良好な足つき性が確保される。
次に、シート支持用弾性部材の構造について説明する。
図3に示されているように、シート支持用弾性部材を構成するメインシートストッパ102は、左メインシートストッパ102Lと右メインシートストッパ102Rとからなり、車幅方向左右に一対設けられている。左右のメインシートストッパ102L、102Rは、燃料タンクの後半部上面(図2、符号106)に当たる部材である。左のメインシートストッパ102Lは、芯部116と、この芯部116の上端部に形成され底板97に係合する鍔部117と、芯部116の上端部に形成される中空部118と、芯部116の下端部に形成されメイン荷重受け部(図2、符号108)に当たる内吸盤部119と、芯部116からその径方向に延ばされ内吸盤部119の外側に同心円状に形成されメイン荷重受け部(図2、符号108)に当たる外吸盤部121と、からなる。
芯部116の上端部に中空部118が形成されているため、メインシートストッパ102の剛性が小さくなり、乗り心地を高めることができる。
なお、右のメインシートストッパ102Rは、左のメインシートストッパ102Lと同一の材質及び形状を有するものであり説明を省略する。
なお、本図には、図2の3−3線断面図の位置であって、メインシートストッパ102が燃料タンクの上面に接触せず荷重が加わっていないメインシートストッパ102の状態が示されている。
図4に示されているように、シート支持用弾性部材を構成するサブシートストッパ104は、左サブシートストッパ104Lと右サブシートストッパ104Rとからなり、左右に一対設けられている。左右のサブシートストッパ104L、104Rは、燃料タンク49の前半部上面(図2、符号105)に当たる部材である。左のサブシートストッパ104Lは、芯部126と、この芯部126の上端部に形成され底板(図2、符号97)に係合する鍔部127と、芯部126の下端部に形成されメイン荷重受け部108に当たる円柱状を呈する当接部128と、からなる。
右のサブシートストッパ104Rは、左のサブシートストッパ104Lと同一の材質及び形状を有するものであり説明を省略する。
なお、本図には、図3の4−4線断面図の位置であって、サブシートストッパ104が燃料タンクの上面に接触せず荷重が加わっていないサブシートストッパ104の状態が示されている。
次に、シートを取り外したとき、車両平面視で燃料タンクの上面に取付けられ燃料タンクを覆うタンクカバーについて説明する。
図5に示されているように、タンクカバー85は、シート支持用弾性部材を構成する左右のサブシートストッパ(図4、符号104L、104R)が通る左右のサブ開口112L、112Rと、これらの左右のサブ開口112L、112Rの車両後方に配置されサブ開口112L、112Rの車両後方に配置され左右のメインシートストッパ(図3、符号102L、102R)が通る左右のメイン開口111L、111Rと、左右のメイン開口111L、111Rの間に配置され、給油口113に対応する位置に開けられる燃料開口131と、この燃料開口131の周囲に燃料開口131を囲うように形成される壁部132と、サブ開口112の間で車両幅方向中心側に上方に膨出され後述する燃料ポンプ133の上方を覆うポンプカバー凸部135と、このポンプカバー凸部135から車両斜め右前方に延ばされ燃料ポンプ133の後部から延ばされ燃料ホース136の上方に位置し上方に膨出されるホースカバー凸部137と、ポンプカバー凸部135から車幅方向右側に延ばされ燃料ポンプ133から延びるハーネス139の上方に位置し上方に膨出されるハーネスカバー凸部138とを有する。
タンクカバー85は、その前端部が車幅方向略中央の前取付部141でタンクヒンジ90にボルト140を介して取付けられ、その後端部の左右が車幅方向左右の後取付部142L、142Rで荷台を構成するアッパカバー143にボルト144、144を介して取付けられている。
タンクカバー85に、ポンプカバー凸部135が設けられているので、燃料ポンプ133を保護することができる。同様に、タンクカバー85に、ホースカバー凸部137が設けられているので、燃料ホース136を保護することができる。加えて、タンクカバー85に、ハーネスカバー凸部138が設けられているので、ハーネス139を保護することができる。
次に、フューエルトレーについて説明する。
図6に示されているように、タンクカバー85に、燃料タンクの給油口(図5、符号113)に対応する位置にて燃料開口131が形成され、この燃料開口131を囲うように、タンクカバーの上面86に壁部132が立設され、この壁部132で囲われる領域に、フューエルトレー146が形成されている。
図5及び図1を併せて参照して、フューエルトレー146の車幅方向左側へ、フューエルトレー146にこぼれた燃料を車外へ排出するパイプ状を呈するドレーン部材147が延ばされている。このドレーン部材147は、車幅方向左に設けられているサイドスタンド74と同じ側に設けられているので、車両にサイドスタンド74をかけたときに、車両が車幅方向左側に傾いた状態で停止する。このとき、ドレーン部材147は、左端が下側に傾斜配置されることになり、こぼれた燃料は、トレー146上を車幅方向左側に円滑に車外へ排出させることができ好適である。
タンクカバー85に、給油口113からこぼれた燃料を受けるフューエルトレー146が形成されている。このフューエルトレー146は、車両平面視で、左の開口としての左のメイン開口111Lの前方を通るように略L字状に形成されている。
タンクカバー85に、フューエルトレー146が形成されている。給油の際に、給油口113から燃料がこぼれたときに、燃料はフューエルトレー146にこぼれるので、燃料が燃料タンクの上面52に拡がることを抑制することができる。フューエルトレー146の左端には、ドレーン部材147が設けられているので、油がこぼれたときに、こぼれた油はドレーン部材147を通じて車両外方へ効率良く流すことができる。
さらに、燃料タンク51の後部上面は、前下がりに傾斜しており、それに倣ってタンクカバー85も概ね前下がりに傾斜しているので、こぼれた燃料がドレーン部材147に流れ易い形状となる。
なお、フューエルトレーは、車両平面視で略T字状に形成することは差し支えない。また、フューエルトレーは、右の開口の前方を通るように形成することは差し支えない。
次に、タンクカバーを取り外した状態の燃料タンクの構成について説明する。
図7に示されているように、燃料タンク51の前部で車幅方向中心部にエンジン(図1、符号33)へ燃料を供給する燃料ポンプ133がリテーナ部材151で押さえられ、このリテーナ部材151の上方から複数の締結部材152により燃料タンク51に締結されている。
荷重受け部110は、メイン荷重受け部108とサブ荷重受け部107とからなる。
メイン荷重受け部108は、左メイン荷重受け部108Lと右のメイン荷重受け部108Rとからなり、後半部の上面(後部上面106)に、車幅方向左右に2箇所配置され、燃料タンクの給油口113は、左右のメイン荷重受け部108L、108Rの間に配置される。
サブ荷重受け部107は、左のサブ荷重受け部107Lと右のサブ荷重受け部107Rとからなり、前半部の上面(前部上面105)に車幅方向左右に2箇所配置されている。
図2を併せて参照して、自動二輪車10のシート支持構造は、シート49を上方に開けたときに燃料タンク51に燃料の補給ができるようにし、シート49を降ろしたときにメイン荷重受け部108とサブ荷重受け部107とによって支えられシートの底板97に設けた左右のメインシートストッパ102及び左右のサブシートストッパ104を、各々、燃料タンクの上面52に形成されたにメイン荷重受け部108とサブ荷重受け部107とに当て、これらの荷重受け部110でシート49に着座した運転者Dの荷重を支えるものである。
前半部の上面105(前部上面105)に燃料ポンプ133が取付けられ、この燃料ポンプ133から燃料ホース136及び電装ケーブルとしてのハーネス139が延ばされ、ハーネス139は、開口を構成する左右のメイン開口111L、111Rのうちの右の開口111Rの前方を通るように配索されている。
図5を併せて参照して、一方の開口部である左の開口111Lの前方にフューエルトレー146が配置され、右の開口111Rの前方にハーネス139が配索されている。このような配置により、面積に制約のある燃料タンクの上面52に、荷重受け部110、給油口113、フューエルトレー146及びハーネス139をむだなく有効に配置することができる。なお、ハーネスに代えて燃料ホースを配索することは差し支えない。
以上に述べた車両のシート支持構造の作用を次に述べる。
図2に戻って、燃料タンクの前半部95の燃料タンクの底からの上面高さ(H1)は、後半部96の同様な上面高さ(H2)に較べて高く(H<H1)設定されている。この後半部の上面(後部上面106)にシート支持用弾性部材からの荷重を受けるメイン荷重受け部108が設けられている。燃料タンクの前半部95の高さ(H1)に較べて燃料タンクの後半部96の高さ(H2)を低くしたので、高さ方向に所定の厚みが必要なシート支持用弾性部材(メインシートストッパ102)を配置することができる。従って、シート49のクッション厚さを容易に確保することができるようになる。
加えて、燃料タンクの後部上面106を前部上面105よりも低く設定したので、良好な足つき性が確保される。また、前半上面105よりも低く設定した後部上面106にシート支持用弾性部材としてのメインシートストッパ102を配置したので、乗り心地を高めることができる。
従って、本発明によれば、良好な乗り心地を確保しつつ、地面からのシート上面の高さ(図1、符号HH)を低くすることができる。
図5を併せて参照して、高さ方向に所定の厚みをもつメインシートストッパ102の間のデッドスペースを利用して給油口113を配置することができる。従って、燃料タンクの上面52の限られたスペースを有効活用することができる。
燃料タンクの上面52は、タンクカバー85で覆われている。
タンクカバー85で燃料タンクの上面52を広範囲に覆うことができるので、燃料タンク上面52の外観性を高めることができる。また、シート支持用弾性部材であるメインシートストッパ102及びサブシートストッパ104の位置に対応する位置に開口111L、111R、112L、112Rが形成されているので、シート49に荷重がかかったときに、メインシートストッパ102及びサブシートストッパ104は燃料タンクの上面52に当たることになる。従って、タンクカバー85に力がかかる心配はない。
燃料タンクの底面52sは、概ね前下がりに傾斜している。また、燃料ポンプ133は、燃料タンク51の前半部に位置するので、燃料タンクの底面52sの最低部から燃料を吸い上げやすく、燃料タンク51内の死残量を減らすことに好適である。
サブシートストッパ104(104L、104R)は、メインストッパ102(102L、102R)よりも厚さが小さく、燃料ポンプ133は、ヒンジ90とサブシートストッパ104(104L、104R)の間に配置されている。
シート底板97のたわみの少ない位置に燃料ポンプ133を配置することができるので、シート底板97と燃料ポンプ133とのクリアランスを最小限にすることができる。
次に、本発明の実施例2を図面に基づいて説明する。
図8に示されているように、燃料タンク51の上面に取付けられ燃料タンク51を覆うタンクカバー85は、シート支持用弾性部材を構成する左右のサブシートストッパ(図4、符号104L、104R)が通る左右のサブ開口112L、112Rと、これらの左右のサブ開口112L、112Rの車両後方に配置されサブ開口112L、112Rの車両後方に配置され後述する左右のメインシートストッパ(図9、符号102L、102R)が通る左右のメイン開口111L、111Rを有する。
実施例1と大きく異なる点は、左右のメイン開口111L、111Rの形状が長円状を呈し、この長円の長軸が車両前方に開放されるハ字状となるような向きに配置されている点と、それに伴い、フューエルトレー146の形状が異なっている点にある。その他、大きく異なる点はなく説明を省略する。以下、実施例1と異なる形状をもつメインストッパ及びその支持部の構造について説明する。
図9に示されているように、シート49の下面を構成するシートの底板97に、左右のメインシートストッパ102L、102Rが取付けられている。左右のメインシートストッパ102L、102Rは、左右のメイン開口(図8、符号111L、111R)の位置に合わせて配置されている。
左右のメインシートストッパ102L、102Rは、各々、下から見たときに長円状を呈する弾性体で構成されており、燃料タンク51にシート49を載置したときに、左右のメイン開口111L、111Rを通って燃料タンク51のメイン荷重受け部108L、108Rに当接する。
図10に示されているように、メインシートストッパ102Rは、高さh1のベース部160と、このベース部160の一方の面に突設されシートの底板97と嵌合してメインシートストッパ102Rをシート49に止める第1ボス161及び第2ボス162と、ベース部160の反対側を構成し、ベース部160の他方の面に突設され燃料タンクのメイン荷重受け部108Rに当接する吸盤部163とを有する。
右のメインシートストッパ102Rが取付けられる位置でシートの底板97から高さh2のストッパ部164が延ばされている。ここで、ベース部160の高さh1とストッパ部164の高さh2との関係は、h2<h1の関係にある。シートの底板97にストッパ部164を設けることで、メインシートストッパ102Rがシート49にかかった荷重により潰れたときに、ストッパ部164が燃料タンクの上面に当たることで、シート49の変位を止めることができる。
なお、左のメインシートストッパ102Lは、右のメインシートストッパ102Rと同様な構造であり説明を省略する。
上記左右のメインシートストッパ102L、102Rによって、燃料タンク51のキャップとシートの底板97との間に所定のクリアランスが確保される。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
請求項1では、燃料タンクの上面を覆うタンクカバーを省くことは差し支えない。
請求項2では、タンクカバーに形成されているフューエルトレーを省くことは差し支えない。
本発明は、燃料タンクの上方に運転者用シートが配置されている自動二輪車に好適である。
10…車両(自動二輪車)、49…シート、51…燃料タンク、52…燃料タンクの上面、85…タンクカバー、90…ヒンジ、95…前半部、96…後半部、97…シートの底板、105…前半部の上面(前部上面)、106…後半部の上面(後部上面)、108、108L、108R…(メイン)荷重受け部、111、111L、111R…(メイン)開口、113…燃料タンクの給油口、133…燃料ポンプ、136…燃料ホース、139…電装ケーブル(ハーネス)。

Claims (4)

  1. 車体にヒンジ(90)を介してシート(49)を開閉可能に取付け、このシート(49)を上方に開けたときにシート(49)下方に配置される燃料タンク(51)に燃料の補給ができるようにし、このシート(49)を降ろしたときにこのシートの底板(97)に設けたシート支持用弾性部材(102)を、前記燃料タンクの上面(52)に形成された荷重受け部(108)に当て、この荷重受け部(108)で前記シート(49)に着座した運転者の荷重を支えるようにした車両のシート支持構造において、
    前記燃料タンク(51)は、車両に載せたときに、車両前側に位置する前半部(95)と、この前半部の後方に位置する後半部(96)とからなり、
    前記荷重受け部(108)は、前記前半部(95)の上面(105)の高さよりも低い高さに設定される前記後半部の上面(106)に、車幅方向左右に2箇所配置され、
    前記燃料タンクの給油口(113)は、前記左右の荷重受け部(108)の間に配置され、
    前記燃料タンクの上面(52)は、タンクカバー(85)で覆われ、このタンクカバー(85)に、前記シート支持用弾性部材(102)の位置に対応する位置にて開口(111)が形成され
    前記タンクカバー(85)に、前記給油口(113)からこぼれた燃料を受けるフューエルトレー(146)が形成されており、このフューエルトレー(146)は、車両平面視で、前記開口(111)のうちの左右一方の開口の前方を通るように略L字状又は略T字状に形成されていることを特徴とする車両のシート支持構造。
  2. 前記前半部の上面(105)に燃料ポンプ(133)が取付けられ、この燃料ポンプ(133)から燃料ホース(136)又は電装ケーブル(139)が延ばされ、前記燃料ホース(136)又は電装ケーブル(139)は、前記開口(111)のうちの左右他方の開口の前方を通るように配索されていることを特徴とする請求項1記載の車両のシート支持構造。
  3. 前記荷重受け部(108)の前方には、前記前半部の上面(105)に、車幅方向左右に2箇所配置されるサブ荷重受け部(107)を設け、前記荷重受け部(108)の厚さは、前記サブ荷重受け部(107)の厚さよりも大きいことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の車両のシート支持構造。
  4. 前記シート(49)の底板(97)は、前記前半部(95)の上面(105)と前記後半部(96)の上面(106)とを接続する傾斜面(109)に沿うように後下方に傾斜することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の車両のシート支持構造。
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