JP5063298B2 - 車両の物品収納構造 - Google Patents

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Description

本発明は、物入れが車体に開閉可能に備えられている車両の物品収納構造の改良に関する。
物入れと、この物入れを車体に開閉可能に支持するヒンジ部とを備える車両の物品収納構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−191878公報(図11)
特許文献1の図11において、車体カバー15′を構成している右側のレッグシールド17R′には、ヒンジ部の構成要素としての支軸64と、この支軸64に回動可能に取り付けた回動腕63と、この回動腕63に取り付けた収納箱56(以下、「ポケット部56」と云う。)とが設けられている。
ポケット部56は、支軸64を中心に、レッグシールド17R′に格納される格納位置と、レッグシールド17R′から引き出した引き出し位置との間で回動可能に設けられている。
ところで、特許文献1の技術では、支軸64は、ポケット部56の下部に水平に配置されている。この場合に、物を取り出し易くする点からは、開き角度を大きくとればよいが、開き角度が大きくなるように開けると、収納物がポケット部56から落下し易くなるという課題がある。ポケット部56から収納物が落下することを防止するためには、例えば、落下防止のための部材を追加するなどの対策が必要となるが、このような部材を設けると、ポケット部56の収納容量が小さくなる虞がある。
本発明は、ポケット部に十分な収納容量が確保され、ポケット部に収納した収納物を容易に取り出すことができ、併せて、ポケット部の内部のメンテナンス性を高めた車両の物品収納構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、物入れとしてのポケット部と、このポケット部を車体に開閉可能に支持するヒンジ部とが備えられている車両の物品収納構造において、ヒンジ部の回動中心を構成するヒンジ軸は、上下方向に延びるように配置され、ポケット部には、車体カバーの意匠面の一部を構成する外装カバーが取り外し可能に取り付けられ、車体カバーには、ポケット部が閉じられているときに、外装カバーの上方を覆うカバー部材が含まれており、車体を上方から見たときに、このカバー部材の後縁は、車体前方に窪ませた凹部を有し、ポケット部に、水平方向でポケット部の開閉する方向には、ポケット部にかかる荷重を分散させるポケット部支持部が付設されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、ポケット部は、底部と、この底部の側方に立設されている周壁とからなり、上方に開いている開口部を有することを特徴とする。
請求項3に係る発明では、ポケット部は、ヒンジアームを介してヒンジ部に連結されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ヒンジ軸が、上下方向に延びるように配置されているので、ポケット部は、水平方向にヒンジ軸を中心に回動する。ポケット部は、水平方向に移動するとともに開閉可能に配置されているので、ポケット部を傾けることなく大きく開くことができる。ポケット部が大きく開くので、ポケット部に物を入れ易く、ポケット部から物を取り出し易くすることができる。
ポケット部を傾ける必要がないので、ポケット部を大きく開いたときに、収納した小物がポケット部から落ちる心配はない。また、収納物の落下防止のために追加部材を設ける必要はないので、ポケット部の収納容量が小さくなることもない。
また、ポケット部に、ポケット部にかかる荷重を分散させるポケット部支持部が付設されている。ポケット部は、ヒンジ部とともにポケット支持部で支持されるので、ポケット部にかかる荷重を分散させて、ポケット部の支持強度を高めることができる。
請求項2に係る発明では、ポケット部は、底部と、この底部の側方に立設されている周壁とから構成したので、周壁の周壁の高さを高くすることで、ポケット部の収納容量を十分に確保することができる。ポケット部には周壁が設けられているので、ポケット部を開閉するときに、収納されている物が落ちる心配はない。
請求項3に係る発明では、ポケット部は、ヒンジアームを介してヒンジ部に連結されているので、ポケット部を開いた位置からさらに開かせることが可能になる。ポケット部をさらに開いたあとに開口するメンテナンス穴に手を差し込むことができるので、ポケット部の内方にメンテナンスを必要とする補機部品が配置されているときに、ポケット部に小物を入れたままでポケット部を取り外すことなく、補機部品のメンテナンスが可能となる。ポケット部を取り外す必要がなくなるので、車両前部のメンテナンス性を高めることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。図中、「左」、「右」、「上」、「下」、「前」、「後」は、各々車両の運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る物品収納構造が備えられている自動二輪車の左側面図であり、スクータ型車両を含む自動二輪車10は、車体フレーム11と、この車体フレーム11にピボット点12を介して上下揺動可能に取り付けられるパワーユニット13とを備える、いわゆる、ユニットスイング式の車両である。
車体フレーム11は、車両の前端部に設けるヘッドパイプ14と、このヘッドパイプ14から斜め後下方に延設されるメインフレーム15と、このメインフレーム15の下端部に左右水平に延出される第1クロスフレーム16と、メインフレーム15の下部から左右外方に延設された後、各々後方に延設されるとともに第1クロスフレーム16に支持される左右のロアフレーム17L、17R(図手前側の符号17Lのみ示す。)と、これら左右のロアフレーム17L、17Rの後端部に掛け渡されている第2クロスフレーム18と、ロアフレーム17L、17Rから斜め後ろ上方に立ち上げ車両の後部まで延設されシートレールを兼ねる左右のリヤフレーム21L、21R(図手前側の符号21Lのみ示す。)と、リヤフレーム21L、21Rの中間部から前方に平面視で略U字形状に配置されリヤフレーム21L、21R間に掛け渡される第3クロスフレーム22と、メインフレーム15と第3クロスフレーム22間を連結するセンタパイプ23とを主要な要素とする。
リヤフレーム21L、21Rの後部には、後述する収納ボックス24を取り付ける収納ボックス支持ブラケット25L、25R(図手前側の符号25Lのみ示す。)が配置され、これら収納ボックス支持ブラケット25L、25Rの後部には、リヤクッションユニット27L、27R(図手前側の符号27Lのみ示す。)を取り付けるリヤクッションボルト28L、28R(図手前側の符号28Lのみ示す。)が配置されている。また、リヤフレーム21L、21Rには、パワーユニット13を支持するピボット点12を含むピボットブラケット31L、31R(図手前側の符号31Lのみ示す。)が設けられている。32L、32R(図手前側の符号32Lのみ示す。)は同乗者ステップを支持するピリオンステップフレームである。
ヘッドパイプ14には、操舵可能に操舵軸34が取り付けられ、この操舵軸34の上下に各々操舵ハンドル35とフロントフォーク36L、36R(図手前側の符号36Lのみ示す。)とが取り付けられ、これらのフロントフォーク36L、36Rの下端部には、前輪37が回動可能に取り付けられている。
パワーユニット13は、略水平前方に向け設けられているエンジン38とこのエンジン38の後部に取り付けられている変速機ユニット39とからなり、この変速機ユニット39の後端部には、駆動輪としての後輪41が取り付けられている。
変速機ユニット39の後端部とリヤフレーム21L、21Rの中間部の間には、リヤクッションユニット27L、27Rが介在されている。
エンジン38の前方で、メインフレーム15とセンタパイプ23とロアフレーム17L、17Rとで囲まれる領域には、燃料タンク42が配置されている。エンジン38の下部には、排気管43が接続されており、この排気管43は、後方に延設され、消音器44に接続されている。
車体フレーム11は、車体カバー45で覆われており、前から後に順に、前部車体カバー46と、中間部車体カバー47と、後部車体カバー48とが配置されている。49はハンドルカバー、50は後述する補機部品としてのヘッドライトである。
前部車体カバー46は、車両の前面を構成するフロントカバー51と、乗員シート52の前方に配置され運転席を構成するカバー部材53としてのフロントメータパネル54と、このフロントメータパネル54の下端部に連続して配置され乗員の足を覆う外装カバー55としてのレッグシールド56と、このレッグシールド56の後方に配置され運転者の股の間に配置されるトンネル部材57と、このトンネル部材57の左右に配置され運転者の足置きとしてのステップフロア部58L、58R(図手前側の符号58Lのみ示す。)とからなる。
レッグシールド56には、物入れとしてのポケット部61が設けられている。
収納ボックス支持ブラケット25L、25Rには、物入れとして上方に開口62を有する収納ボックス24が取り付けられ、この収納ボックス24の開口62を開閉可能に覆うように乗員シート52が取り付けられている。なお、乗員シート52は、運転者と同乗者が前後に並んで着座することができるものであり一体に構成されている。
乗員シート52の前端部52aには、運転者が着座したときに着座を検知する着座センサ63としての前着座センサ72Fが配置され、乗員シート52の長手方向の中央部付近には、運転者が着座したときに着座を検知する着座センサ63としての中央着座センサ72L、72Rが配置されている。つまり、運転者が着座していることを検知する着座センサ63・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)が備えられている。
図中、66はフロントフェンダ、67はリヤフェンダ、68はグラブレール、69はメインスタンドである。
図2は本発明に係る物品収納構造を説明する平面図、図3は図2の3矢視図である。
以下、図2と図3を参照して説明を行う。図において、理解を容易にするため、車体フレームその他の要素は省略されている。
自動二輪車10の前部には、操舵軸(図1の符号34)が通るハンドル孔72を有するフロントメータパネル54が設けられ、このフロントメータパネル54の後縁54bには、乗員の足を覆うレッグシールド56が配置されている。
本発明に係る物品収納構造73は、自動二輪車10の前部に備えられている。この物品収納構造73は、車体を構成するレッグシールド56の上部に設けたポケット部61と、このポケット部61を開閉可能に支持するヒンジ部74とを備える。
本実施例において、ポケット部61は、車幅方向左側に配置され、ヒンジ部74についても同様に左側に配置されている。なお、ポケット部61及びヒンジ部74を車幅方向右側に配置することは差し支えない。
ポケット部61は、上方に開口部76を有する部材であり、底部77とこの底部77から四方に立ち上げた周壁78とからなる。ポケット部61には、レッグシールド56の外面と滑らかにつながって意匠面を構成し、後述する保持部94を有する外装カバー55が取り付けられている。80はレッグシールド56に開いた穴を塞ぐ右リッド部材である。
図4は図2の4−4線断面図である。以下、図2を併せて参照して説明を行う。
(a)において、レッグシールド56には、車体の前方にポケット部61を支持する支持ステー81が突設され、この支持ステー81には、上下に貫通穴部82が開けられており、この貫通穴部82には、車体の上下方向に延びるようにヒンジ部74の回動中心を構成するヒンジ軸83が配置され、このヒンジ軸83を介して断面コ字状に形成したヒンジアーム84が支持ステー81に回動可能に取り付けられ、このヒンジアーム84の先端部84aには、ボルト89を介してポケット部61に連結されている。図中、83pはヒンジ軸83の抜け止めを防止する抜止部材である。つまり、ポケット部61は、ヒンジアーム84を介してヒンジ部74に取り付けられている。
(b)は(a)のb矢視図であり、ヒンジ軸83が支持ステー81およびヒンジアーム84から抜けないようにする抜止部材83pを説明する図である。
図5は本発明に係る物品収納構造及び作用説明図(ポケット部が閉じたときから開いたときまで)である。
(a)において、車体カバー45には、ポケット部61が閉じられているときに、外装カバー55の上方を覆うカバー部材53としてのフロントメータパネル54が含まれており、このフロントメータパネル54の後縁54bは、車体の中心から車体幅方向外方に向け車体前方に長さLだけ窪ませた凹部85を有している。
凹部85を設けない場合に較べると、ポケット部61を引き出したときに、開口部76の面積は、同じ開き角度で、より大きな開口面積となるので、ポケット部61への物の出し入れを一層容易に行うことができる。
(b)において、ヒンジ軸83は、上下方向に延びるように配置されているので、ポケット部61を傾けることなくポケット部61を大きく開くことができる。ポケット部61を大きく開くことができるので、ポケット部61に物を入れ易く、ポケット部61から物を取り出し易くすることができる。ポケット部61を傾ける必要がないので、ポケット部61を大きく開いたときに、収納した小物(収納物)がポケット部61から落ちる心配はない。また、収納物の落下防止のための部材を設ける必要はないので、ポケット部61の収納容量が小さくなる心配はない。
ポケット部61は、底部77と、この底部77に立設されている周壁78とから構成したので、周壁78の高さを高くすることで、ポケット部61の収納容量を十分に確保することができる。加えて、ポケット部61を開閉するときに、ポケット部61に収納されている物が落ちることもない。
また、ポケット部61において、水平方向でポケット部61の開閉する方向には、ポケット部61にかかる荷重を分散させるポケット部支持部102が付設されている。
仮に、ポケット部支持部102を付設しないと、ポケット部61がレッグシールド56から引き出されたときに、ポケット部61に重量物が収容されているときには、ヒンジ部74で重量物の荷重を支持する必要がある。
この点、本発明では、ポケット部支持部102を付設することで、レッグシールド56が有する平坦面103によって、ポケット部支持部102を介してポケット部61を支持させるようにした。ポケット部61は、ヒンジ部74とともにポケット部支持部102で支持されるので、ポケット部61にかかる荷重を分散させて、ポケット部61の支持強度を高めることができる。
図6は本発明に係る物品収納構造の作用説明図(ポケット部が全開したとき)であり、
ポケット部61は、ヒンジアーム84を介してヒンジ部74に連結されているので、ポケット部61を開いた位置からさらに開かせることが可能になる。
ポケット部61をさらに開いたあとに開口するメンテナンス穴86に手を差し込むことができるので、ポケット部61の内方にメンテナンスを必要とする補機部品87が配置されているときに、ポケット部61を取り外すことなく、ポケット部61に小物を入れたままで補機部品87として、例えば、ヘッドライト用のバルブ88のメンテナンスを容易に行うことが可能となる。ポケット部61を取り外す必要がなくなるので、メンテナンス性を高めることができる。
なお、補機部品には、フューズ、リレーなどをはじめとする電装部品などが含まれる。
カバー部材53の後縁53bは、車体前方に窪ませた凹部85を有するので、ポケット部61を開くときに、凹部85を有しない場合に較べると、ポケット部61の開き角度が同じ角度のときに、ポケット部61に設けた開口部76の面積を広くとることができる。ポケット部61の開口部面積を広くとることができるので、ポケット部61における物の取出性又は収納性を高めることができる。
図7は図2の7矢視図であり、ポケット部61に車体カバー45の意匠面の一部を構成する外装カバー55がねじ部材91・・・を介して取り付けられていることを示す。
ポケット部61の周壁78には、ヒンジアーム84の取付座としてのアーム取付部92が形成され、ポケット部61にヒンジアーム84を固定することができるようにした。
図8は図7の8−8線断面図であり、外装カバー55の裏面には、ねじ部材91がねじ込まれるボス部93が形成されており、このボス部93にねじ部材91がねじ込まれている。なお、他のねじ部材91・・・の取付構造は、上記構造と同様な構造であり説明を省略する。
ポケット部61には、外装カバー55が取り外し可能に取り付けられているので、外装カバー55の形状や外観性などを考慮することなくポケット部61が設計可能になる。つまり、ポケット部61の形状設定の自由度を高めることができる。ポケット部61の外観性等を考慮する必要がなくなれば、ポケット部61に外装カバー55を一体化する場合に較べて、ポケット部61の容量を大きく確保することができる。
図7に戻って、本実施例において、ねじ部材91の個数は3つであるが、これに限定されず、例えば、2つ、4つ、5つなど、任意の個数を設定することが可能である。
図9は図7の9−9線断面図であり、ポケット部61に一体化して取り付けた外装カバー55には、ポケット部61が閉じたときに、ポケット部61をレッグシールド56にロックして、ポケット部61を閉じた状態に保持する保持部94が設けられている。
保持部94は、軸部95と、この軸部95に回動可能に取り付け、一端96aを乗員等が指を差入れるレバー部96とし、他端96bをレッグシールド側に設けられている爪部97と係合する係合部98が備えられているレバー部材99と、このレバー部材99を、図矢印aと反対側に付勢するばね部材101とからなる。
ポケット部61を閉じた位置から開けるときには、レバー部96に指Fを掛け、矢印a方向にレバー部材99を回動させることで、ポケット部61のロックを解除することができる。
図10は別実施例に係る車両の物品収納構造を説明する図であり、第1の実施例と大きく異なる点は、ポケット部61Bと外装カバー55Bとを一体的に形成した点にあり、その他、大きく異なるところはない。
尚、本発明は、実施の形態では二輪車に適用したが、三輪車および四輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
請求項2では、ポケット部を直接ヒンジ部に連結することは差し支えない。
請求項3では、外装カバーとポケット部とは一体的に設けることは差し支えない。
本発明に係る車両の物品収納構造は、スクータ型車両に好適である。
本発明に係る物品収納構造が備えられている自動二輪車の左側面図である。 本発明に係る物品収納構造を説明する平面図である。 図2の3矢視図である。 図2の4−4線断面図である。 本発明に係る物品収納構造及び作用説明図(ポケット部が閉じたときから開いたときまで)である。 本発明に係る物品収納構造の作用説明図(ポケット部が全開したとき)である。 図2の7矢視図である。 図7の8−8線断面図である。 図7の9−9線断面図である。 別実施例に係る車両の物品収納構造を説明する図である。
符号の説明
45…車体カバー、53…カバー部材、53b…カバー部材の後縁、55…外装カバー、61…ポケット部、73…車両の物品収納構造、74…ヒンジ部、76…開口部、77…底部、78…周壁、83…ヒンジ軸、84…ヒンジアーム、85…凹部。

Claims (3)

  1. 物入れとしてのポケット部(61)と、このポケット部(61)を車体に開閉可能に支持するヒンジ部(74)とが備えられている車両の物品収納構造において、
    前記ヒンジ部(74)の回動中心を構成するヒンジ軸(83)は、上下方向に延びるように配置され、
    前記ポケット部(61)には、車体カバー(45)の意匠面の一部を構成する外装カバー(55)が取り外し可能に取り付けられ、
    前記車体カバー(45)には、前記ポケット部(61)が閉じられているときに、前記外装カバー(55)の上方を覆うカバー部材(53)が含まれており、車体を上方から見たときに、このカバー部材(53)の後縁は、車体前方に窪ませた凹部(85)を有し、
    前記ポケット部(61)に、水平方向で前記ポケット部(61)の開閉する方向には、前記ポケット部(61)にかかる荷重を分散させるポケット部支持部(102)が付設されていることを特徴とする車両の物品収納構造。
  2. 前記ポケット部(61)は、底部(77)と、この底部(77)の側方に立設されている周壁(78)とからなり、上方に開いている開口部(76)を有することを特徴とする請求項1記載の車両の物品収納構造。
  3. 前記ポケット部(61)は、ヒンジアーム(84)を介して前記ヒンジ部(74)に連結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両の物品収納構造
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