JP2008279961A - 小型車両 - Google Patents

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雄一郎 森川
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Abstract

【課題】ヘッドパイプから後下がりに延びるメインパイプと、収納ボックスを上方から覆う乗員用シートの前部との間に、一端がメインパイプに回動可能に支承されるとともに他端が乗員用シートの前部に連結されるヒンジアームを有するヒンジ機構が設けられる小型車両において、収納ボックスの容量を確保しつつメインパイプの配置に影響を与えないようにしてダンパを配置可能とする。
【解決手段】ヒンジアーム36およびメインパイプ14間に、メインパイプ14に沿って上下に延びるダンパ50が設けられる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車体フレームが、操向ハンドルおよびフロントフォークを操向可能に支承するヘッドパイプと、該ヘッドパイプから後下がりに延びるメインパイプとを備え、収納ボックスを上方から覆うようにして前記ヘッドパイプの後方に配置される乗員用シートの前部および前記メインパイプ間に、一端が前記メインパイプに回動可能に支承されるとともに他端が前記乗員用シートの前部に連結されるヒンジアームを有するヒンジ機構が設けられる小型車両に関する。
ヘッドパイプから後下がりに延びるメインパイプに、収納ボックスの後部を覆う乗員用シートがヒンジ機構を介して連結され、収納ボックスの上部開口端を大きく開口し得るようにしたスクータ型自動二輪車が、特許文献1で知られている。
特公平4−27072号公報
上記特許文献1で開示されるもののように、収納ボックスの上端開口部を大きく開口し得るようにした構造では、乗員用シートの前後長を長くしたり、乗員用シートおよびヒンジ間を結ぶヒンジアームを用いる必要があるが、そのような構成によれば、乗員用シートを含めた開閉蓋部分の重量が増加し、開閉動作が行い難くなる。そこで開閉動作を補助し、さらに乗員用シートの開き状態を維持するために乗員用シートおよび車体フレーム間にダンパが用いられることが多いが、ダンパを用いた場合には、そのダンパを配置するスペースを確保することが必要であり、大きな開口部をもつ収納ボックスを備える自動二輪車では、収納ボックスの容量を確保しつつダンパの配置スペースを確保することは容易ではない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、収納ボックスの容量を確保しつつメインパイプの配置に影響を与えないようにしてダンパを配置し得るようにした小型車両を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、車体フレームが、操向ハンドルおよびフロントフォークを操向可能に支承するヘッドパイプと、該ヘッドパイプから後下がりに延びるメインパイプとを備え、収納ボックスを上方から覆うようにして前記ヘッドパイプの後方に配置される乗員用シートの前部および前記メインパイプ間に、一端が前記メインパイプに回動可能に支承されるとともに他端が前記乗員用シートの前部に連結されるヒンジアームを有するヒンジ機構が設けられる小型車両において、前記ヒンジアームおよび前記メインパイプ間に、前記メインパイプに沿って上下に延びるダンパが設けられることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記車体フレームを覆う車体カバーに、前記乗員用シートおよび前記メインパイプ間に配置されるとともに前記乗員用シートの着座面よりも下方で下方に彎曲した上面を有するフロトンネル部が形成され、前記ダンパは、該フロアトンネル部の上面の最低部よりも前方でフロアトンネル部内に配置されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記ヒンジ機構は、前記ヒンジアームの一端部を両側から挟むようにして前記メインパイプに設けられた左右一対のアーム用ブラケットと、前記ヒンジアームの一端部を前記両アーム用ブラケットに回動可能に連結する左右一対の締結部材とを有し、前記両アーム用ブラケット間に前記ダンパが配置されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記ダンパの下端部が、円筒状である前記メインパイプの軸線を含む鉛直面から左右いずれか一側にオフセットした位置で前記メインパイプに設けられた下部ダンパ用ブラケットに連結されることを特徴とする。
さらに請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記メインパイプに、前記ヒンジアームの一端部を回動可能に支承するアーム用ブラケットと、前記ダンパの下端部を連結する下部ダンパ用ブラケットとが設けられ、前記ダンパが側面視で前記メインパイプ、前記アーム用ブラケットおよび前記下部ダンパ用ブラケットで規定される領域内に配置されることを特徴とする。
なお実施例のボルト27が本発明の締結部材に対応する。
請求項1記載の発明によれば、ダンパを車体フレームのメインパイプに沿うように配置することで、収納ボックスの容量を確保しつつ、メインパイプの配置に影響を与えないようにしてコンパクトにダンパを配置することができる。
また請求項2記載の発明によれば、フロアトンネル部内のスペースの比較的配置し易い前部側にダンパを配置するようにしてダンパのレイアウトを容易とすることができる。
請求項3記載の発明によれば、ヒンジアームの一端部を回動可能に支承するようにしてメインパイプに設けられる左右一対のアーム用ブラケット間にダンパが配置されるので、乗員用シートを開いた際のアーム用ブラケットおよびダンパの干渉を両アーム用ブラケット間の空きスペースを利用して回避することができ、乗員用シートの開き角度をより大きくすることができる。
請求項4記載の発明によれば、円筒状であるメインパイプの軸線を含む鉛直面の左右一側でダンパ用ブラケットがメインパイプに設けられるので、ダンパをよりメインパイプ側に近接させることができる。
さらに請求項5記載の発明によれば、アーム用ブラケットおよびダンパ用ブラケット間のスペースを有効に利用してダンパを配置することができるとともに、上下方向からのダンパの保護を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の第1実施例を示すものであり、図1はスクータ型自動二輪車の左側面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2の3−3線拡大断面図、図4はヒンジアームの側面図、図5は図4の5矢視図、図6は図2の6−6線断面図、図7は乗員用シートを開放した状態でのスクータ型自動二輪車の左側面図である。
図1〜図3において、小型車両であるスクータ型自動二輪車の車体フレームFAは、下端部で前輪WFを軸支するようにして該前輪WFを跨ぐフロントフォーク11ならびに該フロントフォーク11の上端に連結される操向ハンドル12を操向可能に支承するヘッドパイプ13と、該ヘッドパイプ13から後下がりに延びる円筒状のメインパイプ14と、該メインパイプ14の下部に結合されて後方に延びる左右一対のロアフレーム15,15と、両ロアフレーム15…の後端部間を結ぶクロスパイプ16と、該クロスパイプ16の両端部に前端がそれぞれ連設される左右一対のリヤフレームパイプ17,17と、前記両ロアフレーム15…の上方で前記メインパイプ14の中間部および両リヤフレームパイプ17…の中間部間を連結するアッパフレーム18,18とを備える。
前記ロアフレーム15…は、前記メインパイプ14の下部左右両側に溶接によって結合されて両側方に延びる側方延出部15a…と、側方延出部15a…の外端から後方に延びる後方延出部15b…とを一体に有するものであり、後方延出部15b…の後端がクロスパイプ16の左右両端部に溶接によって結合される。また前記両ロアフレーム15…における側方延出部15a…および前記メインパイプ14間には、側方延出部15aの軸線に直交する平面への投影図が下方に開いた略U字状となる左右一対の補強部材19,19が設けられる。
車体フレームFAにおける両リヤフレームパイプ17…の前部には、後輪WRの前方側に配置されるエンジンEと、後輪WRの左側方に配置される伝動装置Mとから成るパワーユニットPが、上下に揺動することを可能としてリンク20を介して上下揺動可能に支承され、後輪WRはパワーユニットPの後部に軸支される。
前記伝動装置MはエンジンEのクランクケース21に連設されて後輪WRの左側方に延びる伝動ケース22内に収納され、この伝動ケース22の後部と、左右一対のリヤフレームパイプ17…のうち左側のリヤフレームパイプ17との間にはリヤクッションユニット23が設けられる。
前記両リヤフレームパイプ17…および前記両アッパフレーム18…間には、ヘルメット等を収納可能な収納ボックス24が前記エンジンEの上方から該エンジンEの前方まで延びるようにして配置されており、該収納ボックス24の後部は、前記ヘッドパイプ13の後方に配置される乗員用シート25で上方から覆われる。また前記収納ボックス24の後方で両リヤフレームパイプ17…の後部間には、前記乗員用シート25の後部で上方から覆われる燃料タンク26が配置され、収納ボックス24および燃料タンク26は車体フレームFAで支持される。
また前記エンジンEの一部、車体フレームFA、収納ボックス24および燃料タンク26は、乗員用シート25上の乗員の足を乗せるための左右一対のステップフロア27…と、両ステップフロア27…間で上方に隆起したフロアトンネル部28を有する車体カバー29で覆われる。
前記フロアトンネル部28は、左右一対のアッパフレーム18…で支持されるようにして前記両ステップフロア27…の内端に連設されて上方に立ち上がるトンネル主部30と、該トンネル主部30の上部に設けられた開口部32を開閉可能に閉鎖するカバー31とから成るものであり、該フロアトンネル部30の上面は、乗員用シート25の着座面25aよりも下方で下方に彎曲するように形成される。
前記乗員用シート25における底板33の前部および前記メインパイプ14間には、乗員用シート25を開閉可能に支承するためのヒンジ機構34が設けられており、このヒンジ機構34は、前記メインパイプ14に設けられた左右一対のアーム用ブラケット35,35と、それらのアーム用ブラケット35…で一端部が両側から挟まれるとともに他端部が前記底板33の前部に連結されるヒンジアーム36と、該ヒンジアームの一端部を前記両アーム用ブラケット35…に回動可能に連結する左右一対のボルト37,37とを備える。
図4および図5において、前記ヒンジアーム36は、前記フロアトンネル部28の上面にほぼ対応して彎曲しつつフロアトンネル部28内に配置されて前後に延びる左右一対のアームパイプ38,38と、両アームパイプ38…の前部間を連結する前部連結板39と、両アームパイプ38…の後部間を連結する後部連結板40とで構成される。
前部連結板39の左右両側には前方に延びて前記アーム用ブラケット35…の外面に対向する支持板部39a,39aが一体に設けられており、両支持板部39a…および前記アーム用ブラケット35…にそれぞれ外側から挿通されるボルト37…が、前記アーム用ブラケット35…の内面に固着されたウエルドナット41,41に螺合される。而してウエルドナット41…は同軸上でアーム用ブラケット35…の内面に固着されており、ボルト37…を締めつけることにより、ヒンジアーム36の一端部が両アーム用ブラケット35…に回動可能に支承される。また後部連結板40は、複数のボルト42…によって乗員用シート25における底板33の前部に締結される。
前記両アームパイプ38…の前後に間隔をあけた2個所の外側面側には、側方に張り出す取付け板部43,43;44,44が固着されており、それらの取付け板部43…,44…には、フロアトンネル部28の一部を構成するカバー31に一体に設けられてヒンジアーム36側に延びる取付け脚部31a…,31b…の先端が当接され、取付け板部43…,44…に挿通されるボルト45…,46…が前記取付け脚部31a…,31b…に螺合される。すなわち前記カバー31はヒンジアーム36に取付けられる。
図6を併せて参照して、ヒンジ機構34の前記ヒンジアーム36および前記メインパイプ14間には、メインパイプ14に沿って上下に延びるダンパ50が設けられる。このダンパ50は、前記フロアトンネル部28の上面の最低部よりも前方でフロアトンネル部28内に配置されるものであり、しかもヒンジアーム36における前部連結板39の下面に突設された上部ダンパ用ブラケット51に上端部を連結するとともに前記両アーム用ブラケット35…よりも下方で前記メインパイプ14に設けられた下部ダンパ用ブラケット52に下端部を連結するようにして、前記両アーム用ブラケット35…間に配置される。
前記上部ダンパ用ブラケット51は、円筒状である前記メインパイプ14の軸線を含む鉛直面PLから左右いずれか一側、この実施例では右側にオフセットした位置でヒンジアーム36の前部連結板39に設けられるものであり、上部ダンパ用ブラケット51に固着されたウエルドナット53にダンパ50の上端部に挿通されるボルト54を螺合することでダンパ50の上端部がヒンジアーム36に連結される。
また下部ダンパ用ブラケット52は、上部ダンパ用ブラケット51と同様に、鉛直面PLから左右いずれか一側、この実施例では右側にオフセットした位置でメインパイプ14に設けられるものであり、下部ダンパ用ブラケット52に固着されたウエルドナット55にダンパ50の下端部に挿通されるボルト56を螺合することでダンパ50の下端部がメインパイプ14に連結される。
しかもダンパ50は、図2で明示するように、側面視で前記メインパイプ14、前記アーム用ブラケット35…および前記下部ダンパ用ブラケット51で規定される領域内に配置される。
而して乗員用シート25は、図7で示すように、ヒンジアーム36の一端部のアーム用ブラケット35…への連結部すなわちボルト37…の軸線を回動中心として上方に跳ね上げることができ、この状態で、収納ボックス24からの物品の取り出しおよび収納、ならびに燃料タンク26への給油が可能となる。
次にこの第1実施例の作用について説明すると、収納ボックス24の後部を上方から覆うようにしてヘッドパイプ13の後方に配置される乗員用シート25の前部およびメインパイプ14間には、一端がメインパイプ14に回動可能に支承されるとともに他端が前記乗員用シート25の前部に連結されるヒンジアーム36を有するヒンジ機構34が設けられており、ヒンジアーム36およびメインパイプ14間に、メインパイプ14に沿って上下に延びるダンパ50が設けられるので、収納ボックス24の容量を確保しつつ、メインパイプ14の配置に影響を与えないようにしてコンパクトにダンパ50を配置することができる。
また車体カバー29に、乗員用シート25およびメインパイプ14間に配置されるとともに乗員用シート25の着座面25aよりも下方で下方に彎曲した上面を有するフロトンネル部28が形成され、ダンパ50は、該フロアトンネル部28の上面の最低部よりも前方でフロアトンネル部28内に配置されるので、フロアトンネル部28内のスペースの比較的配置し易い前部側にダンパ50を配置するようにしてダンパ50のレイアウトを容易とすることができる。
ところでヒンジ機構34は、ヒンジアーム36の一端部を両側から挟むようにして前記メインパイプ14に設けられた左右一対のアーム用ブラケット35,35と、ヒンジアーム36の一端部を前記両アーム用ブラケット35…に回動可能に連結する左右一対のボルト37,37とを有し、両アーム用ブラケット35…間に前記ダンパ50が配置されるので、乗員用シート25を開いた際のアーム用ブラケット35…およびダンパ50の干渉を両アーム用ブラケット35…間の空きスペースを利用して回避することができ、乗員用シート25の開き角度をより大きくすることができる。
またダンパ50の下端部が、円筒状であるメインパイプ14の軸線を含む鉛直面PLから右側にオフセットした位置でメインパイプ14に設けられた下部ダンパ用ブラケット52に連結されるので、ダンパ50をよりメインパイプ14側に近接させることができる。
さらにメインパイプ14に、ヒンジアーム36の一端部を回動可能に支承するアーム用ブラケット35…と、ダンパ50の下端部を連結する下部ダンパ用ブラケット52とが設けられ、ダンパ50が側面視で前記メインパイプ14、前記アーム用ブラケット35…および前記下部ダンパ用ブラケット52で規定される領域内に配置されるので、アーム用ブラケット35…および下部ダンパ用ブラケット52間のスペースを有効に利用してダンパ50を配置することができるとともに、上下方向からのダンパ50の保護を図ることができる。
図8は本発明の第2実施例を示すものであり、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
スクータ型である自動二輪車の車体フレームFBは、フロントフォーク11および操向ハンドル12を操向可能に支承するヘッドパイプ13と、該ヘッドパイプ13から後下がりに延びる円筒状のメインパイプ14と、該メインパイプ14の下部に結合されて後方に延びる左右一対のロアフレーム15…と、両ロアフレーム15…の後端部間を結ぶクロスパイプ16と、該クロスパイプ16の両端部に前端がそれぞれ連設される左右一対のリヤフレームパイプ17…と、前記両ロアフレーム15…の上方で前記メインパイプ14の中間部および両リヤフレームパイプ17…の中間部間を連結するアッパフレーム18…と、前記メインパイプ14の下部前方で前記両ロアフレーム15…の前部間を連結するクロスメンバー61とを備える。
前記両リヤフレームパイプ17…および前記両アッパフレーム18…間には、ヘルメット等を収納可能な収納ボックス58が前記エンジンEの上方から該エンジンEの前方まで延びるようにして配置されており、該収納ボックス58の後部は、前記ヘッドパイプ13の後方に配置される乗員用シート25で上方から覆われる。
前記メインパイプ14の下部、前記両ロアフレーム15…および前記クロスパイプ16で囲まれる領域で前記収納ボックス58の前部下方に位置する燃料タンク59が配置されており、この燃料タンク59は、前記両ロアフレーム15…で支持される。
前記メインパイプ14は、前記燃料タンク59に燃料を供給するための燃料通路を形成するものであり、メインパイプ14の下部には燃料タンク59が接続され、メインパイプ14の上部には給油パイプ60が接続される。
また前記乗員用シート25および前記メインパイプ14間には、第1実施例と同様のヒンジ機構34が設けられる。
この第2実施例によっても上記第1実施例と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
第1実施例のスクータ型自動二輪車の左側面図である。 図1の要部拡大図である。 図2の3−3線拡大断面図である。 ヒンジアームの側面図である。 図4の5矢視図である。 図2の6−6線断面図である。 乗員用シートを開放した状態でのスクータ型自動二輪車の左側面図である。 第2実施例のスクータ型自動二輪車の左側面図である。
符号の説明
11・・・フロントフォーク
12・・・操向ハンドル
13・・・ヘッドパイプ
14・・・メインパイプ
24,58・・・収納ボックス
25・・・乗員用シート
25a・・・着座面
28・・・フロトンネル部
29・・・車体カバー
34・・・ヒンジ機構
35・・・アーム用ブラケット
36・・・ヒンジアーム
37・・・締結部材であるボルト
50・・・ダンパ
52・・・下部ダンパ用ブラケット
FA,FB・・・車体フレーム
PL・・・鉛直面

Claims (5)

  1. 車体フレーム(FA,FB)が、操向ハンドル(12)およびフロントフォーク(11)を操向可能に支承するヘッドパイプ(13)と、該ヘッドパイプ(13)から後下がりに延びるメインパイプ(14)とを備え、収納ボックス(24,58)を上方から覆うようにして前記ヘッドパイプ(13)の後方に配置される乗員用シート(25)の前部および前記メインパイプ(14)間に、一端が前記メインパイプ(14)に回動可能に支承されるとともに他端が前記乗員用シート(25)の前部に連結されるヒンジアーム(36)を有するヒンジ機構(34)が設けられる小型車両において、前記ヒンジアーム(36)および前記メインパイプ(14)間に、前記メインパイプ(14)に沿って上下に延びるダンパ(50)が設けられることを特徴とする小型車両。
  2. 前記車体フレーム(FA,FB)を覆う車体カバー(29)に、前記乗員用シート(25)および前記メインパイプ(24)間に配置されるとともに前記乗員用シート(25)の着座面(25a)よりも下方で下方に彎曲した上面を有するフロトンネル部(28)が形成され、前記ダンパ(50)は、該フロアトンネル部(28)の上面の最低部よりも前方でフロアトンネル部(28)内に配置されることを特徴とする請求項1記載の小型車両。
  3. 前記ヒンジ機構(34)は、前記ヒンジアーム(36)の一端部を両側から挟むようにして前記メインパイプ(14)に設けられた左右一対のアーム用ブラケット(35)と、前記ヒンジアーム(36)の一端部を前記両アーム用ブラケット(35)に回動可能に連結する左右一対の締結部材(37)とを有し、前記両アーム用ブラケット(35)間に前記ダンパ(50)が配置されることを特徴とする請求項1または2記載の小型車両。
  4. 前記ダンパ(50)の下端部が、円筒状である前記メインパイプ(14)の軸線を含む鉛直面(PL)から左右いずれか一側にオフセットした位置で前記メインパイプ(14)に設けられた下部ダンパ用ブラケット(52)に連結されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の小型車両。
  5. 前記メインパイプ(14)に、前記ヒンジアーム(36)の一端部を回動可能に支承するアーム用ブラケット(35)と、前記ダンパ(50)の下端部を連結する下部ダンパ用ブラケット(52)とが設けられ、前記ダンパ(50)が側面視で前記メインパイプ(14)、前記アーム用ブラケット(35)および前記下部ダンパ用ブラケット(52)で規定される領域内に配置されることを特徴とする請求項1記載の小型車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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