JP7269462B2 - 跨座式シート - Google Patents
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Description
上記の構成では、第1緩衝部材よりも上側基材や下側基材が薄く撓みやすくなり、上側基材や下側基材が撓むことで衝撃や振動が吸収されるため、着座者の臀部に加わる衝撃や振動を軽減することが可能となる。
上記の構成では、下側基材に凹部を設けることで、下側基材の剛性が上側基材の剛性よりも向上するとともに、下側基材よりも上側基材が撓み易くなっているため、着座者の臀部に近い上側基材によって効果的に着座者の臀部に加わる衝撃や振動を軽減することが可能となる。
上記の構成では、下側基材の凹部が跨座式シートの前後方向に延在しており、跨座式シートの幅方向における座面部材の剛性が向上するため、座面部材に跨座式シートの幅方向から荷重が加わった場合にも適切に着座者を支持することが可能となる。
上記の構成では、下側基材と上側基材が接合されている部分において、跨座式シートの上下方向の剛性が向上するため、座面部材の強度を向上させることが可能となる。
上記の構成では、座面部材の下側基材が波状に湾曲しており、座面部材に加わった荷重が均一に分散されるため、荷重を適切に吸収することが可能となる。
上記の構成では、座面部材の下側基材とシートフレームの上面が、第2の緩衝部材によって所定の間隔を維持して接続されており、着座者の臀部に加わる衝撃が軽減されるとともに、シートフレームから座面部材に伝わる振動が軽減されるため、着座者の臀部に加わる衝撃や振動を軽減することが可能となる。
上記の構成では、第2の緩衝部材が、面ファスナーである場合、跨座式シートの幅方向や前後方向、上下方向から加わる衝撃を吸収することが可能となるため、あらゆる方向から着座者の臀部に加わる衝撃を軽減することが可能となる。
上記の構成では、シートフレームの上側フレーム部材と下側フレーム部材の間に空間が形成されているため、着座者からシートフレームに加わる衝撃や荷重を適切に吸収することが可能となる。
上記の構成では、座面部材の上側に第3緩衝部材によってクッション部材が取り付けられているため、着座者から座面部材やシートフレームに加わる衝撃や荷重を吸収することが可能となる。
また、本発明の跨座式シートによれば、第1緩衝部材よりも上側基材や下側基材が薄く撓みやすくなり、上側基材や下側基材が撓むことで衝撃や振動が吸収されるため、着座者の臀部に加わる衝撃や振動を軽減することが可能となる。
また、本発明の跨座式シートによれば、下側基材に凹部を設けることで、下側基材の剛性が上側基材の剛性よりも向上するとともに、下側基材よりも上側基材が撓み易くなっているため、着座者の臀部に近い上側基材によって効果的に着座者の臀部に加わる衝撃や振動を軽減することが可能となる。
また、本発明の跨座式シートによれば、下側基材の凹部が跨座式シートの前後方向に延在しており、跨座式シートの幅方向における座面部材の剛性が向上するため、座面部材に跨座式シートの幅方向から荷重が加わった場合にも適切に着座者を支持することが可能となる。
また、本発明の跨座式シートによれば、下側基材と上側基材が接合されている部分において、跨座式シートの上下方向の剛性が向上するため、座面部材の強度を向上させることが可能となる。
また、本発明の跨座式シートによれば、座面部材の下側基材が波状に湾曲しており、座面部材に加わった荷重が均一に分散されるため、荷重を適切に吸収することが可能となる。
また、本発明の跨座式シートによれば、座面部材の下側基材とシートフレームの上面が、第2の緩衝部材によって所定の間隔を維持して接続されており、着座者の臀部に加わる衝撃が軽減されるとともに、シートフレームから座面部材に伝わる振動が軽減されるため、着座者の臀部に加わる衝撃や振動を軽減することが可能となる。
また、本発明の跨座式シートによれば、第2の緩衝部材が、面ファスナーである場合、跨座式シートの幅方向や前後方向、上下方向から加わる衝撃を吸収することが可能となるため、あらゆる方向から着座者の臀部に加わる衝撃を軽減することが可能となる。
また、本発明の跨座式シートによれば、シートフレームの上側フレーム部材と下側フレーム部材の間に空間が形成されているため、着座者からシートフレームに加わる衝撃や荷重を適切に吸収することが可能となる。
また、本発明の跨座式シートによれば、座面部材の上側に第3緩衝部材によってクッション部材が取り付けられているため、着座者から座面部材やシートフレームに加わる衝撃や荷重を吸収することが可能となる。
本実施形態に係る自動二輪車用シート1は、図1に示すように、主な構成として、シート本体2及びバックレスト3を備えている。シート本体2は、着座者が跨った状態で着座する着座面を備えている。本実施形態では、シート本体2の前部が、着座者の着座面となる。バックレスト3は、シート本体2の後部に取り付けられ、着座者の腰部、背部を支持する部品である。
以下、図3A乃至図3Cを参照して、シートフレーム10の構成について説明する。
シートフレーム10は、上面11及び側面12を有している。シートフレーム10の上面11は、着座者の臀部を座面部材20やクッション部材30を介して支持する面であり、主にシート幅方向及びシート前後方向に広がる面である。シートフレーム10の側面12は、着座者の大腿部を支持する面であり、主にシート前後方向及びシート上下方向に広がる面である。
以下、図4A乃至図4Dを参照して、座面部材20の構成について説明する。
図4Aは、座面部材の外観図であり、図4Bは、座面部材を裏側から見た外観図であり、図4Cは、座面部材の正面図であり、図4Dは、図4AのIII-III断面図である。
図5A及び図5Bに、図1のI-I断面図を示すように、座面部材20の下側基材22が、シートフレーム10の上面11と、接続部材(面ファスナー)によって着脱可能に接続されている。また、シートフレーム10の側面12に設けられた取付穴14と、座面部材20に設けられた開口27の位置が合せられ、ボルト50が挿通され、ナット52によって固定されている。
以上説明した自動二輪車用シート1(跨座式シート)によれば、上側基材21と下側基材22の間に第1緩衝部材23を有する座面部材20が、シートフレーム10の上面11に接続部材(第1テープ13a,13b,13c及び第2テープ26a,26b,26c)によって着脱可能に接続されているため、座面部材20の第1緩衝部材23及び接続部材によって衝撃や振動が吸収される。したがって、着座者の臀部に加わる衝撃や振動を軽減することが可能となる。
以上までに、本発明の一実施形態に係る自動二輪車用シート1の構成について説明してきたが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
2 シート本体
3 バックレスト
10 シートフレーム
11 上面
12 側面
13a、13b、13c 第1テープ(接続部材、第2緩衝部材)
14 取付穴
15 上側フレーム部材
16 下側フレーム部材
17 空間
20 座面部材
21 上側基材
22 下側基材
23 第1緩衝部材
24a、24b、24c 凸部
25a、25b 凹部
26a、26b、26c 第2テープ(接続部材、第2緩衝部材)
27 開口
30 クッション部材
40 両面テープ(第3緩衝部材)
50 ボルト
52 ナット
Claims (9)
- 着座者が跨った状態で着座する跨座式シートであって、
シートフレームと、
該シートフレームに取り付けられた座面部材と、
前記座面部材に取り付けられたクッション部材と、を備え、
前記座面部材は、
前記シートフレームの上面と対向する下側基材と、
該下側基材の上側に設けられた上側基材と、
前記上側基材と前記下側基材との間に設けられた第1緩衝部材と、を有し、
前記下側基材が前記シートフレームの前記上面と接続部材によって着脱可能に接続されており、
前記下側基材が前記上側基材に向う方向に窪んだ凹部を有することを特徴とする跨座式シート。 - 前記凹部は、前記跨座式シートの前後方向に延在していることを特徴とする請求項1に記載の跨座式シート。
- 前記下側基材と前記上側基材が、前記凹部において接合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の跨座式シート。
- 着座者が跨った状態で着座する跨座式シートであって、
シートフレームと、
該シートフレームに取り付けられた座面部材と、
前記座面部材に取り付けられたクッション部材と、を備え、
前記座面部材は、
前記シートフレームの上面と対向する下側基材と、
該下側基材の上側に設けられた上側基材と、
前記上側基材と前記下側基材との間に設けられた第1緩衝部材と、を有し、
前記下側基材が前記シートフレームの前記上面と接続部材によって着脱可能に接続されており、
前記下側基材が前記跨座式シートの幅方向において波状に湾曲していることを特徴とする跨座式シート。 - 前記接続部材は、前記シートフレームの前記上面と前記下側基材を所定の間隔を維持して接続する第2緩衝部材であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の跨座式シート。
- 前記第2緩衝部材は、前記シートフレームの前記上面と前記下側基材にそれぞれ取り付けられた面ファスナーであることを特徴とする請求項5に記載の跨座式シート。
- 前記シートフレームは、前記上面を形成する上側フレーム部材と、
前記跨座式シートの上下方向において該上側フレーム部材に対して下側に設けられた下側フレーム部材と、を有し、
前記上側フレーム部材と前記下側フレーム部材との間には、空間が形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の跨座式シート。 - 前記座面部材が備える前記上側基材の上側には、第3緩衝部材によって前記クッション部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の跨座式シート。
- 前記跨座式シートの上下方向における前記上側基材及び前記下側基材の厚みは、それぞれ、前記跨座式シートの上下方向における前記第1緩衝部材の厚みよりも薄いことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の跨座式シート。
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JP2018071869A JP7269462B2 (ja) | 2018-04-03 | 2018-04-03 | 跨座式シート |
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JP2022071223A (ja) * | 2020-10-19 | 2022-05-16 | スズキ株式会社 | 自動二輪車用シートレール構造 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000351391A (ja) | 1999-06-10 | 2000-12-19 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車等のシート構造 |
JP2007175482A (ja) | 2005-11-30 | 2007-07-12 | Honda Motor Co Ltd | 車両用シート及び船艇用シート |
US20150274230A1 (en) | 2014-03-25 | 2015-10-01 | GUTS, Inc. | Motorcycle seat with enhanced traction |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5683195B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2015-03-11 | 本田技研工業株式会社 | 車両のシート支持構造 |
-
2018
- 2018-04-03 JP JP2018071869A patent/JP7269462B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000351391A (ja) | 1999-06-10 | 2000-12-19 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車等のシート構造 |
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