JPH0733146B2 - 運転シ−ト支持装置 - Google Patents

運転シ−ト支持装置

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JPH0733146B2
JPH0733146B2 JP6596586A JP6596586A JPH0733146B2 JP H0733146 B2 JPH0733146 B2 JP H0733146B2 JP 6596586 A JP6596586 A JP 6596586A JP 6596586 A JP6596586 A JP 6596586A JP H0733146 B2 JPH0733146 B2 JP H0733146B2
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JP
Japan
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suction cup
positioning member
seat
driving seat
vehicle body
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Expired - Lifetime
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JP6596586A
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JPS62225478A (ja
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孝一 渡辺
貴志 加藤
豊 林
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車体側に開閉自在に枢着された運転シート
を、閉位置に保持する運転シート支持装置に関するもの
である。
(発明の背景) スクータや自動2、3輪車などでは、通常運転シートを
ヒンジで開閉自在に車体に枢着し、運転シート下方に設
けた燃料タンクの給油、電装品などの点検、あるいは物
入れ箱への荷物の出し入れを行うようにしている。この
ような車両で、運転シートの開閉動作を容易にするた
め、運転シートの下面に吸盤を固定し、この吸盤により
運転シートを閉位置に保持するものがある。この吸盤は
一般に車体側に吸着して運転シートの回動を規制する力
は大きいが、運転シート回動端の回動軸方向の振れを規
制する力は弱い。このため、吸盤の横ズレを防ぐために
車体側の角部等に係合する位置決め部材が併せて用いら
れている。
しかし従来は、吸盤と位置決め部材とを別体とし、運転
シート下面に離れて取付けていた(例えば実開昭54−11
2264号)。このため運転シートの閉位置における吸盤と
位置決め部材との高さ方向の精度が悪くなる。この結果
吸盤が適正圧力で車体側に押圧されず、吸着力が不十分
となることがあった。また反対に吸盤に過大な押圧力が
加わり吸盤が過大に変形して傷んだり、位置決め部材が
車体側に十分な力で押圧されず位置振れを十分に規制で
きなかったりするという問題があった。さらに吸盤と位
置決め部材が別部材であると部品点数が増えるという問
題もあった。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
吸盤と車体との位置決め精度を高くして常に吸盤に加わ
る押圧力を適正に保ち、吸盤の吸着を確実にすると共に
運転シートの振れを確実に防ぎ、さらに部品点数の減少
も可能な運転シート支持装置を提供することを目的とす
る。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、車体側に開閉自在に装着さ
れた運転シートの下面に固定され、前記運転シートを閉
位置に保持する運転シート支持装置において、車体側部
材と係合して前記運転シートの回動軸方向の動きを規制
する位置決め部材と、車体側平面部に吸着して前記運転
シートの回動方向の動きを規制する吸盤とを備え、前記
位置決め部材と前記吸盤とが一体に形成されていること
を特徴とする運転シート支持装置により達成される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を適用した自動2輪車の側面
図、第2図はそのII−II線断面図である。
第1図で符号10は操向前輪、12は操向バーハンドル、14
は後輪、16はこの後輪14を駆動するエンジンである。後
輪14の斜め上前方には板金製の燃料タンク18が配設され
ている。この燃料タンク18の上面の中央付近には、第2
図に示すように注油キャップ20が装着されている。また
この燃料タンク18の上面の左右縁部は斜面に形成され、
上面の平面部22とこの斜面部との交わる位置に角部24が
形成される。
26は運転シートであり、底板28と、外皮30と、これらの
間に装填されたクッション材32とで形成される。この運
転シート26はその前端が車体幅方向の回動軸34(第1
図)によって燃料タンク18の前端上部に枢着されてい
る。
36、36は左右一対の吸盤であり、これらの吸盤36は底板
28に設けた係合孔40、40に固定されている。またこの吸
盤36には外側方にのびる位置決め部材42、42が一体成形
されている。これら吸盤36および位置決め部材42は、運
転シート26の閉位置(第1図の実線位置)でそれぞれ燃
料タンク18の平面部22および角部24に当接する。また位
置決め部材42の厚さは、この部材42が角部24に当接した
状態で吸盤36が適正な圧力で平面部22に押圧されるよう
に決められている。なお吸盤36と位置決め部材42は適度
な弾性を持つゴムやプラスチックスで作られる。
従って運転シート26を閉位置にして適度な力で下方に押
圧すれば、吸盤36は燃料タンク18の平面部22に吸着し、
これと共に位置決め部材42が角部24に係合する。このた
め運転シート26は吸盤36によりその回動軸34回りの回動
が規制される。すなわち運転シート26の回動が規制され
る。また位置決め部材42は角部24に係合しているので、
運転シート26の回動端は回動軸34方向への動きが規制さ
れる。すなわち運転シート26の横ぶれが規制される。
吸盤36と位置決め部材42とは一体なので両者の相対位置
を高精度に決めることができ、位置決め部材42の角部24
に当った時に吸盤36は常に適切な圧力で平面部22に押圧
され、吸盤36は十分な吸着力を発生すると共に過大に変
形することがない。また吸盤36の吸着力が十分に発生す
るので、運転者の非乗車時などに位置決め部材42が角部
24から離れることもなくなり、非乗車時の運転シート26
の横ぶれも防止できる。
第3図は本発明の他の実施例を示す断面図であり、前記
第1図のII−II線相当位置で断面したものである。
この実施例は前記第2図に示した燃料タンク18の上面に
運転シート荷重を受けるブラケット44、44を固定し、こ
のブラケット44の上面である平面部22Aに吸盤36を吸着
し、さらにこのブラケット44の角部24Aに位置決め部材4
2を係合させるように構成したものである。この実施例
によればシート荷重が直接燃料タンク18の上面に加わら
ないので燃料タンク18を保護することができる。またブ
ラケット44の平面部22Aは燃料タンク18の平面部22に比
べて面積が小さく剛性も高いので、その平面性が荷重に
より変化しにくく、吸盤36の吸着性能に悪影響を与える
こともない。また角部24Aの角度を小さくできるので、
位置決め部材42と角部24Aとの係合を一層確実にして、
運転シート26の横ぶれを規制する機能を高めることがで
きる。
なおこの第3図では第2図と同一部分に同一符号を付し
たので、その説明は繰り返さない。
以上の実施例では、吸盤36を燃料タンク18またはブラケ
ット44の平面部22、22Aに吸着させ、位置決め部材42を
燃料タンク18またはブラケット44の角部24、24Aに係合
させているが本発明はこれに限られるものでなない。す
なわち、運転シート26の下方に位置する車体側部材の平
面部に吸着し、その車体側部材の角部、凹部等に係合し
て位置決めできるものであればよい。
なお運転シートを車体幅方向に開くように(すなわち横
開きに)した場合には、本発明は車体前後方向に一対
(またはそれ以上)設ければよく、本発明はそのように
用いられるものも包含する。
(発明の効果) 本発明は以上のように、運転シートを車体側に固定する
吸盤と、運転シートの回動端の回動軸方向の振れを防ぐ
位置決め部材とを一体に形成したので、吸盤と位置決め
部材との相対位置精度が高くなり、吸盤の押圧力を適正
にして十分な吸着力を得ると共に過大な押圧力による吸
盤の破損や位置決め部材が角部から浮き上がって位置決
めが不確実になるのを防止することができる。従って運
転シートの閉位置への固定が確実になる。また部品点数
も減り、組立て作業性も向上する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を適用した自動2輪車の側面
図、第2図はそのII−II線断面図である。また第3図は
他の実施例の断面図である。 18…燃料タンク、22,22A…平面部、24,24A…角部、26…
運転シート、36…吸盤、42…位置決め部材、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側に開閉自在に装着された運転シート
    の下面に固定され、前記運転シートを閉位置に保持する
    運転シート支持装置において、 車体側部材と係合して前記運転シートの回動軸方向の動
    きを規制する位置決め部材と、車体側平面部に吸着して
    前記運転シートの回動方向の動きを規制する吸盤とを備
    え、前記位置決め部材と前記吸盤とが一体に形成されて
    いることを特徴とする運転シート支持装置。
JP6596586A 1986-03-26 1986-03-26 運転シ−ト支持装置 Expired - Lifetime JPH0733146B2 (ja)

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JP6596586A JPH0733146B2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26 運転シ−ト支持装置

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JP6596586A JPH0733146B2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26 運転シ−ト支持装置

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Publication Number Publication Date
JPS62225478A JPS62225478A (ja) 1987-10-03
JPH0733146B2 true JPH0733146B2 (ja) 1995-04-12

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ID=13302214

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5782280B2 (ja) * 2011-03-29 2015-09-24 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
JP7269462B2 (ja) * 2018-04-03 2023-05-09 テイ・エス テック株式会社 跨座式シート

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JPS62225478A (ja) 1987-10-03

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