JPH075105B2 - 自動二,三輪車のタンクキヤツプ保護構造 - Google Patents

自動二,三輪車のタンクキヤツプ保護構造

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JPH075105B2
JPH075105B2 JP1036886A JP1036886A JPH075105B2 JP H075105 B2 JPH075105 B2 JP H075105B2 JP 1036886 A JP1036886 A JP 1036886A JP 1036886 A JP1036886 A JP 1036886A JP H075105 B2 JPH075105 B2 JP H075105B2
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JP
Japan
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seat
tank cap
tank
bottom plate
cap
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JP1036886A
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JPS62168771A (ja
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幹雄 山本
雄三 原田
良一 徳永
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動二輪車,又はスクータ型自動三輪車のタ
ンクキャップ保護構造に関し、特にタンクキャップを外
して異物を投入したりするいたずらを防止できるように
した構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、自動二,三輪車ではシートを開閉可能に車体に装
着し、該シートの下方空間に燃料タンク等の車載部品を
収容するようにしている場合が多い。そしてこのような
場合、車載部品へのいたずら,盗難を防止するため、シ
ートを閉状態にロックするシートロック装置を設けるの
が一般的である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、シートの閉状態において該シートと車体
との間に隙間があると、この隙間から手を挿入して、上
記タンクキャップを取り外すことができる場合があり、
このような場合には上記シートロック装置を設けても燃
料タンク等へのいたずらは確実には防止できない。
そこで、上記隙間から手を挿入してタンクキャップを取
り外すのを防止するため、例えばシート底板に、シート
閉時にタンクキャップを囲む筒状部を形成することが考
えられる。一方、上記シートでは、クッション材だけで
なくシート底板自体の弾性をも考慮してクッション性を
確保するのが一般的であるが、シート底板に上記筒状部
を形成した場合、該底板自体のクッション性が損なわれ
る問題が生じる。
そこで本発明の目的は、シート底板のクッション性を損
なうことなくタンクキャップへのいたずらを防止できる
自動二,三輪車のタンクキャップ保護構造を提供する点
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、自動二,3輪車のタンクキャップ保護構造にお
いて、シートの後部のシート厚を前部より薄くし、閉位
置のシートの後部下面にタンクの給油口を臨ませ、該給
油口のキャップの上面に対向して上記シートの底板から
下方に延びる突片を該底板に形成したことを特徴として
いる。
〔作用〕
本発明に係る自動二,三輪車のタンクキャップ保護構造
によれば、シート閉状態ではタンクキャップの上面に突
片が対向しているので、該タンクキャップを手で回転さ
せても途中で上記突片に当接して回転が阻止され、従っ
てタンクキャップを取り外したりするいたずらを防止で
きる。
この場合、上記突片はタンクキャップの上昇を阻止でき
る大きさであれは足り、従って該突片を設けたことによ
るシート底板の弾性低下は、例えばタンクキャップを囲
む筒状部を設けた場合に比較してわずかである。しかも
上記突片が設けられたシート後部は元々乗り心地にはあ
まり影響しない部位であるから、シート全体のクッショ
ン性が損なわれることはない。
またシート後部のシート厚を前部より薄くしたので、シ
ート全体のクッション性の低下をきたすことなくシート
の小型軽量化を図ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を説明するため
の図である。図において、1はスクータ型自動二輪車で
あり、これの車体フレーム2の前半部には、下方に凹状
の足載板取付部2aが形成され、後半部にはこれに続いて
後方に延びる上辺部2eが一体形成されている。また、こ
の車体フレーム2の前端には前輪3を支持するフロント
フォーク4が枢支され、中央付近には後輪5を支持する
スイングアーム一体式エンジンユニット6が枢支されて
いる。さらにまた、上記車体フレーム2の前部にはレッ
グシールド12が、足載板取付部2aには足載板15が、上辺
部2eの周囲にはカバー本体9とスカート10とからなるサ
イドカバー20がそれぞれ装着されている。
また上記上辺部2eの後端部には燃料タンク8が、その前
方には潤滑油タンク25がそれぞれ搭載され、さらに上辺
部2eの前端コーナ部上面には、バッテリ支持ブラケット
2fが溶接固着され、該ブラケット2f上にはバッテリ23を
収容するバッテリボックス22がボルト締め固着されてい
る。
また、上記バッテリボックス22の前端部にはシート7の
底板7aの前端部が支持ピン7bで軸支されている。このシ
ート底板7aの周囲にはフランジ部7cが下方に折り曲げ形
成され、さらに該底板7aの前後方向略中央にはシートパ
ッド7dが取り付けられ、これはシート閉時、上記上辺部
2eの後部に取り付けられた門型ブラケット26の上面に当
接する。また、この門型ブラケット26内にはシートロッ
クブラケット2gが形成されており、該ブラケット2gには
シート7を閉状態にロックするシートロック装置32が装
着されている。
そして、上記シート7の底板7aの後部にはキャップ覆部
7eが上方に凸状に形成され、該キャップ覆部7eはシート
閉時上記燃料タンク8のタンクキャップ8aを覆うように
なっている。なお、上記キャップ覆部7eが上方に凸状に
なっていることから、シート後部のシート厚は前部より
薄くなっている。そしてこのキャップ覆部7eの下面には
円筒状のストッパ(突片)7fが突設されており、該スト
ッパ7fは上記キャップ覆部7eから上記タンクキャップ8a
の上面に対向するように下方に延びている。また上記ス
トッパ7fの周囲には5本の下方に延びる突起片7gが突設
されている。この各突起片7gは帯板状のもので、シート
閉時上記タンクキャップ8aを囲むように配置されてい
る。
次に作用効果について説明する。
本実施例構造においては、シート7を閉じると、底板7a
のキャップ覆部7eに形成された5本の突起片7gがタンク
キャップ8aを囲むように位置することとなる。従って本
実施例では、シート閉時にタンクキャップ8aを手で持っ
て回転させようとしても、上記突起片7gが邪魔になって
これを回転させるのは非常に困難であり、その結果この
タンクキャップ8aを外してしまういたずらを防止でき
る。また、仮にタンクキャップ8aの各突起片7g間部分を
把持してこれを回転させた場合、このキャップ8aはある
程度緩みながら上昇するが、この上昇に伴ってストッパ
7fに当接し、これ以上は上昇しないので、外方に取り外
すことは阻止できる。
さらにまた、本実施例の底板7aは、ストッパ7f及び突起
片7gが設けられているからその分弾性が低下するわけで
あるが、上記ストッパ7fは小径であり、また突起片7gは
帯状のものであるから、例えば上記各突起片7gを結ぶ円
筒状に形成した場合と比較すれば上記弾性の低下はわず
かであり、シート全体のクッション性を損なうことはほ
とんどない。
またシート7の後部はシート厚を減じても乗り心地には
あまり影響しない部位であるから、この点からも上記ク
ッション性は保持されることとなる。
さらにまた本実施例では、後部のシート厚を前部より薄
くしたので、シートを小型軽量にでき、コスト低減を図
ることができる。
なお、上記実施例では、燃料タンク8のタンクキャップ
8aの保護構造について説明したが、本発明は勿論潤滑油
タンク25のタンクキャップの保護構造にも適用できる。
また、上記実施例ではスクータ型自動二輪車について説
明したが、本発明は勿論他の型式の自動二輪車にも、さ
らには前輪1個,後輪2個のスクータ型自動三輪車にも
適用できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る自動二,三輪車のタンクキャ
ップ保護構造によれば、シート底板の下面に、突片をシ
ート閉時タンクキャップの上面に対向するように突設し
たので、シート全体のクッション性を損なうことなくタ
ンクキャップの取り外し等のいたずらを防止できる効果
がある。
また、シート後部のシート厚を前部より薄くしたので、
シートのクッション性を損なうことなくシートを小型軽
量にでき、コスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例による自動二輪
車のタンクキャップ保護構造を説明するための図であ
り、第1図はその側面図、第2図はそのシートの断面側
面図、第3図は該シートの底面図、第4図は上記実施例
が適用されたスクータ型自動二輪車の側面図である。 図において、1はスクータ型自動二輪車、7はシート、
7aはシート底板、7fはストッパ(突片)、8は燃料タン
ク、8aはタンクキャップ、22はバッテリボックス(車
体)、25は潤滑油タンクである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体にシートをこれの前端部を支点として
    開閉自在に装着し、該車体のシート後部下方に燃料タン
    ク又は潤滑油タンクを搭載した自動二,三輪車のタンク
    キャップ保護構造において、上記シートの後部のシート
    厚を前部より薄くし、閉位置のシートの後部下面に上記
    タンクの給油口を臨ませ、該給油口のキャップの上面に
    対向するよう上記シートの底板から下方に延びる突片を
    該底板に形成したことを特徴とする自動二,三輪車のタ
    ンクキャップ保護構造。
JP1036886A 1986-01-20 1986-01-20 自動二,三輪車のタンクキヤツプ保護構造 Expired - Lifetime JPH075105B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1036886A JPH075105B2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20 自動二,三輪車のタンクキヤツプ保護構造

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JP1036886A JPH075105B2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20 自動二,三輪車のタンクキヤツプ保護構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62168771A JPS62168771A (ja) 1987-07-25
JPH075105B2 true JPH075105B2 (ja) 1995-01-25

Family

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JPH0512145Y2 (ja) * 1987-03-31 1993-03-26
JP2927442B2 (ja) * 1989-03-15 1999-07-28 ヤマハ発動機株式会社 スクータ型車輌の燃料タンク保護装置
JP2008054500A (ja) * 2007-11-08 2008-03-06 Sanyo Denki Co Ltd ヨークへのゴムマグネットの接合方法
JP6212472B2 (ja) 2014-12-08 2017-10-11 マブチモーター株式会社 永久磁石の固定構造、モータ、および永久磁石の固定方法

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