JPH0662099B2 - 小型車両のシ−ト - Google Patents

小型車両のシ−ト

Info

Publication number
JPH0662099B2
JPH0662099B2 JP27498485A JP27498485A JPH0662099B2 JP H0662099 B2 JPH0662099 B2 JP H0662099B2 JP 27498485 A JP27498485 A JP 27498485A JP 27498485 A JP27498485 A JP 27498485A JP H0662099 B2 JPH0662099 B2 JP H0662099B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
cap
tank
bottom plate
fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27498485A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62134379A (ja
Inventor
博幸 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP27498485A priority Critical patent/JPH0662099B2/ja
Publication of JPS62134379A publication Critical patent/JPS62134379A/ja
Publication of JPH0662099B2 publication Critical patent/JPH0662099B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えばスクータや自動三輪車など小型車両のシ
ートに関するものである。
〔従来の技術〕
スクータや自動三輪車においては、シート下方の車体カ
バー内に燃料タンクやオイルタンクを収容している。
この種の車両のシートとしては、製造コストの低減およ
び軽量化の要請から樹脂製の底板を用いたものが一般的
である。そして、一端をフレームに枢着し、他端を施錠
装置で係止することによって開閉自在の構造としてい
る。すなわち、シートは給油時にはタンク上方の給油口
を露呈させ、それ以外のときは給油口と共にタンク上方
を覆っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、この種従来のシートにおいては、シートの底板
が樹脂製で弾性変形し易いために、燃料が盗られたり、
タンク内に砂や砂糖などの異物を混入するなどのいたず
らをされるおそれがあった。これは、シートの枢着位置
あるいは施錠位置から離れた部位を、棒等を利用してこ
じ開けると、底板が上方に撓み底板とタンクとの間に空
間が形成され、給油口のキャップ付近に外部から手が入
り易くなるからである。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、燃料の
盗難やいたずらをされるおそれがない小型車両のシート
を提供するものである。本発明に係る小型車両のシート
は、タンクの上方を覆うシートの底板に下方へ延びシー
トを閉じたときにタンクのキャップの外側を覆うガード
壁を設けたものである。
〔作用〕
本発明においては、ガード壁で手が挿入できる空間を狭
めて、シートを撓ませても給油口のキャップ付近に外部
から手が入れられるのを阻止し、キャップに手が掛から
ないようにする。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図により詳細に説明する。第
1図は本発明に係る小型車両のシートが備えられたスク
ータの側面を示す一部断面図、第2図は同じく要部を示
す平面図、第3図は第1図のIII−III線断面図で、これ
らの図において符号1で示すものは小型車両としてのス
クータを示し、操向ハンドル2とシート3との間に低床
な略板状の足載せ台4を備えている。5は前後方向に延
在するフレームであり、操向軸管5aと、この操向軸管
5aから下方に延設された前部フレーム5bと、この前
部フレーム5bから左右に分岐され平行に配された一対
の管体からなる後部フレーム5cとから構成されてい
る。この後部フレーム5cは足載せ台4の下側から上方
に向かい、かつシート3前部の下方において再び後方に
向かうように屈曲され、ユニットスイング式エンジン6
で懸架された後輪7の上方にまで延在している。そし
て、後部フレーム5cの後輪7上方に延在する部分に
は、繊維強化樹脂製の収納ボックス8が支持されてい
る。
10は車体カバーとしての樹脂製のサイドカバーであ
る。このサイドカバー10は、シート3の下方に配さ
れ、前部に燃料タンク11や油タンク12などのタンク
類およびバッテリ13などの電装部品を収容している。
また、後部は収納ックス8の上方にまで延設され、シー
ト3後方のサイドカバー10内に収納空間を形成してい
る。燃料タンク11および油タンク12は、後部フレー
ム5cに固着されたブラケット14,15、後部フレー
ム5cから斜め上方に延出されたシート支持フレーム1
6で支持されている。そして、上面には燃料、潤滑油を
給油するための給油口が設けられ、それぞれキャップ1
7,18が被冠されている。
前記シート3はサイドカバー10の上縁部を覆う樹脂製
の底板20と、この底板20上に設けられたクッション
部材21などから構成され、タンク類の上方を開いて給
油できるように、前端部3aが枢着されている。一方、
後部は施錠装置22で後部フレーム5cに係止されてい
る。
30,31はシート3の底板20に一体に下方へ延びる
ように設けられたガード壁である。これらガード壁3
0,31はキャップ17,18の上方に対応した部位に
配置され、シート3の閉じたときに、キャップ17,1
8の外側を覆うことができる高さとされている。実施例
においては、ガード壁30は平面視円形環状とされ、キ
ャップ17の全周を覆っている。また、ガード壁31は
キャップ18が底板20の前壁20aと近接しているた
めにU字状とされ、前壁20aと一体となってキャップ
18の全周を覆っている。
このように構成された小型車両のシートにおいては、シ
ート3の底板20に設けたガード壁30,31がそれぞ
れキャップ17,18の外側を覆っているので、ガード
壁30,31はキャップ17,18と水平方向に重なる
ことができる。そのため、シート3がこじ開けられ底板
20が上方へ撓んでも、ガード壁30,31の高さ分だ
けキャップ17,18と底板20との間に形成される間
隙を小さくすることができる。その結果、従来、キャッ
プ17,18の上方に形成されることがあった手が挿入
できるような空間を狭めることができる。
したがって、シート3を撓ませても給油口のキャップ1
7,18付近に外部から手が入れられるを阻止すること
ができるので、キャップ17,18に手が掛からないよ
うにし、キャップ17,18が開かれるのを防止するこ
とができる。
なお、上記実施例においては、ガード壁30,31でキ
ャップ17,18の全周を覆った例について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではない。すなわ
ち、第3図においてガード壁30はより手の挿入され易
いキャップ17の右側のみを覆う形状でもよく、ガード
壁30で手が挿入され易い空間を狭めることができるの
で、手が入れられるのを阻止することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、タンクの上方を覆
うシートの底板に下方へ延びシートを閉じたときにタン
クのキャップの外側を覆うガード壁を設けたから、ガー
ド壁で手が挿入できる空間を狭めて、給油口のキャップ
付近に外部から手が入れられるのを阻止することができ
る。
したがって、キャップに手が掛けられることがなく、キ
ャップが開けられるのを防止できるから、燃料の盗難や
いたずらをされるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る小型車両のシートが備えられたス
クータの側面を示す一部断面図、第2図は同じく要部を
示す平面図、第3図は第1図のIII−III線断面図であ
る。 3……シート、5……フレーム、10……サイドカバ
ー、11……燃料タンク、12……油タンク、17,1
8……キャップ、20……底板、30,31……ガード
壁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面にキャップを有するタンクをシート下
    方の車体カバー内に収容し、シートを開いて給油を行う
    小型車両において、前記シートの底板に下方へ延びシー
    トを閉じたときに前記キャップの外側を覆うガード壁を
    設けてなる小型車両のシート。
JP27498485A 1985-12-09 1985-12-09 小型車両のシ−ト Expired - Fee Related JPH0662099B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27498485A JPH0662099B2 (ja) 1985-12-09 1985-12-09 小型車両のシ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27498485A JPH0662099B2 (ja) 1985-12-09 1985-12-09 小型車両のシ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62134379A JPS62134379A (ja) 1987-06-17
JPH0662099B2 true JPH0662099B2 (ja) 1994-08-17

Family

ID=17549288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27498485A Expired - Fee Related JPH0662099B2 (ja) 1985-12-09 1985-12-09 小型車両のシ−ト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0662099B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62134379A (ja) 1987-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2918116B2 (ja) スクータ型自動二,三輪車の燃料供給部構造
JPH0519275Y2 (ja)
EP2176115B1 (en) Scooter type vehicle
US5388660A (en) Motor bicycle
JPS6217340Y2 (ja)
JP2683165B2 (ja) スクータ型車両のフレーム構造
JPH0662099B2 (ja) 小型車両のシ−ト
JPH0539038Y2 (ja)
JP3751072B2 (ja) スクータ型車両におけるリヤカバー取付構造
JP2006315503A5 (ja)
JP3064297B2 (ja) 自動二輪車の燃料タンク
JP2006315503A (ja) 自動二輪車の燃料タンク及び収納ボックスの配置構造
JP3398436B2 (ja) スクータの収納装置
JP3364752B2 (ja) 自動二輪車
JPH0471746B2 (ja)
JP2002114185A (ja) 小型車両の収納ボックス
JP2552203B2 (ja) スクータ型車両の物入れ装置
JPH075105B2 (ja) 自動二,三輪車のタンクキヤツプ保護構造
JP2770288B2 (ja) スクータ型車両
JP2694337B2 (ja) スクータ型車両
JPH0541117Y2 (ja)
JP2552446B2 (ja) スク−タ型車両の燃料給油装置
JPH0529990Y2 (ja)
JPS6283282A (ja) 低床式自動二・三輪車のフユ−エルタンク配置構造
JPH0343908Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees