JPH0541117Y2 - - Google Patents

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JPH0541117Y2
JPH0541117Y2 JP1987154953U JP15495387U JPH0541117Y2 JP H0541117 Y2 JPH0541117 Y2 JP H0541117Y2 JP 1987154953 U JP1987154953 U JP 1987154953U JP 15495387 U JP15495387 U JP 15495387U JP H0541117 Y2 JPH0541117 Y2 JP H0541117Y2
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JP
Japan
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vehicle body
footrest
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plate
mounting
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案はスクータ型車両における燃料タンク装
置の改良に関するものである。
(2) 従来の技術 従来スクータ型車両において、シート前方の足
載板下に燃料タンクの一部を配設したものは公知
である(特開昭60−154969号公報参照)。
(3) 考案が解決しようとする問題点 ところでスクータ型車両の足載板下方の車体空
間は狭小であるため、該空間における燃料タンク
や足載板の各支持構造はできるだけ簡素化される
ことが望ましい。
本考案は上記に鑑み提案されたもので、燃料タ
ンク及び足載板の支持構造の簡素化を図り且つそ
の支持剛性も高めることができる、スクータ型車
両の燃料タンク装置を提供することを目的とする
ものである。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案によれば、車
輪を懸架する車体フレームと、この車体フレーム
を被覆する車体板とを備え、前記車体板には、シ
ート載置部とその前方の足載板とが形成され、そ
の足載板の下方には上下に偏平な燃料タンクが配
設されてなるスクータ型車両において、前記車体
フレームは、前記足載板下方において各々前後方
向に延び且つ相互間に前記燃料タンクを挟むよう
に並ぶ左右一対のフレームパイプを備え、その各
フレームパイプには、前記燃料タンクの対応する
側部を取付け可能なタンク取付部と、前記足載板
の対応する側部を取付け可能な足載板取付部とを
一体に有する取付ブラケツトがそれぞれ固着され
る。
(2) 作用 上記構成によれば、足載板及び燃料タンクの各
側部が共通の取付ブラケツトを介して左、右の各
フレームパイプに両持ちで安定よく支持される。
しかも各フレームパイプが燃料タンクを左右から
挟むように配置される関係で、該フレームパイプ
と取付ブラケツトの各取付部との間の距離を、燃
料タンクに邪魔されずに極力短くすることがで
き、それだけ取付ブラケツトの、タンク及び足載
板に対する各支持剛性が強められる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明する。
第1図においてスクータ型車両の車体フレーム
Fはフレームパイプの枠組によつて構成され、通
常のようにその後部には、後車輪1を軸架したパ
ワーユニツトPがリンク機構2およびリヤクツシ
ヨン3を介して懸架される。
車体フレームFは、その大部分が、金属板もし
くは合成樹脂板よりなる車体板Bにより被覆され
る。車体板Bの後部には、上面開放の箱状をなす
シート載置部5が形成され、このシート載置部5
内に合成樹脂製の物入れ4が収容され、この物入
れ4の前、後部は車体フレームFに支持される。
物入れ4は前記パワーユニツトPの上面を覆うよ
うに大きく形成され、第1図鎖線に示すようにヘ
ルメツトHを収容し得る収容容量を有する。物入
れ4の開放上面にはシート6が開閉自在に設けら
れる。車体板Bの、シート6の前方には平坦状の
足載板7が形成され、この足載板7の下方には、
車体フレームFの一部を構成して各々前後方向に
延びる左右一対のフレームパイプ8,8が配設さ
れており、その両フレームパイプ8,8間に挟ま
れるように燃料タンクTが配設される。その燃料
タンクTは上下方向に偏平であつて全体として第
1図に示すように前方より後方に向つて拡がるく
さび状を呈している。そしてその平坦な上面壁
は、前記足載板7と略平行に拡がつている。
車体フレームFの左、右フレームパイプ8,8
には前、後に間隔をあけてそれぞれ前部取付ブラ
ケツト9,9および後部取付ブラケツト10,1
0が溶接等により一体に結着されており、これら
の取付ブラケツト9,9および10,10の中間
部に形成されるタンク取付部としての取付面91
1および101,101上には、前記燃料タンク
Tの外周面より外方に略水平に一体に張出したフ
ランジ片11が複数の取付ボルト12……により
固着される。また前記前、後部取付ブラケツト
9,9および10,10の上端に形成した略水平
な足載板取付部としての取付面92,92および1
2,102には横断面チヤンネル状をなして前後
方向に延びる細長い左、右ステー13,13が複
数の取付ボルト14……により固着される。前記
左、右ステー13,13には前記足載板7の左右
両側が複数個のビス15……により固着される。
第3,4図に示すように合成樹脂製の足載板7の
下面には左右方向に間隔をあけて前後方向に互い
に平行にのびる複数条のリブ片16……が下向き
に一体に突設され、それらのリブ片16……の下
端が、前記燃料タンクTの上面に衝合されて燃料
タンクTの上面を支持しており、該タンクTを補
強している。而して前記複数条のリブ片16……
は、燃料タンクTの中央に向かうにつれて漸次そ
れらの間隔が狭められている。また足載板7の左
右両側縁には下向きに屈曲する左、右スカート片
17,17が一体に形成され、これらのスカート
片17,17は前記左、右ステー13,13、お
よび前、後部取付ブラケツト9,10および9,
10の外側方を被覆している。
なお、第2図鎖線に示すように左、右ステー1
5,15間にクロスステー151を橋架結合して
足載板7の支持構造を補強することもできる。
前記車体フレームFの左、右フレームパイプ
8,8には、燃料タンクTの下面を被覆するアン
ダガード18が複数のボルト19……により固着
されている。
なお図中28は物入れ4の後壁に一体に連設し
たバツテリボツクスである。
燃料タンクTの上面の後部には、膨出部20が
一体に形成され、この膨出部20の右側に燃料注
入口21が開口される。そして前記膨出部20は
車体板Bの足載板7から立上る立上壁22と、前
記物入れ4の前壁間に形成される死空間部23に
臨んでいる。前記立上壁22には窓孔24が開口
され、この窓孔24にリツド25が開閉自在に蝶
着される。
車体フレームFの、車両走行方向左側のフレー
ムパイプ8にはブラケツト26を介してメインス
タンド27が起伏可能に軸支されており、第1図
に示すように該メインスタンド27の起立による
スクータ車両の停立姿勢では、該車両は進行方向
左側に傾斜し、燃料タンクTの右側にオフセツト
した燃料注入口21からの燃料の注入がし易くな
る。
而して前記燃料タンクTは上下方向に偏平に形
成されて車体板Bの足載板7下に収容されるの
で、比較的容量の大きい燃料タンクTを車体板B
下の死空間に配設することができる。更に燃料注
入口21を燃料タンクTの後部に設けたことによ
り足載板7は広い平坦面積を確保することができ
る。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、スクータ型車両
において、足載板下方において各々前後方向に延
び且つ相互間に燃料タンクを挟むように並ぶ左右
一対のフレームパイプの各々に、燃料タンクの対
応する側部を取付け可能なタンク取付部と、足載
板の対応する側部を取付け可能な足載板取付部と
を一体に有する取付ブラケツトが固着されるの
で、足載板及び燃料タンクを左、右フレームパイ
プに支持させるに当り上記取付ブラケツトを共用
できて部品点数の削減を図り、支持構造の簡素
化、延いてはコストダウンに寄与することができ
る。しかも各フレームパイプが燃料タンクを左右
から挟むように配置されて、該フレームパイプと
取付ブラケツトの各取付部との間の距離を、燃料
タンクに邪魔されずに極力短くすることができる
から、該ブラケツトの、タンク及び足載板に対す
る各支持剛性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本考案装置を備えたスクータ型車両の、要部を
縦断した後部側面図、第2図は、第3図−線
に沿う部分横断面図、第3図は、第2図−線
に沿う縦断面図、第4図は、第2図−線に沿
う縦断面図、第5図は前記車両の一部の斜視図で
ある。 B……車体板、F……車体フレーム、T……燃
料タンク、5……シート載置部、7……足載板、
8……フレームパイプ、9,10……取付ブラケ
ツトとしての前、後部取付ブラケツト、91,1
1……タンク取付部としての取付面、92,10
……足載板取付部としての取付面、16……リ
ブ片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輪1を懸架する車体フレームFと、この車体
    フレームFを被覆する車体板Bとを備え、前記車
    体板Bには、シート載置部5とその前方の足載板
    7とが形成され、その足載板7の下方には上下に
    偏平な燃料タンクTが配設されてなるスクータ型
    車両において、前記車体フレームFは、前記足載
    板7下方において各々前後方向に延び且つ相互間
    に前記燃料タンクTを挟むように並ぶ左右一対の
    フレームパイプ8,8を備え、その各フレームパ
    イプ8,8には、前記燃料タンクTの対応する側
    部を取付け可能なタンク取付部91,101と、前
    記足載板7の対応する側部を取付け可能な足載板
    取付部92,102とを一体に有する取付ブラケツ
    ト9,9,10,10がそれぞれ固着されたこと
    を特徴とする、スクータ型車両の燃料タンク装
    置。
JP1987154953U 1987-10-09 1987-10-09 Expired - Lifetime JPH0541117Y2 (ja)

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JPH0158389U JPH0158389U (ja) 1989-04-12
JPH0541117Y2 true JPH0541117Y2 (ja) 1993-10-18

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JP4545249B2 (ja) * 1999-06-25 2010-09-15 ヤマハ発動機株式会社 スクータ型車両

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60154969A (ja) * 1984-01-23 1985-08-14 ヤマハ発動機株式会社 スク−タ型車輛
JPS6127835U (ja) * 1984-07-25 1986-02-19 大日本印刷株式会社 真空包装用袋

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