JP6212472B2 - 永久磁石の固定構造、モータ、および永久磁石の固定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、モータに用いられる永久磁石の固定構造に関する。
従来、固定子に永久磁石を使い、回転子(電機子)にコイルを使ったDCモータが考案されている。一般的に、永久磁石は、ハウジングの内側に接着剤を用いて固定されている。固定方法は種々考案されているが、例えば、ケース側壁の内周面に接着剤を予め塗布し、永久磁石の先端面で接着剤を伸ばしながら永久磁石をケースに挿入することで、接着剤が永久磁石外周面とケース内周面との間に広がり、所望の位置に永久磁石を固定することができる(特許文献1参照)。また、固定子に使う永久磁石の製造方法として、磁性粉を含む溶融樹脂材を射出してリング状のボンド磁石を製造する方法が考案されている(特許文献2参照)。
実開昭62−168771号公報 特開2009−137138号公報
ところで、永久磁石やケース、接着剤のそれぞれの線膨張係数に差異があると、温度変化により永久磁石にストレスが加わることになり、永久磁石の割れの要因となる。また、前述のように、予めケースの内周面に接着剤を塗布しておいてから永久磁石を挿入する場合、永久磁石の端面や側面の動きによって接着剤の一部が挿入方向へ引きずられるため、ケースの内周面と永久磁石の外周面との間の接着剤の塗布量を全面にわたって均一にすることは困難である。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、永久磁石の割れを抑制する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の永久磁石の固定構造は、筒状のハウジングと、ハウジングの内側に収納される永久磁石と、ハウジングと永久磁石との隙間に形成されており、永久磁石をハウジングに固定する接着剤を有する接着層と、を備える。接着層は、永久磁石の軸方向の一端側より他端側の隙間の方が接着剤の充填率が高くなるように形成されている。永久磁石は、軸方向の一端側の密度より他端側の密度が高くなるように構成されている。
この態様によると、接着層は、永久磁石の軸方向の一端側より他端側の隙間の方が接着剤の充填率が高くなるように形成されている。このような場合、温度変化により線膨張係数が異なる各部が膨張あるいは収縮した際に、接着剤の充填率が高い永久磁石の他端側に発生するストレスが大きくなりがちである。そこで、軸方向の一端側の密度より他端側の密度が高くなるように永久磁石を構成することで、永久磁石の他端側の強度が高まり、他端側で発生するストレスによる永久磁石の割れを抑制できる。
永久磁石は、磁性体を分散したボンド磁石であってもよい。これにより、軸方向の一端側の密度より他端側の密度が高くなるように永久磁石を構成することが比較的容易となる。
永久磁石は、射出成形により製造された永久磁石であってもよい。これにより、例えば、射出温度を下げることで、軸方向の一端側の密度より他端側の密度が高くなるように永久磁石を構成することができる。
永久磁石は、SmFeN系の磁石であってもよい。これにより、例えば、射出温度を下げて製造することで、磁気特性の低下を抑制しながら軸方向の一端側の密度より他端側の密度を高めることができる。
接着層は、エポキシ系またはアクリル系の接着剤を有していてもよい。これにより、ハウジングに対する永久磁石の位置決め精度を向上できる。その結果、例えば、永久磁石の中心に配置されたロータとのギャップを小さくできる。
本発明の他の態様はモータである。このモータは、永久磁石の固定構造と、永久磁石の中心に配置されたロータと、を備えている。
本発明の別の態様は、永久磁石の固定方法である。この方法は、モータに用いられる永久磁石をハウジングに固定する永久磁石の固定方法であって、ハウジングの内周面の所定領域に接着剤を塗布する塗布工程と、ハウジングの開口部から永久磁石を挿入し、接着剤を挿入方向へ伸ばしながら所定位置まで押し込む挿入工程と、伸ばされた接着剤によりハウジングの内周面と永久磁石の外周面とが接着される接着工程と、を含む。挿入工程は、永久磁石の両端部のうち密度が高い方の端部を先端にしてハウジングに挿入する。
この態様によると、永久磁石の軸方向の一端側より他端側の隙間の方が接着剤の充填率が高くなるように接着層を形成できる。また、接着層の構成に合わせて、軸方向の一端側の密度より他端側の密度が高くなるように永久磁石を配置できる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、永久磁石の割れを抑制できる。
本実施の形態に係るDCモータの全体側面図である。 本実施の形態に係るDCモータに用いられるロータの側面図である。 本実施の形態に係るヨークハウジングの断面図である。 図3に示すヨークハウジングを矢印A方向から見た正面図である。 図5(a)は、図3の領域R1の拡大図、図5(b)は、図3の領域R2の拡大図である。 本実施の形態に係る永久磁石の固定方法を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、以下に述べる構成は例示であり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。以下では、DCモータを例に説明する。
(DCモータ)
図1は、本実施の形態に係るDCモータの全体側面図である。図2は、本実施の形態に係るDCモータに用いられるロータの側面図である。
図1に示すように、DCモータ10は、後述する永久磁石やロータ等の部品を収納するヨークハウジング12と、ブラシやターミナルを収納するエンドベル14と、シャフト16と、を備える。ロータ18は、図2に示すように、中心にシャフト16が貫通しているコア20と、コア20に巻き回されたコイル22と、を有する。
図3は、本実施の形態に係るヨークハウジング12の断面図である。図4は、図3に示すヨークハウジング12を矢印A方向から見た正面図である。なお、図3に示す断面図は、図4に示すヨークハウジングのB−B断面である。
ヨークハウジング12は、環状の永久磁石24が挿入される開口部12aを有する円筒状の部材である。永久磁石24の中心には、図2に示すロータ18が、ヨークハウジング12とエンドベル14が各々有する軸受(図示せず)によって回転可能に支持されている。また、接着層25が有する接着剤26(図4では図示省略)は、ヨークハウジング12の内周面12bと永久磁石24の外周面24aとを接着する。つまり、永久磁石24の外周面24aは、ヨークハウジング12の内周面12bと接着剤26を介して結合している。
永久磁石24は、固定されるヨークハウジング12の内周面12bより外径の小さい筒部24bと、筒部24bの外周面24aに形成され、ヨークハウジング12の内周面12bに当接する4つの筋状のリブ24cと、を有する。リブ24cは、永久磁石24をヨークハウジング12に挿入した際に、永久磁石24がヨークハウジング12内で傾いたり、永久磁石24がヨークハウジング12から脱落したりしない程度の仮留めの役割を果たす形状が好ましい。また、リブ24cは、ヨークハウジング12の内周面12bに当接するものであればよく、1つ以上の筋状、または永久磁石24の外周面24aを一周する凸状であっても良い。
永久磁石24には、様々な種類のものが適用可能であるが、モータ性能を考慮すると、例えば、サマリウム−鉄−窒素系磁石、サマリウム−コバルト系磁石、ネオジウム系磁石等の最大エネルギー積の大きい磁石が好ましい。製造方法としては、例えば、粉末焼結方法や、磁性体粉末と樹脂とを混合したコンパウンド原料を射出成形する方法等が適宜用いられる。
接着剤26は、ヨークハウジング12の内周面12bと永久磁石24の筒部24bとの間の隙間に設けられている。接着剤26としては、様々な種類のものが適用可能であるが、例えば、エポキシ樹脂系接着剤やアクリル樹脂系接着剤が利用できる。特に、硬化の際に加熱を必要としない2液性のエポキシ樹脂系接着剤が好ましい。これらの接着剤は、接着後のモータ使用時の硬さが、ゴム系接着剤よりも硬いため、永久磁石24の位置ズレを抑えることができる。
このように、本実施の形態に係る永久磁石の固定構造100は、ヨークハウジング12の内側に収納される永久磁石24と、ヨークハウジング12と永久磁石24との隙間Gに形成されており、永久磁石24をヨークハウジング12に固定する接着剤26を有する接着層25と、を備える。
図5(a)は、図3の領域R1の拡大図、図5(b)は、図3の領域R2の拡大図である。図5(a)、図5(b)に示すように、接着層25は、永久磁石24の軸方向の一端側(領域R2側)より他端側(領域R1側)の隙間Gの方が接着剤26の充填率が高くなるように形成されている。
具体的には、図5(a)に示すように、領域R1においては、永久磁石24をヨークハウジング12に挿入する際に挿入方向に押し出された接着剤26が接着剤溜まり26aとなっている。そのため、この領域R1では、接着剤26の充填率が相対的に高い。一方、図5(b)に示すように、領域R2においては、永久磁石24をヨークハウジング12に挿入する際に、予め塗布されていた接着剤26の一部が永久磁石24に引きずられながら挿入方向(領域R1に向かう方向)に移動するため、ところどころ空間26bが生じる。そのため、領域R2では、接着剤26の充填率が相対的に低い。なお、接着剤の「充填率」とは、接着層の単位空間において接着剤が占める割合と捉えることができる。換言すると、接着剤の単位体積当たりの重さ(充填密度)と捉えることもできる。
このように充填率が場所によって異なる接着層25が形成されている場合、以下の現象が生じる可能性がある。本実施の形態に係る接着剤26の線膨張係数は、ヨークハウジング12を構成する珪素鋼や低炭素鋼等の金属材料の線膨張係数よりも高い。そのため、永久磁石24を含むモータ全体が温度変化した場合、接着剤26の膨張収縮によるストレスが永久磁石24に加わることになる。
領域R1における接着剤26は充填率が高いため、永久磁石24のヨークハウジング12の奥側に位置する部分では、ヨークハウジング12で変形が規制されている接着剤26と永久磁石24との間に加わるストレスが比較的高くなり、永久磁石24の割れの要因となる。
前述のように、温度変化により線膨張係数が異なるヨークハウジング12、永久磁石24および接着剤26が膨張あるいは収縮した際に、接着剤26の充填率が高い永久磁石の他端側24eに発生するストレスが大きくなりがちである。そこで、本実施の形態では、軸方向の一端側24dの密度より他端側24eの密度が高くなるように永久磁石24を構成することで、永久磁石24の他端側24eの強度が高まり、他端側24eに加わるストレスによる永久磁石24の割れを抑制できる。
本実施の形態に係る永久磁石24は、射出成形に適した樹脂材料に磁性体を分散したボンド磁石であってもよい。永久磁石24の磁気特性を考慮すると、永久磁石24における磁性体の割合は80%以上、より好ましくは85%以上、更に好ましくは90%以上である。これにより、殆どが磁性体からなる焼結磁石と比較して、軸方向の一端側の密度より他端側の密度が高くなるように永久磁石24を構成することが比較的容易となる。
また、永久磁石24は、射出成形により製造された永久磁石である。射出成形により製造した永久磁石は、射出温度が低かったり冷却速度が速かったりすると、一部の種類の永久磁石では、金型のゲート近傍部分の密度が高く、ゲートから離れた部分の密度が低くなる傾向がある。これにより、例えば、射出温度を下げることで、軸方向の一端側の密度より他端側の密度が高くなるように永久磁石24を構成することができる。
なお、射出温度を高くしたり冷却速度を遅くしたりすることで、部品全体の密度を均一化することができるが、冷却に時間がかかるため生産性という観点では好ましくない。特に、射出温度を高くすると、サマリウム−鉄−窒素系磁石(SmFeN系)といった一部の種類の永久磁石では、製造された磁石の磁気特性が加熱による減磁により、所望の値よりも低下してしまう。一方、SmFeN系磁石は、サマリウム−コバルト系磁石よりも安価であり、コバルトを用いない希土類磁石として有望である。そのため、射出温度を下げることができれば、ボンド磁石としての用途も大きく広がる。
そこで、永久磁石としてSmFeN系の磁石を用いる場合は、射出温度を下げて製造することで、磁石の磁気特性の低下を抑制しながら軸方向の一端側の密度より他端側の密度を高めることができる。
接着層25は、前述のように、エポキシ系またはアクリル系の接着剤26を有している。これにより、ヨークハウジング12に対する永久磁石24の位置決め精度の向上や、温度変化による位置ズレを抑制できる。その結果、例えば、永久磁石24の中心に配置されたロータ18とのギャップを小さく設定でき、モータの特性を向上できる。
(永久磁石の固定方法)
図6は、本実施の形態に係る永久磁石の固定方法を説明するための模式図である。本実施の形態に係る永久磁石の固定方法は、モータに用いられる永久磁石24をヨークハウジング12に固定する方法である。この方法は、ヨークハウジング12の内周面12bの所定領域に接着剤26を環状に塗布する塗布工程と、ヨークハウジング12の開口部12aから永久磁石24を挿入し、接着剤26を挿入方向(軸方向)Xへ伸ばしながら所定位置(図3に示す位置)まで押し込む挿入工程と、伸ばされた接着剤26によりヨークハウジング12の内周面12bと永久磁石24の外周面24aとが接着される接着工程と、を含む。挿入工程では、永久磁石24の両端部のうち密度が高い他端側24e(ゲート側端部)を先端にしてヨークハウジング12に挿入する。その結果、図3に示すように、永久磁石24の両端部のうち密度が高い他端側24eであるゲート側端部と、接着剤溜まり26aの位置が一致することになる。
これにより、図3に示す永久磁石の固定構造100のように、永久磁石24の軸方向の一端側24dより他端側24eの隙間の方が接着剤26の充填率が高くなるように接着層25を形成できる。また、接着層25の構成に合わせて、軸方向の一端側24dの密度より他端側24eの密度が高くなるように永久磁石24を配置できる。
以上、本発明を上述の実施の形態を参照して説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、実施の形態の構成を適宜組み合わせたものや置換したものについても本発明に含まれるものである。また、当業者の知識に基づいて実施の形態における組合せや処理の順番を適宜組み替えることや各種の設計変更等の変形を実施の形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうる。
上述の実施の形態ではヨークハウジング12や永久磁石24の外周形状が円形の場合を例に説明したが、各部材の外周形状が多角形の場合であってもよい。
10 DCモータ、 12 ヨークハウジング、 12a 開口部、 12b 内周面、 18 ロータ、 24 永久磁石、 24a 外周面、 24d 一端側、 24e 他端側、 25 接着層、 26 接着剤、 26b 空間、 100 永久磁石の固定構造。

Claims (7)

  1. 筒状のハウジングと、
    前記ハウジングの内側に収納される永久磁石と、
    前記ハウジングと前記永久磁石との隙間に形成されており、前記永久磁石を前記ハウジングに固定する接着剤を有する接着層と、を備え、
    前記接着層は、永久磁石の軸方向の一端側より他端側の隙間の方が前記接着剤の充填率が高くなるように形成されており、
    前記永久磁石は、軸方向の前記一端側の密度より前記他端側の密度が高くなるように構成されている、
    ことを特徴とする永久磁石の固定構造。
  2. 前記永久磁石は、磁性体を分散したボンド磁石であることを特徴とする請求項1に記載の永久磁石の固定構造。
  3. 前記永久磁石は、射出成形により製造された永久磁石であることを特徴とする請求項1または2に記載の永久磁石の固定構造。
  4. 前記永久磁石は、SmFeN系の磁石であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の永久磁石の固定構造。
  5. 前記接着層は、エポキシ系またはアクリル系の接着剤を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の永久磁石の固定構造。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の永久磁石の固定構造と、
    前記永久磁石の中心に配置されたロータと、
    を備えるモータ。
  7. モータに用いられる永久磁石をハウジングに固定する永久磁石の固定方法であって、
    前記ハウジングの内周面の所定領域に接着剤を塗布する塗布工程と、
    前記ハウジングの開口部から前記永久磁石を挿入し、前記接着剤を挿入方向へ伸ばしながら所定位置まで押し込む挿入工程と、
    伸ばされた接着剤により前記ハウジングの内周面と前記永久磁石の外周面とが接着される接着工程と、を含み、
    前記挿入工程は、前記永久磁石の両端部のうち密度が高い方の端部を先端にして前記ハウジングに挿入することを特徴とする永久磁石の固定方法。
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