JPWO2013008752A1 - 背もたれ用フレーム構造体およびその製造方法 - Google Patents

背もたれ用フレーム構造体およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

両側で互いに並行に延びるサイドフレームと、両サイドフレームの上部間にわたって延びる横フレームとが一体的に接続され、全体として門形に形成された樹脂製の背もたれ用フレーム構造体であって、少なくとも横フレームの表面のサイドフレーム間にかけて連続的ないし断続的に延びるように強化繊維を一方向に配向させた帯状のFRPシートを貼設し、貼設されたFRPシートのマトリックス樹脂と横フレームを構成する樹脂とを一体的に接合した背もたれ用フレーム構造体、およびその製造方法。荷重受け部位としての横フレーム、さらにはサイドフレーム側への荷重伝達経路を形成する横フレームの剛性を高めることができ、フレーム構造体全体としても、軽量性を確保しつつ高剛性を達成できる。

Description

本発明は、背もたれ用フレーム構造体およびその製造方法に関し、とくに、軽量な樹脂製でありながら高い剛性を有する、自動車のシートに用いて最適な背もたれ用フレーム構造体、およびその製造方法に関する。
背もたれ用フレーム構造体、とくに車両用の背もたれ用フレーム構造体は、車両全体の軽量化の要求から軽量であることが望まれ、かつ、車両後方や側面からの衝突された際に乗員等からの大荷重が負荷されることによるモーメントに耐え、乗員を適切に保護することが要求され、高剛性であることが望まれる。
フレーム構造体を主として金属で構成する場合、上記のような要望を満たそうとすると、比較的複雑な構造となり(例えば、特許文献1)、フレームを構成する部材を溶接等により接合する必要があるため、多くの製造工程を必要とする。しかも、主として金属で構成されることから軽量化には限界が生じる。
一方、金属に代わる軽量、高剛性な素材として、FRP(繊維強化プラスチック)が知られており、FRPを用いて背もたれ用フレーム構造体を構成することも試みられている(例えば、特許文献2、3、4)。しかし、特許文献2、3、4に開示されている構造では、フレーム構造体の主要構成部の実質的に全体をFRPで構成しているため、すなわち、主要構成部の肉厚内の内部に強化繊維が配置されている構造であるため、強化繊維を適切な位置に配置して成形することが比較的難しい場合が多い。FRPとして、とくに特許文献2、3に開示されているCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を用いた構造では、CFRPのコストが高いために、非常に多くのCFRPを使用する当該構造では、高いコストを要することになる。また、特許文献2に記載されているフレーム構造体の特定部位に高い剛性を持たせるために、凹凸構造や複数のリブを設けているので、該部位が比較的複雑な形状とされており、全体を一体化構造とする上で、成形が比較的難しい構造となっている。その結果、軽量、高剛性の背もたれ用フレーム構造体をより安価にかつより容易に製造するための改善の余地が残されている。
特開2010−94436号公報 特開2005−194号公報 特表2010−500198号公報 特開2010−220748号公報
そこで本発明の課題は、上記のような現状に鑑み、とくに特定の補強必要部位にFRPシートの貼設という新しい手法を適用して、より安価にかつより容易に製造可能な軽量かつ高剛性の背もたれ用フレーム構造体と、その製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る背もたれ用フレーム構造体は、両側で互いに並行に延びるサイドフレームと、両サイドフレームの上部間にわたって延びる横フレームとが一体的に接続され、全体として門形に形成された樹脂製の背もたれ用フレーム構造体であって、少なくとも前記横フレームの表面のサイドフレーム間にかけて連続的ないし断続的に延びるように強化繊維を一方向に配向させた帯状のFRPシートを貼設し、貼設されたFRPシートのマトリックス樹脂と横フレームを構成する樹脂とを一体的に接合したことを特徴とするものからなる。
このような本発明に係る背もたれ用フレーム構造体においては、両サイドフレームの上部間にわたって延びる横フレームが設けられ、全体として門形に成形される樹脂製の背もたれ用フレーム構造体の少なくとも横フレームの表面に、強化繊維を一方向に配向させた帯状のFRPシートが貼設され、該FRPシートのマトリックス樹脂と横フレームを構成する樹脂とが一体的に接合されている。横フレームは乗員の背もたれ荷重を受ける部位であり、かつ、荷重を両サイドフレームへと伝達する部位である。この背もたれ用フレーム構造体の主要構成部位の一つである横フレームに帯状のFRPシートが貼設されて一体化されることにより、樹脂製の横フレームの軽量特性が生かされつつ、横フレームが適切に補強されて高剛性化される。FRPシートは樹脂製のフレーム表面上に貼設されるだけであるから、極めて容易に所定の部位に配置され、フレーム構造体の製造が容易化されるとともに、フレーム断面を全てFRPとした構造よりもFRPシートの量を少なくすることができるため安価に製造可能となる。また、FRPシート貼設による補強に関しても、薄いFRPシートを横フレームの表面形状に沿わせて貼り付けるだけでよいので、補強対象部位自体については凹凸構造や特殊リブ構造等の複雑な構造を採用する必要がなく、この面からも製造の容易化、低コスト化がはかられることになる。したがって、全体が軽量でかつ特定の必要部位が高剛性化された背もたれ用フレーム構造体が容易にかつ安価に製造される。
また、上記横フレームのFRPシート貼設部の少なくとも一部において、強化繊維がフレーム構造体の幅方向に略平行に延びるように、上記FRPシートが連続的ないし断続的に貼設されていることが好ましい。強化繊維がフレーム構造体の幅方向に略平行に延びるように配置されることにより、乗員からの背もたれ荷重による曲げ変形に対する剛性を高められるとともに横フレームによる両サイドフレーム間の連結強度が高められ、門形のフレーム構造体全体としての剛性がより高められる。
また、上記横フレームのFRPシート貼設部の少なくとも一部において、強化繊維がサイドフレーム側から横フレームの中央部に向かって斜め上方に延びるように、上記FRPシートが連続的ないし断続的に貼設されていると、フレーム構造体全体としての門形形状を活かしつつ、背もたれ荷重によるモーメントに対して、横フレームとサイドフレーム側間の荷重の伝達経路が効率よく形成され、より効率よく高剛性化が達成されることになる。
上記本発明に係る背もたれ用フレーム構造体においては、上記横フレームのFRPシート貼設部の少なくとも一部において、強化繊維がフレーム構造体の幅方向に斜行する方向に延びるように、前記FRPシートが連続的ないし断続的に延びるように貼設されていることが好ましい。このようにFRPシートが貼設されていると、延設された強化繊維によって、横フレームに負荷された荷重のサイドフレーム側への伝達経路が効率よく形成されることになり、少ないFRPシート使用量をもって、したがって、少ない強化繊維使用量をもって、横フレームからサイドフレーム側へと効率よく荷重が伝達されることになり、効率よく軽量化がはかられつつ効率よく高剛性化が達成されることになる。
また、上記両サイドフレームの少なくとも一部に、強化繊維を一方向に配向させた帯状のFRPシートが連続的ないし断続的に貼設され、貼設されたFRPシートのマトリックス樹脂とサイドフレームを構成する樹脂とが一体的に接合されていることも好ましい。このような構成においては、フレーム構造体の幅方向に作用する側方荷重によって生じる曲げ変形を効率良く抑えることができ、フレーム構造体全体としての剛性がより望ましい剛性へと高められる。
上記両サイドフレームへのFRPシートの貼設箇所は適切に選択できるが、とくに、両サイドフレームの背もたれ前面側から後面側に回り込んで延びる周面の少なくとも一部に、強化繊維を一方向に配向させた帯状のFRPシートが周面に沿って連続的ないし断続的に貼設され、貼設されたFRPシートのマトリックス樹脂とサイドフレームを構成する樹脂とが一体的に接合されていると、サイドフレームのフレーム構造体前後方向の曲げ剛性を効率よく高められて、横フレームに作用した乗員からの荷重を効果的に支持できる。
また、上記横フレームの形状はとくに限定されないが、横フレームが、サイドフレームの延在方向を幅方向とする面状体に形成されていると、横フレームに負荷される荷重を効率よく受けることができるとともに、その荷重をサイドフレーム側へと効率よく伝達する経路を形成可能となる。
とくに、上記横フレームが、サイドフレーム側でより大きな幅を有し、両サイドフレーム間の中央部でより小さな幅を有している形状に形成されていると、より小さな横フレームの面積で、横フレームに負荷される荷重を適切に受けることができるとともに、その荷重をサイドフレーム側へと効率よく伝達することが可能になる。また、横フレームの面積を適切に小さくできることから、フレーム構造体全体の軽量化にも寄与できる。
なかでも、横フレームの下縁がアーチ状に形成されている形成されていると、横フレームの面積を適切に小さくしつつ、応力集中等が生じにくい形状となるので、フレーム構造体全体の望ましい強度、剛性の確保に寄与できる。
また、上記サイドフレームの断面構造についてはとくに限定されないが、サイドフレームが、外側方に向かって開いたコ字状の横断面を有していると、上記サイドフレームの周面に延びるFRPシートを容易に貼り付けられ、簡単な断面構造でサイドフレームの剛性を効果的に高めることも可能であり、剛性の向上と、成形、製造の容易化をともに達成することが可能になる。
また、背もたれに角度調節機能等を持たせるために、上記サイドフレームの下部に、該サイドフレームを回動可能に支持する支持部との連結部が形成されていることが好ましい。本発明に係る背もたれ用フレーム構造体は、基本的には一体成形可能な樹脂製のフレーム構造体であるから、このような連結部は成形の際に容易に形成可能である。
また、上記横フレームは、該横フレームを後面側より支持可能な補強部を有することもできる。このような補強部も、フレーム構造体の全体を成形する際に容易に一体に成形することが可能であり、補強部を設けることにより、横フレームの強度、剛性が適切により高められ、フレーム構造体全体としても、強度、剛性が適切により高められることになる。
上記補強部の形態としては特に限定されず、例えば、上記サイドフレーム間を延在方向とするリブの形態とすることが可能であり、また、その補強部の延在範囲についても、横フレームに対し広い範囲にわたって延在する形態、狭い範囲に局部的に存在する形態のいずれであってもよい。
また、上記帯状のFRPシートの強化繊維としては連続繊維からなることが好ましい。FRPシートの貼設により、少なくとも横フレームの特定箇所を補強できるとともに、横フレーム側からサイドフレーム側への望ましい荷重の伝達経路を形成することが可能であるので、補強を効率よく行い、かつ、荷重の伝達経路を効率よく形成するために、FRPシートの強化繊維としては連続繊維からなることが好ましい。FRPシートは比較的長いシートをフレーム構造体に貼り付けることが強化繊維に作用する応力の連続性を維持するために理想的である。しかし、複雑な曲面上に貼り付けるなど1枚のシートを貼設することが困難である場合には、複数枚の短いFRPシートを用いて端部を重ね合わせるなどFRPシート間の間隔を小さくしながら、断続的に繊維を連続させて貼り付ける方法を取っても良い。または、シートの一部を切断してシートを折り曲げて貼り付ける方法などを適宜選択しても良い。
また、上記貼設されたFRPシートの形態としては特に限定されないが、FRPシートが上記一方向に配向させた強化繊維のシートに熱可塑性樹脂を予め含浸させたプリプレグシートであると、成形の際、該シートの目標部位への貼設、具体的には例えば一体成形での貼設のための型内への配置が、より容易化され、所望の成形をより容易に行うことが可能になる。
本発明における強化繊維としてはとくに限定されず、炭素繊維やガラス繊維、アラミド繊維など、さらにはそれらが混在した強化繊維の使用が可能であるが、強化繊維が炭素繊維からなると、良好な成形性を実現しつつ、優れた強度、剛性向上効果が得られることから、とくに好ましい。また、炭素繊維を使用することにより、目標とする構造設計を容易に行うことも可能となる。
また、本発明において、上記樹脂製の背もたれ用フレーム構造体を構成する樹脂としては、熱可塑性樹脂からなることが好ましい。熱硬化性樹脂の使用も可能であるが、良好な成形性を得るためには、熱可塑性樹脂からなることが好ましい。とくに、熱可塑性樹脂を使用することにより、射出成形できるので、大量生産の場合にあっても、所望の背もたれ用フレーム構造体を高い生産性をもって製造することが可能になる。
また、本発明においては、前述のFRPシート貼設部以外は強化繊維を含有しない構造を基本構造としているが、上記熱可塑性樹脂が不連続強化繊維を含有している形態とすることも可能である。このように構成すれば、全体として、より強度、剛性の高い背もたれ用フレーム構造体を製造可能となる。
また、本発明に係る背もたれ用フレーム構造体は、あらゆるシートに適用可能であるが、とくに、軽量化や高剛性化、生産性向上の要求が高い車両用シート、中でも自動車用シートに好適なものである。
本発明に係る背もたれ用フレーム構造体の製造方法は、上記のような背もたれ用フレーム構造体を製造する方法であって、強化繊維を一方向に配向させた帯状のFRPシートを型内に配置し、該型内に樹脂を射出して全体を一体成形することを特徴とする方法が可能である。他の方法として例えば樹脂フレームを成形後にFRPシートを貼設した後、熱を加えて樹脂フレームと一体化する方法も挙げられるが、あらかじめ準備した所定の帯状のFRPシートを型内に所定位置に配置し、射出樹脂とともに全体を一体成形する方法のほうが、品質の高い背もたれ用フレーム構造体を高い生産性を持って効率よく製造できる。
本発明に係る背もたれ用フレーム構造体およびその製造方法によれば、樹脂製フレーム構造体の少なくとも横フレームに強化繊維を一方向に配向させた帯状のFRPシートを貼設して、該FRPシートのマトリックス樹脂と横フレームを構成する樹脂とを一体的に接合するようにしたので、とくに荷重を受ける部位としての横フレーム、さらにはサイドフレーム側への荷重伝達経路を形成する横フレームの剛性を容易に効率よく高めることができ、フレーム構造体全体としても、軽量性を確保しつつ望ましい高剛性を達成でき、しかもこのフレーム構造体を高い生産性を持って効率よく製造することができる。
本発明の一実施態様に係る背もたれ用フレーム構造体の概略斜視図である。 本発明の別の実施態様に係る背もたれ用フレーム構造体の概略斜視図である。 本発明のさらに別の実施態様に係る背もたれ用フレーム構造体の概略斜視図である。 本発明のさらに別の実施態様に係る背もたれ用フレーム構造体の概略斜視図である。 図4の背もたれ用フレーム構造体のA−A線に沿う拡大横断面図である。 本発明のさらに別の実施態様に係る背もたれ用フレーム構造体の背面側から見た概略斜視図である。 図6の背もたれ用フレーム構造体のB−B線に沿う断面図であり、(a)と(b)は互いに異なる横フレーム補強形態を例示している。 さらに別の横フレーム補強形態を例示した背もたれ用フレーム構造体の背面側から見た概略斜視図である。
以下に、本発明の望ましい実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施態様に係る背もたれ用フレーム構造体1を示している。背もたれ用フレーム構造体1は、両側で互いに並行に延びるサイドフレーム3と、両サイドフレーム3の上部間にわたって延びる横フレーム2とが一体的に接続され、全体として門形に形成されたソリッドな樹脂製の背もたれ用フレーム構造体に構成されており、車両用シートに用いられるものを示している。本実施態様においては、横フレーム2には、主として軽量化のために、左右に開口4が設けられており、両サイドフレーム3の下部には、該サイドフレーム3を回動可能に支持する支持部(車両用シートに設けられる支持部、図示略)との連結部5(連結用穴)が形成されている。そして、横フレーム2は、サイドフレーム3側でより大きな幅を有し、両サイドフレーム3間の中央部でより小さな幅を有する形状に形成されており、とくに、下縁がアーチ形状10に形成されている。
このような門形に形成された樹脂製の背もたれ用フレーム構造体1において、少なくとも横フレーム2の表面に、強化繊維、とくに炭素繊維を一方向に配向させた帯状のFRPシートが、該強化繊維がサイドフレーム3間にわたって連続的ないし断続的に延びるように貼設され、貼設されたFRPシートのマトリックス樹脂と横フレームを構成する樹脂とが一体的に接合されて、全体として一体成形されている。帯状のFRPシートの貼設形態としては各種の形態を採り得るが、本実施態様では、横フレーム2のFRPシート貼設部の少なくとも一部において、上記強化繊維がサイドフレーム3側から横フレーム2の中央部に向かって斜め上方に延びるように、FRPシート6a、6bが連続的に貼設されている。また、横フレーム2のFRPシート貼設部の他の一部(上部側部位)においては、強化繊維がフレーム構造体1の幅方向(図1の左右方向)に略平行に延びるように、FRPシート7が連続的に貼設されている。なお、図1においては、貼設されたFRPシートは横フレーム2のフレーム構造体前面側に貼設されているが、後面側に貼設する方法を採用しても良い。
さらに本実施態様においては、両サイドフレーム3の少なくとも一部に、強化繊維を一方向に配向させた帯状のFRPシートが連続的ないし断続的に貼設され、貼設されたFRPシートのマトリックス樹脂とサイドフレームを構成する樹脂とが一体的に接合されている。とくに本実施態様では、両サイドフレーム3の背もたれ前面側から後面側に回り込んで延びる周面の少なくとも一部に、強化繊維を一方向に配向させた帯状のFRPシート8が周面に沿って連続的に貼設され、貼設されたFRPシート8のマトリックス樹脂とサイドフレーム3を構成する樹脂とが一体的に接合されている。さらに本実施態様においては、両サイドフレーム3の上記周面以外の部位、とくにサイドフレーム3の側方に向いた外側面部位にも、帯状のFRPシート9が貼設され、貼設されたFRPシート9のマトリックス樹脂とサイドフレーム3を構成する樹脂とが一体的に接合されている。なお、図1において、サイドフレーム3の側方に向いた内側面部位にはFRPシートは貼り付けられていないが、側面フレームの剛性を高めるためにこの部位にもFRPシートを適宜貼り付けてもよい。
このように構成された本実施態様に係る背もたれ用フレーム構造体1においては、横フレーム2に帯状のFRPシート6a、6b、7が貼設されて一体化されることにより、樹脂製の横フレーム2の軽量特性が生かされつつ、横フレーム2が適切に補強されて高剛性化される。比較的薄いFRPシート6a、6b、7は一体化される前には貼設されるだけであるから、極めて容易に所定の部位に配置され、フレーム構造体1の製造が容易化されるとともに、安価に製造可能となる。また、本実施態様においては、強化繊維がサイドフレーム側から両サイドフレーム間中央に向かって斜め上方に連続的に延びるようにFRPシート6a、6bが貼設されているので、横フレーム2に負荷された荷重のサイドフレーム3側への伝達経路が少ないFRPシート使用量をもって効率よく形成される。また、強化繊維がフレーム構造体1の幅方向に略平行に延びるように、FRPシート7が貼設されているので、横フレーム2の強度、剛性がさらに高められ、横フレーム2による両サイドフレーム3間の連結強度も高められて、門形のフレーム構造体1全体としての剛性がより高められる。また、両サイドフレーム3の周面に沿って帯状のFRPシート8が貼設されることで、サイドフレーム3の剛性も効率よく高められるとともに、横フレーム2側からサイドフレーム3側への望ましい荷重の伝達経路も容易に形成される。さらに、サイドフレーム3の外側面部位にもFRPシート9が貼設されことで、サイドフレーム3の剛性がさらに高められる。さらにまた、本実施態様では、横フレーム2が面状体に形成されており、とくにその下縁がアーチ状に形成されているので、横フレーム2の面積が小さくされて軽量化がはかられつつ、応力集中等が発生しにくい形状に形成され、フレーム構造体1全体の一層の軽量化がはかられつつ、補強が望ましい部位の剛性が効率よく高められている。
このように、本発明においては、少なくとも横フレーム2がFRPシートの貼設、一体化により高剛性化されるが、この高剛性化には種々の形態を採り得る。例えば図2に示す実施態様に係る背もたれ用フレーム構造体11においては、サイドフレーム3から斜め上方に向かって延びる帯状のFRPシート12a、12bが、横フレーム2の中央部に至った後さらに延びて反対側の各サイドフレーム3側まで延びている。また、図1に示した態様と同じように、両サイドフレーム3間にわたってフレーム構造体11の幅方向に延びるFRPシート13も貼設されている。本実施態様では、FRPシート12a、12bが図1に示した態様よりもさらに長く延びていることにより、横フレーム2の剛性が一層高められている。その他の構成、作用は図1に示した態様に準じる。
また、図3に示す実施態様に係る背もたれ用フレーム構造体21においては、横フレーム2に貼設されるFRPシートが、図1に示したFRPシート6a、6bと同様に左右のサイドフレーム3から斜め上方に向かって延びるように貼設されるものの、複数の比較的短く延びるFRPシート22a、22bが貼設されている。この場合、各複数のFRPシート22a、22b貼設によって配置される強化繊維は実質的に断続的に延びることになるが、各複数のFRPシート22a、22bを、間隔を開けることなく貼設することで、十分に高い補強効果を得ることが可能である。各FRPシート22a、22bをそれぞれ短く形成しておくことで、各FRPシート22a、22bの所定部位への配置、貼設しやすくなる。また、FRPシートを貼設すべき部位が湾曲したり、屈曲している場合にも、その部位の形状に対応しやすくなる。その他の構成、作用は図1に示した態様に準じる。
また、図4に示す実施態様に係る背もたれ用フレーム構造体31においては、サイドフレーム3の延在方向を幅とする面状体の横フレーム32と外側方に向かって開いたコ字状の横断面を有する2つのサイドフレーム33からなる門形のフレーム構造体31に構成される。この横断面構造については、図5を用いて後述する。この背もたれ用フレーム構造体31においては、図1に示したのと同様に左右のサイドフレーム33から斜め上方に向かって延びるようにFRPシートが貼設されるが、複数のFRPシート34a、34b、35a、35bが貼設されており、図示例では、FRPシート34aがFRPシート34bを横切って延びた後FRPシート35bの上端部に接続され、FRPシート34bがFRPシート34aを横切って延びた後FRPシート35aの上端部に接続される形態に貼設されている。また、フレーム構造体31の幅方向に延びるFRPシートとしても複数のFRPシート36a、36bが貼設されている。このように複数条のFRPシート延設形態とすれば、より確実により大きく横フレーム32が補強されることになる。さらに、本実施態様においては、コ字状の横断面を有するサイドフレーム33の周面に沿ってFRPシート37が貼設されており、サイドフレーム33の外側面にFRPシート38が貼設されている。
図4の背もたれ用フレーム構造体31のサイドフレーム33のA−A線に沿って見た横断面構造39は、図5に示すようになっている。すなわち、横断面コ字状のサイドフレーム33のコ字状両腕部の外周面上にFRPシート37が貼設されており、横断面コ字状の底部側の外側面上にFRPシート38が貼設されている。このような構造においては、サイドフレーム33に複雑な凹凸や、互いに交差するリブ等を設けることなく、貼設されたFRPシート37、38によってサイドフレーム33が効率よく補強され、また、成形も容易化されている。
また、本発明においては、横フレームを、本発明におけるFRPシート貼設構成以外にも、形状的にあるいは構造的に適切に補強することが可能であり、とくに、横フレームを後面側より支持可能な補強部を設けることにより、適切に補強することが可能である。例えば図6に背面側から見た別の実施態様に係る背もたれ用フレーム構造体41を示すが、本実施態様においては、背もたれ用フレーム構造体41は、横フレーム42と左右のサイドフレーム43から構成され、その横フレーム42の後面側(背面側)に補強部としてのリブ44が立設されている(FRPシートについては図示省略)。このリブ44は、左右のサイドフレーム43間にわたって延びており、図7(a)に示すように、横フレーム42の後面から後方に向かって延びる形状に形成されている。このような補強構造を設けるためにはフレーム構造体を射出成形する際に射出樹脂で形成しても良いし、別体で形成したものを型内で一体成形しても良い。また、このような横フレーム42を後面側より支持可能な補強部の構造としては、種々の形態を採り得、例えば図7(b)に示すように、横フレーム42の後面に、後面側に向かってコの字状に開いた横断面を有する補強部材45を一体的に設けることも可能である。
さらに、上記のような補強部は左右のサイドフレーム間全長にわたって延びている形態以外、適切な部位に局部的に配置された形態とすることも可能である。例えば図8に背面側から見た別の実施態様に係る背もたれ用フレーム構造体51を示すように、横フレーム52の後面側において、横フレーム52の左右両側の部位のみに、各サイドフレーム53の後面部へと斜めに延びるリブを補強部として設けることができる。このようなリブ54a、54bは、各サイドフレーム53の後面部に対して横フレーム52を後面側から突っかい棒のように支えることができ、横フレーム52の剛性を効率よく高めることができるとともに、門形形状の背もたれ用フレーム構造体51全体の剛性も効率よく高めることができる。このように横フレームの後面側からの補強は種々の形態を採ることができる。
本発明に係る背もたれ用フレーム構造体およびその製造方法は、とくに軽量化が望まれるあらゆるシートに適用可能であり、とくに、車両用シートに好適なものである。
1、11、21、31、41、51 背もたれ用フレーム構造体
2、32、42、52 横フレーム
3、33、43、53 サイドフレーム
4 開口
5 連結部
6a、6b、7、8、9、12a、12b、13、22a、22b、34a、34b、35a、35b、36a、36b、37、38、 帯状のFRPシート
10 アーチ形状
39 横断面構造
44、54a、54b リブ
45 補強部材

Claims (21)

  1. 両側で互いに並行に延びるサイドフレームと、両サイドフレームの上部間にわたって延びる横フレームとが一体的に接続され、全体として門形に形成された樹脂製の背もたれ用フレーム構造体であって、少なくとも前記横フレームの表面のサイドフレーム間にかけて連続的ないし断続的に延びるように強化繊維を一方向に配向させた帯状のFRPシートを貼設し、貼設されたFRPシートのマトリックス樹脂と横フレームを構成する樹脂とを一体的に接合したことを特徴とする背もたれ用フレーム構造体。
  2. 前記横フレームのFRPシート貼設部の少なくとも一部において、前記強化繊維が前記フレーム構造体の幅方向に略平行に延びるように、前記FRPシートが連続的ないし断続的に貼設されている、請求項1に記載の背もたれ用フレーム構造体。
  3. 前記横フレームのFRPシート貼設部の少なくとも一部において、前記強化繊維がサイドフレーム側から横フレームの中央部に向かって斜め上方に延びるように、前記FRPシートが連続的ないし断続的に貼設されている、請求項1または2に記載の背もたれ用フレーム構造体。
  4. 前記横フレームのFRPシート貼設部の少なくとも一部において、前記強化繊維がフレーム構造体の幅方向に斜行する方向に延びるように、前記FRPシートが連続的ないし断続的に貼設されている、請求項1〜3のいずれかに記載の背もたれ用フレーム構造体。
  5. 前記両サイドフレームの少なくとも一部に、強化繊維を一方向に配向させた帯状のFRPシートが連続的ないし断続的に貼設され、貼設されたFRPシートのマトリックス樹脂とサイドフレームを構成する樹脂とが一体的に接合されている、請求項1〜4のいずれかに記載の背もたれ用フレーム構造体。
  6. 前記両サイドフレームの背もたれ前面側から後面側に回り込んで延びる周面の少なくとも一部に、強化繊維を一方向に配向させた帯状のFRPシートが周面に沿って連続的ないし断続的に貼設され、貼設されたFRPシートのマトリックス樹脂とサイドフレームを構成する樹脂とが一体的に接合されている、請求項1〜5のいずれかに記載の背もたれ用フレーム構造体。
  7. 前記横フレームが、サイドフレームの延在方向を幅方向とする面状体に形成されている、請求項1〜6のいずれかに記載の背もたれ用フレーム構造体。
  8. 前記横フレームは、サイドフレーム側でより大きな幅を有し、両サイドフレーム間の中央部でより小さな幅を有している、請求項7に記載の背もたれ用フレーム構造体。
  9. 前記横フレームの下縁がアーチ状に形成されている、請求項8に記載の背もたれ用フレーム構造体。
  10. 前記サイドフレームが、外側方に向かって開いたコ字状の横断面を有している、請求項1〜9のいずれかに記載の背もたれ用フレーム構造体。
  11. 前記サイドフレームの下部に、該サイドフレームを回動可能に支持する支持部との連結部が形成されている、請求項1〜10のいずれかに記載の背もたれ用フレーム構造体。
  12. 前記横フレームは、該横フレームを後面側より支持可能な補強部を有する、請求項1〜11のいずれかに記載の背もたれ用フレーム構造体。
  13. 前記補強部は、前記サイドフレーム間を延在方向とするリブである、請求項12に記載の背もたれ用フレーム構造体。
  14. 前記帯状のFRPシートの強化繊維が連続繊維からなる、請求項1〜13のいずれかに記載の背もたれ用フレーム構造体。
  15. 前記貼設されたFRPシートが、前記一方向に配向させた強化繊維のシートに熱可塑性樹脂を予め含浸させたプリプレグシートである、請求項1〜14のいずれかに記載の背もたれ用フレーム構造体。
  16. 前記強化繊維が炭素繊維からなる、請求項1〜15のいずれかに記載の背もたれ用フレーム構造体。
  17. 前記樹脂製の背もたれ用フレーム構造体を構成する樹脂が熱可塑性樹脂からなる、請求項1〜16のいずれかに記載の背もたれ用フレーム構造体。
  18. 前記熱可塑性樹脂が射出成形されている、請求項17に記載の背もたれ用フレーム構造体。
  19. 前記熱可塑性樹脂が不連続強化繊維を含有している、請求項17または18に記載の背もたれ用フレーム構造体。
  20. 車両用シートに用いられる、請求項1〜19のいずれかに記載の背もたれ用フレーム構造体。
  21. 強化繊維を一方向に配向させた帯状のFRPシートを型内に配置し、該型内に樹脂を射出して全体を一体成形することを特徴とする、請求項1〜20のいずれかに記載の背もたれ用フレーム構造体の製造方法。
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