JP4459002B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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Description

本発明は、後輪を駆動するドライブシャフトとドライブシャフトに対応した車体フレームとを備えた自動二輪車に関するものである。
シャフトドライブ方式に対応した車体フレームを有する自動二輪車が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特公昭63−35477号公報(第6頁、第4図)
特許文献1の基本構成を簡単に説明する。
従来の自動二輪車のリヤアーム軸受構造は、リヤアーム30にプロペラ軸35を収納し、プロペラ軸ケース31をメインフレーム1に一体的に形成した左右一対のブラケット11(軸受パイプ13を含む。)に取付けた構造である。
しかし、特許文献1の自動二輪車のリヤアーム軸受構造では、左右一対のブラケット(ピボットプレート)11はコ字状の屈曲部を有し、屈曲部を曲げる力は大きくなるとともに、屈曲部の部位によって加わる力のばらつきは大きくなり、軽量化を図りつつブラケット(ピボットプレート)11の強度を高めるは難しい。
本発明は、ピボットプレートの強度を高めた自動二輪車を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明では、車体フレーム側に左右のピボットプレートを設け、これらのピボットプレートにスイングアームを上下スイング可能に取付け、このスイングアームの後部に後輪を取付け、この後輪へドライブシャフトでエンジン出力を伝達するようにした自動二輪車において、ドライブシャフト側のピボットプレートは、ドライブシャフトよりも車体中心側に配置するとともに、ドライブシャフトを覆うシャフトケースを兼ねるスイングアームの取付部を平坦にし、前記車体フレームは、ヘッドパイプから後方に延びる左右一対のメインパイプを有し、前記ドライブシャフト側のメインパイプの後部に、ドライブシャフトより車体中心側を通過するように上方から下方に向かって、車体内方側に斜めに屈曲する曲げ部を形成し、前記曲げ部に前記ピボットプレートを接続し、前記曲げ部の上端とドライブシャフト側のスイングアームとを連結するように、単一のリヤサスペンションを配置したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、ドライブシャフト側のピボットプレートからは突出させた状態で、左右のピボットプレートにクロスパイプを渡し、車体フレームを構成するヘッドパイプからダウンチューブを下げ、このダウンチューブの下端からロアパイプを車体後方へ延ばし、このロアパイプの後端をクロスパイプの突出部に連結することで、ロアパイプよりドライブシャフト側のピボットプレートを車体中心側へオフセットさせたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ドライブシャフト側のピボットプレートは、ドライブシャフトよりも車体中心側に配置するとともに、ドライブシャフト近傍の部位を平坦にしたので、スイングアームからの負荷は平坦な部位に加わり、平坦な部位に平坦な部位を曲げる力は発生せず、かつ平坦な部位に均一に加わる。従って、ドライブシャフト近傍の部位の強度を高めることができるという利点がある。
また、ドライブシャフト側のピボットプレートは、ドライブシャフトよりも車体中心側に配置するとともに、ドライブシャフト近傍の部位を平坦にしたので、ドライブシャフト側のピボットプレートにスイングアームをボルトで連結する際、ボルトの通しが容易になるとともに、工具の取り扱いは容易になり、組付けの作業性を向上させることができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、ドライブシャフト側のピボットプレートからは突出させた状態で、左右のピボットプレートにクロスパイプを渡し、車体フレームのロアパイプの後端をクロスパイプの突出部に連結することで、ロアパイプよりドライブシャフト側のピボットプレートを車体中心側へオフセットさせたので、ドライブシャフト側のピボットプレートのみを車体中心側に配置することができる。
また、ドライブシャフト側のピボットプレートからは突出させた状態で、左右のピボットプレートにクロスパイプを渡し、車体フレームのロアパイプの後端をクロスパイプの突出部に連結することで、ロアパイプよりドライブシャフト側のピボットプレートを車体中心側へオフセットさせたので、ドライブシャフト側のピボットプレートのオフセットに伴ってロアパイプを車体中心側へオフセットする必要はなくなり、左右のロアパイプ間の距離を広く設定することができる。その結果、ロアパイプの近傍に位置するオイルパンなどの部品の設計の自由度を高めることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向をいう。
図1は、本発明の自動二輪車の側面図である。
自動二輪車11は、車体フレーム12と、車体フレーム12のヘッドパイプ13に取付けたフロントフォーク14と、フロントフォーク14に取付けた前輪15並びにフロントフェンダ16と、フロントフォーク14に連結したハンドル17と、車体フレーム12の前部上部に配置したエアクリーナ18と、車体フレーム12の上部に取付けたシート21と、車体フレーム12の中央に配置したV型エンジン22と、V型エンジン22の後方で且つシート21の下方に配置した燃料タンク23と、V型エンジン22の吸気口とエアクリーナ18との間に接続した気化器24と、車体フレーム12の後部に1本のボルトであるところピボット軸25を介して取付けたスイングアーム26と、スイングアーム26の中央を車体フレーム12に懸架したリアサスペンション27と、スイングアーム26に取付けた後輪28と、後輪28を覆うリアフェンダ31と、車体フレーム12の下部に取付けスタンド32と、V型エンジン22に接続したドライブシャフト33と、を備える。34はエアクリーナ18を覆うカバーを示す。
図2は、本発明の自動二輪車の斜視図であり、カバー34やシート21を取外した状態を示す。
車体フレーム12は、ヘッドパイプ13と、ヘッドパイプ13から後方へ伸びた左右一対のメインパイプ35,35と、ヘッドパイプ13から後方下方へ伸びた左右一対のダウンチューブ36,36(図4参照)と、ダウンチューブ36,36とメインパイプ35,35に取付けたシートレール37,37と、メインパイプ35,35の前部に取付けた前ヒンジ38,38と、を備える。具体的には後述する。Cmは車体中心軸、Cpはメインパイプ35の中心軸を示す。
V型エンジン22は、水冷式、2気筒で、前方(矢印a1の方向)に傾斜した前シリンダ41と、後方に傾斜した後シリンダ42と、前後シリンダ41,42内に燃料を供給するためのエアクリーナ18と、前後シリンダ41,42内を往復する各ピストンに歯車を介して接続した変速装置44と、変速装置44の最終に接続した出力軸45と、を備える。46は変速装置44の下部に配置したオイルパンを示す。
リアサスペンション27は、チューブ53と、チューブ53内をストロークするロッド54と、スプリング55と、ロッド54に形成した上端エンド56、チューブ53に形成した下端エンド57と、を備える。Csはリアサスペンション27の中心軸を示す。
図3は、本発明の自動二輪車の車体フレームにスイングアーム並びにリアサスペンションを連結した状態を示す図である。
自動二輪車11は、具体的には、車体フレーム12の左のメインパイプ35の後部61に下向き(矢印a3の方向)の曲げ部62を成形し、この曲げ部62にドライブシャフト33側のピボットプレート63を取付け、ピボットプレート63にスイングアーム26を連結し、スイングアーム26に下連結ブラケット64を取付け、曲げ部62に上連結ブラケット65を取付け、上連結ブラケット65にリアサスペンション27の上端エンド56をピン66で連結し、下連結ブラケット64にリアサスペンション27の下端エンド57をピン67で連結し、後輪28に加わる衝撃に対して、スイングアーム26は矢印a4のようにスイングするとともに、下連結ブラケット64は矢印a5のように変位しかつ、リアサスペンション27は矢印a6のように伸縮する。
「ドライブシャフト33側のピボットプレート63」とは、左のピボットプレート63である。
次ぎに車体フレーム12を具体的に図4〜図6を通して説明する。
図4は、本発明の自動二輪車に採用した車体フレームの側面図である。
車体フレーム12は、ヘッドパイプ13に左のメインパイプ35を水平に対して角度θ1だけ下に向けて傾斜させて溶接部(ビードを含む)71によって取付け、左のメインパイプ35の曲げ部62をほぼ垂直に成形し、曲げ部62の端72にピボットプレート63を溶接部(ビードを含む)73によって取付け、ピボットプレート63の端をクロスパイプであるところのロアクロスパイプ74に溶接部(ビードを含む)75(図6参照)で取付けた。また、ヘッドパイプ13に左のダウンチューブ36を水平に対して角度θ2だけ下に向けて傾斜させて溶接部(ビードを含む)77で取付け、このダウンチューブ36の下端36aからロアパイプ78を水平に車体後方へ延ばし、ロアパイプ78の後パイプ部79を水平に対して角度θ3だけ上に向けて傾斜するように成形し、ロアパイプ78の後端81をロアクロスパイプ74に連結(溶接部82で取付けた。)した。
図5は、図4の5矢視図であり、車体フレーム12の平面図である。
車体フレーム12はまた、ヘッドパイプ13に右のメインパイプ35を溶接で取付け、曲げ部83の端84に右のピボットプレート85を取付けた。
図6は、図4の6矢視図であり、車体フレーム12の背面図である。
車体フレーム12は、図右下に示す右のピボットプレート85をロアクロスパイプ74に溶接し、ヘッドパイプ13に右のダウンチューブ36を溶接し、右のダウンチューブ36に連なるロアパイプ78を水平に車体後方へ延ばし、ロアパイプ78に連ねて後パイプ部88を上に向けて曲げ、後パイプ部88の端をピボットプレート85に接続した。
また、車体フレーム12は、左のメインパイプ35の曲げ部62を車体中心軸Cm側へ寄るように垂直に対して角度θ4だけ曲げた。一方、ダウンチューブ36の後パイプ部79を上に向けるとともに、車体中心軸Cmから離れるように外方(矢印a7の方向)に向けて曲げ、後パイプ部79の後端81(図4参照)をロアクロスパイプ74の突出部89に溶接した。
図中、91はロアクロスパイプ74の突出部89に取付けたスタンドブラケット、92,92はヘッドパイプ13側の左右一対のメインパイプ35,35と左右一対のダウンチューブ36,36と間に取付けた左右のステイフナー、93は左右のステイフナー92,92間に取付けた前アッパクロスパイプ、94は中央の左右一対のメインパイプ35,35間に取付けた中央アッパクロスパイプ、95は左右のピボットプレート63,85間に取付けた後アッパクロスパイプ、Lcはドライブシャフト33側のピボットプレート63から突出させたクロスパイプ(ロアクロスパイプ)74の距離で、突出部89の長さである。
ピボットプレート63は、ドライブシャフト33側のピボットプレート63であり、ドライブシャフト33よりも車体中心Cm側に配置するとともに、ドライブシャフト33近傍の部位であるところのスイングアーム取付部101を平坦にした。具体的には、左のメインパイプ35の曲げ部62の端72に取付ける上端部102を成形し、上端部102に連ねてスイングアーム取付部101を、ドライブシャフト33より車体中心軸Cm側に配置するとともに、上端部102からスイングアーム取付部101を車体中心軸Cmに平行に伸ばし、スイングアーム取付部101の端である下端部103をロアクロスパイプ74に取付け、スイングアーム取付部101の中央にピボット孔104を形成したものである。
ピボットプレート85は、右のメインパイプ35に取付ける上端部106を形成し、上端部106に連ねてスイングアーム取付部107を形成し、スイングアーム取付部107の中央にピボット孔部材108を取付け、スイングアーム取付部107に連ねて下端部111を形成し、下端部111を右のダウンチューブ36(ロアパイプ78)にボルト112,112で連結した。
次ぎにこれらのピボットプレート63,85に連結するスイングアーム26について説明する。
図7は、図3の7−7線断面図であり、スイングアーム26を示す。
スイングアーム26は、ピボットプレート63,85に連結する連結部113を成形し、この連結部113に連ねてシャフト接続口114を成形し、連結部113に連ねて1本のアーム部115を成形し、アーム部115の上面116に下連結ブラケット64を取付け、アーム部115の後部117にファイナルドライブ118を介して後輪28を取付けた。連結の詳細は図8で説明する。
アーム部115は、ドライブシャフト33を覆うシャフトケースを兼ねる。
ドライブシャフト33は、V型エンジン22(図2参照)の変速装置44(図2参照)の出力軸45にユニバーサルジョイント121を介して連結し、ファイナルドライブ118にエンジン出力を伝達する。
ファイナルドライブ118は、ドライブシャフト33と、アーム部115の後部117に取付けたファイナルケース122と、ドライブシャフト33の出力端に連結した第1傘歯車123と、第1傘歯車123かみ合う第2傘歯車124と、第2傘歯車124に一体的に嵌合し、片持ち支持した後輪車軸125と、を備え、自動二輪車11の後輪28を駆動する。
次ぎにスイングアーム26の連結の構造を詳しく説明する
図8は、図7の8部の詳細断面図である。
スイングアーム26は、詳しくは、連結部113の左に第1・第2軸受け126,127並びに第1シール材128を嵌め、第1シール材128と第2軸受け127に第1ブッシュ131を嵌め、中央に第1軸受け126に当接する第1カラー132を配置し、連結部113の右に第3軸受け133並びに第2シール材134を嵌め、第2シール材134と第3軸受け133に第2ブッシュ135を嵌め、第2ブッシュ135を押圧する押圧部材136を右のピボットプレート85のピボット孔部材108にねじ込み、押圧部材136を回り止めナット137で止め、左のピボットプレート63のピボット孔104に1本のボルトであるところピボット軸25を嵌めるとともに、右の押圧部材136に通し、ボルト(ピボット軸)25にナット138を所望の軸力が得られるように(例えば、トルクで管理)ねじ込んだものである。
ボルト(ピボット軸)25は、長さLbであり、左右のピボットプレート63,85を貫通するボルトである。
なお、1本のボルト(ピボット軸)25で連結部113を組み付ける際には、組み付け治具(図に示していない。)を用いる。
次ぎに本発明の自動二輪車の作用を説明する。
図6に示すように、自動二輪車11では、ドライブシャフト33側のピボットプレート63は、ドライブシャフト33よりも車体中心(車体中心軸)Cm側に配置するとともに、ドライブシャフト33近傍の部位(スイングアーム取付部)101を平坦にしたので、スイングアーム26からの負荷は平坦な部位(スイングアーム取付部)101に加わり、平坦な部位(スイングアーム取付部)101に平坦な部位を曲げる力は発生せず、かつ平坦な部位に均一に加わる。従って、ドライブシャフト33近傍の部位(スイングアーム取付部)101の強度を高めることができる。
また、自動二輪車11では、ドライブシャフト33側のピボットプレート63は、ドライブシャフト33よりも車体中心Cm側に配置するとともに、ドライブシャフト33近傍の部位(スイングアーム取付部)101を平坦にしたので、ピボットプレート63にスイングアーム26をボルト(ピボット軸)25で連結する際、ボルト(ピボット軸)25の通しが容易になるとともに、工具の取り扱いは容易になり、組付けの作業性を向上させることができる。
図4および図6に示すように、自動二輪車11では、ダウンチューブ36の下端36aからロアパイプ78を車体後方へ延ばし、このロアパイプ78の後端81をクロスパイプ(ロアクロスパイプ)74の突出部89に連結することで、ロアパイプ78よりドライブシャフト33側のピボットプレート63を車体中心側へオフセットさせたので、ドライブシャフト33側のピボットプレート63のみを車体中心(車体中心軸Cm)側に配置することができる。
また、自動二輪車11では、ダウンチューブ36の下端36aからロアパイプ78を車体後方へ延ばし、このロアパイプ78の後端81をクロスパイプ(ロアクロスパイプ)74の突出部89に連結することで、ロアパイプ78よりドライブシャフト33側のピボットプレート63を車体中心側へオフセットさせたので、ドライブシャフト33側のピボットプレート63のオフセットに伴ってロアパイプ78を車体中心側へオフセットする必要はなくなり、左右のロアパイプ78,78間の距離L1(図6参照)を広く設定することができる。その結果、V型エンジンのオイルパン46(図2参照)などの部品の設計の自由度を高めることができる。
図8の自動二輪車11では、スイングアーム26を、左右のピボットプレート63,85を貫通する1本のボルト(ピボット軸)25で締結したので、スイングアーム26に加わる負荷をボルト(ピボット軸)25に伝える連結部113の形状(面積)は大きくなるとともに、1本の管状となり、結果的に、連結部113に加わる力(応力)は小さくなる。従って、スイングアーム26の強度を高めることができるとともに、スイングアーム26を締結する締結構造(左右のピボットプレート63,85を含む。)の強度を高めることができる。
図6に示すように、自動二輪車11では、ダウンチューブ36の下端36aからロアパイプ78を車体後方へ延ばし、このロアパイプ78の後端81をクロスパイプ(ロアクロスパイプ)74の突出部89に連結し、これらの突出部89及びロアパイプ78の後端81にスタンドブラケット91を取付けたので、スタンドブラケット91に加わる負荷を突出部89及びロアパイプ78に分散させることができ、突出部89及びロアパイプ78の強度を高めることができる。
尚、本発明の自動二輪車は、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明の自動二輪車は、各種類の自動二輪車に採用可能であり、オンロード車からオフロード車まで広範囲の自動二輪車に利用可能である。
本発明の自動二輪車の側面図 本発明の自動二輪車の斜視図 本発明の自動二輪車の車体フレームにスイングアーム並びにリアサスペンションを連結した状態を示す図 本発明の自動二輪車に採用した車体フレームの側面図 図4の5矢視図 図4の6矢視図 図3の7−7線断面図 図7の8部の詳細断面図
符号の説明
11…自動二輪車、12…車体フレーム、13…ヘッドパイプ、22…V型エンジン、25…1本のボルト(ピボット軸)、26…スイングアーム、27…リヤサスペンション、28…後輪、33…ドライブシャフト、35…メインパイプ、36…ダウンチューブ、36a…ダウンチューブの下端、62…曲げ部、63…左のピボットプレート(ドライブシャフト側のピボットプレート)、74…クロスパイプ(ロアクロスパイプ)、78…ロアパイプ、81…ロアパイプの後端、85…右のピボットプレート、89…突出部、101…ドライブシャフト近傍の部位(スイングアーム取付部)、117…スイングアームの後部、Cm…車体中心軸。

Claims (2)

  1. 車体フレーム側に左右のピボットプレートを設け、これらのピボットプレートにスイングアームを上下スイング可能に取付け、このスイングアームの後部に後輪を取付け、この後輪へドライブシャフトでエンジン出力を伝達するようにした自動二輪車において、
    ドライブシャフト側のピボットプレートは、ドライブシャフトよりも車体中心側に配置するとともに、ドライブシャフトを覆うシャフトケースを兼ねるスイングアームの取付部を平坦にし、
    前記車体フレームは、ヘッドパイプから後方に延びる左右一対のメインパイプを有し、
    前記ドライブシャフト側のメインパイプの後部に、ドライブシャフトより車体中心側を通過するように上方から下方に向かって、車体内方側に斜めに屈曲する曲げ部を形成し、
    前記曲げ部に前記ピボットプレートを接続し
    前記曲げ部の上端とドライブシャフト側のスイングアームとを連結するように、単一のリヤサスペンションを配置した、
    ことを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記ドライブシャフト側のピボットプレートからは突出させた状態で、前記左右のピボットプレートにクロスパイプを渡し、
    車体フレームを構成するヘッドパイプからダウンチューブを下げ、このダウンチューブの下端からロアパイプを車体後方へ延ばし、このロアパイプの後端を前記クロスパイプの突出部に連結することで、ロアパイプよりドライブシャフト側のピボットプレートを車体中心側へオフセットさせたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
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