JP3867486B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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    • F02F1/24Cylinder heads
    • F02F2001/244Arrangement of valve stems in cylinder heads
    • F02F2001/245Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated at an angle with the cylinder axis

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特にスクーター型の自動二輪車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、スクーター型の自動二輪車に搭載されるパワーユニットは、エンジンユニットの後部にVベルト式の変速ユニットが一体に連設され、変速ユニットの最後部に後輪が直接軸支された構成となっており、パワーユニットの前部(エンジンユニットの部分)が車体フレームに軸支され、後部(変速ユニットの部分)がショックアブソーバーを介して車体フレームに懸架されることにより、パワーユニット全体が後輪と共に上下に揺動し、後輪のスイングアームの役割を果たすようになっている。
【0003】
上記構成により、パワーユニットの上方に設置される物品収納室の容量を大きく確保するとともに、エンジンユニットの振動を車体フレーム側に伝達しにくくして乗り心地を向上できるといったメリットが得られる。しかしその反面、エンジン排気量を大きくした場合にはパワーユニット全体の重量が重くなることから後輪の分担荷重が増大し、前後輪の荷重配分が不適切になるとともに後輪の支持剛性が不足し、操舵性や走行安定性が損なわれるといった問題点もある。
【0004】
そこで、特開平10−324287号公報や、特開平11−129969号公報に示されるように、エンジンユニットと変速ユニットを車体フレーム側に固定し、変速ユニットから後方に延ばしたシャフトドライブユニットのみを上下揺動可能にして後輪を駆動するようにした自動二輪車が開発されている。これにより、通常の自動二輪車と同じく重量物であるエンジンユニットを車体フレームの前寄りに搭載して前後輪の荷重配分を適正化することができる。この場合、エンジンユニットのシリンダーボアの中心軸線は概ね車体の前後方向に沿うように前方に倒され、エンジンユニットの高さの減少が図られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、スクーター型の自動二輪車においてエンジンユニットを車体フレームの前寄りに搭載するには、ハンドルバーと着座シートとの間に設けられた低床式のステップボードの車幅方向中央部にセンターコンソールを形成し、このセンターコンソールの内部から着座シートの下方にかけてエンジンユニットを配置する必要があり、上記センターコンソールの高さによってはステップボード上の足通し空間の大きさが限定され、自動二輪車の乗降性が損なわれてしまうという欠点がある。
【0006】
特に、排気量が大きく、振動緩和用のバランサー軸を備えた4サイクル形式のエンジンユニットを搭載する場合には、上記バランサー軸や、発電機およびスターターモーター等の補機類が多数設置されることによりエンジンユニット全体が大形化する傾向があることに加えて、上記補機類を防水性を考慮してエンジンユニットの上部に設けなければならないことから、足通し空間の大きさが一層限定されてしまう。
【0007】
また、この種の自動二輪車(スクーター)では、一般に着座シートの前端にシートヒンジが設けられ、このシートヒンジを中心に着座シートを上方に回動させてシート下の物品収納室にアクセスするようになっているが、前述したステップボード上の足通し空間を大きく確保しようとすると、自ずと車体フレームを構成するフレームパイプの高さが着座シートの位置よりも低くなるため、着座シートのシートヒンジを支持するためにフレームパイプから上方に高く延びる延設部を立ち上げる必要が生じ、シートヒンジを高剛性に支持できなくなる。
【0008】
本発明に係る自動二輪車は、上記問題点を解決するべく発明されたものであり、その目的は、低床式のステップボードに設けられたセンターコンソールの内部から着座シートの下方にかけてエンジンユニットが配置された自動二輪車において、エンジンユニットに設けられる補機類の防水性を保ちつつ、センターコンソールの高さを極力低めてステップボード上の足通し空間を大きく確保するとともに、着座シート前端のシートヒンジを車体フレームに高い剛性で設置可能にし、併せてオイルフィルターの交換を容易にすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明に係る自動二輪車は、請求項1に記載したように、ハンドルバーと着座シートとの間に低床式のステップボードが設けられ、上記ステップボードの車幅方向中央部が上方に突出して設けられたセンターコンソールの内部から上記着座シートの下方にかけてエンジンユニットが配置され、上記エンジンユニットは、前方から順にシリンダーヘッドとシリンダーブロックとクランクケースとが組み合わされ、上記シリンダーブロックの内部に形成されたシリンダーボアの中心軸線が概ね車体前後方向に沿い、上記シリンダーボアの中心軸線に略直交して車幅方向に沿うクランク軸とバランサー軸が備えられた自動二輪車において、上記バランサー軸をクランク軸の上方となるエンジンユニットの上部に配置するとともに、上記バランサー軸の前側と後側でクランクケースの上方となるエンジンユニットの上部に、このエンジンユニットの補機類であるスタータモータと発電機とを振り分けて設置し、上記補機類のうち、外径小さい方のスタータモータをバランサー軸の前側で上方に足通し空間が設けられた前記センターコンソールの内部に、また、外径大きい方の発電機をバランサー軸の後側でセンターコンソールおよび足通し空間より後方の着座シートの前端部下方に配置する一方、前記センターコンソールの内部を通る左右一対のフレームパイプを、前記スタータモータおよび発電機の上部輪郭に沿わせて、かつ前記発電機が配置された着座シートの前端部付近から前記センターコンソール内のスタータモータの上部に向かって前下がりに前方に延設して前記センターコンソールを低く形成し、前記シリンダーブロックの下部にオイルフィルターを設けたことを特徴とするものである。
【0010】
上記構成によれば、補機類がエンジンユニットの上部に設けられるので補類の防水性を良好に確保できる。しかも、オイルフィルターをエンジンユニットの下方に設けたことにより、オイルフィルターの交換時に垂れるオイルがエンジンユニットに付着せず、オイルフィルターの交換が容易になる。そして、オイルフィルターがエンジンユニットの下方に位置することによってエンジンユニットの上方のスペースが減少しても、外径の小さい方の補機がバランサー軸の前側に配置されたことにより、センターコンソールの高さを低く抑えて足通し空間を大きく確保することができる。
【0011】
また、本発明に係る自動二輪車は、上述した構成により、センターコンソール内を通るフレームパイプの高さが低められるため、センターコンソールの高さを十分に低くして足通し空間を大きくすることができる。また、前記バランサー軸の前側に配置する補機をスターターモーターとし、バランサー軸の後側に配置する補機を発電機とした。一般に、スターターモーターは発電機よりも外径が小さいため、上記構成によりセンターコンソールの高さを低めて足通し空間を広く確保することができる。
【0012】
さらに、本発明に係る自動二輪車は、請求項3に記載したように、請求項1または2の構成において、前記バランサー軸の前側に配置する補機をスターターモーターとし、バランサー軸の後側に配置する補機を発電機とした。一般に、スターターモーターは発電機よりも外径が小さいため、上記構成によりセンターコンソールの高さを低めて足通し空間を広く確保することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0016】
図1は、本発明に係るエンジンユニットを含むパワーユニットが搭載されたスクーター型の自動二輪車の一例を示す左側面図であり、図2はこの自動二輪車の内部構造を示す左側面透視図、図3は同平面図である。
【0017】
この自動二輪車1は、鋼管製の車体フレーム2を備えている。車体フレーム2は、その前端に位置するヘッドパイプ3と、このヘッドパイプ3から後方に延びる左右一対のダウンパイプ4およびアッパーパイプ5ならびにミドルパイプ6と、ダウンパイプ4の後端付近に連設されるリヤーパイプ7およびリヤーステー8と、左右一対のシートパイプ9と、略中央部に位置する左右一対のピボットプレート10とを備えて略アンダーボーン型に構成されている。なお、左右一対のパイプ部材(4,5,6)等の間は車幅方向に延びる複数のクロスメンバー11,12…(他は非図示)により連結されている。
【0018】
ヘッドパイプ3には前輪14を支持するフロントフォーク15がハンドルバー16等と共に軸支される一方、左右のピボットプレート10の間にはピボット軸17が架設され、このピボット軸17には後輪18を支持するスイング伝導ユニット19が軸支されてサスペンション機構20により緩衝懸架されている。また、ダウンパイプ4とミドルパイプ6とピボットプレート10によりパワーユニット21が懸架支持され、その動力がスイング伝導ユニット19を経て後輪18に伝達されるようになっている。
【0019】
左右のミドルパイプ6の間隔はダウンパイプ4の間隔よりも狭くされ、ミドルパイプ6がパワーユニット21の上方を通り、ダウンパイプ4がパワーユニット21の両側方を通る。そして、左右のミドルパイプ6の中間部に架設されたクロスメンバー11から上方に短く延びるシートステー24(請求項に記載の延設部に該当する)の上端にシートヒンジ25が設けられ、このシートヒンジ25に着座シート26の前端が支持されている。
【0020】
着座シート26の下方には燃料タンク27と、ヘルメット28,29等を収納可能な物品収納室30とが形成されており、着座シート26をシートヒンジ25を軸に上方へ回動させることにより燃料タンク27と物品収納室30にアクセスすることができる。
【0021】
車体全体は合成樹脂製のフロントカウリング32およびフレームカバー33により覆われ、自動二輪車1の外観が整えられると同時に内部機器類の保護が図られている。さらに、フレームカバー33には、ハンドルバー16と着座シート26との間に位置し、かつダウンパイプ4の上方に位置する低床式のステップボード34(図1参照)が一体的に形成され、このステップボード34の車幅方向中央部にセンターコンソール35が設けられている。
【0022】
センターコンソール35の内部には車体フレーム2を構成する左右一対のミドルパイプ6が通り、センターコンソール35の内部から着座シート26の下方にかけてパワーユニット21の主要構成部であるエンジンユニット41が配置されている。また、センターコンソール35の上部空間は、ライダーが着座シート26に跨がる時、あるいは降りる時の足通し空間36となる。なお、前輪14の直ぐ後方に位置するようにダウンパイプ4にはエンジンユニット41冷却用のラジエーター37が設けられ、後輪18の右方にはエンジンユニット41のシリンダーヘッド46に繋がる排気マフラー38が設けられている。
【0023】
図4はパワーユニット21(エンジンユニット41)の左側面図、図5はパワーユニット21の平面略図、図6は同平面図、図7は図4のVII−VII線に沿うパワーユニット21の横断面図である。図5〜図7に示すように、パワーユニット21は、エンジンユニット41と、変速ユニット42と、ベベルユニット43が組み合わされた複合体である。
【0024】
エンジンユニット41のケーシング44は、前方から順にヘッドカバー45、シリンダーヘッド46、シリンダーブロック47、クランクケース48、リヤーケース49が組み合わされて構成されており、リヤーケース49の後部には後方に延びる縦板状のブラケット部51が一体形成され、このブラケット部51には車幅方向に貫通する嵌合穴52が穿設されている。
【0025】
図4および図7に示すように、シリンダーヘッド46は6本の長い固定ボルト54と1本の短い固定ボルト55によりシリンダーブロック47に締結固定される一方、クランクケース48とリヤーケース49は4本の通しボルト56と複数の固定ボルト57によりシリンダーブロック47に締結固定される。
【0026】
上記通しボルト56はリヤーケース49側から挿入され、リヤーケース49とクランクケース48を貫通してシリンダーブロック47に締結される。このため、通しボルト56によりリヤーケース49とクランクケース48がシリンダーブロック47に共締めされる。なお、固定ボルト57は通しボルト56よりも短く、クランクケース48のみに挿通されてシリンダーブロック47に締結される。また、リヤーケース49の周囲が多数の短い固定ボルト58によりクランクケース48に締結固定される。
【0027】
一方、シリンダーブロック47とクランクケース48間の合面A(図4参照)には車幅方向に沿うクランク軸61が軸支され、シリンダーブロック47の内部には左右2本のシリンダーボア62が形成されている。このシリンダーボア62は車両側面視でその中心軸線Dが車体前後方向に概ね沿い、やや前上りに傾斜するように設けられている。
【0028】
シリンダーボア62内にはピストン63が挿入され、そのピストンピン64とクランク軸61のクランクピン65との間がコンロッド66で連結され、シリンダーボア62内におけるピストン63の摺動がクランク軸61の回転に変換されてエンジンユニット41の出力となる。
【0029】
また、クランク軸61の上方にはエンジン振動を打ち消すためのバランサー軸67が軸支されており、このバランサー軸67もシリンダーブロック47とクランクケース48の合面Aに軸支され、等速ギヤ68a,68bを介しクランク軸61に回転駆動される。シリンダーブロック47とクランクケース48の上部には、バランサー軸67を収容するためのバランサーハウジング67aが形成されている。
【0030】
他方、シリンダーヘッド46の内部には2本のカム軸69と動弁装置70が収容されている。各カム軸69はタイミングチェーン71を介してクランク軸61に駆動され、動弁装置70を所定のタイミングで作動させてシリンダーボア62(燃焼室)内の吸、排気作用を行う。
【0031】
また、クランクケース48とリヤーケース49間の合面Bには、クランク軸61に平行するカウンター軸72が軸支されている。このカウンター軸72の軸長はクランク軸61よりも大幅に短く、平面視(図7参照)でカウンター軸72の収容部であるクランクケース48の後部とリヤーケース49は車体中心線Cに対し一側寄り(例えば左側寄り)にオフセット配置され、その後部に位置するブラケット部51と共に、エンジンユニット41の平面形状が略L字形に造形されている。
【0032】
そして、カウンター軸72の左端寄りに緩衝機構73を介して軸装されたカウンタードリブンギヤ74が、クランク軸61左端部のクランクウェブに形成されたカウンタードライブギヤ75に噛み合うため、前転するクランク軸61に連動回転してカウンター軸72が後転し、クランク軸61の回転トルク変動等に伴うショックが緩衝機構73に吸収される。
【0033】
なお、クランク軸61の右端部はケースカバー44aに覆われており、その内側に、図4に示すエンジン始動用のスターターモーター76からの動力を受けるワンウェイクラッチ機構77が設けられている。一方、クランク軸61の左端部はケースカバー44bに覆われており、その内側にフライホイール78が、外側にベルトプーリー79が、それぞれクランク軸61と回転一体に設けられ、ベルトプーリー79によりパワーユニット21の上方に設置された発電機であるオルターネーター80(図2参照)がベルト81を介して駆動される。
【0034】
また、カウンター軸72の左端部かつリヤーケース49の左側部には冷却水循環用のウォーターポンプ82が設けられ、カウンター軸72の右端部かつリヤーケース49の内部にはエンジンオイル供給用のオイルポンプ83が設けられ、これらのポンプ類82,83がカウンター軸72に直接駆動されるようになっている。
【0035】
図2および図4に示すように、スターターモーター76やオルターネーター80のようなエンジンユニット41の補機類はバランサー軸67(バランサーハウジング67a)の前後に振り分けて設置されており、このうち外径の小さい方の補機であるスターターモーター76はバランサー軸67(バランサーハウジング67a)の前側に配置され、外径の大きい方の補機であるオルターネーター80はバランサー軸67の後側に配置されている。
【0036】
このように、クランク軸61の上方に軸支されたバランサー軸67の前後にスターターモーター76やオルターネーター80といった補機類を振り分けて設置することにより、各補機類の防水性を良好に確保することができる。しかも、一般にスターターモーター76はオルターネーター80よりも外径が小さいため、スターターモーター76をバランサー軸67の前側に配置し、オルターネーター80をバランサー軸67の後側に配置したことにより、センターコンソール35の高さを低く抑えて足通し空間36を大きく確保することができる。
【0037】
特に、後述の如くシリンダーブロック47の下部にオイルフィルター133を取り付けてオイルフィルター133の交換作業性を向上させた場合には、エンジンユニット41(シリンダーブロック47)の上方のスペースが減少する傾向が伴うが、バランサー軸67の前側に位置する補機を外径の小さいスターターモーター76とすることにより、足通し空間36を広く確保できる。
【0038】
ここで、センターコンソール35の内部を通る左右一対のフレームパイプであるミドルパイプ6は、シリンダーヘッド46およびシリンダーブロック47と、スターターモーター76およびオルターネーター80の上部輪郭に沿わせて湾曲形成されている。これにより、センターコンソール35の高さが一段と低く抑えられて足通し空間36が大きく確保されている。
【0039】
また、ミドルパイプ6が外径の大きい方の補機であるオルターネーター80の上方を通る部分が丁度前記クロスメンバー11により連結されている。この部分を仮にミドルパイプ6の変曲点Eとすると、変曲点Eは着座シート26の前端付近の下方に位置付けられ、変曲点Eよりも前方の区間はやや前下がりに前方へ延びてスターターモーター76の上部に達してからやや前上がりとなってダウンパイプ4の前部に繋がり、変曲点E以降の部分は後下がりに後方へ延びてダウンパイプ4の中間部に繋がっている。
【0040】
これにより、ミドルパイプ6の最高点である変曲点Eが着座シート26の前端下方付近に位置し、変曲点Eよりも前方のミドルパイプ6は下方に低まってセンターコンソール35内に通されるため、センターコンソール35の高さを十分に低く抑えて足通し空間36の拡大を図ることができる。しかも、ミドルパイプ6の変曲点Eに架設されるクロスメンバー11とシートヒンジ25との距離が縮まってシートステー24の長さが短くなるので、シートヒンジ25を車体フレーム2に高剛性で設置することができる。
【0041】
なお、この実施形態ではミドルパイプ6の変曲点E以降の部分が後下がりに後方へ延びてダウンパイプ4の中間部に繋がっているが、例えばミドルパイプ6の変曲点E以降の部分をほぼ水平に後方へ延ばしてダウンパイプ4の後端部に繋ぐことによりシートパイプ9を削除し、その代わりにミドルパイプ6の変曲点Eから後斜め下方に延びる別なパイプ部材の後端をダウンパイプ4の中間部に繋ぐようにする等してもよい。要するに、ミドルパイプ6の変曲点E(クロスメンバー11)よりも前方の区間が前下がりになっていれば良い。
【0042】
一方、図4に示すように、シリンダーブロック47の後半部分の下部とクランクケース48とリヤーケース49の下部は、シリンダーヘッド46の下面やシリンダーブロック47の前半部分よりも下方に引き下げられており、この引き下げられた部分がオイル貯溜部130とされ、その内部にオイルレベルOLの高さまでオイルが貯溜される。このオイル貯溜部130の底部131は平坦に形成されており、シリンダーボア62の中心軸線Dがやや前上りであるのに対し、底部131の面方向は走行路面と略平行にされている。
【0043】
そして、前記オイルポンプ83から前斜め下方に延びるオイルストレーナー132がオイル貯溜部130の底部131付近に達する一方、オイル貯溜部130の前面であって、車両側面視でバランサー軸67およびシリンダーボア62よりも下方、かつオイル貯溜部130の底部131よりも上方にオイルフィルター133が交換可能に設置されている。この位置にオイルフィルター133を設けることにより、オイルフィルター133の着脱性(交換作業性)を向上させるとともに、その着脱時にこぼれ落ちるオイルがエンジンユニット41回りを汚損することを防止できる。
【0044】
一方、変速ユニット42は、エンジンユニット41とは別体のケーシング84の内部にベルト式変速装置(例えばCVT)85が設置されたものである。ケーシング84は車幅方向内側に位置するインナーケース86と、その外側に液密に被装されるアウターケース87と、さらにその外側に被装されるケースカバー88とからなる3ピース構造である。
【0045】
ベルト式変速装置85は、ケーシング84内の前方と後方にてクランク軸61と平行に軸支された変速入力軸89および変速出力軸90と、これらの軸89,90にそれぞれ回転一体に軸装された入力Vプーリー91および出力Vプーリー92と、これら両Vプーリー91,92の間に巻装されたVベルト(あるいは金属ベルト)93と、入力Vプーリー91に対し同軸的に設けられたフェーシング駆動機構94とを備えて構成されている。
【0046】
入力Vプーリー91は、変速入力軸89に一体形成された固定フェーシング95と、軸方向に移動可能に設けられた可動フェーシング96とを有し、可動フェーシング96はフェーシング駆動機構94によりその位置を決定される。また、出力Vプーリー92も固定フェーシング97と可動フェーシング98を有し、可動フェーシング98はスプリング99により常に固定フェーシング97側に押圧されている。
【0047】
ここで、入力Vプーリー91は変速入力軸89の左端寄りに配置され、出力Vプーリー92は変速出力軸90の右端寄りに配置され、かつ入力Vプーリー91と出力Vプーリー92は前後方向に整列するように配置され、フェーシング駆動機構94は入力Vプーリー91の右側に配置され、このフェーシング駆動機構94の後方かつ出力Vプーリー92の右側にケースカバー88による送風装置が設けられている。
【0048】
このように、入力Vプーリー91と出力Vプーリー92が前後に並び、かつフェーシング駆動機構94と送風装置もまた前後に整列しており、さらに出力Vプーリー92から車幅方向内側に突出して変速出力軸90が配置されることから、変速ユニット42の平面形状が略L字形に造形されている。
【0049】
そして、エンジンユニット41のクランクケース48とリヤーケース49の結合部の右側面に、変速ユニット42(インナーケース86)の前部左側面に設けられた軸受ボス101が密に嵌合固定され、この軸受ボス101を貫く変速入力軸89と、エンジンユニット41のカウンター軸72とがスプライン結合等により回転一体に結合されている。一方、変速ユニット42(86)の後部左側面がエンジンユニット41のブラケット部51右側面(車体中心線C側)に隣接され、変速出力軸90の軸受ボス102がブラケット部51の嵌合穴52に密に嵌合されている。
【0050】
前述のように、エンジンユニット41と変速ユニット42は、その平面形状が略L字形に造形されているが、その略L字形状同士が互いに組み合わされて略長方形になっている。
【0051】
他方、ベベルユニット43は、独立したケーシング104の内部に、車幅方向に沿うベベル入力軸105と車長方向に沿うベベル出力軸106が軸支され、ベベル入力軸105には入力ベベルギヤ107が、ベベル出力軸106には上記入力ベベルギヤ107に噛み合う出力ベベルギヤ108が、それぞれ回転一体に設けられた構成である。
【0052】
そして、ベベルユニット43は、エンジンユニット41のブラケット部51左側面(反車体中心線C側)に配置されてブラケット部51に隣接し、ベベル入力軸105の軸受ボス109がブラケット部51の嵌合穴52に密に嵌合固定され、変速出力軸90とベベル入力軸105とがスプライン結合等により回転一体に結合されている。
【0053】
図7に示すように、左方から通しボルト111等の締結部材がベベルユニット43とブラケット部51を貫通して変速ユニット42に締結され、この通しボルト111によってベベルユニット43とブラケット部51が変速ユニット42に共締めされる構造になっている。なお、通しボルト111は全部で4本あり、各通しボルト111は図4に示すようにブラケット部51の嵌合穴52周囲に等間隔で形成された貫通孔112を貫通する。
【0054】
ところで、ブラケット部51の周囲には例えば3点のフレーム固定部113が設けられており、これらのフレーム固定部113と、図4に示すようにシリンダーブロック47に1点設けられたフレーム固定部114と、シリンダーヘッド46に2点設けられたフレーム固定部115が、それぞれ車体フレーム2のダウンパイプ4とミドルパイプ6とピボットプレート10に設けられた締結部に固定ボルト116(図7参照)で締結され、これによりパワーユニット21全体が車体フレーム2に固定される。
【0055】
以上のように構成されたパワーユニット21において、エンジンユニット41のクランク軸61の回転はカウンター軸72と変速ユニット42の変速入力軸89および入力Vプーリー91に伝達され、入力Vプーリー91の回転がVベルト93により出力Vプーリー92と変速出力軸90に伝達される。そして、変速出力軸90の回転がベベルユニット43のベベル入力軸105と入力ベベルギヤ107と出力ベベルギヤ108を経てベベル出力軸106に伝達され、ベベル出力軸106からエンジン出力が後方に取り出される。
【0056】
なお、カウンタードライブギヤ75の歯数がカウンタードリブンギヤ74の歯数よりも小さいため、クランク軸61の回転はカウンター軸72に伝わる際に一次減速される。また、入力ベベルギヤ107の歯数が出力ベベルギヤ108の歯数よりも小さいため、ここで二次減速がなされる。
【0057】
そして、ベベル出力軸106の回転がユニバーサルジョイント117(図3,5,6参照)を介してスイング伝導ユニット19内に軸支されたドライブシャフト118に伝達され、ドライブシャフト118の回転がリヤベベルギヤ機構119を経て後輪18に伝達される。なお、ドライブシャフト118の中間部には例えば電磁式の発進クラッチ120が設けられており、この発進クラッチ120のON,OFF操作によりエンジンユニット41の動力が後輪18に対して断続される。
【0058】
ところで、変速ユニット42におけるベルト式変速装置85のフェーシング駆動機構94は、図示しない制御手段に制御されるアクチュエーターの動力を受けて、自動二輪車1の走行速度、スロットル開度、エンジン負荷等の諸条件に応じて入力Vプーリー91の可動フェーシング96を軸方向に移動させる。
【0059】
例えば、自動二輪車1の発進時においては、フェーシング駆動機構94が可動フェーシング96を固定フェーシング95から遠ざけ、入力Vプーリー91のベルト巻付有効径を最小にする。これに伴い、出力Vプーリー92側ではスプリング99の付勢力により可動フェーシング98が固定フェーシング97側に押圧されてベルト巻付有効径が最大になるため、変速比が高くなり、発進が容易になる。
【0060】
また、自動二輪車1の加速中においては、フェーシング駆動機構94が入力Vプーリー91の可動フェーシング96を固定フェーシング95側に徐々に近付け、入力Vプーリー91のベルト巻付有効径を拡大させる。すると出力Vプーリー92側ではスプリング99の付勢力に抗して可動フェーシング98が固定フェーシング97から遠ざかり、ベルト巻付有効径が縮小されていくため、変速比が低くなって車速が高まる。
【0061】
これまでに述べたように、この自動二輪車1の構成によれば、ハンドルバー16と着座シート26の間に設けられた低床式のステップボード34の車幅方向中央部に設けられたセンターコンソール35の内部から着座シート26の下方にかけてエンジンユニット41を搭載しても、エンジンユニット41に設けられる補機類(76,80)の防水性を保ちつつ、センターコンソール35の高さを極力低めてステップボード34上の足通し空間36を極力大きく(広く)確保するとともに、着座シート26前端のシートヒンジ25を車体フレーム2に高い剛性で設置可能にし、併せてオイルフィルター133の交換を容易にすることができる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る自動二輪車によれば、低床式のステップボードに設けられたセンターコンソールの内部から着座シートの下方にかけてエンジンユニットが配置された自動二輪車において、エンジンユニットに設けられるスタータモータおよび発電機の補機類の防水性を保ちつつ、センターコンソールの高さを極力低めてステップボード上の足通し空間を大きく確保するとともに、着座シート前端のシートヒンジを車体フレームに高い剛性で設置可能にし、併せてオイルフィルターの着脱交換作業性を向上させ、エンジンユニット廻りの油汚染を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクーター型の自動二輪車の一例を示す左側面図。
【図2】同自動二輪車の内部構造を示す左側面透視図。
【図3】同平面図。
【図4】パワーユニット(エンジンユニット)の左側面図。
【図5】パワーユニットの平面略図。
【図6】パワーユニットの平面図。
【図7】図4のVII−VII線に沿うパワーユニットの横断面図。
【符号の説明】
1 自動二輪車
2 車体フレーム
6 センターコンソールの内部を通る左右一対のフレームパイプであるミドルパイプ
11 クロスメンバー
16 ハンドルバー
24 延設部に該当するシートステー
25 シートヒンジ
26 着座シート
34 ステップボード
35 センターコンソール
41 エンジンユニット
46 シリンダーヘッド
47 シリンダーブロック
48 クランクケース
61 クランク軸
62 シリンダーボア
67 バランサー軸
76 エンジンユニットの補機であるスターターモーター
80 エンジンユニットの補機である発電機としてのオルターネーター
133 オイルフィルター
A シリンダーブロックとクランクケースとの合面
D シリンダーボアの中心軸線

Claims (1)

  1. ハンドルバーと着座シートとの間に低床式のステップボードが設けられ、上記ステップボードの車幅方向中央部が上方に突出して設けられたセンターコンソールの内部から上記着座シートの下方にかけてエンジンユニットが配置され、上記エンジンユニットは、前方から順にシリンダーヘッドとシリンダーブロックとクランクケースとが組み合わされ、上記シリンダーブロックの内部に形成されたシリンダーボアの中心軸線が概ね車体前後方向に沿い、上記シリンダーボアの中心軸線に略直交して車幅方向に沿うクランク軸とバランサー軸が備えられた自動二輪車において、
    上記バランサー軸をクランク軸の上方となるエンジンユニットの上部に配置するとともに、上記バランサー軸の前側と後側でクランクケースの上方となるエンジンユニットの上部に、このエンジンユニットの補機類であるスタータモータと発電機とを振り分けて設置し、
    上記補機類のうち、外径小さい方のスタータモータをバランサー軸の前側で上方に足通し空間が設けられた前記センターコンソールの内部に、また、外径大きい方の発電機をバランサー軸の後側でセンターコンソールおよび足通し空間より後方の着座シートの前端部下方に配置する一方、
    前記センターコンソールの内部を通る左右一対のフレームパイプを、前記スタータモータおよび発電機の上部輪郭に沿わせて、かつ前記発電機が配置された着座シートの前端部付近から前記センターコンソール内のスタータモータの上部に向かって前下がりに前方に延設して前記センターコンソールを低く形成し、
    前記シリンダーブロックの下部にオイルフィルターを設けたことを特徴とする自動二輪車。
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