JP5386274B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車の改良に関するものである。
従来の自動二輪車として、エンジンの下面にステップバーとサイドスタンドとを取付けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1の図1、図3によれば、エンジン7の下面にブラケット22が取付けられ、このブラケット22に防振材23を介してステップバー27が取付けられ、このステップバー27の両端にステップ28が取付けられている。また、ブラケット22には、サイドスタンドブラケット31が取付けられ、このサイドスタンドブラケット31にサイドスタンド32が取付けられている。
特開2000−38179公報
ブラケット22には、サイドスタンド32を支持できる剛性が必要であり、また、ブラケット22はステップバー27も支持するので、剛性を確保しようとすると、ブラケット22が上下方向に嵩張る。
更に、ステップ28が防振のためにラバーマウントされているが、サイドスタンド32の支持剛性を確保するためには、防振材23をブラケット22とステップバー27との間に設けることになり、自動二輪車の最低地上高を確保するためには、その分だけエンジン7を上方に移動させる必要がある。
本発明の目的は、ステップバー取付部の嵩が小さく、且つサイドスタンドの支持剛性が確保可能な自動二輪車を提供することにある。
請求項1に係る発明は、エンジンを構成するエンジンケースの下面にステップバーの取付部を有する自動二輪車において、エンジンケースの下面にサイドスタンド取付部が設けられ、このサイドスタンド取付部が、ステップバー取付部と前後方向で離間した位置に設けられ、エンジンケースの前部がクランク室を有し、エンジンケースの後部がミッション室を有し、クランク室の下方にステップバー取付部が設けられ、ミッション室の下方にサイドスタンド取付部が設けられることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、エンジンケースが、少なくともその上部と後部とに車体フレームへ取付けられるエンジンケース取付部が設けられ、ステップバー取付部がエンジンケースの前部に設けられ、サイドスタンド取付部がエンジンケースの後部に設けられることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、エンジンには、無段変速機が付設され、この無段変速機が、駆動部と、この駆動部によって駆動される従動部とを有し、ステップバー取付部が、駆動部の下方に配置されることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、エンジンケースが、クランク室とミッション室とが形成されたクランクケースを有し、このクランクケースが、クランク軸の延びる車幅方向に2分割される左右クランクケースからなり、これらの左右クランクケースに跨ってサイドスタンド取付部が設けられることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、エンジンケースが、クランク室とミッション室とが形成されたクランクケースを有し、無段変速機を収納する変速機ケースが、クランクケースの車幅方向外側に設けられ、ステップバー取付部が、左右クランクケースと変速機ケースとに跨って設けられることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、クランクケースが、クランク軸の延びる車幅方向に2分割される左右クランクケースからなり、ステップバー取付部が、左右クランクケースのうち、変速機ケースから遠い方のクランクケースと変速機ケースとに跨って設けられることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、ステップバーが、側面視でエンジンの下方から、エンジン側方で後ろ上がりに延び、エンジンケースの側方にエンジン始動装置を成すキックペダルが設けられ、このキックペダルの回転軸が、エンジンケース側部から側方に突出し、ステップバー取付部及びサイドスタンド取付部より上方に配置され、これらのキックペダルの回転軸、ステップバー取付部及びサイドスタンド取付部が、それぞれが三角形の頂部に配置されていることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、サイドスタンド取付部が、エンジンケース取付部に下方に突出するように形成されたボス部から構成されることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、従動部が従動軸を備え、キックペダルの回転軸が、従動軸よりも下方で且つ従動軸の直下に対して駆動部が取付けられる駆動軸寄りに配置され、サイドスタンド取付部が、キックペダルの回転軸に取付けられるキックギヤと前後に重なる位置に配置されるとともに従動軸の直下に対して駆動軸とは反対側に配置されることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、エンジンケースの下面にサイドスタンド取付部が設けられ、このサイドスタンド取付部が、ステップバー取付部と前後方向で離間した位置に設けられ
、エンジンケースの前部がクランク室を有し、エンジンケースの後部がミッション室を有し、クランク室の下方にステップバー取付部が設けられ、ミッション室の下方にサイドスタンド取付部が設けられるので、先ず、ステップバー取付部が嵩張らないため、車両の最低地上高を確保することができるとともに、サイドスタンドの支持剛性も確保することができる。
又本発明では、エンジンケースの前部がクランク室を有し、エンジンケースの後部がミッション室を有し、クランク室の下方にステップバー取付部が設けられ、ミッション室の下方にサイドスタンド取付部が設けられるので、ステップバー取付部とサイドスタンド取付部とがクランク室下方とミッション室下方とに分かれて設けられるため、ステップバー取付部及びサイドスタンド取付部に作用する荷重をエンジンケースの前後に分散させることができる。
請求項2に係る発明では、エンジンケースに、少なくともその上部と後部とに車体フレームへ取付けられるエンジンケース取付部が設けられ、ステップバー取付部がエンジンケースの前部に設けられ、サイドスタンド取付部がエンジンケースの後部に設けられるので、エンジンケースと車体フレームとの結合剛性が高い位置で、サイドスタンドを強固に支持することができる。
請求項3に係る発明では、エンジンには、無段変速機が付設され、この無段変速機が、駆動部と、この駆動部によって駆動される従動部とを有し、ステップバー取付部が、駆動部の下方に配置されるので、無段変速機が付設されたエンジンケースにおいて、ステップバー取付部とサイドスタンド取付部とで荷重を分散することができる。
請求項4に係る発明では、エンジンケースが、クランク室とミッション室とが形成されたクランクケースを有し、このクランクケースが、クランク軸の延びる車幅方向に2分割される左右クランクケースからなり、これらの左右クランクケースに跨ってサイドスタンド取付部が設けられるので、サイドスタンド取付部の取付幅を大きくすることができ、サイドスタンドの支持剛性を確保しやすくすることができる。
請求項5に係る発明では、エンジンケースが、クランク室とミッション室とが形成されたクランクケースを有し、無段変速機を収納する変速機ケースが、クランクケースの車幅方向外側に設けられ、ステップバー取付部が、左右クランクケースと変速機ケースとに跨って設けられるので、ステップバー取付部の取付幅を大きくすることができ、ステップバーの支持剛性を確保しやすくすることができる。
請求項6に係る発明では、クランクケースが、クランク軸の延びる車幅方向に2分割される左右クランクケースからなり、ステップバー取付部が、左右クランクケースのうち、変速機ケースから遠い方のクランクケースと変速機ケースとに跨って設けられるので、ステップバー取付部の取付幅を左右に大きくしてステップバーを取付けることができるため、ステップバーの支持剛性をより確保しやすくすることができる。
請求項7に係る発明では、ステップバーが、側面視でエンジンの下方から、エンジン側方で後ろ上がりに延び、エンジンケースの側方にエンジン始動装置を成すキックペダルが設けられ、このキックペダルの回転軸が、エンジンケース側部から側方に突出し、ステップバー取付部及びサイドスタンド取付部より上方に配置され、これらのキックペダルの回転軸、ステップバー取付部及びサイドスタンド取付部が、それぞれが三角形の頂部に配置されているので、キックペダルを操作する際にステップバー取付部及びサイドスタンド取付部が邪魔にならず、キックペダルの操作性を確保しながら、ステップバー取付部、サイドスタンド取付部及びキックペダルをコンパクトに配置することができる。
請求項8に係る発明では、サイドスタンド取付部が、エンジンケース取付部に下方に突出するように形成されたボス部から構成されるので、エンジンケース取付部をボスで補強し、エンジンケース取付部の大型化を回避することができる。また、エンジンケース内にボスを設けないので、オイルパン容量を確保することができる。
請求項9に係る発明では、従動部が従動軸を備え、キックペダルの回転軸が、従動軸よりも下方で且つ従動軸の直下に対して駆動部が取付けられる駆動軸寄りに配置され、サイドスタンド取付部が、キックペダルの回転軸に取付けられるキックギヤと前後に重なる位置に配置されるとともに従動軸の直下に対して駆動軸とは反対側に配置されるので、キックギヤとサイドスタンド取付部とを前後方向に重なるように配置することで、キックギヤを収納するエンジンケースとサイドスタンド取付部との干渉を避けることができ、サイドスタンド取付部をより上方に配置することができて、サイドスタンド取付部の地上高を高く確保することができる。
本発明に係る自動二輪車の側面図である。 本発明に係る自動二輪車に搭載されたパワーユニットの左側面図である。 本発明に係る自動二輪車に搭載されたパワーユニットの正面図である。 本発明に係る自動二輪車に搭載されたパワーユニットの平面図である。 本発明に係るパワーユニットの要部底面図である。 本発明に係るパワーユニットの底面及び内部構造を示す説明図である。 本発明に係るパワーユニットの要部左側面図である。 本発明に係るパワーユニットの要部右側面図である。 本発明に係る自動二輪車の作用を示す作用図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、説明中の左、右、前、後は車両に乗車した運転者を基準にした向きを示している。また、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を説明する。
図1に示すように、自動二輪車10は、車体前部に、バーハンドル11を覆うハンドルカバー12と、前輪13を操舵するフロントフォーク14の上部前方を覆うフロントカバー16と、運転者の脚部の前方を覆う左右一対のレッグシールド17,17(手前側の符号17のみ示す。)と、前輪13の上方を覆うフロントフェンダ18とが設けられ、ハンドルカバー12にヘッドランプ21及びバックミラー22が取付けられ、車体中央部に車体フレームに取付けられたパワーユニット24が配置され、このパワーユニット24の下部にステップバー26及びサイドスタンド27が取付けられ、車体フレームの下部に左右一対のステップブラケット28,28(手前側の符号28のみ示す。)が取付けられ、車体後部に、シート31と、このシート31の縁部下方を覆うセンタカバー32、左右一対のサイドカバー34,36(手前側の符号34のみ示す。)と、後輪41の上方を覆うリヤフェンダ42と、リヤフェンダ42に取付けられたリヤコンビネーションランプ47と、同乗者が手を掛けるためにシート31の後部の近傍に配置されたグラブレール48とが設けられ、リヤフェンダ42にライセンスプレート51が取付けられ、車体フレームの下部にスイング自在にスイングアーム52が取付けられ、このスイングアーム52と車体フレーム後部とに左右一対のリヤクッションユニット53,53(手前側の符号53のみ示す。)が取付けられた車両である。
図中の符号62,62(手前側の符号62のみ示す。)はステップバー26の両端部に取付けられた左右一対の運転者用ステップ、63,63(手前側の符号63のみ示す。)はステップブラケット28,28の各先端に取付けられた同乗者用ステップ、64はチェーンカバーである。
図2中の矢印(FRONT)は車両前方を表している(以下同じ。)。
図2に示されるように、パワーユニット24は、エンジン71と、このエンジン71のクランクケース72の右側部に一体的に設けられたベルト式の無段変速機(不図示。詳細は後述する。)とからなる。
エンジン71は、クランクケース72と、このクランクケース72の前端部に取付けられたシリンダ部74とを備える。
シリンダ部74は、クランクケース72に取付けられたシリンダブロック76と、このシリンダブロック76に取付けられたシリンダヘッド77と、このシリンダヘッド77の前部開口部を覆うヘッドカバー78とからなる。
パワーユニット24の下部には、ステップバー26と、このステップバー26の後方に配置されたサイドスタンド27とが取付けられている。
ステップバー26は、側面視ではクランクケース72の下方から上方に延び、更に、上方斜め後方に延びて、先端に運転者用ステップ62が取付けられている。
サイドスタンド27は、サイドスタンドブラケット81と、このサイドスタンドブラケット81に支軸82を介してスイング自在に取付けられたスタンドアーム83と、このスタンドアーム83が立てた状態又は跳ね上げた状態に付勢されるようにサイドスタンドブラケット81に取付けられたばね掛けピン84とスタンドアーム83に取付けられたばね掛け部(サイドスタンド操作時の足掛け部)85とに渡された引張コイルばね86とからなる。
パワーユニット24は、クランクケース72に形成されたエンジンハンガーであるエンジンケース取付部としての前上部取付部87、後上部取付部88、及び後下部取付部89により車体フレームに支持される。
図中の符号91はエンジン始動装置としてのキックペダル、92はクランクケース72の内側から車体側方に突出してキックペダル91が取付けられる回転軸、93は内蔵する交流発電機(ACゼネレータ)の側方を覆うACGカバー、94はクランクケース72の側部後部を覆う(例えば、チェーンを駆動するスプロケットを覆う)左リヤサイドカバーである。
図中に示された2点鎖線は、キックペダル91を踏み降ろした状態を示している。このとき、キックペダル91はステップバー26に当たってそれ以上の回動が規制される。即ち、ステップバー26はキックペダル91のストッパの役割を果たしている。
図3に示すように、ステップバー26の支持構造としては、クランクケース72の下面の左右に一体に設けられた複数のボス部72aにそれぞれワッシャ101を介して弾性部材102が当てられ、この弾性部材102を上下に貫通するカラー103がワッシャ101に当てられるようにボルト104でボス部72aに取付けられ、左右の弾性部材102にそれぞれ左右のステップバーブラケット106,107が支持され、これらのステップバーブラケット106,107にステップバー26が取付けられている。
図中に2点鎖線で示されたキックペダル91は、図2と同様に、踏み降ろされてステップバー26に当たっている。
図4に示すように、パワーユニット24は、エンジン71と、このエンジン71のクランクケース72の右側部に一体的に設けられたベルト式の無段変速機73とからなり、左クランクケース111及び右クランクケース112からなるクランクケース72と、右クランクケース112の側部に無段変速機73の内部に設けられた無段変速機本体部(不図示)を覆うために取付けられた変速機ケース115(無段変速機73の構成部品である。)とを備える。
変速機ケース115は、右クランクケース112に取付けられた内側変速機ケース116と、この内側変速機ケース116に取付けられた変速機カバー117とからなり、内側変速機ケース116の上部に、内部に換気のための空気を取り入れる空気取入れ用ダクトを接続する吸気ダクト接続部116aと、変速機ケース115内の空気を排出する空気排出用ダクトを接続する排気ダクト接続部116bとが設けられている。なお、符号118はクランクケース72の上部に取付けられたスタータモータである。
図5に示すように、左クランクケース111及び右クランクケース112からなるクランクケース72、ACGカバー93、内側変速機ケース116及び変速機カバー117からなる変速機ケース115は、エンジンケース120を構成する部品である。
左側のステップバーブラケット106は、左クランクケース111の下面に前後方向に対して斜めに並んで配置された2本のボルト104,104で取付けられ、右側のステップバーブラケット107は、内側変速機ケース116の下面に前後方向に並んだ2本のボルト104で取付けられている。
上記のステップバーブラケット106を取付ける2本のボルト104,104が前後方向に対して斜めに並べて配置されているのは、ステップバー26より前方の左クランクケース111の下面に、エンジン71の動弁機構に備えるチェーンテンショナのメンテナンスボルト121が配置されているため、一方のボルト104は、メンテナンスボルト121の車幅方向内側に位置をずらして配置されるとともに、他方のボルト104ができるだけ左クランクケース111の外側方に配置されるようにしてステップバー26の車幅方向の取付幅をより大きくするためである。
サイドスタンドブラケット81は、左クランクケース111の下面に前後方向に並んだ2本のボルト123,123で取付けられ、右クランクケース112の下面に1本のボルト123で取付けられている。なお、図中の2点鎖線は、サイドスタンド27のスタンドアーム83を立てた状態を示している。
サイドスタンド27の後方には、車体フレームを構成するピボットフレーム125が配置され、このピボットフレーム125にピボット軸126及び支軸127が取付けられ、ピボット軸126にスイングアーム128が取付けられ、支軸127にブレーキペダル131が取付けられている。なお、符号135はエンジン71のシリンダヘッド77の下部に接続された排気管、136は排気管135の後端に接続されたマフラである。
図6では、パワーユニット24の底面に重なるようにパワーユニット24内の構成部品を透視して示している。
左クランクケース111の下面には、ステップバー26(図5参照)を取付けるためのめねじ111a,111bと、サイドスタンド27(図5参照)を取付けるためのめねじ111c,111dとが形成され、右クランクケース112の下面にサイドスタンド27を取付けるためのめねじ112aが形成され、内側変速機ケース116の下面にステップバー26を取付けるためのめねじ116c,116dが形成されている。
詳しくは、上記のめねじ111a,111b,116c,116dは、左クランクケース111及び内側変速機ケース116の下面に備える下方に突出する複数のボス部72aに形成されている。
左クランクケース111及び右クランクケース112に一体形成された後下部取付部89の下面に下方に突出する複数のボス部72bが形成され、上記のめねじ111c,111d,112aは各ボス部72bに形成されている。
クランクケース72の前半部分の内側には、クランク軸141の主要部が配置されたクランク室142(概略、二点鎖線で囲まれた部分である。)が設けられ、クランクケース72の後半部分の内側には、複数のギヤを備えるミッション室144(概略、二点鎖線で囲まれた部分である。)が設けられ、このミッション室144内からキックペダル91(図2参照)の回転軸92が車体側方に突出している。
回転軸92には、その回転をクランク軸141に伝えるためのキックギヤ138が取付けられ、このキックギヤ138は、左クランクケース111内に収納されている。
上記のクランク室142及びミッション室144はクランクケース72に形成された部分である。
変速機ケース115の内側には、変速機室146が設けられ、この変速機室146に無段変速機本体部147が収納されている。
クランクケース72の後端部に設けられた後下部取付部89には、車体フレームに取付けるためのボルトを通すボルト挿通穴72dが車幅方向に延びるように開けられている。
無段変速機73の無段変速機本体部147は、クランク軸141に取付けられた駆動プーリ151と、従動軸152に取付けられた従動プーリ153と、これらの駆動プーリ151及び従動プーリ153のそれぞれに掛け渡されたVベルト154とを備える。
駆動プーリ151は、クランク軸141の端部に取付けられた固定半体156と、この固定半体156に対して近づく、あるいは離れるようにクランク軸141にスライド自在にスプライン結合された可動半体157とからなる。
従動プーリ153は、従動軸152に取付けられた固定半体161と、この固定半体161に対して近づく、あるいは離れるように従動軸152にスライド自在にスプライン結合されるとともに圧縮コイルばね162によって固定半体161に近づくように付勢された可動半体163とからなる。なお、符号165は従動軸152に設けられた多板式クラッチである。
上記したステップバー26を取付けるめねじ111a,111b、即ち、ステップバー取付部171はクランク室142の下方に配置され、ステップバー26を取付けるめねじ116c,116d、即ち、ステップバー取付部172は変速機室146の下方に配置されている。特に、めねじ111a,116cはクランク軸141の直下に配置されている。
また、上記したサイドスタンド27を取付けるめねじ111c,111d,112a、即ち、サイドスタンド取付部173はミッション室144の下方に配置されている。
めねじ111c,111d,112aは、全て従動軸152よりも後方に配置され、特に、めねじ111c,112aは、多板式クラッチ165の前後方向の幅の内側に配置されている。
図7に示すように、後下部取付部89は、下面が後方に行くにつれて高くなるように形成され、この後下部取付部89の下面に下方に突出する3つのボス部72b(2つのボス部72bのみ図示)が形成され、これらのボス部72bにそれぞれサイドスタンド取付部173を構成するめねじ111c,111d,112a(めねじ111c,111dのみ示す。)が形成されている。なお、前上部取付部87及び後上部取付部88にもボルト挿通穴72dが開けられている。
このように、後下部取付部89にボス部72bを設けることで後下部取付部89の寸法を大きくすることなく強度を高めることができる。
無段変速機73の従動軸152は、クランク軸141に対して高い位置に設けられ、キックペダル91(図2参照)の回転軸92は、従動軸152の直下よりもクランク軸141寄り(従動軸152の直下よりも前方)に配置され、サイドスタンド取付部173は、従動軸152の直下よりもクランク軸141とは反対側(従動軸152の直下よりも後方)に配置されている。
また、キックギヤ138の歯先円直径をD1とすると、サイドスタンド取付部173(ここでは、めねじ111c,111d,112aに3つのボス部72bを加えた部分)は、キックギヤ138と前後方向で重なるように配置されている。即ち、サイドスタンド取付部173とキックギヤ138とは、同等な高さに配置されている。なお、符号174は無段変速機73の出力軸175に取付けられた駆動スプロケットであり、この駆動スプロケット174と後輪41(図1参照)側の従動スプロケットとにチェーンが掛け渡される。
図8に示すように、後上部取付部88、後下部取付部89は、車体フレームにそれぞれボルト176で取付けられ、後下部取付部89の下部に一体に設けられた3つのボス部72b(2箇所のボス部72bのみ示す。)にそれぞれボルト123でサイドスタンドブラケット81が取付けられている。
ボルト123の頭部123aの下面は、クランクケース72の下面、詳しくは、ステップバー取付部171,172(手前側の符号172のみ図示)の下面(即ち、ボス部72aの下面)に対して高さHだけ上方に位置する。
これにより、ボルト123は、下方からの飛び石等に当たりにくくなる。
図9は、サイドスタンド27を立ててパワーユニット24を含む車体を地面175に対して傾けた状態を示している。
この状態でエンジンを始動しようとしてキックペダル91を踏み降ろしても、図に示すように、キックペダル91の先端が地面175に当たり、エンジンの始動が妨げられる。
サイドスタンド27を跳ね上げ、車体を傾けないようにすれば、キックペダル91によるエンジンの始動が可能になる。
上記の図1、図5、図6に示したように、エンジン71を構成するエンジンケース120の下面にステップバー26の取付部(ステップバー取付部171,172)を有する自動二輪車10において、エンジンケース120の下面にサイドスタンド取付部173が設けられ、このサイドスタンド取付部173が、ステップバー取付部171,172と前後方向で離間した位置に設けられるので、ステップバー取付部171,172が嵩張らないため、自動二輪車10の最低地上高を確保することができるとともに、サイドスタンド27の支持剛性も確保することができる。
上記の図2、図5、図6に示したように、エンジンケース120に、少なくともその上部と後部とにエンジンケース取付部としての前上部取付部87、後上部取付部88、及び後下部取付部89が設けられ、ステップバー取付部171,172がエンジンケース120の前部に設けられ、サイドスタンド取付部173がエンジンケース120の後部に設けられるので、エンジンケース120と車体フレームとの結合剛性が高い位置で、サイドスタンド27を強固に支持することができる。
上記の図5、図6に示したように、エンジンケース120の前部がクランク室142を有し、エンジンケース120の後部がミッション室144を有し、クランク室142の下方にステップバー取付部171が設けられ、ミッション室144の下方にサイドスタンド取付部173が設けられるので、ステップバー取付部171とサイドスタンド取付部173とがクランク室142下方とミッション室144下方とに分かれて設けられるため、ステップバー取付部171及びサイドスタンド取付部173に作用する荷重をエンジンケース120の前後に分散させることができる。
上記の図6に示したように、エンジン71には、無段変速機73が付設され、この無段変速機73が、駆動部としての駆動プーリ151と、この駆動プーリ151によって駆動される従動部としての従動プーリ153とを有し、ステップバー取付部172が、駆動プーリ151の下方に配置されるので、無段変速機73が付設されたエンジンケース120において、ステップバー取付部172とサイドスタンド取付部173とで荷重を分散することができる。
また、エンジンケース120が、クランク室142とミッション室144とが形成されたクランクケース72を有し、このクランクケース72が、クランク軸141の延びる車幅方向に2分割される左右クランクケース111,112からなり、これらの左右クランクケース111,112に跨ってサイドスタンド取付部173が設けられるので、サイドスタンド取付部173の取付幅を大きくすることができ、サイドスタンド27の支持剛性を確保しやすくすることができる。
更に、エンジンケース120が、クランク室142とミッション室144とが形成されたクランクケース72を有し、無段変速機73を収納する変速機ケース115が、クランクケース72の車幅方向外側に設けられ、ステップバー取付部171.172が、左右クランクケース111,112と変速機ケース115とに跨って設けられるので、ステップバー取付部171,172の取付幅を大きくすることができ、ステップバー26の支持剛性を確保しやすくすることができる。
また更に、クランクケース72が、クランク軸141の延びる車幅方向に2分割される左右クランクケース111,112からなり、ステップバー取付部171,172が、左右クランクケース111,112のうち、変速機ケース115から遠い方のクランクケース(左クランクケース111)と変速機ケース115とに跨って設けられるので、ステップバー取付部171,172の取付幅を左右に大きくしてステップバー26を取付けることができるため、ステップバー26の支持剛性をより確保しやすくすることができる。
上記の図2、図6に示したように、ステップバー26が、側面視でエンジン71の下方から、エンジン71側方で後ろ上がりに延び、エンジンケース120(詳しくはクランクケース72)の側方にエンジン始動装置を成すキックペダル91が設けられ、このキックペダル91の回転軸92が、クランクケース72側部から側方に突出し、ステップバー取付部171,172及びサイドスタンド取付部173より上方に配置され、これらのキックペダル91の回転軸72、ステップバー取付部171,172及びサイドスタンド取付部173が、それぞれが三角形の頂部に配置されているので、キックペダル91を操作する際にステップバー取付部171,172及びサイドスタンド取付部173が邪魔にならず、キックペダル91の操作性を確保しながら、ステップバー取付部171,172、サイドスタンド取付部173及びキックペダル91をコンパクトに配置することができる。
本発明は、自動二輪車に好適である。
10…自動二輪車、26…ステップバー、27…サイドスタンド、71…エンジン、72b…ボス部、73…無段変速機、87,88,89…エンジンケース取付部(前上部取付部、後上部取付部、後下部取付部)、91…キックペダル、92…回転軸、111…左クランクケース、112…右クランクケース、115…変速機ケース、120…エンジンケース、138…キックギヤ、141…駆動軸(クランク軸)、142…クランク室、144…ミッション室、151…駆動部(駆動プーリ)、152…従動軸、153…従動部(従動プーリ)、171,172…ステップバー取付部、173…サイドスタンド取付部。

Claims (9)

  1. エンジン(71)を構成するエンジンケース(120)の下面にステップバー(26)が取付けられるステップバー取付部(171)を有する自動二輪車において、
    前記エンジンケース(120)の下面にサイドスタンド取付部(173)が設けられ、このサイドスタンド取付部(173)は、前記ステップバー取付部(171)と前後方向で離間した位置に設けられ、
    前記エンジンケース(120)の前部がクランク室(142)を有し、エンジンケース(120)の後部がミッション室(144)を有し、前記クランク室(142)の下方に前記ステップバー取付部(171)が設けられ、前記ミッション室(144)の下方に前記サイドスタンド取付部(173)が設けられる、
    ことを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記エンジンケース(120)は、少なくともその上部と後部とに車体フレームへ取付けられるエンジンケース取付部(87,88,89)が設けられ、前記ステップバー取付部(171)が前記エンジンケース(120)の前部に設けられ、前記サイドスタンド取付部(173)が前記エンジンケース(120)の後部に設けられることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  3. 前記エンジン(71)は、無段変速機(73)が付設され、この無段変速機(73)は、駆動部(151)と、この駆動部(151)によって駆動される従動部(153)とを有し、前記ステップバー取付部(171)は、前記駆動部(151)の下方に配置されることを特徴とする請求項1又は2項記載の自動二輪車。
  4. 前記エンジンケース(120)は、前記クランク室(142)と前記ミッション室(144)とからなるクランクケース本体を有し、このクランクケース(72)は、クランク軸(141)の延びる車幅方向に2分割される左右クランクケース(111,112)からなり、これらの左右クランクケース(111,112)に跨って前記サイドスタンド取付部(173)が設けられることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の自動二輪車。
  5. 前記エンジンケース(120)は、前記クランク室(142)と前記ミッション室(144)とが形成されたクランクケース(72)を有し、前記無段変速機(73)を収納する変速機ケース(115)は、前記クランクケース(72)の車幅方向外側に設けられ、前記ステップバー取付部(171,172)は、前記左右クランクケース(111,112)と前記変速機ケース(115)とに跨って設けられることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の自動二輪車。
  6. 前記クランクケース(72)は、前記クランク軸(141)の延びる車幅方向に2分割される左右クランクケース(111,112)からなり、前記ステップバー取付部(171,172)は、前記左右クランクケース(111,112)のうち、前記変速機ケース(115)から遠い方のクランクケース(111)と前記変速機ケース(115)とに跨って設けられることを特徴とする請求項5記載の自動二輪車。
  7. 前記ステップバー(26)は、側面視で前記エンジン(71)の下方から、エンジン側方で後ろ上がりに延び、
    前記エンジンケース(120)の側方にエンジン始動装置を成すキックペダル(91)が設けられ、
    このキックペダル(91)の回転軸(92)は、前記エンジンケース(120)側部から側方に突出し、前記ステップバー取付部(171,172)及び前記サイドスタンド取付部(173)より上方に配置され、これらのキックペダル(91)の回転軸(92)、ステップバー取付部(171,172)及びサイドスタンド取付部(173)は、それぞれが三角形の頂部に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の自動二輪車。
  8. 前記サイドスタンド取付部(173)は、前記エンジンケース取付部(87)に下方に突出するように形成されたボス部(72b)から構成されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の自動二輪車。
  9. 前記従動部(153)は従動軸(152)を備え、
    前記キックペダル(91)の回転軸(92)は、前記従動軸(152)よりも下方で且つ従動軸(152)の直下に対して前記駆動部(151)が取付けられる駆動軸(141)寄りに配置され、
    前記サイドスタンド取付部(173)は、前記キックペダル(91)の前記回転軸(92)に取付けられるキックギヤ(138)と前後に重なる位置に配置されるとともに前記従動軸(152)の直下に対して前記駆動軸(141)とは反対側に配置されることを特徴とする請求項3記載の自動二輪車。
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