JP6055338B2 - 鞍乗型車両の回転速センサ取付構造 - Google Patents
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Description
このため、回転速センサの取付位置を車幅方向中心側に寄せて配置した場合には、回転速センサの着脱時にエンジンの着脱が必要となる場合が生じ、この場合には、メンテナンスを行い難くなってしまうといった課題がある。
一方で、エンジンを着脱させずに、回転速センサを着脱できるようにするために回転速センサを車幅方向外側に寄せて配置した場合には、回転速センサの脱落防止や保護のための部品が必要になり、部品点数を増加させなければならない状況が生じるといった課題がある。
請求項2に記載の発明は、出力軸(33)及び前記出力軸(33)と同期して回転する回転体(34A)を有するエンジン(16)と、前記エンジン(16)を支持する車体フレーム(2)と、前記エンジン(16)のエンジンケース(18)に取り付けられるとともに、前記回転体(34A)の回転を検出する回転速センサ(50)と、を備える鞍乗型車両の回転速センサ取付構造において、前記回転速センサ(50)は、前記回転体(34A)を指向するとともに、前記エンジンケース(18)の下面に配置され、前記エンジンケース(18)の下面には、運転者の足載せ部(41)を有するステップバー(40)が着脱可能に設けられ、前記回転速センサ(50)の少なくとも一部は、前記エンジンケース(18)の前記ステップバー(40)に下方から覆われていることを特徴とする。
また、シリンダヘッド22の下側(排気側)には、排気管26の基端部が接続され、排気管26は、エンジン16の下方を後方に延びた後、その先端部を後輪9の右側に配置されたサイレンサ26aの前端部に接続している。
クランク軸17の回転は、メイン軸31から上記変速ギヤ群32,34を介してカウンタ軸33に伝達され、カウンタ軸33の左端部に設けられドライブスプロケット35が回転される。そして、ドライブスプロケット35及び後輪9に設けられたドリブンスプロケット36には、ドライブチェーン37が掛け回され、ドライブチェーン37によって、ドライブスプロケット35の回転が後輪9に伝達されて後輪9が駆動するようになっている。なお、本実施形態ではカウンタ軸33が出力軸に対応する。
また、下面視で、回転速センサ50の基部は、車幅方向において、左の前側ボス43L及び後側ボス44Lと、右の前側ボス43R及び後側ボス44Rと、の間に位置している。
また、本実施形態では、回転速センサ50の基部の直下にバー本体45が位置し、バー本体45におけるクロス部49は、左取付プレート46と右取付プレート47との間に延びるため、回転速センサ50は下方から広範囲に覆われるようになっている。
そして、回転速センサ50が検出した2速ギヤ34Aの回転速度に基づいて、図示省略する車両制御装置が、エンジン回転速度及び車速等を演算する。なお、本実施形態では、回転速センサ50は電磁ピックアップセンサとしたが、光学式のピックアップセンサ等であって構わない。
本実施形態では、このような2速ギヤ34Aに対して、回転速センサ50は、そのセンサを指向させるが、その軸線L2を2速ギヤ34Aの径方向全てを含む仮想平面上に位置させるように配置されている。また、回転速センサ50は、エンジンケース18の左壁部18Lの内面に近接して位置している。
この構造によれば、ステップバー40がカウンタ軸33よりも前方に配置される場合に、正確に2速ギヤ34Aの回転の検出を行うことができる。
この構造によれば、回転速センサ50を、ステップバー40のボスによって、部品点数を増加させることなく前後方向から効果的に保護することができる。
この構造によれば、回転速センサ50を、クロス部49によって、部品点数を増加させることなく、下方から保護することができる。
この構造によれば、回転速センサ50の取付孔51を加工によって形成する際、加工ドリルが前側のボスに当ることなく、取付孔51を形成することが可能となり、加工性が向上する。
なお、このような保護板部56は、左取付プレート46と別体で形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、ステップバー40のバー本体45が左足載せ部41と右足載せ部42とを一体に有する例を説明したが、左足載せ部41と右足載せ部42は別体である構成であってもよい。
2 車体フレーム
16 エンジン
18 エンジンケース
33 カウンタ軸(出力軸)
34A 2速ギヤ(回転体)
40 ステップバー
41 左足載せ部(足載せ部)
43L,43R 前側ボス(ボス)
44L,44R 後側ボス(ボス)
46F 壁部分(保護板部)
48B 雌ねじ部
49 クロス部
50 回転速センサ
51,51’ 取付孔
56 保護板部
Claims (7)
- 出力軸(33)及び前記出力軸(33)と同期して回転する回転体(34A)を有するエンジン(16)と、前記エンジン(16)を支持する車体フレーム(2)と、前記エンジン(16)のエンジンケース(18)に取り付けられるとともに、前記回転体(34A)の回転を検出する回転速センサ(50)と、を備える鞍乗型車両の回転速センサ取付構造において、
前記エンジンケース(18)の下面には、運転者の足載せ部(41)を有するステップバー(40)が着脱可能に設けられ、
前記回転速センサ(50)は、車幅方向外側に寄せて配置されているとともに、前記エンジンケース(18)の下面の前記ステップバー(40)の取付位置近傍において、前記ステップバー(40)に少なくとも一部を覆われた状態で、前記回転体(34A)に向けて取り付けられていることを特徴とする鞍乗型車両の回転速センサ取付構造。 - 出力軸(33)及び前記出力軸(33)と同期して回転する回転体(34A)を有するエンジン(16)と、前記エンジン(16)を支持する車体フレーム(2)と、前記エンジン(16)のエンジンケース(18)に取り付けられるとともに、前記回転体(34A)の回転を検出する回転速センサ(50)と、を備える鞍乗型車両の回転速センサ取付構造において、
前記回転速センサ(50)は、前記回転体(34A)を指向するとともに、前記エンジンケース(18)の下面に配置され、
前記エンジンケース(18)の下面には、運転者の足載せ部(41)を有するステップバー(40)が着脱可能に設けられ、
前記回転速センサ(50)の少なくとも一部は、前記エンジンケース(18)の前記ステップバー(40)に下方から覆われていることを特徴とする鞍乗型車両の回転速センサ取付構造。 - 前記回転体(34A)が、前記出力軸(33)上に設けられ、
前記回転速センサ(50)が、前記エンジンケース(18)の下面から後上方に延びるように傾いて配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗型車両の回転速センサ取付構造。 - 前記ステップバー(40)は、前記エンジンケース(18)の下面に形成されて前後に並ぶ前後一対のボス(43L,44L)に締め付けられ、
前記回転速センサ(50)は、前記前後一対のボス(43L,44L)の間に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鞍乗型車両の回転速センサ取付構造。 - 前記前後一対のボス(43L,44L,43R,44R)は、前記エンジンケース(18)の下面において車幅方向における一方側と他方側とに設けられ、
前記回転速センサ(50)は、前記車幅方向における一方側と他方側とに設けられた前記前後一対のボス(43L,44L,43R,44R)のうちの一方(43L,44L)の間に配置され、
前記ステップバー(40)は、前記車幅方向における一方側と他方側とに設けられた前記前後一対のボス(43L,44L,43R,44R)の双方に締め付けられ、前記一方側のボス(43L,44L)と前記他方側のボス(43R,44R)との間に渡るクロス部(49)を備え、
前記回転速センサ(50)は、前記一方側のボス(43L,44L)と前記他方側のボス(43R,44R)との間に配置されることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両の回転速センサ取付構造。 - 前記前後一対のボス(43L,44L)には、上下方向に沿って延びる雌ねじ部(48B)が形成され、
前記回転速センサ(50)は、前記前後一対のボス(43L,44L)の間に形成された取付孔(51)に挿入されて取り付けられ、前記取付孔(51)は、前記エンジンケース(18)の下面から後上方に延びるように傾いて形成され、
前記前後一対のボス(43L,44L)のうち、前側のボス(43L)が後側のボス(44L)よりも前記エンジンケース(18)の下面からの突出量が短く設定されることを特徴とする請求項4又は5に記載の鞍乗型車両の回転速センサ取付構造。 - 前記ステップバー(40)は、前記回転速センサ(50)を前方から覆う保護板部(46F,56)を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の鞍乗型車両の回転速センサ取付構造。
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JP2013037319A JP6055338B2 (ja) | 2013-02-27 | 2013-02-27 | 鞍乗型車両の回転速センサ取付構造 |
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JP2013037319A Expired - Fee Related JP6055338B2 (ja) | 2013-02-27 | 2013-02-27 | 鞍乗型車両の回転速センサ取付構造 |
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