JP6714035B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents
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Description
しかし、単にリアフェンダにおける後輪の側面を覆う部分を大きくすると、後輪を車軸に対して軸方向で移動させて着脱する構成では、後輪の着脱作業がし難くなるという課題がある。
この構成によれば、リアフェンダの左右側壁部を利用して後輪の左右側面を覆うことができるので、別途のカバー部材を車体両側に設ける場合と比べて、後部同乗者の衣服が後輪に接触することを防止しつつ、車体構成の繁雑化が抑えられる。また、リアフェンダを左右分割体に分割可能に構成することで、左右側壁部の高さ分の深さを有するリアフェンダの成形が容易になる。そして、リアフェンダを左右分割体に分割可能に構成することで、後輪を軸方向で着脱する際には左右分割体の内の一方のみを取り外せばよく、後輪着脱作業が容易になる。
また、リアフェンダは、左右一側方のみに、車体構成部品への固定点を有しているので、リアフェンダの車体構成部品への固定点を減らすとともに、左右一側方からリアフェンダの固定点にアクセス可能となり、リアフェンダの組み立て性を向上させることができる。
請求項2に記載した発明は、前記後輪(4)の側方に排気装置(32)を備え、前記リアフェンダ(40)の左右側壁部(42,43)は、側面視で少なくとも一部が前記排気装置(32)と重なっている。
この構成によれば、排気装置とリアフェンダとの間の隙間の発生を抑え、後輪への衣服の接触を効率よく防止することができる。換言すれば、排気装置をガード部材としても機能させ、後輪への衣服の接触を排気装置も利用して抑えることで、リアフェンダの大型化を抑えることができる。
請求項3に記載した発明は、前記後輪(4)の側方にエアクリーナ装置(29)を備え、前記リアフェンダ(40)は、前記エアクリーナ装置(29)に支持されている。
この構成によれば、後輪の側方に配置されたエアクリーナ装置を、リアフェンダの支持部材として利用することで、深さを有するリアフェンダを効率よく支持することができる。
請求項4に記載した発明は、前記リアフェンダ(40)は、前記エアクリーナ装置(29)と一体化されている。
この構成によれば、エアクリーナ装置とリアフェンダとを一体化することで、リアフェンダをエアクリーナ装置に固定するための構造を不要とし、部品構成の簡素化を図ることができる。
請求項5に記載した発明は、前記後輪(4)の側方に排気装置(32)を備え、前記リアフェンダ(40)は、前記排気装置(32)の車幅方向外側を覆う部位を有している。
この構成によれば、リアフェンダの一部を利用して排気装置の車幅方向外側を覆うことで、部品点数を増やすことなくリアフェンダにマフラープロテクタとしての機能を持たせることができる。
請求項6に記載した発明は、前記後輪(4)の側方に排気装置(32)を備え、前記左右分割体(48,49)の内、前記排気装置(32)がある側の分割体(49)は耐熱材料で形成されている。
この構成によれば、排気装置がある側の分割体は熱硬化性樹脂や薄板鋼板等の耐熱材料で形成することで、リアフェンダの耐熱性を向上させるので、排気装置を車幅方向外側に避ける必要がなくなる。このため、車幅方向で車体後部のコンパクト化を図ることができる。
請求項7に記載した発明は、前記左右分割体(48,49)の間の分割面(SP)は、車体左右中心から左右方向でオフセットして配置されている。
この構成によれば、左右分割体の間の分割面を車体左右中心からオフセットさせることで、一方の分割体が左右方向で浅くなり、この浅い分割体側に左右分割体同士の結合位置が位置するので、同側からの左右分割体の結合作業を行いやすくすることができる。
請求項8に記載した発明は、前記後輪(4)の側方に排気装置(32)を備え、前記分割面(SP)は、車体左右中心から左右方向で前記排気装置(32)側にオフセットして配置されている。
この構成によれば、耐熱材料で形成した分割体が左右方向で浅くなるので、耐熱材料の使用量を減らすことができ、コストダウンを図ることができる。後輪着脱時に排気装置も取り外す構成であれば、排気装置の着脱も浅い分割体側から行うこととなり、効率よく作業を行うことができる。
請求項9に記載した発明は、前記左右分割体(48,49)の間の分割面(SP)は、車体左右中心に配置されている。
この構成によれば、左右分割体の間の分割面を車幅方向両側から最も遠い車体左右中心に配置することで、左右分割体同士の結合位置が最も外観され難くなり、リアフェンダの外観性を向上させることができる。
請求項10に記載した発明は、前記リアフェンダ(40)は、前記後輪(4)の車軸(4a)よりも後方に、前記左右分割体(48,49)同士を結合する少なくとも一つの結合部(55)を有している。
この構成によれば、リアフェンダのなるべく後端側(車体中央から遠ざかる側)に結合部を配置することで、左右分割体同士の端部側の結合強度を高め、左右分割のリアフェンダが開いて見えることを防止することができる。
請求項11に記載した発明は、前記結合部(55)は、側面視で視認可能に設けられている。
この構成によれば、左右分割体の結合部が車体側方に露出するので、車体側方から結合部へアクセスしやすく、左右分割体の結合および結合解除に係る作業を容易にすることができる。
請求項12に記載した発明は、前記リアフェンダ(40)の下端部は、側面視で少なくとも前記後輪(4)の車軸(4a)を通る水平線(HL)まで下方に延びている。
この構成によれば、リアフェンダの下端部の長さを確保し、泥除け性を向上させるとともに、後部同乗者の衣服が後輪に接触することを防止するドレスガードとしての機能を向上させることができる。
請求項13に記載した発明は、後輪(4)を覆うリアフェンダ(40)を備え、前記リアフェンダ(40)は、前記後輪(4)の左右側面をそれぞれ覆う左右側壁部(42,43)を備え、前記リアフェンダ(40)は、少なくとも前記左右側壁部(42,43)の各々を有する左右分割体(48,49)に分割可能に構成され、前記左右分割体(48,49)の間の分割面(SP)は、車体左右中心に配置されている。
この構成によれば、リアフェンダの左右側壁部を利用して後輪の左右側面を覆うことができるので、別途のカバー部材を車体両側に設ける場合と比べて、後部同乗者の衣服が後輪に接触することを防止しつつ、車体構成の繁雑化が抑えられる。また、リアフェンダを左右分割体に分割可能に構成することで、左右側壁部の高さ分の深さを有するリアフェンダの成形が容易になる。そして、リアフェンダを左右分割体に分割可能に構成することで、後輪を軸方向で着脱する際には左右分割体の内の一方のみを取り外せばよく、後輪着脱作業が容易になる。
また、左右分割体の間の分割面を車幅方向両側から最も遠い車体左右中心に配置することで、左右分割体同士の結合位置が最も外観され難くなり、リアフェンダの外観性を向上させることができる。
なお、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
図1は、鞍乗り型車両の一例としてのユニットスイング式の自動二輪車1を示す。自動二輪車1は、前輪3と、後輪4と、を備えている。前輪3は、ハンドル2によって操向される。後輪4は、動力源を含むスイングユニット(パワーユニット)10によって駆動される。以下、自動二輪車を単に「車両」ということがある。自動二輪車1は、スクータ型の車両であり、シート8に着座した乗員が足を載せるステップフロア9を備えている。
ダウンフレーム13は、ヘッドパイプ12から斜め後下方へ延びている。
左右一対のロアフレーム14は、それぞれダウンフレーム13の下端から後方へ向けて実質的に水平に延びている。
左右一対のシートフレーム15は、それぞれ左右ロアフレーム14の後端から斜め後上方へ延びている。
クロスメンバ16は、左右ロアフレーム14の後端の間を渡すように車幅方向に延びている。
図2〜図6を併せて参照し、スイングユニット10は、内燃機関であるエンジン20と、エンジン20の左側から後方へ延びて後輪4を左側から片持ち支持するアーム部(駆動輪懸架部)21と、を一体に備えている。エンジン20は、クランクケース23の前端部から前方へシリンダ24を前上がりに突出させる。エンジン20は、シリンダ24の周囲に対し、クランクケース23の右側に配置した冷却ファン25aから導風カバー25を通じて冷却風を供給する。シリンダ24には、エアクリーナ29を経た吸気が燃料とともに供給される。図示都合上、シリンダ24とエアクリーナ29との間の燃料供給装置等の図示は略す。図中線GLは地面を示している。
図2、図4を参照し、マフラー32は、側面視で後側ほど上方に位置するように傾斜して延びる円筒状をなしている。マフラー32の下端縁(最下面32e)は、側面視で、後側ほど上方に位置するように傾斜する直線状をなしている。
図2、図3を参照し、リアボディRBの後下部(後輪4の上部外周に臨む部位)には、下後方へ延びる後尾フェンダ39が設けられている。スイングユニット10の後部には、後輪4の上部(軸線CRよりも上方の範囲)を覆うリアフェンダ40が取り付けられている。
この構成によれば、リアフェンダ40の左右側壁部42,43を利用して後輪4の左右側面を覆うことで、別途のカバー部材を設ける場合と比べて、後部同乗者の衣服が後輪4に接触することを防止しつつ、車体構成の繁雑化が抑えられる。また、リアフェンダ40を左右分割体48,49に分割可能に構成することで、左右側壁部42,43の高さ分の深さを有するリアフェンダ40の成形が容易になる。そして、リアフェンダ40を左右分割体48,49に分割可能に構成することで、後輪4を軸方向で着脱する場合には左右分割体48,49の内の一方のみを取り外せばよく、後輪4着脱作業が容易になる。
このように、鞍乗り型車両において、リアフェンダ40により後部同乗者の衣服が後輪4に接触することを防止しつつ、リアフェンダ40が後輪4の着脱の妨げになることを抑えることができる。
この構成によれば、マフラー32とリアフェンダ40との間の隙間の発生を抑え、後輪4への衣服の接触を効率よく抑えることができる。換言すれば、マフラー32をガード部材としても機能させ、後輪4への衣服の接触をマフラー32も利用して抑えることで、リアフェンダ40の大型化を抑えることができる。
この構成によれば、後輪4の側方に配置されたエアクリーナ29を、リアフェンダ40の支持部材として利用することで、深さを有するリアフェンダ40を効率よく支持することができる。特に、ユニットスイング式の車両においては、エアクリーナ29が後輪4と同期して揺動するため、エアクリーナ29に固定されたリアフェンダ40も後輪4と同期して揺動し、泥除け性を向上させることができる。
さらに、リアフェンダ40は、左右一側方のマフラー32にも支持されており、この点でも、深さを有するリアフェンダ40を効率よく支持することができる。
この場合、リアフェンダ40の車体構成部品への固定点を減らすとともに、左右一側方からリアフェンダ40の固定点にアクセス可能となり、リアフェンダ40の組み立て性を向上させることができる。
この構成によれば、マフラー32がある側の右分割体49は熱硬化性樹脂や薄板鋼板等の耐熱材料で形成することで、リアフェンダ40の耐熱性を向上させるので、マフラー32を車幅方向外側に避ける必要がなくなる。このため、車幅方向で車体後部のコンパクト化を図ることができる。
また、マフラー32がある側の右分割体49は熱硬化性樹脂や薄板鋼板等で形成し、マフラー32がない側の左分割体48は安価な熱可塑性樹脂等で形成することで、リアフェンダ40の配置部位に応じた分割体の材料の選択となり、効率よくコストダウンを図ることができる。
この構成によれば、左右分割体48,49の間の分割面SPを車体左右中心からオフセットさせることで、一方の分割体が左右方向で浅くなり、この浅い分割体側に左右分割体48,49同士の結合位置が位置するので、同側からの左右分割体48,49の結合作業を行いやすくすることができる。
また、左右分割体48,49の間の分割面SPを車体左右中心からオフセットさせることで、左右分割体48,49が非対称形状となる。このため、一方の分割体を左右方向で浅く形成することが可能となり、成形を容易にするとともに、この浅い分割体を後輪4着脱時に取り外す分割体とすれば、取り外す分割体が小型軽量となって作業が容易になる。また、左右分割体48,49同士の結合位置が浅い分割体寄りに位置するので、浅い分割体側(後輪4着脱作業を行う側)から結合位置にアクセスしやすく、この点でも作業が容易になる。すなわち、後輪4の着脱作業の容易化を図ることができる。
なお、分割面SPが車体左右中心に配置されていると、分割面SPが車幅方向両側から最も遠い車体左右中心に位置することとなり、左右分割体48,49同士の結合位置が最も外観され難くなり、リアフェンダ40の外観性を向上させることができる。
この構成によれば、リアフェンダ40のなるべく後端側(車体中央から遠ざかる側)に結合部を配置することで、左右分割体48,49同士の結合強度を高め、左右分割のリアフェンダ40が開いて見えることを防止することができる。
この構成によれば、左右分割体48,49の結合部55が車体側方に露出するので、車体側方から結合部55へアクセスしやすく、左右分割体48,49の結合および結合解除に係る作業を容易にすることができる。
この構成によれば、リアフェンダ40の左右側壁部42,43の下端部の長さを確保し、泥除け性を向上させるとともに、後部同乗者の衣服が後輪4に接触することを防止するドレスガードとしての機能を向上させることができる。
なお、リアフェンダ40は、同乗者の乗車時に下端が後輪4の車軸4aを通る水平線HLまで到達するように形成されれば良く、同乗者のいない場合には水平線HLより上方に下端があっても良い。また、リアフェンダ40は、少なくとも水平線HLまで延びていれば良く、水平線HLの下方に下端が存在しても構わない。
この構成によれば、エアクリーナ29のケース36とリアフェンダ40とを一体形成することで、リアフェンダ40をエアクリーナ29に固定するための構造を不要とし、部品構成の簡素化を図ることができる。
この構成によれば、リアフェンダ40の一部を利用してマフラー32の車幅方向外側を覆うことで、部品点数を増やすことなくリアフェンダ40にマフラープロテクタとしての機能を持たせることができる。
また、マフラー32のマフラープロテクタ34とリアフェンダ40(右分割体49)とを一体形成することで、マフラー32をリアフェンダ40の支持部材として利用し、深さを有するリアフェンダ40を効率よく支持するとともに、リアフェンダ40をマフラー32に固定するための専用構造を不要とし、部品構成の簡素化を図ることができる。
リアフェンダ40がスイングユニット10(揺動側)に支持される構成に限らず、リアフェンダ40がリアボディRB(非揺動側)に支持される構成でもよい。このとき、少なくとも後部同乗者の乗車時に、リアフェンダ40が側面視で前記水平線HLまで下方に延びている。
後部同乗者の衣服が後輪4に接触することを防ぐガード部材として、リアフェンダ40に限らず、後輪4の左右側面をそれぞれ覆う左右カバー部材を設けてもよい。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
4 後輪
4a 後輪車軸
29 エアクリーナ(エアクリーナ装置、車体構成部品)
30 排気系部品
32 マフラー(排気装置、車体構成部品)
34 マフラープロテクタ
36 エアクリーナケース
40 リアフェンダ
42 左側壁部
43 右側壁部
48 左分割体
49 右分割体
SP 分割面
55 結合部
HL 水平線
Claims (13)
- 後輪(4)を覆うリアフェンダ(40)を備え、
前記リアフェンダ(40)は、前記後輪(4)の左右側面をそれぞれ覆う左右側壁部(42,43)を備え、
前記リアフェンダ(40)は、少なくとも前記左右側壁部(42,43)の各々を有する左右分割体(48,49)に分割可能に構成され、
前記リアフェンダ(40)は、左右一側方のみに、車体構成部品への固定点を有していることを特徴とする鞍乗り型車両。 - 前記後輪(4)の側方に排気装置(32)を備え、
前記リアフェンダ(40)の左右側壁部(42,43)は、側面視で少なくとも一部が前記排気装置(32)と重なっていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。 - 前記後輪(4)の側方にエアクリーナ装置(29)を備え、
前記リアフェンダ(40)は、前記エアクリーナ装置(29)に支持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。 - 前記リアフェンダ(40)は、前記エアクリーナ装置(29)と一体化されていることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両。
- 前記後輪(4)の側方に排気装置(32)を備え、
前記リアフェンダ(40)は、前記排気装置(32)の車幅方向外側を覆う部位を有していることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。 - 前記後輪(4)の側方に排気装置(32)を備え、
前記左右分割体(48,49)の内、前記排気装置(32)がある側の分割体(49)は耐熱材料で形成されていることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。 - 前記左右分割体(48,49)の間の分割面(SP)は、車体左右中心から左右方向でオフセットして配置されていることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
- 前記後輪(4)の側方に排気装置(32)を備え、
前記分割面(SP)は、車体左右中心から左右方向で前記排気装置(32)側にオフセットして配置されていることを特徴とする請求項7に記載の鞍乗り型車両。 - 前記左右分割体(48,49)の間の分割面(SP)は、車体左右中心に配置されていることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
- 前記リアフェンダ(40)は、前記後輪(4)の車軸(4a)よりも後方に、前記左右分割体(48,49)同士を結合する少なくとも一つの結合部(55)を有していることを特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
- 前記結合部(55)は、前記リアフェンダ(40)の側面視で視認可能に設けられていることを特徴とする請求項10に記載の鞍乗り型車両。
- 前記リアフェンダ(40)の下端部は、側面視で少なくとも前記後輪(4)の車軸(4a)を通る水平線(HL)まで下方に延びていることを特徴とする請求項1から11の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
- 後輪(4)を覆うリアフェンダ(40)を備え、
前記リアフェンダ(40)は、前記後輪(4)の左右側面をそれぞれ覆う左右側壁部(42,43)を備え、
前記リアフェンダ(40)は、少なくとも前記左右側壁部(42,43)の各々を有する左右分割体(48,49)に分割可能に構成され、
前記左右分割体(48,49)の間の分割面(SP)は、車体左右中心に配置されていることを特徴とする鞍乗り型車両。
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