JP6714035B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
例えば、特許文献1には、後輪の上方を覆うリアフェンダを備えた自動二輪車が開示されている。
特開2016−88331号公報
ところで、上記リアフェンダにおいて、後輪に後部同乗者の衣服等が接触することを防止するドレスガードとして機能させる場合、後輪の側面を覆う部分を大きくする必要がある。
しかし、単にリアフェンダにおける後輪の側面を覆う部分を大きくすると、後輪を車軸に対して軸方向で移動させて着脱する構成では、後輪の着脱作業がし難くなるという課題がある。
そこで本発明は、鞍乗り型車両において、リアフェンダにより後部同乗者の衣服が後輪に接触することを防止しつつ、リアフェンダが後輪の着脱の妨げになることを抑えることを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、後輪(4)を覆うリアフェンダ(40)を備え、前記リアフェンダ(40)は、前記後輪(4)の左右側面をそれぞれ覆う左右側壁部(42,43)を備え、前記リアフェンダ(40)は、少なくとも前記左右側壁部(42,43)の各々を有する左右分割体(48,49)に分割可能に構成され、前記リアフェンダ(40)は、左右一側方のみに、車体構成部品への固定点を有している。
この構成によれば、リアフェンダの左右側壁部を利用して後輪の左右側面を覆うことができるので、別途のカバー部材を車体両側に設ける場合と比べて、後部同乗者の衣服が後輪に接触することを防止しつつ、車体構成の繁雑化が抑えられる。また、リアフェンダを左右分割体に分割可能に構成することで、左右側壁部の高さ分の深さを有するリアフェンダの成形が容易になる。そして、リアフェンダを左右分割体に分割可能に構成することで、後輪を軸方向で着脱する際には左右分割体の内の一方のみを取り外せばよく、後輪着脱作業が容易になる。
また、リアフェンダは、左右一側方のみに、車体構成部品への固定点を有しているので、リアフェンダの車体構成部品への固定点を減らすとともに、左右一側方からリアフェンダの固定点にアクセス可能となり、リアフェンダの組み立て性を向上させることができる。
請求項2に記載した発明は、前記後輪(4)の側方に排気装置(32)を備え、前記リアフェンダ(40)の左右側壁部(42,43)は、側面視で少なくとも一部が前記排気装置(32)と重なっている。
この構成によれば、排気装置とリアフェンダとの間の隙間の発生を抑え、後輪への衣服の接触を効率よく防止することができる。換言すれば、排気装置をガード部材としても機能させ、後輪への衣服の接触を排気装置も利用して抑えることで、リアフェンダの大型化を抑えることができる。
請求項3に記載した発明は、前記後輪(4)の側方にエアクリーナ装置(29)を備え、前記リアフェンダ(40)は、前記エアクリーナ装置(29)に支持されている。
この構成によれば、後輪の側方に配置されたエアクリーナ装置を、リアフェンダの支持部材として利用することで、深さを有するリアフェンダを効率よく支持することができる。
請求項4に記載した発明は、前記リアフェンダ(40)は、前記エアクリーナ装置(29)と一体化されている。
この構成によれば、エアクリーナ装置とリアフェンダとを一体化することで、リアフェンダをエアクリーナ装置に固定するための構造を不要とし、部品構成の簡素化を図ることができる。
請求項5に記載した発明は、前記後輪(4)の側方に排気装置(32)を備え、前記リアフェンダ(40)は、前記排気装置(32)の車幅方向外側を覆う部位を有している。
この構成によれば、リアフェンダの一部を利用して排気装置の車幅方向外側を覆うことで、部品点数を増やすことなくリアフェンダにマフラープロテクタとしての機能を持たせることができる。
請求項6に記載した発明は、前記後輪(4)の側方に排気装置(32)を備え、前記左右分割体(48,49)の内、前記排気装置(32)がある側の分割体(49)は耐熱材料で形成されている。
この構成によれば、排気装置がある側の分割体は熱硬化性樹脂や薄板鋼板等の耐熱材料で形成することで、リアフェンダの耐熱性を向上させるので、排気装置を車幅方向外側に避ける必要がなくなる。このため、車幅方向で車体後部のコンパクト化を図ることができる。
請求項7に記載した発明は、前記左右分割体(48,49)の間の分割面(SP)は、車体左右中心から左右方向でオフセットして配置されている。
この構成によれば、左右分割体の間の分割面を車体左右中心からオフセットさせることで、一方の分割体が左右方向で浅くなり、この浅い分割体側に左右分割体同士の結合位置が位置するので、同側からの左右分割体の結合作業を行いやすくすることができる。
請求項8に記載した発明は、前記後輪(4)の側方に排気装置(32)を備え、前記分割面(SP)は、車体左右中心から左右方向で前記排気装置(32)側にオフセットして配置されている。
この構成によれば、耐熱材料で形成した分割体が左右方向で浅くなるので、耐熱材料の使用量を減らすことができ、コストダウンを図ることができる。後輪着脱時に排気装置も取り外す構成であれば、排気装置の着脱も浅い分割体側から行うこととなり、効率よく作業を行うことができる。
請求項9に記載した発明は、前記左右分割体(48,49)の間の分割面(SP)は、車体左右中心に配置されている。
この構成によれば、左右分割体の間の分割面を車幅方向両側から最も遠い車体左右中心に配置することで、左右分割体同士の結合位置が最も外観され難くなり、リアフェンダの外観性を向上させることができる。
請求項10に記載した発明は、前記リアフェンダ(40)は、前記後輪(4)の車軸(4a)よりも後方に、前記左右分割体(48,49)同士を結合する少なくとも一つの結合部(55)を有している。
この構成によれば、リアフェンダのなるべく後端側(車体中央から遠ざかる側)に結合部を配置することで、左右分割体同士の端部側の結合強度を高め、左右分割のリアフェンダが開いて見えることを防止することができる。
請求項11に記載した発明は、前記結合部(55)は、側面視で視認可能に設けられている。
この構成によれば、左右分割体の結合部が車体側方に露出するので、車体側方から結合部へアクセスしやすく、左右分割体の結合および結合解除に係る作業を容易にすることができる。
請求項12に記載した発明は、前記リアフェンダ(40)の下端部は、側面視で少なくとも前記後輪(4)の車軸(4a)を通る水平線(HL)まで下方に延びている。
この構成によれば、リアフェンダの下端部の長さを確保し、泥除け性を向上させるとともに、後部同乗者の衣服が後輪に接触することを防止するドレスガードとしての機能を向上させることができる。
請求項13に記載した発明は、後輪(4)を覆うリアフェンダ(40)を備え、前記リアフェンダ(40)は、前記後輪(4)の左右側面をそれぞれ覆う左右側壁部(42,43)を備え、前記リアフェンダ(40)は、少なくとも前記左右側壁部(42,43)の各々を有する左右分割体(48,49)に分割可能に構成され、前記左右分割体(48,49)の間の分割面(SP)は、車体左右中心に配置されている。
この構成によれば、リアフェンダの左右側壁部を利用して後輪の左右側面を覆うことができるので、別途のカバー部材を車体両側に設ける場合と比べて、後部同乗者の衣服が後輪に接触することを防止しつつ、車体構成の繁雑化が抑えられる。また、リアフェンダを左右分割体に分割可能に構成することで、左右側壁部の高さ分の深さを有するリアフェンダの成形が容易になる。そして、リアフェンダを左右分割体に分割可能に構成することで、後輪を軸方向で着脱する際には左右分割体の内の一方のみを取り外せばよく、後輪着脱作業が容易になる。
また、左右分割体の間の分割面を車幅方向両側から最も遠い車体左右中心に配置することで、左右分割体同士の結合位置が最も外観され難くなり、リアフェンダの外観性を向上させることができる。

本発明によれば、鞍乗り型車両において、リアフェンダにより後部同乗者の衣服が後輪に接触することを防止しつつ、リアフェンダが後輪の着脱の妨げになることを抑えることができる。
なお、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
本発明の実施形態における自動二輪車の右側面図である。 上記自動二輪車のスイングユニット等の右側面図である。 上記自動二輪車のスイングユニット等の左側面図である。 上記自動二輪車のスイングユニット等の上面図である。 上記自動二輪車のスイングユニット等の後面図である。 上記自動二輪車のスイングユニット等の斜視図である。 上記自動二輪車のリアフェンダの右側面図である。 上記自動二輪車のリアフェンダの左側面図である。 上記自動二輪車のリアフェンダの斜視図である。 上記自動二輪車のリアフェンダの変形例を示す図5に相当する後面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UP、車体左右中心を示す線CLが示されている。
<車両全体>
図1は、鞍乗り型車両の一例としてのユニットスイング式の自動二輪車1を示す。自動二輪車1は、前輪3と、後輪4と、を備えている。前輪3は、ハンドル2によって操向される。後輪4は、動力源を含むスイングユニット(パワーユニット)10によって駆動される。以下、自動二輪車を単に「車両」ということがある。自動二輪車1は、スクータ型の車両であり、シート8に着座した乗員が足を載せるステップフロア9を備えている。
ステップフロア9の前方には、フロントボディFBが配置され、ステップフロア9の後方には、リアボディRBが配置されている。シート8は、リアボディRB上に支持されている。図中符号8pはシート8後部のパッセンジャーシート部、符号28はパッセンジャーシート部8pに前向きに着座した後部同乗者(パッセンジャー)が足を載せる左右一対のピリオンステップ、をそれぞれ示している。
ハンドル2及び前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム11の前端のヘッドパイプ12に操向可能に支持されている。車体フレーム11の外側は、車体カバー5で覆われている。図中符号6は前輪3を支持するフロントフォークを示している。
車体フレーム11は、複数種の鋼材を溶接等により一体に接合して形成されている。車体フレーム11は、ヘッドパイプ12と、ダウンフレーム13と、左右一対のロアフレーム14と、左右一対のシートフレーム15と、クロスメンバ16と、を備えている。
ヘッドパイプ12は、車体フレーム11の前端部に位置している。
ダウンフレーム13は、ヘッドパイプ12から斜め後下方へ延びている。
左右一対のロアフレーム14は、それぞれダウンフレーム13の下端から後方へ向けて実質的に水平に延びている。
左右一対のシートフレーム15は、それぞれ左右ロアフレーム14の後端から斜め後上方へ延びている。
クロスメンバ16は、左右ロアフレーム14の後端の間を渡すように車幅方向に延びている。
<スイングユニット10>
図2〜図6を併せて参照し、スイングユニット10は、内燃機関であるエンジン20と、エンジン20の左側から後方へ延びて後輪4を左側から片持ち支持するアーム部(駆動輪懸架部)21と、を一体に備えている。エンジン20は、クランクケース23の前端部から前方へシリンダ24を前上がりに突出させる。エンジン20は、シリンダ24の周囲に対し、クランクケース23の右側に配置した冷却ファン25aから導風カバー25を通じて冷却風を供給する。シリンダ24には、エアクリーナ29を経た吸気が燃料とともに供給される。図示都合上、シリンダ24とエアクリーナ29との間の燃料供給装置等の図示は略す。図中線GLは地面を示している。
アーム部21は、クランクケース23の左側部から後方へ延出する伝動ケース22を備えている。伝動ケース22の内部には、エンジン20の出力を後輪4に伝達する不図示の変速機が収容されている。図1中符号26はスイングユニット10の下部に支持されたセンタースタンドを示す。
スイングユニット10の前下部は、リンク部材19(図1参照)を介して、車体フレーム11の後下部に上下揺動可能に支持されている。スイングユニット10(伝動ケース22)の後端と右シートフレーム15との間には、スイングユニット10の揺動を減衰する単一のリアクッション7が掛け渡されている。
図1、図2を参照し、スイングユニット10の後端部には、後輪4の車軸4a(以下、後輪車軸4aという。)が設けられている。エンジン20の動力が不図示の変速機等の伝動機構を介して後輪車軸4aに伝達されることで、後輪車軸4aに支持された後輪4が駆動して車両が走行する。図2において、符号CRは車幅方向(左右方向)と平行な軸線である後輪車軸4aの中心軸線、符号HLは側面視で軸線CRを通る仮想水平線、符号VLは側面視で軸線CRを通る仮想鉛直線、をそれぞれ示している。本実施形態の「側面視」とは、特に記載がなければ自動二輪車1の左右方向に沿う車体側面視をいう。
図3〜図6を参照し、エアクリーナ29は、スイングユニット10におけるアーム部21の上部に支持されている。つまり、エアクリーナ29は、スイングユニット10と一体に揺動する。エアクリーナ29は、エアクリーナケース36内に不図示のエレメントを収容する。エアクリーナケース(以下、単にケースという。)36は、車幅方向外側を形成する外ケース体37と、車幅方向内側を形成する内ケース体38と、を備えている。内ケース体38は、車幅方向内側に膨出する膨出部38aを備えている。膨出部38aには、シリンダ24側に延びるコネクティングチューブ38bが接続されている。
図2、図4を参照し、エンジン20のシリンダ24(シリンダヘッド)には、排気管31が接続されている。排気管31は、シリンダヘッドから下方に引き出された後に湾曲して後方に延びている。排気管31の後端は、後輪4の右側方に配置されたマフラー32に接続されている。マフラー32は、上下ステー33a,33bを介してクランクケース23の右後部に固定されている。排気管31には、排気管31を左右外側(右側)から覆うカバー部材31aが取り付けられている。
<マフラー32>
図2、図4を参照し、マフラー32は、側面視で後側ほど上方に位置するように傾斜して延びる円筒状をなしている。マフラー32の下端縁(最下面32e)は、側面視で、後側ほど上方に位置するように傾斜する直線状をなしている。
マフラー32の上部には、マフラー32の外面部を上方から覆うカバー部材(以下、マフラープロテクタという。)34が取り付けられている。側面視で、マフラープロテクタ34は、後側ほど上下幅が小さくなるように、マフラー32の傾斜に沿って前後に延びている。マフラー32およびマフラープロテクタ34は、排気系部品30に含まれる。図中符号35はマフラープロテクタ34をマフラー32に取り付けるためのボルトを示している。
<リアフェンダ40>
図2、図3を参照し、リアボディRBの後下部(後輪4の上部外周に臨む部位)には、下後方へ延びる後尾フェンダ39が設けられている。スイングユニット10の後部には、後輪4の上部(軸線CRよりも上方の範囲)を覆うリアフェンダ40が取り付けられている。
リアフェンダ40は、リアボディRBの下部内側の後輪4揺動空間に配置されたインナーフェンダである。リアフェンダ40は、リアボディRBに対し、スイングユニット10および後輪4とともに上下揺動可能である。リアフェンダ40は、スイングユニット10、エアクリーナ29およびマフラー32に支持されている。リアフェンダ40は、スイングユニット10(伝動ケース22)、エアクリーナ29およびマフラー32(排気系部品30)と協働して、後輪4上部を左右側方から覆っている。
図7〜図9を併せて参照し、リアフェンダ40は、後輪4上部の外周面(トレッド面)を間隔を空けて覆うフェンダ外周部41と、後輪4上部の左右側面をそれぞれ間隔を空けて覆う左右側壁部42,43と、を備えている。リアフェンダ40は、左右分割体48,49を一体に結合して形成されている。すなわち、リアフェンダ40は、左右分割体48,49に分割可能に構成されている。なお、本実施形態における「分割可能」とは、対象の破壊や修復を要することなく、再結合可能に分割できることの意である。つまり、左右分割体48,49は、着脱可能に一体結合されている。
フェンダ外周部41は、後輪4の上部外周に沿って側面視円弧状に延びている。フェンダ外周部41は、後輪4における周方向に直交する断面視において、後輪4のトレッド面に間隔を空けて対向している。フェンダ外周部41は、前記断面視において、トレッド面に沿うように外周側に凸の円弧状に湾曲している。
左右側壁部42,43は、それぞれ後輪4の左右外側面(左右方向に直交する平面に相当)に対し、左右方向で間隔を空けて対向している。左右側壁部42,43は、前記左右外側面に沿うように略垂直に起立している。左右側壁部42,43は、後輪4の左右外側面を左右方向外側から覆っている。左右側壁部42,43は、フェンダ外周部41から下方に延出している。側面視において、左右側壁部42,43の少なくとも一部は、後輪4上部、エアクリーナ29、伝動ケース22およびマフラー32と重なっている。
車体後部左側には、パッセンジャーシート部8pに横向きに着座した後部同乗者が足を載せるための足載せ部材(不図示)が取り付けられている。リアフェンダ40は、側面視で足載せ部材の下端よりも下方に延びている。リアフェンダ40の少なくとも一部は、側面視でマフラー32の下方に配置されている。リアフェンダ40の少なくとも一部は、側面視で前記水平線HLよりも上方に配置されている。リアフェンダ40は、前記水平線HL近傍で終端する図示の形態に対し、前記水平線HLより下方まで延びてもよい。
リアフェンダ40は、サリーガード、スカートガード、ドレスガードおよびクロースガード等のガード部材として機能する。リアフェンダ40は、パッセンジャーシート部8pに着座した後部同乗者の衣服等が後輪4に接触することを防ぐ機能を有している。リアフェンダ40の左右側壁部42,43は、側面視で後輪4に臨むことができる位置に設けられている。
リアフェンダ40は、後輪車軸4aより後方の後半部において、側面視で前記水平線HLに沿う後半下端縁44を形成している。リアフェンダ40は、後輪車軸4aの前方の前半部において、側面視で前記水平線HLに対して前上がりに傾斜した前半下端縁45を形成している。リアフェンダ40の後下端部46は、側面視で前記水平線HLまで延びている。リアフェンダ40の後下端部46は、前記水平線HLより下方まで延びてもよい。
図3、図8、図9を参照し、左側壁部42は、後半下端縁44の前後中間部から上方に起立する起立縁部42aと、左側壁部42の上下中間部において起立縁部42aの上端部から前方に延びる中段縁部42bと、中段縁部42bの前部で側面視において下方に開放するU字状の端縁を形成する前切り欠き部42cと、を備えている。つまり、リアフェンダ40の後半下端縁44の前側、および前半下端縁45において、左側壁部42は切り欠かれている。なお、本実施形態で用いる「中間」とは、対象の両端間の中央のみならず、対象の両端間の内側の範囲を含む意とする。
リアフェンダ40は、左側壁部42の前側が切り欠かれることで、リアフェンダ40の前部左側に位置する伝動ケース22(特に後部のギアケース22a(図3参照))や、伝動ケース22上のエアクリーナ29に対する干渉が抑えられる。リアフェンダ40(右側壁部43)は、前半下端縁45が前上がりに傾斜することで、リアフェンダ40の前端近傍に位置するエンジン20のクランクケース23や、リアフェンダ40の前部右側に位置するマフラー32の上下ステー33a,33bに対する干渉が抑えられる。
図4〜図6を参照し、左分割体48の左側壁部42の前後中間部には、左右外側(左方)に張り出してリアクッション7の下部後方を間隔を空けて覆うクッションカバー部51が設けられている。クッションカバー部51には、エアクリーナ29の内ケース体38の後端部に固設した不図示のフェンダ左支持部に対する左締結部51aが設けられている。左締結部51aは、後方から挿通したボルトB1をフェンダ左支持部に螺着し占め込むことで、フェンダ左支持部に着脱可能に固定される。
図2、図4、図5を参照し、右分割体49の右側壁部43の前部には、左右外側(右方)に張り出してマフラー32の前部上方を間隔を空けて覆うマフラーカバー部52が設けられている。マフラーカバー部52には、マフラー32(上ステー33a)に固設したフェンダ右支持部32a(図5参照)に対する右締結部52aが設けられている。右締結部52aは、上方から挿通したボルトB2をフェンダ右支持部32aに螺着し締め込むことで、フェンダ右支持部32aに着脱可能に固定される。
図4、図9を参照し、フェンダ外周部41の前部には、左右分割体48,49に跨るように前部結合部53が設けられている。前部結合部53は、上方から挿通したボルトB3により、左右分割体48,49の前部同士を結合する。前部結合部53は、エアクリーナ29の内ケース体38の内側部に固設した不図示のフェンダ前支持部に対する前締結部53aでもある。すなわち、前部結合部53は、上方から挿通したボルトB3により、左右分割体48,49の前部同士を結合するとともに、エアクリーナ29のフェンダ前支持部に着脱可能に固定される。
図7〜図9を参照し、リアフェンダ40の前下端部には、スイングユニット10の対応部位に対して係止される前下フランジ部54が設けられている。
図4、図5を参照し、左右分割体48,49は、車幅方向で車体左右中心面(後輪4およびリアフェンダ40の左右中心面でもある)を分割面SPとして分割されている。車体左右中心面(分割面SP)は、フェンダ外周部41の左右中心に位置している。
車体左右中心面(分割面SP)よりも左側(エアクリーナ29側、マフラー32と反対側)の左分割体48は、例えばエアクリーナ29の内ケース体38と同様の熱可塑性樹脂等で形成されている。車体左右中心面(分割面SP)よりも右側(マフラー32側)の右分割体49は、例えば耐熱性を有する熱硬化性樹脂や鋼板等で形成されている。右分割体49は、例えば部分的に耐熱性を有する材料で形成されてもよい。
ユニットスイング式の自動二輪車1において、後輪4を着脱する際には、左右方向で伝動ケース22と反対側(右側)から作業を行う。後輪4は、伝動ケース22の後部において抜き取り不能に支持された後輪車軸4aに対し、ハブ部を軸方向(左右方向)に挿脱させることで着脱される。後輪4を着脱する際、後輪4の右側に位置するマフラー32は予め取り外しておく。本実施形態では、リアフェンダ40における後輪4の右側を覆う右側壁部43ひいては右分割体49も予め取り外しておく。
つまり、リアフェンダ40が主に後輪4の外周面を覆い、後輪4の側面は左右方向でほぼ開放した構成では、リアフェンダ40を取り外すことなく後輪4を着脱可能である。一方、本実施形態のリアフェンダ40のように、後輪4の側面を広く覆う構成では、リアフェンダ40を取り付けたままでは後輪4の着脱ができない。本実施形態では、リアフェンダ40を左右分割可能とし、後輪4着脱の際には右分割体49を取り外すことで、リアフェンダ40全体を取り外す場合と比べて、後輪4着脱時の作業負荷が軽減される。
図10を参照し、左右分割体48,49は、車体左右中心面に対して左右一側にオフセットした分割面SPで左右に分割されてもよい。特に、左右分割体48,49は、車体左右中心面に対して右側にオフセットした分割面SPで左右に分割されてもよい。後者の場合、後輪4着脱時に取り外す右分割体49が小型軽量になるので、後輪4着脱時の作業負荷がより軽減される。
図7〜図9を参照し、フェンダ外周部41には、前部結合部53の他、左右分割体48,49同士を結合するための結合部55が複数設けられている。結合部55は、フェンダ外周部41の後半部に設けられている。具体的に、結合部55は、側面視でフェンダ外周部41における鉛直線VLと交差する部位、水平線HLの直上となる部位、鉛直線VLおよび水平線HLに挟まれた中間部位、の三か所に設けられている。つまり、結合部55は、後輪車軸4aと同等位置に一つ、後輪車軸4aよりも後方に二つがそれぞれ設けられている。
結合部55は、左分割体48の分割面SPに面する外周縁部に設けられて分割面SP上に締結端面を配置するボス部56と、右分割体49の分割面SPに面する外周縁部に設けられてボス部56の締結端面に右側から対向し当接する締結片57と、を備えている。結合部55は、締結片57の挿通孔に挿通したタッピングネジTPをボス部56に螺入し締め込むことで、ボス部56および締結片57を一体に結合し、もって左右分割体48,49を一体に結合する。タッピングネジTPは、リアフェンダ40の右側から結合部55に着脱される。これにより、後輪4着脱時には、マフラー32、右分割体49および後輪4の何れも車体後部右側から取り外し可能であり、効率よく作業可能である。
図2、図3を参照し、三か所の結合部55の内、少なくとも一つ(具体的に、リアフェンダ40の上端部および後端部に位置する二つの結合部55)は、タッピングネジTPを着脱する側(右側)から見た側面視(図2参照)で視認可能に設けられている。これらの結合部55は車体側方に露出するので、車体側方から結合部55へ工具等がアクセスしやすく、左右分割体48,49の結合および結合解除が容易になる。残余の結合部55は側面視でマフラー32と重なる位置にあるが(図2参照)、後輪4着脱時にマフラー32を取り外した状態であれば、三か所の結合部55がすべて側面視で視認可能となり、左右分割体48,49の結合および結合解除がより容易になる。
以上説明したように、上記実施形態における鞍乗り型車両(自動二輪車1)は、後輪4の外周を覆うリアフェンダ40を備え、リアフェンダ40は、後輪4の外周を覆うフェンダ外周部41と、後輪4の左右側面をそれぞれ覆う左右側壁部42,43と、を備え、リアフェンダ40は、少なくとも左右側壁部42,43の各々を有する左右分割体48,49に分割可能に構成されている。
この構成によれば、リアフェンダ40の左右側壁部42,43を利用して後輪4の左右側面を覆うことで、別途のカバー部材を設ける場合と比べて、後部同乗者の衣服が後輪4に接触することを防止しつつ、車体構成の繁雑化が抑えられる。また、リアフェンダ40を左右分割体48,49に分割可能に構成することで、左右側壁部42,43の高さ分の深さを有するリアフェンダ40の成形が容易になる。そして、リアフェンダ40を左右分割体48,49に分割可能に構成することで、後輪4を軸方向で着脱する場合には左右分割体48,49の内の一方のみを取り外せばよく、後輪4着脱作業が容易になる。
このように、鞍乗り型車両において、リアフェンダ40により後部同乗者の衣服が後輪4に接触することを防止しつつ、リアフェンダ40が後輪4の着脱の妨げになることを抑えることができる。
上記鞍乗り型車両は、後輪4の左右一側方にマフラー32を備え、リアフェンダ40の左右側壁部42,43は、側面視で少なくとも一部がマフラー32と重なるまで下方に延びている。
この構成によれば、マフラー32とリアフェンダ40との間の隙間の発生を抑え、後輪4への衣服の接触を効率よく抑えることができる。換言すれば、マフラー32をガード部材としても機能させ、後輪4への衣服の接触をマフラー32も利用して抑えることで、リアフェンダ40の大型化を抑えることができる。
上記鞍乗り型車両は、後輪4の左右他側方にエアクリーナ29を備え、リアフェンダ40は、エアクリーナ29に支持されている。
この構成によれば、後輪4の側方に配置されたエアクリーナ29を、リアフェンダ40の支持部材として利用することで、深さを有するリアフェンダ40を効率よく支持することができる。特に、ユニットスイング式の車両においては、エアクリーナ29が後輪4と同期して揺動するため、エアクリーナ29に固定されたリアフェンダ40も後輪4と同期して揺動し、泥除け性を向上させることができる。
さらに、リアフェンダ40は、左右一側方のマフラー32にも支持されており、この点でも、深さを有するリアフェンダ40を効率よく支持することができる。
ここで、リアフェンダ40は、左右一側方のみに、車体構成部品への固定点を有している構成でもよい。すなわち、リアフェンダ40は、エアクリーナ29およびマフラー32の一方にのみ片持ち支持される構成でもよい。
この場合、リアフェンダ40の車体構成部品への固定点を減らすとともに、左右一側方からリアフェンダ40の固定点にアクセス可能となり、リアフェンダ40の組み立て性を向上させることができる。
上記鞍乗り型車両は、左右分割体48,49の内、マフラー32がある側の右分割体49は耐熱材料で形成され、マフラー32がない側の左分割体48は非耐熱材料で形成されている。
この構成によれば、マフラー32がある側の右分割体49は熱硬化性樹脂や薄板鋼板等の耐熱材料で形成することで、リアフェンダ40の耐熱性を向上させるので、マフラー32を車幅方向外側に避ける必要がなくなる。このため、車幅方向で車体後部のコンパクト化を図ることができる。
また、マフラー32がある側の右分割体49は熱硬化性樹脂や薄板鋼板等で形成し、マフラー32がない側の左分割体48は安価な熱可塑性樹脂等で形成することで、リアフェンダ40の配置部位に応じた分割体の材料の選択となり、効率よくコストダウンを図ることができる。
上記鞍乗り型車両は、左右分割体48,49の間の分割面SPは、車体左右中心から左右方向でオフセットして配置されてもよい。
この構成によれば、左右分割体48,49の間の分割面SPを車体左右中心からオフセットさせることで、一方の分割体が左右方向で浅くなり、この浅い分割体側に左右分割体48,49同士の結合位置が位置するので、同側からの左右分割体48,49の結合作業を行いやすくすることができる。
また、左右分割体48,49の間の分割面SPを車体左右中心からオフセットさせることで、左右分割体48,49が非対称形状となる。このため、一方の分割体を左右方向で浅く形成することが可能となり、成形を容易にするとともに、この浅い分割体を後輪4着脱時に取り外す分割体とすれば、取り外す分割体が小型軽量となって作業が容易になる。また、左右分割体48,49同士の結合位置が浅い分割体寄りに位置するので、浅い分割体側(後輪4着脱作業を行う側)から結合位置にアクセスしやすく、この点でも作業が容易になる。すなわち、後輪4の着脱作業の容易化を図ることができる。
特に、分割面SPは、車体左右中心から左右方向でマフラー32側にオフセットして配置されていると、耐熱材料で形成した右分割体49が左右方向で浅くなるので、右分割体49を耐熱材料で形成する場合、耐熱材料の使用量を減らすことができ、コストダウンを図ることができる。後輪4着脱時にマフラー32も取り外す構成であれば、マフラー32の着脱も浅い右分割体49側から行うこととなり、効率よく作業を行うことができる。
なお、分割面SPが車体左右中心に配置されていると、分割面SPが車幅方向両側から最も遠い車体左右中心に位置することとなり、左右分割体48,49同士の結合位置が最も外観され難くなり、リアフェンダ40の外観性を向上させることができる。
上記鞍乗り型車両は、リアフェンダ40は、後輪車軸4aよりも後方に、左右分割体48,49同士を結合する少なくとも一つの結合部55を有している。
この構成によれば、リアフェンダ40のなるべく後端側(車体中央から遠ざかる側)に結合部を配置することで、左右分割体48,49同士の結合強度を高め、左右分割のリアフェンダ40が開いて見えることを防止することができる。
上記鞍乗り型車両は、結合部55は、側面視で視認可能に設けられている。
この構成によれば、左右分割体48,49の結合部55が車体側方に露出するので、車体側方から結合部55へアクセスしやすく、左右分割体48,49の結合および結合解除に係る作業を容易にすることができる。
上記鞍乗り型車両は、リアフェンダ40の左右側壁部42,43の下端部は、側面視で後輪車軸4aを通る水平線HLまで下方に延びている。
この構成によれば、リアフェンダ40の左右側壁部42,43の下端部の長さを確保し、泥除け性を向上させるとともに、後部同乗者の衣服が後輪4に接触することを防止するドレスガードとしての機能を向上させることができる。
なお、リアフェンダ40は、同乗者の乗車時に下端が後輪4の車軸4aを通る水平線HLまで到達するように形成されれば良く、同乗者のいない場合には水平線HLより上方に下端があっても良い。また、リアフェンダ40は、少なくとも水平線HLまで延びていれば良く、水平線HLの下方に下端が存在しても構わない。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、リアフェンダ40(左分割体48)は、エアクリーナ29のケース36と一体形成されてもよい。
この構成によれば、エアクリーナ29のケース36とリアフェンダ40とを一体形成することで、リアフェンダ40をエアクリーナ29に固定するための構造を不要とし、部品構成の簡素化を図ることができる。
また、マフラー32の車幅方向外側に装着されるマフラープロテクタ34を備え、リアフェンダ40(右分割体49)は、マフラープロテクタ34と一体形成されてもよい。換言すれば、リアフェンダ40は、マフラー32の車幅方向外側を覆う部位を有してもよい。
この構成によれば、リアフェンダ40の一部を利用してマフラー32の車幅方向外側を覆うことで、部品点数を増やすことなくリアフェンダ40にマフラープロテクタとしての機能を持たせることができる。
また、マフラー32のマフラープロテクタ34とリアフェンダ40(右分割体49)とを一体形成することで、マフラー32をリアフェンダ40の支持部材として利用し、深さを有するリアフェンダ40を効率よく支持するとともに、リアフェンダ40をマフラー32に固定するための専用構造を不要とし、部品構成の簡素化を図ることができる。
また、ユニットスイング式の鞍乗り型車両に限らず、車体フレーム11にエンジンを支持し、後輪4はエンジンを含まないスイングアームで支持した鞍乗り型車両に適用してもよい。このとき、マフラー32(排気系部品30)は、左右方向の何れに配置されてもよく、かつ左右両側に配置されてもよい。
リアフェンダ40がスイングユニット10(揺動側)に支持される構成に限らず、リアフェンダ40がリアボディRB(非揺動側)に支持される構成でもよい。このとき、少なくとも後部同乗者の乗車時に、リアフェンダ40が側面視で前記水平線HLまで下方に延びている。
後部同乗者の衣服が後輪4に接触することを防ぐガード部材として、リアフェンダ40に限らず、後輪4の左右側面をそれぞれ覆う左右カバー部材を設けてもよい。
前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
4 後輪
4a 後輪車軸
29 エアクリーナ(エアクリーナ装置、車体構成部品)
30 排気系部品
32 マフラー(排気装置、車体構成部品)
34 マフラープロテクタ
36 エアクリーナケース
40 リアフェンダ
42 左側壁部
43 右側壁部
48 左分割体
49 右分割体
SP 分割面
55 結合部
HL 水平線

Claims (13)

  1. 後輪(4)を覆うリアフェンダ(40)を備え、
    前記リアフェンダ(40)は、前記後輪(4)の左右側面をそれぞれ覆う左右側壁部(42,43)を備え、
    前記リアフェンダ(40)は、少なくとも前記左右側壁部(42,43)の各々を有する左右分割体(48,49)に分割可能に構成され
    前記リアフェンダ(40)は、左右一側方のみに、車体構成部品への固定点を有していることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記後輪(4)の側方に排気装置(32)を備え、
    前記リアフェンダ(40)の左右側壁部(42,43)は、側面視で少なくとも一部が前記排気装置(32)と重なっていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記後輪(4)の側方にエアクリーナ装置(29)を備え、
    前記リアフェンダ(40)は、前記エアクリーナ装置(29)に支持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記リアフェンダ(40)は、前記エアクリーナ装置(29)と一体化されていることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記後輪(4)の側方に排気装置(32)を備え、
    前記リアフェンダ(40)は、前記排気装置(32)の車幅方向外側を覆う部位を有していることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記後輪(4)の側方に排気装置(32)を備え、
    前記左右分割体(48,49)の内、前記排気装置(32)がある側の分割体(49)は耐熱材料で形成されていることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記左右分割体(48,49)の間の分割面(SP)は、車体左右中心から左右方向でオフセットして配置されていることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
  8. 前記後輪(4)の側方に排気装置(32)を備え、
    前記分割面(SP)は、車体左右中心から左右方向で前記排気装置(32)側にオフセットして配置されていることを特徴とする請求項7に記載の鞍乗り型車両。
  9. 前記左右分割体(48,49)の間の分割面(SP)は、車体左右中心に配置されていることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
  10. 前記リアフェンダ(40)は、前記後輪(4)の車軸(4a)よりも後方に、前記左右分割体(48,49)同士を結合する少なくとも一つの結合部(55)を有していることを特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
  11. 前記結合部(55)は、前記リアフェンダ(40)の側面視で視認可能に設けられていることを特徴とする請求項10に記載の鞍乗り型車両。
  12. 前記リアフェンダ(40)の下端部は、側面視で少なくとも前記後輪(4)の車軸(4a)を通る水平線(HL)まで下方に延びていることを特徴とする請求項1から11の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
  13. 後輪(4)を覆うリアフェンダ(40)を備え、
    前記リアフェンダ(40)は、前記後輪(4)の左右側面をそれぞれ覆う左右側壁部(42,43)を備え、
    前記リアフェンダ(40)は、少なくとも前記左右側壁部(42,43)の各々を有する左右分割体(48,49)に分割可能に構成され、
    前記左右分割体(48,49)の間の分割面(SP)は、車体左右中心に配置されていることを特徴とする鞍乗り型車両。
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