JP2007022098A - 鞍乗型車両用エンジン及びこれを備えた鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン本体上方のスペースをより確保して、エンジン補機類を効率良く収納可能な構造を持った鞍乗型走行車両用エンジンを提供する。
【解決手段】プライマリーシーブと、セカンダリーシーブと、両シーブ間に巻装されたVベルトとを変速機室内に収容してなる自動変速機を備え、エンジン本体のクランク軸に前記プライマリーシーブを、当該クランク軸からの駆動力を前記プライマリーシーブに伝達可能に、接続し、そして、前記セカンダリーシーブの回転を、駆動輪を回転させるためのドライブ軸に伝達してなり、かつ、前記クランク軸を前記エンジン本体のボアセンタの軸線に対してオフセット配置している。
【選択図】図6

Description

本発明は鞍乗型車両用エンジンに係わり、特に、Vベルト式自動変速機と内燃機関の吸気系部品とをエンジン本体に対して効率的に配置した構造を持つ鞍乗型車両用エンジンに関するものである。
自動二輪車用エンジンとして、例えば、特開2002―227601号に記載されたものが存在する。このものは、自動二輪車用エンジンにおいて,シリンダブロックに邪魔されることなく,変速入力軸の上方オフセット量を充分に増加させて,エンジンの前後方向全長の短縮を図ることを目的として、 クランクケースの前端上部から車両の前方上向きに延出するシリンダブロックを備え,クランク軸及び変速出力軸の両軸線を含む平面に対して上方に変速入力軸をオフセット配置した,自動二輪車用エンジンにおいて,シリンダブロックを,その軸線がクランク軸の軸線の前方を通るように配置し,シリンダブロックに邪魔されることなく,変速入力軸の上方オフセット量を充分に増加することが可能としている。
特開2002―227601
Vベルト式無段自動変速機を備えた自動二輪車用エンジンでは、エンジン本体のシリンダ軸線と、自動変速機のクランク軸側のプライマリーシーブとドライブ軸側のセカンダリーリーシーブとを結ぶ線より上の空間に、バランサ等のエンジン補機類を効率良く配置しようとしているが、前記従来技術は、エンジンの前後方向全長の短縮を図ることを目的としているものの、エンジン補機類を効率的に配置するという要請を満足するものではなかった。Vベルト式無段自動変速機を備えた自動二輪車用エンジンでは、例えば、エンジン本体に対する吸気系部品を上記空間に配置しようとしても、スペースの不足からこれが困難であった。
そこで、この発明は、エンジン本体上方のスペースをより確保して、エンジン補機類を効率良く収納可能な構造を持った鞍乗型走行車両用エンジンを提供することを目的とするものである。本発明の他の目的は、特に、Vベルト式無段自動変速機を備えた自動二輪車用エンジンにおいて、かかるスペースをより確保可能な構造を提供することにある。本発明のさらに他の目的は、エンジン本体に対するクランク軸のオフセット方向を工夫することにより上記スペースをより確保することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、プライマリーシーブと、セカンダリーシーブと、両シーブ間に巻装されたVベルトとを変速機室内に収容してなる自動変速機を備え、エンジン本体のクランク軸に前記プライマリーシーブを、当該クランク軸からの駆動力を前記プライマリーシーブに伝達可能に、接続し、そして、前記セカンダリーシーブの回転を、駆動輪を回転させるためのドライブ軸に伝達してなり、かつ、前記クランク軸を前記エンジン本体のボアセンタの軸線に対してオフセット配置してなる鞍乗型車両用エンジンであることを特徴とする。
本発明によれば、クランク軸を記エンジン本体のボアセンタの軸線に対してオフセット配置してなることにより、自動変速機とエンジン本体が成す上部空間のスペースに余裕ができ、ここに余分の補機類をレイアウトすることができる。特に、吸気系部品をこの余裕スペースに配置することにより、エンジン本体側面の構成が簡略化され、乗降性を向上させることができる。
本発明の形態においては、前記クランク軸を前記ボアセンタの軸線に対してエンジン本体の上方に相対的に位置するように、前記エンジン本体のシリンダを配置している。前記エンジン本体に対するカムチェーン室と前記変速機室とが当該エンジン本体のボアセンタを介して互いに反対側にくるように配置されてなる。前記プライマリーシーブが前記クランク軸に片持支持されている。
前記セカンダリーシーブの前記変速機室のクランク軸方向視のプロフィールに、前記エンジン本体に対する吸気系部品が重なるようにして、前記セカンダリーシーブと前記吸気系部品とを配置している。前記吸気部品を前記エンジン本体の上方に配置し、前記自動変速機を前記クランク軸の一方の側に配置し、前記セカンダリーシーブを前記プライマリーシーブに比べ上方に位置させるとともに、前記吸気系部品を前記セカンダリーシーブが設けられている側面とは反対の側面側にある空間に向けて、セカンダリーシーブを避けて配置している。前記セカンダリーシーブ軸と前記ドライブ軸とが別軸で形成されている。前記セカンダリーシーブ軸を当該ドライブ軸より車体の上方側に配置し、当該ドライブ軸と当該セカンダリーシーブ軸とを結んだ線より前記プライマリーシーブ側に、前記ドライブ軸と前記セカンダリーシーブ軸との駆動力伝達を司るアイドル軸を配置し、そして、前記ドライブ軸を前記ベルト室の前記クランク軸方向視のプロフィール内に位置させている。
本発明はまた、エンジン本体のクランク軸を当該エンジン本体のボアセンタの軸線からオフセットさせて配置し、かつ、前記エンジン本体に対する吸気部品を前記エンジン上方の空間に配置してなる鞍乗型車両用エンジンであることを特徴とする。さらに、本発明は、これらエンジンを備えた鞍乗型車両であることを特徴とするものである。
本発明によれば、エンジン本体上方のスペースをより確保して、エンジン補機類を効率良く収納可能な構造を持った鞍乗型走行車両用エンジンを提供することができる。特に、Vベルト式無段自動変速機を備えた自動二輪車用エンジンにおいて、かかるスペースをより確保可能な構造を提供することができる。さらに、エンジン本体に対するクランク軸のオフセット方向を工夫することにより上記スペースをより確保することができる。
次に、本発明の好適な実施の形態にかかる無段変速装置内蔵エンジンについて図面を参照して説明する。なお、以下に記載される実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施形態にのみ限定するものではない。したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。
図1は、本実施の形態にかかる無段変速装置内蔵エンジンが搭載された自動二輪車の左側面図、図2は、図1に示す自動二輪車に搭載した無段変速装置内蔵エンジンの左側面を透視した透視図であって、一部を断面にした図、図3は、図2に示すIII−III線に沿った断面図、図4は、図3に示す無段変速装置内蔵エンジンのクランクケース付近を示す拡大断面図、図5は、図2に示すV−V線に沿った断面図、図6は、図2に示す無段変速装置内蔵エンジンのクランク軸、バランサ軸、ドライブ軸、始動用セルモータ、変速機ケースを主に記載した状態を示す図である。なお、本実施の形態でいう前後、左右とは、自動二輪車のシートに座した状態で見た前後(進行方向が前)、左右を意味している。
図1に示すように、本実施の形態にかかるVベルト式無段変速装置内蔵エンジンが搭載された自動二輪車1は、前輪4が軸支されたフロントフォーク5が、車体フレーム1aの前端に固着されたヘッドパイプ3により、左右方向に回動可能に枢支されている。また、後輪7が軸支されたリヤアーム8が、中央部に固着されたリヤアームブラケット6により、ピポット軸100を中心に上下方向に揺動可能に枢支されている。車体フレーム1aの上部には、運転者用シート部9aと、後部乗員用シート部9bからなるシート9が配置されている。
車体フレーム1aは、ヘッドパイプ3から斜め下方に延びる左、右の各ダウンチューブ1bと、これら各々のダウンチューブ1bの後端に続いて斜め上方に延びる左、右の各アッパーチューブ1cと、ダウンチューブ1bとアッパーチューブ1cとに、前後方向に架け渡して接合された左、右の各シートレール1dと、から構成されている。この車体フレーム1aは、フロントカバー10a、レッグシールド10b、サイドカバー10c等からなる樹脂製のカバー10により覆われている。フロントフォーク5の上端には、ハンドルカバー11aにより覆われた操向ハンドル11が固定されている。また、リヤアーム8と、リヤアームブラケット6との間には、リヤクッション12が配設されている。そしてまた、車体フレーム1aのダウンチューブ1bには、エンジンユニット2が懸架支持されている。なお、この自動二輪車では、エンジンユニットは、後述のように、クランク軸に対してドライブ軸が後方に位置するような姿勢で車体に搭載され、車体の後輪を支持するリヤアームの枢支点をドライブ軸の後方近傍に配置している。
このエンジンユニット2は、図1〜図6に示すように、気筒軸線(エンジンのボアセンタの軸線)Aを前後の水平方向に約10乃至45度傾斜させて搭載された空冷式4サイクル単気筒エンジン(水平エンジン)15と、Vベルト式無段変速装置16と、湿式多板遠心クラッチ機構17、及び減速歯車機構18と、を備えている。
エンジン15は、シリンダブロック19の上合面にシリンダヘッド20を接続すると共に、シリンダヘッド20の上側にヘッドカバー21を設け、シリンダブロック19の下合面に、後に詳述するクランク軸28及びセカンダリーシーブ軸47を支持するクランクケース22を接続した構造を備えている。
シリンダヘッド20の後面には、燃焼凹部20aに連通する図示しない吸気ポートが開口しており、この吸気ポートには、吸気管23aを介して気化器23が接続されている。また、シリンダヘッド20の前面には、燃焼凹部20aに連通する図示しない排気ポートが開口しており、この排気ポートには、排気管24が接続されている。この排気管24は、エンジン15の後ろ下方に延びた後、右側方を通って斜め後方に延びており、後輪7の右側方に配設されたマフラ25に接続されている。そしてまた、燃焼凹部20a内には、点火プラグ30が挿入されている。
シリンダブロック19の左側部には、クランクケース22内と、シリンダヘッド20内とを通過するチェーン室19aが形成されている。このチェーン室19aには、クランク軸28によりカム軸31を回転駆動するタイミングチェーン34が配設されており、このカム軸31によって、図示しない吸気バルブ及び排気バルブが開閉駆動される。
シリンダブロック19のシリンダボア内には、ピストン26が摺動可能に挿入配置されている。このピストン26には、コンロッド27の小端部27bが連結され、コンロッド27の大端部27aは、クランク軸28の左右のクランクアーム28a及び28bの間に嵌装されたクランクピン29に連結されている。
クランクケース22は、シリンダブロック19の軸線L方向に延びる分割面を有する第1ケース40と、第2ケース41を備えて構成されている。第1ケース40と、第2ケース41の合面、すなわち、クランクケース22の割り面Dは、シリンダブロック19の軸線Lに対し平行であると共に、軸線Lより左側に偏倚した位置に形成されている。このように、割り面Dを偏倚させたことにより、第2ケース41の内部スペースは、第1ケース40の内部スペースよりも大きく確保されることになる。
第2ケース41は、ケースカバーを含めたものであり、その一部がケースカバー71として分離可能となっており、このケースカバー71によって、第2ケース41の右側面に開口された開口41eを密閉可能となっている。このケースカバー71は、ボルト72により、第2ケース41に着脱可能に締め付け固定されている。したがって、ケースカバー71を第2ケース41から取り外せば、後に詳述する遠心クラッチ機構17をセカンダリーシーブ軸47と共に取り外すことができるようになっている。
また、第1ケース40の前方左側(図3〜図6でいう上部左側)には、後に詳述する発電機42を収容する発電機ケース44が着脱可能に装着されている。また、第2ケース41の右側には、Vベルト式無段変速装置16を収容する変速装置ケース45が装着されている。
この変速装置ケース45は、クランクケース22とは独立して形成されるものであり、第2ケース41の外側に開口する有底箱状のケース本体45aと、このケース本体45aの開口を密閉可能な蓋体45bから構成され、ボルト70によって第2ケース41に共締め固定されている。ケース本体45aの底壁45cと第2ケース41との間には、隙間aが形成されており、この隙間aによりエンジン15からの熱が変速装置ケース45に伝わることを抑制している。なお、符号60は、化粧カバーである。
クランクケース22の前方側(図3〜図5でいう上部側)には、クランク軸28が配置されている。このクランク軸28は、シリンダブロック19の軸線Lより左側が、軸受35を介して第2ケース41の左側端面に固定され、右側が、軸受36を介して第2ケース41の右側端面に固定されている。このクランク軸28は、右側端部が第2ケース41を越えて変速装置ケース45内に延出しており、この右側端部には、Vベルト式無段変速装置16のプライマリーシーブ55が装着されている。また、クランク軸28の左側端部は、第1ケース40を越えて発電機ケース44内に延出しており、この左側端部には、発電機42が装着されている。なお、第2ケース41の右側端面のクランク軸28が延出する部分と、変速装置ケース45の底壁45cとの間には、シール部材37が設けられており、変速装置ケース45は、第2ケース41に対して密閉状態となっている。したがって、後に詳述するが、第2ケース41内に収容されるクラッチ機構として、湿式多板式のものを使用することができる。
発電機42は、クランク軸28にテーパ嵌合されたスリーブ43にロータ42aを固着すると共に、ロータ42aに対向するステータ42bを発電機ケース44に固定した構造を備えている。
クランクケース22の後方側には、セカンダリーシーブ軸47が、クランク軸28と平行に配置されている。このセカンダリーシーブ軸47は、シリンダブロック19の軸線Lより右側が、軸受38を介してケースカバー71に固定され、左側が、軸受39を介して第2ケース41の左側端面に固定されている。このセカンダリーシーブ軸47は、右側端部が第2ケース41を越えて変速装置ケース45内に延出しており、この右側端部には、Vベルト式無段変速装置16のセカンダリーシーブ56が装着されている。このセカンダリーシーブ軸47のセカンダリーシーブ56に対して他端側には、遠心クラッチ機構17が装着されている。したがって、この遠心クラッチ機構17は、Vベルト式無段変速装置16のセカンダリーシーブ56よりも、シリンダブロック19側に配設される。この配置は、クランクケース22の割り面Dが、シリンダブロック19の軸線Lよりも左側に偏倚しており、第2ケース41内のスペースを広くとったことで実現している。
遠心クラッチ機構17は、湿式多板式のもので、碗状のアウタクラッチ機構83をセカンダリーシーブ軸47と共に回転するようにスプライン嵌合させ、アウタクラッチ機構83の軸方向内側にインナクラッチ機構84を同軸配置した構成を備えている。インナクラッチ機構84は、セカンダリーシーブ軸47に回転可能に装着された一次減速小ギヤ74に、これと共に回転するようにスプライン嵌合されている。
アウタクラッチ機構83内には、複数枚のアウタクラッチ機構板85が配置され、その両端に位置するように2枚の押圧プレート86が配置されている。そして、アウタクラッチ機構板85及び2枚の押圧プレート86は、アウタクラッチ機構83と共に回転するよう、アウタクラッチ機構83に係止されている。また、アウタクラッチ機構板85及び押圧プレート86の間には、インナクラッチ機構板87が配設されている。このインナクラッチ機構板87は、インナクラッチ機構84と共に回転するよう、インナクラッチ機構84の外周に係止されている。
アウタクラッチ機構83の内側には、カム面83aが形成されており、カム面83aと外側の押圧プレート86との間には、ウエイト88が配設されている。このウエイト88は、アウタクラッチ機構83の遠心力により半径方向外側に移動するに伴ってカム面83aによりクラッチ機構接続方向に移動し、押圧プレート86を押圧移動させてアウタクラッチ機構板85及びインナクラッチ機構板87同士を接続状態とする。なお、図3及び図4において、遠心クラッチ機構17の軸線より前方側は、遮断状態を、後方側は接続状態を示している。
Vベルト式無段変速装置16は、クランク軸28の右側端部に装着された駆動側のプライマリーシーブ55と、セカンダリーシーブ軸47の右側端部に装着された従動側のセカンダリーシーブ56と、これらプライマリーシーブ55及びセカンダリーシーブ56に巻回さられるVベルト57と、を備えて構成されている。
プライマリーシーブ55は、クランク軸28の右端に固定された駆動側固定プーリ半体55aと、駆動側固定プーリ半体55aよりも左方向(クランク軸28の軸方向内側)にスライド可能に配置されたスライドカラー59を介して、クランク軸28と共に回転する駆動側可動プーリ半体55bを備えている。駆動側可動プーリ半体55bの左側には、カムプレート58が配設され、カムプレート58と、駆動側可動プーリ半体55bとの間には、円筒形のウエイト61が配設されている。
セカンダリーシーブ56は、セカンダリーシーブ軸47の右端に、コイルスプリング67を介してスライド可能であり、かつセカンダリーシーブ軸47の右端に、セカンダリーシーブ軸47と共に回転するよう装着された従動側可動プーリ半体56bと、セカンダリーシーブ軸47の従動側可動プーリ半体56bよりも左側に固定された従動側固定プーリ半体56aを備えている。従動側固定プーリ半体56aの軸心部には、円筒状のスライドカラー62が固着されており、このスライドカラー62は、セカンダリーシーブ軸47にスプライン嵌合されている。
このVベルト式無段変速装置16は、クランク軸28の回転が上昇するにつれて、ウエイト61の遠心力で径方向外側(右側)に移動して、駆動側可動プーリ半体55bを軸方向外側(右側)に移動させる。この移動により、プライマリーシーブ55のVベルト巻き掛け径が大きくなると共に、従動側可動プーリ半体56bがコイルスプリング67を圧縮して軸方向外側(右側)に移動し、セカンダリーシーブ56の巻き掛け径が小さくなり、減速比が小さくなる。また、クランク軸28の回転が下がると、ウエイト61が径方向内側(左側)に移動して駆動側可動プーリ半体55bの軸方向内側(左側)への移動を許容し、従動側可動プーリ半体56bがコイルスプリング67により付勢されて軸方向内側(左側)に移動し、セカンダリーシーブ56の巻き掛け径が大きくなる。これにより、プライマリーシーブ55の巻き掛け径が小さくなり、その結果減速比が大きくなる。
また、セカンダリーシーブ56は、セカンダリーシーブ軸47の先端に螺着されたロックナット66によりセカンダリーシーブ軸47に締結固定されている。このロックナット66は、スライドカラー62の右側端部62aに没入するよう配置されている。ここで、スライドカラー62の内径は、セカンダリーシーブ軸47の外径より段付状に大径に設定され、セカンダリーシーブ軸47の右側先端47aは、段付状に小径に設定されている。この構成により、ロックナット66をスライドカラー62の右側端部62a内に支障なく挿入配置できる。したがって、ロックナット66をコイルスプリング67のバネ受け部材65よりも左側に位置させることが可能となっている。したがって、コイルスプリング67の必要長を確保しつつ簡単な構造で、外側への出っ張りを小さくすることができる。
クランク軸28の後方上部には、バランサ軸129がクランク軸18と平行に配設されている。このバランサ軸129の右側先端部は、軸受131を介して第2ケース41に固定されている。バランサ軸129の左側端部寄りは、軸受130を介して第1ケース40に固定されている。バランサ軸129の左側端部は、第1ケース40から外側に延出しており、この延出部分の先端には、バランサギヤ132が設けられている。
ここで、軸受130及び131内に、クランク軸28の左右のクランクアーム28a及び28bが位置し、かつバランサ軸129のバランサウエイト129aは、クランクアーム28a及び28bの間で、かつクランクピン29の回転軌跡に重なるようにクランク軸28側に近接させて配置されている。このため、バランサ軸129の周辺がコンパクトになっている。さらに、バランサ軸129は、車体の側面方向から見て、変速装置ケース45のプロフィール(輪郭)内に、配設されている。
また、クランク軸28には、第1駆動ギヤ121が圧入されており、この第1駆動ギヤ121には、第2駆動ギヤ127が共に回転するように装着されている。この第2駆動ギヤ127には、バランサギヤ132が噛合している。この構成により、クランク軸28の回転は、第1駆動ギヤ121から第2駆動ギヤ127を介してバランサギヤ132に伝達される。また、クランク軸28を支持する軸受35と、発電機42のスリーブ43との間には、右側から順に、一方向クラッチ120、第1駆動ギヤ121、カムスプロケット122が装着されている。
一方向クラッチ120には、始動ギヤ120aが装着されており、この始動ギヤ120aには、アイドラギヤ124を介して始動用セルモータ125の駆動ギヤ125aが連結されている。
この始動用セルモータ125は、特に図2に示すように、クランク軸28に対して、クランク軸28とセカンダリーシーブ軸47とを結んだ線方向の、セカンダリーシーブ軸47側に配置されたバランサ軸129より、さらにセカンダリーシーブ軸47寄りに配設され、かつセカンダリーシーブ軸47より、クランク軸28に対して、クランク軸28とセカンダリーシーブ軸47とを結んだ線方向のクランク軸28側に配設されており、駆動ギヤ125aの先端(すなわち、主軸の先端)が、クランク軸28と平行で、始動用セルモータ125に対し、エンジン内方に位置するよう配設されている。また、始動用セルモータ125は、車体の側面方向(図2参照)から見て、変速装置ケース45のプロフィール内に配設されている。
減速歯車機構18は、セカンダリーシーブ軸47と平行に減速軸52を配設すると共に、この減速軸52に、セカンダリーシーブ軸47に回転可能に設けられている一次減速小ギヤ74に噛合する一次減速大ギヤ75を結合し、減速軸52に、二次減速小ギヤ76を一体形成すると共に、後に詳述するドライブ軸48に、二次減速小ギヤ76に噛合する二次減速大ギヤ77を一体形成した構造を備えている。
減速軸52の右側端部は、軸受91を介して第2ケース41の左側端面に固定されている。また、減速軸52の左側先端は、第1ケース40の左側端面に回転可能に固定されている。
ドライブ軸48は、減速軸52と平行に配設されている。すなわち、ドライブ軸48は、セカンダリーシーブ軸47とは別の回転軸を有している。このドライブ軸48の右側先端は、軸受92を介して第2ケース41の左側端面に固定されている。また、ドライブ軸48の左側端部は、軸受93を介して第1ケース40の左側端面に回転可能に固定されており、さらに左側先端には、スプロケット49が装着されている。このスプロケット49は、チェーン50を介して後輪7の従動スプロケット51に連結されている。また、ドライブ軸48の下方には、ドライブ軸48と平行にキック軸110が配設されている。
図6に示すように、エンジンのシリンダブロック側のボアセンタの軸線が当初のA1の位置からA2の位置になるように、シリンダブロックの位置がエンジン本体の下方になるようになっている。すなわち、クランク軸の軸線Cがボアセンタの軸線A1より相対的に上になるようになっている。この結果、プライマリーシーブ55の軸(クランク軸の右側端)とセカンダリーシーブ56の軸とを結ぶ線とシリンダのボアセンタの軸線(L:図3参照)が成すエンジン本体の上部側空間の容積を増加させることができることにより吸気系部品(吸気通路、気化器、エアクリーナ等)をここの空間に配置できるようになる。
このようにするために、吸気系部品をセカンダリーシーブが設けられている側面とは反対の側面側にある空間に向けて、セカンダリーシーブを避けて配置すれば良い。エンジンの前後長を短くするために、セカンダリーシーブ軸をプライマリーシーブ軸に対してエンジン上方側に配置しても、エンジンの上方に来る吸気系部品がセカンダリーシーブを避けるようにすれば一層良い。このとき、エンジン本体の下方側では、セカンダリーシーブが車体上方に移動することにより、ドライブ軸48回りのレイアウトに余裕や自由度が生まれてドライブ軸をピポット軸に近接するように配置できる。この結果、エンジンのクランク軸方向の側面にあった吸気系部品をエンジン上部の空間にもってこれることができるために、乗員の自動二輪車に対する乗降性を向上させる。さらに、吸気系部品の配置を前記セカンダリーシーブの前記変速機室のクランク軸方向視のプロフィール(変速装置室45)に、重なるようできれば、荷載スペースを確保しながら、吸気系部品を車体の側面位置からエンジンの上方に配置できる。
セカンダリーシーブ軸47とドライブ軸48とは別軸として構成することによって、車体、特にリヤアームを設置することから受ける制約によって位置の自由度のないドライブ軸に対するセカンダリーシーブ軸のレイアウトを変えることができる。特に、セカンダリーシーブ軸をドライブ軸より車体の上方側に配置することにより、エンジン下方のスペースを省スペース化でき、クランク軸方向視でドライブ軸とセカンダリーシーブ軸とを結んだ線よりプライマリーシーブ側に減速機構のアイドル軸を配置することにより、エンジン後方のスペースを削減でき、そして、ドライブ軸を変速機室のクランク軸方向視でのプロフィール(輪郭線、境界線、アウトライン)内に配置することにより、ドライブ軸と変速機とを限られたエンジンの容積内で効率的に配置できる。
既述のエンジン構成において、エンジン本体に対するカムチェーン室と変速装置室(変速装置ケース)とがエンジン本体のボアセンタを介して互いに反対側に来るように配置されている。このようにすることによって両者が同じ側にある場合に比較して、エンジン構成や部品配置を簡単にできるとともに、カムチェーンの挙動がシーブによる影響を受けないようにできる。カムチェーンが室が変速機とエンジンのボアセンタを挟んで反対側に形成されていることから、プライマリーシーブ55が軸装されたクランク軸(すなわち、プライマリーシーブ軸)を短かく出来、軸剛性を上げることができることから、プライマリーシーブ軸の先端をベアリングで支持することなくプライマリーシーブを支持(片持ち)可能となる。
始動用セルモータ125は、車体の上方に配設されているため、例えば、車体の走行中に地面から水等が巻き込まれても、この水がかかることを防止することができる。
なお、本実施の形態では、始動ギヤ120aに、1つのアイドラギヤ124を介して始動用セルモータ125の駆動ギヤ125aを連結させた場合について説明したが、これに限らず、所望により、2つ、あるいはそれ以上のアイドラギヤを介して、始動ギヤ120aに、始動用セルモータ125の駆動ギヤ125aを連結させてもよい。
また、本実施の形態では、減速歯車機構18として、セカンダリーシーブ軸47に設けた一次減速小ギヤ74に、減速軸52に設けた一次減速大ギヤ75を結合させ、減速軸52に設けた二次減速小ギヤ76に、ドライブ軸48に設けた二次減速大ギヤ77を噛合させる構成のものを使用した場合について説明したが、これに限らず、本願にかかるエンジンは、例えば、減速軸52及び一次減速大ギヤ75を使用せずに、ドライブ軸48に設けた二次減速大ギヤ77を、一次減速小ギヤ74に噛合させた構成としてもよい。
本発明の本実施の形態にかかる無段変速装置内蔵エンジンが搭載された自動二輪車の左側面図である。 図1に示す自動二輪車に搭載した無段変速装置内蔵エンジンの左側面を透視した透視図であって、一部を断面にした図である。 図2に示すIII−III線に沿った断面図である。 図3に示す無段変速装置内蔵エンジンのクランクケース付近を示す拡大断面図である。 図2に示すV−V線に沿った断面図である。 図2に示す無段変速装置内蔵エンジンの始動用セルモータ、クランク軸、バランサ軸、ドライブ軸、吸気系部品を主に記載した状態を示す図である。
符号の説明
1 自動二輪車
15 エンジン
16 Vベルト式無段減速装置
23 気化器
28 クランク軸
45 変速機ケース
47 変速軸
48 ドライブ軸
124 アイドラギヤ
125 始動用セルモータ
129 バランサ軸

Claims (13)

  1. プライマリーシーブと、セカンダリーシーブと、両シーブ間に巻装されたVベルトとを変速機室内に収容してなる自動変速機を備え、エンジン本体のクランク軸に前記プライマリーシーブを、当該クランク軸からの駆動力を前記プライマリーシーブに伝達可能に、接続し、そして、前記セカンダリーシーブの回転を、駆動輪を回転させるためのドライブ軸に伝達してなり、かつ、前記クランク軸を前記エンジン本体のボアセンタの軸線に対してオフセット配置してなる鞍乗型車両用エンジン。
  2. 前記クランク軸を前記ボアセンタの軸線に対してエンジン本体の上方に相対的に位置するように、前記エンジン本体のシリンダを配置して成る請求項1記載の鞍乗型車両用エンジン。
  3. 前記エンジン本体に対するカムチェーン室と前記変速機室とが当該エンジン本体のボアセンタを介して互いに反対側にくるように配置されてなる請求項1又は2記載の鞍型車両用エンジン。
  4. 前記プライマリーシーブが前記クランク軸に片持支持されてなる請求項1乃至3の何れか1項記載の鞍型車両用エンジン。
  5. 前記セカンダリーシーブの前記変速機室のクランク軸方向視のプロフィールに、前記エンジン本体に対する吸気系部品が重なるようにして、前記セカンダリーシーブと前記吸気系部品とを配置した請求項1乃至4の何れか1項記載の鞍乗型車両用エンジン。
  6. 前記吸気部品を前記エンジン本体の上方に配置し、前記自動変速機を前記クランク軸の一方の側に配置し、前記セカンダリーシーブを前記プライマリーシーブに比べ上方に位置させるとともに、前記吸気系部品を前記セカンダリーシーブが設けられている側面とは反対の側面側にある空間に向けて、セカンダリーシーブを避けて配置した請求項5記載のエンジン。
  7. 前記セカンダリーシーブ軸と前記ドライブ軸とを別軸とした請求項1記載の鞍乗型車両用エンジン。
  8. 前記セカンダリーシーブ軸を当該ドライブ軸より車体の上方側に配置し、当該ドライブ軸と当該セカンダリーシーブ軸とを結んだ線より前記プライマリーシーブ側に、前記ドライブ軸と前記セカンダリーシーブ軸との駆動力伝達を司るアイドル軸を配置し、そして、前記ドライブ軸を前記ベルト室の前記クランク軸方向視のプロフィール内に位置させた請求項5記載の鞍乗型車両用エンジン。
  9. 前記クランク軸に対して前記ドライブ軸が後方に位置するような姿勢でエンジンを車体に搭載し、車体の後輪を支持するリヤアームの枢支点を前記ドライブ軸の後方近傍に配置してなる請求項1乃至8の何れか1項記載の鞍乗型車両用エンジン。
  10. エンジン本体のクランク軸を当該エンジン本体のボアセンタの軸線からオフセットさせて配置し、かつ、前記エンジン本体に対する吸気部品を前記エンジン上方の空間に配置してなる鞍乗型車両用エンジン。
  11. 前記クランク軸を前記ボアセンタの軸線に対して相対的にエンジン本体の上方に位置するように、前記エンジン本体のシリンダを配置して成る請求項10記載の鞍乗型車両用エンジン。
  12. プライマリーシーブと、セカンダリーシーブと、両シーブ間に巻装されたVベルトとをベルト室内に収容してなる自動変速機を備え、前記エンジン本体のクランク軸に前記プライマリーシーブを、当該クランク軸からの駆動力を前記プライマリーシーブに伝達可能に、接続し、そして、前記セカンダリーシーブの回転を、駆動輪を回転させるためのドライブ軸に伝達してなるように構成された請求項10又は11記載の鞍乗型車両用エンジン。
  13. 請求項1乃至12の何れか1項記載のエンジンを備えた鞍乗型車両。


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