JP2006342815A - Vベルト式無段変速装置内蔵エンジン - Google Patents

Vベルト式無段変速装置内蔵エンジン Download PDF

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辰哉 増田
Yosuke Ishida
洋介 石田
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    • F16H9/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion
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    • F16H9/18Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members using two pulleys, both built-up out of adjustable conical parts only one flange of each pulley being adjustable
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K2202/00Motorised scooters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H63/06Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms a single final output mechanism being moved by a single final actuating mechanism the final output mechanism having an indefinite number of positions
    • F16H63/067Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms a single final output mechanism being moved by a single final actuating mechanism the final output mechanism having an indefinite number of positions mechanical actuating means

Abstract

【課題】小型化が達成され、信頼性、耐久性の高いVベルト式無段変速装置内蔵エンジンを提供する。
【解決手段】クランク軸28の一端に装着された駆動プーリ55と、変速軸47の一端に装着された従動プーリ56をVベルト57によって連結してなるVベルト式無段変速装置16を内蔵し、遠心クラッチ機構17を変速軸47と同軸に配置すると共に、遠心クラッチ機構17を従動プーリ56よりシリンダ側に配設し、クランク軸28及び変速軸47を支持するクランクケース22を、第1ケース40及び第2ケース41から構成し、第1ケース40及び第2ケース41の合面(クランクケース22の割り面D)をシリンダの軸線Lを挟んでVベルト式無段変速装置16とは反対側に配置した。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、シリンダに接続されたクランク軸の一端に装着された駆動プーリと、前記クランク軸の回転が伝達される変速軸の一端に装着された従動プーリと、をVベルトによって連結してなるVベルト式無段変速装置を内蔵してなるVベルト式無段変速装置内蔵エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、クランク軸の一端に装着された駆動プーリと、変速軸の一端に装着された従動プーリをVベルトによって連結してなるVベルト式無段変速装置を内蔵してなる様々なVベルト式無段変速装置内蔵エンジンが存在している。
【0003】
このようなVベルト式無段変速装置内蔵エンジンとしては、例えば、エンジンのクランクケースを、クランクシャフト軸線に直交する割り面を介して結合された右ケース半体及び左ケース半体から構成し、前記割り面を、シリンダ軸線からクランクシャフトの一端側に偏倚させ、クランクケースの内部に混合気を導入する吸気口を、前記割り面と干渉しないように左ケース半体のみに形成させたものがある。このVベルト式無段変速装置内蔵エンジンでは、クランクケースに形成される吸気口が2部材に跨がらないようにして、前記吸気口の加工コストの削減及びシール性の向上を図っている。(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、左、右の両ケース部分を分割面で合わせてボルトで締着固定した車体左右方向に分割可能なエンジンケース内に、クランク軸と、Vベルト式無段変速装置の駆動プーリ軸及び変速プーリ軸と、後輪へ動力を出力する出力軸と、をそれぞれ平行に配設したVベルト式無段変速装置内蔵エンジンがある。このVベルト式無段変速装置内蔵エンジンでは、Vベルト式無段変速装置を搭載しても車幅の狭い状態でスリムな外観の自動二輪車を実現することができる。(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
そしてまた、エンジンから発進クラッチ機構とVベルト式無段変速装置とサブ歯車変速装置を介してドライブ軸に動力を伝達するVベルト式無段変速装置内蔵エンジンがある。このVベルト式無段変速装置内蔵エンジンでは、サブ歯車変速装置のカウンタ軸のドライブギヤに噛合せるドリブンギヤの軸孔をドライブ軸に圧入嵌めにし、圧入代を所定のトルク以上でドリブンギヤとドライブ軸との間に滑りが生ずるように設定することで、駆動系の破損を防ぎ、構造が簡単で部品も少なく、安価で軽量化も達成している。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−151927号公報
【特許文献2】
特開2001−65650号公報
【特許文献3】
特開2002−68070号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば特許文献1に記載されたVベルト式無段変速装置内蔵エンジンは、クラッチ機構が、Vベルト式無段変速装置よりも軸端側に配設されているため、構造的に湿式のクラッチ機構を使用することができず、乾式のクラッチ機構を採用する必要がある。したがって、湿式のクラッチ機構から得られる優れた耐久性や、駆動系の経路の断続をスムーズに行うという効果を得ることができない。
【0007】
また、特許文献2に記載されたVベルト式無段変速装置内蔵エンジンは、比較的、共に径の大きい従動プーリとクラッチとを別軸上に設けているため、エンジンケース内にこれらをそれぞれ収容するためのスペースが必要となり、小型化することが困難である。
【0008】
そしてまた、特許文献3に記載されたVベルト式無段変速装置内蔵エンジンは、クランクと駆動プーリとの間にクラッチを配置しているため、ベルト室が外側に大きく張り出してしまい、小型化することが困難である。
【0009】
本発明は、このような従来の問題点を解決することを課題とするものであり、小型化が達成され、信頼性、耐久性の高いVベルト式無段変速装置内蔵エンジンを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明は、少なくとも1つのシリンダを備えたシリンダユニットに接続されたクランク軸の一端に装着された駆動プーリと、前記クランク軸の回転が伝達される変速軸の一端に装着された従動プーリと、をVベルトによって連結してなるVベルト式無段変速装置を内蔵してなるVベルト式無段変速装置内蔵エンジンであって、エンジンからの出力の断接を行わせるクラッチ機構の回転軸を前記変速軸の軸線上に配置すると共に、当該クラッチ機構を前記従動プーリより変速軸方向の他端側に配設し、前記クランク軸及び変速軸を支持するクランクケースを、前記シリンダの軸線方向に延びる分割可能な割り面を介して結合された第1のケース及び第2のケースから構成し、前記クランクケースの割り面は、前記シリンダユニットの前記軸心方向に延びる中央線を挟んで前記無段変速装置とは反対側に配置されてなるVベルト式無段変速装置内蔵エンジンを提供するものである。
【0011】
この構成を備えたVベルト式無段変速装置内蔵エンジンは、クランクケースの割り面が、シリンダユニットの、前記シリンダの軸線方向に延びる中央線より前記Vベルト式無段変速装置とは反対側(Vベルト式無段変速装置から遠ざかる方向)に偏倚されている。したがって、割り面が、シリンダユニットの、前記シリンダの軸線方向に延びる中央線上にあるものに比べ、Vベルト式無段変速装置と、前記割り面との間に形成されるスペースを広く取ることができ、このスペースにクラッチ機構を配設することができる。このため、小型化が達成されると共に、Vベルト式無段変速装置をエンジンの外側に配置することができ、湿式のクラッチ機構を用いることができる。したがって、クラッチ機構の耐久性を向上することができると共に、駆動系の経路の断続をスムーズに行うことができる。
【0012】
また、クラッチ機構の回転軸を前記変速軸の軸線上に配置した構成、すなわち、クラッチ機構と変速軸が、車体の側面方向から見てラップした(重なった)状態で配設されることになるため、小型化を達成することができる。
【0013】
前記シリンダユニットは前記シリンダを一つ備えてなり、前記シリンダユニットの中央線は、シリンダの軸線から構成することができる。
【0014】
また、前記シリンダユニットは前記シリンダを複数備えてなり、前記シリンダユニットの中央線は、両端に配設されたシリンダ間の中央線から構成することもできる。
【0015】
そしてまた、前記クランクケースの割り面は、前記シリンダの軸線に対し、当該シリンダに設けられたスリーブの外径の1/2以内の距離をおいて偏倚させて配置することができる。
【0016】
また、前記クラッチ機構は、前記変速軸に設けることもできる。
【0017】
そしてまた、前記クランクケースは、前記Vベルト式無段変速装置を収容するケースに対して前記クラッチ機構を隔離するように密閉されるよう構成することができる。このように、クランクケースが、Vベルト式無段変速装置を収容するケースに対し密閉された構成にすることで、湿式のクラッチ機構を用いても、Vベルト式無段変速装置側に悪影響を及ぼすことがない。したがって、湿式クラッチ機構を用いることもできる。
【0018】
さらにまた、本発明では、前記クランクケースは、一部が分離可能であり、この一部が分離した際のクランクケースには、前記クラッチ機構の取出しが可能となる開口が設けられ、かつ当該開口を密閉可能なクランクケースカバーが設けられてもよい。
【0019】
前記クランクケースカバーは、前記変速軸の従動プーリ近傍を支持することもできる。
【0020】
そしてまた、本発明にかかるVベルト式無段変速装置内蔵エンジンでは、変速軸の回転が伝達されるドライブ軸の軸心を、当該変速軸の軸心から偏倚した位置に配設してもよく、また、ドライブ軸の軸心と、当該変速軸の軸心を一致させて配設してもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好適な実施の形態にかかるVベルト式無段変速装置内蔵エンジンについて図面を参照して説明する。
【0022】
なお、以下に記載される実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施形態にのみ限定するものではない。したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。
【0023】
図1は、本実施の形態にかかるVベルト式無段変速装置内蔵エンジンが搭載された自動二輪車の左側面図、図2は、図1に示すII−II線に沿った断面図、図3は、図2に示すVベルト式無段変速装置内蔵エンジンのクランクケース付近を示す拡大断面図である。
【0024】
なお、本実施の形態でいう前後、左右とは、自動二輪車のシートに座した状態で見た前後、左右を意味している。また、本実施の形態では、シリンダユニットとして、1つのシリンダ(シリンダブロック19)を備えた場合について説明する。
【0025】
図1に示すように、本実施の形態にかかるVベルト式無段変速装置内蔵エンジンが搭載された自動二輪車1は、前輪4が軸支されたフロントフォーク5が、車体フレーム1aの前端に固着されたヘッドパイプ3により、左右方向に回動可能に枢支されている。また、後輪7が軸支されたリヤアーム8が、中央部に固着されたリヤアームブラケット6により、上下方向に揺動可能に枢支されている。車体フレーム1aの上部には、運転者用シート部9aと、後部乗員用シート部9bからなるシート9が配置されている。
【0026】
車体フレーム1aは、ヘッドパイプ3から斜め下方に延びる左、右の各ダウンチューブ1bと、これら各々のダウンチューブ1bの後端に続いて斜め上方に延びる左、右の各アッパーチューブ1cと、ダウンチューブ1bとアッパーチューブ1cとに、前後方向に架け渡して接合された左、右の各シートレール1dと、から構成されている。この車体フレーム1aは、フロントカバー10a、レッグシールド10b、サイドカバー10c等からなる樹脂製のカバー10により覆われている。フロントフォーク5の上端には、ハンドルカバー11aにより覆われた操向ハンドル11が固定されている。また、リヤアーム8と、リヤアームブラケット6との間には、リヤクッション12が配設されている。そしてまた、車体フレーム1aのダウンチューブ1bには、エンジンユニット2が懸架支持されている。
【0027】
このエンジンユニット2は、図1〜図3に示すように、気筒軸線Aを前後に約45度傾斜させて搭載された空冷式4サイクル単気筒エンジン15と、Vベルト式無段変速装置16と、湿式多板遠心クラッチ機構17、及び減速歯車機構18と、を備えている。
【0028】
エンジン15は、シリンダブロック19の上合面にシリンダヘッド20を接続すると共に、シリンダヘッド20の上側にヘッドカバー21を設け、シリンダブロック19の下合面に、後に詳述するクランク軸28及び変速軸47を支持するクランクケース22を接続した構造を備えている。
【0029】
シリンダヘッド20の後面には、燃焼凹部20aに連通する図示しない吸気ポートが開口しており、この吸気ポートには、吸気管23aを介して気化器23が接続されている。また、シリンダヘッド20の前面には、燃焼凹部20aに連通する図示しない排気ポートが開口しており、この排気ポートには、排気管24が接続されている。この排気管24は、エンジン15の後ろ下方に延びた後、右側方を通って斜め後方に延びており、後輪7の右側方に配設されたマフラ25に接続されている。そしてまた、燃焼凹部20a内には、点火プラグ30が挿入されている。
【0030】
シリンダブロック19の左側部には、クランクケース22内と、シリンダヘッド20内とを通過するチェーン室19aが形成されている。このチェーン室19aには、クランク軸28によりカム軸31を回転駆動するタイミングチェーン34が配設されており、このカム軸31によって、図示しない吸気バルブ及び排気バルブが開閉駆動される。
【0031】
シリンダブロック19のシリンダボア内には、ピストン26が摺動可能に挿入配置されている。このピストン26には、コンロッド27の小端部27bが連結され、コンロッド27の大端部27aは、クランク軸28の左右のクランクアーム28a及び28bの間に嵌装されたクランクピン29に連結されている。
【0032】
クランクケース22は、シリンダブロック19の軸線L方向に延びる分割面を有する第1ケース40と、第2ケース41を備えて構成されている。第1ケース40と、第2ケース41の合面、すなわち、クランクケース22の割り面Dは、シリンダブロック19の軸線Lに対し平行であると共に、軸線Lより左側に偏倚した位置に形成されている。また、割り面Dは、シリンダスリーブ32の外径よりも右側に位置している。すなわち、割り面Dは、軸線Lより左側かつ、軸線Lに対し、シリンダスリーブ32の外径の1/2以内の距離(図2及び図3に符号Sで示す位置より軸線L側)の範囲に位置している。このように、割り面Dを偏倚させたことにより、第2ケース41の内部スペースは、第1ケース40の内部スペースよりも大きく確保されることになる。
【0033】
第2ケース41は、ケースカバーを含めたものであり、その一部がケースカバー71として分離可能となっており、このケースカバー71によって、第2ケース41の右側面に開口された開口41eを密閉可能となっている。このケースカバー71は、ボルト72により、第2ケース41に着脱可能に締め付け固定されている。したがって、ケースカバー71を第2ケース41から取り外せば、後に詳述する遠心クラッチ機構17を変速軸47と共に取り外すことができるようになっている。
【0034】
また、第1ケース40の前方左側(図2及び図3でいう上部左側)には、後に詳述する発電機42を収容する発電機ケース44が着脱可能に装着されている。また、第2ケース41の右側には、Vベルト式無段変速装置16を収容する変速装置ケース45が装着されている。
【0035】
この変速装置ケース45は、クランクケース22とは独立して形成されたものであり、第2ケース41の外側に開口する有底箱状のケース本体45aと、このケース本体45aの開口を密閉可能な蓋体45bから構成され、ボルト70によって第2ケース41に共締め固定されている。ケース本体45aの底壁45cと第2ケース41との間には、隙間aが形成されており、この隙間aによりエンジン15からの熱が変速装置ケース45に伝わることを抑制している。なお、符号60は、化粧カバーである。
【0036】
このクランクケース22の前方側(図2及び図3でいう上部側)には、クランク軸28が配置されている。このクランク軸28は、シリンダブロック19の軸線Lより左側が、軸受35を介して第2ケース41の左側端面に固定され、右側が、軸受36を介して第2ケース41の右側端面に固定されている。このクランク軸28は、右側端部が第2ケース41を越えて変速装置ケース45内に延出しており、この右側端部には、Vベルト式無段変速装置16の駆動プーリ55が装着されている。また、クランク軸28の左側端部は、第1ケース40を越えて発電機ケース44内に延出しており、この左側端部には、発電機42が装着されている。なお、第2ケース41の右側端面のクランク軸28が延出する部分と、変速装置ケース45の底壁45cとの間には、シール部材37が設けられており、変速装置ケース45は、第2ケース41に対して密閉状態となっている。したがって、後に詳述するが、第2ケース41内に収容されるクラッチ機構として、湿式多板式のものを使用することができる。
【0037】
発電機42は、クランク軸28にテーパ嵌合されたスリーブ43にロータ42aを固着すると共に、ロータ42aに対向するステータ42bを発電機ケース44に固定した構造を備えている。
【0038】
クランクケース22の後方側(図2及び図3でいう下部側)には、変速軸47が、クランク軸28と平行に配置されている。この変速軸47は、シリンダブロック19の軸線Lより右側が、軸受38を介してケースカバー71に固定され、左側が、軸受39を介して第2ケース41の左側端面に固定されている。
【0039】
ここで、もし、変速軸47の左端を第1ケース40で支持した場合、ケースカバー71と第1ケース40との間には第2ケース41が介在することになり、変速軸47の支持精度が低下し、長期使用時の変速軸47の偏摩耗等、耐久性、信頼性の低下の原因となる虞がある。しかしながら、本実施の形態では、変速軸47の左端を第2のケースで支持したため、クラッチのメンテナンス性を良好にしながら、耐久性、信頼性を確保することができる。
【0040】
この変速軸47は、右側端部(本願の特許請求の範囲でいう「一端部」)が第2ケース41を越えて変速装置ケース45内に延出しており、この右側端部には、Vベルト式無段変速装置16の従動プーリ56が装着されている。この変速軸47の従動プーリ56に対して他端側には、遠心クラッチ機構17が装着されている。したがって、この遠心クラッチ機構17は、Vベルト式無段変速装置16の従動プーリ56よりも、シリンダブロック19側に配設される。この配置は、クランクケース22の割り面Dが、シリンダブロック19の軸線Lよりも左側に偏倚しており、第2ケース41内のスペースを広くとったことで実現している。
【0041】
遠心クラッチ機構17は、湿式多板式のもので、碗状のアウタクラッチ機構83を変速軸47と共に回転するようにスプライン嵌合させ、アウタクラッチ機構83の軸方向内側にインナクラッチ機構84を同軸配置した構成を備えている。インナクラッチ機構84は、変速軸47に回転可能に装着された一次減速小ギヤ74に、これと共に回転するようにスプライン嵌合されている。
【0042】
アウタクラッチ機構83内には、複数枚のアウタクラッチ機構板85が配置され、その両端に位置するように2枚の押圧プレート86が配置されている。そして、アウタクラッチ機構板85及び2枚の押圧プレート86は、アウタクラッチ機構83と共に回転するよう、アウタクラッチ機構83に係止されている。また、アウタクラッチ機構板85及び押圧プレート86の間には、インナクラッチ機構板87が配設されている。このインナクラッチ機構板87は、インナクラッチ機構84と共に回転するよう、インナクラッチ機構84の外周に係止されている。
【0043】
アウタクラッチ機構83の内側には、カム面83aが形成されており、カム面83aと外側の押圧プレート86との間には、ウエイト88が配設されている。このウエイト88は、アウタクラッチ機構83の遠心力により半径方向外側に移動するに伴ってカム面83aによりクラッチ機構接続方向に移動し、押圧プレート86を押圧移動させてアウタクラッチ機構板85及びインナクラッチ機構板87同士を接続状態とする。なお、図2及び図3において、遠心クラッチ機構17の軸線より前方側(図2及び図3でいう上側)は、遮断状態を、後方側は接続状態を示している。
【0044】
Vベルト式無段変速装置16は、クランク軸28の右側端部に装着された駆動プーリ55と、変速軸47の右側端部に装着された従動プーリ56と、これら駆動プーリ55及び従動プーリ56に巻回さられるVベルト57と、を備えて構成されている。
【0045】
駆動プーリ55は、クランク軸28の右端に固定された駆動側固定プーリ半体55aと、駆動側固定プーリ半体55aよりも左方向(クランク軸28の軸方向内側)にスライド可能に配置されたスライドカラー59を介して、クランク軸28と共に回転する駆動側可動プーリ半体55bを備えている。駆動側可動プーリ半体55bの左側には、カムプレート58が配設され、カムプレート58と、駆動側可動プーリ半体55bとの間には、円筒形のウエイト61が配設されている。
【0046】
従動プーリ56は、変速軸47の右端に、コイルスプリング67を介してスライド可能であり、かつ変速軸47の右端に、変速軸47と共に回転するよう装着された従動側可動プーリ半体56bと、変速軸47の従動側可動プーリ半体56bよりも左側に固定された従動側固定プーリ半体56aを備えている。従動側固定プーリ半体56aの軸心部には、円筒状のスライドカラー62が固着されており、このスライドカラー62は、変速軸47にスプライン嵌合されている。
【0047】
このVベルト式無段変速装置16は、クランク軸28の回転が上昇するにつれて、ウエイト61の遠心力で径方向外側(右側)に移動して、駆動側可動プーリ半体55bを軸方向外側(右側)に移動させる。この移動により、駆動プーリ55のVベルト巻き掛け径が大きくなると共に、従動側可動プーリ半体56bがコイルスプリング67を圧縮して軸方向外側(右側)に移動し、従動プーリ56の巻き掛け径が小さくなり、減速比が小さくなる。また、クランク軸28の回転が下がると、ウエイト61が径方向内側(左側)に移動して駆動側可動プーリ半体55bの軸方向内側(左側)への移動を許容し、従動側可動プーリ半体56bがコイルスプリング67により付勢されて軸方向内側(左側)に移動し、従動プーリ56の巻き掛け径が大きくなる。これにより、駆動プーリ55の巻き掛け径が小さくなり、その結果減速比が大きくなる。
【0048】
また、従動プーリ56は、変速軸47の先端に螺着されたロックナット66により変速軸47に締結固定されている。このロックナット66は、スライドカラー62の右側端部62aに没入するよう配置されている。ここで、スライドカラー62の内径は、変速軸47の外径より段付状に大径に設定され、変速軸47の右側先端47aは、段付状に小径に設定されている。この構成により、ロックナット66をスライドカラー62の右側端部62a内に支障なく挿入配置できる。したがって、ロックナット66をコイルスプリング67のバネ受け部材65よりも左側に位置させることが可能となっている。したがって、コイルスプリング67の必要長を確保しつつ簡単な構造で、外側への出っ張りを小さくすることができる。
【0049】
減速歯車機構18は、変速軸47と平行に減速軸52を配設すると共に、この減速軸52に、変速軸47に回転可能に設けられている一次減速小ギヤ74に噛合する一次減速大ギヤ75を結合し、減速軸52に、二次減速小ギヤ76を一体形成すると共に、後に詳述するドライブ軸48に、二次減速小ギヤ76に噛合する二次減速大ギヤ77を一体形成した構造を備えている。
【0050】
減速軸52の右側端部は、軸受91を介して第2ケース41の左側端面に固定されている。また、減速軸52の左側先端は、第1ケース40の左側端面に回転可能に固定されている。
【0051】
ドライブ軸48は、減速軸52と平行に配設されている。すなわち、ドライブ軸48は、変速軸47とは別の回転軸を有している。このドライブ軸48の右側先端は、軸受92を介して第2ケース41の左側端面に固定されている。また、ドライブ軸48の左側端部は、軸受93を介して第1ケース40の左側端面に回転可能に固定されており、さらに左側先端には、スプロケット49が装着されている。このスプロケット49は、チェーン50を介して後輪7の従動スプロケット51に連結されている。
【0052】
このように、本発明にかかるエンジン15は、クランクケース22を第1ケース40と、第2ケース41とから構成し、第1ケース40と第2ケース41との合面(すなわち、クランクケース22の割り面D)を、シリンダブロック19の軸線Lより左側に偏倚させた位置に設定したため、第2ケース41内のスペースを広く確保することができた。したがって、遠心クラッチ機構17をVベルト式無段変速装置16よりも内側(シリンダブロック19側)に配置させることができ、湿式の遠心クラッチ機構17を使用しても、Vベルト式無段変速装置16に悪影響を及ぼすことがない。したがって、湿式の遠心クラッチ機構17を好適に使用することができ、遠心クラッチ機構17の耐久性を向上することができたと共に、駆動系の経路の断続をスムーズに行うことができた。
【0053】
また、遠心クラッチ機構17を変速軸47と同軸に構成したため、エンジン15をコンパクトにすることができた。
【0054】
なお、本実施の形態では、減速歯車機構18として、変速軸47に設けた一次減速小ギヤ74に、減速軸52に設けた一次減速大ギヤ75を結合させ、減速軸52に設けた二次減速小ギヤ76に、ドライブ軸48に設けた二次減速大ギヤ77を噛合させる構成のものを使用した場合について説明したが、これに限らず、例えば、図4に示すように、減速軸52及び一次減速大ギヤ75を使用せずに、ドライブ軸48に減速大ギヤ94を装着し、この減速大ギヤ94を、一次減速小ギヤ74に噛合させた構成としてもよい。
【0055】
この図4に示すエンジンの場合、クランク軸28が、通常の回転とは逆回転となる。
【0056】
また、本発明は、図5に示すような構成であってもよい。具体的には、変速軸47の左側に、ドライブ軸48が、変速軸47とは別体であるが、変速軸47の軸線と同一線上に軸線が配設されるように配設されている。この構成の場合、減速軸52は、変速軸47の前方側に、変速軸47と平行に配設されると共に、変速軸47に設けられた一次減速小ギヤ74に噛合する一次減速大ギヤ75を結合し、減速軸52に二次減速小ギヤ52aを一体形成すると共に、ドライブ軸48に二次減速小ギヤ52aに噛合する二次減速大ギヤ48aを一体形成した構成であってもよい。
【0057】
そしてまた、本実施の形態では、遠心クラッチ機構17を変速軸47に装着した場合について説明したが、これに限らず、遠心クラッチ機構は、その回転軸が変速軸47の軸線と同一線上であれば、必ずしも変速軸47自身に装着しなくてもよい。
【0058】
さらにまた、本実施の形態では、1つのシリンダ(シリンダブロック19)を備えた場合について説明したが、これに限らず、本発明にかかるエンジンは、複数のシリンダを備えていてもよい。この場合、軸線Lは、両端に配設されたシリンダ間の中央線に相当する。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかるVベルト式無段変速装置内蔵エンジンは、クランクケースの割り面が、シリンダユニットの、シリンダの軸心方向に延びる中央線より前記Vベルト式無段変速装置とは反対側に偏倚されている。したがって、割り面が、シリンダユニットの、シリンダの軸心方向に延びる中央線上にあるものに比べ、Vベルト式無段変速装置と、前記割り面との間に形成されるスペースを広く取ることができ、このスペースにクラッチ機構を配設することができる。この結果、小型化が達成されると共に、Vベルト式無段変速装置をエンジンの外側に配置することができ、湿式のクラッチ機構を用いることができ、クラッチ機構の耐久性を向上することができると共に、駆動系の経路の断続をスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるVベルト式無段変速装置内蔵エンジンが搭載された自動二輪車の左側面図である。
【図2】図1に示すII−II線に沿った断面図である。
【図3】図2に示すVベルト式無段変速装置内蔵エンジンのクランクケース付近を示す拡大断面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態にかかるVベルト式無段変速装置内蔵エンジンの、図3に対応した図である。
【図5】本発明の他の実施の形態にかかるVベルト式無段変速装置内蔵エンジンの、図3に対応した図である。
【符号の説明】
1 自動二輪車
15 エンジン
16 Vベルト式無段変速装置
17 遠心クラッチ機構
18 減速歯車機構
19 シリンダブロック
22 クランクケース
28 クランク軸
32 シリンダスリーブ
40 第1ケース
41 段2ケース
45 変速装置ケース
47 変速軸
48 ドライブ軸
55 駆動プーリ
56 従動プーリ
71 ケースカバー

Claims (10)

  1. 少なくとも1つのシリンダを備えたシリンダユニットに接続されたクランク軸の一端に装着された駆動プーリと、前記クランク軸の回転が伝達される変速軸の一端に装着された従動プーリと、をVベルトによって連結してなるVベルト式無段変速装置を内蔵してなるVベルト式無段変速装置内蔵エンジンであって、
    エンジンからの出力の断接を行わせるクラッチ機構の回転軸を前記変速軸の軸線上に配置すると共に、当該クラッチ機構を前記従動プーリより変速軸方向の他端側に配設し、
    前記クランク軸及び変速軸を支持するクランクケースを、前記シリンダの軸線方向に延びる分割可能な割り面を介して結合された第1のケース及び第2のケースから構成し、前記クランクケースの割り面は、前記シリンダユニットの前記軸心方向に延びる中央線を挟んで前記無段変速装置とは反対側に配置されてなるVベルト式無段変速装置内蔵エンジン。
  2. 前記シリンダユニットは前記シリンダを一つ備えてなり、前記シリンダユニットの中央線が、シリンダの軸線からなる請求項1記載のVベルト式無段変速装置内蔵エンジン。
  3. 前記シリンダユニットは前記シリンダを複数備えてなり、前記シリンダユニットの中央線が、両端に配設されたシリンダ間の中央線からなる請求項1記載のVベルト式無段変速装置内蔵エンジン。
  4. 前記クランクケースの割り面は、前記シリンダの軸線に対し、当該シリンダに設けられたスリーブの外径の1/2以内の距離をおいて偏倚させた位置に配置されてなる請求項2記載のVベルト式無段変速装置内蔵エンジン。
  5. 前記クラッチ機構は、前記変速軸に設けられてなる請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のVベルト式無段変速装置内蔵エンジン。
  6. 前記クランクケースは、前記Vベルト式無段変速装置を収容するケースに対して前記クラッチ機構を隔離するように密閉されてなる請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のVベルト式無段変速装置内蔵エンジン。
  7. 前記クラッチ機構が湿式クラッチ機構である請求項6記載のVベルト式無段変速装置内蔵エンジン。
  8. 前記クランクケースは、一部が分離可能であり、当該一部を分離した際のクランクケースには、前記クラッチ機構の取出しが可能となる開口が設けられると共に、当該開口を密閉可能なクランクケースカバーが設けられる請求項6または請求項7記載のVベルト式無段変速装置内蔵エンジン。
  9. 前記クランクケースカバーは、前記変速軸の従動プーリ近傍を支持してなる請求項8記載のVベルト式無段変速装置内蔵エンジン。
  10. 前記変速軸の回転が伝達されるドライブ軸の軸心を、当該変速軸の軸心から偏倚した位置に配設した請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載のVベルト式無段変速装置内蔵エンジン。
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