JP4530926B2 - パワーユニット及び該パワーユニットを備えた鞍乗型車両 - Google Patents

パワーユニット及び該パワーユニットを備えた鞍乗型車両 Download PDF

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Description

本発明は、無段変速機構が収容された変速機ケースとエンジン本体とが一体的に結合されたユニットスイング式のパワーユニット及び該パワーユニットを備えた鞍乗型車両に関する。
例えば、スクータ型自動二輪車では、エンジン本体と、無段変速機構が収容された変速機ケースとを一体的に結合したユニットスイング式のパワーユニットを搭載するのが一般的である。
この種のパワーユニットでは、エンジンの運転状態に応じた最適な変速比が得られるように、プライマリシーブのベルト巻径を電動モータによりエンジン回転数,車速等に基づいて可変制御するようにした巻径制御機構を備える場合がある(例えば、特許文献1参照)。
特許第3043061号公報
ところで、上記従来のパワーユニットでは、プライマリシーブの巻径を変化させる駆動部材及び該駆動部材を駆動する電動モータの配置構造の如何によってはエンジン本体の上下寸法が大型化するという懸念がある。
またこの種のパワーユニットでは、ロス馬力の低減を図ることにより、燃費の向上が要請されている。
本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされたもので、エンジン本体の上下方向寸法をコンパクト化できるとともに、ロス馬力を低減できるパワーユニット及び該パワーユニットを備えた鞍乗型車両を提供することを目的としている。
本発明は、駆動側シーブと従動側シーブとにVベルトを巻回してなる無段変速機構が収容された変速機ケースと、従動側軸及び駆動側軸を含む仮想平面とシリンダ軸線とのなす角度が45度以下のシリンダボディとクランク軸を有するエンジン本体とが一体的に結合され、車体フレームに揺動可能に支持されるユニットスイング式のパワーユニットであって、上記駆動側シーブの巻径を変化させる駆動部材と、該駆動部材を駆動する駆動用電動モータ(ECVTモータ)とを備え、
上記駆動側シーブは上記クランク軸の延長部に装着され、上記シリンダボディは、上記シリンダ軸線を含み上記クランク軸線に平行な仮想平面がクランク軸線より下方に偏位した位置を通るように形成されており、さらに上記駆動用電動モータ及び上記駆動部材の少なくとも一部は、上記シリンダボディのクランクケース側端部を含みシリンダ軸線に垂直の仮想平面のシリンダボディ側で、該シリンダボディの側方かつ上記シリンダ軸線より上方に配置されていることを特徴としている。
本発明に係るパワーユニットによれば、シリンダボディを、シリンダ軸線を含みクランク軸に平行な仮想平面がクランク軸線より下方に偏位した位置を通るように形成したので、この偏位させた分だけシリンダボディが低所に位置することとなる。これによりシリンダボディ上方の部品搭載スペースを拡大することができるとともに、エンジン本体の上下方向寸法をコンパクトにできる。
また上記シリンダ軸線をクランク軸線より下方にオフセット配置したことにより、ピストンの往復移動によるシリンダボディに作用する面圧を小さくすることができ、それだけロス馬力の低減を図ることができ、燃費を向上できる。
さらにまた駆動側シーブの巻径を変化させる駆動部材及び該駆動部材を駆動する駆動用電動モータの少なくとも一部を、上記シリンダボディのクランクケース側端部を含みシリンダ軸線に垂直の仮想平面のシリンダボディ側で、該シリンダボディの側方かつシリンダ軸線より上方に配置したので、上記シリンダ軸線をクランク軸線より下方にオフセット配置したことにより拡大したシリンダボディの側方かつシリンダ軸線より上方の、つまり変速機ケース前方上部の空きスペースを利用して駆動部材及び駆動用電動モータを配置でき、パワーユニット全体の上下方向寸法をコンパクトにできる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図8は、本発明の一実施形態によるパワーユニット及び該パワーユニットを備えた鞍乗型車両を説明するための図である。本実施形態では、スクータ型自動二輪車に搭載されるパワーユニットの場合を説明する。なお、本実施形態でいう前後,左右とは、シートに着座した状態で見た場合の前後,左右を意味する。また本実施形態でいう上下方向とは、路面に対して垂直な方向を意味する。
図において、801はスクータ型自動二輪車を示しており、これは以下の概略構造を有している。不図示のアンダーボーン型車体フレームのヘッドパイプによりフロントフォーク805が枢支され、該フロントフォーク805の下端には前輪806が、上端には操向ハンドル807がそれぞれ配置されている。また上記車体フレームの中央部には2人乗り用の鞍乗型シート808が搭載され、さらに車体フレームのシート808の下方にはユニットスイング式パワーユニット810が上下揺動可能に搭載され、該パワーユニット810の後端部には後輪811が配置されている。
上記フロントフォーク805の周囲はフロントカバー809aで、上記シート808下方の周囲はサイドカバー809bでそれぞれ覆われている。上記フロントカバー809aとサイドカバー809bとの間には左,右のステップボード809c,809cが配設されている。
上記パワーユニット810は、駆動側シーブ814と従動側シーブ815とにゴム製又は樹脂製のVベルト816を巻回してなる無段変速機構817が収容された変速機ケース818と、上記従動側シーブ815の従動軸815aと駆動側シーブ814の駆動軸814aとを結ぶ直線Aを含む仮想平面A′とシリンダ軸線(気筒軸線)Bとのなす角度θが45度以下、本実施形態では約10度のシリンダボディを有するエンジン本体820とを一体的に結合した構造のものである。
上記エンジン本体820は、水冷式4サイクル単気筒エンジンであり、クランク軸821が収容されたクランクケース822の前合面に、ピストン826が摺動自在に収容されたシリンダブロック823を結合するとともに、点火プラグ828,吸気,排気バルブ及び該各バルブを開閉駆動するカム軸(不図示)が配置されたシリンダヘッド824を結合し、該シリンダヘッド824にヘッドカバー825を装着した構造となっている。
上記クランクケース822には左,右一対のピボット部(支持部)822m,822mが前方に突出形成されている。この左,右のピボット部822mは、上述の車体フレームのエンジン懸架部813にリンク部材813aを介して上下揺動可能に支持されている。
上記左,右のピボット部822mは、後述するクランクケース822のオイル溜部822cの前壁部にシリンダ軸線Bに沿って略平行に延びるよう形成されている。また左,右のピボット部822mは、クランク軸方向に見て、上記シリンダブロック823の下面より下方でかつクランク軸821の前下方に配置されている。
上記シリンダヘッド824の上壁部824aには吸気ポートに連通する吸気管827が接続されており、該吸気管827は上壁部824aから車両後方に屈曲して延びている。この吸気管827の下流端部には燃料噴射弁827aが装着され、上流側にはスロットル弁827bが介設されている。上記吸気管827の上流端には不図示のエアクリーナが接続されている。
上記クランク軸821は、これのクランク軸線Pが車幅方向に水平に向くよう配置されており、該クランク軸821にはコンロッド829を介して上記ピストン826が連結されている。
上記クランク軸821の左,右ジャーナル部821b,821cが軸受830,830を介してクランクケース822の左,右側壁822a,822bにより支持されている。この左ジャーナル部821bと左側壁822aとの間にはシール部材831が装着されており、これにより潤滑油が充填されたクランクケース822と走行風が導入される変速機ケース818とは画成されている。
上記クランク軸821の右ジャーナル部821cには右側壁822bから外方に突出する右側駆動軸821dが一体形成されている。
上記右側駆動軸821dの外端部には発電機832が装着されており、該発電機832は上記右側壁822bに装着されたカバー833により覆われている。この発電機832は、クランク軸821にテーパ嵌合されたロータ832aと、該ロータ832aに対向するよう上記カバー833に固定されたステータ832bとを有している。
上記クランク軸821の左ジャーナル部821bには左側壁822aから変速機ケース818内に突出する上述の左側駆動軸814aが一体形成されている。この駆動軸814aに上記駆動側シーブ814が装着されている。
上記クランクケース822内には、1次慣性力による振動を抑制する1次バランサ835が該クランク軸821と平行に配置されている。この1次バランサ835には、クランク軸821の左,右のクランクアーム821aの間に位置するように延びるバランサウェイト835aが形成されている。
上記バランサ835は軸受836,836を介して左,右側壁822a,822bにより支持されており、該バランサ835の右側端部にはバランサギヤ835bがダンパ部材835cを介在させて装着されている。
上記クランク軸821の右ジャーナル部821cの内側には、上記バランサギヤ835bに噛合する駆動ギヤ837が装着されている。
また上記右ジャーナル部821cの外側にはタイミングチェン駆動ギヤ821eが一体形成されている。該駆動ギヤ821eには上記カム軸(不図示)にタイミングチェン838を介して連結されている。
上記バランサ835には冷却水用ポンプ軸839aが同軸をなすよう連結されている。このポンプ軸839a は上記カバー833の外側壁に配置された冷却水ポンプ839を回転駆動する。この冷却水ポンプ839により加圧された冷却水はエンジン本体820の各冷却水ジャケット(不図示)に供給される。
上記クランクケース822の底部にはオイル溜部822cが形成されている。このオイル溜部822cは、変速機ケース818の下縁より下方に突出するよう膨出形成されており、かつ前側ほど低所となるように前下りに傾斜している。またオイル溜部822cの外底面には複数の冷却フィン822dが形成されている。
上記オイル溜部822cには、クランク軸821,カム軸の軸受部,摺動部等の各被潤滑部に潤滑油を供給するオイルポンプ840が配置されている。このオイルポンプ840は、クランクケース822の右側壁822bの外側に配置された吸込口841a及び吐出口841bを有するハウジング841と、該ハウジング841及び右側壁822bにより軸支されたポンプ軸842と、該ポンプ軸842の外端部に固着されたポンプギヤ843とを備えている。
上記右側壁822bのポンプ軸842とクランク軸821との間には中間軸846が軸支されている。該中間軸846の外端部には上記ポンプギヤ843に噛合する小ギヤ846aが固着され、内端部には上記駆動ギヤ837に噛合する大ギヤ846bが固着されている。この駆動ギヤ837は、バランサ835,オイルポンプ840共通の駆動部材となっており,上記クランクケース822内に配置されている。
上記右側壁822bには吸込口841aに連通する吸込通路822eが形成され、該吸込通路822eはオイル溜部822cの底面に近接するよう開口している。なお、844はドレンプラグである。
また右側壁822bには吐出口841bに連通する吐出通路822fが形成され、該吐出通路822fはオイルフィルタ845に連通している。オイルポンプ840で加圧され、オイルフィルタ845で濾過された潤滑油は、供給通路822gからクランク軸経路822hとカム軸経路822iとに分岐されて各被潤滑部に供給され、しかる後、自然落下してオイル溜部822cに戻る。
上記オイルフィルタ845は、上記左側壁822aのオイル溜部822cに臨む部分に凹設された凹部822j内に車両外方から着脱可能に装着されている。
上記オイルフィルタ845,オイルポンプ840は、平面から見て、シリンダ軸線Bを挟んだ左,右に振り分けて配置され、かつクランク軸方向に見ると、略同軸上に配置されている。
上記クランク軸821の右側駆動軸821dの発電機832とタイミングチェン駆動ギヤ821eとの間にはスタータギヤ848が回転自在に装着されている。このスタータギヤ848のボス部848aには一方向クラック848bを介在させて上記発電機832のロータ832aが固定されている。
上記スタータギヤ848にはアイドラ軸849を介してスタータモータ850(始動用電動モータ)の駆動ギヤ850aが連結されている。上記アイドラ軸849は、右側壁822bとカバー833とに架け渡して支持されており、上記駆動ギヤ850aに噛合するアイドラ大ギヤ849aと、上記スタータギヤ848に噛合するアイドラ小ギヤ849bとを有している。
スタータモータ850の回転はアイドラ軸849を介してスタータギヤ848に伝達され、該スタータギヤ848からロータ832aを介してクランク軸821に伝達される。
上記スタータモータ850は、モータ軸線をクランク軸821と平行に向けてクランクケース822の背面下部に配置されている。詳細には、スタータモータ850は、クランクケース822のオイル溜部822cの後壁部に凹設された収容凹部822n内に配置され、モータカバー850bにより覆われている。
上記変速機ケース818は、上記クランクケース822の左側壁822aに続いて後輪811部分まで延びるよう一体形成されたケース本体818aと、該ケース本体818aの左側合面に着脱可能に装着されたケースカバー819とを備えている。このケースカバー819の外側には変速機ケース818内に走行風を導入する冷却風導入カバー(不図示)が装着されている。
上記駆動側シーブ814は、上記駆動軸814aと共に回転するようスプライン嵌合されたカラー部材853と、該カラー部材853に軸方向移動可能にかつ該カラー部材853と共に回転するよう装着された可動シーブ854と、上記カラー部材853の左端面に当接するよう上記駆動軸814aに装着され、ロックナット855により軸方向移動不能に固定された固定シーブ856とを備えている。
上記従動側シーブ815は、ケース本体818aとケースカバー819とに架け渡して軸支された上記従動軸815aに回転可能にかつ軸方向に移動不能に装着された固定シーブ857と、該固定シーブ857に軸方向移動可能にかつ固定シーブ857と共に回転するよう装着された可動シーブ858と、上記固定シーブ857と従動軸815aとの間に介設された遠心式クラッチ859とを備えている。この遠心式クラッチ859は、従動側シーブ815の回転速度が上昇すると該従動側シーブ815の回転を従動軸815aに伝達するようになっている。そして従動軸815aの回転は、該従動軸815aと平行に配置されたメイン軸860,ドライブ軸861を介して該ドライブ軸861に装着された後輪811に伝達される。
上記無段変速機構817は、エンジン回転数,車速等に基づいて駆動側シーブ814のベルト巻径を変化させる巻径可変機構864を備えており、該巻径可変機構864は、上記変速機ケース814の前端部に斜め上向きに膨出形成された巻径制御室864aに配置されている。
上記巻径可変機構864は、ECVTモータ(駆動用電動モータ)865の回転を歯車列,駆動部材としての往復ギヤ866に伝達し、該往復ギヤ866を上記駆動側シーブ814の可動シーブ854の軸方向移動に変換することにより該駆動側シーブ814のベルト巻径をロー位置とトップ位置との間で自動的に可変制御するよう構成されている。上記ECVTモータ865の回転はエンジン回転数,車速等に基づいて、不図示のコントローラにより制御される。
上記巻径可変機構864は、上記ECVTモータ865と、該ECVTモータ865の回転を往復ギヤ866に伝達する回転伝達ギヤ部867と、該往復ギヤ866の回転を可動シーブ854の軸方向移動に変換する軸方向移動変換部868とを有している。
上記ECVTモータ865は、クランク軸821の上方でかつモータ軸をクランク軸821と平行に向けてクランクケース822の上面前部に配置されている。またECVTモータ865は、上記巻径制御室864aを形成する左側壁822aの延長部822a′に車幅方向内側から装着固定されている。上記ECVTモータ865の回転ギヤ865aは延長部822a′を貫通して巻径制御室864a内に突出している。
車両側方から見ると、上記ECVTモータ865は上記延長部822a′により覆われており、クランクケース822の上面と吸気管827との間に配置されている。
上記回転伝達ギヤ部867は、上記往復ギヤ866と、該往復ギヤ866に噛合するモータ側ギヤ869と、上記ECVTモータ865の回転を減速してモータ側ギヤ869に伝達する減速ギヤ870とを備えており、該減速ギヤ870に上記ECVTモータ865の回転ギヤ865aが噛合している。ここで、871は回転数センサであり、該回転数センサ871により上記ECVTモータ865の回転状態,ひいては可動シーブ814の軸方向移動位置が検出される。
上記モータ側ギヤ869及び減速ギヤ870は、それぞれ軸受879,880を介して上記左側壁822aの延長部822a′と、ケースカバー819の延長部819aにより支持されている。
上記軸方向移動変換部868は、上記可動シーブ854に装着されたスライド筒体872と、該スライド筒体872により軸受873を介して回転自在に支持され、上記往復ギヤ866が固着された可動側送りねじ部材874と、該可動側送りねじ部材874に噛合し、左側壁822aに回り止め固定された固定側送りねじ部材875とを備えている。
上記固定側送りねじ部材875は、上記左側壁822aにボルト締め固定された固定側支持部材876により支持されている。該固定側支持部材876と、駆動軸814aに固定された軸受支持部材878との間には芯出し軸受877が介設されている。
アクセルの開操作に伴ってエンジン回転数が上昇すると、該エンジン回転数等に応じて予め設定されたベルト巻径となるようECVTモータ865の回転が制御される。ECVTモータ865の回転ギヤ856aの回転は、減速ギヤ870,モータ側ギヤ869から往復ギヤ866に伝達される。往復ギヤ866が回転すると、可動側送りねじ部材874が往復ギヤ866と共に上記ECVTモータ865の回転量に応じた距離だけ軸方向に移動する。これに伴って可動シーブ854がトップ側に所定量移動し、駆動側シーブ814が上記設定されたベルト巻径となる。
上記パワーユニット810は、後輪811の車幅方向中心線がシリンダ軸線Bと一致するよう構成されており、かつ車体フレーム801の中心線と一致するよう搭載されている。
上記パワーユニット810のシリンダブロック823,シリンダヘッド824及びヘッドカバー825は、クランク軸方向に見て、シリンダ軸線Bを含みクランク軸線Pに平行な仮想平面B′がクランク軸線Pよりtだけ、具体的には5〜7mm程度下方に偏位した位置を通るようにオフセット配置されている。
上記駆動側シーブ814の巻径を変化させる往復ギヤ866の一部及び該往復ギヤ866を駆動するECVTモータ865の大部分は、上記シリンダブロック823のクランクケース側端部823cを含み、かつシリンダ軸線Bに垂直の仮想平面Eのシリンダブロック823側で、かつ上下方向に見て、該シリンダブロック823の下面より上方に配置されている。換言すれば、上記巻径可変機構864及びECVTモータ865は、シリンダ軸線Bより上方に配置されている。
また上記ECVTモータ865はシリンダブロック823の上面823aの上方に配置されている。詳細には、ECVTモータ865は、クランクケース822のシリンダブロック合面部分に形成された凹み822pに配置され、該クランクケース822の延長部822a′により覆われいる。
上記往復ギヤ866は、シリンダブロック823の右側方に位置するように配置されている。
上記1次バランサ835は、クランク軸方向に見て、クランク軸線Pを含むシリンダ軸線Bに垂直な仮想平面Cの反シリンダブロック823側で、かつクランク軸821の上方に配置されている。
上記スタータモータ850は、これの駆動ギヤ850aの回転軸線が、クランク軸方向に見て、クランク軸線Pを含むシリンダ軸線Bに垂直な仮想平面Cの反シリンダブロック823側で、かつ上記クランク軸821の下方に配置されている。
また上記ECVTモータ865,スタータモータ850は、クランク軸線P及びピボット部822mの揺動軸線P1の両方を含む仮想平面Dの上側,下側にそれぞれ該仮想平面Dに対して略対称をなすよう配置されている。
上記パワーユニット810のピボット部(支持部)822mは、クランク軸方向に見て、シリンダブロック823のクランクケース側端部823cを含むシリンダ軸線Bに垂直の仮想平面Eのシリンダブロック側で、かつシリンダブロック823の下面823bより下方に配置されている。さらに上記ピボット部822mは、シリンダ軸線Bを含みクランク軸線Pに平行な仮想平面B′の下側に配置されている。
本実施形態によれば、シリンダブロック823,シリンダヘッド824及びヘッドカバー825を、シリンダ軸線Bを含みクランク軸線Pに平行な仮想平面B′がクランク軸線Pより下方にtだけ偏位した位置を通るようにオフセット配置したので、シリンダブロック823等がクランク軸線Pよりtだけ下方に位置することとなる。これによりシリンダブロック823の上面823aより上側の部品搭載スペースを拡大することができるとともに、エンジン本体820の上下寸法をコンパクトにできる。
また上記シリンダ軸線Bをクランク軸線Pより下方にオフセット配置したことにより、ピストン826の往復移動によるシリンダボアに作用する面圧を小さくすることができ、それだけロス馬力の低減を図ることができ、燃費を向上できる。
本実施形態では、往復ギヤ866の一部及びECVTモータ865の大部分を、上記シリンダブロック823のクランクケース側端部823cを含むシリンダ軸線Bに垂直の仮想平面Eのシリンダブロック823側で、かつシリンダブロック823の下面より上方に配置したので、上記オフセット配置したことにより生じたシリンダブロック823上方の空きスペースを利用して巻径可変機構864及びECVTモータ865を配置でき、パワーユニット810全体の上下寸法をコンパクトにできる。
本実施形態では、上記ECVTモータ865を、シリンダブロック823の上面823aでかつクランクケース822のシリンダブロック合面部分に配置したので、上記オフセット配置したことにより生じたシリンダブロック823上方の空きスペースを利用してECVTモータ865を配置でき、巻径可変機構864を搭載したことによるパワーユニット810の大型化を回避できる。
本実施形態では、1次慣性力による振動を抑制する1次バランサ835を、クランク軸方向視で、クランク軸線Pを含むシリンダ軸線Bに垂直の仮想平面Cの反シリンダブロック側で、かつクランク軸821の上方に配置したので、仮想平面Cを挟んだ巻径可変機構864の反対側に1次バランサ835が位置することとなり、クランク軸821を挟んだ前後の重量バランスを良好にできる。
本実施形態では、スタータモータ850を、クランク軸方向に見て、クランク軸線Pを含むシリンダ軸線Bに直角な仮想平面Cの反シリンダブロック823側で、かつ上記クランク軸821の下方に配置したので、仮想平面Cを挟んだ巻径可変機構864の反対側にスタータモータ850が位置することとなり、クランク軸821を挟んだ上下の重量バランスを良好にできる。
本実施形態では、パワーユニット810の左,右のピボット部822m,822mを、クランク軸方向に見て、シリンダブロック823のクランクケース側端部823cを含むシリンダ軸線Bに垂直の仮想平面Eのシリンダブロック823側で、かつシリンダブロック823の下面823bより下方に配置したので、パワーユニット810の上下揺動支持部であるピボット部822mをシリンダブロック823に近い位置に配置することができ、パワーユニット810の支持剛性を向上できる。
また上記ピボット部822mをシリンダブロック923の下面より下方に配置したので、該シリンダブロック823の上方の部品搭載スペースをさらに拡大できる。
なお、上記実施形態では駆動側軸814aと従動側軸815aとを結ぶ直線Aを含む仮想平面A´に対してシリンダ軸線Bが45度以下の前傾シリンダ又は水平シリンダを有するエンジンの場合を説明したが、本発明はシリンダ軸線Bのなす角度が45度以上の場合にも適用できる。この場合、クランク軸方向視で、シリンダボディ823は、上述のシリンダ軸線Bを含む仮想平面B´がクランク軸線Pの一側、例えば前側に偏位した位置を通るようオフセット配置されている。そしてピボット部 (支持部)822mはシリンダボディ823のクランクケース側端部823cを含み、シリンダ軸線Bに垂直の仮想平面Eのシリンダブロック側で、かつシリンダ軸線Bを挟んでクランク軸線Pの反対側に形成される。
また上記実施形態では、スクータ型自動二輪車のパワーユニットを例に説明したが、本発明のパワーユニットは、スクータ型に限らず、他の自動二輪車にも適用できる。また、本願明細書における「自動二輪車」とは、モーターサイクルの意味であり、原動機付自転車(モーターバイク)、スクータを含み、具体的には、車体を傾動させて旋回可能な車両のことをいう。したがって、前輪および後輪の少なくとも一方を2輪以上にして、タイヤの数のカウントで三輪車・四輪車(またはそれ以上)であっても、それは本願明細書における「自動二輪車」に含まれ得る。さらにまた本発明は、自動二輪車に限らず、本発明の効果を利用できる他の車両にも適用でき、例えば、自動二輪車以外に、四輪バギー(ATV:All Terrain Vehicle (全地形型車両))や、スノーモービルを含む、いわゆる鞍乗型車両に適用することができる。
本発明の一実施形態によるパワーユニットを備えたスクータ型自動二輪車の側面図である。 上記パワーユニットの一部断面平面図である。 上記パワーユニットのケースカバーを外した状態の側面図である。 上記パワーユニットのエンジン本体の右側面図である。 上記パワーユニットの無段変速機構の断面図である。 上記パワーユニットのスタータモータ部分の断面図である。 上記パワーユニットの1次バランサ及びオイルポンプ駆動部の断面図である。 上記パワーユニットのオイル溜部の断面図である。
符号の説明
801 車体フレーム
810 パワーユニット
814 可動側シーブ
815 従動側シーブ
816 Vベルト
817 無段変速機構
818 変速機ケース
820 エンジン本体
821 クランク軸
822 クランクケース
822m ピボット部(支持部)
823 シリンダブロック(シリンダボディ)
823c シリンダブロックのクランクケース側端部
835 1次バランサ
848 スタータギヤ(始動用駆動部材)
850 スタータモータ(始動用電動モータ)
865 ECVTモータ(駆動用電動モータ)
866 往復ギヤ(駆動部材)
A´ 従動側軸及び駆動側軸を含む仮想平面
B´ シリンダ軸線を含みクランク軸線に平行な仮想平面
C クランク軸線を含みシリンダ軸線に垂直な仮想平面
E シリンダボディ端部を含みシリンダ軸線に垂直な仮想平面
P クランク軸線

Claims (9)

  1. 駆動側シーブと従動側シーブとにVベルトを巻回してなる無段変速機構が収容された変速機ケースと、従動側軸及び駆動側軸を含む仮想平面とシリンダ軸線とのなす角度が45度以下のシリンダボディとクランク軸を有するエンジン本体とが一体的に結合され、車体フレームに揺動可能に支持されるユニットスイング式のパワーユニットであって、
    上記駆動側シーブの巻径を変化させる駆動部材と、該駆動部材を駆動する駆動用電動モータ(ECVTモータ)とを備え、
    上記駆動側シーブは上記クランク軸の延長部に装着され、
    上記シリンダボディは、上記シリンダ軸線を含み上記クランク軸線に平行な仮想平面がクランク軸線より下方に偏位した位置を通るように形成されており、
    さらに上記駆動用電動モータ及び上記駆動部材の少なくとも一部は、上記シリンダボディのクランクケース側端部を含みシリンダ軸線に垂直の仮想平面のシリンダボディ側で、該シリンダボディの側方かつ上記シリンダ軸線より上方に配置されている
    ことを特徴とするパワーユニット。
  2. 請求項1において、上記駆動用電動モータの少なくとも一部は、上記エンジン本体の上面の上方に位置していることを特徴とするパワーユニット。
  3. 請求項1において、1次慣性力による振動を抑制する1次バランサが備えられ、該1次バランサは、クランク軸方向視で、クランク軸線を含みシリンダ軸線に垂直の仮想平面の反シリンダボディ側に配置されていることを特徴とするパワーユニット。
  4. 請求項1において、上記クランク軸を回転駆動する始動用電動モータを備え、該始動用電動モータは、これの回転軸線が、クランク軸方向視で、クランク軸線を含みシリンダ軸線に垂直の仮想平面の反シリンダボディ側に配置されていることを特徴とするパワーユニット。
  5. 請求項1において、該パワーユニットを車体フレームに対して揺動自在に支持する支持部は、クランク軸方向視で、シリンダボディのクランク軸側端部を含みシリンダ軸線に垂直の仮想平面のシリンダボディ側で、かつシリンダボディの下面より下方に配置されていることを特徴とするパワーユニット。
  6. 車体フレームと、該車体フレームに、シリンダ軸線が車両前後方向を向くように搭載された請求項1ないし5の何れかに記載のパワーユニットとを備えたことを特徴とする鞍乗型車両。
  7. 請求項1において、
    該パワーユニットを車体フレームに対して揺動可能に支持する支持部は、クランクケース又は変速機ケースに形成され、上記シリンダボディのクランクケース側端部を含みシリンダ軸線に垂直の仮想平面のシリンダボディ側でかつシリンダ軸線を含み上記クランク軸に平行な仮想平面の一側に配置されていることを特徴とするパワーユニット。
  8. 請求項7において、1次慣性力による振動を抑制する1次バランサが備えられ、該1次バランサは、クランク軸方向視で、クランク軸線を含みシリンダ軸線に垂直の仮想平面の反シリンダボディ側に配置されていることを特徴とするパワーユニット。
  9. 車体フレームと、シリンダ軸線が車両前後方向を向くように上記車体フレームに搭載された請求項7又は8に記載のパワーユニットとを備えたことを特徴とする鞍乗型車両。
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