JP4762838B2 - オイルフィルタカバー構造 - Google Patents

オイルフィルタカバー構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4762838B2
JP4762838B2 JP2006250811A JP2006250811A JP4762838B2 JP 4762838 B2 JP4762838 B2 JP 4762838B2 JP 2006250811 A JP2006250811 A JP 2006250811A JP 2006250811 A JP2006250811 A JP 2006250811A JP 4762838 B2 JP4762838 B2 JP 4762838B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
oil filter
engine
case
link member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006250811A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008069733A (ja
JP2008069733A5 (ja
Inventor
桂一郎 新妻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2006250811A priority Critical patent/JP4762838B2/ja
Priority to EP07111790A priority patent/EP1900625B1/en
Priority to ES07111790T priority patent/ES2389782T3/es
Priority to KR1020070080172A priority patent/KR100856645B1/ko
Priority to TW096129515A priority patent/TW200827535A/zh
Priority to CN2007101496998A priority patent/CN101144404B/zh
Publication of JP2008069733A publication Critical patent/JP2008069733A/ja
Publication of JP2008069733A5 publication Critical patent/JP2008069733A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4762838B2 publication Critical patent/JP4762838B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/03Mounting or connecting of lubricant purifying means relative to the machine or engine; Details of lubricant purifying means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K11/00Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
    • B62K11/02Frames
    • B62K11/10Frames characterised by the engine being over or beside driven rear wheel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D35/00Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
    • B01D35/02Filters adapted for location in special places, e.g. pipe-lines, pumps, stop-cocks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)

Description

この発明は、自動二輪車等の車両のオイルフィルタのカバー構造に関する。
従来、上記オイルフィルタカバー構造において、エンジンの下部にその側方(クランク軸方向)からオイルフィルタを取り付けると共に、該オイルフィルタに対する路面からの跳ね上げ等を抑えるべくこれを覆うカバー部材を設けたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−65023号公報
しかしながら、上記従来の構成においては、エンジン周りの部品点数が増加し、コスト及び重量が増加するという課題がある。
他方、エンジン、駆動系、及び後輪が一体に揺動するユニットスイング式の車両において、エンジンの下部をリンク部材を介して車体フレームに懸架するような構成の場合には、該リンク部材とオイルフィルタとを効率良くレイアウトして前記課題を解決できることが望ましい。
そこでこの発明は、オイルフィルタに対する路面からの泥や小石の跳ね上げ等を抑えた上で、エンジン周りの部品点数を抑えることができるオイルフィルタカバー構造を提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、 車体フレーム(F)にエンジン(E)の下部がリンク部材(61)を介して揺動可能に懸架される車両(1)のオイルフィルタカバー構造において、前記エンジンのクランクケース(21)が、左右ケース半体(21a,21b)に分割構成され、前記左右ケース半体(21a,21b)の一方が、その外側方に張り出した後に後方に延出するケース本体(23a)を一体形成すると共に、その外側方に取り付くケースカバー(23b)と共に動力伝達機構(M)における伝動ケース(23)を構成し、前記クランクケース(21)における前記ケース本体側の側壁(21d)が、前記伝動ケース(23)の外側壁(23d)から内側方に変位した位置にあり、前記エンジン(E)の下部には、前記側壁(21d)から外側方に突出するように、カートリッジ式のオイルフィルタ(68)が側方から取り付けられ、このオイルフィルタ(68)が、前記伝動ケース(23)の前端部の斜め下前方に隣接配置されると共に、前記リンク部材が、前記エンジン(E)の下部に挿通される連結軸(65)と、該連結軸(65)を挿通する管ブッシュ(67)とを具備し、前記側壁(21d)の前方には、ユニット側連結部(58)が斜め下前方に延出するように形成され、このユニット側連結部(58)の外側方に配置、連結される前記管ブッシュ(67)が、前記オイルフィルタ(68)の斜め下前方に隣接配置され、かつ、油温又は油圧を検出するセンサ(69)が、前記リンク部材(61)の後方かつ前記オイルフィルタ(69)に隣接して配置されることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、カートリッジ式のオイルフィルタをエンジンの下部に側方から着脱可能とすることで、オイルフィルタ交換時の作業性を向上できる。また、オイルフィルタをリンク部材の後方に配置したことで、オイルフィルタに対する路面からの泥や小石の跳ね上げ等を抑えた上で、別途カバー部材等を設ける必要がなく、エンジン周りの部品点数を抑えてコスト及び重量の削減を図ることができる。
また、請求項1に記載した発明によれば、オイルフィルタの前方にリンク部材の管ブッシュを配置することで、オイルフィルタのカバー範囲を広げることができる。
また、請求項1に記載した発明によれば、リンク部材がオイルフィルタと共にセンサをカバーする役割も果たし、簡素な構成でセンサに対する路面からの泥や小石の跳ね上げ等を抑えることができる。


以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示す低床式車両であるスクータ型自動二輪車1において、車体フレームFは前端部にヘッドパイプ13を備え、このヘッドパイプ13に前輪WFを軸支するフロントフォーク11及び操向ハンドル12が繰向可能に支持される。また、車体フレームFの後部下側には、自動二輪車1の原動機であるエンジンEを前部に、駆動輪である後輪WRの車軸Sを後部にそれぞれ配置した一体のスイング式動力ユニット(以下、スイングユニットという)Uが配置される。
スイングユニットUの前部下側は、後に詳述するリンク部材61を介して車体フレームFの後部に上下揺動可能に支持される。一方、スイングユニットUの後端部は、緩衝装置であるリアクッション7を介して車体フレームFの後端部に支持される。スイングユニットUは、前記リンク部材61周りをピボットとして後輪WRと共に上下に揺動可能であり、所謂ユニットスイング式のリアサスペンションを構成する。
車体フレームFは、ヘッドパイプ13から後下がりに延びる左右一対の上ダウンフレーム14と、該上ダウンフレーム14よりも下方においてヘッドパイプ13から後下がりに延びた後に後方へ屈曲して延びる左右一対の下ダウンフレーム15とを備える。下ダウンフレーム15の後部は後上がりに屈曲して延びる後部傾斜部15aとされ、該後部傾斜部15aの下側に上ダウンフレーム14の後端が接合される。
上ダウンフレーム14の後部には、後上がりに傾斜する左右一対のシートレール16の前端が接合され、該シートレール16の中間部に後部傾斜部15aの上端が接合される。シートレール16の後部と後部傾斜部15aの中間部との間には筋交い状のサポートフレーム10が渡設される。これらヘッドパイプ13、上ダウンフレーム14、下ダウンフレーム15、シートレール16、及びサポートフレーム10を主に、前記車体フレームFが構成される。
車体フレームFの周囲は車体カバー19で覆われる。車体カバー19の後部上にはタンデム型の乗員用シート20が開閉可能に配設される。乗員用シート20の下方であってスイングユニットUの上方には、ヘルメット等を収容可能な物品収容箱18が配設される。
スイングユニットUは、その前部のエンジンEと後部左側の動力伝達機構Mとを一体的に設けてなる。
エンジンEは、そのクランクシャフト31の回転軸線C1を左右方向(車幅方向)に沿わせた水冷四ストロークOHC単気筒エンジンであり、クランクケース21の前端部からシリンダ部22を前方に向けて略水平に(詳細にはやや前上がりに傾斜させて)突出させてなる。なお、図中符号C2はシリンダ部22の軸線(シリンダ軸線)を示す。
図2を併せて参照し、クランクケース21は左右ケース半体21a,21bに分割構成される。クランクケース21の左ケース半体21aには、その後部左側から左方に張り出した後に後方に延出する左ケース本体23aが一体形成される。左ケース本体23aは、その左側に取り付く左ケースカバー23bと共に動力伝達機構Mにおける伝動ケース23を構成する。クランクケース21の右ケース半体21bの右側には右ケースカバー21cが取り付けられ、該右ケースカバー21cの内側にはジェネレータ37がクランクシャフト31と同軸に設けられる。なお、図中符号B1は、クランクケース21の左右中心(シリンダ軸線C2位置)における左右方向に直交する分割面を示す。
動力伝達機構Mは、エンジンEの駆動力を無段階に変速するベルト式無段変速機構24と、該ベルト式無段変速機構24の出力を減速して車軸Sに出力する不図示のギヤ式減速機構とを有してなる。ベルト式無段変速機構24は伝動ケース23の前後に渡って収容され、ギヤ式減速機構は伝動ケース23の後部右側(車幅方向内側)に収容される。前記ギヤ式減速機構からは車軸Sが右方に突出し、該車軸Sに後輪WRが取り付けられる。
シリンダ部22は、クランクケース21の前端部に取り付けられるシリンダ本体32と、該シリンダ本体32の前端部に取り付けられるシリンダヘッド33と、該シリンダヘッド33の前端部に取り付けられるヘッドカバー33aとを主としてなる。
シリンダ本体32内にはピストン34が往復動可能に嵌装される。ピストン34にはピストンピン34aを介してコンロッド35の小端部35bが連結され、該コンロッド35の大端部35aはクランクシャフト31のクランクピン31eに連結される。クランクシャフト31の左右ジャーナル31a,31bは、左右ケース半体21a,21bの左右内側壁41a,41bが形成する左右クランク軸受け36a,36bにそれぞれメタルベアリング(プレーンベアリング)39a,39bを介して回転自在に支持される。
クランクシャフト31の回転動力は、前記動力伝達機構Mを介して車軸Sに伝達される。
動力伝達機構Mのベルト式無段変速機構24は、ドライブプーリ101及びドリブンプーリ102にVベルト103を巻き掛けてなり、クランクシャフト31の回転速度の変化に伴い、その回転動力に対する減速比を所定の範囲内で無段階に変化させる。ドライブプーリ101は、伝動ケース23の前部内にクランクシャフト31と同軸に配置され、その後方すなわち伝動ケース23の後部内にはドリブンプーリ102が配置される。
クランクシャフト31の右側部は、右ジャーナル31bからさらに右方に延出してジェネレータ軸31cを構成し、該ジェネレータ軸31cが右ケースカバー21c内に収容されたジェネレータ37を支持する。また、前記ジェネレータ軸31cの基端側には、シリンダヘッド33内のカムシャフト52駆動用のドライブスプロケット51が同軸に設けられる。また、ドライブスプロケット51の直ぐ左側には、オイルポンプ81(図5参照)駆動用のドライブスプロケット82が設けられる。
カムシャフト52は、シリンダヘッド33内においてクランクシャフト31と平行に(すなわち左右方向に沿って)配置され、その左右両側部がシリンダヘッド33に回転自在に支持される。カムシャフト52の右端にはドリブンスプロケット53が同軸に設けられ、該ドリブンスプロケット53とクランクシャフト31のドライブスプロケット51とにカムチェーン54が巻き掛けられることで、クランクシャフト31と同期してカムシャフト52が回転駆動する。なお、シリンダヘッド33及びシリンダ本体32の右側には、カムチェーン54を収容するカムチェーン室55が設けられる。
カムシャフト52の左右中間部には吸排気カム52a,52bが並設され、これら吸排気カム52a,52bに吸気側又は排気側ロッカーアーム56a,56bの入力端が当接する。そして、前述の如くカムシャフト52が回転駆動すると、吸排気カム52a,52bのカムパターンに応じて各ロッカーアーム56a,56bが揺動し、不図示の吸排気バルブを作動させてシリンダヘッド33の吸排気ポートを開閉させる。なお、図中符号38は点火プラグを示す。
クランクシャフト31の左側部は、左ジャーナル31aからさらに左方に延出してドライブプーリ軸31dを構成し、該ドライブプーリ軸31dがベルト式無段変速機構24のドライブプーリ101を支持する。ドライブプーリ101の左側には冷却ファン107が形成され、該冷却ファン107がエンジン駆動時にドライブプーリ101と共に回転する。これにより、伝動ケース23の前部右側に取り付く吸気ダクト23cを介して伝動ケース23内に外気が導入され、ベルト式無段変速機構24等が強制冷却される。なお、前記吸気ダクト23c内には、変速機冷却風通路とは別にエンジン吸気通路が設けられる。
図3に示すように、スイングユニットUの前部下側には、左右一対のユニット側連結部58が設けられる。一方、車体フレームFにおける下ダウンフレーム15後端部の車幅方向内側には、左右一対の車体側下連結部59aが設けられると共に、後部傾斜部15aの基端部後側には、左右一対の車体側上連結部59bが設けられる。
左右車体側下連結部59aの後方かつ左右車体側上連結部59bの下方には、それぞれ左右ユニット側連結部58が位置し、左右車体側下連結部59aと左右ユニット側連結部58とに跨って、前記リンク部材61におけるアーム部材62が設けられると共に、左右車体側上連結部59bと左右ユニット側連結部58とのそれぞれに跨って、リンク部材61における左右一対の連結部材63が設けられる。
アーム部材62は、左右車体側下連結部59a間に渡るパイプ状の基端部62aの左右両側から、左右一対のアーム62bを後方に延出してなる。アーム部材62の基端部62aは、左右車体側下連結部59aに単一の第一連結軸64を介して連結され、左右アーム62bの後端部は、左右ユニット側連結部58に単一の第二連結軸65を介して連結される。第一連結軸64と基端部62aの左右両側との間には、それぞれ第一ゴムブッシュ64aが介設され、第二連結軸65と左右ユニット側連結部58との間には、それぞれ第二ゴムブッシュ65aが介設される。
連結部材63は、その上下端部及び上下中間部にそれぞれ車幅方向に沿う上,中,下円筒状部63a,63b,63cを有する。
上及び中円筒部63a,63bは、車体側上連結部59bの上部及び下部にそれぞれ第三連結軸66を介して連結される。各第三連結軸66と上及び中円筒状部63a,63bとの間には、それぞれ第三ゴムブッシュ66aが介設される。
また、下円筒状部63cはアーム62b後端部の車幅方向外側に位置し、該アーム62b及びユニット側連結部58に前記第二連結軸65を介して連結される。第二連結軸65と下円筒状部63cとの間には第四ゴムブッシュ67aが介設される。以下、下円筒状部63c及び第四ゴムブッシュ67aからなる部位を管ブッシュ67ということがある。なお、図中符号62cは、アーム62bの車幅方向外側から分岐するように延出して管ブッシュ67をその車幅方向外側から支持する補助アームを示す。
そして、長尺ボルトである前記第一連結軸64を締め込むことで、アーム部材62の基端部62aと車体フレームFの車体側下連結部59aとが、第一ゴムブッシュ64aの捻り分だけ回動可能に連結される。また、同じく長尺ボルトである前記第二連結軸65を締め込むことで、スイングユニットUの前部下側とアーム部材62のアーム62b後端部とが、第二ゴムブッシュ65aの捻り分だけ回動可能に連結される。
アーム部材62のアーム62b後端部は、前記連結部材63を介して車体フレームFに支持されるため、スイングユニットUの上下揺動は、主としてアーム部材62後端部の第二ゴムブッシュ65aの捻れにより生じる。また、スイングユニットUからの振動の車体フレームFへの伝達は、スイングユニットUと車体フレームFとの間に複数のゴムブッシュ64a,65a,66a,67aが介在することで抑えられる。
ここで、クランクケース21の下部左側には、カートリッジ式のオイルフィルタ68が取り付けられる。
図5を併せて参照し、オイルフィルタ68は、有底円筒状のケース68a内にエレメントを収容し、該ケース68a開口を円盤状のセットプレート68bで閉塞してなり、その中心軸線(ケース68aの中心軸線)を左右方向(クランク軸方向)に沿わせ、ケース68a開口側をクランクケース21(左ケース半体21a)の左側壁21dのホルダ部71に対向させるように取り付けられる。
クランクケース21の左側壁21dは、伝動ケース23の左側壁23dから右側に変位した位置にあり、この左側壁21dから左方に突出するようにオイルフィルタ68が取り付けられる。このとき、オイルフィルタ68は伝動ケース23前端部の斜め下前方に所定の間隙をもって隣接配置される。クランクケース21の左側壁21dにおけるオイルフィルタ68の近傍には、油温又は油圧を検出するオイルセンサ69が取り付けられる。
前記セットプレート68bの中央部にはオイル流出口68dが形成されると共に、その周囲には複数のオイル流入口68cが周方向に並んで形成される。オイルフィルタ68は、各オイル流入口68cからケース68a内にエンジンオイルを流入させ、該オイルをエレメントの外側から内側へ通過させてろ過した後に、オイル流出口68dからケース68a外に流出させる。
クランクケース21内には、前記ホルダ部71の中央部(オイルフィルタ68のオイル流出口68dと対向する部位)から右方(左右内側)に向けてクランクシャフト31と略平行に(クランク軸線C1と略平行に)左右方向に沿って延出するオイル流出路72が形成される。また、ホルダ部71の中央部からは、オイル流出路72と連通するノズル72aが左方に向けて突出し、該ノズル72a外周のネジ山とオイル流出口68d内周のネジ山とを螺合させ、オイルフィルタ68自身をその軸線回りに回転させるように締め込むことで、オイルフィルタ68がホルダ部71に着脱可能に取り付けられると共に、オイル流出路72とオイル流出口68dとが互いに連通状態となる。
ホルダ部71には、オイルフィルタ68の各オイル流入口68cと対向するように環状をなす油溝71aが形成される。油溝71aは、その一部がオイルポンプ81の吐出口と左右方向で対向し、これら油溝71a及び吐出口を最短に接続するように、左右方向に沿う吐出側油路73がクランクケース21内に形成される。
右ケース半体21bの下部内側には、エンジンオイル循環用の前記オイルポンプ81がその駆動軸83を左右方向に沿わせて配置される。オイルポンプ81の駆動軸83にはドリブンスプロケット84が同軸に設けられ、該ドリブンスプロケット84と前記ドライブスプロケット82とに無端状のチェーン85が掛け回されることで、オイルポンプ81がクランクシャフト31と連係して回転駆動する。
また、右ケース半体21bの下部右側には、エンジン冷却水循環用のウォータポンプ86がその駆動軸87をオイルポンプ81の駆動軸83と同軸にして配置される。ウォータポンプ86の駆動軸87の左端部はオイルポンプ81の駆動軸83の右端部に相対回転不能に係合し、オイルポンプ81の駆動時にはウォータポンプ86も同様に駆動する。ウォータポンプ86からの冷却水は、左右ケース半体21a,21bに跨る冷却水連通路74を通じてクランクケース21左側からシリンダ部22内に導入される。なお、符号58はスイングユニットUの前部下側に前記リンク部材61を連結するユニット側連結部を示す。
オイルポンプ81の吸入口には、クランクケース21下部のオイルパン内に通じる吸入側油路73aが接続され、オイルポンプ81の吐出口には、前記オイルフィルタ68のオイル流入口68cに通じる前記吐出側油路73が接続される。
そして、オイルポンプ81の回転駆動時には、前記オイルパン内に貯留されたエンジンオイルが、右ケース半体21bに形成された前記吸入側油路73aを介してオイルポンプ81に吸入されると共に、該オイルポンプ81から吐出されたオイルが、左右ケース半体21a,21bに跨る前記吐出側油路73を介してホルダ部71の油溝71a内に流入し、該油溝71aを介してオイルフィルタ68内に各オイル流入口68cから直接的に導入される。
また、オイルフィルタ68内を通過してろ過されたオイルは、オイル流出口68dから前記ノズル72aを介して前記オイル流出路72内に直接的に導入される。オイル流出路72は、左右ケース半体21a,21bに跨るように(詳細には右端部が右ケース半体21bに至るように)設けられる。オイル流出路72の右端部は、右ケース半体21bにおける前記分割面B1上に凹設された連通溝75を介して、クランクケース21内において左右ケース半体21a,21bに跨ってクランクシャフト31と略平行に延びるメインオイルギャラリー76の左右中間部に連通する。すなわち、オイル流出路72内に導入されたオイルは、前記連通溝75を介してメインオイルギャラリー76の左右中間部に流入する。なお、連通溝75は左ケース半体21aに形成してもよく、かつ左右ケース半体21a,21bの両者に形成してもよい。
メインオイルギャラリー76の左右両端部には、左右ケース半体21a,21bおける左右クランク軸受け36a,36bを形成する左右内側壁41a,41b内に形成された左右軸受け給油路42a,42bがそれぞれ接続される。左右軸受け給油路42a,42bは、クランクシャフト31(クランク軸線C1)と略直交して延び、左右クランク軸受け36a,36b内周の給油溝43a,43bに連通する。これにより、メインオイルギャラリー76に流入したエンジンオイルが左右メタルベアリング39a,39bの摺動面に供給される。
メインオイルギャラリー76の左端部は左内側壁41a(左クランク軸受け36a)よりも左方に延出し、該左端部内に前記オイルセンサ69の検出部が臨まされる。一方、メインオイギャラリー76の右端部には、右内側壁41b(右クランク軸受け36b)よりも右方においてクランクシャフト31と略平行に延びる発電機側油路44が接続される。
電機側油路44は、右ケースカバー21c内に形成されたカバー内油路45と連通する。
カバー内油路45には、右ケースカバー21c内側のジェネレータ37に対するオイル噴射口45aが適宜形成される。これにより、メインオイルギャラリー76内のオイルの一部が、発電機側油路44及びカバー内油路45を介してジェネレータ37に供給される。
左クランク軸受け36aに供給されたオイルの一部は、左ケース半体21aに形成された不図示のシリンダ側油路等を介してシリンダヘッド33内(動弁室内)の動弁機構に供給される。シリンダヘッド33内のオイルは、シリンダ部22右側のカムチェーン室55を介してクランクケース21下部のオイルパン内に戻される。なお、クランクケース21内と伝動ケース23内とは油密に仕切られ、ベルト式無段変速機構24にオイルが供給されることはない。
一方、右クランク軸受け36bに供給されたオイルの一部は、クランクシャフト31の右ジャーナル31bを径方向で貫通する油孔47a、クランクピン31eを径方向で貫通する油孔47b、及び前記各油孔47a,47b同士を斜めに連通する油孔47cを介して、コンロッド35の大端部35a内周のメタルベアリングの摺動面に供給される。
ここで、図3に示すように、前記左側のユニット側連結部58は、クランクケース21の左側壁21dを斜め下前方に延出するようにして形成される。この左ユニット連結部58の左方に配置される前記リンク部材61の左アーム62b後端部及び管ブッシュ67は、左側壁21dの左方に配置されるオイルフィルタ68の斜め下前方に所定の間隙をもって隣接配置される(図4参照)。左アーム62b後端部及び管ブッシュ67は、クランクケース21の左側壁21dからの左方への突出量がオイルフィルタ68のそれと同等であり、自動二輪車1の走行時におけるオイルフィルタ68に対する路面からの泥水や飛び石等の跳ね上げのかかりを効果的に抑制する。
ところで、クランクケース21の左側壁21dにおけるオイルフィルタ68の斜め下後方には、油温(又は油圧)を検出する前記オイルセンサ69が取り付けられる。オイルセンサ69は、前記左側壁21dから左方に突出するように配置されており、このオイルセンサ69に対する路面からの跳ね上げも、オイルフィルタ68及び前記リンク部材61の配置により効果的に抑制される。
以上説明したように、上記実施例におけるオイルフィルタカバー構造は、車体フレームFにエンジンEの下部がリンク部材61を介して揺動可能に懸架される自動二輪車1に適用されるものであって、前記エンジンEの下部にカートリッジ式のオイルフィルタ68が側方から取り付けられ、かつ該オイルフィルタ68が前記リンク部材61の後方に隣接して配置されるものである。
この構成によれば、カートリッジ式のオイルフィルタ68をエンジンEの下部に側方から着脱可能とすることで、オイルフィルタ交換時の作業性を向上できる。また、オイルフィルタ68をリンク部材61の後方に配置したことで、オイルフィルタ68に対する路面からの泥や小石の跳ね上げ等を抑えた上で、別途カバー部材等を設ける必要がなく、エンジン周りの部品点数を抑えてコスト及び重量の削減を図ることができる。
また、上記オイルフィルタカバー構造においては、前記リンク部材61が、前記エンジンEの下部に挿通される第二連結軸65と、該第二連結軸65を挿通する管ブッシュ67とを具備し、前記管ブッシュ67が前記オイルフィルタ68の前方に配置されることで、オイルフィルタ68のカバー範囲を広げることができる。
さらに、上記オイルフィルタカバー構造においては、油温(又は油圧)を検出するオイルセンサ69を備え、前記オイルセンサ69が、前記リンク部材61の後方かつ前記オイルフィルタ68に隣接して配置されることで、リンク部材61がオイルフィルタ68と共にオイルセンサ69をカバーする役割も果たし、簡素な構成でオイルセンサ69に対する路面からの泥や小石の跳ね上げ等を抑えることができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば、リンク部材が連結部材(管ブッシュ)を有さず、アーム部材のみでオイルフィルタに対する路面からの跳ね上げを抑制する構成であってもよい。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、自動二輪車に限らず、三輪又は四輪の車両にも適用できることはもちろん、該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例における自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車のエンジンの展開断面図である。 上記エンジンの下部を斜め後下方かつ車幅方向外側から見た斜視図である。 上記エンジンの下部を車幅方向外側かつやや前方から見た斜視図である。 上記エンジンの他の切り口の展開断面図である。
符号の説明
1 自動二輪車(車両)
F 車体フレーム
E エンジン
61 リンク部材
64 第一連結軸(連結軸)
67 管ブッシュ
68 オイルフィルタ
69 オイルセンサ(センサ)

Claims (1)

  1. 車体フレーム(F)にエンジン(E)の下部がリンク部材(61)を介して揺動可能に懸架される車両(1)のオイルフィルタカバー構造において、
    前記エンジンのクランクケース(21)が、左右ケース半体(21a,21b)に分割構成され、
    前記左右ケース半体(21a,21b)の一方が、その外側方に張り出した後に後方に延出するケース本体(23a)を一体形成すると共に、その外側方に取り付くケースカバー(23b)と共に動力伝達機構(M)における伝動ケース(23)を構成し、
    前記クランクケース(21)における前記ケース本体側の側壁(21d)が、前記伝動ケース(23)の外側壁(23d)から内側方に変位した位置にあり、
    前記エンジン(E)の下部には、前記側壁(21d)から外側方に突出するように、カートリッジ式のオイルフィルタ(68)が側方から取り付けられ、
    このオイルフィルタ(68)が、前記伝動ケース(23)の前端部の斜め下前方に隣接配置されると共に、
    前記リンク部材が、前記エンジン(E)の下部に挿通される連結軸(65)と、該連結軸(65)を挿通する管ブッシュ(67)とを具備し、
    前記側壁(21d)の前方には、ユニット側連結部(58)が斜め下前方に延出するように形成され、
    このユニット側連結部(58)の外側方に配置、連結される前記管ブッシュ(67)が、前記オイルフィルタ(68)の斜め下前方に隣接配置され、
    かつ、油温又は油圧を検出するセンサ(69)が、前記リンク部材(61)の後方かつ前記オイルフィルタ(69)に隣接して配置されることを特徴とするオイルフィルタカバー構造。
JP2006250811A 2006-09-15 2006-09-15 オイルフィルタカバー構造 Expired - Fee Related JP4762838B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006250811A JP4762838B2 (ja) 2006-09-15 2006-09-15 オイルフィルタカバー構造
EP07111790A EP1900625B1 (en) 2006-09-15 2007-07-05 Oil filter cover structure
ES07111790T ES2389782T3 (es) 2006-09-15 2007-07-05 Estructura de cubierta de filtro de aceite
KR1020070080172A KR100856645B1 (ko) 2006-09-15 2007-08-09 오일 필터 커버 구조
TW096129515A TW200827535A (en) 2006-09-15 2007-08-10 Structure for cover of oil filter
CN2007101496998A CN101144404B (zh) 2006-09-15 2007-09-13 滤油器的配置结构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006250811A JP4762838B2 (ja) 2006-09-15 2006-09-15 オイルフィルタカバー構造

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008069733A JP2008069733A (ja) 2008-03-27
JP2008069733A5 JP2008069733A5 (ja) 2009-07-16
JP4762838B2 true JP4762838B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=38462349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006250811A Expired - Fee Related JP4762838B2 (ja) 2006-09-15 2006-09-15 オイルフィルタカバー構造

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1900625B1 (ja)
JP (1) JP4762838B2 (ja)
KR (1) KR100856645B1 (ja)
CN (1) CN101144404B (ja)
ES (1) ES2389782T3 (ja)
TW (1) TW200827535A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5809911B2 (ja) * 2011-09-30 2015-11-11 株式会社クボタ 圧力交換装置、圧力交換ユニット、及び圧力交換装置の点検方法
JP6507695B2 (ja) 2015-02-10 2019-05-08 スズキ株式会社 内燃機関のオイル供給構造
JP6552539B2 (ja) * 2017-03-27 2019-07-31 本田技研工業株式会社 エンジン
JP6756765B2 (ja) * 2018-03-30 2020-09-16 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2832963B2 (ja) * 1988-12-15 1998-12-09 スズキ株式会社 自動二輪車のパワーユニット懸架装置
JP3326842B2 (ja) * 1993-02-10 2002-09-24 スズキ株式会社 スクータのオイル濾過装置
JP3466352B2 (ja) * 1995-11-24 2003-11-10 本田技研工業株式会社 4サイクル内燃機関のオイル供給装置
EP0969185A1 (en) * 1998-06-30 2000-01-05 Harley-Davidson Motor Company Motorcycle oil filter assembly with bypass valve
JP4205297B2 (ja) * 2000-09-08 2009-01-07 本田技研工業株式会社 自動二輪車のエンジン取付構造
JP3422323B2 (ja) * 2001-02-19 2003-06-30 スズキ株式会社 スクータ用スイング式パワーユニットの潤滑通路
JP4089186B2 (ja) * 2001-08-30 2008-05-28 スズキ株式会社 エンジンのオイルフィルタ保護装置
JP4057384B2 (ja) * 2002-09-26 2008-03-05 本田技研工業株式会社 低床式車両のエンジン搭載構造
JP3989378B2 (ja) * 2003-01-17 2007-10-10 本田技研工業株式会社 スクータ型車両のフレーム構造
JP2004284990A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Kanebo Ltd 皮膚化粧料及び経口美白剤
ITTO20050666A1 (it) * 2004-09-29 2006-03-30 Honda Motor Co Ltd Motociclo

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008069733A (ja) 2008-03-27
EP1900625A1 (en) 2008-03-19
ES2389782T3 (es) 2012-10-31
TWI337641B (ja) 2011-02-21
TW200827535A (en) 2008-07-01
CN101144404B (zh) 2011-09-07
KR20080025289A (ko) 2008-03-20
EP1900625B1 (en) 2012-08-22
CN101144404A (zh) 2008-03-19
KR100856645B1 (ko) 2008-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100879592B1 (ko) 모터사이클
JP4530926B2 (ja) パワーユニット及び該パワーユニットを備えた鞍乗型車両
JP4754276B2 (ja) 自動二輪車
US7669573B2 (en) Scooter type vehicle
US7610987B2 (en) Power unit and saddle-ride type vehicle provided with the power unit
EP1162135B1 (en) Scooter-type motorcycle
JP2008064080A (ja) 内燃機関のオイルフィルタ取付構造
JP4429610B2 (ja) 車両用エンジン
JP4762838B2 (ja) オイルフィルタカバー構造
JP2008088822A (ja) オイル通路構造
JP5048618B2 (ja) 4サイクル空油冷エンジン
EP2031278B1 (en) Engine and straddle type vehicle
JP4580856B2 (ja) スクータ型車両
JP5915209B2 (ja) 内燃機関の潤滑構造
JP2004285979A (ja) エンジン
US20070227491A1 (en) Power unit
JP5144351B2 (ja) エンジン及び鞍乗型車両
EP2031211B1 (en) Engine and straddle type vehicle
JP2008088821A (ja) オイル通路構造
JP4892531B2 (ja) 車両用エンジンにおける冷却用オイル通路構造
JP2011085028A (ja) V型エンジンの潤滑油通路構造
JP2009074677A (ja) エンジン及び鞍乗型車両
EP2031275B1 (en) Engine and straddle type vehicle
JP4914877B2 (ja) エンジンの冷却用オイル通路構造
JP2013155647A (ja) 3次元カム用カムハウジング構造

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090602

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090602

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110531

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110608

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4762838

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees