JP6756765B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、空冷式の内燃機関が車体フレームに搭載され、前記内燃機関の機関本体を冷却するための冷却ファンを車幅方向右外側から覆うファンカバーと、前記機関本体のシリンダヘッドに接続される排気管とが、車幅方向で前記機関本体の右側に配置される鞍乗り型車両に関する。
空冷式の内燃機関が車体フレームに搭載されるスクータ型車両において、機関本体を冷却するための冷却ファンがクランクシャフトの車幅方向右端部に取り付けられ、排気管が車幅方向で機関本体の右側に配置されるようにしたものが、たとえば特許文献1で知られている。
特開平6−241015号公報
上記特許文献1で開示されたものでは、オイルフィルタおよびオイルストレーナが機関本体の車幅方向左右両側に分かれて配設され、ドレンプラグが機関本体の車幅方向右側底面に配設されており、車体本体の車幅方向左右いずれかに排気管が配置された状態では、オイルフィルタ、オイルストレーナおよびドレンプラグのいずれかのメンテナンス時に排気管が邪魔になり、排気管を取り外す必要が生じたりしてメンテナンス作業が煩雑となる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、少なくともオイルフィルタおよびドレンプラグの着脱操作時に排気管が邪魔にならないようにしてメンテナンス作業を容易となるようにした鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、空冷式の内燃機関が車体フレームに搭載され、前記内燃機関の機関本体を冷却するための冷却ファンを車幅方向右外側から覆うファンカバーと、前記機関本体のシリンダヘッドに接続される排気管とが、車幅方向で前記機関本体の右側に配置される鞍乗り型車両において、前記機関本体からオイルを排出するためのドレンプラグと、前記オイルを濾過するためのオイルフィルタとが、前記機関本体の車幅方向に沿う左側面に、車両前後方向で相互に隣接しつつ着脱可能に取り付けられることを第1の特徴とする。
また本発明は、空冷式の内燃機関が車体フレームに搭載され、前記内燃機関の機関本体を冷却するための冷却ファンを車幅方向右外側から覆うファンカバーと、前記機関本体のシリンダヘッドに接続される排気管とが、車幅方向で前記機関本体の右側に配置される鞍乗り型車両において、前記機関本体からオイルを排出するためのドレンプラグと、前記オイルを濾過するためのオイルフィルタとが、前記機関本体の車幅方向に沿う左側面に、相互に隣接しつつ着脱可能に取り付けられ、前記オイルフィルタが収容されるフィルタ収容凹部の解放端を閉じるフィルタカバーの下端が、前記機関本体最下部の、前記フィルタ収容凹部の内壁面の底面と同じ高さ位置にあることを第2の特徴とする。
また本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記機関本体のクランクケース内に、上部室と、この上部室に連通孔を介して通じるようにして前記上部室の下方に配置される下部室とから成るオイル溜めが形成され、前記オイルフィルタが収容されるフィルタ収容凹部が前記クランクケースに形成され、前記下部室が前記フィルタ収容凹部に通じるようにして前記内燃機関のクランクシャフトの軸線と平行に延びるように形成され、前記フィルタ収容凹部に一端部が連通される吸入油路が、当該吸入油路の他端部をオイルポンプに接続するようにして前記クランクケースに形成されることを第の特徴とする。
本発明は、第の特徴の構成に加えて、前記クランクケースが、車幅方向左側の左クランクケース半体と、車幅方向右側の右クランクケース半体とが結合面で相互に結合されて成り、車前記連通孔は、前記結合面を跨ぐようにして前記左クランクケース半体および前記右クランクケース半体の下部に設けられることを第の特徴とする。
本発明は、第1〜の特徴の構成のいずれかに加えて、前記ファンカバーに形成される吸気口の内側に可動ルーバが配置され、当該可動ルーバを駆動する感温式のアクチュエータが、前記オイルフィルタと、前記機関本体に内蔵されるオイルポンプとを結んで前記機関本体に形成される吸入油路に前記アクチュエータの感温部を臨ませて、前記機関本体の車幅方向に沿う右側面に取り付けられることを第の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第の特徴の構成のいずれかに加えて、前記機関本体に、メインスタンドが、起立位置および折り畳み位置間での回動を可能として支持され、起立位置に在る状態での前記メインスタンドの車両前後方向に沿う前端部よりも前方に前記ドレンプラグが配置されることを第の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第6の特徴の構成のいずれかに加えて、前記オイルフィルタは平板状であることを第7の特徴とする。
なお実施の形態の下流側排気管49が本発明の排気管に対応する。
本発明の第1,第2の特徴によれば、排気管が車幅方向で機関本体の右側に配置されるのに対して、相互に隣接したオイルフィルタおよびドレンプラグが車幅方向で機関本体の左側面に取り付けられるので、少なくともオイルフィルタおよびドレンプラグの着脱操作時に排気管が邪魔にならず、メンテナンス作業が容易となる。
また本発明の第の特徴によれば、オイル溜めの一部を構成する下部室が、クランクシャフトの軸線と平行に延びてフィルタ収容凹部に連通され、フィルタ収容凹部およびオイルポンプ間を結ぶ吸入油路がクランクケースに形成されるので、オイル溜めからオイルポンプに至るまでの下部室および吸入油路を含む通路の長さを長くして、機関本体内でオイル中に発生する泡の消泡効果を得ることができる。
本発明の第の特徴によれば、オイル溜めをともに構成する上部室および下部室間を結ぶ連通孔が、左クランクケース半体および右クランクケース半体の結合面を跨いで左クランクケース半体および右クランクケース半体の下部に設けられ、連通孔が車幅方向中央寄りに設けられることになり、鞍乗り型車両が左右いずれかに傾いた場合でもオイルポンプでオイルを吸い込み易くすることができる。
本発明の第の特徴によれば、可動ルーバを駆動する感温式のアクチュエータの感温部が、オイルフィルタおよびオイルポンプ間を結ぶ吸入油路に臨むようにして機関本体の車幅方向に沿う右側面に取り付けられるので、ドレンプラグを外してオイルを排出する際にアクチュエータ側へのオイルの飛散を防止することができ、ドレンプラグおよびアクチュエータを車両前後方向で近接配置して機関本体の小型化を図ることができる。
さらに本発明の第の特徴によれば、起立位置に在るメインスタンドの前端部よりも前方にドレンプラグが配置されるので、メインスタンドを起立位置として鞍乗り型車両を停車させた状態でドレンプラグを取り外してオイルを排出する際に、メインスタンドに邪魔されることなく、オイルを容易に受けることができる。
第1の実施の形態の自動二輪車の右側面図である。 内燃機関および後輪を図3の2矢視方向から見た側面図である。 図2の3矢視図である。 図3の4矢視図である。 図3の5ー5線断面図である。 図5の6−6線断面図である。 第2の実施の形態の図6に対応した断面図である。
本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお以下の説明で、前後、左右および上下は自動二輪車に乗車した乗員から見た方向を言うものとする。
本発明の第1の実施の形態について図1〜図6を参照しながら説明すると、先ず図1において、鞍乗り型車両であるスクータ型の自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを軸支するフロントフォーク11ならびに当該フロントフォーク11に連結される操向ハンドル12を操向可能に支持するヘッドパイプ13を前端部に備えており、後輪WRを駆動する動力を発揮する空冷式の内燃機関Eが、その機関本体14を前記後輪WRの前方で前記車体フレームFに上下揺動可能に支持するようにして、車体フレームFに搭載される。
前記車体フレームFと、前記内燃機関Eの一部とは、乗員の足を乗せる左右一対の足置き部18を有して前記車体フレームFに支持される車体カバー17で覆われる。また前記足置き部18の後方に配置されるタンデム型の乗車用シート19が前記車体カバー17上に配設される。
図2〜図5において、前記内燃機関Eの機関本体14は、クランクケース20と、クランクケース20に結合されるシリンダボディ23と、シリンダボディ23に結合されるシリンダヘッド24と、シリンダヘッド24に結合されるヘッドカバー25とを備える。しかも前記機関本体14の前記シリンダボディ23および前記シリンダヘッド24はシュラウド26で覆われる。
前記シリンダボディ23が有するシリンダボア27の軸線すなわちシリンダ軸線Cは、略水平に近くなるようにしてわずかに前上がりに傾斜しており、このシリンダボア27に摺動可能に嵌合されるピストン28がコネクティングロッド29およびクランクピン30を介してクランクシャフト31に連接される。
またピストン28の頂部を臨ませる燃焼室32が前記シリンダボディ23および前記シリンダヘッド24間に形成されており、前記シリンダヘッド24には、当該シリンダヘッド24の上部側壁24aに一端を開口するとともに前記燃焼室32に他端を開口する吸気ポート33と、前記燃焼室32に一端を開口するとともに前記シリンダヘッド24の下部側壁24bに他端を開口する排気ポート34とが形成される。
前記シリンダヘッド24には、前記吸気ポート33の前記燃焼室32への開口部を開閉する吸気弁35と、前記排気ポート34の前記燃焼室32への開口部を開閉する排気弁36とが、閉弁方向に付勢されながら開閉自在に支持される。前記吸気弁35および前記排気弁36を開閉駆動する動弁機構37は、前記クランクシャフト31と平行な軸線を有するカムシャフト38を有しつつ、前記シリンダヘッド24および前記ヘッドカバー25間の動弁室39に収容される。
前記シリンダヘッド24の前記吸気ポート33に接続される吸気装置40は、前記後輪WRの前側上部左側方に配置されるエアクリーナ41と、このエアクリーナ41および前記シリンダヘッド24間に配置されるスロットルボディ42と、前記エアクリーナ41および前記スロットルボディ42間を結ぶコネクティングチューブ43と、前記スロットルボディ42および前記吸気ポート33間を結ぶ吸気管44とを備え、燃料噴射弁45が前記吸気管44の上部に取付けられる。
前記シリンダヘッド24の前記排気ポート34に接続される排気装置46は、前記排気ポート34に連なって前記シリンダヘッド24の下部側壁24bに接続される上流側排気管47と、この上流側排気管47の下流端に接続される触媒コンバータ48と、触媒コンバータ48の下流端に連なって後方に延出される下流側排気管49と、下流側排気管49の下流端に接続される排気マフラー50とを備える。
前記触媒コンバータ48は、その上流端を車幅方向左側に配置するようにしつつ前記シリンダボディ23の下方でほぼ車幅方向に沿うように配設される。また前記上流側排気管47は、前記排気ポート34から下方に延びる下方延長部分47aと、その下方延長部分47aの下流端と前記触媒コンバータ48の上流端との間を結んでほぼ水平面内で略J字状に湾曲した湾曲部分47bとから成り、前記下流側排気管49は、前記クランクケース20の下部前方で前記触媒コンバータ48の下流端に接続され、車幅方向で前記クランクケース20の右側下部側方を通って後方に延出される。さらに前記排気マフラー50は、前記後輪WRの右側方に配置されて前記下流側排気管49の下流端に接続されており、この排気マフラー50の上部は遮熱カバー51で覆われる。
前記シリンダヘッド24の車幅方向右側に臨む右側壁24cには、点火プラグ52が取り付けられるとともに、前記排気ポート34から前記排気装置46に流れる排気ガスの性状を検出するための排気ガスセンサ53が取り付けられる。
図6を併せて参照して、前記クランクケース20は、車幅方向左側の左クランクケース半体21と、車幅方向右側の右クランクケース半体22とが、前記シリンダ軸線Cを含むとともに前記クランクシャフト31の軸線に直交する結合面54で相互に結合されて成り、車幅方向に延びる軸線を有するクランクシャフト31が、左および右クランクケース半体21,22で回転自在に支持され、クランクシャフト31および左クランクケース半体21間にはボールベアリング55が介装され、クランクシャフト31および右クランクケース半体22間にはボールベアリング56が介装される。
前記クランクケース20における左クランクケース半体21には、後輪WRの左側方に延びる伝動ケース57が連設されており、前記クランクシャフト31の車幅方向に沿う左端部は、前記伝動ケース57に収容される伝動機構(図示せず)を介して後輪WRに連動、連結される。
また前記機関本体14に連設されて前記後輪WRの右側方に配置される支持アーム58の後端部と、前記伝動ケース57の後端部との間に前記後輪WRが軸支され、前記伝動ケース57および前記車体フレームFの後部と間にはリヤクッションユニット59が設けられる。
前記クランクシャフト31の車幅方向に沿う右端部には、発電機61と、機関本体14の前記シリンダボディ23および前記シリンダヘッド24を冷却するための冷却ファン62が連結される。
前記発電機61は、クランクシャフト31の右端部に固定されるロータ63と、該ロータ63で囲繞されるようにして前記右クランクケース半体22に固定されるステータ(図示せず)とで構成される。また前記冷却ファン62は、前記シュラウド26内に冷却用の空気を流通させて前記機関本体14のうち前記シリンダボディ23および前記シリンダヘッド24を冷却するためのものであり、前記発電機61の前記ロータ63に締結される基部62aに、複数の羽根62bが突設されて成る。
前記冷却ファン62は、側面視で前記下流側排気管49の上方に配置されるファンカバー66によって車幅方向右外側から覆われており、このファンカバー66が前記シュラウド26に連設される。すなわち前記ファンカバー66および前記下流側排気管49は、前記機関本体14における前記クランクケース20の車幅方向右側に配置される。
前記ファンカバー66には、前記クランクシャフト31と同軸である円筒状の吸気筒部66aが一体に設けられ、この吸気筒部66aの外端部には、複数の吸気孔65を形成する格子状の枠部66bが一体に設けられる。したがって前記冷却ファン62が前記クランクシャフト31とともに回転すると、前記吸気65から前記吸気筒部66a内に吸引された冷却用の空気が冷却ファン62から前記シュラウド26内に吐出される。
ところで前記クランクケース20内には、前記クランクシャフト31が有する一対のクランクウエブ31aを収容するクランク室67と、そのクランク室67に通じつつ当該クランク室67の下方に配置されるオイル溜め68とが形成され、このオイル溜め68は、前記クランク室67に通じる上部室68aと、この上部室68aに連通孔69を介して通じるようにして前記上部室68aの下方に配置される下部室68bとから成る。
前記上部室68aおよび下部室68bは、前記クランクケース20の左および右クランクケース半体21,22の協働によって形成されており、前記下部室68bは、前記クランクシャフト31の軸線と平行に延びるようにして前記左および右クランクケース半体21,22の最下部に形成され、前記連通孔69は、前記下部室68bの一端部を前記上部室68aの下部に通じさせるようにして、前記左および右クランクケース半体21,22の前記結合面54を跨ぐようにして前記左および右クランクケース半体21,22の下部に設けられる。
前記左クランクケース半体21の車幅方向に沿う左側面の下部には、前記下部室68bの他端部を下部に通じさせるフィルタ収容凹部70が、車幅方向左側に開放するようにして形成される。このフィルタ収容凹部70には、オイルを濾過するための平板状のオイルフィルタ71が、前記左クランクケース半体21の車幅方向左側方からの挿入ならびに前記車幅方向左側方への取り出しを可能として収容される。しかも前記フィルタ収容凹部70の内壁面には、前記オイルフィルタ71の外周部を嵌合させる嵌合溝72が形成されており、前記フィルタ収容凹部70の開放端を液密にかつ着脱可能に閉じるようにして前記左クランクケース半体21の前記左側面の下部にたとえば一対のボルト74で締結されるフィルタカバー73の内面と、前記フィルタ収容凹部70の内壁面とで前記オイルフィルタ71が保持される。すなわち前記オイルフィルタ71は、前記機関本体14の前記クランクケース20における前記左クランクケース半体21の左側面に着脱可能に取り付けられる。なお、前記フィルタカバー73の下端の位置は、図6に示すように機関本体14最下部の、前記フィルタ収容凹部70の内壁面の底面と同じ高さ位置に設定される。
前記オイル溜め68における前記下部室68bの他端部は、前記オイルフィルタ71よりも下方で前記フィルタ収容凹部70に連通され、前記オイルフィルタ71よりも上方で前記フィルタ収容凹部70に一端部が連通される吸入油路75が、当該吸入油路75の他端部をオイルポンプ76に接続するようにして前記クランクケース20に形成される。
前記オイルポンプ76は、前記機関本体14のクランクケース20における左クランクケース半体21に内蔵されるものであり、クランクシャフト31の回転軸線CCに沿う方向から見た側面視で前記回転軸線CCの下方に配置されるようにして前記左クランクケース半体21に配設される。
前記クランク室67の下部の車幅方向に沿う左側外方で前記左クランクケース半体21には、前記クランク室67とは反対側に開放した凹部77が形成されており、その凹部77を閉じるカバー板78が前記左クランクケース半体21に締結される。
前記オイルポンプ76は、前記左クランクケース半体21および前記カバー板78間に形成されるポンプ室79内に、相互に噛合するアウターロータ80およびインナーロータ81が収容されて成り、前記カバー板78を液密にかつ回転自在に貫通するポンプ軸82に前記インナーロータ81が固定される。
前記クランクシャフト31および前記ポンプ軸82間には、前記クランクシャフト31に固定される駆動歯車83と、該駆動歯車83に噛合して前記ポンプ軸82に固定される被動歯車84とから成る歯車伝達機構85が設けられており、この歯車伝動機構85を収容する歯車室86が、前記左クランクケース半体21と、当該左クランクケース半体21に締結されるカバー部材87とで形成され、この歯車室86の下部は前記オイル溜め68の前記上部室68aに連通される。
前記吸入油路75は、前記オイルフィルタ71の上方で前記フィルタ収容凹部70の上部に一端部が通じるようにしつつ、前記オイル溜め68における前記下部室68bの上方で当該下部室68bと平行に延びて前記左クランクケース半体21および前記右クランクケース半体22に形成される第1油路部88と、当該第1油路部88の他端部に一端部を連通させて斜め上方に延びる第2油路部89と、当該第2油路部89の他端部に一端部を通じさせつつ前記第1油路部88の上方で当該第1油路部88と平行に延びる第3油路部90とから成り、第3油路部90の他端部が、前記オイルポンプ76における前記ポンプ室79の吸入口91に連通される。
ところで前記第1油路部88の他端部には、前記クランクケース20における前記右クランクケース半体22の車幅方向に沿う右側面22aに開口する拡径開口部分88aが形成されており、その拡径開口部分88aの外端部を液密に閉じる蓋部材93が、たとえば単一のボルト84で前記右クランクケース半体22の前記右側面22aに締結される。
前記第2油路部89は、その一端部を前記第1油路部88の前記拡径開口部分88aに通じさせるとともに上方に向かうにつれて前記左クランクケース半体21に近付くように斜めに傾斜して前記右クランクケース半体22に形成される。また前記左および右クランクケース半体21,22間には前記結合面54を跨ぐ円筒部材94が設けられ、前記第3油路部90は、前記円筒部材94で一部が構成されるようにして前記左および右クランクケース半体21,22に形成される。
また前記オイルポンプ76からのオイルは、前記ポンプ室79の吐出口92に一端部を連通させた吐出油路96に吐出され、この吐出油路96は、前記機関本体14内の複数の被潤滑部にオイルを導くようにして、前記クランクケース20および前記シリンダヘッド24に形成される。
前記機関本体14の前記クランクケース20内からオイルを排出するためのドレンプラグ97が、前記クランクケース20における左クランクケース半体21の左側面21aに着脱可能に取り付けられる。前記ドレンプラグ97は、この実施の形態ではボルトであり、車両前後方向で前記オイルフィルタ71(フィルタカバー73)に前方から隣接するようにして、前記クランクケース20における左クランクケース半体21の下部に螺合される。
また前記クランクケース20に、起立位置(図4の鎖線で示す位置)と、折り畳み位置(図2および図5の実線で示す位置)との間での回動を可能としてメインスタンド98が支軸99を介して支持される。前記支軸99は、前記クランクケース20の下端部の前記車両前後方向に沿う後部に、オイルフィルタ71(フィルタカバー73)よりも車両前後方向に沿う後方に位置するようにして配設されており、前記メインスタンド98および前記左クランクケース半体21間には、前記メインスタンド98が前記起立位置に在るときにはその起立位置を保持するように前記メインスタンド98を付勢するとともに、前記メインスタンド98が前記折り畳み位置に在るときにはその折り畳み位置を保持するように前記メインスタンド98を付勢するコイルばね100が設けられる。
ところで前記ドレンプラグ97は、前記起立位置に在るときの前記メインスタンド98の前端部98aよりも前方に位置するように配置される。すなわち前記起立位置に在るときの前記メインスタンド98の前端部98aの前端を通る鉛直平面PLよりも前方に前記ドレンプラグ97が配置される。
次にこの第1の実施の形態の作用について説明すると、下流側排気管49が車幅方向で機関本体14の右側に配置されるのに対して、機関本体14のクランクケース20内からオイルを排出するためのドレンプラグ97と、前記オイルを濾過するためのオイルフィルタ71とが、前記機関本体14におけるクランクケース20の車幅方向に沿う左側面すなわち左クランクケース半体21の左側面21aに、車両前後方向で相互に隣接しつつ着脱可能に取り付けられるので、少なくともオイルフィルタ71およびドレンプラグ97の着脱操作時に下流側排気管49が邪魔にならず、メンテナンス作業が容易となる。
またクランクケース20内に、上部室68aと、この上部室68aに連通孔69を介して通じるようにして前記上部室68aの下方に配置される下部室68bとから成るオイル溜め68が形成され、オイルフィルタ71が収容されるフィルタ収容凹部70が前記クランクケース20に形成され、前記下部室68bが前記フィルタ収容凹部70に通じるようにしてクランクシャフト31の軸線と平行に延びるように形成され、前記フィルタ収容凹部70に一端部が連通される吸入油路75が、当該吸入油路75の他端部をオイルポンプ76に接続するようにして前記クランクケース20に形成されるので、オイル溜め68からオイルポンプ76に至るまでの下部室68bおよび吸入油路75を含む通路の長さを長くして、機関本体14内でオイル中に発生する泡の消泡効果を得ることができる。
また前記クランクケース20が、車幅方向左側の左クランクケース半体21と、車幅方向右側の右クランクケース半体22とが結合面54で相互に結合されて成り、前記連通孔69は、前記結合面54を跨ぐようにして前記左クランクケース半体21および前記右クランクケース半体22の下部に設けられるので、連通孔69が車幅方向中央寄りに設けられることになり、自動二輪車が左右いずれかに傾いた場合でもオイルポンプ76でオイルを吸い込み易くすることができる。
また前記機関本体14のクランクケース20に、メインスタンド98が、起立位置および折り畳み位置間での回動を可能として支持され、起立位置に在る状態での前記メインスタンド98の車両前後方向に沿う前端部98aよりも前方に前記ドレンプラグ97が配置されるので、メインスタンド98を起立位置として自動二輪車を停車させた状態でドレンプラグ97を取り外してオイルを排出する際に、メインスタンド98に邪魔されることなく、オイルを容易に受けることができる。
本発明の第2の実施の形態について図7を参照しながら説明するが、上記第1の実施の形態に対応する部分には同一の参照を付して図示するのみとして、詳細な説明は省略する。
車幅方向で機関本体14(第1の実施の形態参照)の右側に配置されて冷却ファン62を車幅方向右外側から覆うファンカバー66が有する吸気65の内側には、可動ルーバ101が配置される。
この可動ルーバ101は、たとえば上下に並ぶ第1、第2および第3羽板102,103,104を有しており、第1〜第3羽板102〜104に、第1、第2および第3回動軸105,106,107がそれぞれ一体に設けられる。また第1〜第3羽板102〜104に共通にして上下に延びる連結部材108に、前記第1〜第3羽板102〜104に個別に対応した第1、第2および第3回動リンク部材109,110,111の一端部が回動可能に連結され、第1〜第3回動軸105〜107が第1〜第3回動リンク部材109〜111にそれぞれ連結される。すなわち前記連結部材108の上下運動に応じて第1〜第3羽板102〜104が開閉作動することになる。
前記連結部材108の長手方向中間部には、リンク部材112の一端部が回動可能に連結されており、このリンク部材112の他端部は、前記可動ルーバ101を駆動する感温式のアクチュエー114に増幅リンク113を介して連結される。
前記アクチュエータ114は、前記吸入油路75を流通するオイルの温度変化によって作動する感温式のものであり、温度に応じた膨張および収縮が可能なワックス(図示せず)ならびに該ワックスの膨張および収縮に応じて変位するピストン(図示せず)が内蔵される筒状のアクチュエータ本体115と、オイルの温度を感知するようにして前記アクチュエータ本体115の一端部から突出する感温部116と、前記ピストンに連設されて前記アクチュエータ本体115の他端部から突出するロッド117とを備える。
前記アクチュエータ114は前記吸入油路75に感温部116を臨ませて、前記機関本体14のクランクケース20における右クランクケース半体22の右側面22aに取り付けられ、前記ロッド117が前記増幅リンク113を介して前記リンク部材112に連結される。
この実施の形態では、前記吸入油路75における第1油路部88の拡径開口部分88aに前記感温部116を臨ませた前記アクチュエータ本体115は、前記拡径開口部分88aを液密に閉じるようにして前記右クランクケース半体22の右側面22aに取り付けられる。
この第2の実施の形態によれば、前記ファンカバー66に形成される吸気孔65の内側に可動ルーバ101が配置され、当該可動ルーバ101を駆動する感温式のアクチュエータ114が、オイルフィルタ71と、機関本体14のクランクケース20における左クランクケース半体21に内蔵されるオイルポンプ76とを結んで前記クランクケース20に形成される吸入油路75に前記アクチュエータ114の感温部116を臨ませて、前記右クランクケース半体22の右側面22aに取り付けられるので、ドレンプラグ97(第1の実施の形態参照)を外してオイルを排出する際にアクチュエータ114側へのオイルの飛散を防止することができ、ドレンプラグ97およびアクチュエータ114を車両前後方向で近接配置して機関本体14の小型化を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
14・・・機関本体
20・・・クランクケース
21・・・左クランクケース半体
21a・・・左側面
22・・・右クランクケース半体
22a・・・右側面
24・・・シリンダヘッド
31・・・クランクシャフト
49・・・排気管である下流側排気管
54・・・結合面
62・・・冷却ファン
65・・・吸気
66・・・ファンカバー
68・・・オイル溜め
68a・・・上部室
68b・・・下部室
69・・・連通孔
70・・・フィルタ収容凹部
71・・・オイルフィルタ
73・・・フィルタカバー
75・・・吸入油路
76・・・オイルポンプ
97・・・ドレンプラグ
98・・・メインスタンド
98・・・メインスタンドの前端部
101・・・可動ルーバ
114・・・アクチュエータ
116・・・感温部
E・・・内燃機関
F・・・車体フレーム

Claims (7)

  1. 空冷式の内燃機関(E)が車体フレーム(F)に搭載され、前記内燃機関(E)の機関本体(14)を冷却するための冷却ファン(62)を車幅方向右外側から覆うファンカバー(66)と、前記機関本体(14)のシリンダヘッド(24)に接続される排気管(49)とが、車幅方向で前記機関本体(14)の右側に配置される鞍乗り型車両において、
    前記機関本体(14)からオイルを排出するためのドレンプラグ(97)と、前記オイルを濾過するためのオイルフィルタ(71)とが、前記機関本体(14)の車幅方向に沿う左側面(21a)に、車両前後方向で相互に隣接しつつ着脱可能に取り付けられることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 空冷式の内燃機関(E)が車体フレーム(F)に搭載され、前記内燃機関(E)の機関本体(14)を冷却するための冷却ファン(62)を車幅方向右外側から覆うファンカバー(66)と、前記機関本体(14)のシリンダヘッド(24)に接続される排気管(49)とが、車幅方向で前記機関本体(14)の右側に配置される鞍乗り型車両において、
    前記機関本体(14)からオイルを排出するためのドレンプラグ(97)と、前記オイルを濾過するためのオイルフィルタ(71)とが、前記機関本体(14)の車幅方向に沿う左側面(21a)に、相互に隣接しつつ着脱可能に取り付けられ、前記オイルフィルタ(71)が収容されるフィルタ収容凹部(70)の解放端を閉じるフィルタカバー(73)の下端が、前記機関本体(14)最下部の、前記フィルタ収容凹部(70)の内壁面の底面と同じ高さ位置にあることを特徴とする鞍乗り型車両。
  3. 前記機関本体(14)のクランクケース(20)内に、上部室(68a)と、この上部室(68a)に連通孔(69)を介して通じるようにして前記上部室(68a)の下方に配置される下部室(68b)とから成るオイル溜め(68)が形成され、前記オイルフィルタ(71)が収容されるフィルタ収容凹部(70)が前記クランクケース(20)に形成され、前記下部室(68b)が前記フィルタ収容凹部(70)に通じるようにして前記内燃機関(E)のクランクシャフト(31)の軸線と平行に延びるように形成され、前記フィルタ収容凹部(70)に一端部が連通される吸入油路(75)が、当該吸入油路(75)の他端部をオイルポンプ(76)に接続するようにして前記クランクケース(20)に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記クランクケース(20)が、車幅方向左側の左クランクケース半体(21)と、車幅方向右側の右クランクケース半体(22)とが結合面(54)で相互に結合されて成り、前記連通孔(69)は、前記結合面(54)を跨ぐようにして前記左クランクケース半体(21)および前記右クランクケース半体(22)の下部に設けられることを特徴とする請求項に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記ファンカバー(66)に形成される吸気(65)の内側に可動ルーバ(101)が配置され、当該可動ルーバ(101)を駆動する感温式のアクチュエータ(114)が、前記オイルフィルタ(71)と、前記機関本体(14)に内蔵されるオイルポンプ(76)とを結んで前記機関本体(14)に形成される吸入油路(75)に前記アクチュエータ(114)の感温部(116)を臨ませて、前記機関本体(14)の車幅方向に沿う右側面(22a)に取り付けられることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記機関本体(14)に、起立位置および折り畳み位置間での回動を可能としてメインスタンド(98)が支持され、起立位置に在る状態での前記メインスタンド(98)の車両前後方向に沿う前端部(98a)よりも前方に前記ドレンプラグ(97)が配置されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記オイルフィルタ(71)は平板状であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両。
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