JP6034430B2 - 鞍乗型車両のラジエータ配置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型車両のラジエータ配置構造に関する。
鞍乗り型車両において、ラジエータを運転者シート下方であってリヤフェンダの上方に配置するにものが、例えば下記特許文献1に示されている。
しかしながら、下記特許文献1に示されるものにおいては、側面視でリヤフェンダに対してラジエータが直交するように配置されているため運転者シート下に比較的大きな配置スペースが必要になり、シート高が高くなるという課題があった。
また、ラジエータの後方に並んで冷却ファンが配置されるため、ラジエータコアの有効面積が低くなり、また後輪からの飛散物等外部からの異物から冷却ファンを保護するために、更に排出ダクトが大型化するという課題があった。
特開2009−001264号公報(図1、図2)
本発明は、上記従来技術に鑑み、設置スペースがコンパクトでシート高を抑制でき、冷却性能を向上させることができる鞍乗型車両のラジエータ配置構造を提供することを課題とする。
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであり、水冷式の内燃機関を搭載する鞍乗型車両において、ラジエータが、リヤフェンダの前部に対向して同リヤフェンダに沿って後傾するように配置され、冷却ファンが、前記ラジエータの前方において前傾して配置されたことを特徴とする鞍乗型車両のラジエータ配置構造である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の鞍乗型車両のラジエータ配置構造において、側面視で、メインフレームと前記リヤフェンダとがなすV字形の領域内に、前記冷却ファンと前記ラジエータとが上方になるにつれ互いに離間するように収められて配置されたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の鞍乗型車両のラジエータ配置構造において、運転者シートの直下に前記ラジエータが配置されたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載の鞍乗型車両のラジエータ配置構造において、運転者シートの直下に前記冷却ファンが配置され、車体カバーで覆われたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の鞍乗型車両のラジエータ配置構造において、前記冷却ファンを囲うファンシュラウドの開口面が前傾されたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項3ないし請求項4のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のラジエータ配置構造において、前記ラジエータの一部を、側面視でシートレールより上に突出させたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明の鞍乗型車両のラジエータ配置構造によれば、ラジエータがリヤフェンダの前部に沿って後傾し、冷却ファンがラジエータの前方において前傾するように配置されたので、冷却ファンとラジエータが互いに上方になるに従って離間するように配置される。
これにより、ラジエータと冷却ファンの高さ方向が抑えられて、コンパクトにレイアウトされることができ、更にラジエータに対して冷却ファンが斜めに配置されたことにより、ラジエータコア全体に冷却風が当たりやすくなり、冷却性能を向上させることができる。
また、冷却ファンがラジエータの前方に配置されるので、後輪より前方に距離が取れるため、ラジエータの後方に配置されるよりも外部からの異物が冷却ファンに侵入しにくい位置とすることができる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、V字型の領域の上方には運転者シートが配置されており、その下方空間は上方になるにつれ互いに離間する配置が納めやすいため、運転者シートの下方にコンパクトに冷却ファンおよびラジエータを配置できる。
請求項3の発明によれば、請求項2の発明の効果に加え、リヤフェンダに沿ってラジエータを後傾させているので、ラジエータの上下配置高さを抑えられるため、ラジエータのシートレール側への突出が抑制され、運転者シート高を低くすることができる。
請求項4の発明によれば、請求項2または請求項3の発明の効果に加え、冷却ファンが、運転者シート下の車体カバーで覆われやすい空間に配置され、外部から視認し難くでき、冷却ファンの保護と車両の美観形成に寄与する。
請求項5の発明によれば、請求項4の発明の効果に加え、運転者シートを外した際に、ファンシュラウドの開口面が前傾されているので、ファンシュラウド開口面への外部からの異物を浸入しにくくでき、また、ファンシュラウド底面から異物が排出されやすくなる。
請求項6の発明によれば、請求項3ないし請求項5のいずれか一項の発明の効果に加え、ラジエータを後傾させて運転者シート高を抑えつつも、ラジエータコアをシートフレーム間にも及ばせて、ラジエータコアの冷却面積を増すことができる。
本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両のラジエータ配置構造を有する自動二輪車の要部左側面図である。 図1中の自動二輪車の後半部の拡大図である。 図1中の自動二輪車の左上部前方から見た後半部の斜視図である。
図1から図3に基づき、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両のラジエータ配置構造につき説明する。
特許請求の範囲および本明細書の説明における前後左右上下等の向きは、本実施形態の鞍乗型車両のラジエータ配置構造を備えた車両の向きに従うものとする。本実施形態において車両は鞍乗型車両であり、具体的には自動二輪車である。
図中矢印FRは車両前方を、LHは車両左方を、RHは車両右方を、UPは車両上方を、それぞれ示す。
図1は、本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両のラジエータ配置構造を有する自動二輪車の要部左側面図である。
図1において、自動二輪車(本発明における「鞍乗型車両」)1は、車体カバー10が二点鎖線で簡略に一部省略して示されるほか、車両前部、パワーユニット3等は二点鎖線で簡略図示され、車両後部の要部のみが示される。
図1に示されるように、自動二輪車1の車体フレーム2は、車体前上方から後下方に延びるメインフレーム21を備えており、メインフレーム21の前端に設けたヘッドパイプ20に、下端に前輪11を軸支し、上端にバーハンドル12を固定したフロントフォーク13が操向可能に支持される。
メインフレーム21の下方空間には、後輪14を駆動するパワーユニット3が配置されており、パワーユニット3は、複数のハンガ部材21aを介してメインフレーム21に搭載される。
また、後端に後輪14を軸支したスイングアーム15の前端が、メインフレーム21の後端側にピボット軸22を介して上下揺動自在に枢支される。パワーユニット3は水冷式の内燃機関30と変速機35を備えており、その出力軸は、スイングアーム15に沿って取り付けられた図示しないドライブシャフトを介して後輪14に接続し、回転動力を後輪14に伝達する。
メインフレーム21は平面視で後方側が左右に拡開する左右の一対に構成されており、左右のメインフレーム21の上に跨って燃料タンク16が支持されるとともに、左右のメインフレーム21の後端上部からそれぞれ後ろ上がりに延びる左右のシートレール23と、左右のメインフレーム21の後端下部と左右のシートレール23の後部寄りの間をそれぞれ結ぶバックステイ24とを備え、シートレール23上には、運転者シート17Aと同乗者シート17Bが取付けられる。なお、図1中仮想線Aは、運転者シート17Aの前後方向の範囲と長さを示す。
左右の各部材は、図3に示されるように連結部材で連結され、シートレール23の前部とバックステイ24との間には補強フレーム25が設けられる。
メインフレーム21の後端上部とスイングアーム15の間には図示しないリヤクッションユニットが設けられる。
運転者シート17Aおよび同乗者シート17Bの後部下方で後輪14の上方には、シートレール23の後部とバックステイ24を覆うようにして車体カバー10の後部カバー10aが設けられ、運転者シート17Aの前部下方には、シートレール23の前部とその下方を覆うようにして車体カバー10のサイドカバー10bが設けられている。
一方、スイングアーム15には後輪14の上面を覆うようにリヤフェンダ18が取付けられており、リヤフェンダ18は後輪14と共に上下揺動する。
本実施形態の自動二輪車1において、メインフレーム21は、図2中仮想線Bのように後下がりに配向され、その後方において、リヤフェンダ18の前部が、図2中仮想線Eのように後上がりに配向されており、それらが側面視で仮想線B、Eがなすように、V字形をなしている。
その側面視V字形の空間に、内燃機関30を冷却するためのラジエータ4と冷却ファン6が設けられる。
図2に示されるように、ラジエータ4は、リヤフェンダ18の前部に対向してリヤフェンダ18に沿って、図2中仮想線Dのように後傾して配置され、シートレール23と補強フレーム25に取付けられたラジエータ取付けステー26によって車体フレーム2に取付けられる(図3参照)。
図2中に冷却ファン6が模式的に鎖線で示されるように、ラジエータ4の前方においては冷却ファン6が、図2中仮想線Cのように前傾して配置され、冷却ファン6を囲むファンシュラウド60が、ファン取付けステー27にファン取付けボルト60cによって車体フレーム2に取付けられる(図3参照)。
ファンシュラウド60とラジエータ4との間は、導風ダクト61で繋がれ、冷却風が確実にラジエータ4に送り込まれるようになっている。
内燃機関30の冷却水を冷却するラジエータ4は、アッパータンク41と、ロアータンク42と、アッパータンク41およびロアータンク42の間に形成される長方形のラジエータコア40とを備えており、ラジエータコア40はアッパータンク41およびロアータンク42間を接続する図示しない多数の偏平な冷却水チューブと、隣接する冷却水チューブ間を接続する図示しない多数の波形の冷却フィンとを備える。ロアータンク42に設けた冷却水供給口44はラジエータロアーホース46を介して内燃機関30に接続され、アッパータンク41に設けた冷却水排出口43はラジエータアッパーホース45を介して内燃機関30に接続される。なお、図中47は、排水口である。
冷却ファン6はファンシュラウド60の中央に支持した図示しないモータで回転し、冷却ファン6によって吸引されて送出された空気がラジエータ4を前面側から背面側に通過する際に、冷却フィンに接触して熱交換を行う。
図2に示されるように、ラジエータ4が、仮想線Dのようにリヤフェンダ18の前部に沿って後傾し、冷却ファン6がラジエータ4の前方において、仮想線Cのように前傾するように配置されたので、冷却ファン6とラジエータ4が互いに上方になるに従って離間するように配置される。
したがって、ラジエータ4と冷却ファン6の高さ方向が抑えられて、コンパクトにレイアウトされている。
また、図2中一点鎖線で示す冷却ファン6の中心線Xが、前側が下がるように傾斜し、さらにラジエータ4の面に対して斜めに交差しているように、冷却ファン6が前傾し且つ冷却ファン6がラジエータ4に対して斜めに配置されたので、ラジエータコア40に冷却風が斜めに当たり、有効な冷却風速度で当たる領域が上下に拡大し、ラジエータコア40全体に冷却風が当たりやすくなるため、冷却性能を向上させることができる。
したがって、ラジエータ4のラジエータコア40の上下方向寸法が左右方向寸法よりも大きい縦長形状に形成し、ラジエータ4の左右方向寸法を抑制して、これにより車幅の減少に寄与することができる。
また、冷却ファン6は、ラジエータ4の前方に配置されているので、後輪14より前方に距離が取れるため、ラジエータ4の後方に配置されるよりも、後輪14からの飛散物等の外部からの異物が冷却ファン6に侵入しにくい位置とすることができる。
また、側面視で、図2中仮想線BとEが示すようにメインフレーム21とリヤフェンダ18とがなすV字形の領域19内に、冷却ファン6とラジエータ4とが上方になるにつれ互いに離間するように収められて配置されている。V字型の領域19の上方には運転者シート17Aが配置されており、運転者シート17Aの下方、図1中の前後方向Aの長さの空間は上方になるにつれ互いに離間する配置が納めやすいため、運転者シート17Aの下方にコンパクトに冷却ファン6およびラジエータ4を配置できるものとなっている。
特に、本実施形態では、運転者シート17Aの直下、図1中前後方向Aの長さの範囲にラジエータ4が配置されているが、ラジエータ4はリヤフェンダ18に沿って後傾されているので、ラジエータ4の上下配置高さを抑えることができるため、ラジエータ4のシートレール23側への突出が抑制され、運転者シート17Aの高さを低くすることが可能となっている。
また、運転者シート17Aの直下、図1中前後方向Aの長さの範囲に冷却ファン6が配置されるが、冷却ファン6はファンシュラウド60、導風ダクト61ともども車体カバー10のサイドカバー10bで覆われている。
冷却ファン6が、運転者シート17A下の車体カバー10で覆われやすい空間に配置されたので、冷却ファン6を外部から視認し難くでき、冷却ファン6の保護と車両の美観形成に寄与している。
そして、図2に一点鎖線で示す冷却ファン6の中心線Xが示すように、冷却ファン6を囲うファンシュラウド60の開口面60aが前傾されているので、メンテナンス等で運転者シート17Aを外した際に、ファンシュラウド60の開口面60aへの外部からの異物を浸入しにくくでき、また、ファンシュラウド60の底面60bから異物が排出されやすくなっている(図3参照)。
なお、ファンシュラウド60とラジエータ4を繋ぐ導風ダクト61においても底部に開口を設けることで、侵入した異物が排出されやすくすることができる。
また、図2、図3に示されるように、本実施形態においては、ラジエータ4の一部、ここではアッパータンク41の一部が、側面視でシートレール23より上方へ突出している。
このことにより、前述のようにラジエータ6を後傾させて運転者シート高を抑えつつも、ラジエータコア40をシートレール23間にも及ばせて、ラジエータコア40の冷却面積を増すことができ、ラジエータ4の冷却能力が向上している。
以上、本発明に係る一実施形態の鞍乗型車両のラジエータ配置構造につき説明したが、本発明の態様が上記実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲で、多様な態様で実施されるものを含むことは勿論である。
例えば、本発明の鞍乗型車両は、実施形態の自動二輪車に限らず3輪バギー等の小型車両も含まれる。また、水冷式の内燃機関は、特定の形式、気筒数に限定されない。
1…自動二輪車(本発明における「鞍乗型車両」)、2…車体フレーム、3…パワーユニット、4…ラジエータ、6…冷却ファン、10…車体カバー、10a…後部カバー、10b…サイドカバー、14…後輪、15…スイングアーム、16…燃料タンク、17A…運転者シート、17B…同乗者シート、18…リヤフェンダ、19…領域、20…ヘッドパイプ、21…メインフレーム、23…シートレール、24…バックステイ、25…補強フレーム、26…ラジエータ取付けステー、27…ファン取付けステー、30…内燃機関、35…変速機、40…ラジエータコア、41…アッパータンク、42…ロアータンク、60…ファンシュラウド、60a…開口面、60b…底面、60c…ファン取付けボルト、61…導風ダクト、X…冷却ファン6の中心線

Claims (6)

  1. 水冷式の内燃機関(30)を搭載する鞍乗型車両(1)において、
    ラジエータ(4)が、リヤフェンダ(18)の前部に対向して同リヤフェンダ(18)に沿って後傾するように配置され、
    冷却ファン(6)が、前記ラジエータ(4)の前方において前傾して配置されたことを特徴とする鞍乗型車両のラジエータ配置構造。
  2. 側面視で、メインフレーム(21)と前記リヤフェンダ(18)とがなすV字形の領域(19)内に、前記冷却ファン(6)と前記ラジエータ(4)とが上方になるにつれ互いに離間するように収められて配置されたことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両のラジエータ配置構造。
  3. 運転者シート(17A)の直下に前記ラジエータ(4)が配置されたことを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両のラジエータ配置構造。
  4. 運転者シート(17A)の直下に前記冷却ファン(6)が配置され、車体カバー(10)で覆われたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の鞍乗型車両のラジエータ配置構造。
  5. 前記冷却ファン(6)を囲うファンシュラウド(60)の開口面(60a)が前傾されたことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両のラジエータ配置構造。
  6. 前記ラジエータ(4)の一部を、側面視でシートレール(23)より上に突出させたことを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれか一項に記載の鞍乗型車両のラジエータ配置構造。
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