JP5055080B2 - 車両 - Google Patents

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Description

この発明は車両に関し、より特定的には制御手段を備える車両に関する。
この種の従来技術の一例が特許文献1において開示されている。
特許文献1のコントローラ配設構造では、その図8に示すように断面略I字状の後部フレームの前端上面にコントローラが取り付けられ、かつコントローラが空間に向かって開放されている。
特開平4−362486号公報
特許文献1では、コントローラを容易に保守、点検することができるが、コントローラは後部フレームの上面に設けられているので、コントローラが占めるスペースが大きくなり、車両を小さくすることを妨げていた。
また、燃料電池車両のコントローラは、電動車両や内燃機関車両と比べて大型で発熱量も大きい。
それゆえに、この発明の主たる目的は、制御手段の占めるスペースを小さくすることによって車両を小型にできかつ制御手段の放熱を促進できる、車両を提供することである。
上述の目的を達成するために、請求項1に記載の車両は、燃料電池システムを含む車両であって、第1壁と第2壁と前記第1壁および前記第2壁を連結する連結部とを有する車体フレーム、および前記燃料電池システムを制御するために前記第1壁と前記第2壁との間に設けられる制御手段を備え、前記車体フレームは、前記連結部を介さずに対向する前記第1壁と前記第2壁とを有するヒートシンク部を含み、前記制御手段は、前記ヒートシンク部の前記第1壁と前記第2壁との間に設けられることを特徴とする
請求項に記載の車両は、請求項に記載の車両において、前記車体フレームは、ヘッドパイプ、および前記ヘッドパイプの上側接続部から後方に延びた後に屈曲し前記ヘッドパイプのうち前記上側接続部よりも下方に設けられる下側接続部に延びるクレードルフレームを含み、前記クレードルフレームは前記ヒートシンク部を含むことを特徴とする。
請求項に記載の車両は、請求項に記載の車両において、前記クレードルフレームを覆いかつ前記下側接続部近傍に吸気口を有するカバーをさらに備え、前記ヒートシンク部は、前記クレードルフレームのうち前記下側接続部よりも上側に設けられることを特徴とする。
請求項に記載の車両は、請求項に記載の車両において、前記燃料電池システムは当該燃料電池システムの温度上昇を抑制するための送風手段を含み、前記送風手段は前記制御手段よりも前記吸気口から導入された空気の流れの下流側に設けられることを特徴とする。
請求項に記載の車両は、請求項に記載の車両において、前記ヒートシンク部の前記第1壁および前記第2壁の少なくともいずれか一方は平面状の対向面を有し、前記制御手段は前記対向面に固定されることを特徴とする。
請求項に記載の車両は、燃料電池システムを含む車両であって、第1壁と第2壁と前記第1壁および前記第2壁を連結する連結部とを有する車体フレーム、前記燃料電池システムを制御するために前記第1壁と前記第2壁との間に設けられる制御手段、および所定電圧を出力する電源手段を備え、前記制御手段は前記第1壁および前記第2壁の一方に設けられ、前記電源手段は前記第1壁および前記第2壁の他方に設けられることを特徴とする。
請求項1に記載の車両では、制御手段を車体フレームの第1壁と第2壁との間に設けることによって、第1壁や第2壁の外側に設けた場合に比べて制御手段の占めるスペースを小さくでき、車両を小さくできる。また、車体フレームの第1壁と第2壁とによって制御手段を外力から保護することができる。一般に、制御手段が燃料電池システムの動作を制御する場合、制御手段の発熱量は大きくなる。この発明は、制御手段を第1壁と第2壁との間に設けることによって制御手段の放熱を促進でき制御手段を冷却できるので、燃料電池システムおよび燃料電池システムを制御する制御手段を備える車両に好適に用いられる。さらに、車体フレームのヒートシンク部の第1壁と第2壁との間に制御手段を設けることによって、別途ヒートシンクを用いることなく放熱を促進でき制御手段を円滑に冷却できる。
請求項に記載の車両では、クレードルフレームはヘッドパイプに上側接続部および下側接続部の2箇所で接続され、剛性の大きい車体フレームが得られる。したがって、クレードルフレームに連結部のないヒートシンク部を構成しても、クレードルフレームひいては車体フレームの剛性を低下させることなくフレーム強度を確保できる。
請求項に記載の車両では、クレードルフレームをカバーで覆うことによって、クレードルフレームのヒートシンク部に設けられた制御手段を外力からさらに保護することができる。また、ヘッドパイプの下側接続部近傍に吸気口を設け、ヒートシンク部をヘッドパイプの下側接続部よりも上側に設けることによって、制御手段をカバーの吸気口よりも上側に配置することができる。これによって、吸気口から空気を取り込むことができるとともに吸気口から浸入した水等が制御手段に接触することを防止できる。
たとえばラジエータや気液分離器を冷却する送風手段の下流側に制御手段があれば、ラジエータや気液分離器を冷却した後の暖かい空気が制御手段に与えられ、制御手段の冷却効率が低下してしまう。請求項に記載の車両では、送風手段は制御手段の下流側に配置されるので、上記のようなラジエータや気液分離器を冷却した後の空気が制御手段に与えられることはなく、冷却効率の低下を防止できる。
請求項に記載の車両では、ヒートシンク部のうち制御手段が固定される対向面は平面状であるので、制御手段を安定して固定できる。
請求項に記載の車両では、制御手段と電源手段とを別々の部材(壁)に設けることによって、同一の部材に設ける場合に比べて、制御手段および電源手段の冷却効率を高くすることができる。
この発明によれば、制御手段の占めるスペースひいては車両を小さくできかつ制御手段の放熱を促進できる。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態の車両10について説明する。
この発明の実施の形態における左右、前後、上下とは、車両10のシートにドライバがそのハンドル36に向かって着座した状態を基準とした左右、前後、上下を意味する。
図1および図2を参照して、車両10は自動二輪車であり、車体フレーム12を含む。
図3をも参照して、車体フレーム12は、ヘッドパイプ14、ヘッドパイプ14に設けられるクレードルフレーム16、クレードルフレーム16に取り付けられるシートレール18、シートレール18を支持するための2つの支持フレーム20、およびクレードルフレーム16に設けられる2つのフランジ部22を含む。
クレードルフレーム16は、上部フレーム24と2つの後部フレーム26と下部フレーム28と支持フレーム30とを含む。上部フレーム24と2つの後部フレーム26とはたとえばボルトによって連結されており、2つの後部フレーム26と下部フレーム28とはたとえばボルトによって連結されている。
上部フレーム24は、それぞれ左右方向に幅を有する第1壁24aと第2壁24bとを含む。第1壁24aと第2壁24bとは、相互に略一定の間隔をあけてヘッドパイプ14の上側接続部14aから後方に延びる。第1壁24aおよび第2壁24bはそれぞれ平板状に形成され、平面状の対向面32aおよび32bを有する。第1壁24aと第2壁24bとのうち連結部を有さない部分にヒートシンク部Hが形成される。
2つの後部フレーム26は、上部フレーム24の後端部から二股に分かれて後方に延び、その後シートレール18との接続部AおよびB付近において後方斜め下側に屈曲し、さらに支持フレーム20との接続部CおよびD付近で前方斜め下側に向かって屈曲しその後前方に向かって屈曲し、下部フレーム28の後端部に接続される。各後部フレーム26は、左右方向の幅を有する第1壁26aおよび第2壁26bを含む。第1壁26aと第2壁26bとは相互に略一定の間隔をあけて形成され、第1壁26aと第2壁26bとは連結部26cによって連結される。連結部26cは第1壁26aと第2壁26bとを幅方向の外端縁で連結する。したがって、各後部フレーム26は断面コ字状に形成される。2つの後部フレーム26は支持フレーム30によって連結される。
下部フレーム28は、後部フレーム26が接続される後端部から前方に延びさらに前方斜め上側に向かって屈曲し、ヘッドパイプ14の下側接続部14bに接続される。下部フレーム28は、それぞれ左右方向に幅を有する第1壁28aと第2壁28bとを含む。第1壁28aと第2壁28bとは相互に略一定の間隔をあけて形成され、第1壁28aと第2壁28bとは連結部28cによって連結される。連結部28cは第1壁28aと第2壁28bとを幅方向の中央部で連結し、下部フレーム28は縦断面I字型に形成される。
前後方向に延びるフレーム状のシートレール18は、クレードルフレーム16の接続部AおよびBに接続されている。シートレール18の上側には図示しないシートが開閉自在に設けられている。シートを開くことによって二次電池66(後述)の着脱や燃料の補給が可能となる。
シートレール18には2つの支持フレーム20がたとえば溶接等によって取り付けられている。2つの支持フレーム20の下端部がそれぞれクレードルフレーム16の接続部CおよびDに取り付けられ、これによってシートレール18が支持されている。2つの支持フレーム20は連結フレーム32によって連結されている。
2つの後部フレーム26にはそれぞれフランジ22がたとえば溶接等によって取り付けられている。
図1および図2に戻って、ヘッドパイプ14内には、車体方向変更用のステアリング軸34が回動自在に挿通されている。ステアリング軸34の上端にはハンドル36が固定されたハンドル支持部38が取り付けられている。ハンドル支持部38の上端には表示操作部40が配置されている。
図7をも参照して、表示操作部40は、車両10を駆動する電動モータ56(後述)の各種データを計測表示するためのメータ40a、走行状態等の各種情報提供用のたとえば液晶ディスプレイ等で構成される表示部40b、および各種指示や各種情報入力用の入力部40cを一体的に設けたものである。入力部40cは、電動モータ56と二次電池66(後述)とを電気的に接続するための始動ボタン42a、ON/OFF回路156をオフするための停止ボタン42b、および停止ボタン42bを点灯させるためのバックライト42cを含む。
図1に示すように、ステアリング軸34の下端には左右一対のフロントフォーク44が取り付けられており、フロントフォーク44それぞれの下端には、前輪46が前車軸48を介して取り付けられている。
また、2つのフランジ部22の下端部の間には、スイングアーム(リヤアーム)50がピボット軸52を介して揺動自在に支持されている。スイングアーム50の後端部50aには、後輪54に連結されかつ後輪54を回転駆動させるためのたとえばアキシャルギャップ型の電動モータ56が内蔵されている。また、スイングアーム50には、電動モータ56に電気的に接続され電動モータ56の回転駆動を制御するためのコントローラ60が内蔵されている。スイングアーム50とクレードルフレーム16の後部フレーム26とはリヤクッション64を介して連結されている。
車両10のクレードルフレーム16の2つの後部フレーム26の間でありかつ支持フレーム30の前側には二次電池66が配置される。二次電池66は、シートレール18で囲まれた空間を通るように矢印Pで示す斜め方向に着脱できる。二次電池66は、セルスタック102からの電力を蓄え、コントローラ150(後述)の指令に応じて電気構成部材に電力を供給する。二次電池66は、セルスタック102や外部の商用電源によって充電できる。二次電池66には、二次電池66の蓄電量を検出するための蓄電量検出器62が内蔵されている。
車両10は燃料電池システム100を含む。
燃料電池システム100は、電動モータ56や補機類等を駆動するための電気エネルギを生成する。
以下、燃料電池システム100について説明する。
図1および図2を参照して、燃料電池システム100は、メタノール(メタノール水溶液)を改質せずにダイレクトに電気エネルギの生成(発電)に利用する直接メタノール型燃料電池システムである。
燃料電池システム100は、下部フレーム28の下方に配置されるセルスタック102を含む。図1に示すように、セルスタック102は、後部フレーム26から吊るされるステー104によって支持されている。
図6に示すように、セルスタック102は、メタノールに基づく水素イオンと酸素との電気化学反応によって発電できる燃料電池(燃料電池セル)104を、セパレータ106を挟んで複数個積層(スタック)して構成されている。セルスタック102を構成する各燃料電池104は、固体高分子膜等から構成される電解質膜104aと、電解質膜104aを挟んで互いに対向するアノード(燃料極)104bおよびカソード(空気極)104cとを含む。アノード104bおよびカソード104cはそれぞれ、電解質膜104a側に設けられる白金触媒層を含む。
また、図1および図2に戻って、二次電池66およびクレードルフレーム16の後部フレーム26の後方には、上から順にラジエータ106および気液分離器108が後方に傾くように配置されている。ラジエータ106はシートレール18および支持フレーム20、気液分離器108は後部フレーム26に、それぞれ固定されている。ラジエータ106の裏面側にはラジエータ106を冷却するためのファン110が設けられ、気液分離器108の裏面側には気液分離器108を冷却するためのファン112が設けられている。ファン110および112はそれぞれ、ラジエータ106および気液分離器108による冷却動作を促進し、燃料電池システム100の温度上昇を抑制する。
また、クレードルフレーム16内であり二次電池66の前方には、燃料供給系の組立体113が配置されている。組立体113は燃料タンク114および水溶液タンク116等を含む。
燃料タンク114は、セルスタック102の電気化学反応の燃料となる高濃度(たとえば、メタノールを約50wt%含む)のメタノール燃料(高濃度メタノール水溶液)を収容している。燃料タンク114にはレベルセンサ118(図7参照)が装着され、燃料タンク114内のメタノール燃料の液面の高さひいては液量が検出される。また、燃料タンク114には燃料ポンプ120およびラジエータバルブ122が取り付けられており、燃料タンク114の前面には燃料フィルタ124(図6参照)および逆止弁125が取り付けられている。燃料タンク114の後部にはキャッチタンク126がたとえば面ファスナーによって取り付けられている。
水溶液タンク116は、燃料タンク114からのメタノール燃料をセルスタック102の電気化学反応に適した濃度(たとえば、メタノールを約3wt%含む)に希釈したメタノール水溶液を収容している。水溶液タンク116にはレベルセンサ128(図7参照)が装着され、水溶液タンク116内のメタノール水溶液の液面の高さひいては液量が検出される。また、水溶液タンク116には、水溶液ポンプ130および水溶液フィルタ132が取り付けられている。
さらに燃料タンク114と水溶液タンク116とはブラケット(図示せず)を介して連結され一体化されている。ブラケットには、超音波センサ134および検出用バルブ136(図6参照)が取り付けられている。
このように燃料タンク114、燃料ポンプ120、ラジエータバルブ122、燃料フィルタ124、逆止弁125、キャッチタンク126、水溶液タンク116、水溶液ポンプ130、水溶液フィルタ132、超音波センサ134および検出用バルブ136が一体化された組立体113は、複数箇所で車体フレーム12に取り付けられている。具体的には、燃料タンク114がクレードルフレーム16の上部フレーム24の下方に位置し、水溶液タンク116が燃料タンク114の前方斜め左下方向に位置するように、組立体113がクレードルフレーム16内に配置されている。そして、燃料タンク114の上部が2箇所で上部フレーム24に取り付けられ、かつ水溶液タンク116の下部が1箇所で下部フレーム28に取り付けられている。
また、セルスタック102の後方であり後部フレーム26の下側には水タンク138が設けられ、水タンク138にはレベルセンサ140(図7参照)が装着され、水タンク138内の水面の高さひいては水量が検出される。水タンク138の上面には水ポンプ142が取り付けられている。
図2からわかるように、クレードルフレーム16の右側には、気体に含まれる塵等の異物を除去するためのエアフィルタ144が配置されている。エアフィルタ144の下方にはエアチャンバ146が設けられ、エアチャンバ146の下方にはエアポンプ148が設けられている。
また、図4をも参照して、クレードルフレーム16の上部フレーム24の第1壁24aと第2壁24bとの間において第2壁24bの対向面32b上にはコントローラ150が設けられ、たとえばボルトによって固定されている。第1壁24aの上面にはDC−DCコンバータを含む電源回路152が配置され、たとえばボルトによって固定されている。また、ヘッドパイプ14には、クレードルフレーム16の右側から操作できるようにメインスイッチ154が設けられている。メインスイッチ154がオンされることによってコントローラ150が起動されかつリレー188(後述)がオンされる。
さらに、後部フレーム26の左側近傍にはON/OFF回路156が設けられ、後部フレーム26の右側近傍にはDC−DCコンバータ158が設けられている。
図6に示すように、燃料タンク114と燃料フィルタ124とはパイプP1を介して接続され、燃料フィルタ124と燃料ポンプ120とはパイプP2を介して接続され、燃料ポンプ120と水溶液タンク116とはパイプP3を介して接続されている。
水溶液タンク116と水溶液ポンプ130とはパイプP4を介して接続され、水溶液ポンプ130と水溶液フィルタ132とはパイプP5およびP6を介して接続され、水溶液フィルタ132と入口温度センサ160とはパイプP7を介して接続され、入口温度センサ160とセルスタック102のアノード入口I1とはパイプP8を介して接続されている。水溶液ポンプ130を駆動させることによってセルスタック102にメタノール水溶液が供給される。入口温度センサ160がセルスタック102に流入するメタノール水溶液の温度を検出する。この検出温度をセルスタック102の温度とみなす。
セルスタック102のアノード出口I2と出口温度センサ162とはパイプP9を介して接続され、出口温度センサ162とラジエータ106とはパイプP10を介して接続されている。出口温度センサ162がセルスタック102から流出するメタノール水溶液の温度を検出する。
ラジエータ106と水溶液タンク116とはパイプP11を介して接続されている。また、パイプP10とP11とは、パイプP12、ラジエータバルブ122およびパイプP13を介して接続され、ラジエータ106をバイパスする流路が構成されている。
上述したパイプP1〜P13は主として燃料の流路となる。
また、エアフィルタ144とエアチャンバ146とはパイプP14を介して接続され、エアチャンバ146とエアポンプ148とはパイプP15を介して接続され、エアポンプ148とセルスタック102のカソード入口I3とはパイプP16を介して接続されている。燃料電池システム100の発電時にはエアポンプ148を駆動させることによって、酸素を含む空気が外部から吸入される。
セルスタック102のカソード出口I4と気液分離器108とはパイプP17を介して接続され、気液分離器108と水タンク138とはパイプP18を介して接続され、水タンク138にはパイプ(排気管)P19が設けられている。
燃料タンク114の気層と逆止弁125とはパイプP20を介して接続され、逆止弁125と水溶液タンク116の気層とはパイプP21を介して接続されている。このようにして燃料タンク114と水溶液タンク116との気層同士が接続される。
上述したパイプP14〜P19は主として酸化剤の流路となる。
さらに、水タンク138と水ポンプ142とはパイプP22を介して接続され、水ポンプ142と水フィルタ166とはパイプP23を介して接続され、水フィルタ166と逆止弁168とはパイプP24を介して接続され、逆止弁168と水溶液タンク116とはパイプP25を介して接続されている。
上述したパイプP22〜P25は水の流路となる。
また、パイプP5には超音波センサ134が接続されている。超音波センサ134は、メタノール濃度に応じて超音波の伝搬時間(伝搬速度)が変化することを利用して、メタノール水溶液のメタノール濃度(メタノール水溶液におけるメタノールの割合)を検出するために用いられる。超音波センサ134による濃度検出には、セルスタック102に向けて送られるメタノール水溶液の一部が用いられる。超音波センサ134は、発信部と受信部とを含み、発信部から発信した超音波を受信部で受信して超音波伝搬時間を検出し、その伝搬時間に相当する電圧値を物理的な濃度情報とする。コントローラ150は、その濃度情報に基づいて、セルスタック102に送られるメタノール水溶液のメタノール濃度を検出する。
超音波センサ134にはパイプP26を介して検出用バルブ136が接続され、検出用バルブ136と水溶液タンク116とはパイプP27を介して接続されている。メタノール濃度の検出時には検出用バルブ136が閉じられ、超音波センサ134内でのメタノール水溶液の流れが止められる。メタノール濃度の検出後、検出用バルブ136が開けられ、濃度検出済みのメタノール水溶液が水溶液タンク116に戻される。
上述したパイプP26およびP27は主として濃度検出用の流路となる。
さらに、水溶液タンク116とキャッチタンク126とはパイプP28を介して接続され、キャッチタンク126とパイプP16とはパイプP29を介して接続され、キャッチタンク126と水溶液タンク116とはパイプP30を介して接続されている。
上述したパイプP20,P21およびP28〜P30は主として燃料処理用の流路となる。
図1および図2に戻って、このような車両10はカバー170を備える。カバー170は、シートの部分を除いてクレードルフレーム16や燃料電池システム100を、車両左右両側および上側から覆うように設けられている。カバー170の固定手段は任意でよいが、この実施形態では、カバー170の内表面に設けられた突部(図示せず)をクレードルフレーム16等に設けられたギボシ(図示せず)に嵌入することによって固定されている。図5からわかるように、カバー170は、ヘッドパイプ14の下側接続部14bの近傍に外気を取り入れるための吸気口172を有している。吸気口172は前方下向きに形成されている。ラジエータ冷却用のファン110の駆動によってカバー170内の空間が負圧となるため吸気口172から外気が導入される。これによってクレードルフレーム16内に設けられた各種補機類やコントローラ150等が冷却される。
また、吸気口172はコントローラ150よりも低い位置に設けられている。車両10は外を走行するため降雨時など吸気口172から浸水する場合がある。このときでもコントローラ150を吸気口172よりも上側に設けておくことによってコントローラ150が水分によって濡れてしまうことを防止できる。
ついで、図7を参照して、燃料電池システム100の電気的構成について説明する。
燃料電池システム100のコントローラ150は、必要な演算を行い燃料電池システム100の動作を制御するためのCPU174、CPU174にクロックを与えるクロック回路176、燃料電池システム100の動作を制御するためのプログラムやデータおよび演算データ等を格納するための、たとえばEEPROMからなるメモリ178、電動モータ56にセルスタック102を接続するための電気回路180における電圧を検出するための電圧検出回路182、燃料電池104ひいてはセルスタック102を流れる電流を検出するための電流検出回路184、および電気回路180を保護するための電圧保護回路186を含む。
電気回路180には、電気回路180を開閉するためのON/OFF回路156およびDC−DCコンバータ158が直列接続され、さらに、電気回路180には所定の電圧を出力するための電源回路152がリレー188を介して接続されている。電圧保護回路186は、セルスタック102の電圧低下検出時にON/OFF回路156を開放させる。
このようなコントローラ150のCPU174には、レベルセンサ118,128および140からの検出信号、ならびに超音波センサ134、入口温度センサ160および出口温度センサ162からの検出信号が入力される。また、CPU174には、メインスイッチ154からの入力信号や、入力部40cの始動ボタン42aおよび停止ボタン42bからの入力信号が入力される。また、CPU174には蓄電量検出器62からの検出信号が入力される。CPU174は、蓄電量検出器62からの検出信号と二次電池66の容量に関する情報とを用いて二次電池66の蓄電率(二次電池66の容量に対する蓄電量の割合)を算出する。さらに、CPU174には電圧検出回路182からの電圧検出値および電流検出回路184からの電流検出値が入力される。CPU174は、電圧検出値と電流検出値とを用いてセルスタック102の出力を算出する。
また、CPU174によって、燃料ポンプ120、水溶液ポンプ130、エアポンプ148、水ポンプ142、ファン110,112、ラジエータバルブ122および検出用バルブ136等の補機類が制御される。また、CPU174によって、各種情報を表示し車両10のドライバに各種情報を報知するための表示部40bが制御される。さらに、CPU174によって、入力部40cのバックライト42cの点灯/消灯が制御される。また、CPU174によって、ON/OFF回路156およびリレー188の開閉動作が制御され、電源回路152の動作が制御され、電動モータ56と二次電池66との電気的接続が制御される。
セルスタック102には二次電池66およびコントローラ60を接続できる。二次電池66およびコントローラ60は電動モータ56に接続できる。二次電池66はセルスタック102からの電力によって充電可能であり、二次電池66の放電によって電動モータ56、コントローラ60および補機類等に電力を与えることができる。
コントローラ60には、電動モータ56の各種データを計測するためのメータ40aが接続され、メータ40aによって計測されたデータおよび電動モータ56の状況は、CPU174に与えられる。
なお、二次電池66は車両10から取り外して外部電源(商用電源)によって充電できる。
この実施形態では、コントローラ150が制御手段に相当する。電源回路152が電源手段に相当する。ラジエータ106を冷却するためのファン110が送風手段に相当する。
ついで、このような車両10の基本的な動作について説明する。
まず、メインスイッチ154がオンされるとコントローラ150が起動され、リレー188がオンされる。リレー188がオンされると、二次電池66からの電圧が電源回路152で所定の電圧に変換されて補機類等に与えられる。その後、始動ボタン42aが押されると、コントローラ60によって電動モータ56と二次電池66とが電気的に接続され、二次電池66の蓄電量が所定値(たとえば蓄電率40%)以上であれば、二次電池66によって電動モータ56が駆動される。
二次電池66の蓄電量が当該所定値未満であれば、CPU174によってON/OFF回路156がオンされ、セルスタック102が二次電池66および電動モータ56に接続される。そして、CPU174からの指示によって水溶液ポンプ130やエアポンプ148等の補機類の駆動が開始され、セルスタック102の発電が開始される。
図6を参照して、セルスタック102の発電動作について説明する。
水溶液タンク116内のメタノール水溶液は、水溶液ポンプ130の駆動によってパイプP4からP6を介して水溶液フィルタ132に供給される。そして、水溶液フィルタ132で不純物等が除去されたメタノール水溶液は、パイプP7、入口温度センサ160、パイプP8およびアノード入口I1を介して、セルスタック102を構成する各燃料電池104のアノード104bにダイレクトに供給される。
また、水溶液タンク116内にある気体(主に、二酸化炭素、気化したメタノールおよび水蒸気)は、パイプP28を介してキャッチタンク126に与えられる。キャッチタンク126内では気化したメタノールと水蒸気とが冷却される。キャッチタンク126内で得られたメタノール水溶液は、パイプP30を介して水溶液タンク116に戻される。また、キャッチタンク126内の気体(二酸化炭素、液化されなかったメタノールおよび水蒸気)は、パイプP29を介してパイプP16に与えられる。
一方、エアポンプ148の駆動によってエアフィルタ144から吸入された空気(エア)は、パイプP14を介してエアチャンバ146に流入することによって消音され、その後パイプP15およびエアポンプ148を介してパイプP16に与えられる。そして、その空気は、キャッチタンク126からの気体とともに、パイプP16およびカソード入口I3を介してセルスタック102を構成する各燃料電池104のカソード104cに供給される。
各燃料電池104のアノード104bでは、供給されたメタノール水溶液におけるメタノールと水とが化学反応し、二酸化炭素および水素イオンが生成される。生成された水素イオンは、電解質膜104aを介してカソード104cに流入し、そのカソード104c側に供給された空気中の酸素と電気化学反応して水(水蒸気)および電気エネルギが生成される。つまり、セルスタック102において発電が行われる。セルスタック102からの電力は、二次電池66への充電や車両10の走行駆動等に利用される。セルスタック102は、電気化学反応に伴って発生する熱によって温度上昇する。セルスタック102の出力はその温度上昇に伴って上昇し、セルスタック102は約60℃で定常的に発電可能となる。この実施形態では、燃料電池システム100は、セルスタック102の温度が60℃を超えると昇温運転から通常運転に移行する。
各燃料電池104のアノード104bで生成された二酸化炭素および未反応メタノール水溶液は、上記電気化学反応に伴って熱せられる。当該二酸化炭素および未反応メタノール水溶液は、昇温運転時には、セルスタック102のアノード出口I2、パイプP9、出口温度センサ162およびパイプP10を介してラジエータ106に与えられ冷却された後、パイプP11を介して水溶液タンク116に戻される。ラジエータ106による二酸化炭素および未反応メタノールの冷却動作は、ファン110を動作させることによって促進される。
また、セルスタック102のアノード出口I2から流出するメタノール水溶液が所定温度以下であり冷却する必要がない場合には、ラジエータバルブ122が開き、そのメタノール水溶液は、パイプP12、ラジエータバルブ122、パイプP13およびP11を介して水溶液タンク116に与えられる。
一方、各燃料電池104のカソード104cで生成された水蒸気の大部分は液化して水となってセルスタック102のカソード出口I4から排出されるが、飽和水蒸気分はガス状態で排出される。カソード出口I4から排出された水分(水、水蒸気)、二酸化炭素および未反応の空気を含む排気は、パイプP17を介して気液分離器108に与えられて冷却され、水蒸気の一部は露点以下となって液化される。気液分離器108による水蒸気の液化動作は、ファン112を動作させることによって促進される。そして、気液分離器108からの水、水蒸気、二酸化炭素および未反応の空気を含む排気は、パイプP18を介して水タンク138に供給され、水は水タンク138に回収され、水蒸気、二酸化炭素および未反応の空気を含む排気はパイプP19を介して外部へ排出される。
水タンク138に回収された水は、水ポンプ142の駆動によってパイプP22、水ポンプ142、パイプP23、水フィルタ166、パイプP24、逆止弁168およびパイプP25を介して水溶液タンク116に適宜還流され、メタノール水溶液の水として利用される。
つぎに、車両10の運転停止動作について説明する。
まず、車両10が運転されかつ燃料電池システム100が発電している状態において、メインスイッチ154がオフされると、電動モータ56とセルスタック102および二次電池66との接続を絶つようにCPU174がコントローラ60に指示する。これに応じて、電動モータ56とセルスタック102および二次電池66との接続が絶たれる。その後、二次電池66の蓄電量が所定値(たとえば蓄電率98%)以上になるか停止ボタン42bが押されると、水溶液ポンプ130およびエアポンプ148等の補機類が停止されるとともにON/OFF回路156およびリレー188がオフされる。これによって、燃料電池システム100の発電が停止されかつ車両10の運転が停止される。
また、車両10が運転されかつ燃料電池システム100が発電している状態において、二次電池66の蓄電量が所定値(たとえば蓄電率98%)以上になるか停止ボタン42bが押されると、水溶液ポンプ130およびエアポンプ148等の補機類が停止されるとともにON/OFF回路156がオフされ、燃料電池システム100の発電が停止される。その後、メインスイッチ154がオフされると、電動モータ56とセルスタック102および二次電池66との接続が絶たれるとともにリレー188がオフされ、車両10の運転が停止される。
このような車両10によれば、コントローラ150を車体フレーム12の第1壁24aと第2壁24bとの間に設けることによって、第1壁24aや第2壁24bの外側に設けた場合に比べてコントローラ150の占めるスペースを小さくでき、車両10を小さくできる。また、第1壁24aと第2壁24bとによってコントローラ150を外力から保護することができる。さらに、コントローラ150を第1壁24aと第2壁24bとの間に設けることによってコントローラ150の放熱を促進できコントローラ150を冷却できるので、コントローラ150が燃料電池システム100を制御しコントローラ150の発熱量が大きくなる場合に好適に用いられる。
車体フレーム12のヒートシンク部Hにコントローラ150を設けることによって、別途ヒートシンクを用いることなく放熱を促進できる。
クレードルフレーム16はヘッドパイプ14に上側接続部14aおよび下側接続部14bの2箇所で接続され、剛性の大きい車体フレーム12が得られる。したがって、クレードルフレーム16に連結部のないヒートシンク部Hを構成しても、クレードルフレーム16ひいては車体フレーム12の剛性を低下させることなくフレーム強度を確保できる。
クレードルフレーム16をカバー170で覆うことによって、クレードルフレーム16のヒートシンク部Hに設けられたコントローラを外力からさらに保護することができる。
ファン110はコントローラ150よりも吸気口172から導入された空気の流れの下流側に配置されるので、ラジエータ106を冷却した後の空気がコントローラ150に与えられることはなく、冷却効率の低下を防止できる。
ヒートシンク部Hのうちコントローラ150が固定される対向面32bは平面状であるので、コントローラ150を安定して固定できる。
コントローラ150と電源回路152とを別々の部材(壁)に設けることによって、同一の部材に設ける場合に比べて、コントローラ150および電源回路152の冷却効率を高くすることができる。
なお、コントローラ150が第2壁24bの対向面32bに設けられている場合、電源回路152は第1壁24aの下面である対向面32aに設けられてもよい。また、コントローラ150が第1壁24aの対向面32aに設けられている場合、電源回路152は第1壁24aの上面および下面のいずれに設けられてもよい。
また、上述の実施形態では、コントローラ150および電源回路152は、燃料電池システム100に含まれていたが、それに限定されず、燃料電池システム100に含まれないように構成されてもよいことはいうまでもない。
送風手段は、ファン110に限定されず、ファン112であってもよい。
さらに、吸気口172とコントローラ150との間には水溶液タンク116などの燃料電池システム100の構成部材が存在しないことが好ましい。この場合、吸気口172から導入された外気は他の熱を吸収する前にコントローラ150を冷却するのでコントローラ150の冷却効率が向上する。
上述の実施形態では、燃料としてメタノールを、燃料水溶液としてメタノール水溶液を用いたが、これに限定されず、燃料としてエタノール等のアルコール系燃料、燃料水溶液としてエタノール水溶液等のアルコール系水溶液を用いてもよい。
この発明の一実施形態の車両を示す左側面図である。 図1の実施形態の車両を示す右側面図である。 車体フレームを示す斜視図である。 コントローラおよび電源回路の配置状態を示す図解図である。 カバーの吸気口近傍を示す図解図である。 図1の実施形態で用いられた燃料電池システムの配管を示すシステム図である。 図1の実施形態で用いられた燃料電池システムの電気的構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 車両
12 車体フレーム
14 ヘッドパイプ
14a 上側接続部
14b 下側接続部
16 クレードルフレーム
24a,26a,28a 第1壁
24b,26b,28b 第2壁
26c,28c 連結部
32a,32b 対向面
60,150 コントローラ
100 燃料電池システム
102 セルスタック
104 燃料電池(燃料電池セル)
110,112 ファン
152 電源回路
170 カバー
172 吸気口
174 CPU
H ヒートシンク部

Claims (6)

  1. 燃料電池システムを含む車両であって、
    第1壁と第2壁と前記第1壁および前記第2壁を連結する連結部とを有する車体フレーム、および
    前記燃料電池システムを制御するために前記第1壁と前記第2壁との間に設けられる制御手段を備え、
    前記車体フレームは、前記連結部を介さずに対向する前記第1壁と前記第2壁とを有するヒートシンク部を含み、
    前記制御手段は、前記ヒートシンク部の前記第1壁と前記第2壁との間に設けられる、車両。
  2. 前記車体フレームは、ヘッドパイプ、および前記ヘッドパイプの上側接続部から後方に延びた後に屈曲し前記ヘッドパイプのうち前記上側接続部よりも下方に設けられる下側接続部に延びるクレードルフレームを含み、
    前記クレードルフレームは前記ヒートシンク部を含む、請求項に記載の車両。
  3. 前記クレードルフレームを覆いかつ前記下側接続部近傍に吸気口を有するカバーをさらに備え、
    前記ヒートシンク部は、前記クレードルフレームのうち前記下側接続部よりも上側に設けられる、請求項に記載の車両。
  4. 前記燃料電池システムは当該燃料電池システムの温度上昇を抑制するための送風手段を含み、
    前記送風手段は前記制御手段よりも前記吸気口から導入された空気の流れの下流側に設けられる、請求項に記載の車両。
  5. 前記ヒートシンク部の前記第1壁および前記第2壁の少なくともいずれか一方は平面状の対向面を有し、
    前記制御手段は前記対向面に固定される、請求項に記載の車両。
  6. 燃料電池システムを含む車両であって、
    第1壁と第2壁と前記第1壁および前記第2壁を連結する連結部とを有する車体フレーム、
    前記燃料電池システムを制御するために前記第1壁と前記第2壁との間に設けられる制御手段、および
    所定電圧を出力する電源手段を備え、
    前記制御手段は前記第1壁および前記第2壁の一方に設けられ、
    前記電源手段は前記第1壁および前記第2壁の他方に設けられる、車両。
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