JPH05201375A - オートバイのエンジン冷却装置 - Google Patents
オートバイのエンジン冷却装置Info
- Publication number
- JPH05201375A JPH05201375A JP3396092A JP3396092A JPH05201375A JP H05201375 A JPH05201375 A JP H05201375A JP 3396092 A JP3396092 A JP 3396092A JP 3396092 A JP3396092 A JP 3396092A JP H05201375 A JPH05201375 A JP H05201375A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- engine
- frame
- air
- cooling water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K11/00—Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
- B62K11/02—Frames
- B62K11/04—Frames characterised by the engine being between front and rear wheels
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンの冷却水を循環させるラジエターを
フレーム後部の左右のシートレールの下側に取付け、ラ
ジエターまでフレーム前部から導風ダクトで走行で受け
る風を導風すると共にラジエターの後側に排風ダクトを
設けて、ホイールベースを短く、排気管の配置の制約も
少くできるオートバイのエンジン冷却装置を得ること。 【構成】 フレーム１の後部の左右のシートレール２の
左右の支えチューブ３にラジエター６を取付けてエンジ
ン８とホース９で連結して冷却水を循環させ、エンジン
８の上側と燃料タンク１０の下側の間を前後に導風ダク
ト１１を通してラジエター６まで導風し、ラジエター６
の後側のシートカウルに排風ダクト１２を設けたこと。
フレーム後部の左右のシートレールの下側に取付け、ラ
ジエターまでフレーム前部から導風ダクトで走行で受け
る風を導風すると共にラジエターの後側に排風ダクトを
設けて、ホイールベースを短く、排気管の配置の制約も
少くできるオートバイのエンジン冷却装置を得ること。 【構成】 フレーム１の後部の左右のシートレール２の
左右の支えチューブ３にラジエター６を取付けてエンジ
ン８とホース９で連結して冷却水を循環させ、エンジン
８の上側と燃料タンク１０の下側の間を前後に導風ダク
ト１１を通してラジエター６まで導風し、ラジエター６
の後側のシートカウルに排風ダクト１２を設けたこと。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、水冷エンジンを搭載
するオートバイのエンジン冷却装置に関する。
するオートバイのエンジン冷却装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】オートバイで、水冷エンジンを搭載する
場合は、フレームの前側にラジエターを前方に向けて取
付け、エンジンとホースで連結して冷却水を循環させ、
ラジエターに走行で受ける風を当てて、冷却水を冷却す
るようにしている。
場合は、フレームの前側にラジエターを前方に向けて取
付け、エンジンとホースで連結して冷却水を循環させ、
ラジエターに走行で受ける風を当てて、冷却水を冷却す
るようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】フレーム前端のヘッド
パイプには、前輪を懸架した前ホークが取付けられ、フ
レームの前側にラジエターを取付ける場合は、前輪を前
側に移動させて、ラジエターと前輪との間の隙間を確保
する必要があって、ホイールベースが長くなる。又、前
輪でラジエターに当る走行で受ける風が邪魔されて、冷
却風の通りが少くなる。そして、エンジンの前側にラジ
エターがあるので、エンジンの排気管を通す場所が制約
を受けるなどの不都合がある。
パイプには、前輪を懸架した前ホークが取付けられ、フ
レームの前側にラジエターを取付ける場合は、前輪を前
側に移動させて、ラジエターと前輪との間の隙間を確保
する必要があって、ホイールベースが長くなる。又、前
輪でラジエターに当る走行で受ける風が邪魔されて、冷
却風の通りが少くなる。そして、エンジンの前側にラジ
エターがあるので、エンジンの排気管を通す場所が制約
を受けるなどの不都合がある。
【０００４】かかる点に鑑み、この発明は、エンジンの
冷却水を循環させるラジエターをフレーム後部の左右の
シートレールの下側に取付け、ラジエターまでフレーム
の前部から導風ダクトで走行で受ける風を導風すると共
にラジエターの後側に排風ダクトを設けて、ホイールベ
ースを短く、排気管の配置の制約も少くできるオートバ
イのエンジン冷却装置を得ることを目的とする。
冷却水を循環させるラジエターをフレーム後部の左右の
シートレールの下側に取付け、ラジエターまでフレーム
の前部から導風ダクトで走行で受ける風を導風すると共
にラジエターの後側に排風ダクトを設けて、ホイールベ
ースを短く、排気管の配置の制約も少くできるオートバ
イのエンジン冷却装置を得ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】蒸気目的を達成するため
に、この発明のオートバイのエンジン冷却装置は、フレ
ームの後部の左右のシートレールの左右の支えチューブ
にラジエターを取付けてエンジンとホースで連結して冷
却水を循環させ、エンジンの上側と燃料タンクの下側の
間を前後に導風ダクトを通してラジエターまで導風し、
ラジエターの後側のシートカウルに排風ダクトを設けた
ことにある。
に、この発明のオートバイのエンジン冷却装置は、フレ
ームの後部の左右のシートレールの左右の支えチューブ
にラジエターを取付けてエンジンとホースで連結して冷
却水を循環させ、エンジンの上側と燃料タンクの下側の
間を前後に導風ダクトを通してラジエターまで導風し、
ラジエターの後側のシートカウルに排風ダクトを設けた
ことにある。
【０００６】
【作用】ラジエターには、エンジンの冷却水が循環す
る。そして、ラジエターがフレームの後部に配置してあ
っても、導風ダクトを通して走行でうける風を吹付け
て、冷却水を冷却することができる。又、ラジエター冷
却後の排風は、シートカウルの排風ダクトを通して後方
にスムースに排風することができる。
る。そして、ラジエターがフレームの後部に配置してあ
っても、導風ダクトを通して走行でうける風を吹付け
て、冷却水を冷却することができる。又、ラジエター冷
却後の排風は、シートカウルの排風ダクトを通して後方
にスムースに排風することができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１乃至図８によっ
て説明する。フレーム１の後側には、左右のシートレー
ル２が溶着され、左右のシートレール２の後部は、左右
の支えチューブ３を溶着して支えるようにしてあり、シ
ートレール２の上側にシートカウル４とシート５を取付
ける。
て説明する。フレーム１の後側には、左右のシートレー
ル２が溶着され、左右のシートレール２の後部は、左右
の支えチューブ３を溶着して支えるようにしてあり、シ
ートレール２の上側にシートカウル４とシート５を取付
ける。
【０００８】ラジエター６は、左右の支えチューブ３に
クッションゴム７を介して取付ける。そして、図３に示
すように、エンジン８とラジエター６をホース９で連結
して、ラジエター６に冷却水を循環させる。図４に示す
ように、片側のシートレール２をホース９の一部に利用
するようにしてもよい。
クッションゴム７を介して取付ける。そして、図３に示
すように、エンジン８とラジエター６をホース９で連結
して、ラジエター６に冷却水を循環させる。図４に示す
ように、片側のシートレール２をホース９の一部に利用
するようにしてもよい。
【０００９】ラジエター６には、図５及び図６に示すよ
うに、前側に、エンジン８と燃料タンク１０の間を通し
て、フレーム１の前部まで導風ダクト１１を設ける。
又、ラジエター６の後側には、シートカウル４の内側を
通して、シートカウル４の後端に開口する排風ダクト１
２を設ける。車体の前部を覆うカウリング１３の全面に
は、図８に示すように導風口１４を開口し、その上部に
導風ダクト１１の前端を配置してある。尚導風口１４の
左右には、気化器への導風ダクト１５を配置してある。
うに、前側に、エンジン８と燃料タンク１０の間を通し
て、フレーム１の前部まで導風ダクト１１を設ける。
又、ラジエター６の後側には、シートカウル４の内側を
通して、シートカウル４の後端に開口する排風ダクト１
２を設ける。車体の前部を覆うカウリング１３の全面に
は、図８に示すように導風口１４を開口し、その上部に
導風ダクト１１の前端を配置してある。尚導風口１４の
左右には、気化器への導風ダクト１５を配置してある。
【００１０】ラジエター６には、エンジン８の冷却水が
循環され、走行で受ける風が導風ダクト１１を通して吹
付けられて冷却される。そして、冷却後の排風は、排風
ダクト１２を通してスムースに後方に排出される。冷却
水の代りに潤滑オイルを用いた油冷式にしてもよい。
循環され、走行で受ける風が導風ダクト１１を通して吹
付けられて冷却される。そして、冷却後の排風は、排風
ダクト１２を通してスムースに後方に排出される。冷却
水の代りに潤滑オイルを用いた油冷式にしてもよい。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は上述の
ように構成したので、エンジン８の冷却水で冷却するラ
ジエター６をフレーム１の後部に設けても、導風ダクト
１１と排風ダクト１２で、走行で受ける風をスムースに
流すことができて、冷却性を確保できる。又、導風ダク
ト１１の入口は、前輪の上側の走行風が入り易い位置に
設けることができる。前輪をフレーム１に近づけて配置
できるので、ホイールベースの短い旋回性のよいものに
でき、エンジン８の排気管の配置の自由度も増して出力
の向上が図れる。そして、ラジエター６を後側に配置で
きることによって、前輪と後輪の分担荷重をバランスの
よいものにできて、操縦安定性が向上する。
ように構成したので、エンジン８の冷却水で冷却するラ
ジエター６をフレーム１の後部に設けても、導風ダクト
１１と排風ダクト１２で、走行で受ける風をスムースに
流すことができて、冷却性を確保できる。又、導風ダク
ト１１の入口は、前輪の上側の走行風が入り易い位置に
設けることができる。前輪をフレーム１に近づけて配置
できるので、ホイールベースの短い旋回性のよいものに
でき、エンジン８の排気管の配置の自由度も増して出力
の向上が図れる。そして、ラジエター６を後側に配置で
きることによって、前輪と後輪の分担荷重をバランスの
よいものにできて、操縦安定性が向上する。
【図１】本発明の実施例を示す全体側面図である。
【図２】本発明の実施例を示すラジエター部分の分解斜
視図である。
視図である。
【図３】本発明の実施例を示す配管説明側面図である。
【図４】本発明の他の実施例を示す配管説明側面図であ
る。
る。
【図５】本発明の実施例を示す導風ダクトと排風ダクト
説明側面図である。
説明側面図である。
【図６】本発明の実施例を示す導風ダクトの斜視図であ
る。
る。
【図７】本発明の実施例を示すシートカウルの斜視図で
ある。
ある。
【図８】本発明の実施例を示すカウリングの正面図であ
る。
る。
１ フレーム ２ シートレール ３ 支えチューブ ４ シートカウル ６ ラジエター ８ エンジン ９ ホース １０ 燃料タンク １１ 導風ダクト １２ 排風ダクト
Claims (1)
- 【請求項１】 フレームの後部の左右のシートレールの
左右の支えチューブにラジエターを取付けてエンジンと
ホースで連結して冷却水を循環させ、エンジンの上側と
燃料タンクの下側の間を前後に導風ダクトを通してラジ
エターまで導風し、ラジエターの後側のシートカウルに
排風ダクトを設けたことを特徴とするオートバイのエン
ジン冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3396092A JPH05201375A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | オートバイのエンジン冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3396092A JPH05201375A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | オートバイのエンジン冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05201375A true JPH05201375A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=12401063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3396092A Pending JPH05201375A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | オートバイのエンジン冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05201375A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6619415B1 (en) * | 1999-09-05 | 2003-09-16 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Cowling unit of motorcycle |
| US6695088B2 (en) | 2001-06-28 | 2004-02-24 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Air management system for a motorcycle |
| EP1564388A2 (en) | 2004-02-17 | 2005-08-17 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Motorcycle with a rear-mounted radiator |
| EP1564390A2 (en) | 2004-02-17 | 2005-08-17 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Motorcycle with a rear-mounted radiator |
| JP2006096236A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車のラジエータ配置構造 |
| US7404463B2 (en) | 2004-09-30 | 2008-07-29 | Honda Motor Co., Ltd. | Motorcycle radiator arranging construction |
| EP3069980A1 (en) * | 2015-03-18 | 2016-09-21 | Honda Motor Co., Ltd. | Radiator arrangement structure for saddle-ride type vehicles |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP3396092A patent/JPH05201375A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6619415B1 (en) * | 1999-09-05 | 2003-09-16 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Cowling unit of motorcycle |
| US6695088B2 (en) | 2001-06-28 | 2004-02-24 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Air management system for a motorcycle |
| US7188696B2 (en) | 2004-02-17 | 2007-03-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Motorcycle with a rear-mounted radiator |
| EP1564390A2 (en) | 2004-02-17 | 2005-08-17 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Motorcycle with a rear-mounted radiator |
| US7077230B2 (en) | 2004-02-17 | 2006-07-18 | Honda Motor Co., Ltd. | Motorcycle with a rear-mounted radiator and an air management system for providing cooling air thereto |
| EP1564388A2 (en) | 2004-02-17 | 2005-08-17 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Motorcycle with a rear-mounted radiator |
| CN100384684C (zh) * | 2004-02-17 | 2008-04-30 | 本田技研工业株式会社 | 具有后部安装散热器以及向其提供冷却空气的空气控制系统的摩托车 |
| CN100400368C (zh) * | 2004-02-17 | 2008-07-09 | 本田技研工业株式会社 | 具有后部安装散热器的摩托车 |
| EP1564390A3 (en) * | 2004-02-17 | 2010-08-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Motorcycle with a rear-mounted radiator |
| EP1564388A3 (en) * | 2004-02-17 | 2010-08-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Motorcycle with a rear-mounted radiator |
| JP2006096236A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車のラジエータ配置構造 |
| US7404463B2 (en) | 2004-09-30 | 2008-07-29 | Honda Motor Co., Ltd. | Motorcycle radiator arranging construction |
| EP3069980A1 (en) * | 2015-03-18 | 2016-09-21 | Honda Motor Co., Ltd. | Radiator arrangement structure for saddle-ride type vehicles |
| JP2016172534A (ja) * | 2015-03-18 | 2016-09-29 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両のラジエータ配置構造 |
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