JP6014765B2 - 自動二輪車のボディカバー構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車のボディカバー構造に関する。
従来の自動二輪車等の車両においては、例えば、特許文献1に記載されているように、フロントカバーの下側で前輪の後方側に配置されるフロントロアカバーに整流板および導風口を備えた構造が開示されている。そして、この導風口を介してラジエターへ走行風を導く構造である。
日本国特許第3817659号公報
しかし、フロントロアカバーの下部を通過する走行風は、フロントロアカバーの形状制約により、車体幅方向中心付近において走行風が滞留し、走行中に発生する空気抵抗の原因となっていた。また、フロントロアカバーの後方に位置されるパワーユニットに対しては、これまで、ボディカバーの内側に走行風を導入することで対応している。しかし、ボディカバー内側への走行風の導入には、車体前方の導風口や導入された走行風を所定箇所まで案内するダクト構造が必要であるなど構造が複雑化する。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、フロントロアカバー下部を通過する走行風の滞留をなくして空気抵抗を少なくでき、さらに、走行風を利用した簡単な構造によりパワーユニットを効果的に冷却できる自動二輪車のボディカバー構造を提供する。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、ヘッドパイプの前方から側方にかけて車体前部を覆うフロントカバーと、前記フロントカバー下方の車体前面を覆い、前輪の上方から後方へ連続して前記前輪と対面する湾曲した対向面を有するフロントロアカバーと、前記フロントロアカバーよりも車体後方で,パワーユニットよりも前方の車体下面を覆うアンダカバーと、を有するボディカバーを備える自動二輪車のボディカバー構造において、前記フロントロアカバーの下端部は、湾曲部を有して車体後方へ向かって延出されて前記アンダカバーに接続され、前記湾曲部は、車幅方向中央における曲率半径を、車幅方向端部における曲率半径よりも大きく形成されることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の構成に加えて、前記アンダカバーの後端縁部は、前記パワーユニットのユニット下端部と前記ボディカバーの下方縁部との間で開口部を形成することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の構成に加えて、前記パワーユニットの一部が前記アンダカバーよりも車体下方に位置していることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の構成に加えて、前記フロントロアカバーの下部には、車幅中央側が車幅外側よりも車体後方へ段差部を有して凹む凹部を備えることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載の構成に加えて、前記フロントロアカバーの上部には、車両幅方向中央において車体前方に突出して、前記ヘッドパイプから車体下方且後方に向かって延びるメインフレームの少なくとも一部を収容する膨出部が設けられていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5の何れか1項に記載の構成に加えて、前記フロントロアカバーにおいて、前記湾曲部を含む車幅両端側の垂直断面線が、前記湾曲部の前面部よりも上方側を車体後方に位置する後傾形状に形成されるとともに、前記湾曲部を含む車幅中央の垂直断面線が、前記湾曲部の前面部よりも上方側を車体前方に位置する前傾形状に形成されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、フロントロアカバーにおいて、その後端縁に向かって湾曲する湾曲部が、車幅方向中央の曲率半径を車幅方向端部よりも大きく形成されていることで、車幅方向中央の空気の流動抵抗を小さくできるので、車幅方向中央に集まった走行風を車幅方向中央から車体後方へ効率よく流動させることができる。この結果、走行風の滞留による空気抵抗を少なくすることができる。さらに、フロントロアカバーの下部が、車体後方へ湾曲しながらアンダカバーに接続されることで、フロントロアカバーから流れ出た走行風をアンダカバーに沿っては後方へ円滑に流動させることができる。この結果、走行風の空気抵抗を低減することができる。
請求項2の発明によれば、アンダカバーの後端縁部が、パワーユニットのユニット下端部とボディカバーの下方縁部との間で開口部を形成していることで、フロントロアカバーから流れてアンダカバーに沿って流れる走行風が開口部に臨む位置を流れたときに、開口部の内側の空気を吸引する吸引流を生じさせることができる。この結果、ボディカバーの内側の空気およびパワーユニット周辺の空気の入れ替えを促すことができる。したがって、開口部を設けるとうい簡単な構造によってパワーユニットを効率よく冷却することができる。
請求項3の発明によれば、パワーユニットの一部であるユニット下端部がアンダカバーよりも下方に位置していることで、アンダカバーに沿って流れる走行風をパワーユニットに直接当てることができるので、走行風による効率の良いエンジン冷却ができる。
請求項4の発明によれば、フロントロアカバーの下部の車幅中央側において、車幅外側よりも車体後方へ段差部を有して凹む凹部が形成されていることから、車幅中央側に指向する走行風を更に中央側に導きやすくできる。また、中央側に集まった走行風を段差部によって凹部にガイドすることができ、走行風の流動を車体後方へ円滑に導くことができ、走行風をより効率的に後方へ流動させることができる。
請求項5の発明によれば、フロントロアカバーの上部に設けられる膨出部が、メインフレームに沿うように、上方側が車体前方に膨出し下方側が車体後方に向かって傾斜していることで、フロントロアカバー内に進入した走行風を、車体下方に誘導しやすくできる。したがって、走行風を車体下方且つ後方へ向けて効果的に流動させることができる。
請求項6の発明によれば、フロントロアカバーにおいて、湾曲部を含む車幅両端側の垂直断面線が、湾曲部の前面部よりも上方側を車体後方に位置する後傾形状に形成されることで、フロントロアカバーに流れ込む走行風を車幅中央側に集め易くすることができる。これに加えて、車幅中央が、前傾形状とされているので、車幅中央側に集められた走行風を車幅中央の壁面にて下方へ誘導して車体後方へ効果的に流動させることができる。この結果、車幅中央の壁面に沿って多くの走行風を効果的に流すことができ、走行風の抵抗を低減することができる。
本発明に係るボディカバー構造の一実施形態が採用された自動二輪車の左側面図である。 図1に示す自動二輪車の底面図である。 図1に示す自動二輪車におけるフロントロアカバーの取り付状態を示す正面図である。 図1に示す自動二輪車におけるフロントロアカバーの斜視図である。 図1に示す自動二輪車におけるフロントロアカバーの正面図である。 図1に示す自動二輪車におけるフロントロアカバーの平面図である。 図1に示す自動二輪車におけるフロントロアカバーの側面図である。 図5に示す自動二輪車におけるフロントロアカバーの垂直方向の要部断面図であって、(a)は、図5のA−A線に沿った部分の垂直断面、(b)は、図5のB−B線に沿った部分の垂直断面である。 図1に示す自動二輪車における車体裏面側の要部斜視図である。 図2に示す自動二輪車におけるC−C線に沿った部分のフロントロアカバーおよびロアカバーの要部垂直断面図である。
以下、図1〜図10を参照して、本発明に係る自動二輪車のボディカバー構造の一実施形態について説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、また、図中に示す、Fr,Rr,U,D,R,Lは、実施形態における車両の前方向,後方向,上方向,下方向,右方向,左方向を示すものである。
本実施形態の自動二輪車1は、車体フレーム10を備えており、この車体フレーム10は、図1に示すように、車体前部10aに設けられるヘッドパイプ15と、ヘッドパイプ15から後方且つ下方に延びるメインフレーム51と、メインフレーム51の中間部から略後方に延びる前フレーム52と、メインフレーム51の下端から後方に延びるロアフレーム53と、ロアフレーム53の後端から上方に延びた後、後方且つ上方に延びるリアフレーム54と、を備える。
また、自動二輪車1は、ヘッドパイプ15に回転自在に取り付けられるフロントフォーク17と、フロントフォーク17の上端部に取り付けられるステアリングハンドル11と、フロントフォーク17の下端部に回転自在に取り付けられる前輪18と、ロアフレーム53の後端部においてピボット支軸56に支持されたリンク57を介して上下にスイング可能に取り付けられるパワーユニット55と、パワーユニット55の後端部に取り付けられる後輪19と、パワーユニット55の後端とリアフレーム54との間に取り付けられるリアクッション61と、リアフレーム54に支持された乗車シート12と、を備える。
また、ロアフレーム53には、メインスタンド65aやサイドスタンド65bが設けられている。また、排気管66は、パワーユニット55のシリンダ部55aから車体下方に延出され、更にパワーユニット55の下方を通って車体後方の消音器67につなげられている。また、車体フレーム10および各種構成部材は、ボディカバー20により外側が適宜覆われている。
ボディカバー20は、図1および図2に示すように、ヘッドパイプ15の前方側および側方側を連続して覆うフロントカバー21と、このフロントカバー21の後部を覆うインナカバー22と、を有し、このフロントカバー21とインナカバー22とにより、車体前部10aを覆っている。また、ボディカバー20は、インナカバー22から後方へ伸びて車体フレーム10の中央(前フレーム52の両側)を覆うセンタカバー26と、センタカバー26から更に後方へ延びて車体フレーム10の後部両側(リアフレーム54の両側)を覆うサイドカバー27と、を有する。
さらに、ボディカバー20は、センタカバー26およびサイドカバー27の下部両側を覆うロアサイドカバー28と、を有する。また、ボディカバー20は、運転者の足を乗せる左右のステップフロア23と、ステップフロア23の外縁から下方へ伸びる左右のアンダサイドカバー24と、この左右のアンダサイドカバー24の下方縁部24e間を覆うアンダカバー25(図2参照)と、フロントカバー21の下方側のフロントロアカバー30と、を有する。
アンダカバー25は、図2に示すように、フロントロアカバー30よりも車体後方で、パワーユニット55よりも前方の車体下面を覆うように配置されている。また、本実施形態の自動二輪車1においては、インナカバー22、センタカバー26、および乗車シート12により囲まれた空間が、乗車を容易にする跨ぎ空間RSとして形成されている。
以下、図3〜図8を参照して、フロントロアカバー30について詳細に説明する。
フロントロアカバー30は、図3に示すように、フロントカバー21の下部で前輪18の前輪18の上部の側方から後方に配置されている。このフロントロアカバー30は、前輪18の旋回を許容するように車体方向を向かって凹む湾曲面にて形成される対向面30aを備えている。また、フロントロアカバー30は、両側面の前縁部30f(図4参照)がアンダサイドカバー24の前縁24fに接続され、後端縁37eが、アンダカバー25(図2参照)の前端縁25fに接続されている。
フロントロアカバー30は、図4および図5に示すように、その上下方向の中段部分を境にして上部30bと下部30cに分けることができる。そして、上部30bには、左右中央部分に、対向面30aを車体前方に膨出する膨出部34が設けられている。また、膨出部34の左右両側には、膨出部34よりも車体後方に湾曲面をもって膨らむ後部壁35,35(図6参照)を有している。さらに、この後部壁35,35から車体前方へ連続する前方上側部31,31が設けられている。この前方上側部31,31は、その先端側の内面(対向面30a)を車体下方に向けて若干捻れた壁面として形成されている。
また、上部30bに形成された膨出部34は、ヘッドパイプ15から車体下方に向かって延びるメインフレーム51に沿うように車体前方に膨出している。この膨出部34は、メインフレーム51の傾斜に対応して、上端部分が最も車体前方に突出し、下に行くに従って車体後方に後退する傾斜面構造となっている。すなわち、膨出部34は、後部壁35,35から車体前方への突出高さh1を下方に向かって徐々に低くなるように形成されている。
一方、フロントロアカバー30の下部30cには、下端部30eが、車両前方かつ下方に向かって膨らむ湾曲部36を備えている。この下端部30eには、湾曲部36から車体後方に向かって略水平に延びる底面部37が形成されている。さらに、下端部30eは、底面視において(図2および図9参照)、車幅方向の中央部分が車体後方に位置するような湾曲形状に形成されている。また、底面部37の後端縁37eは、アンダカバー25の下面と同一面になるように接続される(図9参照)。
また、湾曲部36は、その曲率を車幅左右方向において異なった大きさに形成されている。すなわち、図8に示すように、湾曲部36の曲率は、車幅方向中央における曲率半径R1を車幅方向端部の曲率半径R2よりも大きく形成されている。また、この曲率半径の変化は、車幅方向中央を最大として車幅方向端部へ向かうのに伴って徐々に小さくなるように形成されている。
なお、フロントロアカバー30は、正面視では、図5に示すように、膨出部34を有する上部30bから下部30cにかけて、左右の前縁部30f,30fが、下方に向かうに従がって左右間隔を狭めるように形成されている。さらに、側面視では、図7に示すように、前縁部30fが上部30bから下部30cにかけて車両後方に向かって膨らむ湾曲形状で、かつ下端には水平に延出する底面部37を備えた略三角形状である。
また、フロントロアカバー30の下部30cには、湾曲部36を含む対向面30aから底面部37にかけて車幅外側よりも車幅中央側が車体後方に凹む凹部38が形成されている。この凹部38は、他の部分とは段差のある段差部38aを有して区画されている。また、段差部38aの段差h2の大きさは、湾曲部36において最も大きく、湾曲部36の上方側および後方側に向かうに従って徐々に小さくなるように形成されている。さらに、図5に示すように、正面視において、段差部38aの形状は、上方に向かうに従って左右両側部分の間隔を狭めるように傾斜している。すなわち、凹部38は、対向面30aにおいて、下方に向かって徐々に幅を広げるとともに車体後方への深さを深くするように形成されている。さらに、凹部38の凹部上端部38tの幅L1は、膨出部34の幅L2と略同等もしくは若干広く形成されている。また、凹部上端部38tは、膨出部34の下端34dに接近して形成されている。
フロントロアカバー30の対向面30aは、前輪18の真後ろの中央部分と、左右両側の部分とでは鉛直方向の傾斜が異なるように形成されている。
これは、図8(a)に示す断面においては、湾曲部36の車幅両端側を含む垂直断面30mの形状は、湾曲部36の最も車両前方の前面部36fが他の部分よりも前方に位置している。すなわち、垂直線PLに対して、垂直断面30mの上下方向のラインが、上端側が下端側よりも車体後方に位置する後傾形状となっている。一方、湾曲部36の車幅中央部分を含む垂直断面30nの形状は、図8(b)に示すごとく、湾曲部36の前面部36fよりもその上端側が車体前方に位置する前傾形状となっている。
このように、対向面30aは、後部壁面形状において、左右両端側が走行風を溜め易い形状となっている一方、中央が走行風を下方に流動させやすい形状となっている。
なお、本実施形態においては、フロントロアカバー30には、必要に応じてスリット孔39が形成されている。また、フロントロアカバー30の固定は、複数の取り付け部30hに形成された孔に取り付けネジ80を介してメインフレーム51に固定される。
次に、図9および図10を参照して、アンダカバー25について説明する。
アンダカバー25は、その前端縁25fを、取り付けネジ81を介してフロントロアカバー30の後端縁37eに接続・固定されている。また、アンダカバー25の左右両側端25s,25sは、アンダサイドカバー24の下方縁部24eと接続されている。アンダカバー25の後端縁部25eは、パワーユニット55の取り付け用の一対のリンク57,57の前方側に位置している。また、アンダカバー25は、ロアフレーム53に対して、取り付けネジ80を介して略水平に固定されている。このアンダカバー25の内側には、例えば、燃料タンク58などが配置されている。
ここで、リンク57,57は、ピボット支軸56から車体後方に伸びてパワーユニット55のユニット下端部55dに設けられた取り付け部55bに連結されている。また、アンダサイドカバー24の下方縁部24eは、アンダカバー25の後端縁部25eに連続してリンク57,57に沿ってパワーユニット55の側面まで延びている。したがって、車体底部には、アンダカバー25、アンダサイドカバー24の下方縁部24eおよびユニット下端部55dに囲まれた開口部40が形成される。また、アンダカバー25の下面には車体前後方向に沿った整流作用のある複数の溝25gが形成されている。また、この開口部40には、アンダカバー25よりも下方に突出するリンク57,57や排気管66が配置されている。
また、図10に示すように、ユニット下端部55dは、取り付け部55bも含めた部分がアンダカバー25よりも車体下方に位置している。
以下、本実施形態の自動二輪車1が走行したとき、フロントロアカバー30およびアンダカバー25の周辺の走行風の流れについて説明する。
自動二輪車1の走行によって、フロントカバー21および前輪18の領域を流れる走行風は、基本的には、ボディカバー20表面を、車体前方から後方に向かって流れる。ここで、前輪18の周囲を流れる走行風fwは、フロントロアカバー30の対向面30aに沿って流れる。この走行風fwは、平面視において、例えば、図6に示すように、前輪18の左右両側から前方上側部31,31に沿って中央の膨出部34に向かって流れが集まるように流れる。また、走行風fwは、側面視において、例えば、図7に示すように、前輪18の側方を流れる。また、走行風fwには、前方上側部31,31における車体下方に向いて捻れた壁面によって、若干下向きの流れが生じる。また、前輪18の上方側のフロントカバー21の下方側を通過した走行風fwにおいては、メインフレーム51の前面にも当たり、下方に向かう(対向面30aに沿った)流れも生じる。
ここで、図8に示すように、フロントロアカバー30は、車幅両端側の垂直断面形状において、上方側が後方に反るような後傾形状とされることにより、フロントロアカバー30に流れ込む走行風fwは、車幅中央側に集まり易い。これに加えて、車幅中央がメインフレーム51に連続して前傾形状とされていることで、左右両端の壁面で集めた走行風fwは、車幅中央の壁面(膨出部34)にて下方へ誘導される。この傾斜変化は、車幅方向端から車幅方向中央に向かうにつれて、徐々に前傾となるように、遷移していく。
このように、フロントロアカバー30の前面側の走行風fwは、対向面30aの左右中央に集まる流れと、下に向かう流れとが同時に生じる。そして、走行風fwの集まる箇所には膨出部34が設けられていることで、集められた走行風fwの多くは、膨出部34に沿って下方に誘導される。この結果、フロントロアカバー30内を流れる走行風fwは、車幅中央の壁面に沿って下方へる流動する。
さらに、フロントロアカバー30においては、その下端部30eの湾曲部36が、車幅方向中央の曲率半径を車幅方向端部よりも大きく形成されていることで、車幅方向中央に集まった走行風fwは、車幅方向中央から車体後方へ効率よく流動して行く。
また、フロントロアカバー30の底面部37が、湾曲部36から連続してアンダカバー25に接続されることで、フロントロアカバー30から下方に流動した走行風fwは、アンダカバー25に沿って後方へ円滑に流動する。さらに、アンダカバー25の底面に複数の溝25gが形成されていることで、走行風fwは、溝25gにもガイドされて車両後方へ円滑に流れる。
また、フロントロアカバー30の上部30bに設けられる膨出部34が、メインフレーム51に沿うように車体前方に膨出して後方且つ下方に向かって傾斜していることで、フロントロアカバー30内に進入した走行風fwは、車体下方に誘導される。したがって、走行風fwは、下方且つ後方へ向けて円滑に流動する。
また、膨出部34の下側に、段差部38aを有する凹部38が形成されていることから、走行風fwの流動が更に効果的に行われる。すなわち、凹部38は、対向面30aが車体後方に後退させる壁面であるので、凹部38に走行風fwが流れ込む作用を有する。この作用に加えて、段差部38aの段差壁面が上下に沿っていることで、走行風fwは、段差部38aにガイドされて流れることができるので、凹部38に入り込んだ走行風fwは、効率的に後方へ流動する。
また、図9および図10に示すように、アンダカバー25の後端縁部25eが開口部40を形成していることで、以下のような作用を生じることができる。すなわち、後端縁部25eがパワーユニット55のユニット下端部55dとアンダサイドカバー24の下方縁部24eとの間で開口部40を形成していることで、アンダカバー25に沿って流れる走行風fwが開口部40に臨む位置を流れたときに、開口部40の内側の空気を吸引する吸引流fsが生じる。この結果、ボディカバー20の内側の空気およびパワーユニット55周辺の空気の入れ替えを促すことができる。したがって、パワーユニット55周辺の空気が効率よく流動して冷却効果を高めることができる。
また、ユニット下端部55dがアンダカバー25よりも下方に位置していることで、アンダカバー25に沿って流れる走行風fwがパワーユニット55に直接当たることができるので、効率の良いエンジン冷却ができる。
また、本実施形態においては、開口部40から一対のリンク57が突出して後方に沿って延びているので、アンダカバー25に沿って流れる走行風fwは、リンク57にガイドされて車体後方に流動する。
また、フロントロアカバー30は、車幅両端側の垂直断面形状において、上方側が後方に反るような後傾形状であることにより、外観的に好ましい形状とすることができる。すなわち、側面視において、フロントロアカバー30の左右両側に取り付けられるアンダサイドカバー24の前縁24fの前縁下端部30fe(図10参照)を、車体前方側に尖るような良好な形状にできる。
以上説明したように、本実施形態の自動二輪車のボディカバー構造によれば、フロントロアカバー30において、その後端縁37eに向かって湾曲する湾曲部36が、車幅方向中央の曲率半径を車幅方向端部よりも大きく形成されていることで、車幅方向中央に集まった走行風fwを車幅方向中央から車体後方へ効率よく流動させることができる。この結果、走行風fwの滞留による空気抵抗を少なくすることができる。さらに、フロントロアカバー30の下部30cが、車体後方へ湾曲しながらアンダカバー25に接続されることで、フロントロアカバー30から流れ出た走行風fwをアンダカバー25に沿っては後方へ円滑に流動させることができる。この結果、走行風fwの空気抵抗の減少にさせることができる。
また、本実施形態の自動二輪車のボディカバー構造によれば、アンダカバー25の後端縁部25eが、パワーユニット55のユニット下端部55dとアンダサイドカバー24の下方縁部24eとの間で開口部40を形成しているので、フロントロアカバー30からアンダカバー25に沿って流れる走行風fwが開口部40に臨む位置を流れたときに、開口部40の内側の空気を整流することでボディカバー20の内側の空気およびパワーユニット55周辺の空気の入れ替えを促すことができる。したがって、開口部40を設けるとうい簡単な構造によってパワーユニット55を効率よく冷却することができる。
また、本実施形態の自動二輪車のボディカバー構造によれば、パワーユニット55の一部であるユニット下端部55dがアンダカバー25よりも下方に位置しているので、アンダカバー25に沿って流れる走行風fwをパワーユニット55に直接当てることができ、走行風fwによる効率の良いエンジン冷却ができる。
また、本実施形態の自動二輪車のボディカバー構造によれば、フロントロアカバー30の下部30cの車幅中央側において、車幅外側よりも車体後方へ段差部38aを有して凹む凹部38が形成されているので、車幅中央側に指向する走行風fwを更に中央側に導きやすくして効果的な流動を達成することができる。また、中央側に集まった走行風を段差部38によって車体下方および後方にガイドすることができ、走行風fwの流動を車体後方へ円滑に導くことができ、走行風fwをより効率的に後方へ流動させることができ、走行風fwによる空気抵抗を少なくすることができる。
また、本実施形態の自動二輪車のボディカバー構造によれば、フロントロアカバー30の上部30bに設けられる膨出部34が、メインフレーム51に沿うように、上方側が車体前方に膨出し下方側が車体後方に向かって傾斜しているので、フロントロアカバー30内に進入した走行風fwを、車体下方に誘導しやすくできる。したがって、走行風fwを車体下方且つ後方へ向けて効果的に流動させることができ、走行風fwの抵抗を小さくできる。
また、本実施形態の自動二輪車のボディカバー構造によれば、フロントロアカバー30において、湾曲部36を含む車幅両端側の垂直断面線39mが、湾曲部36の前面部36fよりも上方側を車体後方に位置する後傾形状に形成されることで、フロントロアカバー30に流れ込む走行風fwを車幅中央側に集め易くすることができる。これに加えて、車幅中央が、前傾形状とされているので、車幅中央側に集められた走行風fwを車幅中央の壁面にて下方へ誘導して車体後方へ効果的に流動させることができる。この結果、車幅中央の壁面に沿って多くの走行風fwを効果的に流すことができ、走行風fwの抵抗を低減することができる。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、湾曲部36の曲率半径を、車幅方向中央から車幅方向端部に向かって徐々に小さく形成したが、これに限定されず、例えば、複数段に段階的小さくするように形成されてもよい。
1 自動二輪車
10 車体フレーム
10a 車体前部
11 ステアリングハンドル
12 乗車シート
15 ヘッドパイプ
18 前輪
19 後輪
20 ボディカバー
21 フロントカバー
22 インナカバー
23 ステップフロア
24 アンダサイドカバー
24e 下方縁部
25 アンダカバー
25e 後端縁部
26 センタカバー
27 サイドカバー
28 ロアサイドカバー
30 フロントロアカバー
30a 対向面
30b 上部
30c 下部
30e 下端部
30m,30n 垂直断面線
34 膨出部
36 湾曲部
36f 前面部
38 凹部
38a 段差部
40 開口部
51 メインフレーム
55 パワーユニット
55d ユニット下端部
fw 走行風

Claims (6)

  1. ヘッドパイプ(15)の前方から側方にかけて車体前部(10a)を覆うフロントカバー(21)と、
    前記フロントカバー(21)下方の車体前面を覆い、前輪(18)の上方から後方へ連続して前記前輪(18)と対面する湾曲した対向面(30a)を有するフロントロアカバー(30)と、
    前記フロントロアカバー(30)よりも車体後方で,パワーユニット(55)よりも前方の車体下面を覆うアンダカバー(25)と、を有するボディカバー(20)を備える自動二輪車(1)のボディカバー構造において、
    前記フロントロアカバー(30)の下端部(30e)は、湾曲部(36)を有して車体後方へ向かって延出されて前記アンダカバー(25)に接続され、
    前記湾曲部(36)は、車幅方向中央における曲率半径を、車幅方向端部における曲率半径よりも大きく形成されることを特徴とする自動二輪車(1)のボディカバー構造。
  2. 前記アンダカバー(25)の後端縁部(25e)は、前記パワーユニット(55)のユニット下端部(55d)と前記ボディカバー(20)の下方縁部(24e)との間で開口部(40)を形成することを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車(1)のボディカバー構造。
  3. 前記パワーユニット(55)の一部が前記アンダカバー(25)よりも車体下方に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載の自動二輪車(1)のボディカバー構造。
  4. 前記フロントロアカバー(30)の下部(30c)には、車幅中央側が車幅外側よりも車体後方へ段差部(38a)を有して凹む凹部(38)を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の自動二輪車(1)のボディカバー構造。
  5. 前記フロントロアカバー(30)の上部(30b)には、車両幅方向中央において車体前方に突出して、前記ヘッドパイプ(15)から車体下方且後方に向かって延びるメインフレーム(51)の少なくとも一部を収容する膨出部(34)が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の自動二輪車(1)のボディカバー構造。
  6. 前記フロントロアカバー(30)において、
    前記湾曲部(36)を含む車幅両端側の垂直断面線(30m)が、前記湾曲部(36)の前面部(36f)よりも上方側を車体後方に位置する後傾形状に形成されるとともに、
    前記湾曲部(36)を含む車幅中央の垂直断面線(30n)が、前記湾曲部(36)の前面部(36f)よりも上方側を車体前方に位置する前傾形状に形成されることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の自動二輪車(1)のボディカバー構造。
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