JP5694788B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents
鞍乗型車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5694788B2 JP5694788B2 JP2011007335A JP2011007335A JP5694788B2 JP 5694788 B2 JP5694788 B2 JP 5694788B2 JP 2011007335 A JP2011007335 A JP 2011007335A JP 2011007335 A JP2011007335 A JP 2011007335A JP 5694788 B2 JP5694788 B2 JP 5694788B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- main frame
- type vehicle
- frames
- straddle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 60
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 34
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 33
- 238000004146 energy storage Methods 0.000 claims description 16
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 claims description 5
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 7
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 6
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 240000006829 Ficus sundaica Species 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K11/00—Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
- B62K11/02—Frames
- B62K11/10—Frames characterised by the engine being over or beside driven rear wheel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K2202/00—Motorised scooters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、左右のロアフレーム間に収納空間を備えた鞍乗型車両において、収納空間を簡単な構造で大きく確保できるようにすることを目的とする。
この構成によれば、メインフレームの下部から後方に延びる左右一対のロアフレーム間に収納空間が設けられ、メインフレームの下部に接続されて車幅方向に延びるフロントクロスフレームの左右端部にロアフレームの前端部が接続されるため、ロアフレームの前端部を、より前方まで延ばすことができるとともに、車幅方向のより外側に配置でき、収納空間を簡単な構造で大きく確保できる。
この場合、メインフレームが、高さ方向中間近傍または中間部より下方の位置の屈曲点で、後方凸に屈曲することで、メインフレームの下部を前輪に近づけすぎることなく、メインフレームの下部をより前方に配置できるため、前輪とメインフレームとのクリアランスを確保しつつ、収納空間をより前方へ延ばして収納空間を大きく確保できる。
この場合、メインフレームを前方に屈曲させることで得られる空間を、収納空間として用いることができ、収納空間を簡単な構造で大きく確保できる。
また、前記メインフレーム(30)の前記屈曲点(60)より下の部位(62)は、前下方に延びても良い。
この場合、メインフレームの屈曲点より下の部位が前下方に延び、メインフレームの下部がより前方に位置することになるため、収納空間を大きく確保できる。
この場合、比較的重量及び体積が大きいエネルギー貯蔵箱を車体中心に配置でき、マスの集中化を図ることができる。
さらにまた、前記ロアフレーム(32,32)は、その下縁(32B)が側面視において前記エネルギー貯蔵箱(24)の下面(78A)に沿うように後方に延びて配置されても良い。
この場合、ロアフレームが、その下縁がエネルギー貯蔵箱の下面に沿うように後方に延びるため、エネルギー貯蔵箱を収容するための収納空間を最大限に確保することができる。
この場合、ロアフレームが、側面視において燃料ポンプ近傍の位置で最下点となるように下方に凸に屈曲するため、燃料ポンプをロアフレームでガードできる。結果として、燃料ポンプをシンプルな構造にすることができる。
また、運転者が着座するシート(20)と前記ヘッドパイプ(12)との間に、運転者が乗り降りする際に足をくぐらせる足くぐり空間(K)を備え、前記足くぐり空間(K)は前記屈曲点(60)よりも下方まで配置されても良い。
この場合、シートとヘッドパイプとの間の足くぐり空間が屈曲点よりも下方まで配置されるため、足くぐり空間を広くすることができ、鞍乗型車両の乗降性が向上する。
さらに、前記フロントクロスフレーム(31)は車幅方向に一本で直線的に延びるパイプであり、前記フロントクロスフレーム(31)の左右の端部(31A,31A)の開口はフタ部材(31B)により閉じられ、前記ロアフレーム(32,32)は、その前端部(32C)が前記フロントクロスフレーム(31)の左右の端部(31A,31A)の後面に溶接されるものであり、前記前端部(32C)は、前記フロントクロスフレーム(31)の後面の形状に合わせて切り欠かれていても良い。
この場合、フタ部材を設けることでフロントクロスフレームの端部の剛性を向上でき、溶接部の形状に合わせて切り欠かれたロアフレームの前端部をフロントクロスフレームの端部に溶接するため、ロアフレームをフロントクロスフレームに強固に結合できる。
また、運転者が着座するシート(20)と前記ヘッドパイプ(12)との間に、運転者が乗り降りする際に足をくぐらせる足くぐり空間(K)を備え、当該足くぐり空間(K)の前部は、前記ヘッドパイプ(12)及び前記メインフレーム(30)の後方を覆うレッグシールド(46)によって区画されており、当該レッグシールド(46)は、メインフレーム上部(61)の後縁に沿って後下方に延びる前傾部(46A)と、メインフレーム下部(62)の後縁に沿って前下方に延びる後傾部(46B)とを有し、後傾部(46B)は、前記屈曲点(60)よりも下方まで延びてステップフロア(47)に連結される構成であっても良い。
また、メインフレームが後方凸に屈曲することで、メインフレームの下部を前輪に近づけすぎることなく、メインフレームの下部をより前方に配置できるため、前輪とメインフレームとのクリアランスを確保しつつ、収納空間をより前方へ延ばして収納空間を大きく確保できる。
さらに、メインフレームの屈曲点より下の部位が前下方に延び、メインフレームの下部がより前方に位置することになるため、収納空間を大きく確保できる。
さらにまた、比較的重量及び体積が大きいエネルギー貯蔵箱を車体中心に配置でき、マスの集中化を図ることができる。
また、ロアフレームが、側面視において燃料ポンプ近傍の位置で最下点となるように下方に凸に屈曲するため、燃料ポンプをロアフレームでガードできる。結果として、燃料ポンプをシンプルな構造にすることができる。
また、シートとヘッドパイプとの間の足くぐり空間が屈曲点よりも下方まで配置されるため、足くぐり空間を広くすることができ、鞍乗型車両の乗降性が向上する。
さらに、フタ部材を設けることでフロントクロスフレームの端部の剛性を向上でき、溶接部の形状に合わせて切り欠かれたロアフレームの前端部をフロントクロスフレームの端部に溶接するため、ロアフレームをフロントクロスフレームに強固に結合できる。
図1〜図4に示すように、車体フレーム11は、ヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12の後面から後下方に延びる1本のメインフレーム30と、メインフレーム30の下部に接続されて車幅方向に延びるフロントクロスフレーム31と、フロントクロスフレーム31の左右端から後方に延びる左右一対のロアフレーム32,32と、ロアフレーム32,32の後部に設けられ、左右のロアフレーム32,32を連結するセンタークロスパイプ34と、センタークロスパイプ34から後上がりに車両後部まで延びるリヤフレーム33,33と、を備えて構成されている。
前輪14及びフロントフォーク13を含む操向系は、ヘッドパイプ12に軸支されるステアリングシャフト(不図示)によって回動自在に軸支される。
左右のロアフレーム32,32の上方には、メインフレーム30と左右のリヤフレーム33,33とを連結する左右一対のフロアフレーム37,37が設けられている。フロアフレーム37,37の後部は、リヤフレーム33,33から車幅方向に張り出すピリオンステップブラケット38,38に連結されている。ピリオンステップブラケット38,38には、シート20の後部に着座する乗員が足を載せるピリオンステップ39(図1)が取り付けられる。
また、リヤフレーム33,33の前部の後面には、パワーユニット16が連結されるパワーユニット連結部55が設けられている。
パワーユニット16の上部には、取り込んだ空気を浄化してエンジン21に供給するエアクリーナーボックス25が連結されている。エンジン21から延びるマフラー28は、後輪17の右側方に配置されている。
また、パワーユニット16の左側面には、エンジン21をキックで始動させるキックペダル26が設けられ、パワーユニット16の下部には、自動二輪車10を直立状態に支持するメインスタンド27が取り付けられている。
ハンドル15の周囲はハンドルカバー41によって覆われている。フロントフォーク13には、前輪14の上方を覆うフロントフェンダー42が設けられ、リヤカバー50の下方には、後輪17の上方を覆うリヤフェンダー43が設けられている。
メインフレーム30は、ヘッドパイプ12の後面に溶接されて後下方に延びる断面円形のパイプであり、その上下の中間部の屈曲点60で後方凸となるように屈曲し、屈曲点60より下方では、前下方に延びている。すなわち、メインフレーム30は、ヘッドパイプ12から後下方に向けて延びるメインフレーム上部61と、屈曲点60と、屈曲点60の下方で前下方に向けて延びるメインフレーム下部62とを有している。メインフレーム上部61は、鉛直方向に対して後下がりに傾斜し、メインフレーム下部62は、鉛直方向に対して前下がりに傾斜している。
図2、図3及び図5に示すように、フロントクロスフレーム31は、車幅方向に一本で直線的に延びる断面円形のパイプであり、その軸方向の中間部がメインフレーム下部62の下端部62A(メインフレームの下部)に溶接されている。詳細には、下端部62Aの左右の下縁にはフロントクロスフレーム31の外周面の形状に合わせて円弧状に切り欠かれた切り欠き部62Bが形成されている。フロントクロスフレーム31は、切り欠き部62Bに下方から嵌め込まれ、切り欠き部62Bの縁部に沿う溶接ビード63によって、メインフレーム30に接合される。フロントクロスフレーム31の左右の端部31A,31Aの開口は、円板状のフタ部材31Bが溶接されることで閉じられている。
また、下端部62Aとフロントクロスフレーム31との間には、板状の補強板64が掛け渡されて溶接されており、この補強板64によってフロントクロスフレーム31の前面とメインフレーム下部62の前面とが連結されている。
また、端部31A,31Aとロアフレーム32,32との接合部には、フロントクロスフレーム31の後縁とロアフレーム32,32の前部の内縁とを連結する隅部補強板69が溶接されている。
図4に示すように、センタークロスパイプ34はフロントクロスフレーム31よりも長く形成されており、ロアフレーム32,32間の幅は、センタークロスパイプ34側に行くほど広くなっている。
また、図3に示すように、ロアフレーム32,32は下方に凸となるように屈曲しており、ロアフレーム32,32の下面の最下点となる最下点部32Aを前後の中間部に有している。
ピリオンステップブラケット38,38は断面円形のパイプであり、フロアフレーム37,37の上方においてリヤフレーム33,33の側面に溶接され、車幅方向の外側に張り出して後方に延びている。
また、フロア支持部37Cの外縁部及びフロア支持部37Cの内縁部には、ステップフロア47が連結されるフロアステー67がそれぞれ設けられている。
さらに、フロア支持部37Cの内縁部には、車幅方向内側に突出するクロスメンバステー68が設けられている。
図6〜図9に示すように、燃料タンク24は、エンジン21に燃料を供給する燃料ポンプ70を内蔵した箱型の燃料タンクである。燃料タンク24の上面には、燃料ポンプ70が挿通されるポンプ固定孔71、及び、ポンプ固定孔71の後方に位置する円形の給油口72が設けられており、給油口72は、フィラーキャップ73によって開閉自在に塞がれている。燃料ポンプ70の上部には、ポンプ固定孔71から外側に露出するポンプ固定部70Aが形成されており、燃料ポンプ70は、ポンプ固定部70Aに挿通されるボルトによって燃料タンク24に固定される。
ポンプ固定部70Aには、エンジン21側に繋がる燃料ホース(不図示)が接続される燃料ホース接続パイプ70Bが設けられている。燃料ポンプ70は燃料タンク24の前部に配置され、燃料タンク24内に設けられたポンプ本体70Dの下部は、燃料タンク24の底面の近傍まで延びている。
上半体75は、ポンプ固定孔71、給油口72及び外側に突出する上側フランジ部74Aを有している。上半体75は、上面視では略矩形に形成され、ポンプ固定孔71及び給油口72は、ヘッドパイプ12の後方に連続するように前後に並べて配置され、車幅方向の中心に位置している。
燃料タンク24は、フランジ部74が支持板部66Bに載置された状態で、固定孔74Cに挿通される固定ボルト(不図示)によって支持板部66Bに締結され、収納空間S内の所定の位置に固定される。この状態では、左右の膨出部77Aは、燃料タンク24の燃料貯留部の前後方向の略全体に亘ってロアフレーム32,32の外側に張り出している。このように、ロアフレーム32,32の外側に張り出す膨出部77Aを設けたため、燃料タンク24の容量を大きくすることができる。
図6に示すように、燃料タンク24は、ポンプ本体70D側が最も低くなるように、わずかに後上がりとなるように配置されており、下部貯留部78の下面78Aは、後上がりに傾斜している。
また、ロアフレーム32,32が上下方向に長い断面長方形状の角パイプであるため、剛性を確保しつつロアフレーム32,32が車幅方向に占めるスペースを小さくでき、下部貯留部78を、よりロアフレーム32,32側に配置して燃料タンク24の容量を大きくできるとともに、ロアフレーム32,32が車幅方向の外側に張り出す量を小さくできるため、車両のバンク角を大きく確保できる。
ここで、メインフレーム30の形状は、フロントフォーク13が大きくストロークした際に、前輪14とメインフレーム30とのクリアランスが十分確保できるように設定される。このため、屈曲点60での屈曲が上記クリアランスに大きく影響しないように、屈曲点60は、メインフレーム30の高さ方向中間近傍または、中間部よりも下方の位置に設けられることが望ましい。
また、メインフレーム30が、高さ方向中間近傍の位置の屈曲点60で、後方凸に屈曲することで、メインフレーム下部62を前輪14に近づけすぎることなく、メインフレーム下部62をより前方に配置できるため、前輪14とメインフレーム30とのクリアランスを確保しつつ、収納空間Sをより前方へ延ばして収納空間Sを大きく確保できる。
さらに、メインフレーム30の屈曲点60より下の部位であるメインフレーム下部62が前下方に延び、メインフレーム下部62がより前方に位置することになるため、収納空間Sを大きく確保できる。
また、ロアフレーム32,32が、その下縁32Bが燃料タンク24の下面78Aに沿うように後方に延びるため、燃料タンク24を収容するための収納空間Sを最大限に確保できる。
また、シート20とヘッドパイプ12との間の足くぐり空間Kが屈曲点60よりも下方まで配置されるため、足くぐり空間Kの下部をより前方まで延ばして広くすることができ、自動二輪車10の乗降性を向上できる。
さらに、フタ部材31Bを設けることでフロントクロスフレーム31の左右の端部31A,31Aの剛性を向上でき、溶接部の形状に合わせて切り欠かれたロアフレーム32,32の前端部32Cをフロントクロスフレーム31の左右の端部31A,31Aに溶接するため、ロアフレーム32,32をフロントクロスフレーム31に強固に結合できる。
上記実施の形態では、収納空間Sには、燃料タンク24が収納されるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、収納空間Sに小物入れを設け、この小物入れに運転者の携行品等の物品を収納しても良い。
また、上記実施の形態では、収納空間Sには、エネルギー貯蔵箱として、燃料タンク24が収納されるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電動の鞍乗型車両の駆動モーターを駆動するバッテリーを収納空間Sに収納しても良い。
また、上記実施の形態では、フロントクロスフレーム31は、車幅方向に一本で直線的に延びるものとして説明したが、これに限らず、左右に分割されたフロントクロスフレームをメインフレーム下部62の左右の側面に車幅方向に延びるように接合しても良い。
12 ヘッドパイプ
14 前輪
20 シート
24 燃料タンク(車両を構成する部品、エネルギー貯蔵箱)
30 メインフレーム
31 フロントクロスフレーム
31A,31A 端部
31B フタ部材
32,32 ロアフレーム
32A 最下点部(最下点)
32B 下縁
32C 前端部
37,37 フロアフレーム
60 屈曲点
62 メインフレーム下部(屈曲点より下の部位)
62A 下端部(メインフレームの下部)
70 燃料ポンプ
78A 下面
K 足くぐり空間
L 延長線
S 収納空間
Claims (10)
- 前輪(14)を含む操向系を軸支するヘッドパイプ(12)と、前記ヘッドパイプ(12)から後下方に延びるメインフレーム(30)と、前記メインフレーム(30)の下部から後方に略平行に延びる左右一対のロアフレーム(32,32)と、前記メインフレーム(30)の後方で左右一対の前記ロアフレーム(32,32)間に設けられる収納空間(S)とを備え、前記収納空間(S)に、車両を構成する部品もしくは物品が収容される鞍乗型車両において、
前記メインフレーム(30)の下部(62A)に接続され車幅方向に延びるフロントクロスフレーム(31)を有し、前記フロントクロスフレーム(31)の左右端部(31A,31A)に前記ロアフレーム(32,32)の前端部(32C)が接続され、前記ロアフレーム(32,32)の後端部を左右に連結して前記収納空間(S)の後部を区画するセンタークロスパイプ(34)が設けられ、
ロアフレーム(32,32)は、その前端部(32C)が前記フロントクロスフレーム(31)の左右の端部(31A,31A)の後面に溶接され、その後端がセンタークロスパイプ(34)の左右の端部の前面に溶接され、
フロントクロスフレーム(31)及びセンタークロスパイプ(34)は断面円形のパイプであり、ロアフレーム(32,32)は、上下方向に長い断面長方形状の角パイプであることを特徴とする鞍乗型車両。 - 前記メインフレーム(30)は、高さ方向中間近傍または中間部より下方の位置の屈曲点(60)で、後方凸に屈曲していることを特徴とする請求項1記載の鞍乗型車両。
- 側面視において、前記メインフレーム(30)の屈曲点(60)よりも上方の前記メインフレーム(30)の後縁の延長線(L)よりも前方に、前記収納空間(S)が配置されることを特徴とする請求項2記載の鞍乗型車両。
- 前記メインフレーム(30)の前記屈曲点(60)より下の部位(62)は、前下方に延びることを特徴とする請求項2または3記載の鞍乗型車両。
- 前記収納空間(S)にエネルギー貯蔵箱(24)が配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗型車両。
- 前記ロアフレーム(32,32)は、その下縁(32B)が側面視において前記エネルギー貯蔵箱(24)の下面(78A)に沿うように後方に延びて配置されることを特徴とする請求項5記載の鞍乗型車両。
- 前記エネルギー貯蔵箱(24)は、燃料ポンプ(70)を備える燃料タンク(24)であって、前記ロアフレーム(32,32)は、側面視において前記燃料ポンプ(70)近傍の位置で最下点(32A)となるように下方に凸に屈曲することを特徴とする請求項5または6記載の鞍乗型車両。
- 運転者が着座するシート(20)と前記ヘッドパイプ(12)との間に、運転者が乗り降りする際に足をくぐらせる足くぐり空間(K)を備え、前記足くぐり空間(K)は前記屈曲点(60)よりも下方まで配置されることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の鞍乗型車両。
- 前記フロントクロスフレーム(31)は車幅方向に一本で直線的に延びるパイプであり、前記フロントクロスフレーム(31)の左右の端部(31A,31A)の開口はフタ部材(31B)により閉じられ、前記ロアフレーム(32,32)は、その前端部(32C)が前記フロントクロスフレーム(31)の左右の端部(31A,31A)の後面に溶接されるものであり、前記前端部(32C)は、前記フロントクロスフレーム(31)の後面の形状に合わせて切り欠かれていることを特徴とする請求項2から8のいずれかに記載の鞍乗型車両。
- 運転者が着座するシート(20)と前記ヘッドパイプ(12)との間に、運転者が乗り降りする際に足をくぐらせる足くぐり空間(K)を備え、当該足くぐり空間(K)の前部は、前記ヘッドパイプ(12)及び前記メインフレーム(30)の後方を覆うレッグシールド(46)によって区画されており、当該レッグシールド(46)は、メインフレーム上部(61)の後縁に沿って後下方に延びる前傾部(46A)と、メインフレーム下部(62)の後縁に沿って前下方に延びる後傾部(46B)とを有し、後傾部(46B)は、前記屈曲点(60)よりも下方まで延びてステップフロア(47)に連結されることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の鞍乗型車両。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011007335A JP5694788B2 (ja) | 2011-01-17 | 2011-01-17 | 鞍乗型車両 |
CN201210001225.XA CN102582741B (zh) | 2011-01-17 | 2012-01-04 | 跨骑型车辆 |
US13/349,956 US8727058B2 (en) | 2011-01-17 | 2012-01-13 | Saddle type vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011007335A JP5694788B2 (ja) | 2011-01-17 | 2011-01-17 | 鞍乗型車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012148620A JP2012148620A (ja) | 2012-08-09 |
JP5694788B2 true JP5694788B2 (ja) | 2015-04-01 |
Family
ID=46472142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011007335A Active JP5694788B2 (ja) | 2011-01-17 | 2011-01-17 | 鞍乗型車両 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8727058B2 (ja) |
JP (1) | JP5694788B2 (ja) |
CN (1) | CN102582741B (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5782403B2 (ja) * | 2012-03-30 | 2015-09-24 | 本田技研工業株式会社 | グラブレールの配置構造 |
CN103738439B (zh) * | 2013-12-31 | 2016-08-24 | 重庆建设机电有限责任公司 | 摩托车车架 |
AP2015008940A0 (en) * | 2014-01-31 | 2015-12-31 | Yamaha Motor Co Ltd | Vehicle |
US10086900B2 (en) * | 2014-03-24 | 2018-10-02 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Saddle riding type vehicle |
ES2727622T3 (es) * | 2014-03-24 | 2019-10-17 | Yamaha Motor Co Ltd | Vehículo de montar a horcajadas |
JP2017121849A (ja) * | 2016-01-06 | 2017-07-13 | ヤマハ発動機株式会社 | 鞍乗型車両 |
JP6977146B2 (ja) * | 2018-03-23 | 2021-12-08 | 本田技研工業株式会社 | パイプフレームの強化構造 |
JP6962661B2 (ja) * | 2018-03-28 | 2021-11-05 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両のシートフレーム |
CN108820106B (zh) * | 2018-08-23 | 2024-04-09 | 淮安品向智能制造有限公司 | 一种电动车车架 |
CN111038632B (zh) * | 2018-10-12 | 2021-09-24 | 雅马哈发动机株式会社 | 骑乘型车辆 |
CN112339897B (zh) * | 2019-08-08 | 2022-07-29 | 光阳工业股份有限公司 | 速克达型摩托车结构 |
JP7063929B2 (ja) * | 2020-03-13 | 2022-05-09 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型電動車両 |
JP7480668B2 (ja) * | 2020-10-16 | 2024-05-10 | スズキ株式会社 | 鞍乗型車両の車体構造 |
TWI763579B (zh) * | 2021-08-10 | 2022-05-01 | 三陽工業股份有限公司 | 機車 |
Family Cites Families (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1529884A (fr) * | 1967-05-11 | 1968-06-21 | App Control Equip Moteurs | Perfectionnements apportés aux cadres de cycles à moteurs |
US4340125A (en) * | 1979-04-05 | 1982-07-20 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Stabilized motor vehicle |
JPS57114776A (en) * | 1981-01-08 | 1982-07-16 | Yamaha Motor Co Ltd | Frame structure of scooter type autobicycle |
JPS5820581A (ja) * | 1981-07-24 | 1983-02-07 | 本田技研工業株式会社 | 車両のフレ−ム構造 |
JPS5950885A (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-24 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車 |
US4721178A (en) * | 1985-08-08 | 1988-01-26 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Multi-wheeled vehicle |
JPH0444463Y2 (ja) * | 1986-09-25 | 1992-10-20 | ||
US4964483A (en) * | 1987-09-25 | 1990-10-23 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Motor scooter |
US5433286A (en) * | 1988-09-27 | 1995-07-18 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Motorcycle |
JPH04339087A (ja) * | 1991-07-12 | 1992-11-26 | Yamaha Motor Co Ltd | スクータ形自動二輪車 |
JP3503989B2 (ja) * | 1994-07-13 | 2004-03-08 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のフレーム構造 |
JP3644720B2 (ja) * | 1995-05-17 | 2005-05-11 | 本田技研工業株式会社 | ユニットスイング式車両の車体構造 |
JP3648982B2 (ja) * | 1998-05-12 | 2005-05-18 | スズキ株式会社 | スクータの車体フレーム装置 |
FR2782693B1 (fr) * | 1998-08-26 | 2000-09-29 | Gilbert Fauvel | Vehicule motorise leger a deux roues carene |
TW446664B (en) * | 1999-05-25 | 2001-07-21 | Honda Motor Co Ltd | Scooter type motorcycle |
JP3737336B2 (ja) * | 2000-03-30 | 2006-01-18 | 本田技研工業株式会社 | スクータ型車両の燃料タンク取付構造 |
JP4648529B2 (ja) * | 2000-09-21 | 2011-03-09 | 本田技研工業株式会社 | 車両 |
US7210550B2 (en) * | 2003-05-30 | 2007-05-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Under-seat structure for a motorcycle |
JP4079433B2 (ja) * | 2003-07-11 | 2008-04-23 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池車両 |
JP4453303B2 (ja) * | 2003-08-28 | 2010-04-21 | スズキ株式会社 | スクーター型自動二輪車 |
JP4081430B2 (ja) * | 2003-11-19 | 2008-04-23 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池車両 |
JP4451140B2 (ja) * | 2004-01-20 | 2010-04-14 | 本田技研工業株式会社 | 車両におけるロック解除操作部材配設構造 |
US7270212B2 (en) * | 2004-06-04 | 2007-09-18 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Wheeled vehicle with foot guide |
TWM270935U (en) * | 2004-10-26 | 2005-07-21 | Yung-Cheng Chen | Detachable structure of scooter frame |
JP4630754B2 (ja) * | 2005-06-30 | 2011-02-09 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のフレーム |
EP1813521B1 (en) * | 2006-01-26 | 2008-08-06 | Kwang Yang Motor Co., Ltd. | Motorcycle Frame |
US20070228689A1 (en) * | 2006-03-31 | 2007-10-04 | Chun-Hung Lin | Bicycle frame tube structure for enhancing the rigidity of the bicycle frame |
JP4743880B2 (ja) * | 2006-09-15 | 2011-08-10 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車 |
TWM320387U (en) * | 2007-02-15 | 2007-10-11 | Link Treasure Ltd | Connecting mechanism for a scooter frame |
JP4897565B2 (ja) | 2007-05-11 | 2012-03-14 | 本田技研工業株式会社 | 小型車両 |
JP5280273B2 (ja) * | 2009-03-30 | 2013-09-04 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両のキャニスタの配置構造 |
JP5371669B2 (ja) * | 2009-09-30 | 2013-12-18 | 本田技研工業株式会社 | スクータ型車両 |
JP2012158241A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両 |
-
2011
- 2011-01-17 JP JP2011007335A patent/JP5694788B2/ja active Active
-
2012
- 2012-01-04 CN CN201210001225.XA patent/CN102582741B/zh active Active
- 2012-01-13 US US13/349,956 patent/US8727058B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8727058B2 (en) | 2014-05-20 |
CN102582741B (zh) | 2014-03-26 |
US20120181783A1 (en) | 2012-07-19 |
CN102582741A (zh) | 2012-07-18 |
JP2012148620A (ja) | 2012-08-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5694788B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP4077173B2 (ja) | スクータ型車両 | |
JP5926653B2 (ja) | 鞍乗り型車両の収納部構造 | |
EP2167367B1 (en) | Scooter type vehicle | |
JP5694789B2 (ja) | 鞍乗型車両の燃料タンク支持構造 | |
JP5925547B2 (ja) | 鞍乗り型車両の導風構造 | |
JP2006240411A (ja) | 自動二輪車の車体フレーム | |
JP2017071376A (ja) | 鞍乗り型車両 | |
WO2010013482A1 (en) | Scooter type vehicle | |
JP5411241B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP3548173B2 (ja) | 自動二輪車におけるフレーム構造 | |
JP5548730B2 (ja) | スクータ型車両 | |
JP6151896B2 (ja) | 鞍乗り型車両の配索構造 | |
JP6649971B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP5824017B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP6133663B2 (ja) | 鞍乗型車両のアンダーカバー構造 | |
JP5893459B2 (ja) | 鞍乗り型車両の燃料タンク及びラジエータ配置構造 | |
JP2019137285A (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP4875053B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP5977670B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
EP2502815B1 (en) | Motorcycle | |
JP7303839B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP5302805B2 (ja) | 傾斜センサ配置構造 | |
JP6849727B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP5802038B2 (ja) | 鞍乗り型車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140625 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140701 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140901 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150205 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5694788 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |