JP3648982B2 - スクータの車体フレーム装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明はスクータの車体フレーム装置に関するもので、特に、座乗シートの前部下方を構成する車体フレームの強化構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、スクータの車体フレームは、操向ハンドルと座乗シートとの間を下方へ彎曲させて凹部を形成し、その凹部の下方に足を置くための平坦な床板部が設けられている。この座乗シートの前部に凹部を設ける行為は、この部分を構成する車体フレームに剛性の低下を生じる。
従来から、そのような剛性の低下を補うべく種々の改良が提案されている。すなわち、従来から床板部と座乗シートとを支持する座管の上方に、補助管を並設して補強することが行われている。
また、このような補強構造は床部が厚くなり、座乗シートの前方に形成される凹部を浅いものとしてスクータ本来の姿を替えかねない不具合がある反面、補強構造を施した車体フレームの数本の管の間に燃料タンクを収容することができる利点があった(例えば、特開昭62−83273号公報、特開平2−88382号など)。
そこでは座乗シートの前側の床に配置された燃料タンクが、車体の前後方向に伸びる数本の車体メンバによって囲まれる結果、燃料タンクの外壁の一部が車体メンバの間から外方へ膨出する形態となっていた(例えば、前記特開昭62−83273号公報の第4図)。そのため、車体フレームに対する燃料タンクの着脱が容易でなかった。また、燃料タンクの着脱を容易にするため、燃料タンクの周囲にある車体メンバの一部を取り外し可能にすることも行われている。(例えば、前記特開平2−88382号の第3図)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、燃料タンク着脱のためとはいえ、補強のため設けられる補助管も、他の車体メンバに対してボルト止めされていたのでは、その補強効果が相殺された。
また、燃料タンクを座乗シート前側の凹部下面に設ける場合、凹部の下面に配置される座管と補助管とによって構成される鋼管製フレームの、狭い空間に燃料タンクを収容せねばならず、燃料タンクの容量を大きくすることが容易でなかった。
さらに、スクータの燃料タンクが合成樹脂で作られる場合、燃料タンク自体の強度が鉄製のそれと比して低いので、これに直接に外力が作用する場合は勿論のこと、走行に伴う振動によって損傷のない形で支持する必要があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、前フォークを支持する操向軸管から下方へ伸びる下行管と、エンジンユニットを支持するブラケットとの間を、下行管の下端部から後方へ伸びる座管によって連結し、その座管の上方に後端を前記ブラケットに連結された補助管を配し、その補助管の前端部に上方へ屈曲させた連結部を設け、その連結部によって前記下行管へ連結することで解決される。
また、前フォークによって支持される操向軸管から下方へ伸びる下行管と、エンジンユニットによって支持される箱形のブラケットとの間を、前記下行管の下側から左右に分岐して後方へ伸びる座管と、座管の上方に配された補助管とで連結すると共に、前記上側の補助管と下側の2本の座管との間に燃料タンクを配置し、前記補助管を取り付け位置から移動可能に構成すると共に、前記燃料タンクの側面には上側に配された補助管と下側に配された左右の座管とによって構成される隙間の中に膨出する膨大部を設けることもよい。
この場合、前記燃料タンクには座乗シート下方の小物入れの下方へ向けて後方へ伸びる突出部を形成するのが好ましい。
また、前記燃料タンクの前端を下行管と、後端をブラケットとに支持させると共に、前記燃料タンクの下面を緩衝材を介して前記座管に支持させるのが好ましい。
前記燃料タンクは二つ割りの金型による合成樹脂のブロー成形によって作られており、燃料タンクの取付け片を設けた中央を金型の割り面に合致させ、燃料タンクの底面を中央から側方へ行くに従って上方となる逆三角形に形成し、かつ、燃料タンクの中央部から前方へ突出させた前記板状の取付け片を下行管と、後方へ突出させた板状の取付け片をブラケットとによって支持すると共に、前記燃料タンクの底面を中心から一側と他側とに偏位した部分で前記座管に支持させることも好ましい。
さらに、前記座管の前部には幅方向へ伸びる側腕を設け、側腕と前記ブラケットとの間に床板レールを支持させてもよい。
【0005】
【作用】
〔請求項1〕
補助管は上方へ屈曲させた連結部によって、補助管自体の位置より高い位置で下行管に連結される
燃料タンクの車体フレームに対する着脱は、補助管を取り外すことにより、干渉を受けることなく行うことができる。
〔請求項2〕
車体フレームの前部は、前側の太い下行管と後方のブラケット、およびそれらの間を連結する座管と補助管とによって囲まれた燃料タンクのための空間が形成される。
ブラケットは箱形をなし、それ自体が高い剛性を有する上、左右に配された座管と補助管とからなる剛性の高い枠構造によって操向軸管へ連結され、エンジンユニットから与えられる強力な路面反力に耐える。
〔請求項3〕
燃料タンクは上方の座乗シートと下方のエンジンユニットを避けて、車体後方へ膨出し、内部容量を増す。
〔請求項4〕
燃料タンクは前後で車体メンバに固定され、車体前後方向の振動や移動が阻止される。また、燃料タンクの逆三角形をなす底面が、干渉材を介して座管に保持され、車体の幅方向の振動が制止される。
〔請求項5〕
板状の取付け片は金型の合わせ面に、また、燃料タンク底面の傾斜は抜き勾配によって形成される。取付け片は板状で車体の幅方向の剛性が低いが、逆三角形をなす底面が左右の座管によって支持され、幅方向の位置が決定される。
〔請求項6〕
下行管とブラケットとの間は、座管と補助管とによって補強される他、側腕と床板レールとによって補強される。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明を図示の実施例によって説明する。図1において、10はスクータである。スクータ10は操向ハンドル11と座乗シート12との間が下方へ彎曲して凹部13が形成されている。14は前記操向ハンドル11を取り付けた前フォークであり、車体フレーム15の前端部をなす操向軸管16により、回動可能に軸支されている。17は前車輪であり、前記前フォーク14の下端部に取り付けられている。
【0007】
前記車体フレーム15は図2、図3、図4で示すように、前端部に前記操向軸管16を備え、操向軸管16から下方へ伸びる下行管18と下行管18の下端部に溶着された座管19を有する。座管19は鋼管を屈曲して全体形状を略U形とし、その2本の脚部を水平に配して操向軸管16の左右に溶接されている。その結果、座管19をなす鋼管は車体の左右に並設され、下行管18から後方へ水平に伸びる短い部分と、そこから後方へ向けて斜め上方に伸びる長い部分とを有している。20は座管19の斜め上方へ伸びる部分に設けられたブラケットであり、座管19左右を連結して補強している。ブラケット20の上には小物入れの一種であるヘルメットの収納箱21を介して前記座乗シート12が支持される。22は前記座管を補強すべく設けられた補助管であり、座管19の上方に配され前記下行管18とブラケット20との間に取り付けられている。車体フレーム15はこのように構成されているので、前記座乗シート12に位置する部分に低い凹部13が形成される。
【0008】
補助管22は、左右の一対が設けられ、それらは工業規格に定める軽量形鋼の角形鋼管を縦長にして、かつ、両端を閉じることなく使用されている。この実施例では、左右の補助管22のうちの一方は、図3、図4で示すように、取り外すことができるようになっている。
【0009】
補助管22の前端部は、内面に厚板の鋼板からなる連結部をなす前端板22aが溶着されている。前端板22aは図1中で明らかなように、上方へ屈曲されており、補助管22の先方に位置する下ボルト23と、補助管22から上方へ偏位した部分に設けられた上ボルト24とによって、前記下行管18へ連結されている。18a、18aは下行管18の側面に溶着されたスペーサであり、そこにはノックピン18bが設けられている。よって、左右の補助管22、22の前端板22a、22aはスペーサ18aの側面に当てゝノックピンで支持した上、下ボルト23と上ボルト24との通しボルトとナットとにより下行管18へ螺着される。なお、補助管22の連結部は上記別体に用意される前端板22aに限らず、補助管22自体の前端部を板状に潰し、上方へ屈曲させたものをも包含する概念であることは言うまでもない。
【0010】
補助管22の後端部とブラケット20との結合は、左右の補助管22、22で異なっている。まず、進行方向左側の補助管22の後端部は、図4で示すように、ブラケット20の左側面へ溶着されている。すなわち、ブラケット20の前端には前側へ突出させた比較的厚肉の左連結腕20aの前端部が溶接されている。かくて、左側の補助管22はブラケット20と下行管18との間に常時結合され、それらの間の連結を補強している。次に、進行方向右側の補助管22は、ブラケット20の右側面へ溶着され、そこから前側へ突出した右連結腕20bとの間に前後に配置された2本の後ボルト25、25によって分離可能に連結されている。かくて、右側の補助管22は、座管19の補強機能が求められるにも拘わらず、前側の前記上ボルト24と下ボルト23と、後側の後ボルト25、25を外すことによって、座管19から分離することができる。なお、この実施例において、補助管22は座管19の上方に2本が設けられているが、補助管22は1本でもよく、その場合、補助管22は車体の前後方向の中心線上に配置される。
【0011】
前記座管19の下行管18近傍には、車体の幅方向へ伸びる側腕26が溶着されており、側腕26の左右の外端には前後方向に伸びる床板レール27、27の前端部が支持されている。床板レール27の後端部は図4で示すように、前記ブラケットに溶着されている。よって、床板レール27は座管19によって支持されると共に、座管19を補強している。
【0012】
30はフレームカバーであり、操向ハンドル11の直下において幅方向に伸びる前面板、いわゆるレッグシールドと一体に形成されたフレームカバーであり、フレームカバー30は合成樹脂を射出成形して作られており、前記操向軸管16から座乗シート12に至る車体フレームの上面を被っている。図5で示すように、フレームカバー30の幅方向中央部30aは上方へ膨出しており、内部に前記座管19と補助管22とを収容している。また、幅方向の両端部は前記床板レール27によって支持され、ボルト31によって固定されている。この部分の上面には滑り止めの凹凸30bが形成されており、運転者の足載せ板を構成している。かくて、フレームカバー30はスクータ10が走行するとき跳ね上げる泥や水が運転者にかゝるのを防止する。
【0013】
上記のように、下行管18とブラケット20とは、座管19と補助管22、および床板レール27によって立体的に連結されおり、剛性の高い枠体をなしている。35は燃料タンクであり、燃料タンク35は車体フレーム15の一部を構成する座管19や補助管22など、車体メンバにより作られる枠体の中に取り付けられている。燃料タンク35は合成樹脂をブロー成形品であり、図5中の中心線を境にして左右に分割される金型によって成形されている。そのため、燃料タンク35の底面35dは成形時の抜き勾配のため、中央部が低く車体の幅方向側方が高くなる逆三角形をなしている。また、燃料タンク35の前側と後側とには、前記金型の分割面に沿って板状の取付け片35a、35aが成形されている。
【0014】
燃料タンク35は前側に一体に突設した板状の取付け片35aを下行管18に設けた、同じく板状のステー18cにボルト止めし、後側に突設した板状の取付け片35aを前記ブラケット20から突設した板状のステー20cにボルト止めして固定されている。前記取付け片35aとステー18c、20cは共に板状をなし、略同一面上に配されているので、その面に沿った方向、すなわち、前後方向に対しては高い取付け剛性が得られる。
他方、燃料タンクの底面35dは緩衝材36を介して、前記左右の座管19の上に溶着した支持板37、37の上に支持されている。左右の支持板37、37の上面、すなわち、緩衝材36の上面は、前記底面の傾斜に倣って、逆三角形の面を形成するべく配置されている。よって、燃料タンク35が車体の幅方向に振動せんとするとき、前記傾斜した逆三角形の底面35dが緩衝材36によって支承され、その振動が制止される。
【0015】
燃料タンク35は、剛性の高い座管19と補助管22との間に保持されており、外力によって損傷することがないように保護されている。他方、座管19と補助管22とによって形成される空間は容積が小さく、燃料タンク35に充分な容量を確保するが容易でない。そこで、燃料タンク35の容量を増すべく、座管19と補助管22との間へ膨出する膨大部35bの左右が形成させてある。また、図2で示すように、燃料タンク35の後部は下方のエンジンユニット40と、上方の座乗シート12との間に膨出させて突出部35cが設けてある。なお、図1中、41は燃料タンク35の底部に取り付けられた燃料ポンプであり、燃料パイプ42を通して燃料を上方の気化器47へ給送する。
斯かる形状の燃料タンク35を車体フレーム15へ取り付ける際は、膨出させた部分が座管19と補助管22とに干渉するので、前記した補助管22の一方を予め取り外しておき、補助管22と座管19との間隙を大きくして行われる。
【0016】
次に、燃料タンク35の後方に設けられる前記箱形のブラケット20を説明する。ブラケット20は図6で示すように、鋼板を成形して前記座管19に溶接される左右の縦壁20dと、それらを連結する水平板壁20eとを有し、さらに、その水平板壁20eには上縦壁20fによって支持される上水平壁20hが設けられている。その上水平壁20hの上には、前記ヘルメット43を収容するための空間を備えた小物入れ21が設けられている。また、ブラケット20は上縦壁20fに支持された枢軸44によってエンジンユニット40の前端部を回動可能に枢支している。
【0017】
なお、エンジンユニット40はケースの前部に設けたエンジン(シリンダ)40aと、後部に内蔵したVベルト式の自動変速機とを、前後方向に伸びる共通のケースに支持したものであり、そのケースの後端部には、変速機の出力軸を兼ねた後車軸に後車輪45が支持されている。46は前記気化器47に連結されたエアクリーナである。
【0018】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、補助管は上方へ屈曲させた連結部により、操向軸管の比較的高い位置へ連結したから、高い補強効果が得られる。また、補助管自体は比較的低い位置に保持されるから、床板上に突出する部分を低く保つことができる。
請求項2の発明によれば、前側の下行管、後側のブラケット、およびそれらを連結する座管と補助管とにより、車体フレームの剛性を下げることなく、低い床板部を設けることができる。また、低い床板の下面に車体フレームに囲まれて燃料タンクが設けられる。
請求項3の発明によれば、車体フレームは剛性の高い箱形のブラケットから前方へ突出する座管と補助管と、後方へ突出する座管、およびエンジンユニットの支持部によって構成される。
請求項4の発明によれば、燃料タンクは金型の合わせ面に沿って設けられた取付け片により前後端で車体フレームに固定され、その際に生じ易い車体の幅方向の振動を下面の緩衝材によって制止される。
請求項5の発明によれば、燃料タンクを車体フレームへ取り付けるための取付け片や、座管に支持させるための底面の傾斜が簡単な構造の金型によって成形できる。また、前後に配置された取付け片によって車体フレームへ支持する簡単な構造で安定に懸装される。
請求項6の発明によれば、床板を保持する床板レールは後端がブラケットに連結されており、前端部を横支持板によって側方へ偏位させて支持されて、強固に保持される。
などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例であるスクータの骨格を示す破断側面図である。
【図2】図1の要部を拡大して示す車体フレームの側面図である。
【図3】図1で示すスクータの車体フレームの前部を示す外観図である。
【図4】車体フレームの平面図である。
【図5】図2中のV−V断面図である。
【図6】図1中のVI−VI断面を左側に、矢視VI図を右側に示してある。
【符号の説明】
10・・・・スクータ(車両)
11・・・・操向ハンドル
12・・・・座乗シート
13・・・・凹部
14・・・・前フォーク
15・・・・車体フレーム
16・・・・操向軸管
17・・・・前車輪
18・・・・下行管
18a・・・スペーサ
18b・・・ノックピン
18c・・・ステー
19・・・・座管
20・・・・ブラケット
20a・・・左連結腕
20b・・・右連結腕
20c・・・ステー
20d・・・縦壁
20e・・・水平板壁
20f・・・上縦壁
20h・・・上水平壁
21・・・・収納箱(小物入れ)
22・・・・補助管
22a・・・連結部(前端板)
23・・・・下ボルト
24・・・・上ボルト
25・・・・後ボルト
26・・・・側腕
27・・・・床板レール
30・・・・フレームカバー(レッグシールド)
30a・・・幅方向中央部
30b・・・滑り止めの凹凸
31・・・・ボルト
35・・・・燃料タンク
35a・・・取付け片
35b・・・膨大部
35c・・・突出部
35d・・・底面
36・・・・緩衝材
37・・・・支持板
40・・・・エンジンユニット
40a・・・エンジン
41・・・・燃料ポンプ
42・・・・燃料パイプ
43・・・・ヘルメット
44・・・・枢軸
45・・・・後車輪
46・・・・エアクリーナ
47・・・・気化器

Claims (6)

  1. 前フォークを支持する操向軸管から下方へ伸びる下行管と、エンジンユニットの枢軸を支持するブラケットとの間を、下行管の下端部から後方へ伸びる座管によって連結し、その座管の上方に後端を前記ブラケットに連結される補助管を配し、その補助管の前端部に上方へ屈曲させた連結部を設け、その連結部によって前記下行管へ連結してなるスクータの車体フレーム装置。
  2. 前フォークを介して前輪に支持される操向軸管と、エンジンユニットを介して後輪に支持される箱形のブラケットとの間を、前記操向軸管から下方へ伸びる下行管の下側から左右に分岐して後方へ伸びる座管と、座管の上方に配された補助管とで連結すると共に、前記上側の補助管と下側の2本の座管との間に燃料タンクを配置し、前記補助管を取り付け位置から移動可能に構成すると共に、前記燃料タンクの側面には上側に配された補助管と下側に配された左右の座管とによって構成される隙間の中に膨出する膨大部を設けてなるスクータの車体フレーム装置。
  3. 請求項2において、前記燃料タンクには座乗シート下方の小物入れの下方へ向けて後方へ伸びる突出部が形成されているスクータの車体フレーム装置。
  4. 請求項2において、前記燃料タンクの前端を下行管と、後端をブラケットとに支持させると共に、前記燃料タンクの下面を緩衝材を介して前記座管に支持させてなるスクータの車体フレーム装置。
  5. 請求項2において、前記燃料タンクは二つ割りの金型による合成樹脂のブロー成形によって作られており、燃料タンクの取付け片を設けた中央を金型の割り面に合致させ、燃料タンクの底面を中央から側方へ行くに従って上方となる逆三角形に形成し、かつ、燃料タンクの中央部から前方へ突出させた前記板状の取付け片を下行管と、後方へ突出させた板状の取付け片をブラケットとによって支持すると共に、前記燃料タンクの底面を中心から一側と他側とに偏位した部分で前記座管に支持させてなるスクータの車体フレーム装置。
  6. 請求項1において、前記座管の前部には幅方向へ伸びる側腕を設け、側腕と前記ブラケットとの間に床板レールを支持させてなるスクータの車体フレーム装置。
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