JPH11321756A - スクータの車体フレーム装置 - Google Patents
スクータの車体フレーム装置Info
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- JPH11321756A JPH11321756A JP12836598A JP12836598A JPH11321756A JP H11321756 A JPH11321756 A JP H11321756A JP 12836598 A JP12836598 A JP 12836598A JP 12836598 A JP12836598 A JP 12836598A JP H11321756 A JPH11321756 A JP H11321756A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】スクータの床板部を構成する車体フレームの補
強することにあり、特に、下行管から後方へ延びる座管
と、その上方に設けられる補助管とを有するものにおい
て、補強強度を低下させることなく、補助管の上方を覆
うレッグシールドの膨出部を低く保持することにある。 【解決手段】前フォークを支持する操向軸管から下方へ
伸びる下行管と、エンジンユニットの枢軸を支持するブ
ラケットとの間を、下行管の下端部から後方へ伸びる座
管によって連結し、その座管の上方に後端を前記ブラケ
ットに連結される補助管を配し、その補助管の前端部に
上方へ屈曲させた連結部を設け、その連結部によって前
記下行管へ連結してなるスクータの車体フレーム装置。
強することにあり、特に、下行管から後方へ延びる座管
と、その上方に設けられる補助管とを有するものにおい
て、補強強度を低下させることなく、補助管の上方を覆
うレッグシールドの膨出部を低く保持することにある。 【解決手段】前フォークを支持する操向軸管から下方へ
伸びる下行管と、エンジンユニットの枢軸を支持するブ
ラケットとの間を、下行管の下端部から後方へ伸びる座
管によって連結し、その座管の上方に後端を前記ブラケ
ットに連結される補助管を配し、その補助管の前端部に
上方へ屈曲させた連結部を設け、その連結部によって前
記下行管へ連結してなるスクータの車体フレーム装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスクータの車体フレー
ム装置に関するもので、特に、座乗シートの前部下方を
構成する車体フレームの強化構造に関するものである。
ム装置に関するもので、特に、座乗シートの前部下方を
構成する車体フレームの強化構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、スクータの車体フレームは、操
向ハンドルと座乗シートとの間を下方へ彎曲させて凹部
を形成し、その凹部の下方に足を置くための平坦な床板
部が設けられている。この座乗シートの前部に凹部を設
ける行為は、この部分を構成する車体フレームに剛性の
低下を生じる。従来から、そのような剛性の低下を補う
べく種々の改良が提案されている。すなわち、従来から
床板部と座乗シートとを支持する座管の上方に、補助管
を並設して補強することが行われている。また、このよ
うな補強構造は床部が厚くなり、座乗シートの前方に形
成される凹部を浅いものとしてスクータ本来の姿を替え
かねない不具合がある反面、補強構造を施した車体フレ
ームの数本の管の間に燃料タンクを収容することができ
る利点があった(例えば、特開昭62−83273号公
報、特開平2−88382号など)。そこでは座乗シー
トの前側の床に配置された燃料タンクが、車体の前後方
向に伸びる数本の車体メンバによって囲まれる結果、燃
料タンクの外壁の一部が車体メンバの間から外方へ膨出
する形態となっていた(例えば、前記特開昭62−83
273号公報の第4図)。そのため、車体フレームに対
する燃料タンクの着脱が容易でなかった。また、燃料タ
ンクの着脱を容易にするため、燃料タンクの周囲にある
車体メンバの一部を取り外し可能にすることも行われて
いる。(例えば、前記特開平2−88382号の第3
図)。
向ハンドルと座乗シートとの間を下方へ彎曲させて凹部
を形成し、その凹部の下方に足を置くための平坦な床板
部が設けられている。この座乗シートの前部に凹部を設
ける行為は、この部分を構成する車体フレームに剛性の
低下を生じる。従来から、そのような剛性の低下を補う
べく種々の改良が提案されている。すなわち、従来から
床板部と座乗シートとを支持する座管の上方に、補助管
を並設して補強することが行われている。また、このよ
うな補強構造は床部が厚くなり、座乗シートの前方に形
成される凹部を浅いものとしてスクータ本来の姿を替え
かねない不具合がある反面、補強構造を施した車体フレ
ームの数本の管の間に燃料タンクを収容することができ
る利点があった(例えば、特開昭62−83273号公
報、特開平2−88382号など)。そこでは座乗シー
トの前側の床に配置された燃料タンクが、車体の前後方
向に伸びる数本の車体メンバによって囲まれる結果、燃
料タンクの外壁の一部が車体メンバの間から外方へ膨出
する形態となっていた(例えば、前記特開昭62−83
273号公報の第4図)。そのため、車体フレームに対
する燃料タンクの着脱が容易でなかった。また、燃料タ
ンクの着脱を容易にするため、燃料タンクの周囲にある
車体メンバの一部を取り外し可能にすることも行われて
いる。(例えば、前記特開平2−88382号の第3
図)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、燃料タ
ンク着脱のためとはいえ、補強のため設けられる補助管
も、他の車体メンバに対してボルト止めされていたので
は、その補強効果が相殺された。また、燃料タンクを座
乗シート前側の凹部下面に設ける場合、凹部の下面に配
置される座管と補助管とによって構成される鋼管製フレ
ームの、狭い空間に燃料タンクを収容せねばならず、燃
料タンクの容量を大きくすることが容易でなかった。さ
らに、スクータの燃料タンクが合成樹脂で作られる場
合、燃料タンク自体の強度が鉄製のそれと比して低いの
で、これに直接に外力が作用する場合は勿論のこと、走
行に伴う振動によって損傷のない形で支持する必要があ
った。
ンク着脱のためとはいえ、補強のため設けられる補助管
も、他の車体メンバに対してボルト止めされていたので
は、その補強効果が相殺された。また、燃料タンクを座
乗シート前側の凹部下面に設ける場合、凹部の下面に配
置される座管と補助管とによって構成される鋼管製フレ
ームの、狭い空間に燃料タンクを収容せねばならず、燃
料タンクの容量を大きくすることが容易でなかった。さ
らに、スクータの燃料タンクが合成樹脂で作られる場
合、燃料タンク自体の強度が鉄製のそれと比して低いの
で、これに直接に外力が作用する場合は勿論のこと、走
行に伴う振動によって損傷のない形で支持する必要があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、前フォーク
を支持する操向軸管から下方へ伸びる下行管と、エンジ
ンユニットを支持するブラケットとの間を、下行管の下
端部から後方へ伸びる座管によって連結し、その座管の
上方に後端を前記ブラケットに連結された補助管を配
し、その補助管の前端部に上方へ屈曲させた連結部を設
け、その連結部によって前記下行管へ連結することで解
決される。また、前フォークによって支持される操向軸
管から下方へ伸びる下行管と、エンジンユニットによっ
て支持される箱形のブラケットとの間を、前記下行管の
下側から左右に分岐して後方へ伸びる座管と、座管の上
方に配された補助管とで連結すると共に、前記上側の補
助管と下側の2本の座管との間に燃料タンクを配置し、
前記補助管を取り付け位置から移動可能に構成すると共
に、前記燃料タンクの側面には上側に配された補助管と
下側に配された左右の座管とによって構成される隙間の
中に膨出する膨大部を設けることもよい。この場合、前
記燃料タンクには座乗シート下方の小物入れの下方へ向
けて後方へ伸びる突出部を形成するのが好ましい。ま
た、前記燃料タンクの前端を下行管と、後端をブラケッ
トとに支持させると共に、前記燃料タンクの下面を緩衝
材を介して前記座管に支持させるのが好ましい。前記燃
料タンクは二つ割りの金型による合成樹脂のブロー成形
によって作られており、燃料タンクの取付け片を設けた
中央を金型の割り面に合致させ、燃料タンクの底面を中
央から側方へ行くに従って上方となる逆三角形に形成
し、かつ、燃料タンクの中央部から前方へ突出させた前
記板状の取付け片を下行管と、後方へ突出させた板状の
取付け片をブラケットとによって支持すると共に、前記
燃料タンクの底面を中心から一側と他側とに偏位した部
分で前記座管に支持させることも好ましい。さらに、前
記座管の前部には幅方向へ伸びる側腕を設け、側腕と前
記ブラケットとの間に床板レールを支持させてもよい。
を支持する操向軸管から下方へ伸びる下行管と、エンジ
ンユニットを支持するブラケットとの間を、下行管の下
端部から後方へ伸びる座管によって連結し、その座管の
上方に後端を前記ブラケットに連結された補助管を配
し、その補助管の前端部に上方へ屈曲させた連結部を設
け、その連結部によって前記下行管へ連結することで解
決される。また、前フォークによって支持される操向軸
管から下方へ伸びる下行管と、エンジンユニットによっ
て支持される箱形のブラケットとの間を、前記下行管の
下側から左右に分岐して後方へ伸びる座管と、座管の上
方に配された補助管とで連結すると共に、前記上側の補
助管と下側の2本の座管との間に燃料タンクを配置し、
前記補助管を取り付け位置から移動可能に構成すると共
に、前記燃料タンクの側面には上側に配された補助管と
下側に配された左右の座管とによって構成される隙間の
中に膨出する膨大部を設けることもよい。この場合、前
記燃料タンクには座乗シート下方の小物入れの下方へ向
けて後方へ伸びる突出部を形成するのが好ましい。ま
た、前記燃料タンクの前端を下行管と、後端をブラケッ
トとに支持させると共に、前記燃料タンクの下面を緩衝
材を介して前記座管に支持させるのが好ましい。前記燃
料タンクは二つ割りの金型による合成樹脂のブロー成形
によって作られており、燃料タンクの取付け片を設けた
中央を金型の割り面に合致させ、燃料タンクの底面を中
央から側方へ行くに従って上方となる逆三角形に形成
し、かつ、燃料タンクの中央部から前方へ突出させた前
記板状の取付け片を下行管と、後方へ突出させた板状の
取付け片をブラケットとによって支持すると共に、前記
燃料タンクの底面を中心から一側と他側とに偏位した部
分で前記座管に支持させることも好ましい。さらに、前
記座管の前部には幅方向へ伸びる側腕を設け、側腕と前
記ブラケットとの間に床板レールを支持させてもよい。
【0005】
【作用】〔請求項1〕補助管は上方へ屈曲させた連結部
によって、補助管自体の位置より高い位置で下行管に連
結される燃料タンクの車体フレームに対する着脱は、補
助管を取り外すことにより、干渉を受けることなく行う
ことができる。 〔請求項2〕車体フレームの前部は、前側の太い下行管
と後方のブラケット、およびそれらの間を連結する座管
と補助管とによって囲まれた燃料タンクのための空間が
形成される。ブラケットは箱形をなし、それ自体が高い
剛性を有する上、左右に配された座管と補助管とからな
る剛性の高い枠構造によって操向軸管へ連結され、エン
ジンユニットから与えられる強力な路面反力に耐える。 〔請求項3〕燃料タンクは上方の座乗シートと下方のエ
ンジンユニットを避けて、車体後方へ膨出し、内部容量
を増す。 〔請求項4〕燃料タンクは前後で車体メンバに固定さ
れ、車体前後方向の振動や移動が阻止される。また、燃
料タンクの逆三角形をなす底面が、干渉材を介して座管
に保持され、車体の幅方向の振動が制止される。 〔請求項5〕板状の取付け片は金型の合わせ面に、ま
た、燃料タンク底面の傾斜は抜き勾配によって形成され
る。取付け片は板状で車体の幅方向の剛性が低いが、逆
三角形をなす底面が左右の座管によって支持され、幅方
向の位置が決定される。 〔請求項6〕下行管とブラケットとの間は、座管と補助
管とによって補強される他、側腕と床板レールとによっ
て補強される。
によって、補助管自体の位置より高い位置で下行管に連
結される燃料タンクの車体フレームに対する着脱は、補
助管を取り外すことにより、干渉を受けることなく行う
ことができる。 〔請求項2〕車体フレームの前部は、前側の太い下行管
と後方のブラケット、およびそれらの間を連結する座管
と補助管とによって囲まれた燃料タンクのための空間が
形成される。ブラケットは箱形をなし、それ自体が高い
剛性を有する上、左右に配された座管と補助管とからな
る剛性の高い枠構造によって操向軸管へ連結され、エン
ジンユニットから与えられる強力な路面反力に耐える。 〔請求項3〕燃料タンクは上方の座乗シートと下方のエ
ンジンユニットを避けて、車体後方へ膨出し、内部容量
を増す。 〔請求項4〕燃料タンクは前後で車体メンバに固定さ
れ、車体前後方向の振動や移動が阻止される。また、燃
料タンクの逆三角形をなす底面が、干渉材を介して座管
に保持され、車体の幅方向の振動が制止される。 〔請求項5〕板状の取付け片は金型の合わせ面に、ま
た、燃料タンク底面の傾斜は抜き勾配によって形成され
る。取付け片は板状で車体の幅方向の剛性が低いが、逆
三角形をなす底面が左右の座管によって支持され、幅方
向の位置が決定される。 〔請求項6〕下行管とブラケットとの間は、座管と補助
管とによって補強される他、側腕と床板レールとによっ
て補強される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本願発明を図示の実施例に
よって説明する。図1において、10はスクータであ
る。スクータ10は操向ハンドル11と座乗シート12
との間が下方へ彎曲して凹部13が形成されている。1
4は前記操向ハンドル11を取り付けた前フォークであ
り、車体フレーム15の前端部をなす操向軸管16によ
り、回動可能に軸支されている。17は前車輪であり、
前記前フォーク14の下端部に取り付けられている。
よって説明する。図1において、10はスクータであ
る。スクータ10は操向ハンドル11と座乗シート12
との間が下方へ彎曲して凹部13が形成されている。1
4は前記操向ハンドル11を取り付けた前フォークであ
り、車体フレーム15の前端部をなす操向軸管16によ
り、回動可能に軸支されている。17は前車輪であり、
前記前フォーク14の下端部に取り付けられている。
【0007】前記車体フレーム15は図2、図3、図4
で示すように、前端部に前記操向軸管16を備え、操向
軸管16から下方へ伸びる下行管18と下行管18の下
端部に溶着された座管19を有する。座管19は鋼管を
屈曲して全体形状を略U形とし、その2本の脚部を水平
に配して操向軸管16の左右に溶接されている。その結
果、座管19をなす鋼管は車体の左右に並設され、下行
管18から後方へ水平に伸びる短い部分と、そこから後
方へ向けて斜め上方に伸びる長い部分とを有している。
20は座管19の斜め上方へ伸びる部分に設けられたブ
ラケットであり、座管19左右を連結して補強してい
る。ブラケット20の上には小物入れの一種であるヘル
メットの収納箱21を介して前記座乗シート12が支持
される。22は前記座管を補強すべく設けられた補助管
であり、座管19の上方に配され前記下行管18とブラ
ケット20との間に取り付けられている。車体フレーム
15はこのように構成されているので、前記座乗シート
12に位置する部分に低い凹部13が形成される。
で示すように、前端部に前記操向軸管16を備え、操向
軸管16から下方へ伸びる下行管18と下行管18の下
端部に溶着された座管19を有する。座管19は鋼管を
屈曲して全体形状を略U形とし、その2本の脚部を水平
に配して操向軸管16の左右に溶接されている。その結
果、座管19をなす鋼管は車体の左右に並設され、下行
管18から後方へ水平に伸びる短い部分と、そこから後
方へ向けて斜め上方に伸びる長い部分とを有している。
20は座管19の斜め上方へ伸びる部分に設けられたブ
ラケットであり、座管19左右を連結して補強してい
る。ブラケット20の上には小物入れの一種であるヘル
メットの収納箱21を介して前記座乗シート12が支持
される。22は前記座管を補強すべく設けられた補助管
であり、座管19の上方に配され前記下行管18とブラ
ケット20との間に取り付けられている。車体フレーム
15はこのように構成されているので、前記座乗シート
12に位置する部分に低い凹部13が形成される。
【0008】補助管22は、左右の一対が設けられ、そ
れらは工業規格に定める軽量形鋼の角形鋼管を縦長にし
て、かつ、両端を閉じることなく使用されている。この
実施例では、左右の補助管22のうちの一方は、図3、
図4で示すように、取り外すことができるようになって
いる。
れらは工業規格に定める軽量形鋼の角形鋼管を縦長にし
て、かつ、両端を閉じることなく使用されている。この
実施例では、左右の補助管22のうちの一方は、図3、
図4で示すように、取り外すことができるようになって
いる。
【0009】補助管22の前端部は、内面に厚板の鋼板
からなる連結部をなす前端板22aが溶着されている。
前端板22aは図1中で明らかなように、上方へ屈曲さ
れており、補助管22の先方に位置する下ボルト23
と、補助管22から上方へ偏位した部分に設けられた上
ボルト24とによって、前記下行管18へ連結されてい
る。18a、18aは下行管18の側面に溶着されたス
ペーサであり、そこにはノックピン18bが設けられて
いる。よって、左右の補助管22、22の前端板22
a、22aはスペーサ18aの側面に当てゝノックピン
で支持した上、下ボルト23と上ボルト24との通しボ
ルトとナットとにより下行管18へ螺着される。なお、
補助管22の連結部は上記別体に用意される前端板22
aに限らず、補助管22自体の前端部を板状に潰し、上
方へ屈曲させたものをも包含する概念であることは言う
までもない。
からなる連結部をなす前端板22aが溶着されている。
前端板22aは図1中で明らかなように、上方へ屈曲さ
れており、補助管22の先方に位置する下ボルト23
と、補助管22から上方へ偏位した部分に設けられた上
ボルト24とによって、前記下行管18へ連結されてい
る。18a、18aは下行管18の側面に溶着されたス
ペーサであり、そこにはノックピン18bが設けられて
いる。よって、左右の補助管22、22の前端板22
a、22aはスペーサ18aの側面に当てゝノックピン
で支持した上、下ボルト23と上ボルト24との通しボ
ルトとナットとにより下行管18へ螺着される。なお、
補助管22の連結部は上記別体に用意される前端板22
aに限らず、補助管22自体の前端部を板状に潰し、上
方へ屈曲させたものをも包含する概念であることは言う
までもない。
【0010】補助管22の後端部とブラケット20との
結合は、左右の補助管22、22で異なっている。ま
ず、進行方向左側の補助管22の後端部は、図4で示す
ように、ブラケット20の左側面へ溶着されている。す
なわち、ブラケット20の前端には前側へ突出させた比
較的厚肉の左連結腕20aの前端部が溶接されている。
かくて、左側の補助管22はブラケット20と下行管1
8との間に常時結合され、それらの間の連結を補強して
いる。次に、進行方向右側の補助管22は、ブラケット
20の右側面へ溶着され、そこから前側へ突出した右連
結腕20bとの間に前後に配置された2本の後ボルト2
5、25によって分離可能に連結されている。かくて、
右側の補助管22は、座管19の補強機能が求められる
にも拘わらず、前側の前記上ボルト24と下ボルト23
と、後側の後ボルト25、25を外すことによって、座
管19から分離することができる。なお、この実施例に
おいて、補助管22は座管19の上方に2本が設けられ
ているが、補助管22は1本でもよく、その場合、補助
管22は車体の前後方向の中心線上に配置される。
結合は、左右の補助管22、22で異なっている。ま
ず、進行方向左側の補助管22の後端部は、図4で示す
ように、ブラケット20の左側面へ溶着されている。す
なわち、ブラケット20の前端には前側へ突出させた比
較的厚肉の左連結腕20aの前端部が溶接されている。
かくて、左側の補助管22はブラケット20と下行管1
8との間に常時結合され、それらの間の連結を補強して
いる。次に、進行方向右側の補助管22は、ブラケット
20の右側面へ溶着され、そこから前側へ突出した右連
結腕20bとの間に前後に配置された2本の後ボルト2
5、25によって分離可能に連結されている。かくて、
右側の補助管22は、座管19の補強機能が求められる
にも拘わらず、前側の前記上ボルト24と下ボルト23
と、後側の後ボルト25、25を外すことによって、座
管19から分離することができる。なお、この実施例に
おいて、補助管22は座管19の上方に2本が設けられ
ているが、補助管22は1本でもよく、その場合、補助
管22は車体の前後方向の中心線上に配置される。
【0011】前記座管19の下行管18近傍には、車体
の幅方向へ伸びる側腕26が溶着されており、側腕26
の左右の外端には前後方向に伸びる床板レール27、2
7の前端部が支持されている。床板レール27の後端部
は図4で示すように、前記ブラケットに溶着されてい
る。よって、床板レール27は座管19によって支持さ
れると共に、座管19を補強している。
の幅方向へ伸びる側腕26が溶着されており、側腕26
の左右の外端には前後方向に伸びる床板レール27、2
7の前端部が支持されている。床板レール27の後端部
は図4で示すように、前記ブラケットに溶着されてい
る。よって、床板レール27は座管19によって支持さ
れると共に、座管19を補強している。
【0012】30はフレームカバーであり、操向ハンド
ル11の直下において幅方向に伸びる前面板、いわゆる
レッグシールドと一体に形成されたフレームカバーであ
り、フレームカバー30は合成樹脂を射出成形して作ら
れており、前記操向軸管16から座乗シート12に至る
車体フレームの上面を被っている。図5で示すように、
フレームカバー30の幅方向中央部30aは上方へ膨出
しており、内部に前記座管19と補助管22とを収容し
ている。また、幅方向の両端部は前記床板レール27に
よって支持され、ボルト31によって固定されている。
この部分の上面には滑り止めの凹凸30bが形成されて
おり、運転者の足載せ板を構成している。かくて、フレ
ームカバー30はスクータ10が走行するとき跳ね上げ
る泥や水が運転者にかゝるのを防止する。
ル11の直下において幅方向に伸びる前面板、いわゆる
レッグシールドと一体に形成されたフレームカバーであ
り、フレームカバー30は合成樹脂を射出成形して作ら
れており、前記操向軸管16から座乗シート12に至る
車体フレームの上面を被っている。図5で示すように、
フレームカバー30の幅方向中央部30aは上方へ膨出
しており、内部に前記座管19と補助管22とを収容し
ている。また、幅方向の両端部は前記床板レール27に
よって支持され、ボルト31によって固定されている。
この部分の上面には滑り止めの凹凸30bが形成されて
おり、運転者の足載せ板を構成している。かくて、フレ
ームカバー30はスクータ10が走行するとき跳ね上げ
る泥や水が運転者にかゝるのを防止する。
【0013】上記のように、下行管18とブラケット2
0とは、座管19と補助管22、および床板レール27
によって立体的に連結されおり、剛性の高い枠体をなし
ている。35は燃料タンクであり、燃料タンク35は車
体フレーム15の一部を構成する座管19や補助管22
など、車体メンバにより作られる枠体の中に取り付けら
れている。燃料タンク35は合成樹脂をブロー成形品で
あり、図5中の中心線を境にして左右に分割される金型
によって成形されている。そのため、燃料タンク35の
底面35dは成形時の抜き勾配のため、中央部が低く車
体の幅方向側方が高くなる逆三角形をなしている。ま
た、燃料タンク35の前側と後側とには、前記金型の分
割面に沿って板状の取付け片35a、35aが成形され
ている。
0とは、座管19と補助管22、および床板レール27
によって立体的に連結されおり、剛性の高い枠体をなし
ている。35は燃料タンクであり、燃料タンク35は車
体フレーム15の一部を構成する座管19や補助管22
など、車体メンバにより作られる枠体の中に取り付けら
れている。燃料タンク35は合成樹脂をブロー成形品で
あり、図5中の中心線を境にして左右に分割される金型
によって成形されている。そのため、燃料タンク35の
底面35dは成形時の抜き勾配のため、中央部が低く車
体の幅方向側方が高くなる逆三角形をなしている。ま
た、燃料タンク35の前側と後側とには、前記金型の分
割面に沿って板状の取付け片35a、35aが成形され
ている。
【0014】燃料タンク35は前側に一体に突設した板
状の取付け片35aを下行管18に設けた、同じく板状
のステー18cにボルト止めし、後側に突設した板状の
取付け片35aを前記ブラケット20から突設した板状
のステー20cにボルト止めして固定されている。前記
取付け片35aとステー18c、20cは共に板状をな
し、略同一面上に配されているので、その面に沿った方
向、すなわち、前後方向に対しては高い取付け剛性が得
られる。他方、燃料タンクの底面35dは緩衝材36を
介して、前記左右の座管19の上に溶着した支持板3
7、37の上に支持されている。左右の支持板37、3
7の上面、すなわち、緩衝材36の上面は、前記底面の
傾斜に倣って、逆三角形の面を形成するべく配置されて
いる。よって、燃料タンク35が車体の幅方向に振動せ
んとするとき、前記傾斜した逆三角形の底面35dが緩
衝材36によって支承され、その振動が制止される。
状の取付け片35aを下行管18に設けた、同じく板状
のステー18cにボルト止めし、後側に突設した板状の
取付け片35aを前記ブラケット20から突設した板状
のステー20cにボルト止めして固定されている。前記
取付け片35aとステー18c、20cは共に板状をな
し、略同一面上に配されているので、その面に沿った方
向、すなわち、前後方向に対しては高い取付け剛性が得
られる。他方、燃料タンクの底面35dは緩衝材36を
介して、前記左右の座管19の上に溶着した支持板3
7、37の上に支持されている。左右の支持板37、3
7の上面、すなわち、緩衝材36の上面は、前記底面の
傾斜に倣って、逆三角形の面を形成するべく配置されて
いる。よって、燃料タンク35が車体の幅方向に振動せ
んとするとき、前記傾斜した逆三角形の底面35dが緩
衝材36によって支承され、その振動が制止される。
【0015】燃料タンク35は、剛性の高い座管19と
補助管22との間に保持されており、外力によって損傷
することがないように保護されている。他方、座管19
と補助管22とによって形成される空間は容積が小さ
く、燃料タンク35に充分な容量を確保するが容易でな
い。そこで、燃料タンク35の容量を増すべく、座管1
9と補助管22との間へ膨出する膨大部35bの左右が
形成させてある。また、図2で示すように、燃料タンク
35の後部は下方のエンジンユニット40と、上方の座
乗シート12との間に膨出させて突出部35cが設けて
ある。なお、図1中、41は燃料タンク35の底部に取
り付けられた燃料ポンプであり、燃料パイプ42を通し
て燃料を上方の気化器47へ給送する。斯かる形状の燃
料タンク35を車体フレーム15へ取り付ける際は、膨
出させた部分が座管19と補助管22とに干渉するの
で、前記した補助管22の一方を予め取り外しておき、
補助管22と座管19との間隙を大きくして行われる。
補助管22との間に保持されており、外力によって損傷
することがないように保護されている。他方、座管19
と補助管22とによって形成される空間は容積が小さ
く、燃料タンク35に充分な容量を確保するが容易でな
い。そこで、燃料タンク35の容量を増すべく、座管1
9と補助管22との間へ膨出する膨大部35bの左右が
形成させてある。また、図2で示すように、燃料タンク
35の後部は下方のエンジンユニット40と、上方の座
乗シート12との間に膨出させて突出部35cが設けて
ある。なお、図1中、41は燃料タンク35の底部に取
り付けられた燃料ポンプであり、燃料パイプ42を通し
て燃料を上方の気化器47へ給送する。斯かる形状の燃
料タンク35を車体フレーム15へ取り付ける際は、膨
出させた部分が座管19と補助管22とに干渉するの
で、前記した補助管22の一方を予め取り外しておき、
補助管22と座管19との間隙を大きくして行われる。
【0016】次に、燃料タンク35の後方に設けられる
前記箱形のブラケット20を説明する。ブラケット20
は図6で示すように、鋼板を成形して前記座管19に溶
接される左右の縦壁20dと、それらを連結する水平板
壁20eとを有し、さらに、その水平板壁20eには上
縦壁20fによって支持される上水平壁20hが設けら
れている。その上水平壁20hの上には、前記ヘルメッ
ト43を収容するための空間を備えた小物入れ21が設
けられている。また、ブラケット20は上縦壁20fに
支持された枢軸44によってエンジンユニット40の前
端部を回動可能に枢支している。
前記箱形のブラケット20を説明する。ブラケット20
は図6で示すように、鋼板を成形して前記座管19に溶
接される左右の縦壁20dと、それらを連結する水平板
壁20eとを有し、さらに、その水平板壁20eには上
縦壁20fによって支持される上水平壁20hが設けら
れている。その上水平壁20hの上には、前記ヘルメッ
ト43を収容するための空間を備えた小物入れ21が設
けられている。また、ブラケット20は上縦壁20fに
支持された枢軸44によってエンジンユニット40の前
端部を回動可能に枢支している。
【0017】なお、エンジンユニット40はケースの前
部に設けたエンジン(シリンダ)40aと、後部に内蔵
したVベルト式の自動変速機とを、前後方向に伸びる共
通のケースに支持したものであり、そのケースの後端部
には、変速機の出力軸を兼ねた後車軸に後車輪45が支
持されている。46は前記気化器47に連結されたエア
クリーナである。
部に設けたエンジン(シリンダ)40aと、後部に内蔵
したVベルト式の自動変速機とを、前後方向に伸びる共
通のケースに支持したものであり、そのケースの後端部
には、変速機の出力軸を兼ねた後車軸に後車輪45が支
持されている。46は前記気化器47に連結されたエア
クリーナである。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、補助管は上方
へ屈曲させた連結部により、操向軸管の比較的高い位置
へ連結したから、高い補強効果が得られる。また、補助
管自体は比較的低い位置に保持されるから、床板上に突
出する部分を低く保つことができる。請求項2の発明に
よれば、前側の下行管、後側のブラケット、およびそれ
らを連結する座管と補助管とにより、車体フレームの剛
性を下げることなく、低い床板部を設けることができ
る。また、低い床板の下面に車体フレームに囲まれて燃
料タンクが設けられる。請求項3の発明によれば、車体
フレームは剛性の高い箱形のブラケットから前方へ突出
する座管と補助管と、後方へ突出する座管、およびエン
ジンユニットの支持部によって構成される。請求項4の
発明によれば、燃料タンクは金型の合わせ面に沿って設
けられた取付け片により前後端で車体フレームに固定さ
れ、その際に生じ易い車体の幅方向の振動を下面の緩衝
材によって制止される。請求項5の発明によれば、燃料
タンクを車体フレームへ取り付けるための取付け片や、
座管に支持させるための底面の傾斜が簡単な構造の金型
によって成形できる。また、前後に配置された取付け片
によって車体フレームへ支持する簡単な構造で安定に懸
装される。請求項6の発明によれば、床板を保持する床
板レールは後端がブラケットに連結されており、前端部
を横支持板によって側方へ偏位させて支持されて、強固
に保持される。などの効果がある。
へ屈曲させた連結部により、操向軸管の比較的高い位置
へ連結したから、高い補強効果が得られる。また、補助
管自体は比較的低い位置に保持されるから、床板上に突
出する部分を低く保つことができる。請求項2の発明に
よれば、前側の下行管、後側のブラケット、およびそれ
らを連結する座管と補助管とにより、車体フレームの剛
性を下げることなく、低い床板部を設けることができ
る。また、低い床板の下面に車体フレームに囲まれて燃
料タンクが設けられる。請求項3の発明によれば、車体
フレームは剛性の高い箱形のブラケットから前方へ突出
する座管と補助管と、後方へ突出する座管、およびエン
ジンユニットの支持部によって構成される。請求項4の
発明によれば、燃料タンクは金型の合わせ面に沿って設
けられた取付け片により前後端で車体フレームに固定さ
れ、その際に生じ易い車体の幅方向の振動を下面の緩衝
材によって制止される。請求項5の発明によれば、燃料
タンクを車体フレームへ取り付けるための取付け片や、
座管に支持させるための底面の傾斜が簡単な構造の金型
によって成形できる。また、前後に配置された取付け片
によって車体フレームへ支持する簡単な構造で安定に懸
装される。請求項6の発明によれば、床板を保持する床
板レールは後端がブラケットに連結されており、前端部
を横支持板によって側方へ偏位させて支持されて、強固
に保持される。などの効果がある。
【図1】本願発明の一実施例であるスクータの骨格を示
す破断側面図である。
す破断側面図である。
【図2】図1の要部を拡大して示す車体フレームの側面
図である。
図である。
【図3】図1で示すスクータの車体フレームの前部を示
す外観図である。
す外観図である。
【図4】車体フレームの平面図である。
【図5】図2中のV−V断面図である。
【図6】図1中のVI−VI断面を左側に、矢視VI図
を右側に示してある。
を右側に示してある。
10・・・・スクータ(車両) 11・・・・操向ハンドル 12・・・・座乗シート 13・・・・凹部 14・・・・前フォーク 15・・・・車体フレーム 16・・・・操向軸管 17・・・・前車輪 18・・・・下行管 18a・・・スペーサ 18b・・・ノックピン 18c・・・ステー 19・・・・座管 20・・・・ブラケット 20a・・・左連結腕 20b・・・右連結腕 20c・・・ステー 20d・・・縦壁 20e・・・水平板壁 20f・・・上縦壁 20h・・・上水平壁 21・・・・収納箱(小物入れ) 22・・・・補助管 22a・・・連結部(前端板) 23・・・・下ボルト 24・・・・上ボルト 25・・・・後ボルト 26・・・・側腕 27・・・・床板レール 30・・・・フレームカバー(レッグシールド) 30a・・・幅方向中央部 30b・・・滑り止めの凹凸 31・・・・ボルト 35・・・・燃料タンク 35a・・・取付け片 35b・・・膨大部 35c・・・突出部 35d・・・底面 36・・・・緩衝材 37・・・・支持板 40・・・・エンジンユニット 40a・・・エンジン 41・・・・燃料ポンプ 42・・・・燃料パイプ 43・・・・ヘルメット 44・・・・枢軸 45・・・・後車輪 46・・・・エアクリーナ 47・・・・気化器
Claims (6)
- 【請求項1】前フォークを支持する操向軸管から下方へ
伸びる下行管と、エンジンユニットの枢軸を支持するブ
ラケットとの間を、下行管の下端部から後方へ伸びる座
管によって連結し、その座管の上方に後端を前記ブラケ
ットに連結される補助管を配し、その補助管の前端部に
上方へ屈曲させた連結部を設け、その連結部によって前
記下行管へ連結してなるスクータの車体フレーム装置。 - 【請求項2】前フォークを介して前輪に支持される操向
軸管と、エンジンユニットを介して後輪に支持される箱
形のブラケットとの間を、前記操向軸管から下方へ伸び
る下行管の下側から左右に分岐して後方へ伸びる座管
と、座管の上方に配された補助管とで連結すると共に、
前記上側の補助管と下側の2本の座管との間に燃料タン
クを配置し、前記補助管を取り付け位置から移動可能に
構成すると共に、前記燃料タンクの側面には上側に配さ
れた補助管と下側に配された左右の座管とによって構成
される隙間の中に膨出する膨大部を設けてなるスクータ
の車体フレーム装置。 - 【請求項3】請求項2において、前記燃料タンクには座
乗シート下方の小物入れの下方へ向けて後方へ伸びる突
出部が形成されているスクータの車体フレーム装置。 - 【請求項4】請求項2において、前記燃料タンクの前端
を下行管と、後端をブラケットとに支持させると共に、
前記燃料タンクの下面を緩衝材を介して前記座管に支持
させてなるスクータの車体フレーム装置。 - 【請求項5】請求項2において、前記燃料タンクは二つ
割りの金型による合成樹脂のブロー成形によって作られ
ており、燃料タンクの取付け片を設けた中央を金型の割
り面に合致させ、燃料タンクの底面を中央から側方へ行
くに従って上方となる逆三角形に形成し、かつ、燃料タ
ンクの中央部から前方へ突出させた前記板状の取付け片
を下行管と、後方へ突出させた板状の取付け片をブラケ
ットとによって支持すると共に、前記燃料タンクの底面
を中心から一側と他側とに偏位した部分で前記座管に支
持させてなるスクータの車体フレーム装置。 - 【請求項6】請求項1において、前記座管の前部には幅
方向へ伸びる側腕を設け、側腕と前記ブラケットとの間
に床板レールを支持させてなるスクータの車体フレーム
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12836598A JP3648982B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | スクータの車体フレーム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12836598A JP3648982B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | スクータの車体フレーム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11321756A true JPH11321756A (ja) | 1999-11-24 |
JP3648982B2 JP3648982B2 (ja) | 2005-05-18 |
Family
ID=14983030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12836598A Expired - Fee Related JP3648982B2 (ja) | 1998-05-12 | 1998-05-12 | スクータの車体フレーム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3648982B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1813521A1 (en) * | 2006-01-26 | 2007-08-01 | Kwang Yang Motor Co., Ltd. | Motorcycle Frame |
JP2007216921A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
CN102582741A (zh) * | 2011-01-17 | 2012-07-18 | 本田技研工业株式会社 | 跨骑型车辆 |
EP2871124A1 (en) | 2013-11-06 | 2015-05-13 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Vehicle body frame structure |
-
1998
- 1998-05-12 JP JP12836598A patent/JP3648982B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1813521A1 (en) * | 2006-01-26 | 2007-08-01 | Kwang Yang Motor Co., Ltd. | Motorcycle Frame |
JP2007216921A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
CN102582741A (zh) * | 2011-01-17 | 2012-07-18 | 本田技研工业株式会社 | 跨骑型车辆 |
JP2012148620A (ja) * | 2011-01-17 | 2012-08-09 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗型車両 |
EP2871124A1 (en) | 2013-11-06 | 2015-05-13 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Vehicle body frame structure |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3648982B2 (ja) | 2005-05-18 |
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