JP5081641B2 - 画像形成装置およびプロセスカートリッジ - Google Patents
画像形成装置およびプロセスカートリッジ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5081641B2 JP5081641B2 JP2008010785A JP2008010785A JP5081641B2 JP 5081641 B2 JP5081641 B2 JP 5081641B2 JP 2008010785 A JP2008010785 A JP 2008010785A JP 2008010785 A JP2008010785 A JP 2008010785A JP 5081641 B2 JP5081641 B2 JP 5081641B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricant
- toner
- cleaning blade
- image forming
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 40
- 230000008569 process Effects 0.000 title claims description 40
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims description 296
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 212
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 101
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 35
- 239000002699 waste material Substances 0.000 claims description 34
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims description 19
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 14
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 9
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 8
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 4
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 93
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 50
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 34
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 33
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 33
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 9
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 5
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 4
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 230000008030 elimination Effects 0.000 description 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 1
- 238000004886 process control Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 238000006748 scratching Methods 0.000 description 1
- 230000002393 scratching effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- XOOUIPVCVHRTMJ-UHFFFAOYSA-L zinc stearate Chemical compound [Zn+2].CCCCCCCCCCCCCCCCCC([O-])=O.CCCCCCCCCCCCCCCCCC([O-])=O XOOUIPVCVHRTMJ-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/0005—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium
- G03G21/0011—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium using a blade; Details of cleaning blades, e.g. blade shape, layer forming
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2221/00—Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
- G03G2221/0005—Cleaning of residual toner
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2221/00—Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
- G03G2221/16—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
- G03G2221/1618—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts for the cleaning unit
- G03G2221/1627—Details concerning the cleaning process
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Description
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記落下阻止部材により落下を阻止されたトナーまたは余剰潤滑剤を貯留する貯留部を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の画像形成装置において、上記貯留部内にトナーまたは余剰潤滑剤をクリーニング装置外へ排出するよう搬送する搬送手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3の画像形成装置において、上記潤滑剤塗布手段は上記像担持体表面に回転しながら接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、該像担持体表面に接触した後の該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2または3の画像形成装置において、上記クリーニングブレードによって除去した排トナーを回収する排トナー回収部材を該クリーニングブレードよりも該像担持体の表面移動方向上流側に備え、上記落下阻止部材により落下を阻止されたトナーや余剰潤滑剤が該排トナー回収部材で回収される位置まで移動するときに通過する回収経路を、該クリーニングブレードによって除去された排トナーが該排トナー回収部材で回収される位置まで移動するときに通過する排トナー回収経路とは別途設けることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の画像形成装置において、上記潤滑剤塗布手段は上記像担持体表面に接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の画像形成装置において、上記回収経路は、該像担持体に対して該除去手段を挟んで反対側に設けることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項4、6または7の画像形成装置において、上記除去手段は、上記潤滑剤塗布部材に接触して該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去部材を備え、上記潤滑剤塗布手段は、該潤滑剤塗布部材に接触して該潤滑剤塗布部材に潤滑剤を供給する固形潤滑剤と、該固形潤滑剤を支持する支持部材と、該支持部材を該潤滑剤塗布部材に向けて付勢する付勢部材と、該付勢部材の付勢によって該支持部材が移動する方向を案内する案内部材とを有し、該固形潤滑剤が消費されることによって経時で該支持部材が該潤滑剤塗布部材に近づくに伴い、該潤滑剤塗布部材における該固形潤滑剤の接触する位置が該除去部材の接触する位置に対して遠ざかるように該案内部材が形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項4、6、7または8の画像形成装置において、上記除去手段を上記落下阻止部材に設けたことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9の画像形成装置において、上記阻止部材を上記クリーニングブレードと一体で構成することを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10の画像形成装置において、上記像担持体は回転軸を中心に回転するドラム形状であり、落下阻止部材は、像担持体に当接する落下阻止当接部材と、該落下阻止当接部材を支持する落下阻止支持部材とを備え、該落下阻止支持部材をクリーニングブレードと同材質で構成し、該落下阻止当接部材と該落下阻止支持部材との接合端部位置と上記回転軸とを繋いだ距離よりも、該落下阻止支持部材の該像担持体表面に最も近接する箇所と該回転軸とを繋いだ距離の方を短く構成することを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、像担持体と、該像担持体上に当接して表面トナーを除去するクリーニングブレードと、該クリーニングブレードよりも該像担持体の表面移動方向下流に配置され該像担持体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを一体的に形成し、画像形成装置本体に脱着可能なプロセスカートリッジであって、該クリーニングブレードの上方に該潤滑剤塗布手段が配置されるプロセスカートリッジにおいて、上記像担持体の表面移動方向に関して上記クリーニングブレードよりも下流で、上記潤滑剤塗布手段よりも上流に、該潤滑剤塗布手段より落下するトナーまたは余剰潤滑剤が該クリーニングブレード上に落下するのを阻止する落下阻止部材を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、請求項12のプロセスカートリッジにおいて、上記落下阻止部材により落下を阻止されたトナーまたは余剰潤滑剤を貯留する貯留部を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項14の発明は、請求項13のプロセスカートリッジにおいて、上記貯留部内にトナーまたは余剰潤滑剤をクリーニング装置外へ排出するよう搬送する搬送手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項15の発明は、請求項12、13または14のプロセスカートリッジにおいて、上記潤滑剤塗布手段は上記像担持体表面に回転しながら接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、該像担持体表面に接触した後の該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項16の発明は、請求項12、13または14のプロセスカートリッジにおいて、上記クリーニングブレードによって除去した排トナーを回収する排トナー回収部材を該クリーニングブレードよりも該像担持体の表面移動方向上流側に備え、上記落下阻止部材により落下を阻止されたトナーや余剰潤滑剤が該排トナー回収部材で回収される位置まで移動するときに通過する回収経路を、該クリーニングブレードによって除去された排トナーが該排トナー回収部材で回収される位置まで移動するときに通過する排トナー回収経路とは別途設けることを特徴とするものである。
また、請求項17の発明は、請求項16のプロセスカートリッジにおいて、上記潤滑剤塗布手段は上記像担持体表面に接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項18の発明は、請求項17のプロセスカートリッジにおいて、上記回収経路は、該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を上記除去手段が除去する位置に対して、該潤滑剤塗布部材の回転方向下流側に設けることを特徴とするものである。
図1は、実施形態にかかる画像形成装置としての複写機の概略構成図である。この複写機は、複写装置本体(以下、プリンタ部100という)、給紙テーブル(以下、給紙部200という)、プリンタ部100上に取り付けるスキャナ(以下、スキャナ部300という)、スキャナ部300上に取り付ける原稿自動搬送装置(ADF)(以下、原稿搬送部400という)からなっている。また、複写機内の各装置の動作を制御する図示しない制御部も備えている。
感光体3K,Y,M,Cのまわりには、感光体3K,Y,M,Cの表面を一様に帯電する帯電手段である帯電装置4K,Y,M,Cや、トナー像を形成するための現像手段である現像装置5K,Y,M,Cを備えている。更に、一次転写後の感光体3K,Y,M,C表面に残留しているトナーを除去するクリーニング装置6K,Y,M,Cも備えている。
そして、感光体3K,Y,M,C、現像装置5K,Y,M,C、帯電装置4K,Y,M,C、及び、クリーニング装置6K,Y,M,Cからなるトナー像形成部である作像装置1K,Y,M,Cを構成している。また、4つの作像装置1K,Y,M,Cを横に並べて配置してタンデム画像形成ユニット20が構成する。
支持ローラ16と中間転写ベルト10を挟んで対向するように、トナー像を記録体としての転写紙上に転写した後の中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去するベルトクリーニング装置17を備えている。また、プリンタ部100は、タンデム画像形成ユニット20の上方に露光装置21を備えている。
そして、不図示のスタートスイッチを押すと、原稿搬送部400に原稿をセットしたときは原稿をコンタクトガラス32上へと搬送して後、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは直ちに、スキャナ部300を駆動し、第一走行体33及び第二走行体34を走行する。そして、第一走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光をさらに反射して第二走行体34に向け、第二走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して読取センサ36に入れ、原稿の画像情報を読み取る。
また、これと同時に、不図示の駆動モータで支持ローラ14、1516のうちの1つを回転駆動して他の二つの支持ローラを従動回転し、中間転写ベルト10を回転搬送する。そして、中間転写ベルト10の搬送とともに、感光体3K,Y,M,C上の単色のトナー像を順次転写して中間転写ベルト10上に合成カラー画像を形成する。
そして、中間転写ベルト10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転し、中間転写ベルトと二次転写ローラ22との当接部である二次転写ニップ部に転写紙を送り込み、ニップに形成されている転写用電界や当接圧力などの影響によってカラー画像を二次転写して転写紙上にカラー画像を記録する。
一方、二次転写ニップ部で転写紙にカラー画像を転写した後の中間転写ベルト10の表面は、残留する残留トナーがベルトクリーニング装置17によって除去され、タンデム画像形成ユニット20による再度の画像形成に備える。
クリーニング装置6は、感光体3の表面移動方向上流側から順に、ファーブラシ63及びクリーニングブレード61、塗布ブラシ62、そして、均しブレード66を備える。なお、クリーニングブレード61と均しブレード66とはゴムブレードである。
ファーブラシ63は、感光体3上の転写残トナーを掻き乱して、クリーニングブレード61でトナーを除去しやすくする。ファーブラシ63上に付着したトナーは図示しないフリッカーによりフリッキングされ、はじき飛ばされたトナーが搬送スクリュ65でクリーニング装置6外に搬送するようになっている。クリーニング装置6は、ファーブラシ63とクリーニングブレード61とで感光体3の表面をクリーニングするクリーニング手段を構成している。
クリーニング装置6では、クリーニングブレード61に対して塗布ブラシ62と均しブレード66とが上方に配置されている。クリーニング装置6では、感光体3上の転写残トナーはクリーニングブレード61により堰き止められて掻き落とされるが、転写残トナーの中には微量ではあるが、クリーニングブレード61をすり抜けて塗布ブラシ62や均しブレード66の位置まで達するものがある。このようなトナーは、塗布ブラシ62または均しブレード66により感光体3より剥がされたり堰き止められたりする。塗布ブラシ62により剥がされたり堰き止められたりしたトナーは、落下して、下方のクリーニングブレード61上に堆積する。また、塗布ブラシ62により削り取られたが感光体3に塗布されなかった余剰潤滑剤が塗布ブラシ62に付着しており、この余剰潤滑剤が塗布ブラシ62から落下して下方のクリーニングブレード61上に堆積する。さらに、上方の均しブレード66により堰き止められたトナーや、均された余剰潤滑剤が下方の塗布ブラシ62上へ堆積し、塗布ブラシ62を介してクリーニングブレード61上に落下して堆積する。この様子を図3に示す。
次に、本実施形態の特徴部を備えた1つ目の実施例(以下、実施例1と呼ぶ)について説明する。
図4は、実施例1の作像装置1が備えるクリーニング装置6の概略構成図である。このクリーニング装置6では、クリーニングブレード61よりも下流で、塗布ブラシ62よりも上流に、塗布ブラシ62より落下するトナーや余剰潤滑剤がクリーニングブレード61上に堆積することを阻止するために落下阻止部材67を設ける。図4では、落下阻止部材67として、感光体3の回転方向に対してトレーリング方向で接触または近接するよう配設されたシート部材を用いている。クリーニングブレード61の上方で、塗布ブラシ62の下方に設けられた落下阻止部材67が、塗布ブラシ62より落下するトナーや余剰潤滑剤を受けて、クリーニングブレード61上に落ちることを防止する。また、落下阻止部材67を感光体3に接触させる場合は、ウレタンシートなどの感光体3に接触してもキズをつけないものが好ましい。
次に、図4または図5で示す実施例1のクリーニング装置6に適用可能な変形例1について説明する。
図6は変形例1の構成を備えたクリーニング装置6の拡大説明図である。
変形例1のクリーニングブレード61は感光体3に当接するブレード当接部61aとブレードホルダ61bとを備える。また、変形例1の落下阻止部材67は感光体3に当接する落下阻止当接部材67aと落下阻止支持部材67bとを備える。さらに、落下阻止支持部材67bには潤滑剤塗布部材である塗布ブラシ62と接触し、塗布ブラシ62に付着したトナーや余剰潤滑剤等の異物Tを除去する除去手段としての除去部材74が設けられている。
実施例1のように落下阻止部材67を設けた場合、落下阻止部材67や回収スペース68に溜まったトナーや余剰潤滑剤が塗布ブラシ62に再付着することで潤滑剤塗布効率が低下するおそれがある。潤滑剤塗布効率が低下すると、感光体3のフィルミングやキズの発生、均しブレード66からのトナーのすり抜けに起因する異常画像の発生といった不具合が発生するおそれがある。また、固形潤滑剤64や均しブレード66の寿命低下に繋がる、といった不具合も発生するおそれがある。
一方、変形例1のクリーニング装置6であれば、塗布ブラシ62に付着したトナーや余剰潤滑剤等の異物Tを除去する除去部材74を備える。このため、落下阻止部材67や回収スペース68に溜まったトナーや余剰潤滑剤等の異物Tが塗布ブラシ62に再付着しても、この異物Tを塗布ブラシ62から除去することができ、上述した不具合の発生を防止することができる。
また、回収経路70は、クリーニングブレード61によって除去された排トナーtが搬送スクリュ65で回収される位置まで移動するときに通過する排トナー回収経路(図6中矢印Bで示す経路)とは別途設ける。
次に、図4または図5で示す実施例1のクリーニング装置6に適用可能な変形例2について説明する。
変形例1のように除去部材74を備えるクリーニング装置6では、除去部材74の塗布ブラシ62に対する食い込み状態(食い込み量、食い込み方向等)を誤ると、図7に示すようにフリッキングによって弾き飛ばされた異物Tが、クリーニングブレード61の上流側に配置された搬送スクリュ65に向けて搬送されず、潤滑剤案内部材64bの方向に弾き飛んでしまうおそれがある。潤滑剤案内部材64bの方向に異物Tが弾き飛び、潤滑剤案内部材64bの内壁面に異物Tが付着すると、潤滑剤案内部材64bの内壁面に沿って潤滑剤支持部材64aが移動することを阻害し、潤滑剤塗布の機能を阻害するおそれがある。
このように、除去部材74が塗布ブラシ62に接触する位置に潤滑剤支持部材64aが近接すると、除去部材74による異物Tの回収を阻害するおそれがある。これは、以下の理由による。
潤滑剤支持部材64aは潤滑剤案内部材64bに沿って固形潤滑剤64を案内する関係上、潤滑剤支持部材64aの断面は固形潤滑剤64よりも大きくなる構成となっている。言い換えると、固形潤滑剤64の潤滑剤支持部材64aと接触する面よりも、潤滑剤支持部材64aの固形潤滑剤64と接触する面の方が大きくなる構成となっている。このため、経時で固形潤滑剤64の残りが少なくなってくると、図8に示すように、潤滑剤支持部材64aの角部が除去部材74に近接する。この状態となると、除去部材74での塗布ブラシ62のフリッキングによって弾き飛ばされた異物Tに一部が潤滑剤支持部材64aの角部で跳ね返り、塗布ブラシ62に再付着して除去部材74による異物Tの回収を阻害するおそれがある。
変形例2では、図9(a)に示す固形潤滑剤64を使用し始めた状態から、潤滑剤が消費されることで、固形潤滑剤64の移動経路が経時で、図9(b)に示すように除去部材74から遠ざかる方向となるように、潤滑剤案内部材64bが潤滑剤支持部材64aを案内する形状となっている。潤滑剤支持部材64aを図9に示すような形状とすることにより、経時に渡って潤滑剤支持部材64aや潤滑剤案内部材64bが除去部材74による塗布ブラシ62からの異物Tの回収を妨げることがなく、安定した潤滑剤塗布を実施することが可能となる。また、除去部材74で除去した異物が潤滑剤案内部材64bの内壁面に付着することも防止できるため、弾き飛ばされた異物Tが潤滑剤塗布の機能を阻害することを防止することができる。
図10(a)は、例えば経時のクリーニングブレード61を高温高湿環境下で通紙を行っている状態を示した図である。経時で高温高湿環境下のように過酷な使用条件が重なると、クリーニングブレード61のブレード当接部61aは図10(a)に示す様にブレード当接部61aの撓み量や変形量が大きくなり、ブレードホルダ61bが支軸72を中心点とし時計回りに回転する。これにより、ブレード当接部61aと感光体3との間のスペースが小さくなり、落下阻止当接部材67aと落下阻止支持部材67bとの接合端部が、感光体3と接触してしまう。このように接合部が接触してしまうと、感光体3との摩擦により落下阻止当接部材67aが感光体3の表面移動方向下流側に引っ張られ落下阻止支持部材67bとの接合が外れ、図10(a)中の破線で示すように、落下阻止当接部材67aが落下阻止支持部材67bから離脱してしまうおそれがある。
変形例3では、落下阻止支持部材67bをブレード当接部61aと同材質の弾性材料で構成し、図10(b)に示すように、落下阻止当接部材67aと落下阻止支持部材67bとの接合端部と感光体3の回転軸とを繋いだ距離aよりも、落下阻止支持部材67bの感光体3と最近接箇所と感光体3の回転軸とを繋いだ距離bを短く構成する。このように構成する事で、落下阻止当接部材67aよりも前に落下阻止支持部材67bが感光体3と接触するため、落下阻止当接部材67aが落下阻止支持部材67bから離脱してしまう不具合を確実に防止することが可能となる。また、落下阻止支持部材67bは、ブレード当接部61aと同材質の弾性材料で構成しているため、感光体3に接触しても感光体3の表面を傷つけることを防止できる。
変形例1は除去部材74を設けることにより、塗布ブラシ62に付着した異物Tを除去することができるので、塗布ブラシ62に異物Tが付着したままとなることに起因する、塗布ブラシ62、固形潤滑剤64、及び均しブレード66などの寿命低下という不具合を防止でき、クリーニング装置6の長寿命化を図ることができる。クリーニング装置6を長寿命化しても寿命はあり、寿命となった場合は複写機本体に対して取り外して交換する。また、クリーニング装置6が寿命に達した状態では、クリーニング装置6が備える各部材の機能が経時で低下しており、感光体3も機能が低下している可能性がある。このため、クリーニング装置6の交換時には感光体3も同時に交換することが望ましい。
このとき、クリーニング装置6と感光体3とをそれぞれ個別に複写機本体から取り外す構成であると、それぞれについて取り外す作業を要し、クリーニング装置6が備える感光体3と接触する部材と感光体3との位置合わせの作業を交換作業の度に行う必要が生じるため、交換作業が煩雑となる。また、個別に取り外す構成であると、クリーニング装置6と感光体3とを同時に交換すべきところを、一方のみを交換し、他方の交換を失念するおそれがある。一方のみを交換した場合、交換しなかった部材の機能は低下したままであり、交換によって期待される機能の回復が得られなくなる。
クリーニング装置6と感光体3とを一体的に支持するプロセスカートリッジとして、複写機本体に対して着脱可能に構成することにより、それぞれを個別に取り外す構成で生じ得る上述したような不具合を防止することができる。
次に、参考構成例について説明する。
図12は、参考構成例の作像装置1が備えるクリーニング装置6の概略構成図である。クリーニングブレード61はホルダ71の支軸72を中心に回動自在に構成され、加圧部材73により感光体3に圧接されている。ホルダ71に接続する接離手段(不図示)を設け、クリーニングブレード61を感光体3に対して接離可能とする。接離手段はソレノイド等を用い、従来技術による接離機構同様なものを用いればよい。図12は、クリーニングブレード61が感光体3に当接している状態であり、この状態を続けるとトナー及び余剰潤滑剤がクリーニングブレード61上に堆積していく。図13は、クリーニングブレード61が感光体3から離間された状態であり、クリーニングブレード61上のトナー及び余剰潤滑剤はクリーニング装置6内に落下し、搬送スクリュ65により、通常の排出経路で機外に排出される。離間動作の後、再びソレノイドを解除し、クリーニングブレード61を感光体3に当接させ、通常のクリーニング動作を行う。この参考構成例の構成では、実施例1の構成に比べ、トナー及び余剰潤滑剤の回収スペースや排出経路を新たに設ける必要がないため、省スペースでできるというメリットがある。
また、落下阻止部材67により落下を阻止されたトナーおよび余剰潤滑剤を貯留する貯留部としての回収スペース68を設ける。これにより、トナーまたは余剰潤滑剤を貯留して、落下阻止部材67からトナーまたは余剰潤滑剤が溢れ出すことを防止して、落下阻止効果を維持することができる。
また、回収スペース68内に搬送部材69を設けて、搬送部材69により回収スペース68内に貯まるトナー及び余剰潤滑剤をクリーニング装置6外に排出する。これにより、トナー及び余剰潤滑剤は回収スペース68で増え続けることなくクリーニング装置6外へ排出されるため、長期に渡り安定してクリーニングブレード61上へのトナー及び余剰潤滑剤の落下を防止できる。また、トナー飛散による不具合も解消することが可能となる。
また、接離手段により適当なタイミンングでクリーニングブレード61を感光体3より離間させることにより、塗布ブラシ62より落下してクリーニングブレード61上に堆積したトナーおよび余剰潤滑剤をクリーニングブレード61から落下させる。これにより、クリーニングブレード61上にトナーや余剰潤滑剤が多量に堆積してしまい、感光体3と常に接触した状態となることを抑制できる。この参考構成例の構成では、実施例1の構成に比べ、トナー及び余剰潤滑剤の回収スペースや排出経路を新たに設ける必要がないため、省スペースでできるというメリットがある。
また、接離手段は1回の作動でクリーニングブレード61を感光体3に対して複数回接離することにより、より効果的にクリーニングブレード61上のトナー及び余剰潤滑剤を落下させることが可能となる。
また、接離手段を、形成された画素面積、枚数より予測されるトナー量に基づき決められたタイミングで作動するようにすることにより、接離動作自体を減らすことが可能であり、接離機構の高寿命化、接離動作によるタイムロスの短縮化が図れる。
また、接離手段による接離動作を、非画像形成時におこなうことにより、異常画像をなくすようにする。画像形成時に行うと、画像形成動作中に感光体3に対する負荷変動を発生させ、バンディング、ジタ-などの異常画像を引き起こす可能性がある。
また、接離手段によりクリーニングブレードが上記像担持体より離間している間は、該像担持体上は画像形成がなされていないことを特徴とするものである。
また、各作像装置1を装置本体から着脱可能なプロセスカートリッジとすることにより、作像装置1の交換性を向上することができる。
変形例3の複写機が備える像担持体は回転軸を中心に回転するドラム形状の感光体3である。また、この複写機が備えるクリーニング装置6は、落下阻止部材67は、感光体3に当接する落下阻止当接部材67aと、落下阻止当接部材67aを支持する落下阻止支持部材67bとを備える。また、落下阻止支持部材67bをクリーニングブレード61のブレード当接部61aと同材質で構成している。また、落下阻止当接部材67aと落下阻止支持部材67bとの接合端部位置と上記回転軸とを繋いだ距離aよりも、落下阻止支持部材67bの感光体3表面に最も近接する箇所と感光体3の回転軸とを繋いだ距離bの方が短くなるように構成する。これにより、環境や経持でクリーニングブレード61の撓み量や変形量が変化しクリーニングブレード61と感光体3との間のスペースが小さくなっても、落下阻止部材67の落下阻止当接部材67aと落下阻止支持部材67bとの接合端部よりも先に、落下阻止支持部材67bの感光体3に最も近接する箇所が感光体3に接触することが可能となる。これにより、落下阻止当接部材67aが落下阻止支持部材67bから離脱してしまう不具合を確実に防止することが可能となる。
2 ユニット枠体
3 感光体
4 帯電装置
5 現像装置
6 クリーニング装置
7 クリーニング前除電ランプ
10 中間転写ベルト
61 クリーニングブレード
61a ブレード当接部
61b ブレードホルダ
62 塗布ブラシ
63 ファーブラシ
64 固形潤滑剤
64a 潤滑剤支持部材
64b 潤滑剤案内部材
64c 潤滑剤付勢バネ
65 搬送スクリュ
66 均しブレード
67 落下阻止部材
67a 落下阻止当接部材
67b 落下阻止支持部材
68 回収スペース
69 搬送部材
70 回収経路
71 ホルダ
72 支軸
73 加圧部材
74 除去部材
80 ネジ
Claims (18)
- 表面移動する像担持体に当接して表面のトナーを除去するクリーニングブレードと、該クリーニングブレードよりも該像担持体の表面移動方向下流に配置され該像担持体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを有するクリーニング装置であって、該クリーニングブレードの上方に該潤滑剤塗布手段が配置されるものを備えた画像形成装置において、
上記像担持体の表面移動方向に関して上記クリーニングブレードよりも下流で、上記潤滑剤塗布手段よりも上流に、該潤滑剤塗布手段より落下するトナーまたは余剰潤滑剤が該クリーニングブレード上に落下するのを阻止する落下阻止部材を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
上記落下阻止部材により落下を阻止されたトナーまたは余剰潤滑剤を貯留する貯留部を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2の画像形成装置において、
上記貯留部内にトナーまたは余剰潤滑剤をクリーニング装置外へ排出するよう搬送する搬送手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2または3の画像形成装置において、
上記潤滑剤塗布手段は上記像担持体表面に回転しながら接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、該像担持体表面に接触した後の該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2または3の画像形成装置において、
上記クリーニングブレードによって除去した排トナーを回収する排トナー回収部材を該クリーニングブレードよりも該像担持体の表面移動方向上流側に備え、
上記落下阻止部材により落下を阻止されたトナーや余剰潤滑剤が該排トナー回収部材で回収される位置まで移動するときに通過する回収経路を、
該クリーニングブレードによって除去された排トナーが該排トナー回収部材で回収される位置まで移動するときに通過する排トナー回収経路とは別途設けることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項5の画像形成装置において、
上記潤滑剤塗布手段は上記像担持体表面に接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6の画像形成装置において、
上記回収経路は、該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を上記除去手段が除去する位置に対して、該潤滑剤塗布部材の回転方向下流側に設けることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4、6または7の画像形成装置において、
上記除去手段は、上記潤滑剤塗布部材に接触して該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去部材を備え、
上記潤滑剤塗布手段は、該潤滑剤塗布部材に接触して該潤滑剤塗布部材に潤滑剤を供給する固形潤滑剤と、該固形潤滑剤を支持する支持部材と、該支持部材を該潤滑剤塗布部材に向けて付勢する付勢部材と、該付勢部材の付勢によって該支持部材が移動する方向を案内する案内部材とを有し、
該固形潤滑剤が消費されることによって経時で該支持部材が該潤滑剤塗布部材に近づくに伴い、該潤滑剤塗布部材における該固形潤滑剤の接触する位置が該除去部材の接触する位置に対して遠ざかるように該案内部材が形成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4、6、7または8の画像形成装置において、
上記除去手段を上記落下阻止部材に設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9の画像形成装置において、
上記阻止部材を上記クリーニングブレードと一体で構成することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10の画像形成装置において、
上記像担持体は回転軸を中心に回転するドラム形状であり、
落下阻止部材は、像担持体に当接する落下阻止当接部材と、該落下阻止当接部材を支持する落下阻止支持部材とを備え、
該落下阻止支持部材をクリーニングブレードと同材質で構成し、該落下阻止当接部材と該落下阻止支持部材との接合端部位置と上記回転軸とを繋いだ距離よりも、
該落下阻止支持部材の該像担持体表面に最も近接する箇所と該回転軸とを繋いだ距離の方を短く構成することを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体と、該像担持体上に当接して表面トナーを除去するクリーニングブレードと、該クリーニングブレードよりも該像担持体の表面移動方向下流に配置され該像担持体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを一体的に形成し、画像形成装置本体に脱着可能なプロセスカートリッジであって、該クリーニングブレードの上方に該潤滑剤塗布手段が配置されるプロセスカートリッジにおいて、
上記像担持体の表面移動方向に関して上記クリーニングブレードよりも下流で、上記潤滑剤塗布手段よりも上流に、該潤滑剤塗布手段より落下するトナーまたは余剰潤滑剤が該クリーニングブレード上に落下するのを阻止する落下阻止部材を設けたことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項12のプロセスカートリッジにおいて、
上記落下阻止部材により落下を阻止されたトナーまたは余剰潤滑剤を貯留する貯留部を設けたことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項13のプロセスカートリッジにおいて、
上記貯留部内にトナーまたは余剰潤滑剤をクリーニング装置外へ排出するよう搬送する搬送手段を設けたことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項12、13または14のプロセスカートリッジにおいて、
上記潤滑剤塗布手段は上記像担持体表面に回転しながら接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、該像担持体表面に接触した後の該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去手段とを有することを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項12、13または14のプロセスカートリッジにおいて、
上記クリーニングブレードによって除去した排トナーを回収する排トナー回収部材を該クリーニングブレードよりも該像担持体の表面移動方向上流側に備え、
上記落下阻止部材により落下を阻止されたトナーや余剰潤滑剤が該排トナー回収部材で回収される位置まで移動するときに通過する回収経路を、
該クリーニングブレードによって除去された排トナーが該排トナー回収部材で回収される位置まで移動するときに通過する排トナー回収経路とは別途設けることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項16のプロセスカートリッジにおいて、
上記潤滑剤塗布手段は上記像担持体表面に接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去手段とを有することを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項17のプロセスカートリッジにおいて、
上記回収経路は、該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を上記除去手段が除去する位置に対して、該潤滑剤塗布部材の回転方向下流側に設けることを特徴とするプロセスカートリッジ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008010785A JP5081641B2 (ja) | 2007-06-15 | 2008-01-21 | 画像形成装置およびプロセスカートリッジ |
US12/350,622 US8204423B2 (en) | 2007-06-15 | 2009-01-08 | Cleaning device with accumulation prevention, process cartridge, and image forming apparatus including same |
CN200910002507XA CN101493673B (zh) | 2007-06-15 | 2009-01-12 | 清洁装置、处理盒、以及图像形成装置 |
EP09150585.9A EP2081089B1 (en) | 2007-06-15 | 2009-01-15 | Cleaning device, process cartridge, and image forming apparatus including the same |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007158765 | 2007-06-15 | ||
JP2007158765 | 2007-06-15 | ||
JP2008010785A JP5081641B2 (ja) | 2007-06-15 | 2008-01-21 | 画像形成装置およびプロセスカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009020482A JP2009020482A (ja) | 2009-01-29 |
JP5081641B2 true JP5081641B2 (ja) | 2012-11-28 |
Family
ID=40360131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008010785A Active JP5081641B2 (ja) | 2007-06-15 | 2008-01-21 | 画像形成装置およびプロセスカートリッジ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8204423B2 (ja) |
EP (1) | EP2081089B1 (ja) |
JP (1) | JP5081641B2 (ja) |
CN (1) | CN101493673B (ja) |
Families Citing this family (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4383468B2 (ja) * | 2007-06-28 | 2009-12-16 | 株式会社沖データ | ベルト搬送装置及び画像形成装置 |
JP5117777B2 (ja) * | 2007-07-05 | 2013-01-16 | 株式会社リコー | 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 |
JP4770879B2 (ja) * | 2008-06-19 | 2011-09-14 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像形成装置およびプログラム |
US8340562B2 (en) * | 2008-08-07 | 2012-12-25 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus, protective agent and process cartridge |
JP4450099B2 (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-14 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 潤滑剤塗布装置および画像形成装置 |
JP5397763B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2014-01-22 | 株式会社リコー | 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ、転写ユニット、画像形成装置、並びに、潤滑剤塗布装置の組み付け方法 |
JP5386922B2 (ja) * | 2008-10-09 | 2014-01-15 | 株式会社リコー | 潤滑剤塗布装置及び画像形成装置 |
JP5310016B2 (ja) * | 2009-01-16 | 2013-10-09 | 株式会社リコー | 潤滑性付与剤塗布装置及び画像形成装置 |
JP5267208B2 (ja) * | 2009-02-25 | 2013-08-21 | 株式会社リコー | クリーニング装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
JP5353563B2 (ja) * | 2009-08-28 | 2013-11-27 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP5366006B2 (ja) * | 2009-09-14 | 2013-12-11 | 株式会社リコー | 作像装置及び画像形成装置 |
JP5637375B2 (ja) * | 2009-11-26 | 2014-12-10 | 株式会社リコー | 潤滑剤塗布装置、プロセスユニット、転写装置及び画像形成装置 |
JP2011138106A (ja) * | 2009-12-01 | 2011-07-14 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及びこれに用いるプロセスカートリッジ |
JP5712553B2 (ja) * | 2010-02-22 | 2015-05-07 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP5455058B2 (ja) * | 2010-03-17 | 2014-03-26 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP5517052B2 (ja) * | 2010-03-17 | 2014-06-11 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP5641407B2 (ja) | 2010-08-09 | 2014-12-17 | 株式会社リコー | クリーニング装置及び画像形成装置 |
JP5610151B2 (ja) * | 2010-11-30 | 2014-10-22 | 株式会社リコー | クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
JP6020890B2 (ja) | 2012-07-05 | 2016-11-02 | 株式会社リコー | 対向装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
JP6251986B2 (ja) * | 2013-06-06 | 2017-12-27 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP6248474B2 (ja) | 2013-08-28 | 2017-12-20 | 株式会社リコー | クリーニング装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
JP6179810B2 (ja) | 2013-12-06 | 2017-08-16 | 株式会社リコー | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
JP6427934B2 (ja) | 2014-04-18 | 2018-11-28 | 株式会社リコー | トナー搬送装置及び画像形成装置 |
JP6248900B2 (ja) * | 2014-11-13 | 2017-12-20 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
US9383715B2 (en) | 2014-11-14 | 2016-07-05 | Ricoh Company, Ltd. | Lubricant supplying device, process cartridge and image forming apparatus |
JP2017009674A (ja) * | 2015-06-18 | 2017-01-12 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP6428589B2 (ja) * | 2015-12-08 | 2018-11-28 | コニカミノルタ株式会社 | 潤滑剤塗布装置、クリーニング装置および画像形成装置 |
JP2018025653A (ja) | 2016-08-10 | 2018-02-15 | 株式会社リコー | 受け部材、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
JP6787184B2 (ja) * | 2017-03-01 | 2020-11-18 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置および画像形成装置の制御方法、並びに画像形成システムの制御プログラム |
JP7091712B2 (ja) * | 2018-02-28 | 2022-06-28 | コニカミノルタ株式会社 | クリーニング装置、および画像形成装置 |
JP2020034842A (ja) * | 2018-08-31 | 2020-03-05 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
Family Cites Families (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07271255A (ja) * | 1994-03-29 | 1995-10-20 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置のトナー落下防止装置 |
JP3406099B2 (ja) * | 1994-11-18 | 2003-05-12 | 株式会社リコー | 電子写真装置 |
JPH0996995A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Ricoh Co Ltd | 電子写真装置における像担持体への潤滑剤供給装置 |
JP3492829B2 (ja) * | 1995-10-16 | 2004-02-03 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP3521107B2 (ja) | 1997-03-18 | 2004-04-19 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2000010445A (ja) * | 1998-06-25 | 2000-01-14 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2000155511A (ja) * | 1998-11-24 | 2000-06-06 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、画像形成方法、中間転写装置、及び、転写方法 |
JP2001235987A (ja) | 2000-02-23 | 2001-08-31 | Ricoh Co Ltd | 像担持体クリーニング装置および画像形成装置 |
JP2001331072A (ja) | 2000-03-16 | 2001-11-30 | Ricoh Co Ltd | 電子写真式画像形成装置、それで用いるクリーニング装置、およびそれで用いるブラシローラ |
JP3793696B2 (ja) * | 2001-01-22 | 2006-07-05 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2002311778A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-25 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP3956797B2 (ja) | 2002-08-12 | 2007-08-08 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 画像形成方法及び画像形成装置 |
US6922543B2 (en) | 2002-09-19 | 2005-07-26 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus and cleaning unit |
JP2004341138A (ja) * | 2003-05-14 | 2004-12-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2004348004A (ja) * | 2003-05-23 | 2004-12-09 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2005070276A (ja) | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、プロセスカートリッジ及びこれらに用いるトナー |
JP4906251B2 (ja) | 2003-08-29 | 2012-03-28 | 株式会社リコー | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2006058705A (ja) | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Ricoh Co Ltd | プロセスカートリッジ及びそのプロセスカートリッジを有する画像形成装置 |
JP2006091809A (ja) | 2004-08-23 | 2006-04-06 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及びトナー |
JP4449719B2 (ja) * | 2004-11-30 | 2010-04-14 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | クリーニング装置および画像形成装置 |
JP2006163318A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP4621519B2 (ja) | 2005-03-15 | 2011-01-26 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP4756966B2 (ja) | 2005-09-14 | 2011-08-24 | 株式会社リコー | 像担持体固定冶具及びプロセスカートリッジ |
JP2007086321A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Ricoh Co Ltd | 潤滑剤塗布・クリーニングユニット、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2007163708A (ja) | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Sharp Corp | クリーニング装置及びそれを備えた画像形成装置 |
JP2007292920A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Ricoh Co Ltd | 潤滑剤塗布装置、クリーニング塗布ユニット、画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2007304301A (ja) | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置及び画像形成装置 |
JP2008008925A (ja) | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Ricoh Co Ltd | 潤滑剤供給装置、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
JP5005991B2 (ja) | 2006-09-15 | 2012-08-22 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP5037079B2 (ja) | 2006-09-19 | 2012-09-26 | 株式会社リコー | クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
US7693476B2 (en) * | 2006-10-06 | 2010-04-06 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus with protective agent applying unit and process cartridge |
JP5386922B2 (ja) * | 2008-10-09 | 2014-01-15 | 株式会社リコー | 潤滑剤塗布装置及び画像形成装置 |
-
2008
- 2008-01-21 JP JP2008010785A patent/JP5081641B2/ja active Active
-
2009
- 2009-01-08 US US12/350,622 patent/US8204423B2/en active Active
- 2009-01-12 CN CN200910002507XA patent/CN101493673B/zh active Active
- 2009-01-15 EP EP09150585.9A patent/EP2081089B1/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20090185842A1 (en) | 2009-07-23 |
CN101493673B (zh) | 2013-04-24 |
JP2009020482A (ja) | 2009-01-29 |
CN101493673A (zh) | 2009-07-29 |
EP2081089B1 (en) | 2020-03-04 |
EP2081089A1 (en) | 2009-07-22 |
US8204423B2 (en) | 2012-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5081641B2 (ja) | 画像形成装置およびプロセスカートリッジ | |
JP5005991B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5037079B2 (ja) | クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP3710129B2 (ja) | 画像形成装置及び転写ユニット | |
US8095059B2 (en) | Image forming apparatus with coating mode | |
JP2014112186A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010139603A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004102178A (ja) | 画像形成装置及びクリーニング装置 | |
JP2014074776A (ja) | クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2008122638A (ja) | 潤滑剤供給装置、および該潤滑剤供給装置を備える画像形成装置 | |
JP4852299B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007187943A (ja) | クリーニング装置および画像形成装置 | |
JP4174481B2 (ja) | 画像形成装置及び転写ユニット | |
JP3840487B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5106949B2 (ja) | 画像形成装置及び複数の作像装置 | |
JP2011053408A (ja) | クリーニングユニットおよび画像形成装置 | |
JP4354348B2 (ja) | 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2009053369A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4550535B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005234468A (ja) | クリーニングユニット | |
JP2008096519A (ja) | 画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP2007304301A (ja) | クリーニング装置及び画像形成装置 | |
JP3874088B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006154579A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006072380A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100702 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120203 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120208 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120403 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120810 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120903 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5081641 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |