JP5081641B2 - 画像形成装置およびプロセスカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置、および、これに採用されるプロセスカートリッジに関するものである。
上記画像形成装置では、像担持体上に残留した転写残トナーをクリーニングブレードで除去するクリーニング装置を採用するものが知られている。また、特許文献1には、像担持体表面上の転写残トナーをクリーニングするとともに、像担持体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段を有するクリーニング装置が記載されている。潤滑剤塗布手段により像担持体表面に潤滑剤を塗布することにより、像担持体表面の摩擦係数を低下させ、転写残トナーの除去性の向上や、トナーが像担持体表面に固着するいわゆるフィルムングの発生を防止することができる。また、像担持体が感光体の場合は、感光体の表面削れを低減することもできる。
図2に、潤滑剤塗布手段を備えたクリーニング装置の概略構成図の一例を示す。図2のクリーニング装置では、クリーニングブレードの像担持体表面移動方向下流に設けられたローラ状の塗布ブラシに固形状潤滑剤を圧接させて、塗布ブラシが回転することにより固形状潤滑剤を削り取りながら像担持体表面に塗布する潤滑剤塗布手段を用いている。また、潤滑剤塗布手段の像担持体表面移動方向下流に、像担持体上に塗布された潤滑剤を均し均一な層を形成するための均しブレードが像担持体に当接するよう設けられている。
特開2001−235987号公報
図2のクリーニング装置では、像担持体上の転写残トナーはクリーニンングブレードにより堰き止められて掻き落とされる。しかし、転写残トナーの中には微量ではあるが、クリーニングブレードをすり抜けて潤滑剤塗布手段の塗布ブラシや均しブレードの位置まで達するものがある。このようなトナーは、塗布ブラシまたは均しブレードにより像担持体より剥がされたり、堰き止められたりする。
また、図2のクリーニング装置は、クリーニングブレードに対して塗布ブラシローラが上方に配置されている。このような構成のものでは、塗布ブラシにより像担持体から剥がされたり堰き止められたりしたトナーが落下して、下方のクリーニングブレード上に堆積する。また、塗布ブラシローラにより削り取られたが、像担持体に塗布されなかった余剰潤滑剤が塗布ブラシに付着しており、この余剰潤滑剤が塗布ブラシから落下して下方のクリーニングブレード上に堆積する。さらに、均しブレードが塗布ブラシに対して上方に配置されるものでは、均しブレードで堰き止められたトナーや、均されて余った余剰潤滑剤が下方の塗布ブラシローラ上へ堆積し、塗布ブラシローラを介してクリーニングブレード上に落下して堆積する。
経時で、クリーニングブレード上に堆積するトナーや余剰潤滑剤の量が増えていくと、トナーや余剰潤滑剤は像担持体に常に接触する状態となり、像担持体のフィルミングやキズ発生の原因となる。また、像担持体に接触するトナーの中には、像担持体上に再付着するものもあり、再付着したトナーが均しブレードに定常的に入力されることにより、均しブレードの寿命を短くしたり、均しブレードからすり抜けるようになり異常画像を発生させたりする原因となる。さらに、クリーニングブレード上に多量に堆積したトナーが隙間から、画像形成装置内に飛散して不具合を引き起こすこともある。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、像担持体上の転写残トナーを除去するクリーニングブレードと、像担持体上に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段を備えるクリーニング装置を採用する画像形成装置及びプロセスカートリッジにおいて、潤滑剤塗布手段からトナーや余剰潤滑剤が落下してクリーニングブレード上に多量に堆積して像担持体と常に接触した状態となることを抑制することができる画像形成装置およびプロセスカートリッジを提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、表面移動する像担持体に当接して表面のトナーを除去するクリーニングブレードと、該クリーニングブレードよりも該像担持体の表面移動方向下流に配置され該像担持体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを有するクリーニング装置であって、該クリーニングブレードの上方に該潤滑剤塗布手段が配置されるものを備えた画像形成装置において、上記像担持体の表面移動方向に関して上記クリーニングブレードよりも下流で、上記潤滑剤塗布手段よりも上流に、該潤滑剤塗布手段より落下するトナーまたは余剰潤滑剤が該クリーニングブレード上に落下するのを阻止する落下阻止部材を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記落下阻止部材により落下を阻止されたトナーまたは余剰潤滑剤を貯留する貯留部を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の画像形成装置において、上記貯留部内にトナーまたは余剰潤滑剤をクリーニング装置外へ排出するよう搬送する搬送手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3の画像形成装置において、上記潤滑剤塗布手段は上記像担持体表面に回転しながら接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、該像担持体表面に接触した後の該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2または3の画像形成装置において、上記クリーニングブレードによって除去した排トナーを回収する排トナー回収部材を該クリーニングブレードよりも該像担持体の表面移動方向上流側に備え、上記落下阻止部材により落下を阻止されたトナーや余剰潤滑剤が該排トナー回収部材で回収される位置まで移動するときに通過する回収経路を、該クリーニングブレードによって除去された排トナーが該排トナー回収部材で回収される位置まで移動するときに通過する排トナー回収経路とは別途設けることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の画像形成装置において、上記潤滑剤塗布手段は上記像担持体表面に接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の画像形成装置において、上記回収経路は、該像担持体に対して該除去手段を挟んで反対側に設けることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項4、6または7の画像形成装置において、上記除去手段は、上記潤滑剤塗布部材に接触して該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去部材を備え、上記潤滑剤塗布手段は、該潤滑剤塗布部材に接触して該潤滑剤塗布部材に潤滑剤を供給する固形潤滑剤と、該固形潤滑剤を支持する支持部材と、該支持部材を該潤滑剤塗布部材に向けて付勢する付勢部材と、該付勢部材の付勢によって該支持部材が移動する方向を案内する案内部材とを有し、該固形潤滑剤が消費されることによって経時で該支持部材が該潤滑剤塗布部材に近づくに伴い、該潤滑剤塗布部材における該固形潤滑剤の接触する位置が該除去部材の接触する位置に対して遠ざかるように該案内部材が形成されていることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項4、6、7または8の画像形成装置において、上記除去手段を上記落下阻止部材に設けたことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9の画像形成装置において、上記阻止部材を上記クリーニングブレードと一体で構成することを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10の画像形成装置において、上記像担持体は回転軸を中心に回転するドラム形状であり、落下阻止部材は、像担持体に当接する落下阻止当接部材と、該落下阻止当接部材を支持する落下阻止支持部材とを備え、該落下阻止支持部材をクリーニングブレードと同材質で構成し、該落下阻止当接部材と該落下阻止支持部材との接合端部位置と上記回転軸とを繋いだ距離よりも、該落下阻止支持部材の該像担持体表面に最も近接する箇所と該回転軸とを繋いだ距離の方を短く構成することを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、像担持体と、該像担持体上に当接して表面トナーを除去するクリーニングブレードと、該クリーニングブレードよりも該像担持体の表面移動方向下流に配置され該像担持体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを一体的に形成し、画像形成装置本体に脱着可能なプロセスカートリッジであって、該クリーニングブレードの上方に該潤滑剤塗布手段が配置されるプロセスカートリッジにおいて、上記像担持体の表面移動方向に関して上記クリーニングブレードよりも下流で、上記潤滑剤塗布手段よりも上流に、該潤滑剤塗布手段より落下するトナーまたは余剰潤滑剤が該クリーニングブレード上に落下するのを阻止する落下阻止部材を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、請求項12のプロセスカートリッジにおいて、上記落下阻止部材により落下を阻止されたトナーまたは余剰潤滑剤を貯留する貯留部を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項14の発明は、請求項13のプロセスカートリッジにおいて、上記貯留部内にトナーまたは余剰潤滑剤をクリーニング装置外へ排出するよう搬送する搬送手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項15の発明は、請求項12、13または14のプロセスカートリッジにおいて、上記潤滑剤塗布手段は上記像担持体表面に回転しながら接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、該像担持体表面に接触した後の該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項16の発明は、請求項12、13または14のプロセスカートリッジにおいて、上記クリーニングブレードによって除去した排トナーを回収する排トナー回収部材を該クリーニングブレードよりも該像担持体の表面移動方向上流側に備え、上記落下阻止部材により落下を阻止されたトナーや余剰潤滑剤が該排トナー回収部材で回収される位置まで移動するときに通過する回収経路を、該クリーニングブレードによって除去された排トナーが該排トナー回収部材で回収される位置まで移動するときに通過する排トナー回収経路とは別途設けることを特徴とするものである。
また、請求項17の発明は、請求項16のプロセスカートリッジにおいて、上記潤滑剤塗布手段は上記像担持体表面に接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項18の発明は、請求項17のプロセスカートリッジにおいて、上記回収経路は、該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を上記除去手段が除去する位置に対して、該潤滑剤塗布部材の回転方向下流側に設けることを特徴とするものである。
請求項1乃至18の発明においては、クリーニングブレードより上方で、潤滑剤塗布手段よりも下方に配設した落下阻止部材により、潤滑剤塗布手段よりトナーや余剰潤滑剤が落下してクリーニングブレード上に堆積することを防止する。これにより、クリーニングブレード上にトナーや余剰潤滑剤が堆積して像担持体と接触した状態となることを抑制できる
以上、本発明によれば、像担持体上の転写残トナーを除去するクリーニングブレードと、像担持体上に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段を備えるクリーニング装置を採用する画像形成装置及びプロセスカートリッジにおいて、潤滑剤塗布手段からトナーや余剰潤滑剤が落下してクリーニングブレード上に多量に堆積して像担持体と常に接触した状態となることを抑制することができるという優れた効果がある。
以下、本発明をタンデム型のカラー画像形成装置に適用した実施形態について説明する。
図1は、実施形態にかかる画像形成装置としての複写機の概略構成図である。この複写機は、複写装置本体(以下、プリンタ部100という)、給紙テーブル(以下、給紙部200という)、プリンタ部100上に取り付けるスキャナ(以下、スキャナ部300という)、スキャナ部300上に取り付ける原稿自動搬送装置(ADF)(以下、原稿搬送部400という)からなっている。また、複写機内の各装置の動作を制御する図示しない制御部も備えている。
プリンタ部100は、その中央に中間転写体としての中間転写ベルト10を備えている。中間転写ベルト10は、支持ローラ14、15、16に掛け回され、図中時計回りに表面移動可能となっている。そして、中間転写ベルト10に対向するように、表面にブラック・イエロー・マゼンタ・シアンのうち1色のトナー像をそれぞれ担持する潜像担持体としての4つの感光体3K,Y,M,Cを備えている。
感光体3K,Y,M,Cのまわりには、感光体3K,Y,M,Cの表面を一様に帯電する帯電手段である帯電装置4K,Y,M,Cや、トナー像を形成するための現像手段である現像装置5K,Y,M,Cを備えている。更に、一次転写後の感光体3K,Y,M,C表面に残留しているトナーを除去するクリーニング装置6K,Y,M,Cも備えている。
そして、感光体3K,Y,M,C、現像装置5K,Y,M,C、帯電装置4K,Y,M,C、及び、クリーニング装置6K,Y,M,Cからなるトナー像形成部である作像装置1K,Y,M,Cを構成している。また、4つの作像装置1K,Y,M,Cを横に並べて配置してタンデム画像形成ユニット20が構成する。
支持ローラ16と中間転写ベルト10を挟んで対向するように、トナー像を記録体としての転写紙上に転写した後の中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去するベルトクリーニング装置17を備えている。また、プリンタ部100は、タンデム画像形成ユニット20の上方に露光装置21を備えている。
中間転写ベルト10の内側で各感光体3K,Y,M,Cと中間転写ベルト10を挟んで対向する位置には、一次転写ローラ8K,Y,M,Cを備えている。一次転写ローラ8K,Y,M,Cは中間転写ベルト10を挟んで感光体3K,Y,M,Cに押し当てて設けられ、一次転写部を形成している。
一方、中間転写ベルト10を挟んでタンデム画像形成ユニット20と反対の側には、二次転写装置29を備える。二次転写装置29は、二次転写ローラ22と二次転写ベルト張架ローラ23との間に、二次転写ベルト24を掛け渡して構成している。二次転写装置29は、二次転写ローラ22が支持する位置で、二次転写ベルト24が中間転写ベルト10を介して支持ローラ16に押し当てられている。そして、二次転写ベルト24と中間転写ベルト10との間で二次転写部としての二次転写ニップ部を形成するように配置されている。
二次転写装置29の図中左側には、転写紙上の転写画像を定着する定着装置25を備えている。定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト26に加圧ローラ27を押し当てて構成する。また、上述した二次転写装置には、二次転写ニップ部でトナー像の転写を受けた転写紙を定着装置25へと搬送する転写紙搬送機能も備えてなる。
二次転写装置および定着装置25の下には、上述したタンデム画像形成ユニット20と平行に、転写紙の両面に画像を記録すべく転写紙を反転する転写紙反転装置28を備えている。これによって、転写紙の片面に画像定着後に、切換爪で転写紙の進路を転写紙反転装置側に切り換え、そこで反転させて再び二次転写ニップ部に転写紙を搬送し、トナー像を転写させた後、排紙トレイ上に排紙させることができる。
スキャナ部300は、コンタクトガラス32上に載置された原稿の画像情報を読取センサ36で読み取り、読み取った画像情報をこの制御部に送る。
不図示の制御部は、スキャナ部300から受け取った上記画像情報に基づき、プリンタ部100の露光装置21内に配設された図示しないレーザーやLED等を制御して感光体ドラムに向けてレーザー書き込み光Lを照射させる。この照射により、感光体3の表面には静電潜像が形成され、この潜像は所定の現像プロセスを経由してトナー像に現像される。
給紙部200は、ペーパーバンク43に多段に備える給紙カセット44、給紙カセットから転写紙を繰り出す給紙ローラ42、繰り出した転写紙Pを分離して給紙路46に送り出す分離ローラ45、プリンタ部100の給紙路48に転写紙を搬送する搬送ローラ47等を備えている。
レジストローラ49は、それぞれ給紙カセット44又は手差しトレイ51に載置されている転写紙Pを1枚だけ排出させ、中間転写体としての中間転写ベルト10と二次転写装置との間に位置する二次転写ニップ部に送る。
本実施形態の複写機において、カラー画像のコピーをとるとき、原稿搬送部400の原稿台30上に原稿をセットするか、又は原稿搬送部400を開いてスキャナ部300のコンタクトガラス32上に原稿をセットして原稿搬送部400を閉じることで原稿を押さえる。
そして、不図示のスタートスイッチを押すと、原稿搬送部400に原稿をセットしたときは原稿をコンタクトガラス32上へと搬送して後、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは直ちに、スキャナ部300を駆動し、第一走行体33及び第二走行体34を走行する。そして、第一走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光をさらに反射して第二走行体34に向け、第二走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して読取センサ36に入れ、原稿の画像情報を読み取る。
帯電装置4K,Y,M,Cによって感光体3K,Y,M,Cの表面が一様に帯電され、スキャナ部300で読み取られた画像情報を色分解して、露光装置21によって各色毎に感光体3K,Y,M,Cにレーザー書き込みがなされる。これにより、感光体3K,Y,M,C表面上に静電潜像を形成する。例えば、C(シアン)の画像形成に行いて説明する。感光体3Cの表面に形成された静電潜像は、現像装置5CによってCトナーを潜像にあわせて現像し、単色のトナー像を形成する。同様にして、順次M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(黒)の順で各作像装置1M,Y,Kでも同様にして感光体3上で単色のトナ−像を形成する。このように、各感光体3上にトナー像を形成させるとともに、上記画像情報に応じたサイズの転写紙を給紙させるべく、4つの給紙ローラのうち1つを作動させる。
また、これと同時に、不図示の駆動モータで支持ローラ14、1516のうちの1つを回転駆動して他の二つの支持ローラを従動回転し、中間転写ベルト10を回転搬送する。そして、中間転写ベルト10の搬送とともに、感光体3K,Y,M,C上の単色のトナー像を順次転写して中間転写ベルト10上に合成カラー画像を形成する。
一方、給紙部200では給紙ローラ42の1つを選択回転し、給紙カセット44の1つから転写紙Pを繰り出し、分離ローラ45で1枚ずつ分離して給紙路46に入れ、搬送ローラ47で複写機本体であるプリンタ部100内の給紙路48に導き、この転写紙Pをレジストローラ49に突き当てて止める。又は、給紙ローラ50を回転して手差しトレイ51上の転写紙Pを繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。なお、手差しトレイ51上の転写紙を用いる場合は、給紙ローラ50を回転して手差しトレイ51上のシートを繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。
そして、中間転写ベルト10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転し、中間転写ベルトと二次転写ローラ22との当接部である二次転写ニップ部に転写紙を送り込み、ニップに形成されている転写用電界や当接圧力などの影響によってカラー画像を二次転写して転写紙上にカラー画像を記録する。
二次転写ニップ部でカラー画像の転写を受けた後の転写紙は、二次転写装置29の二次転写ベルト24で定着装置25へと送り込まれ、定着装置25で加圧ローラ27と定着ベルトとによる加圧力と熱の付与によりカラー画像を定着される。その後、排出ローラ56で排出され、排紙トレイ57上にスタックされる。また、両面に画像形成される転写紙は、カラー画像を定着された後、切換爪55で切り換えて転写紙反転装置28に搬送され、そこで反転されて再び二次転写ニップ部へと導かれ、裏面にも画像を記録して後、排出ローラ56で排紙トレイ57上に排出される。
一方、二次転写ニップ部で転写紙にカラー画像を転写した後の中間転写ベルト10の表面は、残留する残留トナーがベルトクリーニング装置17によって除去され、タンデム画像形成ユニット20による再度の画像形成に備える。
4つの作像装置1K,Y,M,Cは、収容されるトナーの色が異なる以外は、同じ構成、動作であるので、以下添字K,Y,M,Cを省略して説明する。図2は、作像装置1の概略説明図である。図2に示すように、作像装置1は、ユニット枠体2に感光体3と、プロセス手段として帯電装置4、現像装置5、クリーニング装置6などを一体的に備えて、プロセスカートリッジとして装置本体から着脱可能となっている。本実施形態では、プロセスカートリッジとしての作像装置1そのものを交換するようになっているが、感光体3、帯電装置4、現像装置5、クリーニング装置6のような単位で新しいものと交換するような構成でもよい。
図2に示すように、作像装置1のクリーニング装置6は、潤滑剤であるステアリン酸亜鉛を固形化した固形潤滑剤64と、潤滑剤塗布部材として潤滑剤を感光体3表面上に塗布する塗布ブラシ62とを有する。
クリーニング装置6は、感光体3の表面移動方向上流側から順に、ファーブラシ63及びクリーニングブレード61、塗布ブラシ62、そして、均しブレード66を備える。なお、クリーニングブレード61と均しブレード66とはゴムブレードである。
ファーブラシ63は、感光体3上の転写残トナーを掻き乱して、クリーニングブレード61でトナーを除去しやすくする。ファーブラシ63上に付着したトナーは図示しないフリッカーによりフリッキングされ、はじき飛ばされたトナーが搬送スクリュ65でクリーニング装置6外に搬送するようになっている。クリーニング装置6は、ファーブラシ63とクリーニングブレード61とで感光体3の表面をクリーニングするクリーニング手段を構成している。
潤滑剤の塗布はブラケットに保持された固形潤滑剤64が潤滑剤加圧スプリング(不図示)により塗布ブラシ62に加圧して行う。そして、感光体3の表面に接触して回転する塗布ブラシ62により固形潤滑剤64を削って感光体3上に塗布する。
クリーニングブレード61は回転自在に保持された図示しないホルダに固定されており、感光体3の回転方向に対してカウンター支持されている。
クリーニング装置6は、転写残トナーをファーブラシ63で掻き乱しながら、クリーニングブレード61で除去する。クリーニングブレード61によって転写残トナーの除去がなされた感光体3表面上に、塗布ブラシ62によって潤滑剤を塗布する。潤滑剤の塗布がなされた感光体3表面は、カウンター方式で当接する均しブレード66によって潤滑剤が均され、感光体3表面上の潤滑剤が緻密な塗布状態となる。
次に、本実施形態の特徴部について説明する。
クリーニング装置6では、クリーニングブレード61に対して塗布ブラシ62と均しブレード66とが上方に配置されている。クリーニング装置6では、感光体3上の転写残トナーはクリーニングブレード61により堰き止められて掻き落とされるが、転写残トナーの中には微量ではあるが、クリーニングブレード61をすり抜けて塗布ブラシ62や均しブレード66の位置まで達するものがある。このようなトナーは、塗布ブラシ62または均しブレード66により感光体3より剥がされたり堰き止められたりする。塗布ブラシ62により剥がされたり堰き止められたりしたトナーは、落下して、下方のクリーニングブレード61上に堆積する。また、塗布ブラシ62により削り取られたが感光体3に塗布されなかった余剰潤滑剤が塗布ブラシ62に付着しており、この余剰潤滑剤が塗布ブラシ62から落下して下方のクリーニングブレード61上に堆積する。さらに、上方の均しブレード66により堰き止められたトナーや、均された余剰潤滑剤が下方の塗布ブラシ62上へ堆積し、塗布ブラシ62を介してクリーニングブレード61上に落下して堆積する。この様子を図3に示す。
経時で、クリーニングブレード61上に堆積するトナーや余剰潤滑剤の量が増えていくと、トナーや余剰潤滑剤が感光体3に常に接触する状態となり、感光体3のフィルミングやキズ発生の原因となる。また、感光体3に接触するトナーの中には、感光体3上に再付着するものもあり、再付着したトナーが均しブレード66に定常的に入力されることにより、均しブレード66の寿命を短くしたり、均しブレード66からすり抜けるようになり異常画像を発生させたりする原因となる。さらに、クリーニングブレード61上に多量に堆積したトナーが隙間から、画像形成装置内に飛散して、センサ面を汚して誤作動を引き起こしたり、画像にトナー落ちとして異常画像を引き起こしたりするという不具合もある。
特に、図2に示すように、クリーニングブレード61の先端が重力方向下向きで感光体3に当接するものでは、クリーニングブレード61上に堆積するトナーや余剰潤滑剤が、自重により先端の感光体3との接触部に移動しやすいので、トナーや余剰潤滑剤が感光体3に接触しやすい状態となる。さらに、クリーニングブレード61の先端と感光体3との間がクサビ形状であるので、トナーや余剰潤滑剤がパッキングしてより強く感光体3に接触する状態となる。このため、上記不具合が顕著に発生する。
そこで、塗布ブラシ62からトナーや余剰潤滑剤が落下してクリーニングブレード61上に多量に堆積して感光体3と常に接触した状態となることを抑制する手段を設ける。
〔実施例1〕
次に、本実施形態の特徴部を備えた1つ目の実施例(以下、実施例1と呼ぶ)について説明する。
図4は、実施例1の作像装置1が備えるクリーニング装置6の概略構成図である。このクリーニング装置6では、クリーニングブレード61よりも下流で、塗布ブラシ62よりも上流に、塗布ブラシ62より落下するトナーや余剰潤滑剤がクリーニングブレード61上に堆積することを阻止するために落下阻止部材67を設ける。図4では、落下阻止部材67として、感光体3の回転方向に対してトレーリング方向で接触または近接するよう配設されたシート部材を用いている。クリーニングブレード61の上方で、塗布ブラシ62の下方に設けられた落下阻止部材67が、塗布ブラシ62より落下するトナーや余剰潤滑剤を受けて、クリーニングブレード61上に落ちることを防止する。また、落下阻止部材67を感光体3に接触させる場合は、ウレタンシートなどの感光体3に接触してもキズをつけないものが好ましい。
また、図4に示すように、落下阻止部材67が受けたトナーや余剰潤滑剤を貯留する回収スペース68を設けることで、トナーまたは余剰潤滑剤を貯留することができる。この回収スペースを十分確保することにより、次のプロセスカートリッジまたはクリーニング装置6交換時までの、クリーニングブレード61上へのトナー及び余剰潤滑剤の落下防止に対応可能である。
また、図5に示すように、回収スペース68内に搬送部材69を設け、搬送部材69により回収スペース68内に貯まるトナー及び余剰潤滑剤をクリーニング装置6外に排出することもできる。排出したトナー及び余剰潤滑剤は、搬送スクリュ65と同様にクリーニング装置6外の、例えば廃トナーボトル(不図示)へと搬送される。これにより、トナー及び余剰潤滑剤は回収スペース68で増え続けることなくクリーニング装置6外へ排出されるため、長期に渡り安定してクリーニングブレード61上へのトナー及び余剰潤滑剤の落下を防止できる。また、トナー飛散による不具合も解消することが可能となる。
〔変形例1〕
次に、図4または図5で示す実施例1のクリーニング装置6に適用可能な変形例1について説明する。
図6は変形例1の構成を備えたクリーニング装置6の拡大説明図である。
変形例1のクリーニングブレード61は感光体3に当接するブレード当接部61aとブレードホルダ61bとを備える。また、変形例1の落下阻止部材67は感光体3に当接する落下阻止当接部材67aと落下阻止支持部材67bとを備える。さらに、落下阻止支持部材67bには潤滑剤塗布部材である塗布ブラシ62と接触し、塗布ブラシ62に付着したトナーや余剰潤滑剤等の異物Tを除去する除去手段としての除去部材74が設けられている。
実施例1のように落下阻止部材67を設けた場合、落下阻止部材67や回収スペース68に溜まったトナーや余剰潤滑剤が塗布ブラシ62に再付着することで潤滑剤塗布効率が低下するおそれがある。潤滑剤塗布効率が低下すると、感光体3のフィルミングやキズの発生、均しブレード66からのトナーのすり抜けに起因する異常画像の発生といった不具合が発生するおそれがある。また、固形潤滑剤64や均しブレード66の寿命低下に繋がる、といった不具合も発生するおそれがある。
一方、変形例1のクリーニング装置6であれば、塗布ブラシ62に付着したトナーや余剰潤滑剤等の異物Tを除去する除去部材74を備える。このため、落下阻止部材67や回収スペース68に溜まったトナーや余剰潤滑剤等の異物Tが塗布ブラシ62に再付着しても、この異物Tを塗布ブラシ62から除去することができ、上述した不具合の発生を防止することができる。
除去部材74は塗布ブラシ62に食い込む形で接触し、塗布ブラシ62が回転動作を行うことによって除去部材74によってフリッキングされ、塗布ブラシ62上に付着した異物Tが図6に示すように弾き飛ばされる。弾き飛ばされた異物Tは、図6中の矢印Aで示すように、ブレードホルダ61bとクリーニング装置6のケーシングの内壁との間に形成された回収経路70に沿って、搬送スクリュ65へと搬送される。
この回収経路70は、除去部材74が塗布ブラシ62に接触する位置に対して、塗布ブラシ62の回転方向下流側で、且つ、感光体3に対して除去部材74及びクリーニングブレード61を挟んで反対側となる位置に設けている。
また、回収経路70は、クリーニングブレード61によって除去された排トナーtが搬送スクリュ65で回収される位置まで移動するときに通過する排トナー回収経路(図6中矢印Bで示す経路)とは別途設ける。
また、落下阻止支持部材67bはブレードホルダ61bにネジ80にて一体に支持されている。また、固形潤滑剤64は、潤滑剤支持部材64aと潤滑剤案内部材によって支持されている。固形潤滑剤64は潤滑剤支持部材64aに固定されており、潤滑剤支持部材64aは弾性部材からなる付勢部材である潤滑剤付勢バネ64cを介して潤滑剤案内部材64bに接続されている。潤滑剤案内部材64bはクリーニング装置6のケーシングに固定されており、潤滑剤付勢バネ64cは潤滑剤支持部材64aを塗布ブラシ62に向けて付勢する。固形潤滑剤64が塗布ブラシ62にて削り取られると、潤滑剤支持部材64aの外壁面と潤滑剤案内部材64bの内壁面との摺動面に沿って、固形潤滑剤64は塗布ブラシ62へと移動する。
〔変形例2〕
次に、図4または図5で示す実施例1のクリーニング装置6に適用可能な変形例2について説明する。
変形例1のように除去部材74を備えるクリーニング装置6では、除去部材74の塗布ブラシ62に対する食い込み状態(食い込み量、食い込み方向等)を誤ると、図7に示すようにフリッキングによって弾き飛ばされた異物Tが、クリーニングブレード61の上流側に配置された搬送スクリュ65に向けて搬送されず、潤滑剤案内部材64bの方向に弾き飛んでしまうおそれがある。潤滑剤案内部材64bの方向に異物Tが弾き飛び、潤滑剤案内部材64bの内壁面に異物Tが付着すると、潤滑剤案内部材64bの内壁面に沿って潤滑剤支持部材64aが移動することを阻害し、潤滑剤塗布の機能を阻害するおそれがある。
また、経時にて固形潤滑剤64が消費され、固形潤滑剤64の残りが少なくなってくると、潤滑剤案内部材64bの形状によっては、図8に示すように、塗布ブラシ62の除去部材74が接触する位置に、潤滑剤支持部材64aが近接することがある。
このように、除去部材74が塗布ブラシ62に接触する位置に潤滑剤支持部材64aが近接すると、除去部材74による異物Tの回収を阻害するおそれがある。これは、以下の理由による。
潤滑剤支持部材64aは潤滑剤案内部材64bに沿って固形潤滑剤64を案内する関係上、潤滑剤支持部材64aの断面は固形潤滑剤64よりも大きくなる構成となっている。言い換えると、固形潤滑剤64の潤滑剤支持部材64aと接触する面よりも、潤滑剤支持部材64aの固形潤滑剤64と接触する面の方が大きくなる構成となっている。このため、経時で固形潤滑剤64の残りが少なくなってくると、図8に示すように、潤滑剤支持部材64aの角部が除去部材74に近接する。この状態となると、除去部材74での塗布ブラシ62のフリッキングによって弾き飛ばされた異物Tに一部が潤滑剤支持部材64aの角部で跳ね返り、塗布ブラシ62に再付着して除去部材74による異物Tの回収を阻害するおそれがある。
図9は変形例2のクリーニング装置6が備える潤滑剤塗布手段の概略説明図である。潤滑剤塗布手段以外の構成は変形例1と同様の構成を用いることができるので、説明を省略する。
変形例2では、図9(a)に示す固形潤滑剤64を使用し始めた状態から、潤滑剤が消費されることで、固形潤滑剤64の移動経路が経時で、図9(b)に示すように除去部材74から遠ざかる方向となるように、潤滑剤案内部材64bが潤滑剤支持部材64aを案内する形状となっている。潤滑剤支持部材64aを図9に示すような形状とすることにより、経時に渡って潤滑剤支持部材64aや潤滑剤案内部材64bが除去部材74による塗布ブラシ62からの異物Tの回収を妨げることがなく、安定した潤滑剤塗布を実施することが可能となる。また、除去部材74で除去した異物が潤滑剤案内部材64bの内壁面に付着することも防止できるため、弾き飛ばされた異物Tが潤滑剤塗布の機能を阻害することを防止することができる。
〔変形例3〕
図10(a)は、例えば経時のクリーニングブレード61を高温高湿環境下で通紙を行っている状態を示した図である。経時で高温高湿環境下のように過酷な使用条件が重なると、クリーニングブレード61のブレード当接部61aは図10(a)に示す様にブレード当接部61aの撓み量や変形量が大きくなり、ブレードホルダ61bが支軸72を中心点とし時計回りに回転する。これにより、ブレード当接部61aと感光体3との間のスペースが小さくなり、落下阻止当接部材67aと落下阻止支持部材67bとの接合端部が、感光体3と接触してしまう。このように接合部が接触してしまうと、感光体3との摩擦により落下阻止当接部材67aが感光体3の表面移動方向下流側に引っ張られ落下阻止支持部材67bとの接合が外れ、図10(a)中の破線で示すように、落下阻止当接部材67aが落下阻止支持部材67bから離脱してしまうおそれがある。
図10(b)は変形例3のクリーニング装置6が備えるクリーニングブレード61及び落下阻止部材67の概略説明図である。落下阻止部材67以外の構成は変形例1と同様の構成を用いることができるので、説明を省略する。
変形例3では、落下阻止支持部材67bをブレード当接部61aと同材質の弾性材料で構成し、図10(b)に示すように、落下阻止当接部材67aと落下阻止支持部材67bとの接合端部と感光体3の回転軸とを繋いだ距離aよりも、落下阻止支持部材67bの感光体3と最近接箇所と感光体3の回転軸とを繋いだ距離bを短く構成する。このように構成する事で、落下阻止当接部材67aよりも前に落下阻止支持部材67bが感光体3と接触するため、落下阻止当接部材67aが落下阻止支持部材67bから離脱してしまう不具合を確実に防止することが可能となる。また、落下阻止支持部材67bは、ブレード当接部61aと同材質の弾性材料で構成しているため、感光体3に接触しても感光体3の表面を傷つけることを防止できる。
図11は、変形例1のクリーニング装置6と、感光体3とを一体的に支持し、複写機本体に対して着脱可能としたプロセスカートリッジの説明図である。変形例1のように、除去部材74と回収経路70とを備えるクリーニング装置6を備えたプロセスカートリッジとすることにより、感光体3と変形例1のクリーニング装置6が備える各部材との交換タイミングを確実に同期させることができる。
変形例1は除去部材74を設けることにより、塗布ブラシ62に付着した異物Tを除去することができるので、塗布ブラシ62に異物Tが付着したままとなることに起因する、塗布ブラシ62、固形潤滑剤64、及び均しブレード66などの寿命低下という不具合を防止でき、クリーニング装置6の長寿命化を図ることができる。クリーニング装置6を長寿命化しても寿命はあり、寿命となった場合は複写機本体に対して取り外して交換する。また、クリーニング装置6が寿命に達した状態では、クリーニング装置6が備える各部材の機能が経時で低下しており、感光体3も機能が低下している可能性がある。このため、クリーニング装置6の交換時には感光体3も同時に交換することが望ましい。
このとき、クリーニング装置6と感光体3とをそれぞれ個別に複写機本体から取り外す構成であると、それぞれについて取り外す作業を要し、クリーニング装置6が備える感光体3と接触する部材と感光体3との位置合わせの作業を交換作業の度に行う必要が生じるため、交換作業が煩雑となる。また、個別に取り外す構成であると、クリーニング装置6と感光体3とを同時に交換すべきところを、一方のみを交換し、他方の交換を失念するおそれがある。一方のみを交換した場合、交換しなかった部材の機能は低下したままであり、交換によって期待される機能の回復が得られなくなる。
クリーニング装置6と感光体3とを一体的に支持するプロセスカートリッジとして、複写機本体に対して着脱可能に構成することにより、それぞれを個別に取り外す構成で生じ得る上述したような不具合を防止することができる。
参考構成例
次に、参考構成例について説明する。
12は、参考構成例の作像装置1が備えるクリーニング装置6の概略構成図である。クリーニングブレード61はホルダ71の支軸72を中心に回動自在に構成され、加圧部材73により感光体3に圧接されている。ホルダ71に接続する接離手段(不図示)を設け、クリーニングブレード61を感光体3に対して接離可能とする。接離手段はソレノイド等を用い、従来技術による接離機構同様なものを用いればよい。図12は、クリーニングブレード61が感光体3に当接している状態であり、この状態を続けるとトナー及び余剰潤滑剤がクリーニングブレード61上に堆積していく。図13は、クリーニングブレード61が感光体3から離間された状態であり、クリーニングブレード61上のトナー及び余剰潤滑剤はクリーニング装置6内に落下し、搬送スクリュ65により、通常の排出経路で機外に排出される。離間動作の後、再びソレノイドを解除し、クリーニングブレード61を感光体3に当接させ、通常のクリーニング動作を行う。この参考構成例の構成では、実施例1の構成に比べ、トナー及び余剰潤滑剤の回収スペースや排出経路を新たに設ける必要がないため、省スペースでできるというメリットがある。
接離手段によるクリーニングブレード61の感光体3からの接離動作を、少なくとも2回以上繰り返す。これにより、動作による振動、感光体3との接触による振動、クリーニングブレード61の変形により、より効果的にクリーニングブレード61上のトナー及び余剰潤滑剤を落下させることが可能となる。
また、接離動作はクリーニングブレード61上にトナーおよび余剰潤滑剤が堆積した場合に必要な動作であり、堆積が微少なときは動作の必要がない。トナーおよび余剰潤滑剤の堆積は、入力されるトナー量により予測が可能である。そこで、接離動作のタイミングとしては、接離動作が必要となる堆積予測量を、画素面積、コピー枚数に基づき予測し、設定した予測量に達した場合に接離動作を行うことが最適である。これにより接離動作自体を減らすことが可能であり、接離機構の高寿命化、接離動作によるタイムロスの短縮化が図れる。
また、クリーニングブレード61の接離動作は感光体3に対して行われるため、感光体3に対して負荷変動を発生させ、通常の画像形成動作(コピーまたはプリント)中に行われるとバンディング、ジタ-などの異常画像を引き起こす可能性がある。そこで、画像形成動作時以外で接離動作を行うことにより、異常画像をなくすようにする。また、一般的にプリンタで行われている、画像調整中(プロセスコントロール)や、機械立ち上げ時などに行うことにより、あらたに接離動作に時間をかけることなく接離動作によるタイムロスの短縮化が図れる。
また、クリーニングブレード61の離間時に、トナーがクリーニングブレード61に入力されると、塗布ブラシ62や均しブレード66へ新たなトナーが入力されてしまい、反って堆積トナーの要因を作ってしまうことになり効率が悪い。そこで、クリーニングブレード61の離間動作時は、トナー入力のない非画像で行うことが好ましい。
また、このプリンタではプロセスカートリッジを用いてクリーニング装置6を交換可能としているが、このプロセスカートリッジの交換時にクリーニングブレード61を離間させるよう接離動作を行う。これにより、クリーニングブレード61を感光体3から離間させ、均しブレード66にトナーが入力させる。この初期の接離動作により、新品の均しブレード66と感光体3との接触エッジ部にトナーが入力され、感光体3と均しブレードとの摩擦係数を下げることが可能となる。このような初期の接離動作を行わない場合は、新品の塗布ブレードである均しブレード66は感光体3との摩擦力が大きく、ブレードめくれや感光体駆動トルクアップによる感光体ロックなどを引き起こす可能性がある。潤滑剤が供給され均しブレードエッジ部に貯まれば安定して低トルクで感光体3が回転することが可能だが、初期状態から潤滑剤が均しブレードエッジに貯まるまでにはタイムラグがあるので、これを防止する。
以上、本実施形態によれば、クリーニングブレード61よりも下流で、潤滑剤塗布手段の塗布ブラシ62よりも上流に設けた落下阻止部材67が、塗布ブラシ62より落下したトナーや余剰潤滑剤がクリーニングブレード61上に堆積することを防止する。これにより、クリーニングブレード61上にトナーや余剰潤滑剤が堆積し、感光体3と常に接触した状態となることを抑制できる。
また、落下阻止部材67により落下を阻止されたトナーおよび余剰潤滑剤を貯留する貯留部としての回収スペース68を設ける。これにより、トナーまたは余剰潤滑剤を貯留して、落下阻止部材67からトナーまたは余剰潤滑剤が溢れ出すことを防止して、落下阻止効果を維持することができる。
また、回収スペース68内に搬送部材69を設けて、搬送部材69により回収スペース68内に貯まるトナー及び余剰潤滑剤をクリーニング装置6外に排出する。これにより、トナー及び余剰潤滑剤は回収スペース68で増え続けることなくクリーニング装置6外へ排出されるため、長期に渡り安定してクリーニングブレード61上へのトナー及び余剰潤滑剤の落下を防止できる。また、トナー飛散による不具合も解消することが可能となる。
また、接離手段により適当なタイミンングでクリーニングブレード61を感光体3より離間させることにより、塗布ブラシ62より落下してクリーニングブレード61上に堆積したトナーおよび余剰潤滑剤をクリーニングブレード61から落下させる。これにより、クリーニングブレード61上にトナーや余剰潤滑剤が多量に堆積してしまい、感光体3と常に接触した状態となることを抑制できる。この参考構成例の構成では、実施例1の構成に比べ、トナー及び余剰潤滑剤の回収スペースや排出経路を新たに設ける必要がないため、省スペースでできるというメリットがある。
また、接離手段は1回の作動でクリーニングブレード61を感光体3に対して複数回接離することにより、より効果的にクリーニングブレード61上のトナー及び余剰潤滑剤を落下させることが可能となる。
また、接離手段を、形成された画素面積、枚数より予測されるトナー量に基づき決められたタイミングで作動するようにすることにより、接離動作自体を減らすことが可能であり、接離機構の高寿命化、接離動作によるタイムロスの短縮化が図れる。
また、接離手段による接離動作を、非画像形成時におこなうことにより、異常画像をなくすようにする。画像形成時に行うと、画像形成動作中に感光体3に対する負荷変動を発生させ、バンディング、ジタ-などの異常画像を引き起こす可能性がある。
また、接離手段によりクリーニングブレードが上記像担持体より離間している間は、該像担持体上は画像形成がなされていないことを特徴とするものである。
また、各作像装置1を装置本体から着脱可能なプロセスカートリッジとすることにより、作像装置1の交換性を向上することができる。
また、変形例1の複写機が備えるクリーニング装置6は、落下阻止部材67を備え、潤滑剤塗布手段は像担持体である感光体3表面に回転しながら接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材である落塗布ブラシ62と、感光体3の表面に接触した後の落塗布ブラシ62に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去手段である除去部材74とを有する。このように、潤滑剤塗布手段より落下するトナーまたは余剰潤滑剤がクリーニングブレード61上に落下するのを阻止する落下阻止部材67を設け、かつ、塗布ブラシ62に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去すべく除去部材74を設ける事により、潤滑剤塗布手段より落下するトナーまたは余剰潤滑剤が塗布ブラシ62に再付着することに起因する不具合を確実に防止することが可能となり、経持に渡り安定した潤滑剤塗布機能を有することが可能となる。
また、変形例1のクリーニング装置6は、クリーニングブレード61によって除去した排トナーを回収する排トナー回収部材である搬送スクリュ65をクリーニングブレード61よりも感光体3の表面移動方向上流側に備える。また、落下阻止部材67により落下を阻止されたトナーや余剰潤滑剤が搬送スクリュ65で回収される位置まで移動するときに通過する回収経路70を設けている。この回収経路70は、クリーニングブレード61によって除去された排トナーが搬送スクリュ65で回収される位置まで移動するときに通過する排トナー回収経路とは別途設ける。このように、回収経路70を設けることにより、潤滑剤塗布手段より落下したトナーや余剰潤滑剤を回収してクリーニング装置6の外部に搬送する構成と、クリーニングブレード61で回収したトナーをクリーニング装置6の外部に搬送する構成とを共通化することができる。これにより、潤滑剤塗布手段より落下したトナーや余剰潤滑剤を回収するための新たなスペースを有することなく、省スペース化に寄与する事が可能となる。
また、変形例1のクリーニング装置6では、潤滑剤塗布手段は感光体3の表面に接触して潤滑剤を塗布する塗布ブラシ62と、塗布ブラシ62に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去部材74とを有する。また、塗布ブラシ62に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去部材74が除去する位置(除去部材74が塗布ブラシ62に接触する位置)対して、塗布ブラシ62の回転方向下流側に回収経路70を設けている。これにより、除去部材74によって塗布ブラシ62から余剰潤滑剤を除去する力を利用して、異物Tを搬送スクリュ65に向けて移動させることができ、クリーニングブレード61よりも上流側の搬送スクリュ65に異物Tを回収することが可能となるため、更に省スペース化に寄与する事が可能となるものである。
また、変形例2の複写機が備えるクリーニング装置6は、除去手段は、塗布ブラシ62に接触して塗布ブラシ62に付着したトナーや余剰潤滑剤等の異物Tを除去する除去部材74を備え、潤滑剤塗布手段は、塗布ブラシ62に接触して塗布ブラシ62に潤滑剤を供給する固形潤滑剤64と、固形潤滑剤64を支持する支持部材である潤滑剤支持部材64aを有する。また、潤滑剤塗布手段は、潤滑剤支持部材64aを塗布ブラシ62に向けて付勢する付勢部材である潤滑剤付勢バネ64cと、潤滑剤付勢バネ64cの付勢によって潤滑剤支持部材64aが移動する方向を案内する案内部材である潤滑剤案内部材64bとを有する。また、固形潤滑剤64が消費されることによって経時で潤滑剤支持部材64aが塗布ブラシ62に近づくに伴い、塗布ブラシ62における固形潤滑剤64の接触する位置が除去部材74の接触する位置に対して遠ざかるように潤滑剤案内部材64bが図9で示す形状に形成されている。これにより、固形潤滑剤64が消費されることでの経時での固形潤滑剤64の移動経路を除去部材74から遠ざかる方向に切り替える事ができ、トナーや余剰潤滑剤の除去機能や潤滑剤塗布機能を経持に渡り安定して得ることが可能となる。
また、変形例1及び変形例2のクリーニング装置6では、除去部材74を落下阻止部材67に設けて一つの部材としている。これにより、除去部材74を設けたことによる部材点数の増加を防止することができる。
また、落下阻止部材67における感光体3との接触部分は感光体3を傷つけない様、ある程度弾性を持った物質で構成する必要があるが、経持で感光体3との接触部分が変形してしまい狙いの落下阻止機能が発揮できなくなってしまう可能性があった。変形例1、2及び3のクリーニング装置6は、落下阻止部材67をクリーニングブレード61と一体で構成している。これにより、クリーニングブレード61と落下阻止部材67とのサービス期間を確実に同一化でき、経持で落下阻止部材67の感光体3との接触部分が変形し、狙いの落下阻止機能が発揮できなくなってしまう不具合を、容易に且つ、確実に解消する事が可能となる。
また、クリーニングブレード61と感光体3との間のスペースはかなり小さなものであり、また環境や経持でクリーニングブレード61の撓み量や変形量が変化する事で、クリーニングブレード61と感光体3との間のスペースが更に小さくなる。すると落下阻止部材67の落下阻止当接部材67aと落下阻止支持部材67bとの接合端部が感光体3に接触し、落下阻止当接部材67aが落下阻止支持部材67bから離脱し、狙いの落下阻止機能が得られなくなってしまうおそれがある。
変形例3の複写機が備える像担持体は回転軸を中心に回転するドラム形状の感光体3である。また、この複写機が備えるクリーニング装置6は、落下阻止部材67は、感光体3に当接する落下阻止当接部材67aと、落下阻止当接部材67aを支持する落下阻止支持部材67bとを備える。また、落下阻止支持部材67bをクリーニングブレード61のブレード当接部61aと同材質で構成している。また、落下阻止当接部材67aと落下阻止支持部材67bとの接合端部位置と上記回転軸とを繋いだ距離aよりも、落下阻止支持部材67bの感光体3表面に最も近接する箇所と感光体3の回転軸とを繋いだ距離bの方が短くなるように構成する。これにより、環境や経持でクリーニングブレード61の撓み量や変形量が変化しクリーニングブレード61と感光体3との間のスペースが小さくなっても、落下阻止部材67の落下阻止当接部材67aと落下阻止支持部材67bとの接合端部よりも先に、落下阻止支持部材67bの感光体3に最も近接する箇所が感光体3に接触することが可能となる。これにより、落下阻止当接部材67aが落下阻止支持部材67bから離脱してしまう不具合を確実に防止することが可能となる。
また、図11に示すように、落下阻止部材67、除去部材74、回収経路70を備えたクリーニング装置6を、複写機本体に対し感光体3と一体で着脱可能なプロセスカートリッジで構成することで、感光体3とクリーニング装置6の各部材との交換タイミングを確実に同期させることができ、それぞれを個別に取り外す構成であると生じ得る交換作業が煩雑になる不具合や一方の交換を失念する不具合を防止することができ、感光体3とクリーニング装置6とを確実にかつ容易に交換する事が可能となる。
実施形態に係るプリンタの概略構成図。 プリンタに採用される作像装置の概略説明図。 従来の作像装置における不具合の説明図。 実施例1のクリーニング装置の概略構成図。 実施例1の変形例のクリーニング装置の概略構成図。 変形例1のクリーニング装置の拡大説明図。 潤滑剤案内部材の内壁面に異物が付着する不具合の説明図。 除去部材が塗布ブラシ62に接触する位置に潤滑剤支持部材が近接することによる不具合の説明図。 変形例2のクリーニング装置の潤滑剤塗布手段の概略説明図、(a)は、固形潤滑剤を使用し始めた状態の説明図、(b)は、固形潤滑剤を消費した状態の説明図。 変形例3の説明図、(a)は、落下阻止当接部材が落下阻止支持部材から離脱する不具合の説明図、(b)は、変形例3のクリーニング装置が備えるクリーニングブレード及び落下阻止部材の概略説明図。 変形例1のクリーニング装置を備えるプロセスカートリッジの説明図。 参考構成例のクリーニング装置におけるクリーニングブレード当接時の概略構成図。 参考構成例のクリーニング装置におけるクリーニングブレード離間時の概略構成図。
符号の説明
1 作像装置
2 ユニット枠体
3 感光体
4 帯電装置
5 現像装置
6 クリーニング装置
7 クリーニング前除電ランプ
10 中間転写ベルト
61 クリーニングブレード
61a ブレード当接部
61b ブレードホルダ
62 塗布ブラシ
63 ファーブラシ
64 固形潤滑剤
64a 潤滑剤支持部材
64b 潤滑剤案内部材
64c 潤滑剤付勢バネ
65 搬送スクリュ
66 均しブレード
67 落下阻止部材
67a 落下阻止当接部材
67b 落下阻止支持部材
68 回収スペース
69 搬送部材
70 回収経路
71 ホルダ
72 支軸
73 加圧部材
74 除去部材
80 ネジ

Claims (18)

  1. 表面移動する像担持体に当接して表面のトナーを除去するクリーニングブレードと、該クリーニングブレードよりも該像担持体の表面移動方向下流に配置され該像担持体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを有するクリーニング装置であって、該クリーニングブレードの上方に該潤滑剤塗布手段が配置されるものを備えた画像形成装置において、
    上記像担持体の表面移動方向に関して上記クリーニングブレードよりも下流で、上記潤滑剤塗布手段よりも上流に、該潤滑剤塗布手段より落下するトナーまたは余剰潤滑剤が該クリーニングブレード上に落下するのを阻止する落下阻止部材を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記落下阻止部材により落下を阻止されたトナーまたは余剰潤滑剤を貯留する貯留部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2の画像形成装置において、
    上記貯留部内にトナーまたは余剰潤滑剤をクリーニング装置外へ排出するよう搬送する搬送手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1、2または3の画像形成装置において、
    上記潤滑剤塗布手段は上記像担持体表面に回転しながら接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、該像担持体表面に接触した後の該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1、2または3の画像形成装置において、
    上記クリーニングブレードによって除去した排トナーを回収する排トナー回収部材を該クリーニングブレードよりも該像担持体の表面移動方向上流側に備え、
    上記落下阻止部材により落下を阻止されたトナーや余剰潤滑剤が該排トナー回収部材で回収される位置まで移動するときに通過する回収経路を、
    該クリーニングブレードによって除去された排トナーが該排トナー回収部材で回収される位置まで移動するときに通過する排トナー回収経路とは別途設けることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5の画像形成装置において、
    上記潤滑剤塗布手段は上記像担持体表面に接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6の画像形成装置において、
    上記回収経路は、該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を上記除去手段が除去する位置に対して、該潤滑剤塗布部材の回転方向下流側に設けることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項4、6または7の画像形成装置において、
    上記除去手段は、上記潤滑剤塗布部材に接触して該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去部材を備え、
    上記潤滑剤塗布手段は、該潤滑剤塗布部材に接触して該潤滑剤塗布部材に潤滑剤を供給する固形潤滑剤と、該固形潤滑剤を支持する支持部材と、該支持部材を該潤滑剤塗布部材に向けて付勢する付勢部材と、該付勢部材の付勢によって該支持部材が移動する方向を案内する案内部材とを有し、
    該固形潤滑剤が消費されることによって経時で該支持部材が該潤滑剤塗布部材に近づくに伴い、該潤滑剤塗布部材における該固形潤滑剤の接触する位置が該除去部材の接触する位置に対して遠ざかるように該案内部材が形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項4、6、7または8の画像形成装置において、
    上記除去手段を上記落下阻止部材に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9の画像形成装置において、
    上記阻止部材を上記クリーニングブレードと一体で構成することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10の画像形成装置において、
    上記像担持体は回転軸を中心に回転するドラム形状であり、
    落下阻止部材は、像担持体に当接する落下阻止当接部材と、該落下阻止当接部材を支持する落下阻止支持部材とを備え、
    該落下阻止支持部材をクリーニングブレードと同材質で構成し、該落下阻止当接部材と該落下阻止支持部材との接合端部位置と上記回転軸とを繋いだ距離よりも、
    該落下阻止支持部材の該像担持体表面に最も近接する箇所と該回転軸とを繋いだ距離の方を短く構成することを特徴とする画像形成装置。
  12. 像担持体と、該像担持体上に当接して表面トナーを除去するクリーニングブレードと、該クリーニングブレードよりも該像担持体の表面移動方向下流に配置され該像担持体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを一体的に形成し、画像形成装置本体に脱着可能なプロセスカートリッジであって、該クリーニングブレードの上方に該潤滑剤塗布手段が配置されるプロセスカートリッジにおいて、
    上記像担持体の表面移動方向に関して上記クリーニングブレードよりも下流で、上記潤滑剤塗布手段よりも上流に、該潤滑剤塗布手段より落下するトナーまたは余剰潤滑剤が該クリーニングブレード上に落下するのを阻止する落下阻止部材を設けたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  13. 請求項12のプロセスカートリッジにおいて、
    上記落下阻止部材により落下を阻止されたトナーまたは余剰潤滑剤を貯留する貯留部を設けたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  14. 請求項13のプロセスカートリッジにおいて、
    上記貯留部内にトナーまたは余剰潤滑剤をクリーニング装置外へ排出するよう搬送する搬送手段を設けたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  15. 請求項12、13または14のプロセスカートリッジにおいて、
    上記潤滑剤塗布手段は上記像担持体表面に回転しながら接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、該像担持体表面に接触した後の該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去手段とを有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  16. 請求項12、13または14のプロセスカートリッジにおいて、
    上記クリーニングブレードによって除去した排トナーを回収する排トナー回収部材を該クリーニングブレードよりも該像担持体の表面移動方向上流側に備え、
    上記落下阻止部材により落下を阻止されたトナーや余剰潤滑剤が該排トナー回収部材で回収される位置まで移動するときに通過する回収経路を、
    該クリーニングブレードによって除去された排トナーが該排トナー回収部材で回収される位置まで移動するときに通過する排トナー回収経路とは別途設けることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  17. 請求項16のプロセスカートリッジにおいて、
    上記潤滑剤塗布手段は上記像担持体表面に接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材と、該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を除去する除去手段とを有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  18. 請求項17のプロセスカートリッジにおいて、
    上記回収経路は、該潤滑剤塗布部材に付着したトナーや余剰潤滑剤を上記除去手段が除去する位置に対して、該潤滑剤塗布部材の回転方向下流側に設けることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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