JP5397763B2 - 潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ、転写ユニット、画像形成装置、並びに、潤滑剤塗布装置の組み付け方法 - Google Patents

潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ、転写ユニット、画像形成装置、並びに、潤滑剤塗布装置の組み付け方法 Download PDF

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Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置、これに採用される潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ、および、転写ユニットに関するものである。
従来、像担持体である感光体や中間転写ベルトのクリーニング性向上、寿命向上、転写性向上を図るため、像担持体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置が知られている(例えば、特許文献1)。潤滑剤塗布装置の代表的な構成としては、像担持体表面に外周面が均一に接するように潤滑剤塗布手段としてのブラシローラやスポンジローラなどの塗布ローラを回転可能に設ける。この塗布ローラに、潤滑剤付勢手段である圧縮スプリングなどにより、ステアリン酸亜鉛などを固形化した固形潤滑剤を潤滑剤保持部材を介して押圧する。これにより、固形潤滑剤は所定圧を確保して塗布ローラに当接する。塗布ローラは回転に伴い、固形潤滑剤を掻き取って像担持体表面に塗布する。
この潤滑剤塗布装置では使用に伴い固形潤滑剤が掻き取られるため、押圧方向における固形潤滑剤の高さが低くなり、これに伴い圧縮スプリングのバネ長さは伸びていく。バネ長さが伸びるとバネ圧が低下して押圧力が低下するため、塗布ローラによる潤滑剤の掻き取り量が少なくなり、像担持体への塗布量が低下する。このため、初期と経時とで潤滑剤の像担持体への塗布量が変化してしまい、上述のクリーニング性向上、寿命向上、転写性向上などの効果が経時で得られない虞がある。
このような初期と経時とで潤滑剤の像担持体への塗布量が変化するのを抑制するためには、圧縮スプリングのバネ定数を低くして経時でのバネ圧の低下を抑えることが望ましい。しかしながら、バネ定数を低くした圧縮スプリングの多くは、実際の使用時に必要な長さに比べて自由長が長く、スプリングの線径も細くなるため、取付け時の押圧で座屈しやすくなるという欠点がある。
潤滑剤塗布装置の組付け方法としては次のようなものがある。例えば、図9に示すように、像担持体との対向側に開口を有する箱状の筺体13に、圧縮スプリング7を固定した潤滑剤保持部材5aに保持される固形潤滑剤5を組付けてから、塗布ローラ4を組付けるものがある。この装置では、塗布ローラ4を組付けたことにより圧縮スプリング7が固定潤滑剤5を所定圧で押圧するようになる。しかしながら、筺体13への組み付け時の押圧により、圧縮スプリング7は固定されていない箱状の筺体13との接触部で座屈しやすい(図10参照)。また、圧縮スプリング7が座屈しても、目視確認して組付け直すこともできない。
また、他の例として、図11に示すように、像担持体との対向側に加え、反対側にも開口16を有する枠体15aに、塗布ローラ4を組付けてから、反対側の開口16から固形潤滑剤5を組付けた後、反対側の開口16にカバー15bを組付けるものがある。このカバー15bの一部には切り欠き部15cが設けられており、切り欠き部15cに圧縮スプリング7を固定した小型の蓋15dを嵌め込むことにより、圧縮スプリング7が固定潤滑剤5を所定圧で押圧するようになる。しかしながら、この装置でも、筺体(枠体15a、カバー15b、蓋15cからなる)への組付け時の押圧により、圧縮スプリング7は固定されていない固定潤滑剤5との接触部で座屈しやすい。また、圧縮スプリング7が座屈しても、目視確認して組付け直すこともできない。
また、特許文献2には、固形潤滑剤の潤滑剤保持部材に圧縮スプリングを固定し、さらに圧縮スプリングの他端に蓋を設けてシール等で固定し、蓋を筺体の上カバーに固定することにより、圧縮スプリングが固定潤滑剤を所定圧で押圧するようになるものが記載されている。
特許文献2の装置では、圧縮スプリングの両端が固定されているので、固定されていないものに比べて座屈し難くなる。しかしながら、圧縮スプリングの蓋を上カバーに固定することにより、圧縮スプリングを自由長から固定潤滑剤を所定圧で押圧するようなバネ長さに一気に押圧しているので、勢いにより上記シール等による固定が外れてしまい、圧縮スプリングが座屈してしまうという組付け不良が発生した。このように、特許文献2でも、筺体への組付け時の押圧による圧縮スプリングの座屈防止対策は十分とはいえない。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、潤滑剤付勢手段を座屈させずに正しく組付けることができる潤滑剤塗布装置、プロセスカートリッジ、転写ユニット、画像形成装置、並びに、潤滑剤塗布装置の組み付け方法を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、像担持体表面に接触するよう配置され、表面移動しながら固形潤滑剤を掻き取って該像担持体表面に塗布する潤滑剤塗布手段と、該固形潤滑剤を保持する潤滑剤保持部材と、該潤滑剤塗布手段に該固形潤滑剤を付勢する潤滑剤付勢手段とを備えた潤滑剤塗布装置において、上記潤滑剤付勢手段は、一端が上記潤滑剤保持部材により姿勢を規制するよう保持され、且つ、他端の姿勢を規制するよう設けられた付勢手段保持部材により保持された状態で、筺体内に収容され、上記筐体は上記固形潤滑剤に対して上記潤滑剤塗布手段と反対側が開放可能に構成されていることを特徴とするものである
また、請求項の発明は、請求項の潤滑剤塗布装置において、上記付勢手段保持部材を上記筺体の上記潤滑剤塗布手段を収容する側に取付けることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項の潤滑剤塗布装置において、上記付勢手段保持部材は弾性体からなることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1乃至のいずれか一の潤滑剤塗布装置において、上記付勢手段保持部材は薄板状であることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1乃至のいずれか一の潤滑剤塗布装置において、上記潤滑剤付勢手段の付勢方向の位置が上記筺体により規定されることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1乃至のいずれか一の潤滑剤塗布装置において、上記固形潤滑剤はステアリン酸亜鉛を含むことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1乃至のいずれか一の潤滑剤塗布装置において、上記固形潤滑剤は上記潤滑剤塗布手段の回転軸方向に対して中央部が凸形状であることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、像担持体と、少なくとも帯電手段、クリーニング手段、現像手段の何れかを一体的に形成し、画像形成装置本体から脱着可能なプロセスカートリッジにおいて、上記像担持体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段として上記請求項1乃至のいずれか一の潤滑剤塗布装置を採用することを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、像担持体上に形成されたトナー像を転写する転写手段と、転写されたトナー像を担持する転写体とを備えた転写ユニットにおいて、上記転写体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段として請求項1乃至のいずれか一の潤滑剤塗布装置を採用することを特徴とするものである。
また、請求項1の発明は、像担持体と、該像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、該静電潜像をトナー像化する現像手段と、該トナー像を記録媒体に転写する転写手段を備えた画像形成装置において、請求項のプロセスカートリッジまたは請求項の転写ユニットを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項1の発明は、像担持体と、該像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、該静電潜像をトナー像化する現像手段と、該トナー像を記録媒体に転写する転写手段を備えた画像形成装置において、請求項1乃至のいずれか一の潤滑剤塗布装置を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項1の発明は、潤滑剤塗布装置の組付け方法であって、上記潤滑剤塗布装置は、像担持体表面に接触するよう配置され、表面移動しながら固形潤滑剤を掻き取って該像担持体表面に塗布する潤滑剤塗布手段と、該固形潤滑剤を保持する潤滑剤保持部材と、該潤滑剤塗布手段に該固形潤滑剤を付勢する潤滑剤付勢手段と、上記潤滑剤付勢手段の姿勢を規制する付勢手段保持部材と、を有し、上記潤滑剤付勢手段の一端を上記潤滑剤保持部材に保持する工程と、上記潤滑剤付勢手段の他端を上記付勢手段保持部材に保持する工程と、上記潤滑剤塗布手段、上記潤滑剤保持部材、上記潤滑剤付勢手段、及び上記付勢手段保持部材を上記固形潤滑剤に対して上記潤滑剤塗布手段と反対側が開放可能に構成されている筐体内に収容する工程と、を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項1の発明は、請求項1の潤滑剤塗布装置の組付け方法において、更に、上記付勢手段保持部材を上記筐体の上記潤滑剤塗布手段を収容する側に取付ける工程とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項1の発明は、請求項1または1の潤滑剤塗布装置の組付け方法において、上記潤滑剤塗布手段を上記筐体内に収容したあとに、上記潤滑剤保持部材を上記筐体内に収容することを特徴とするものである。
本発明においては、潤滑剤付勢手段は潤滑剤保持部材と付勢手段保持部材とにより両端を保持されることにより、自由長より押圧された状態となるが、両端の姿勢を規制されているので座屈しにくい。この状態で筺体内に収容し、潤滑剤付勢手段が固定潤滑剤を潤滑剤塗布手段に所定圧で押圧する状態となるよう組み付ける。このように、潤滑剤付勢手段を付勢手段保持部材により保持されて押圧された状態で筺体へ収容するよう組付けるので、従来の筺体への組付け時に潤滑剤付勢手段を一気に押圧して収容するものに比べて、さらに座屈し難くなる。また、筺体は、固形潤滑剤に対して潤滑剤塗布手段と反対側が開放可能に構成されているので、組付け順序の自由度が増すとともに、開放した部分より潤滑剤付勢手段が筺体内で正しく組付けられたか目視確認できる。
また、本発明の潤滑剤塗布装置の組み付け方法においては、付勢手段が、潤滑剤保持部材および付勢手段保持部材の規制部材によって姿勢が保持されていることを確認しながらセットできる。
以上、本発明によれば、潤滑剤付勢手段を座屈させずに正しく組付けることができるという優れた効果がある。
また、本発明の潤滑剤塗布装置の組み付け方法によれば、付勢手段が、潤滑剤保持部材および付勢手段保持部材の規制部材によって姿勢が保持されていることを確認しながらセットできるため、付勢手段の姿勢の保持を確実に行うことができるという優れた効果がある。
本実施形態に係る画像形成装置の全体の概略構成図。 作像ユニットの概略構成図。 潤滑剤塗布装置の概略構成を示す断面図。 潤滑剤塗布装置の内部構成を示す正面図。 本実施形態の潤滑剤塗布装置の組付け説明図。 固形潤滑剤撓みによる不具合の説明図。 固形潤滑剤の形状を示す断面図。 固形潤滑剤の当接状態の説明図。 従来の潤滑剤塗布装置の組み付け方法の一例の説明図。 従来の潤滑剤塗布装置の不具合の説明図。 従来の潤滑剤塗布装置の組み付け方法の他の例の説明図。 規制手段保持部材の変形例。 規制手段保持部材の他の変形例。 規制手段保持部材の他の変形例。 規制手段保持部材の他の変形例。 規制手段保持部材の他の変形例。 規制手段保持部材の他の変形例。 潤滑剤塗布装置の変形例。
以下、本発明を、画像形成装置に適用した一実施形態について説明する。まず、本実施形態に係る画像形成装置の構成及び動作について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の全体の概略構成図である。図1の画像形成装置は、イエロー(以下Y)、シアン(以下C)、マゼンダ(以下M)、ブラック(以下K)の4色トナーから一画像を形成するカラー画像形成装置である。この画像形成装置は、各色を形成する4つの作像ユニット12Y,C,M,Kを備えており、これらが図中矢印A方向に表面移動する中間転写ベルト31に沿って配置されている。各作像ユニット12Y,C,M,Kは、像担持体としての感光体1Y,C,M,Kをそれぞれ有している。
中間転写ベルト31の内側には、感光体1Y,C,M,Kから中間転写ベルト31上にトナー像を転写する一次転写ローラ32Y,C,M,Kを設けている。一次転写ローラ32Y,C,M,Kよりも下流側には、中間転写ベルト31表面に対向するように2次転写ローラ34を設けている。また、2次転写ローラ34よりも下流には、トナー像転写後の中間転写ベルト31表面のクリーニングをする転写クリーニング装置33を設けている。なお、本実施形態の画像形成装置では、これらは一体的に構成され、画像形成装置本体に脱着可能な転写ユニットの形態をなしている。
4つの作像ユニット12Y,C,M,Kの下方には露光装置25を設けている。また、露光装置25の下方には、記録媒体としての転写紙を収容する給紙カセット20と、給紙手段21とを設けている。また2次転写ローラ34の上方には、転写紙上の画像を定着する定着装置40と、排紙ローラ41とを設けている。
図2は、作像ユニットの概略構成図である。なお、4つの作像ユニット12Y,C,M,Kは、収容するトナーの色が異なる以外は、同一の構成であるため、以下、符号を省略して説明する。作像ユニット12は、感光体1の周りに、感光体1表面に電荷を与える帯電装置2、感光体1表面に形成された潜像を各色トナーで現像してトナー像とする現像装置11、感光体1表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置3、トナー像転写後の感体光1表面のクリーニングをするクリーニング装置8が配置されている。なお、本実施形態の画像形成装置では、作像ユニット12は一体的に構成され、画像形成装置本体に脱着可能なプロセスカートリッジの形態をなしている。
次に、画像形成装置の動作について説明する。画像開始の信号を受けると、中間転写ベルト31が表面移動を開始する。同時に、作像ユニット12Yでは、感光体1Yを帯電装置2Yにより一様に帯電し、露光装置25によりレーザー光を照射され静電潜像を形成する。静電潜像は、現像装置11Yにより現像され、これにより感光体1Yにイエローのトナー像が形成される。同様にして、作像ユニット12C,M,Kにおいても、各感光体1C,M,Kに、それぞれシアン、マゼンタ、黒のトナー像が形成される。中間転写ベルト31の表面移動に伴い、各色トナー像は一次転写ローラ32Y,C,M,Kで順次転写され、中間転写ベルト31上に合成カラー画像を形成する。なお、各色の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト31の同じ位置に重ねて転写されるように、上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。
一方、給紙カセット20から給紙手段21により転写紙が給紙され、中間転写ベルト31と2次転写ローラ34とのニップ部に搬送される。そして、中間転写ベルト31上の合成カラー画像を2次転写ローラ34で転写して転写紙上にカラー画像を記録する。画像転写後の転写紙は、定着装置40へと送り込まれ、転写画像を定着された後、排紙ローラ41により機外へ排紙される。また、トナー像転写後の各感光体上1Y,C,M,K上の残留トナーは、それぞれのクリーニング手段8Y,C,M,Kによってクリーニングされる。また、トナー像転写後の中間転写ベルト31上の残留トナーは、転写クリーニング装置33によってクリーニングされる。これらの廃トナーは各クリーニング装置内の廃トナー搬送スクリュ(不図示)により、画像形成装置に設けられた廃トナーボトル(不図示)に排出される。
また、画像形成によりトナーを消費した各現像装置11Y,C,M,Kには、図1中左上方の、イエロー、シアン、マゼンタ、黒の各トナーが充填されたトナーボトル19Y,C,M,Kから図示しない搬送経路によって、所定の補給量だけ各色の現像装置11Y,C,M,Kにトナーが補給される。
上記画像形成装置では、感光体1Y,C,M,Kのクリーニング性向上や、寿命向上、画像転写時の虫食い対策などの転写性向上を図るために、潤滑剤塗布装置3を備えている。潤滑剤塗布装置3について詳しく説明する。
図3は、潤滑剤塗布装置の概略構成を示す断面図である。また、図4は、潤滑剤塗布装置の内部構成を示す正面図である。潤滑剤塗布装置3は、作像ユニットに固定された筺体6内に、感光体1表面に外周面が均一に接するように配置された潤滑剤塗布手段としてのブラシローラ4と、ブラシローラ4に当接する固形潤滑剤5と、固形潤滑剤5をブラシローラ4に押圧する潤滑剤付勢手段として複数の圧縮スプリング7を備えている。
固形潤滑剤5は、脂肪酸金属塩、フッ素系樹脂等からなるものが使用できるが、特に脂肪酸金属塩が好ましい。脂肪酸金属塩としては、例えば、ミリスチン酸、パルミチン酸、スタエリン酸、アレイン酸等の直鎖状炭化水素の脂肪酸金属塩が挙げられ、金属としては、リチウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、亜鉛、カドミウム、アルミニウム、セリウム、チラン、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸鉄などが好ましく、特にステアリン酸亜鉛が好ましい。このような脂肪酸金属塩を直方体状に成形した固形潤滑剤5を、潤滑剤保持部材5aに両面テープあるいは接着剤などで固定する。
このような固形潤滑剤5を、潤滑剤保持部材5aを介して圧縮スプリング7で図中矢印F方向に押圧付勢し、ブラシローラ4に所定圧を確保して当接させる。ブラシローラ4は回転に伴い、固形潤滑剤5を掻き取って感光体1表面に塗布する。
また、この潤滑剤塗布装置3では、使用に伴い固形潤滑剤5が掻き取られるため、圧縮スプリングのバネ圧が低下して、固形潤滑剤5の感光体1への塗布量が低下する。塗布量の変化を抑制するためには、圧縮スプリング7のバネ定数を低くして経時でのバネ圧の低下を低くする。しかしながら、バネ定数を低くした圧縮スプリングの多くは、実際の使用時に必要な長さに比べて自由長が長く、スプリングの線径も細くなるため、取付け時に座屈しやすい。
図5は、本実施形態の潤滑剤塗布装置3の組付け説明図である。この潤滑剤塗布装置3では、感光体1との対向側に加え反対側にも開口16を有する枠体6aと、開口16に装着するカバー6bからなる筺体6を備えている。この枠体6aに、塗布ローラ4を組付けてから、上部開口16から潤滑剤保持部材5aに固定された固形潤滑剤5を組付ける。この後、上部開口16より圧縮スプリング7を潤滑剤保持部材5aを付勢するよう取付ける。ここで、圧縮スプリング7が当接する位置の潤滑剤保持部材5aには、圧縮スプリング7の姿勢を規制して保持するための規制部5bを設けている。さらに、圧縮スプリング7の潤滑剤保持部材5aと反対側端部の姿勢を規制する規制部10aを有する付勢手段保持部材10を設けている。すなわち、圧縮スプリング7は、一端を潤滑剤保持部材5aの規制部5bにより姿勢を規制して保持され、他端を付勢手段保持部材10の規制部10aにより姿勢を規制して保持された状態で、枠体6a内に取付けられる。これにより、圧縮スプリング7は、自由長より押圧された状態となるが、両端の姿勢を規制されているので座屈しにくい。そして、上部開口16にカバー6bを取付ける。このようにして、枠体6aとカバー6bとで形成される筺体6に、潤滑剤塗布装置3を組付けていく。
このように、付勢手段保持部材10と潤滑剤保持部材5aとにより圧縮スプリング7両端の姿勢を保持するので、圧縮スプリング7の座屈を抑制できる。また、付勢手段保持部材10は枠体6aに取付けられているので、圧縮スプリング7の座屈をさらに抑制できる。さらに、圧縮スプリング7が押圧された状態で枠体6a内に取付け、さらにカバー6bを取付けることにより、固形潤滑剤5をブラシローラ4に所定圧を確保して当接させて筺体内へ収容するよう組付ける。これは、従来の筺体への組付け時に圧縮スプリング7を一気に押圧して収容するものに比べて、さらに座屈し難くなる。また、枠体6a内部は上部開口16より目視可能であるので、圧縮スプリング7を保持するように付勢手段保持部材10を枠体6a内へ組付ける際には、圧縮スプリングが座屈せずに正しく取付けられたかどうかを目視確認できる。そして、圧縮スプリング7が正しく取付けられたことを目視確認した状態で、上部開口16にカバー6bを装着することにより、潤滑剤塗布装置3を正しく組付けることができる。
付勢手段保持部材10としては、弾性を有する部材を用いると組付けが容易である。具体的には、図5に示すような、規制部10aを設けた厚さ0.1mm〜0.2mmのSUSの板バネを用いている。規制部10aは、圧縮スプリング7が座屈しないように姿勢を規制するよう、圧縮スプリング7の内部と嵌め込まれるようなボス等である。また、このような薄い板バネを用いることにより、他の部品への干渉を少なくでき、装置の省スペース化を図ることができる。もちろん、スペースが許せば、板バネ以外に樹脂などを付勢手段保持部材として用いても良い。
また、付勢手段保持部材10として薄い板バネを用いると剛性が確保できず、付勢手段保持部材10が撓んだ状態となりやすい。しかし、カバー6bを装着した時点で、圧縮スプリング7の加圧方向の位置がカバー6bにより規定されるようにすることにより、最終的にカバー6bを装着した時点で圧縮スプリング7の圧縮高さを確実に規定できる。よって、固形潤滑剤5をブラシローラ4に所定圧を確保して当接させることができる。
なお、圧縮スプリング7の姿勢を規制する手段は、規制部10a、5bに限られるものではない。図12に示すように、潤滑剤保持部材5aに溝を設けて圧縮スプリング7の端部を引っ掛け、圧縮スプリング7の他端をシール等で押圧手段保持部材10に固定するものでも良い。
また、押圧手段保持部材10の枠体6a内への取付け部に、図12に示すように曲げを設け、曲げ部分が枠体6aに引っかかるようにして、取付けを確実にすることができる。また、押圧手段保持部材10の枠体6a内への取付け部は、図5、12に限らず、図13にしめすものでもよい。
また、押圧手段保持部材を、図14に示すように、二つの圧縮スプリング7を同時に保持できる形状とすることにより、より押圧手段保持部材21により圧縮スプリング7を安定して押圧保持できる。
さらに、押圧手段保持部材は枠体6a内に取付けられれば良く、図15に示すように、潤滑剤保持部材5aに固定しても良い。さらには、圧縮スプリング7の姿勢を規制するものであれば、図16,17に示すように、二つの圧縮スプリング7を繋ぐように設けてもよい。
また、潤滑剤塗布装置3も省スペース化が求められ、潤滑剤保持部材5aも薄くなり、厚さや曲げ高さを稼げないため、剛性が確保できない場合がある。固形潤滑剤5自体の剛性は低いため、潤滑剤保持部材5aの剛性が低いと、圧縮スプリング7による押圧により固形潤滑剤5全体が撓んでしまう虞がある。圧縮スプリング7による押圧位置は、長手方向に対して、端部に近い外側の位置に配置されることが多い。この場合、図6に示すように、撓みにより固形潤滑剤5の中央部が逃げ、ブラシローラ4に当接しない箇所ができ、初期の潤滑剤削れ量が均一でなくなる虞がある。このため、感光体1に潤滑剤が塗布されない箇所ができ、クリーニング不良などの問題が発生しやすくなる。
そこで、図7に示すように、固形潤滑剤5の長手方向の中央部が潤滑剤塗布ローラ4に対して凸形状となるようにする。これにより、固形潤滑剤5は潤滑剤塗布ローラ4に当接する際は、図8に示すように均一に当接することができ、初期の削れ量の均一化が図れる。
また、感光体1Y,C,M,Kからトナー像を転写される中間転写ベルト31を備えた転写ユニットに上述の潤滑剤塗布装置3を備えてもよい。これにより、中間転写ベルト31のクリーニング性向上や、寿命向上、画像転写時の虫食い対策などの転写性向上を図ることができる。
以上、本実施形態では、感光体1との対向と反対側にも開口16を有する枠体6aと、カバー6bとからなる筺体6を用いる潤滑剤塗布装置を用いて、本発明を説明したが、これに限られるものではない。本発明は、図18に示すような、感光体1との対向側に開口を有する箱状の筺体13に、二つ圧縮スプリング7を固定した潤滑剤保持部材5aに保持される固形潤滑剤5を組付けてから、塗布ローラ4を組付けるものにも適用できる。詳しくは、図18において、二つ圧縮スプリング7は、潤滑剤保持部材5aと固定される一端とは反対側の他端に、二つの圧縮スプリング7の姿勢を規制するように保持する付勢手段保持部材29が固定されている。このような付勢手段保持部材29が固定されることにより、圧縮スプリング7は自由長より押圧された状態で、筺体13に組付けられる。この後、塗布ローラ4を組付けたことにより圧縮スプリング7が固定潤滑剤5を所定圧で押圧するようになる。このように、圧縮スプリング7が押圧された状態で枠体6a内に取付けた後、所定圧を確保して当接させる。これは、従来の筺体への組付け時に圧縮スプリング7を一気に押圧して収容するものに比べて座屈し難くなる。このように、箱状の筺体13を用いる潤滑剤塗布装置にも適用可能であり、同様の効果が得られる。
以上、本実施形態によれば、潤滑剤塗布装置3は、回転しながら固形潤滑剤5を掻き取って感光体1表面に塗布するブラシローラ4と、固形潤滑剤5をブラシローラ4に押圧する圧縮スプリング7と、これらを収容するよう、感光体との対向側及び反対側に開口を有する枠体6aと、枠体6の反対側の開口16に装着するカバー6bとからなる筺体6を備える。この枠体6に、圧縮スプリング7は、一旦を潤滑剤保持部材5aの規制部5cにより姿勢を規制して保持され、他端を付勢手段保持部材10の規制部10aにより姿勢を規制して保持された状態で取付けられるので、圧縮スプリング7の座屈を抑制できる。そして、圧縮スプリング7が押圧された状態で枠体6a内に取付け、さらにカバー6bを取付けることにより、固形潤滑剤5をブラシローラ4に所定圧を確保して当接させて筺体6内へ収容するよう組付ける。このように、圧縮スプリング7を付勢手段保持部材10により保持されて押圧された状態で筺体6へ収容するよう組付けるので、従来の筺体への組付け時に圧縮スプリング7を一気に押圧して収容するものに比べて、座屈し難くなる。また、筺体6は、感光体2との対向側に加え、上部開口16を有しているので、組付け順序の自由度が増す。さらに、上部開口16より枠体6a内で正しく組付けられたか目視確認できる。
また、圧縮スプリング7は、付勢手段保持部材10は枠体6aに取付けられているので、圧縮スプリング7の座屈を効果的に抑制できる。
また、付勢手段保持部材10として弾性部材を用いることにより、組付けが容易になる。
また、付勢手段保持部材10としては板バネを用いることにより、他の部品への干渉を少なくでき、装置の省スペース化を図ることができる。
また、圧縮スプリング7の加圧方向の位置がカバー6bを装着した時点で、カバー6bにより規定されるようにする。これは、付勢手段保持部材10の剛性が確保できず、付勢手段保持部材10が撓んでも、圧縮スプリング7の加圧方向の位置がカバー6bにより規定されるようにすることにより、カバー6bを装着した時点で圧縮スプリング7の圧縮高さを確実に規定できる。よって、潤滑剤を均一に感光体1へ塗布することが可能である。
また、固形潤滑剤としてはステアリン酸亜鉛が好ましく、これを塗布することにより、クリーニング性向上や、寿命向上、転写性向上を図ることができる。
また、固形潤滑剤5の長手方向の中央部が潤滑剤塗布ローラ4に対して凸形状となるようにする。これは、圧縮スプリング7による押圧位置は、長手方向に関して、端部に近い外側の位置に配置されると、圧縮スプリング7による押圧により固形潤滑剤5全体が撓んで、撓みにより固形潤滑剤5の中央部が逃げ、ブラシローラ4に当接しない箇所ができ、初期の潤滑剤削れ量が均一でなくなる虞がある。このため、中央部が潤滑剤塗布ローラ4に対して凸形状となるようにすることにより、均一に当接することができる。
また、感光体1と、潤滑剤塗布装置3と、少なくとも帯電装置2、クリーニング装置8、現像装置11との何れかを一体的に形成し、画像形成装置本体から脱着可能なプロセスカートリッジとすることにより、メンテナンス性の向上が図れる。
また、上記潤滑剤塗布装置3を、中間転写ベルト31を備えた転写ユニットに採用することにより、クリーニング性向上や、寿命向上、画像転写時の虫食い対策などの転写性向上を図ることができる。
また、筐体6の塗布ローラ4を取り付ける側の枠体6aに、付勢手段保持部材10を取付ける工程を有しているので、さらに、圧縮スプリング7の座屈をさらに抑制できる。
また、塗布ローラ4を筐体6の枠体6a内に収容したあとに、潤滑剤保持部材5aを枠体6a内に収容することにより、潤滑剤保持部材5aの規制部5b、および付勢手段保持部材10の規制部10aへの圧縮スプリング7のセットがより行い易くなり、付勢手段の姿勢の保持をより確実に行うことができる。
1Y,M,C,K 感光体
2 帯電装置
3 潤滑剤塗布載置
4 ブラシローラ
5 固形潤滑剤
5a 潤滑剤保持部材
5b 規制部
6 筺体
6a 枠体
6b カバー
7 圧縮スプリング(潤滑剤付勢手段)
8 クリーニング装置
10 付勢手段保持部材
10a規制部
11 現像装置
12 作像ユニット
13 筺体(箱状)
16 開口
24 付勢手段保持部材
24a 規制部
24b 取り付けネジ
特開2006−208437号公報 特開2006−201565号公報

Claims (14)

  1. 像担持体表面に接触するよう配置され、表面移動しながら固形潤滑剤を掻き取って該像担持体表面に塗布する潤滑剤塗布手段と、該固形潤滑剤を保持する潤滑剤保持部材と、該潤滑剤塗布手段に該固形潤滑剤を付勢する潤滑剤付勢手段とを備えた潤滑剤塗布装置において、
    上記潤滑剤付勢手段は、一端が上記潤滑剤保持部材により姿勢を規制するよう保持され、且つ、他端の姿勢を規制するように設けられた付勢手段保持部材により保持された状態で、筺体内に収容され
    上記筐体は上記固形潤滑剤に対して上記潤滑剤塗布手段と反対側が開放可能に構成されていることを特徴とする潤滑剤塗布装置
  2. 請求項の潤滑剤塗布装置において、上記付勢手段保持部材を上記筺体の上記潤滑剤塗布手段を収容する側に取付けることを特徴とする潤滑剤塗布装置。
  3. 請求項の潤滑剤塗布装置において、上記付勢手段保持部材は弾性体からなることを特徴とする潤滑剤塗布装置。
  4. 請求項1乃至のいずれか一の潤滑剤塗布装置において、上記付勢手段保持部材は薄板状であることを特徴とする潤滑剤塗布装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか一の潤滑剤塗布装置において、上記潤滑剤付勢手段の付勢方向の位置が上記筺体により規定されることを特徴とする潤滑剤塗布装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか一の潤滑剤塗布装置において、上記固形潤滑剤はステアリン酸亜鉛を含むことを特徴とする潤滑剤塗布装置。
  7. 請求項1乃至のいずれか一の潤滑剤塗布装置において、上記固形潤滑剤は上記潤滑剤塗布手段の回転軸方向に対して中央部が凸形状であることを特徴とする潤滑剤塗布装置。
  8. 像担持体と、少なくとも帯電手段、クリーニング手段、現像手段の何れかを一体的に形成し、画像形成装置本体から脱着可能なプロセスカートリッジにおいて、上記像担持体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段として上記請求項1乃至のいずれか一の潤滑剤塗布装置を採用することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  9. 像担持体上に形成されたトナー像を転写する転写手段と、転写されたトナー像を担持する転写体とを備えた転写ユニットにおいて、上記転写体表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段として請求項1乃至のいずれか一の潤滑剤塗布装置を採用することを特徴とする転写ユニット。
  10. 像担持体と、該像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、該静電潜像をトナー像化する現像手段と、該トナー像を記録媒体に転写する転写手段を備えた画像形成装置において、
    請求項のプロセスカートリッジまたは請求項の転写ユニットを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 像担持体と、該像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、該静電潜像をトナー像化する現像手段と、該トナー像を記録媒体に転写する転写手段を備えた画像形成装置において、
    請求項1乃至のいずれか一の潤滑剤塗布装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 潤滑剤塗布装置の組付け方法であって、
    上記潤滑剤塗布装置は、
    像担持体表面に接触するよう配置され、表面移動しながら固形潤滑剤を掻き取って該像担持体表面に塗布する潤滑剤塗布手段と、
    該固形潤滑剤を保持する潤滑剤保持部材と、
    該潤滑剤塗布手段に該固形潤滑剤を付勢する潤滑剤付勢手段と、
    上記潤滑剤付勢手段の姿勢を規制する付勢手段保持部材と、
    を有し、
    上記潤滑剤付勢手段の一端を上記潤滑剤保持部材に保持する工程と、
    上記潤滑剤付勢手段の他端を上記付勢手段保持部材に保持する工程と、
    上記潤滑剤塗布手段、上記潤滑剤保持部材、上記潤滑剤付勢手段、及び上記付勢手段保持部材を上記固形潤滑剤に対して上記潤滑剤塗布手段と反対側が開放可能に構成されている筐体内に収容する工程と、
    を備えたことを特徴とする潤滑剤塗布装置の組付け方法。
  13. 請求項1の潤滑剤塗布装置の組付け方法において、更に、上記付勢手段保持部材を上記筐体の上記潤滑剤塗布手段を収容する側に取付ける工程とを備えたことを特徴とする潤滑剤塗布装置の組付け方法。
  14. 請求項1または1の潤滑剤塗布装置の組付け方法において、上記潤滑剤塗布手段を上記筐体内に収容したあとに、上記潤滑剤保持部材を上記筐体内に収容することを特徴とする潤滑剤塗布装置の組付け方法。
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