JP2009053369A - 画像形成装置 - Google Patents

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Hiroshi Ishii
宏 石井
Seishi Horikawa
清史 堀川
Katsuya Kawagoe
克哉 川越
Kokichi Haga
浩吉 芳賀
Hideki Kamiyama
英樹 上山
Yohei Watanabe
陽平 渡邉
Kenji Sengoku
謙治 仙石
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Abstract

【課題】省スペース化を図り、中間転写ベルトの配回しの変化に対し2次転写部より下流側に配置したベルトクリーニング手段でクリーニングを安定して行える画像形成装置を提供。
【解決手段】対向配置され中間転写ベルト10の内面と表面に接触する2次転写対向部材18と2次転写部材22を備え、中間転写ベルトから転写材Pにトナー像を2次転写する2次転写部N1を有し、2次転写対向部材18を2次転写部材22から遠ざける方向に移動し中間転写ベルトと2次転写部材を接離可能とする2次転写接離手段125を中間転写ベルト内側に配置し、2次転写部より中間転写ベルトの回転方向下流側に、中間転写ベルトに当接するベルトクリーニング手段20を配置し、2次転写接離手段により2次転写対向部材位置が変位してもクリーニング構成部材と中間転写ベルトの当接状態を保持する中間転写ベルトを支持するバックアップローラ17を中間転写ベルトの内側に配置。
【選択図】図2

Description

本発明は、中間転写ベルトから転写材にトナーを転写する2次転写部が接触離間する構成と中間転写ベルトのクリーニング手段を有する画像形成装置に関する。
特許文献1には、中間転写ベルトを用いた画像形成装置において、2次転写部に接離機構を設けた構成が開示されている。この接離機構は、中間転写ベルト上の非画像領域に画像調整用のトナー付着パターン(画像調整用パターン)を形成して、中間転写ベルトの走行方向における2次転写部より下流側に設けた光学式の検知センサにより画像調整用パターンのトナー付着量を検知する際に、2次転写部で、画像調整用パターンを乱すことのないように、2次転写部をタイミング良く接離させている。
この場合は、画像調整用パターンと2次転写ローラの接触回避のために、2次転写接離を行うものであるが、この他にも、2次転写部を接離させることにより、中間転写ベルト上に作成する位置合わせパターンによる2次転写部の汚れ防止、紙詰まり発生時の未転写画像による2次転写部の汚れ防止、機械停止放置による2次転写ローラ、2次転写対向ローラ、中間転写ベルトの変形を防止など、多種な目的で、2次転写部の接離を行うものがある。2次転写部の接離機構としては、特許文献1で開示されているように、中間転写ベルトの外側に配置された2次転写部材を可動させて、中間転写ベルトと2次転写部材の接離を行うのが一般的である。
特許文献2には、中間転写体の外側に配置したベルト状の2次転写部材を用いて、2次転写部材である2次転写ベルト全体を中間転写体から遠ざけることにより、2次転写部の接離を行う構成が開示されている。また、特許文献3には、ローラ状の2次転写部材を用いて、2次転写部材である2次転写ローラを含む2次転写部構造体の全体を中間転写体から遠ざけることにより、2次転写部の接離を行う構成が開示されている。
特許文献4には、中間転写体を2つ配置して、その2つの中間転写体の接触部で転写紙に対して、同時両面の2次転写を行う構成が開示されている。特許文献4に記載の2次転写部の接離機構は、中間転写体の内部の2次転写部のバックアップローラを可動させて、2次転写部の離間を行うものである。
特開2006−47681 特許第3592488号 特開2002−214943 特許第3406453号
従来、2次転写部を接離する場合、中間転写ベルトの外側に配置されて、同ベルト表面に当接する2次転写部材を可動して接離しているが、このような2次転写部材を可動させるには中間転写ベルトの外側に可動スペースが必要となるので、装置の小型化を図る場合、検討の余地がある。また、同様に2次転写部材を可動する接離機構においても、その配置が中間転写ベルトの外側では、装置の小型化を図る場合の妨げとなる場合ある。
また、2次転写部材を可動すると、これに巻きかけられている中間転写ベルトの配回しが変化するので、特許文献4に記載のように2次転写部よりも中間転写ベルトの移動方向下流側にベルトクリーニング手段が配置されていると、クリーニング部のクリーニング構成部材と中間転写ベルトの当接状態が変化してしまい。クリーニング不良が懸念される。
本発明は、省スペース化を図りながら、中間転写ベルトの配回しが変化に対して2次転写部よりも下流側に配置したベルトクリーニング手段でのクリーニングを安定して行える画像形成装置を提供することを、その目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1の発明は、複数のローラ部材に巻き掛けられていて像担持体の表面に形成されたトナー像が転写される中間転写ベルトと、互いに対向配置されていて中間転写ベルトの内面と表面にそれぞれ接触する2次転写対向部材と2次転写部材を備え、中間転写ベルトから転写材にトナー像を2次転写する2次転写部とを有する画像形成装置において、中間転写ベルトの内側に配置され、2次転写対向部材を2次転写部材から遠ざける方向に移動することで中間転写ベルトと2次転写部材を接離可能とする2次転写接離手段と、2次転写部よりも中間転写ベルトの回転方向下流側に配置されていて、中間転写ベルトの表面に当接するクリーニング構成部材を備えたベルトクリーニング手段と、中間転写ベルトの内側に配置されていて、2次転写接離手段により2次転写対向部材の位置が変位してもクリーニング構成部材と中間転写ベルトの当接状態を保持するように、中間転写ベルトを支持するバックアップローラとを備えたことを特徴としている。
請求項2の発明は、複数のローラ部材に巻き掛けられていて像担持体の表面に形成されたトナー像が転写される中間転写ベルトと、互いに対向配置されていて中間転写ベルトの内面と表面にそれぞれ接触する2次転写対向部材と2次転写部材を備え、中間転写ベルトから転写材にトナー像を2次転写する2次転写部とを有する画像形成装置において、中間転写ベルトの内側に配置され、2次転写対向部材を前記2次転写部材から遠ざける方向に移動することで中間転写ベルトと前記2次転写部材を接離可能とする2次転写接離手段と、2次転写部よりも中間転写ベルトの回転方向下流側に配置されていて、中間転写ベルトの表面に当接するクリーニング構成部材を備えたベルトクリーニング手段と、クリーニング構成部材と中間転写ベルトとの当接部におけるクリーニング構成部材と中間転写ベルトの位置関係が保持されるように2次転写部とクリーニング部の間に配置されたバックアップローラとを備えたことを特徴としている。
請求項3の発明は、複数のローラ部材に巻き掛けられていて像担持体の表面に形成されたトナー像が転写される中間転写ベルトと、互いに対向配置されていて中間転写ベルトの内面と表面にそれぞれ接触する2次転写対向部材と2次転写部材を備え、中間転写ベルトから転写材にトナー像を2次転写する2次転写部とを有する画像形成装置において、中間転写ベルトの内側に配置され、2次転写対向部材を2次転写部材から遠ざける方向に移動することで中間転写ベルトと2次転写部材を接離可能とする2次転写接離手段と、2次転写部よりも中間転写ベルトの回転方向下流側に配置されていて、中間転写ベルトの表面に当接するクリーニング構成部材を備えたベルトクリーニング手段とを備え、2次転写接離手段が、クリーニング構成部材と中間転写ベルトの当触部におけるクリーニング構成部材と中間転写ベルトの位置関係が保持される方向に、2次転写対向ローラを可動するように構成されていることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1,2又は3記載の画像形成装置において、クリーニング構成部材が、その先端が中間転写ベルトの表面に当接する板状部材であることを特徴とし、請求項5の発明は、請求項1,2又は3記載の画像形成装置において、クリーニング構成部材が、中間転写ベルトの表面に当接して、当該表面上のトナーを回収するローラ状部材であることを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項1,2又は3記載の画像形成装置において、クリーニング構成部材が、中間転写ベルトの表面に接触し、当該表面上のトナー、紙粉を回収または掻き乱すことによりクリーニング機能を補助するブラシローラ部材であることを特徴とし、請求項7の発明は、請求項1,2又は3記載の画像形成装置において、クリーニング構成部材が、中間転写ベルトの表面に潤滑材を塗布することによりクリーニング機能を補助するブラシローラ部材であることを特徴とし、請求項8の発明は、請求項1,2又は3記載の画像形成装置において、クリーニング構成部材が、その先端が中間転写ベルトの表面に当接するとともに、クリーニング部からのトナー飛散を防止するシール部材であることを特徴としている。
本発明によれば、2次転写部の接離が、中間転写ベルトの内側に配置された2次転写対向部材を、中間転写ベルトの内側に配置された2次転写接離手段で可動するとことで行うので、従来のように中間転写ベルトの外側に配置されている2次転写ローラを可動させる場合に対して、2次転写ローラ側での可動スペースと2次転写接離手段の設置スペースが不要になり、装置内のスペースの効率化が可能となり、装置の小型化を図ることができる。
また、2次転写接離手段により2次転写対向部材の位置が変位してもクリーニング構成部材と中間転写ベルトの当接状態を保持するように中間転写ベルトを支持するバックアップローラが、中間転写ベルトの内側に配置されているので、中間転写ベルトの配回しが変化しても、中間転写ベルト内側のバックアップローラへの中間転写ベルトへの巻付けが、2次転写対向ローラの接離動作に伴う可動に対して保持されるようため、ベルトクリーニング部材と中間転写ベルトの当接状態が安定し、クリーニング機能を常に良好に維持することができる。
本発明によれば、クリーニング構成部材と中間転写ベルトとの当接部におけるクリーニング構成部材と中間転写ベルトの位置関係が保持されるように2次転写部とクリーニング部の間に配置されたバックアップローラを備えているので、中間転写ベルトの配回しが変化しても、中間転写ベルト内側のバックアップローラへの中間転写ベルトへの巻付けが、2次転写対向ローラの接離動作に伴う可動に対して保持されるようため、ベルトクリーニング部材と中間転写ベルトの当接状態が安定し、クリーニング機能を常に良好に維持することができる。
また、バックアップローラは、クリーニング構成部材の中間転写ベルト当接位置に配置する必要がなくなるので、2次転写部から当接位置の間にバックアップローラを配置すればよく、装置内のレイアウトの自由度が大きくなり、より装置のコンパクト化を図り易くなる。
本発明によれば、2次転写接離手段が、クリーニング構成部材と中間転写ベルトの当触部におけるクリーニング構成部材と中間転写ベルトの位置関係が保持される方向に、2次転写対向ローラを可動して2次転写部の接離が行われるため、2次転写部の接離に対して、ベルトクリーニング部材と中間転写ベルトの当接状態が安定し、クリーニング機能を常に良好に維持することができるとともに、バックアップローラが不要となり、よりコスト低減を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、この発明の一実施の形態を示す。図1において符号100は、電子写真方式のタンデム中間転写方式の画像形成装置としての複写機本体、200は複写機本体100を載せる給紙テーブル、300は複写機本体100上に取り付けるスキャナ、400はさらにその上に取り付ける原稿自動搬送装置(ADF)である。画像形成装置としては、本形態のような複写機に限定されるものではなく、プリンター、ファクシミリ、これら複合機などであってもよい。
複写機本体100には、その中央に、無端ベルト状の中間転写ベルト10が配設されている。この中間転写ベルト10は、5つの支持ローラ14,15,16,17,19に巻き掛けられていて、図示しない駆動モータによって図中時計回りに回転搬送可能とされている。この図示例では、5つの支持ローラ17のうち、支持ローラ17の位置に、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去するベルトクリーニング手段となるクリーニング装置20が配設されている。5つの支持ローラのうち、支持ローラ14と支持ローラ15間に張り渡した中間転写ベルト10上には、その搬送方向に沿って、イエロ・シアン・マゼンタ・ブラックの4つの画像形成手段18が横に並べて配置されていて、タンデム画像形成部を構成している。このタンデム画像形成部の上には、露光装置21が配設されている。
中間転写ベルト10を挟んでタンデム画像形成部と反対側であり、中間転写ベルト10の即側には、2次転写部材となる2次転写ローラ22が配置されている。2次転写ローラ22は、その外周面を中間転写ベルト10の表面10aに当接させていて、中間転写ベルト10上のトナー画像を転写紙Pに転写する。2次転写部材としては、ローラ状の他、ベルト状の部材を配置しても用いても良い。
2次転写部材22よりも転写紙搬送方向下流には、2つのローラで支持される無端ベルト24が配置され、次工程の定着装置25へと転写紙Pが搬送されように構成されている。定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト26に加圧ローラ27を押し当てて構成されている。なお、図示例では、このような2次転写部材22および定着装置25の下に、上述したタンデム画像形成装置を構成する画像形成手段18と平行に、シートの両面に画像を記録すべくシートを反転するシート反転装置28を備えている。
このカラー複写機を用いてコピーをとるときは、原稿自動搬送装置400の原稿台30上に原稿をセットするか、原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じてそれで押さえる。そして、不図示のスタートスイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス32上へと移動して後、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ300を駆動し、第1走行体33および第2走行体34を走行する。そして、第1走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光をさらに反射して第2走行体34に向け、第2走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して読取りセンサ36に入れ、原稿内容を読み取る。また、不図示のスタートスイッチを押すと、不図示の駆動モータで支持ローラ14を回転駆動して中間転写ベルト10を回転搬送する。同時に、タンデム画像形成部の個々の画像形成手段18が備えている像担持体となる感光体40をそれぞれ回転して各感光体40上にそれぞれ、イエロ・シアン・マゼンタ・ブラックの単色画像を形成する。そして、中間転写ベルト10の搬送とともに、それらの単色画像を順次転写して中間転写ベルト10上に合成カラートナー画像を形成する。
一方、不図示のスタートスイッチを押すと、給紙テーブル200の給紙ローラ42の1つが選択されて回転し、ペーパーバンク43に多段に備える給紙カセット44の1つから転写紙Pを繰り出し、分離ローラ45で1枚ずつ分離して給紙路46に入れ、搬送ローラ47で搬送して複写機本体100内の給紙路48に導き、レジストローラ49に突き当てて止める。または、給紙ローラ50を回転して手差しトレイ51上のシートを繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。そして、中間転写体10上の合成カラートナー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転し、中間転写ベルト10と2次転写ローラ22との間に形成される2次転車部N1に転写紙Pを送り込み、2次転写部N1で転写して転写紙P上にカラー画像を記録する。
画像転写後の転写紙Pは、無端ベルト24で搬送して定着装置25へと送り込み、定着装置25で熱と圧力とを加えて転写画像を定着して後、切換爪55で切り換えて排出ローラ56で排出し、排紙トレイ57上にスタックする。または、切換爪55を切り換えてシート反転装置28に入れ、そこで反転して再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録して後、排出ローラ56で排紙トレイ57上に排出する。
一方、画像転写後の中間転写ベルト10は、クリーニング装置20で、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去し、タンデム画像形成部による再度の画像形成に備える。図示省略するが、少なくとも感光体40を設け、画像形成手段18を構成する部分の全部または一部でプロセスカートリッジを形成し、複写機本体100に対して一括して着脱自在としてメンテナンス性を向上するようにしてもよい。
各画像形成手段18を構成する部分のうち、帯電装置60は、図示例ではローラ状部材で構成され、感光体40に接触して電圧を印加することによりその感光体40の帯電を行う。現像装置61は、一成分現像剤を使用してもよいが、図示例では、磁性キャリアと非磁性トナーとよりなる二成分現像剤を使用する。ちなみに、図示例では、感光体40の線速を200mm/s、現像スリーブ65の線速を240mm/sとしている。感光体40の直径を50mm、現像スリーブ65の直径を18mmとして、現像行程が行われる。現像スリーブ65上のトナー帯電量は、−10〜−30μC/gの範囲である。感光体40と現像スリーブ65の間隙である現像ギャップGPは、従来の0.8mmから0.4mmの範囲で設定でき、値を小さくすることで現像効率の向上を図ることが可能である。
感光体40の厚みを30μmとし、光学系のビームスポット径を50×60μm、光量を0.47mWとしている。また、感光体40の帯電(露光前)電位V0を−700V、露光後電位VLを−120Vとして現像バイアス電圧を−470V、すなわち現像ポテンシャル350Vとして現像工程が行われるものである。
次に、1次転写手段62は、ローラ状であり、中間転写ベルト10を挟んで感光体40に押し当てて設けられている。感光体クリーニング装置63は、先端を感光体40に押し当てて、例えばポリウレタンゴム製のクリーニングブレード75を備えるとともに、外周を感光体40に接触して導電性のファーブラシ76を備える。感光体クリーニング装置63で回収したトナーは、図示されていない回収トナー処理経路へと運ばれる。除電装置64は、例えばランプであり、光を照射して感光体40の表面電位を初期化する。そして、感光体40の回転とともに、まず帯電装置60で感光体40の表面を一様に帯電し、次いでスキャナ300の読取り内容に応じて上述した露光装置21からレーザやLED等による書込み光Lを照射して感光体40上に静電潜像を形成する。その後、現像装置61によりトナーを付着してその静電潜像を可視像化し、その可視像を1次転写装置62で中間転写ベルト10上に転写する。画像転写後の感光体40の表面は、感光体クリーニング装置63で残留トナーを除去して清掃し、除電装置64で除電して再度の画像形成に備える。
次に、本発明の特徴的構成となる2次転写部N1とクリーニング装置2020の構成について順次詳細説明する。
(第1の実施形態)
図2、3は第1の実施形態の構成と作用を示すものであり請求項1、4、8の形態の1つである。中間転写ベルト10は、2次転写対向ローラ18、クリーニング装置20の近傍に配設されたバックアップローラ17、テンションローラ16を介して配回されている。テンションローラ16は、その軸が回転自在に支持された軸受け101が加圧スプリング111により加圧されていて、中間転写転ベルト10を内側に向かって加圧している。
2次転写対向ローラ18は、中間転写ベルト10の内側で、同ベルト10を介して2次転写ローラ22と対向配置されている。2次転写対向ローラ18は、軸受け110にその軸部を回転自在に支持されていて、2次転写ローラ22に対して接離する方向に移動可能とされている。軸受け110は、図示しない装置のフレーム面に形成された長穴112内に加圧スプリング111とともに配置されていて、加圧スプリング111の作用により、2次転写対向ローラ22を、中間転写ベルト10を介して2次転写ローラ22へ圧接する向きに付勢している。
クリーニング装置20は、クリーニング構成部材として、板状部材のクリーニングブレード103、入口シール104を備え、それぞれの先端103a、104aは中間転写ベルト10の表面10aに当接されている。クリーニングブレード103および入口シール104でかきとった中間転写ベルト10上の残留トナーは、クリーニング装置20の搬送スクリュー105により、図示されない複写機本体100の廃トナー搬送経路へと搬送される。クリーニング装置20の近傍に配置したバックアップローラ17は、クリーニングブレード103と入口シール104の中間転写ベルト10への当接状態を一定に保つために、中間転写ベルト10の内側から同ベルトに圧接している。
図2は、2次転写部N1の接触状態を示し、図3は、2次転写部N1の離間状態をそれぞれ示している。中間転写ベルト10の内側には、2次転写対向ローラ18を2次転写部材22から遠ざける方向に移動することで中間転写ベルト10と2次転写部材22を接離可能とする2次転写接離手段125が配置されている。2次転写接離手段125は、軸123を中心に図示しない側板に揺動自在に支持された接離レバー120と、接離レバー120の一端120aに対して接離する偏心カム121を備えている。接離レバー120の他端120Bは、軸受け110に下方から当接している。2次転写対向ローラ18は、偏心カム121の回転により接離レバー120の一端120aが押し下げられレバーが上下に揺動することで、接離レバー120の他端120Bにより軸受け110が上下に可動されることで、2次転写部材22に対して接離動作する。つまり、図2に示す状態から図3に示す状態となる。
このように、本形態では2次転写部N1の接離に際し、中間転写ベルト10の内側、すなわち、ベルト配回しの内部に設けた2次転写対向ローラ18を、同じく配回しの内部に設けた2次転写接離手段125で接離動作するので、2次転写部材22を接離動作する場合に比べて複写機本体100の省スペース化を図ることができる。
一般に、図2,図3の2次転写部N1の接触状態および離間状態において、中間転写ベルト10の2次転写対向ローラ18からクリーニング装置20のバックアップローラ17の位置関係が変化し、バックアップローラ17に対する中間転写ベルト10の巻き付け量が変化する。
しかしながら、クリーニングブレード103と入口シール104の中間転写ベルト10との接触位置においては、バックアップローラ17に対する中間転写ベルト10の巻き付けが保持される。その結果、クリーニングブレード103と入口シール104の中間転写ベルト10との接触状態は2次転写対向ローラ18が可動変位しても変化しないため、2次転写部N1の接離状態によらず、クリーニング機能を常に良好に維持することができる。
(第2の実施形態)
図4、5は第2の実施形態の構成と作用を示すものであり請求項1、4、6、8の形態の1つである。図2,3における実施の形態との違いは、クリーニング装置20において、クリーニング構成部材として、中間転写ベルト10の表面10aに接触し、当該表面上のトナー、紙粉を回収または掻き乱すことによりクリーニング機能を補助するブラシローラ部材106が追加されて配置されている点にある。このため、入口シール104は、クリーニングブレード103と中間転写ベルト10との当接位置から離れた位置で中間転写ベルト10に当接されている。
本形態のような中間転写ベルト10の配回しレイアウトにおいて、クリーニングブレード103、ブラシローラ部材106、入口シール104の中間転写ベルト10への当接に対して、1つのバックアップローラ17で対応するには、バックアップローラ17の外径を大幅に大きくする必要があるが、本形態では、入口シール104と対向するように中間転写ベルト10の内側に、入口シール104に対するバックアップローラ107を配置している。
図5における破線は、バックアップローラ107がない場合の中間転写ベルト10の配回し状態を示しており、この時、入口シール104と中間転写ベルト10は、非接触状態となり、入口シール部104からのトナー飛散、トナー落ちが発生する。
しかしながら、バックアップローラ107を追加することで、入口シール104の中間転写ベルト10との接触位置においては、バックアップローラ107に対する中間転写ベルト10の巻き付けが保持される。その結果、入口シール104の中間転写ベルト10との接触状態は2次転写対向ローラ18が可動変位しても変化しないため、2次転写部N1の接離状態によらず、クリーニング機能を常に良好に維持することができる。
(第3の実施形態)
図6、7は第3の実施形態の構成と作用を示すものであり請求項2、4、6、8の形態の1つである。
この形態では、中間転写ベルト10は、2次転写対向ローラ18、クリーニング装置20のバックアップローラ17、テンションローラ16を介して配回されている。2次転写対向ローラ18は、加圧スプリング111、軸受け110、中間転写ベルト10を介して、2次転写ローラ22と当接されている。クリーニング装置20は、クリーニング構成部材として、クリーニングブレード103、ブラシローラ部材106、入口シール104を有し、これらが中間転写ベルト10の表面に当接されていて、かきとった中間転写ベルト10上のトナーを搬送スクリュー105により、図示されない複写機本体100の廃トナー搬送経路へと搬送している。
クリーニング装置20のバックアップローラ17は、クリーニングブレード103とブラシローラ部材106への当接状態を一定に保つために設けられている。また、入口シール104の中間転写ベルト10への当接状態を一定に保つために、バックアップローラ108が2次転写対向ローラ18と入口シール104の間に配置されている。すなわち、入口シール104と中間転写ベルトとの当接部における入口シール104と中間転写ベルト10の位置関係が保持されるように、2次転写部22とクリーニング装置20の間にバックアップローラ108が配置されている。無論このバックアップローラ108も中間転写ベルト10の内側に回転自在に配置されている。
図6は、2次転写部N1の接触状態を示し、図7は2次転写部N1の離間状態をそれぞれ示している。2次転写部N1の接離動作(可動)は、第1の実施形態同様、2次転写接離手段125で接離動作される。
ここで、図6、図7の2次転写部N1の接触状態、離間状態において、中間転写ベルト10の2次転写対向ローラ18からバックアップローラ108の位置関係が変化し、バックアップローラ108に対する中間転写ベルト10の巻き付け量が変化する。しかしながら、入口シール104の中間転写ベルト10との接触位置においては、バックアップローラ108の配置により、バックアップローラ108からバックアップローラ17の中間転写ベルト10の配回し状態は変化しない。その結果、クリーニングブレード103とブラシローラ108、入口シール104の中間転写ベルト10との接触状態は変化しないため、2次転写部N1の接離状態にかかわらず、クリーニングブレード103とブラシローラ108と入口シール104と中間転写ベルト10との接触状態が安定し、クリーニング機能を常に良好に維持することができる。
(第4の実施形態)
図8、9は、第4の実施形態の構成と作用を示すものであり請求項3、4、6、8の形態の1つである。
本形態において、中間転写ベルト10は、2次転写対向ローラ18、クリーニング装置20のバックアップローラ17、テンションローラ16を介して配回されている。2次転写対向ローラ18は、加圧スプリング111、軸受け110、中間転写ベルト10を介して、2次転写ローラ22と当接されている。クリーニング装置20はクリーニング構成部材として、クリーニングブレード103、ブラシローラ部材106、入口シール104が中間転写ベルト10の表面10aに当接されていて、ここでかきとった中間転写ベルト10上のトナーを搬送スクリュー105により図示されない複写機本体100の廃トナー搬送経路へと搬送している。
クリーニング装置20のバックアップローラ17は、クリーニングブレード103とブラシローラ部材106への当接状態を一定に保つために、中間転写ベルト10の内側に配置されている。入口シール104と中間転写ベルト10の当接状態は、2次転写対向ローラ18とバックアップローラ17により決定される中間転写ベルト10の配回し位置に対して、決定される。
図8は2次転写部N1の接触状態を示し、図9は2次転写部N1の離間状態をそれぞれ示している。2次転写部N1の接離動作(可動)は、第1の実施形態同様、2次転写接離手段125で接離動作される。
ただし、この形態の2次転写接離手段125は、クリーニング構成部材と中間転写ベルト10の当触部におけるクリーニング構成部材と中間転写ベルト10の位置関係が保持される方向に、2次転写対向ローラ18を可動するように構成されている。すなわち、接離レバー120がカム121により可動することにより、軸受け110が2次転写対向ローラ18とバックアップローラ17の中心を結ぶ方向に対して可動するように、長穴112の向きを配置し、当該長穴112内に加圧スプリング111と軸受け110を挿入している。
このため、接離レバー120が軸122を中心に揺動すると、軸受け110と同様な方向に2次転写対向ローラ18が可動することになる。この結果、入口シール104と中間転写ベルト10の接触状態は概略変化しないので、2次転写部N1の接離、つまりは2次転写対向ローラ18の可動が可能となる。また、本形態では、請求項2に対応する形態と同様なクリーニング装置20の構成に対して、バックアップローラ107,108が不要となるので、これらの実施形態の構成に比べてコスト低減を図ることができる。
(第5の実施形態)
図10は、第5の実施形態の構成を示すものであり請求項2、5の形態の1つである。図10において、クリーニング装置20は、クリーニング構成部材となるローラ状部材130とクリーニングブレード131を備えている。ローラ状部材130金属製で、中間転写ベルト10の表面10aに当接しており、高圧電源150により2次転写部N1への進入段階での極性と逆極性の電圧が印加されることで、ベルト表面上のトナーを回収するものである。中間転写ベルト10上の2次転写残トナー、中間転写ベルト10上に作成される画像濃度制御パターンのトナー、位置合わせパターンのトナーは、静電気的にローラ部材130によって回収され、このローラ状部材130の表面に当接するクリーニングブレード131により、ローラ状部材130より引き剥がされて落下する。その後、搬送スクリュー105により、図示されない本体の廃トナー搬送経路へと搬送される。ローラ状部材130で安定した中間転写ベルト10上のトナー除去を行うためには、ローラ状部材130と中間転写ベルト10の接触状態を常に安定して保つ必要があるが、本形態では両者の接触関係が良好に保持されるので、安定した中間転写ベルト10上かせのトナー除去を行える。
(第6の実施形態)
図11は、第6の実施形態の構成を示すものであり請求項2、7の形態の1つである。図11において、符号132は、中間転写ベルト10の表面10aに潤滑材133を塗布することにより、クリーニング機能を補助するブラシローラ部材である。ブラシローラ部材132は、その表面の一部が中間転写ベルト10に表面に当接しているとともに、加圧バネ134により、潤滑材133(ここではステアリン酸亜鉛のブロック状の固めたもの)が当接されることで潤滑材133が供給されるように構成されている。このため、ブラシローラ部材132は、中間転写ベルト10上に潤滑材133を塗布し、クリーニングブレード103でのトナー除去機能を補助している。ブラシローラ部材132で安定した中間転写ベルト10上の潤滑材塗布を行うためには、ブラシローラ部材132と中間転写ベルト10の接触状態を常に安定して保つ必要があるが、本形態では両者の接触関係が良好に保持されるので、安定した中間転写ベルト10上への潤滑材塗布を行うことができる。
上記形態において、クリーニング構成部材がクリーニングブレード103の場合、このクリーニングへブレード103は、中間転写ベルト10への当接圧/当接角を適正に保つことにより、その性能が発揮されるため、2次転写部N1の接離に対して、クリーニングブレード103と中間転写ベルト10の接触状態を一定に保つことで、請求項1〜3にかかる構成との組合せにより、2次転写部N1の接離状態によらず、クリーニング装置20のクリーニング機能を常に良好に維持することが可能となる。
上記形態において、クリーニング構成部材が中間転写ベルト10上のトナーを回収するクリーニングローラ(ローラ状部材130)である場合、ローラ状部材130と中間転写ベルト10の接触圧、接触幅を適正に保つことにより、その性能が発揮されるため、2次転写部N1の接離に対して、ローラ状部材130と中間転写ベルト10の接触状態を一定に保つことが可能となる請求項1〜3にかかる構成との組合せにより、2次転写部N1の接離状態によらず、クリーニング装置20のクリーニング機能を常に良好に維持することが可能となる。
上記形態において、クリーニング構成部材が、中間転写ベルト上のトナー、紙粉を回収または、掻き乱すことによりクリーニング機能を補助するブラシローラ部材106である場合、ブラシローラ部材106は、ブラシ先端の中間転写ベルト10への食込み量を適正に保つことにより、その性能が発揮されるため、2次転写部N1の接離に対して、ブラシローラ部材106と中間転写ベルト10の接触状態を一定に保つことが可能となる請求項1〜3にかかる構成との組合せにより、2次転写部N1の接離状態によらず、クリーニング装置20のクリーニング機能を常に良好に維持することが可能となる。
上記形態において、クリーニング構成部材が、中間転写ベルト上に潤滑材を塗布することにより、クリーニング機能を補助するブラシローラ部材132である場合、ブラシローラ部材132は、ブラシ先端の中間転写ベルト10への食込み量を適正に保つことにより、その性能が発揮されるため、2次転写部N1の接離に対して、ブラシローラ部材132と中間転写ベルト10の接触状態を一定に保つことが可能となる請求項1〜3にかかる構成との組合せにより、2次転写部N1の接離状態によらず、クリーニング装置20のクリーニング機能を常に良好に維持することが可能となる。
上記形態において、クリーニング構成部材が入口シール104である場合、入口シール104は、中間転写ベルト10への当接圧/当接角を適正に保つことにより、その性能が発揮されるため、2次転写部N1の接離に対して、入口シール104と中間転写ベルト10の接触状態を一定に保つことが可能となる請求項1〜3にかかる構成との組合せにより、2次転写部N1の接離状態によらず、クリーニング装置20のクリーニング機能(クリーニング部のトナーシール性)を常に良好に維持することが可能となる。
本発明にかかる2次転写部の接離手段を備えた画像形成装置の一形態を概略構成図である。 本発明の第1の実施形態における2次転写部近傍の構成と2次転写部が接触状態を示す拡大図である。 本発明の第1の実施形態における2次転写部の離間状態を示す拡大図である。 本発明の第2の実施形態における2次転写部近傍の構成と2次転写部が接触状態を示す拡大図である。 本発明の第2の実施形態における2次転写部の離間状態を示す拡大図である。 本発明の第3の実施形態における2次転写部近傍の構成と2次転写部が接触状態を示す拡大図である。 本発明の第3の実施形態における2次転写部の離間状態を示す拡大図である。 本発明の第4の実施形態における2次転写部近傍の構成と2次転写部が接触状態を示す拡大図である。 本発明の第4の実施形態における2次転写部の離間状態を示す拡大図である。 本発明の第5の実施形態における2次転写部近傍の構成と2次転写部が接触状態を示す拡大図である。 本発明の第6の実施形態における2次転写部近傍の構成と2次転写部が接触状態を示す拡大図である。
符号の説明
10 中間転写ベルト
10a ベルト表面
14,15,16 複数のローラ部材
17 バックアップローラ
18 2次転写対向部材
20 ベルトクリーニング手段
22 2次転写部材
40 像担持体
103 クリーニング構成部材(板状部材)
103a 先端
104 シール部材
104a 先端
106 クリーニング構成部材(ブラシローラ部材)
107 バックアップローラ
108 バックアップローラ
125 2次転写接離手段
130 クリーニング構成部材(ローラ状部材)
132 ブラシローラ部材
133 潤滑材
N1 2次転写部
P 転写材

Claims (8)

  1. 複数のローラ部材に巻き掛けられていて像担持体の表面に形成されたトナー像が転写される中間転写ベルトと、
    互いに対向配置されていて前記中間転写ベルトの内面と表面にそれぞれ接触する2次転写対向部材と2次転写部材を備え、前記中間転写ベルトから転写材にトナー像を2次転写する2次転写部とを有する画像形成装置において、
    前記中間転写ベルトの内側に配置され、前記2次転写対向部材を前記2次転写部材から遠ざける方向に移動することで前記中間転写ベルトと前記2次転写部材を接離可能とする2次転写接離手段と、
    前記2次転写部よりも前記中間転写ベルトの回転方向下流側に配置されていて、前記中間転写ベルトの表面に当接するクリーニング構成部材を備えたベルトクリーニング手段と、
    前記中間転写ベルトの内側に配置されていて、前記2次転写接離手段により2次転写対向部材の位置が変位しても前記クリーニング構成部材と前記中間転写ベルトの当接状態を保持するように、前記中間転写ベルトを支持するバックアップローラとを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数のローラ部材に巻き掛けられていて像担持体の表面に形成されたトナー像が転写される中間転写ベルトと、
    互いに対向配置されていて前記中間転写ベルトの内面と表面にそれぞれ接触する2次転写対向部材と2次転写部材を備え、前記中間転写ベルトから転写材にトナー像を2次転写する2次転写部とを有する画像形成装置において、
    前記中間転写ベルトの内側に配置され、前記2次転写対向部材を前記2次転写部材から遠ざける方向に移動することで前記中間転写ベルトと前記2次転写部材を接離可能とする2次転写接離手段と、
    前記2次転写部よりも前記中間転写ベルトの回転方向下流側に配置されていて、前記中間転写ベルトの表面に当接するクリーニング構成部材を備えたベルトクリーニング手段と、
    前記クリーニング構成部材と前記中間転写ベルトとの当接部における前記クリーニング構成部材と前記中間転写ベルトの位置関係が保持されるように前記2次転写部と前記クリーニング部の間に配置されたバックアップローラとを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 複数のローラ部材に巻き掛けられていて像担持体の表面に形成されたトナー像が転写される中間転写ベルトと、
    互いに対向配置されていて前記中間転写ベルトの内面と表面にそれぞれ接触する2次転写対向部材と2次転写部材を備え、前記中間転写ベルトから転写材にトナー像を2次転写する2次転写部とを有する画像形成装置において、
    前記中間転写ベルトの内側に配置され、前記2次転写対向部材を前記2次転写部材から遠ざける方向に移動することで前記中間転写ベルトと前記2次転写部材を接離可能とする2次転写接離手段と、
    前記2次転写部よりも前記中間転写ベルトの回転方向下流側に配置されていて、前記中間転写ベルトの表面に当接するクリーニング構成部材を備えたベルトクリーニング手段とを備え、
    前記2次転写接離手段が、前記クリーニング構成部材と前記中間転写ベルトの当触部における前記クリーニング構成部材と前記中間転写ベルトの位置関係が保持される方向に、前記2次転写対向ローラを可動するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記クリーニング構成部材は、その先端が前記中間転写ベルトの表面に当接する板状部材であることを特徴とする請求項1,2又は3記載の画像形成装置。
  5. 前記クリーニング構成部材は、前記中間転写ベルトの表面に当接して、当該表面上のトナーを回収するローラ状部材であることを特徴とする請求項1,2又は3記載の画像形成装置。
  6. 前記クリーニング構成部材は、前記中間転写ベルトの表面に接触し、当該表面上のトナー、紙粉を回収または掻き乱すことによりクリーニング機能を補助するブラシローラ部材であることを特徴とする請求項1,2又は3記載の画像形成装置。
  7. 前記クリーニング構成部材は、前記中間転写ベルトの表面に潤滑材を塗布することにより、クリーニング機能を補助するブラシローラ部材であることを特徴とする請求項1,2又は3記載の画像形成装置。
  8. 前記クリーニング構成部材は、その先端が前記中間転写ベルトの表面に当接するとともに、前記クリーニング部からのトナー飛散を防止するシール部材であることを特徴とする請求項1,2又は3記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012058670A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Seiko Epson Corp 画像形成装置および画像形成方法
JP2012163684A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2013101208A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Ricoh Co Ltd 転写装置及び画像形成装置

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