JP4892216B2 - 画鋲 - Google Patents

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本発明は、画鋲(押しピン)に関する。
掲示板に書類を貼り付けるとき、画鋲が用いられる。図6(a)には、従来の画鋲2が示されている。この画鋲2は、フランジ4と針部6とからなる。フランジ4と針部6とは、通常は金属材料からなる。フランジ4と針部6とは、一体とされている。
図6(b)にも、従来の画鋲8が示されている。この画鋲8は、玉部10と針部12とからなる。玉部10は合成樹脂からなり、針部12は金属材料からなる。針部12の一端は、玉部10に差し込まれている。針部12は、玉部10に固定されている。
図6(a)に示された画鋲2が机等の平面の上に置かれると、フランジ4の上面が平面に接する姿勢となりやすい。この場合、針部6は上向きに起立する。この状態で誤ってヒトが平面に手を置くと、針部6が手に刺さってしまう。幼児のいる幼稚園や老人の多い施設での使用には、この画鋲2は適していない。
図6(b)の画鋲8が平面に置かれても、針部12が上向きに起立した姿勢にはなりにくい。しかし、ヒトが平面に手を置くと、この手から加えられた力によって玉部10が回転し、針部12が上向きになるおそれがある。針部12が上を向くと、針部12が手に刺さってしまう。
本発明の目的は、誤って手に刺さることが生じにくい画鋲の提供にある。
本発明に係る画鋲は、板状の押圧部と、この押圧部の下端面から下方に延びる針部とを備える。好ましくは、下端面は水平方向に延びる。好ましくは、押圧部は、弾性フィルムで被覆される。
この画鋲では、押圧部が板状であり、かつこの押圧部の下端面から下方に針部が延びるので、平面に置かれた場合でも針部が起立しにくい。この画鋲は、安全である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1(a)は本発明の一実施形態に係る画鋲14が示された正面図であり、図1(b)は図1(a)のB−B線に沿った断面図である。この画鋲14は、押圧部16、針部18及びフィルム20を備えている。
図2は、図1の画鋲14の押圧部16及び針部18が示された斜視図である。この押圧部16は、表側面22、裏側面24、下端面26及び上側面28を備えている。図1(a)に示されるように、表側面22及び裏側面24の形状は、半円状である。表側面22及び裏側面24が半円以外の形状であってもよい。
図1(a)において両矢印Wで示されているのは、押圧部16の幅である。図1(b)において両矢印Tで示されているのは、押圧部16の厚みである。この例では、押圧部16の厚みTは、針部18の厚みと同一である。厚みTは、幅Wに対して十分小さい。換言すれば、押圧部16は板状である。図1(a)から明らかなように、押圧部16の下端面26は、左右方向(水平方向)に延びている。押圧部16は、硬質材料からなる。好ましくは、押圧部16は金属材料からなる。典型的な金属材料は、鋼である。
針部18は、押圧部16の下端面26から下方に延びている。針部18の軸方向は、押圧部16の厚み方向に対して垂直である。針部18の断面形状は、矩形である。断面形状が円である針部18が設けられてもよい。針部18の下端は、先細り形状である。針部18は、硬質材料からなる。好ましくは、針部18は金属材料からなる。典型的な金属材料は、鋼である。針部18は、押圧部16と一体的に形成されている。針部18が押圧部16とは別に形成され、押圧部16に接合されてもよい。
フィルム20は、押圧部16を覆っている。このフィルム20は、弾性材料からなる。具体的には、フィルム20は、合成樹脂又はゴムからなる。典型的な合成樹脂は、ポリエチレンである。フィルム20の厚みは、0.05mmから2.0mm程度である。フィルム20が省略されてもよい。
この画鋲14が平面に置かれると、押圧部16が板状なので、表側面22又は裏側面24が平面と接する。この状態では、針部18も平面に沿う。この画鋲14では、針部18が起立した姿勢が生じにくい。ヒトが平面に手を置いても、針部18は起立しにくい。この画鋲14では、ヒトが誤って針部18を手に刺すことがない。また、この画鋲14が床にあるときでも、ヒトが誤って針部18を足に刺すことがない。この画鋲14は、安全である。
針部18が起立しにくいとの観点から、幅Wに対する厚みTの比率は30%以下が好ましく、15%以下がより好ましい。押圧部16の強度の観点から、比率は2%以上が好ましい。厚みTは、通常は0.1mm以上5.0mm以下である。
図3は、図1の画鋲14の使用状態が示された拡大断面図である。この図3には、ボード30及び書類32(掲示物)も示されている。図3から明らかなように、針部18は書類32を貫通し、ボード30に至っている。この画鋲14が用いられて書類32がボード30に掲示されるには、まずボード30の表面に書類32が位置される。次に、ヒトがフィルム20を介して押圧部16を摘みつつ、針部18を書類32及びボード30に突き刺す。ヒトは、下端面26を覆うフィルム20が書類32に当接するまで、画鋲14を押し込む。これにより、書類32がボード30に固定される。この画鋲14は弾性のフィルム20を備えているので、ボード30に押し込まれるときでも、ヒトは指の痛みを感じにくい。弾性フィルム20の摩擦係数は金属材料のそれよりも大きいので、針部18をボード30に押し込むとき、ヒトはさほど大きな力を要しない。ヒトが画鋲14を抜くときも、フィルム20を介して押圧部16を摘むことができるので、ヒトはさほど大きな力を要しない。
画鋲14がボード30に強く押し込まれると、図3に示されるようにフィルム20が弾性変形し、厚み方向に張り出す。この変形の復元力により、書類32は押され続ける。この画鋲14では、書類32がボード30からはずれにくい。しかも、フィルム20は押圧部16よりも柔軟なので、書類32が破れにくい。
この画鋲14では、下端面26が水平に延びているので、比較的広い面積をもって画鋲14と書類32とが接触する。従って、書類32が破れにくい。
この画鋲14の製造では、まず金属板が打ち抜かれて、押圧部16及び針部18が一体的に形成される。次に、押圧部16に溶融合成樹脂が塗工され、凝固される。これにより、押圧部16を覆うフィルム20が得られる。この方法では、極めて容易に画鋲14が製造されうる。
図4は、本発明の他の実施形態に係る画鋲34が示された斜視図である。また、図5(a)は図4の画鋲34が示された正面図であり、図5(b)はその右側面図である。この画鋲34は、押圧部36と、2本の針部38とを備えている。押圧部36の形状及び材質は、図1に示された画鋲14の押圧部16と同等である。画鋲34が、押圧部36を覆う弾性フィルムを備えてもよい。
針部38は、押圧部36の下端面40から下方に延びている。一方の針部38は押圧部36の左端に位置しており、他方の針部38は押圧部36の右端に位置している。針部38の軸方向は、押圧部36の厚み方向に対して垂直である。針部38の断面形状は、矩形である。針部38の下端は、先細り形状である。針部38の形状及び材質は、図1に示された画鋲14の針部18と同等である。この針部38は、押圧部36と一体的に形成されうる。
この画鋲34が平面に置かれると、押圧部36が板状なので、表側面42又は裏側面44が平面と接する。この状態では、針部38も平面に沿う。この画鋲34では、針部38が起立した姿勢が生じにくい。ヒトが平面に手を置いても、針部38は起立しにくい。この画鋲34では、ヒトが誤って針部38を手や足に刺すことがない。この画鋲34は、安全である。この画鋲34も、図1に示された画鋲14と同様、針部38がボード30に差し込まれて使用される。
本発明に係る画鋲は、幼稚園、学校、老人用施設、身体障害者用施設、家庭等において好適に用いられうる。
図1(a)は本発明の一実施形態に係る画鋲が示された正面図であり、図1(b)は図1(a)のB−B線に沿った断面図である。 図2は、図1の画鋲の押圧部及び針部が示された斜視図である。 図3は、図1の画鋲の使用状態が示された拡大断面図である。 図4は、本発明の他の実施形態に係る画鋲が示された斜視図である。 図5(a)は図4の画鋲が示された正面図であり、図5(b)はその右側面図である。 図6(a)は従来の画鋲が示された斜視図であり、図6(b)は従来の他の画鋲が示された斜視図である。
符号の説明
14、34・・・画鋲
16、36・・・押圧部
18、38・・・針部
20・・・フィルム
22・・・表側面
24・・・裏側面
26、40・・・下端面
28・・・上側面

Claims (1)

  1. ボードの表面に書類が位置される工程と、
    板状であり鋼からなる押圧部と、鋼からなる針部と、弾性材料からなるフィルムとを備えており、この押圧部が表側面、裏側面、下端面及び上側面を備えており、表側面及び裏側面の形状が半円状であり、この下端面が水平方向に延びており、この押圧部の厚みは針部の厚みと同一であり、この押圧部の厚みがこの押圧部の幅に対して十分小さく、この押圧部の幅に対する厚みの比率が2%以上30%以下であり、この押圧部の厚みが0.1mm以上5.0mm以下であり、この針部がこの押圧部の下端面から下方に延びており、この針部の断面形状が矩形であり、この針部の下端が先細り形状であり、この針部の軸方向がこの押圧部の厚み方向に対して垂直であり、この針部が押圧部と一体的に形成されており、このフィルムがポリエチレンからなり、このフィルムの厚みが0.05mmから2.0mmであり、この押圧部が弾性フィルムで被覆されている画鋲の針部が、上記書類及び上記ボードに突き刺される工程と、
    このフィルムが上記書類に当接するまで、この画鋲が押し込まれる工程と、
    このフィルムが弾性変形し、厚み方向に張り出す工程とを含んでおり、
    この画鋲が平面に置かれると、この表側面又は裏側面がこの平面と接し、この針部がこの平面に沿う、書類の固定方法。
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