JP3106847U - 静電気除去具 - Google Patents
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Abstract
【課題】
身体に溜まった静電気を逃がす手軽で安価な静電気除去具を提供する。
【解決手段】
身体に帯電した静電気を除去する静電気除去具であり、この静電気除去具が、裏面の両側に磁性体に吸着する磁石が貼着された導電ゴムからなる可撓性シートであり、手で表面を押すと可撓性シートの磁石間が変形して磁性体に接触する弾性を有するものであることを特徴とする静電気除去具。
【選択図】
図1
身体に溜まった静電気を逃がす手軽で安価な静電気除去具を提供する。
【解決手段】
身体に帯電した静電気を除去する静電気除去具であり、この静電気除去具が、裏面の両側に磁性体に吸着する磁石が貼着された導電ゴムからなる可撓性シートであり、手で表面を押すと可撓性シートの磁石間が変形して磁性体に接触する弾性を有するものであることを特徴とする静電気除去具。
【選択図】
図1
Description
本考案は、身体に帯電した静電気を逃がす(除去する)静電気除去具に関するものである。
身体に静電気が溜まると、身体の一部が物に触れたり近づいたりすると、この静電気が放電し、パチパチと不快な音がするとともに、指先等にチクリとする衝撃が走る。これらのことは、我々が衣服を脱ぐとき等によく経験することである。この静電気は非常に高圧であることから、電子部品等の作動を狂わせたり、激しい場合には引火性のものを発火させたりする。
このため、電子部品組立工場等では、静電気対策がとられているが、住宅を始めとする一般的な生活環境設備の下では特別な対策はとられていない。この静電気の放電の実体はよくわかっていないが、静電気の放電は電圧の高さに対応し、一般に、3000Vを超えると放電が起こり、1000V以下だと起らないともいわれている。
本考案が解決しようとする課題は、手軽でどこにでも自由にセットでき、しかも、セットの場所を変えることもできる静電気除去具を具現しようとするものである。
以上の課題の下、本考案は、請求項1に記載した、身体に帯電した静電気を除去する静電気除去具であり、この静電気除去具が、裏面の両側に磁性体に吸着する磁石が貼着された導電ゴムからなる可撓性シートであり、手で表面を押すと可撓性シートの磁石間が変形して磁性体に接触する弾性を有するものであることを特徴とする静電気除去具を提供したものである。
以上の手段をとることにより、シートには磁石が貼着されていることから、相手が磁性体であれば、どのような姿勢でも(壁や天井でも)取り付けることができる。また、持ち運びもできるから、取り付ける場所を容易に変更できる。この場合、静電気を帯びている帯電者はこのシートを手で押すことにより、静電気は磁性体を通って逃げて行き、身体から除去される。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本考案に係る静電気除去具(以下、除去具という)の表面図、図2は裏面図、図3は断面図であるが、この除去具は、塩ビを素材とする導電ゴムからなる可撓性シート(以下、シートという)1を主体とする。これらのシート1は、種々のものが市販されているが、裏面の導電層1aと表面の拡散層1bの二層構造で、厚さ1〜3mm程度のものが適する。シート1の大きさは、指先が触れることができる面積が確保されておれば十分であるが、あまり小さいと、目に触れ難いから、横10〜300mm、縦10〜300mm程度のものが適する。
シート1の裏面には磁石2が貼着される。この磁石2は横又は縦方向の両端に設けられ、間に隙間3が確保されるものになっている。これにより、このシート1を磁性体である被吸着体に近づけると、磁石2の磁力によって吸着される。この場合、シート1の吸着の態様は、下向き、上向き、横向きを問わないことになる。
被吸着体に吸着されたシート1の表面の中央を手で押すと、シート1は変形して隙間3の部分が被吸着体に接触する。すると、身体に溜まった静電気はシート1から被吸着体を通って逃げて行き、身体から除去される。したがって、パチパチという不快な放電現象は起らない。この放電は、例えば、指先がチクリと痛む3000Vからまったく感じない1000Vまで0.5秒と瞬時に行なわれるから、押えは瞬間的なタッチでよい。
以上のことを円滑に行なうため、磁石2は、厚みが0.8〜5mm、幅が2〜50mm程度であり、間に形成される隙間3は2〜200mm程度が、シート1を被吸着体に確実に接触させる上で望ましい。また、シート1は、隙間3の部分が変形して磁性体に接触した後に手を離せば、元に戻る程度の弾性を有しているのが望ましい。さらに、シート1の表面には、磁石2間を明示する枠4を設けておけば、この枠4内を手で押すことで、シート1を磁性体に確実に接触させることができる。
このようなことから、このシート1は、人がよく通る場所や長く留まって作業をする場所に貼っておけばよい。具体的には、自動車のドア、玄関のドア、ロッカー、室内の壁や家具、作業場の什器、備品等が考えられる(ただし、相手が磁性体であることが条件となる)。そこで、このシート1を貼ってある場所を通るとき、或いは貼ってある場所に居るとき、シート1にタッチするような習慣にしておくと、極力、身体には静電気は溜まらない。もちろん、このシート1は携帯可能であるから、旅行や出張といった他所に行く場合には、これを持って行って適当な場所に貼っておくことも考えられる。この点で、一種の生活グッズということができる。
一方、吸着体を磁石2に代えて両面接着テープとしてもよい。これによると、被吸着体が非磁性体でも貼着が可能になるから、アルミやステンレスのように被磁性体であるが、導電性を有するものに貼り付けておくことで、静電気を除去できる。また、木製家具のように導電性を有しないものとされるものであっても、静電気のような高電圧、極微小電流のような電気は多少なりとも通すこともあるから、この場合も有効である。
さらに、相手が磁性体の場合でも、両面接着テープが用いられることがある。パソコン等を始めとするOA機器や家電製品に貼り付ける場合は、磁石を用いると誤作動を起こすことがある。したがって、このようなおそれのあるものに対しては、たとえ磁性体であっても、両面接着テープによるものが好ましい。
1 可撓性シート
1a導電層
1b拡散層
2 磁石
3 隙間
4 枠
1a導電層
1b拡散層
2 磁石
3 隙間
4 枠
Claims (2)
- 身体に帯電した静電気を除去する静電気除去具であり、この静電気除去具が、裏面の両側に磁性体に吸着する磁石が貼着された導電ゴムからなる可撓性シートであり、手で表面を押すと可撓性シートの磁石間が変形して磁性体に接触する弾性を有するものであることを特徴とする静電気除去具。
- 磁石に代えて両面接着テープが貼着されている請求項1の静電気除去具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004004466U JP3106847U (ja) | 2004-07-28 | 2004-07-28 | 静電気除去具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004004466U JP3106847U (ja) | 2004-07-28 | 2004-07-28 | 静電気除去具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3106847U true JP3106847U (ja) | 2005-01-27 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004004466U Expired - Fee Related JP3106847U (ja) | 2004-07-28 | 2004-07-28 | 静電気除去具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3106847U (ja) |
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2004
- 2004-07-28 JP JP2004004466U patent/JP3106847U/ja not_active Expired - Fee Related
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