JPH0333330Y2 - - Google Patents

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JPH0333330Y2
JPH0333330Y2 JP5362789U JP5362789U JPH0333330Y2 JP H0333330 Y2 JPH0333330 Y2 JP H0333330Y2 JP 5362789 U JP5362789 U JP 5362789U JP 5362789 U JP5362789 U JP 5362789U JP H0333330 Y2 JPH0333330 Y2 JP H0333330Y2
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tatami
clamp bar
tatami floor
bed
floor
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JP5362789U
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、畳の平刺し機における畳床送り装
置に関するものである。
(従来の技術) 畳床を長さ方向に送りながら上前の平刺し、下
前のくせ取りおよび平刺しを同時に行なうように
した畳の平刺し機のための畳床移送装置として、
畳床の移送路に沿つて長いラツクバーを前後摺動
自在に設け、このラツクバーの下方に多数本のコ
ンベヤローラを配列し、かつこのコンベヤローラ
列全体を昇降自在に形成し、このコンベヤローラ
上に畳床を乗せ、コンベヤローラを上昇させて畳
床をラツクバーの下面に圧接し、このラツクバー
に噛み合うピニオンを間欠的に回転させて畳床を
所定のピツチずつ送るようにしたものが知られて
いる(特公昭60−17550号公報参照)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記公知の移送装置は、コンベ
ヤローラを上昇させてコンベヤローラ上の畳床を
ラツクバーの下面に圧接するので、下前のくせ取
りに際してくせ取り用の畳床カツタから畳床に加
わる力の幅方向成分の作用によつて畳床がラツク
バーに対して横にずれ易く、そのため畳床が真つ
直ぐに進むことができず、くせ取りが不正確にな
つていた。この欠点を除くため、案内レールに沿
つて移動する台車上に畳床をクランプ装置で固定
することが試みられたが、従来は、台車の上方に
前後の支柱を介して上部クランプバーを両持ち状
に設け、この上部クランプバーの下方に昇降自在
に設けた下部クランプバー上に畳床を乗せ、下部
クランプバーを上昇させて畳床を上部クランプバ
ーの下面に圧接し、上下のクランプバー間に畳床
を挾んで固定していたので、上記の台車に畳床を
固定するためには、上下のクランプバーの間に横
から畳床を挿入しなければならず、そのため台車
を前進させ1枚の畳床に対するくせ取りと平刺し
とが完了したのち、台車を最初の位置まで後退さ
せ停止させてからでないと、次の畳床の取付けは
もちろん、そのための位置決めなどの準備作業さ
え全くできず、平刺し機の稼働率が低くなるとい
う不都合があつた。
この考案は、台車が最初の位置に戻るまでの間
に次の畳床の固定のための準備作業として畳床の
位置決めをしておくことができ、台車が戻ると同
時に畳床の固定をして平刺し機の稼働率を向上さ
せるようにしたものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するため、この考案では、畳
床を長さ方向に送るための移送路を挾んで上前用
ミシンおよび下前用ミシンを対向して設け、上記
移送路に沿つて畳床を間欠的に送りながら上前の
平刺し、下前のくせ取りおよび平刺しを同時に行
なうようにした畳の平刺し機において、上記畳床
移送路の中心線に沿つて案内レールを架設し、こ
の案内レール上を移動可能に、かつ畳床全長より
も長く形成された台車に、その前端から後向きに
延びる水平な上部クランプバーを片持状に設け、
上記台車の後端と上部クランプバーの後端とを連
結具によつて着脱自在に連結し、上記台車上に駆
動により昇降する下部クランプバーを上部クラン
プバーと平行に設け、上記台車の後退位置の左右
両側に下降位置の下部クランプバーよりも若干高
く位置する畳床の受け台を形成する。
(作用) 台車が前進位置にあるとき、後方の受け台上に
畳床を置いてその位置決めを行ない、台車を、そ
の後端の連結具を開いた状態で後退させると、上
下のクランプバー間に受け台上の畳床が所定の位
置に自動的に挿入される。次いで、台車の停止後
に台車の後端に上部クランプバーの後端とを連結
具によつて連結し、しかるのち下部クランプバー
を上昇させると、上下のクランプバー間に畳床が
挾持され固定される。
(実施例) 第1図において、1は上前用ミシン、2は下前
用ミシン、Tは畳床であり、上前用ミシン1と下
前用ミシン2との間を左方の供給側から右方の送
出し側へ畳床Tを所定のピツチずつ間欠的に送る
ことにより、上前の平刺し、下前のくせ取りおよ
び平刺しが行なわれるようになつている。上前用
ミシン1と下前用ミシン2との間を通つて案内レ
ール3が敷設され、この案内レール3上に畳床移
送車4が乗せられる。
上記の畳床移送車4は、第2図ないし第4図に
示すように、畳床Tの全長よりも長く作られたチ
ヤンネル形状の台車5を備えており、この台車5
が下面の車輪6(第4図参照)を介してレール3
上に乗り、チエーン(図示されていない)に連結
されて前後に移動する。この台車5の上方に台車
5と平行に設けられる角パイプ製の上部クランプ
バー7は、その前端部において前板8によつて台
車5の前端に連結され、片持ち状に支持されてい
る。なお、前板8は前面にリブ8aを備えてい
る。
台車5の後端に連結具としての左右1対のアー
ム9,9が揺動自在に取り付けられる。このアー
ム9は、先端のフツク9aを有し、アーム9の起
立時のフツク9aが上部クランプバー7の後端か
ら左右に突出するピン7aに引つ掛かつて上部ク
ランプバー7を台車5と平行に保持する。そし
て、左右のアーム9,9は、その中間部が補強板
10(第4図参照)で接続され、下端が台車5の
後部側面に揺動自在に設けられているフツク用エ
アシリンダ11のピストンロツド11a(第2図
参照)に連結され、ピストンロツド11aの突出
時に実線で示すようにフツク9aが上部クランプ
バー7のピン7aに引つ掛かり、引つ込み時に鎖
線で示すように後方に倒れて上部クランプバー7
の後端下方を開放するようになつている。
上記の台車5と上部クランプバー7との間に下
部クランプバー12が昇降自在に設けられる。こ
の下部クランプバー12は、幅が上部クランプバ
ー7の約3倍の広さを有するチヤンネル型の上板
12aとその下面左右に固定された角パイプ製の
縁枠12bとからなり、上板12aの下面に固定
されたブラケツト12cが台車5上のブラケツト
13で支持された3個のL字形レバー14a,1
4b,14cの各水平部先端に連結される。この
3個のL字形レバー14a,14b,14c中、
前端のL字形レバー14aは、その垂直部が他に
比べて長く、その先端に台車5の前部側面に揺動
自在に取付けられている締付け用エアシリンダ1
5のピトンロツド15aが連結される。そして、
各L字形レバー14a,14b,14cの垂直部
が水平方向の長い連結ロツド16で連結され、ピ
ストンロツド15aの突出時に下部クランプバー
12が上昇し、下部クランプバー12上の畳床T
を上部クランプバー7との間で諺持するようにな
つている。
上記下部クランプバー12の左右の縁枠12
b,12bは、第5図に示すように、その下面が
複数個の連結板17で接続されており、、この各
連結板17上に針用エアシリンダ8が固定され、、
そのピストンロツド18aの突出時にピストンロ
ツド18aに上向きに固定した針19が下部クラ
ンプバー12の上板12aに開けられている針孔
12dから上に突出するようになつている。
第1図に示すように、畳床供給側の案内レール
3の左右両側にそれぞれ多数個の供給用コンベヤ
ローラ20が配列されて畳床Tの受け台を形成す
る。ただし、その高さは第4図に示すように、下
降時の下部クランプバー12の上面よりも若干高
く設定される。そして、片側(第1図の上方)の
供給用コンベヤローラ20の列の外側に畳床Tの
位置決め用ストツパー21が設けられる。また、
畳床送出側に案内レール3の片側(第1図の下
方)に送出用コンベヤローラ22が案内レール3
と直角の方向に配列される。
上記の構造において、畳床移送車4が畳床送出
側にあるとき、供給用コンベヤローラ20上に畳
床Tを乗せ、ストツパー21に押し当てて位置決
めし、空の畳床移送車4を後退させると、上部ク
ランプバー7と下部クランプバー12との間に上
記の畳床Tが挿入される。次いで、フツク用エア
シリンダ11を作動させ、そのピストンロツド1
1aを突出させると、アーム9が起立し、そのフ
ツク9aが上部クランプバー7後端のピン7aに
引つ掛かる。そして、締付け用エアシリンダ15
を作動させ、そのピストンロツド15aを突出さ
せると下部クランプバー12が上昇し、上部クラ
ンプバー7との間で畳床Tを挾み、更に針用エア
シリンダ18を作動させ、そのピストンロツド1
8aを突出させると、その先端の針19が下部ク
ランプバー12の上に突出して畳床Tの下面に突
刺さり、畳床Tが固定される。。このように畳床
Tを固定し、畳床移送車4を前進させ、くせ取り
および平刺しを行ない、畳床移送車4が送出側に
達し停止した後、下部クランプバー12を下降さ
せ、畳床Tの下面から針19を抜き、次いで畳床
Tを供給用コンベヤローラ22上に押出し、フツ
ク用エアシリンダ11のピストンロツド11aを
引つ込め、アーム9先端のフツク9aを上部クラ
ンプバー7のピン7aから外し、しかるのち畳床
移送車4を後退させる。
この実施例は、針19を畳床Tの下面に突刺す
ようにしたので、畳床Tの位置ずれが一層確実に
防止され、上下のクランプバー7,12間の圧力
を下げることができる。なお、上記の実施例は、
連結具としてのアーム9をフツク用エアシリンダ
11で揺動させるものであるが、モータ駆動によ
つて揺動させることができ、またアーム9の先端
のフツク9aを形成する代りに幅方向にバーを突
出させ、このバーを上部クランプバー7の後端に
係合させることができる。そして、上記アーム9
の支点を上部クランプバー7の後端に設けること
ができる。また下部クランプバー12を流体シリ
ンダで昇降させる代りにモータ駆動のジヤツキで
昇降させることができる。。また、畳床の受け台
を平らな板で作ることができる。
(考案の効果) この考案は、上部クランプバーを畳床移送車の
台車の前端に片持状に固定し、その後端を着脱自
在の連結具で台車と連結し、かつ供給側に畳床の
支持台を設けたので、畳床移送車が送出側にある
間に上記畳床支持台上に次の畳床を乗せて位置決
めをすることができる。従つて、畳床移送車を後
退させると、直ちに下部クランプバーを上昇させ
て畳床を締付け固定することができ、平刺し機の
稼働率が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の平面図、第2図は
第1図の−線断面図、第3図は第2図の−
線断面図、第4図は第2図の−線断面図、
第5図は下部クランプバーの横断面図である。 T……畳床、1……上前用ミシン、2……下前
用ミシン、3……案内レール、4……畳床移送
車、5……台車、7……上部クランプバー、8…
…前板、9……アーム(連結具)、9a……フツ
ク、11……フツク用エアシリンダ、12……下
部クランプバー、15……締付け用エアシリン
ダ、20……畳床の受け台を構成するコンベヤロ
ーラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 畳床を長さ方向に送るための移送路を挾んで上
    前用ミシンおよび下前用ミシンを対向して設け、
    上記移送路に沿つて畳床を間欠的に送りながら上
    前の平刺し、下前のくせ取りおよび平刺しを同時
    に行なうようにした畳の平刺し機において、上記
    畳床移送路の中心線に沿つて案内レールを架設
    し、この案内レール上を移動可能に、かつ畳床全
    長よりも長く形成された台車に、その前端から後
    向きに延びる水平な上部クランプバーを片持状に
    設け、上記台車の後端と上部クランプバーの後端
    とを連結具によつて着脱自在に連結し、上記台車
    上に駆動により昇降する下部クランプバーを上部
    クランプバーと平行に設け、上記台車の後退位置
    の左右両側に下降位置の下部クランプバーよりも
    若干高く位置する畳床の受け台を形成したことを
    特徴とする畳の平刺し機における畳床送り装置。
JP5362789U 1989-05-09 1989-05-09 Expired JPH0333330Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5362789U JPH0333330Y2 (ja) 1989-05-09 1989-05-09

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JP5362789U JPH0333330Y2 (ja) 1989-05-09 1989-05-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02146575U JPH02146575U (ja) 1990-12-12
JPH0333330Y2 true JPH0333330Y2 (ja) 1991-07-15

Family

ID=31574980

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JP5362789U Expired JPH0333330Y2 (ja) 1989-05-09 1989-05-09

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JP (1) JPH0333330Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007090700A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Kiyoyuki Takenaka 画鋲

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007090700A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Kiyoyuki Takenaka 画鋲

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JPH02146575U (ja) 1990-12-12

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