JP5806824B2 - マーキングセット - Google Patents

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本発明は、マーキングセットに関する。
掲示板に書類を貼り付けるとき、押しピン(画鋲とも称される)が用いられる。図6(a)には、従来の押しピン2が示されている。この押しピン2は、フランジ4と針部6とからなる。フランジ4と針部6とは、通常は金属材料からなる。フランジ4と針部6とは、一体とされている。
この押しピン2が机等の平面の上に置かれると、フランジ4の上面が平面に接する姿勢となりやすい。この場合、針部6は上向きに起立する。この状態で誤ってヒトが平面に手を置くと、針部6が手に刺さってしまう。幼児のいる幼稚園や老人の多い施設での使用には、この押しピン2は適していない。
図6(b)に示されているのも、従来の押しピン8である。この押しピン8は、玉部10と針部12とからなる。玉部10は合成樹脂からなり、針部12は金属材料からなる。針部12の一端は、玉部10に差し込まれている。針部12は、玉部10に固定されている。
この押しピン8が平面に置かれても、針部12が上向きに起立した姿勢にはなりにくい。しかし、ヒトが平面に手を置くと、この手から加えられた力によって玉部10が回転し、針部12が上向きになるおそれがある。針部12が上を向くと、針部12が手に刺さってしまう。
幼児のいる幼稚園や老人の多い施設での使用が考慮され、誤って手に刺さることが生じにくい押しピンに関する検討がなされている。この検討の一例が、特開2007−90700公報に開示されている。
特開2007−90700公報
例えば、動物の生態に関する調査において、動物を確認した場所を、図6(b)の押しピン8を用いて地図上にマーキングすることがある。この場合、多数の押しピン8が用いられる。通常、これら押しピン8は箱形のケースに収容される。図示されているように、この押しピン8には嵩高い玉部10が存在する。このため、それぞれの針部12の向きを揃えて、これら押しピン8をケースに収容するのは難しい。一部の押しピン8においては、その針部12の先端がケースの外側を向いてしまう。このため、ケースから押しピン8を取り出すためにこの押しピン2に手を近づけると、この手に針部12が刺さることがある。図6(a)の押しピン2においても、同様の問題がある。
上記調査において、押しピン8の玉部10に色又は文字を付することがある。このような押しピン8は、例えば、調査の対象としての個体の種類及びこの個体の数の把握に寄与しうる。しかし、この押しピン8では、それぞれの玉部10の向きを揃えて、多数の押しピン8をケースに収容するのは難しい。このため、ケースに収容された押しピン8の玉部10に付されている文字を把握するのは容易ではない。しかも、特定の押しピン8を取り出すために、ケース内を探ると、針部12が手に刺さることがある。図6(a)の押しピン2においても、同様の問題がある。
本発明の目的は、押しピンの取り出しが容易にかつ安全になされうるマーキングセットの提供にある。
本発明に係るマーキングセットは、多数の押しピンと、これら押しピンを収容しうるホルダーとを備えている。各押しピンは、ヘッドと、このヘッドから延在する針とを備えている。このホルダーは、上記押しピンが載置される底を備えている。この底は、湾曲している。
好ましくは、このマーキングセットでは、上記底は下向きに窪んだ形状を呈している。上記ヘッドは、その幅方向外側に位置する縁において、この底に当接しうる。
好ましくは、このマーキングセットでは、上記多数の押しピンのヘッドに文字又は色を付することにより、それぞれの押しピンが識別可能とされている。
本発明に係るマーキングセットによれば、押しピンが容易にかつ安全にホルダーから取り出されうる。
図1は、本発明のマーキングセットが示された斜視図である。 図2(a)は図1に示された押しピンの正面図であり、図2(b)はその左側面図である。 図3は、図1のIII−III線に沿った断面図である。 図4は、図1のマーキングセットの使用状態が示された斜視図である。 図5(a)は図4に示された他の押しピンの正面図であり、図(b)はその左側面図である。 図6(a)は従来の押しピンが示された斜視図であり、図6(b)は従来の他の押しピンが示された斜視図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1に示されたマーキングセット14は、多数の押しピン16と多数のホルダー18とを備えている。このマーキングセット14には、ホルダー18が10個設けられている。図示されていないが、それぞれのホルダー18には、押しピン16が10枚収容されている。ホルダー18の個数及び各ホルダー18に収容される押しピン16の枚数は、マーキングセット14の仕様が考慮され適宜決められる。
図2に示されているのは、押しピン16である。押しピン16は、ヘッド20及び針22を備えている。図2中、両矢印Wはヘッド20の幅を表している。両矢印Tは、このヘッド20の厚みを表している。この例では、ヘッド20の厚みTは針22の厚みと同等である。図示されているように、ヘッド20の厚みTはヘッド20の幅Wよりも十分に小さい。換言すれば、このヘッド20は平板からなる。
この押しピン16では、ヘッド20は略半円状を呈している。このヘッド20が、矩形状を呈していてもよいし、円形状を呈していてもよい。
ヘッド20は、硬質材料からなる。好ましくは、ヘッド20は金属材料からなる。典型的な金属材料は、鋼である。
ヘッド20は、表側面24、裏側面26、上側面28及び下端面30を備えている。表側面24は、平面である。図示されているように、表側面24には、文字としての数字の「1」が付されている。この表側面24に、色が付されてもよい。この表側面24に文字及び色が付されてもよい。この押しピン16では、ヘッド20の裏側面26は平面である。この裏側面26に、文字又は色が付されてもよい。この表側面24及び裏側面26のそれぞれに、文字が付されてもよいし、色が付されてもよいし、文字及び色が付されてもよい。図示されているように、下端面30はヘッド20の幅方向(水平方向)に延在している。
針22は、ヘッド20の下端面30から下向きに延在している。この押しピン16では、針22の延在方向はヘッド20の厚み方向に対して垂直である。この針22の延在方向は、ヘッド20の幅方向に対しても垂直である。この押しピン16は、他の押しピン16に近接する位置を突き通すことができるので、調査のマーカーとして適している。
この押しピン16では、針22の断面形状は矩形である。この針22の断面形状が円とされてもよい。この針22の下端は、先細りな形状を呈している。
針22は、硬質材料からなる。好ましくは、針22は金属材料からなる。典型的な金属材料は、鋼である。この押しピン16では、針22はヘッド20と一体的に形成されている。針22がヘッド20とは別に形成され、ヘッド20に接合されてもよい。
この押しピン16が平面に置かれると、ヘッド20が板状なので、表側面24又は裏側面26が平面と接する。この状態では、針22も平面に沿う。この押しピン16では、針22が起立した姿勢が生じにくい。ヒトが平面に手を置いても、針22は起立しにくい。この押しピン16では、ヒトが誤って針22を手に刺すことがない。また、この押しピン16が床にあるときでも、ヒトが誤って針22を足に刺すことがない。この押しピン16は、安全である。
針22が起立しにくいとの観点から、幅Wに対する厚みTの比率は30%以下が好ましく、15%以下がより好ましい。ヘッド20の強度の観点から、比率は2%以上が好ましい。厚みTは、通常は0.1mm以上5.0mm以下である。
図3には、図1のIII−III線に沿った断面が示されている。この図3には、押しピン16がホルダー18に収容されている状態が示されている。前述したように、一つのホルダー18には、押しピン16が10枚収容されている。
ホルダー18は、下向きに延在する凹み32を備えている。このマーキングセット14では、この凹み32に押しピン16が投入される。図示されているように、この凹み32の底34は下向きに窪んだ形状を呈している。この凹み32の底34は湾曲している。
このマーキングセット14では、ホルダー18の凹み32に最初に投入された第一押しピン16aは、この凹み32の底34に載置される。前述したように、押しピン16のヘッド20は平板からなる。押しピン16の針22は、平板の厚み方向に対して垂直な方向に延在している。この針22は、平板の厚みと同等の厚みを有している。このため、第一押しピン16aに続いてこの凹み32に投入された第二押しピン16bは、この第一押しピン16aに載置される。この第二押しピン16bに続いてこの凹み32に投入された第三押しピン16cは、この第二押しピン16bに載置される。このマーキングセット14では、複数の押しピン16が順に積層されてホルダー18に収容されている。
図示されていないが、このマーキングセット14のホルダー18aの底34には、「10」が付された押しピン16aが載置されている。この押しピン16aの上には、「9」が付された押しピン16bが位置している。この押しピン16bの上には、「8」が付された押しピン16cが位置している。この押しピン16cの上には、「7」が付された押しピン16dが位置している。この押しピン16dの上には、「6」が付された押しピン16eが位置している。この押しピン16eの上には、「5」が付された押しピン16fが位置している。この押しピン16fの上には、「4」が付された押しピン16gが位置している。この押しピン16gの上には、「3」が付された押しピン16hが位置している。この押しピン16hの上には、「2」が付された押しピン16iが位置している。この押しピン16iの上には、「1」が付された押しピン16jが位置している。このホルダー18aには、1から10までの数字が順に付された、10枚の押しピン16が収容されている。
このマーキングセット14のホルダー18bには、11から20までの数字が順に付された、10枚の押しピン16が収容されている。ホルダー18cには、21から30までの数字が順に付された、10枚の押しピン16が収容されている。ホルダー18dには、31から40までの数字が順に付された、10枚の押しピン16が収容されている。ホルダー18eには、41から50までの数字が順に付された、10枚の押しピン16が収容されている。ホルダー18fには、51から60までの数字が順に付された、10枚の押しピン16が収容されている。ホルダー18gには、61から70までの数字が順に付された、10枚の押しピン16が収容されている。ホルダー18hには、71から80までの数字が順に付された、10枚の押しピン16が収容されている。ホルダー18iには、81から90までの数字が順に付された、10枚の押しピン16が収容されている。ホルダー18jには、91から100までの数字が順に付された、10枚の押しピン16が収容されている。
このマーキングセット14では、例えば、ホルダー18aにおいて、「1」が付された押しピン16を取り出すと、「2」が付された押しピン16が露出する。このマーキングセット14では、この「2」が付された押しピン16を見つけ出すのは容易である。換言すれば、このマーキングセット14では、特定の文字が付された押しピン16を容易に探し出すことができる。
このマーキングセット14では、複数の押しピン16のそれぞれが嵩高いヘッド20を有しているにもかかわらず、これらがコンパクトにホルダー18に収容されうる。この押しピン16の形状は、ホルダー18のサイズのコンパクト化に寄与しうる。
このマーキングセット14では、複数の押しピン16が、それぞれの針22の向きを水平方向に揃えてホルダー18に収容されうる。このため、その上側から押しピン16に手を近づけても、針22が手に刺さることはない。このマーキングセット14によれば、安全に押しピン16を取り出すことができる。
図3に示されているように、ホルダー18に収容された押しピン16のうち、最下部に位置する押しピン16aのヘッド20が、凹み32の底34に当接している。より詳細には、このヘッド20は、その裏側面26の幅方向外側に位置する縁36において、この底34に当接している。
前述したように、このマーキングセット14では、ホルダー18の凹み32の底34は湾曲している。このため、最上部に位置する押しピン16の、幅方向における一方の外側の部分を指(例えば、人差し指F)で下向きに押圧すると、最下部に位置する押しピン16の、幅方向における一方の当接部分が底34に沿って下向きにスライドする。これにより、他方の当接部分が底34に沿って上向きにスライドする。最上部に位置する押しピン16の、幅方向における他方の外側の部分が上昇するので、利用者はこの外側の部分に指(例えば、親指)をかけやすい。このマーキングセット14によれば、利用者は押しピン16を容易に摘むことができる。このマーキングセット14では、利用者は押しピン16をホルダー18から容易に取り出すことができる。
このマーキングセット14では、多数の押しピン16を整理してホルダー18に収容できる。しかも、ホルダー18から押しピン16を容易に取り出しうる上に、この取り出しに際し針22が指に刺さることが効果的に防止されている。このマーキングセット14によれば、押しピン16が容易にかつ安全にホルダー18から取り出されうる。このため、このマーキングセット14は、単に掲示板に書類を貼り付ける場合だけでなく、例えば、動植物の分布状態を地図に表す場合、遺跡の発掘調査において発掘された物品の発掘箇所を図面に表す場合、管理すべき貴重品の存在位置を図面に表す場合等にも有効に利用されうる。この観点から、このマーキングセット14に設けられる多数の押しピン16のヘッド20に文字又は色を付すことにより、それぞれの押しピン16が識別可能とされているのが好ましい。これら押しピン16のヘッドに文字及び色を付することにより、それぞれの押しピン16が識別可能とされているのがより好ましい。
図4に示されているのは、このマーキングセット14の使用例である。この図4では、図1のマーキングセット14が貴重品の管理に用いられている。図示されているように、図面38がボード40に貼り付けられている。この図面38には、家の2階の間取りの一例が表されている。この家の2階には、部屋42a、部屋42b、部屋42c及び納戸44が設けられている。部屋42aには、押し入れ46が配置されている。部屋42bには、西洋ダンス48と本棚50とが配置されている。部屋42cには、洋服ダンス52が配置されている。
この使用例では、「1」が付された押しピン16j、「2」が付された押しピン16i、「3」が付された押しピン16h、「4」が付された押しピン16g及び「5」が付された押しピン16fが用いられている。この使用例では、これら数字の付された押しピン16以外に、図面38をボード40に貼り付けるために4本の他の押しピン54が用いられている。
図示されているように、この使用例では、「1」が付された押しピン16jが図面38に表された部屋42aの押し入れ46の部分を刺している。「2」が付された押しピン16iは、部屋42bの西洋ダンス48の部分を刺している。「3」が付された押しピン16hは、この部屋42bの本棚50の部分を刺している。「4」が付された押しピン16gは、部屋42cの洋服ダンス52の部分を刺している。「5」が付された押しピン16fは、納戸44の部分を刺している。
このマーキングセット14は、次のようにして使用される。例えば、居住者が印鑑を部屋42aの押し入れ46に収容した場合、この居住者は、図1のマーキングセット14のホルダー18aから、「1」の付された押しピン16jを取り出し、図示されているようにこの押しピン16jを図面38における部屋42aの押し入れ46の部分に突き通す。
このマーキングセット14では、複数の押しピン16が、それぞれの針22の向きを水平方向に揃えてホルダー18に収容されているので、上側から「1」の付された押しピン16jに手を近づけても、針22が手に刺さることはない。このマーキングセット14によれば、「1」の付された押しピン16jを安全に取り出すことができる。
このマーキングセット14では、「1」が付された押しピン16jの、幅方向における一方の外側の部分を人差し指で下向きに押圧すると、その幅方向における他方の外側の部分が上昇するので、利用者はこの外側の部分に親指をかけやすい。このマーキングセット14によれば、利用者は「1」が付された押しピン16jを容易に摘むことができる。このマーキングセット14では、利用者はこの押しピン16jをホルダー18aから容易にかつ安全に取り出すことができる。
このマーキングセット14では、複数の押しピン16が順に積層されてホルダー18に収容されているので、「1」の付された押しピン16jが取り出されたホルダー18aでは、「2」の付された押しピン16iが露出している。このマーキングセット14では、「2」の付された押しピン16iを容易に探し出すことができる。
このマーキングセット14を用いた貴重品の管理方法では、居住者は、通帳を部屋42bの西洋ダンス48に収容すると、ホルダー18aから、「2」の付された押しピン16iを取り出し、この押しピン16iを図面38における部屋42bの西洋ダンス48の部分に突き通す。居住者は、腕時計を部屋42bの本棚50に収容すると、ホルダー18aから、「3」の付された押しピン16hを取り出し、この押しピン16hを図面38における部屋42bの本棚50の部分に突き通す。さらに居住者は、有価証券を部屋42cの洋服ダンス52に収容すると、ホルダー18aから、「4」の付された押しピン16gを取り出し、この押しピン16gを図面38における部屋42cの洋服ダンス52の部分に突き通す。そして、居住者は、宝石を納戸44に収容すると、ホルダー18aから、「5」の付された押しピン16fを取り出し、この押しピン16fを図面38における納戸44の部分に突き通す。このようにして、居住者は、貴重品を収容するたびに、ホルダー18から押しピン16を取り出し、貴重品の収容場所に相当する図面上の位置にこの押しピン16を突き通す。これにより、居住者は、図面38を見るだけで、貴重品の存在箇所を容易に把握することができる。
この管理方法では、収容した貴重品が何であるかを容易に理解することができるという観点から、押しピン16と貴重品との関係を記載した書類が別に作成されているのが好ましい。より詳細には、「1」の付された押しピン16jが印鑑の位置を表し、「2」の付された押しピン16iが通帳の位置を表し、「3」の付された押しピン16hが腕時計の位置を表し、「4」の付された押しピン16gが有価証券の位置を表し、そして「5」の付された押しピン16fが宝石の位置を表すことを記載した書類が別に作成されているのが好ましい。
このマーキングセット14では、押しピン16を容易にかつ安全にホルダー18から取り出すことができる。このマーキングセット14によれば、動植物の分布状態の調査、遺跡の発掘調査、貴重品の管理等が安全にかつ効率よく実施されうる。多くの個体が調査の対象となりうるとの観点から、このマーキングセット14が複数準備されるのが好ましい。特に、収容される押しピンのヘッドの色が異なる複数のマーキングセット14が準備されるのが好ましい。ヘッドが色分けされたマーキングセット14が10セット準備された場合、1000種類の個体が調査の対象となりうる。
図5に示されているのは、図4の他の押しピン54である。この押しピン54は、ヘッド56及び2本の針58を備えている。ヘッド56の形状及び材質は、図1に示された押しピン54のヘッド20と同等である。
針58は、ヘッド56の下端面60から下方に延びている。一方の針58aはヘッド56の左端に位置しており、他方の針58bはヘッド56の右端に位置している。針58の延在方向は、ヘッド56の厚み方向に対して垂直である。針58の延在方向は、ヘッド56の幅方向に対して垂直である。針58の断面形状は、矩形である。針58の下端は、先細り形状である。針58の形状及び材質は、図1に示された押しピン16の針22と同等である。この針58は、ヘッド56と一体的に形成されうる。
この押しピン54が平面に置かれると、ヘッド56が板状なので、表側面62又は裏側面64が平面と接する。この状態では、針58も平面に沿う。この押しピン54では、針58が起立した姿勢が生じにくい。ヒトが平面に手を置いても、針58は起立しにくい。この押しピン54では、ヒトが誤って針58を手に刺すことがない。また、この押しピン54が床にあるときでも、ヒトが誤って針58を足に刺すことがない。この押しピン54は、安全である。この押しピン54では、2本の針58が図面38及びボード40を突き通すので、この押しピン54が針58を軸として回転することはない。この押しピン54は、脱けにくい。このマーキングセット14では、この押しピン54が、図2に示された押しピン16に代えて使用されてもよい。
以上説明されたマーキングセットは、様々な調査及び管理においても適用されうる。
2、8、16、54・・・押しピン
4・・・フランジ
6・・・針部
10・・・玉部
12・・・針部
14・・・マーキングセット
18・・・ホルダー
20、56・・・ヘッド
22、58・・・針
34・・・底
36・・・縁

Claims (2)

  1. 多数の押しピンと、これら押しピンを収容しうるホルダーとを備えており、
    各押しピンが、平板からなり、表側面、裏側面及び下端面を備えるヘッドと、このヘッドの下端面から延在する針とを備えており、
    このホルダーが、上記押しピンが載置される底を備えており、
    この底が、湾曲しており、
    上記押しピンが平面に置かれた場合に、上記表側面又は上記裏側面がこの平面と接し、上記針がこの平面に沿うように、この押しピンが構成されており、
    上記多数の押しピンのヘッドに文字又は色を付することにより、それぞれの押しピンが識別可能とされているマーキングセット。
  2. 上記底が、下向きに窪んだ形状を呈しており、
    上記ヘッドが、その幅方向外側に位置する縁において、この底に当接しうる請求項1に記載のマーキングセット。
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