JP3171245U - 算数学習具 - Google Patents

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【課題】児童がトレイ又は容器を持参し忘れることを防止することが可能な算数学習具を提供する。【解決手段】算数学習具100は、個数を数える対象物である複数のブロック4と、ブロック4を収納可能に構成された略直方体状の容器1と、ブロック4を1列又は複数列に並べてブロック4の個数を計数可能に構成された計数トレイ2とを有する。また、計数トレイ2は、容器1の底面に着脱自在に構成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、個数を数える対象物であるブロック等の計数対象物を用いた算数学習具に関する。
従来、小学校低学年の児童が数の学習をする際には、足し算、引き算の学習の導入として、ブロック等の対象物を目で見て数え、その対象物の個数と数の概念とを対応付けさせることが一般に行われている。そのために、ブロックのような数えることができる対象物(計数対象物)を児童に与え、ブロックを任意の個数並べて数えたり、並べたブロックを移動させて数の合成、分解を実際に試行させることによって、足し算、引き算を学習させる方法が効果的である。
この場合に、小学校低学年の児童にとっては、ブロックを一直線に並べることが難しいため、ブロックを並べるトレイを用いることが行われていた。このため、ブロックとトレイとを組み合わせた算数学習具が提案されている(特許文献1参照)。
特開2009−42623号公報
しかしながら、特許文献1に係る算数学習具等の従来の算数学習具では、トレイとは別にブロックを収納する容器が必要であるが、小学校低学年の児童に対してトレイとブロックが収納された容器とを持参するよう指示した場合に、いずれか一方を忘れることがあった。この場合には、授業を行うためには、学校に予備の算数学習具を備えておく必要があり、利便性が充分であるとは言えなかった。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであって、児童がトレイ又は容器を持参し忘れることを防止することの可能な算数学習具を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本考案に係る算数学習具は、以下のように構成されている。
すなわち、本考案に係る算数学習具は、個数を数える対象物である複数の計数対象物と、前記計数対象物を収納可能に構成された略直方体状の容器と、前記計数対象物を1列又は複数列に並べて前記計数対象物の個数を計数可能に構成された計数トレイとを有する算数学習具であって、前記計数トレイが、前記容器の上面、下面、又は、側面に着脱自在に構成されていることを特徴としている。
かかる構成を備える算数学習具によれば、ブロック等の計数対象物を1列又は複数列に並べて計数対象物の個数を計数可能に構成された計数トレイが、ブロック等の計数対象物を収納可能に構成された略直方体状の容器の上面、下面、又は、側面に着脱自在に構成されているため、児童がトレイ又は容器を持参し忘れることを防止することができる。
すなわち、学習に使用する際には、計数トレイを容器の上面、下面、又は、側面から取り外して使用し、学習が終了したときに、計数トレイを容器の上面、下面、又は、側面に装着することができるので、計数トレイを容器に装着した状態で持参することができるため、児童がトレイ又は容器を持参し忘れることを防止することができるのである。
また、本考案に係る算数学習具は、前記計数トレイが、平面視で略矩形形状に形成され、少なくとも1辺に物差しが形成されていることが好ましい。
かかる構成を備える算数学習具によれば、前記計数トレイが、平面視で略矩形形状に形成され、少なくとも1辺に物差しが形成されているため、前記計数トレイを物差しとして使用することもできるので、利便性を向上することができる。
また、本考案に係る算数学習具は、前記容器が、その側面及び底面の少なくとも一面に、前記計数対象物を取り出し可能とする切り欠き及び孔の少なくとも一方が形成されていることが好ましい。
かかる構成を備える算数学習具によれば、前記容器の側面及び底面の少なくとも一面に、前記計数対象物を取り出し可能とする切り欠き及び孔の少なくとも一方が形成されているため、前記計数対象物を容易に取り出すことができる。
また、本考案に係る算数学習具は、前記計数トレイが、その下面に磁石が配設されていることが好ましい。
かかる構成を備える算数学習具によれば、前記計数トレイの下面に磁石が配設されているため、例えば、黒板に前記計数トレイを磁着させることもできる。また、前記計数対象物を前記計数トレイ上で摺動させた場合に、摺動抵抗によって前記計数トレイが動いてしまうことを防止することができ、利便性を向上することができる。
本考案に係る算数学習具によれば、学習に使用する際には、計数トレイを容器の上面、下面、又は、側面から外して使用し、学習が終了したときに、計数トレイを容器の上面、下面、又は、側面に装着することができるので、計数トレイを容器に装着した状態で持参することができるため、児童がトレイ又は容器を持参し忘れることを防止することができる。
算数学習具の一例を示す分解斜視図である。 図1に示す容器の斜視図である。 図1に示す容器にブロックが収納された状態を示す斜視図である。 図1に示す計数トレイの斜視図である。 算数学習具の使用方法の一例を示す平面図である。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して説明する。
−算数学習具100の全体構成−
本考案に係る算数学習具100は、個数を数える対象物であるブロック4を用いて足し算、引き算の学習を行うものである。まず、図1を参照して、算数学習具100の全体構成について説明する。図1は、算数学習具100の一例を示す分解斜視図である。算数学習具100は、容器1、計数トレイ2、補助トレイ3、及び、ブロック4を備えている。
容器1は、複数の(ここでは、20個の)ブロック4を収納可能に構成されている。容器1は、容器本体10と蓋15とを備えている。蓋15は、容器本体10に開閉自在に配設されている。また、容器本体10は、上面が開放した略直方体状に形成されている。なお、容器1の詳細な構成については、図2、図3を参照して後述する。
計数トレイ2は、ブロック4を1列又は複数列(ここでは、2列)に並べてブロック4の個数を計数可能に構成されたものである。また、計数トレイ2は、容器本体10の下面(底面の裏側)に着脱自在に構成されている。具体的には、容器本体10に形成されたトレイ係合片13(図2参照)と、計数トレイ2に形成された容器係合片231(図4参照)とが係合することによって計数トレイ2は容器本体10に装着される。なお、計数トレイ2の詳細な構成については、図4を参照して後述する。
補助トレイ3は、容器1(容器本体10)の底部に収容され、ブロック4を載置するものである。本実施形態では、容器本体10に2つの補助トレイ3が収容され、各補助トレイ3に、それぞれ、10個のブロック4が載置される(図3参照)。また、補助トレイ3は、4辺のうち3辺に、ブロック4の脱落を防止する周壁31が形成されると共に、底面の表面に格子線32が描かれている。このように、格子線32が描かれているため、補助トレイ3に載置されているブロック4の個数を容易に計数可能である。
また、周壁31が、補助トレイ3を構成する4辺のうち3辺に形成されているため、周壁31が形成されていない辺が下側になるように補助トレイ3を傾斜することによって、ブロック4を、補助トレイ3の底面を摺動させて補助トレイ3上から机上等に静かに且つ迅速に移載することができる。
ブロック4は、児童等が個数を数える対象物であって、実用新案登録請求の範囲に記載の「計数対象物」に相当する。ブロック4は、平面視略正方形の扁平な略直方体に構成されており、上面側には丸マーク41が描かれ、裏面には四角マーク42が描かれている(図3、図5参照)。また、ブロック4の内部には、磁石が反転可能に収納されており、隣接するブロック4間には磁石の磁力作用に基づく引力が働いて、ブロック4の積み上げ(又は横並び)の状態がそのまま保持される(詳しくは、実用新案登録第3069505号公報参照)。
算数学習具100を家庭から学校へ持参する(又は、学校から家庭へ持ち帰る)場合には、まず、2つの補助トレイ3上にそれぞれ10個のブロック4を載置し、次に、補助トレイ3を容器1(容器本体10)に収納して蓋15を閉め、更に、容器1(容器本体10)の底面に計数トレイ2を装着する。
このようにして、計数トレイ2が、ブロック4が収納された容器1(容器本体10)の下面に着脱自在に構成されているため、児童が計数トレイ2又は容器1を持参し忘れることを防止することができる。
すなわち、学習に使用する際には、計数トレイ2を容器1の下面から取り外して使用し、学習が終了したときに、計数トレイ2を容器1の下面に装着することができるので、計数トレイ2を容器1に装着した状態で持参することができるため、児童が計数トレイ2又は容器1を持参し忘れることを防止することができるのである。
本実施形態では、計数トレイ2が、容器1の下面に着脱自在に構成されている場合について説明するが、計数トレイ2が、容器1の上面、下面又は側面に着脱自在に構成されている形態であればよい。例えば、蓋15に換えて、計数トレイ2が容器1の上面に着脱自在に構成されている形態でもよい。この場合には、蓋15が不要となり、構造を簡素化することができる。
−容器1の構成−
次に、図2及び図3を参照して容器1の構成について説明する。図2は、図1に示す容器1の斜視図である。図3は、図1に示す容器1にブロック4が収納された状態を示す斜視図である。
容器1の容器本体10には、長辺側側面に切欠11が形成され、底面の中央部に孔12が形成されている。更に、容器1の容器本体10には、2つの短辺側側面の底部にトレイ係合片13が立設され、2つの長辺側側面のうち一方(図2では奥側)の上部には、蓋支持部14が形成されると共に、他方(図2では手前側)の側面上部には、蓋係合片16が立設されている。また、容器1の蓋15には、容器本体10の蓋係合片16と係合する本体係合片151が立設されている。
切欠11は、容器本体10の長辺側側面に半長円形状に形成されたものであって、図3に示すように、補助トレイ3上において切欠11に対向する位置に載置されたブロック4、又は補助トレイ3を廃して容器本体10内に直接収容されたブロック4(以下、便宜上、「取出対象ブロック4」という)を取り出すためのものである。なお、切欠11は、実用新案登録請求の範囲に記載の「切り欠き」に相当する。
児童は、取出対象ブロック4の上面(四角マーク42の記載された面)に親指の先端を載せ、切欠11に人差し指の先端を挿入して取出対象ブロック4の側面に当て、2本の指の指先で取出対象ブロック4を摘み上げるようにして容易に取り出すことができる。
孔12は、容器本体10の下面略中央位置に長辺に平行な向きに伸びた長円形状に形成されたものである。また、孔12は、図2及び図3に示すように、指等で孔12を挿通して、補助トレイ3を下から上に押し上げて補助トレイ3に載置されたブロック4を取り出すためのものである。
児童が孔12を介して、例えば、図3において右側半分の(四角マーク42が上面になっている)10個のブロック4が載置されている補助トレイ3(以下、便宜上、「取出対象トレイ3」という)を取り出す場合について説明する。まず、図2に示す孔12の右側端近傍に指を入れる。次に、孔12に挿通した状態で、指先で取出対象トレイ3を押し上げる。これによって、取出対象トレイ3の左端部が、容器本体10の側面から上に露出するため、この露出した取出対象トレイ3の左端部を手で持ち上げることによって、取出対象トレイ3に載置されたブロック4を容易に取り出すことができる。
トレイ係合片13は、容器本体10の2つの短辺側側面の外側に、それぞれ、水平方向に線状に立設された係合片であって、図4に示す計数トレイ2の容器係合片231と係合して計数トレイ2を容器本体10に固定するものである。
蓋支持部14は、容器本体10の一方の(図2では奥側の)長辺の側面の上端に形成され、蓋15を回動可能に支持するものである。
蓋係合片16は、容器本体10の一方の(図2では手前側の)長辺の側面の外側に、水平方向に線状に立設された係合片であって、蓋15の先端に形成された本体係合片151と係合して、蓋15を閉状態とするものである。
本体係合片151は、蓋15の先端に形成され、蓋係合片16と係合して、蓋15を閉状態とするものである。
上述したように、容器1に切欠11及び孔12が形成されているため、ブロック4を容易に取り出すことができる。本実施形態では、容器1に切欠11及び孔12が形成されている場合について説明するが、容器1に切欠11及び孔12の少なくとも一方が形成されている形態であればよい。また、容器1に複数の切り欠き(又は、孔)が形成されている形態でもよい。
また、容器1(容器本体10)の底部に、ブロック4を載置する補助トレイ3が収容されているので、この補助トレイ3に載置された状態でブロック4を容器1から取り出すことができるため、利便性を向上することができる。本実施形態では、2つの補助トレイ3が、容器1(容器本体10)の底に収容される場合について説明したが、容器1(容器本体10)の底に収容される補助トレイの個数は3つ以上でもよいし、1つでもよいし、或いは全く用いなくてもよい。
−計数トレイ2の構成−
次に、図4を参照して計数トレイ2の構成について説明する。図4は、図1に示す計数トレイ2の斜視図である。計数トレイ2は、平面視で略矩形形状に形成され、底面21、周壁22、押下板23、境界壁24、物差し25、及び、磁石26を備えている。
底面21は、ブロック4が載置される面であって、境界壁24によって、第一底面211、第二底面212とに区画されている。第一底面211及び第二底面212の幅は、それぞれ、ブロック4の幅より少しだけ(例えば、1mmだけ)大きく形成され、第一底面211及び第二底面212の長さは、10個のブロック4を一列に並べた長さより少しだけ(例えば、5mmだけ)大きく形成されている。また、これら第一底面211及び第二底面212には、それぞれ、ブロック4の一辺に相当する間隔で複数本(図示例では10本)の区画線が印刷された薄い鉄板が貼着されており、ブロック4が計数トレイ2上で不測に動いたりしないように図られている。
周壁22は、ブロック4の脱落を防止するべく底面21の周辺に立設される板状部材である。周壁22の高さは、ブロック4の高さ(例えば、10mm)の約半分程度(例えば、5mm)に形成されている。
押下板23は、児童が容器1に装着された計数トレイ2を取り外す際に押下されるものであって、周壁22の2つの短辺の一部が、それぞれ、延設されると共に、外側(左側の押下板23では、左側)に曲折された板状部材である。また、押下板23には、周壁22との境界部近傍に容器係合片231が形成されている。
容器係合片231は、周壁22との境界部近傍に線状に立設されており、容器1の容器本体10に形成されたトレイ係合片13と係合することによって、計数トレイ2を容器本体10に装着するものである。また、計数トレイ2を容器本体10から取り外す場合には、押下板23を押下することによって、押下板23が外側(左側の押下板23では、左側)に撓み、容器係合片231と容器本体10のトレイ係合片13との係合が解除されて、計数トレイ2を容器本体10から取り外すことができる。
境界壁24は、第一底面211と第二底面212との境界線上に立設され、底面21を第一底面211と第二底面212とに区画するものである。また、境界壁24は、第一底面211に載置されたブロック4の第二底面212への摺動を阻止すると共に、第二底面212に載置されたブロック4の第一底面211への摺動を阻止するものである。
物差し25は、周壁22の2つの長辺の一方(ここでは手前側)に突出して形成され、長さの計測を可能とすると共に、鉛筆等の筆記具で直線を描くことが可能に構成されている。具体的には、物差し25の表面には、1mm間隔で目盛りが記載され、また、5mm毎に長い目盛りが記載され、更に、10mm毎に更に長い目盛りが記載されている。また、物差し25の端面に沿って直線を描くことを容易にするために、物差し25の先端が計数トレイ2の底面と概ね同じ高さとなるように(すなわち、計数トレイ2が載置される紙面と物差し25の先端とが密着するように)、物差し25の断面が周壁22の外面を一辺とする直角三角形状に形成されている。
磁石26は、2個の矩形板状の永久磁石であって、底面21の長辺方向の端部近傍に、底面21の短辺方向に沿って、底面21の裏面側に配設されている。
上述のように、計数トレイ2が、平面視で略矩形形状に形成され、1辺(図4では手前側の長辺)に物差し25が形成されているため、計数トレイ2を物差しとして使用することもできるので、利便性を向上することができる。
本実施形態では、物差し25が、図4では計数トレイ2の手前側の長辺に形成されている場合について説明するが、複数の辺にそれぞれ物差しが形成されている形態でもよい。例えば、長辺と短辺とに連続して物差しが形成されている場合には、この物差しに沿って直角に曲がる線を描くことができ、利便性を更に向上することができる。
また、計数トレイ2の裏面に磁石26が配設されているため、例えば、黒板に計数トレイ2を磁着させることもできる。また、ブロック4を計数トレイ2上で摺動させた場合に、摺動抵抗によって計数トレイ2が動いてしまうことを防止することができ、利便性を向上することができる。
本実施形態では、計数トレイ2の裏面に2個の磁石26が配設されている場合について説明するが、計数トレイ2の裏面に磁石26が配設されている形態であればよい。例えば、計数トレイ2の裏面に3個以上の磁石が配設されている形態でもよいし、1個の磁石が配設されている形態でもよい。
−学習方法の一例−
次に、図5を参照して、算数学習具100の使用方法を説明する。図5は、算数学習具100の使用方法の一例を示す平面図である。ここでは、「9+4」の足し算を行う場合について説明する。
図5(a)は、「9+4」の式を示すべく、ブロック4が計数トレイ2の第一底面211と第二底面212とに載置された状態である。すなわち、図5(a)に示すように、第一底面211には、丸マーク41を上面に向けて9個のブロック4が載置され、第二底面212には、四角マーク42を上面に向けて4個のブロック4が載置されている。
また、図5(b)は、「9+4」の和である「13」を示すべく、ブロック4が計数トレイ2の第一底面211と第二底面212とに載置された状態である。すなわち、図5(a)の第二底面212の右端に載置されていたブロック4が第一底面211の右端へ移動されて、図5の(b)に示すように、第一底面211には、10個のブロック4が載置され、第二底面212には、3個のブロック4が載置されている。
このようにして、算数学習具100を利用して、足し算の学習を行うことができる。同様にして、算数学習具100を利用して、引き算の学習を行うこともできる(詳しくは、特開2009−42623号公報参照)。
−変形例−
本実施形態では、計数トレイ2が2列に区画されている場合について説明したが、計数トレイ2が3列以上に区画されている形態でもよい。計数トレイ2に区画されている列数が多い程、難しい足し算、引き算の学習を行うことができる。例えば、計数トレイ2が3列に区画されている場合には、「9+8+7」の計算のプロセスを、計数トレイ2を用いて学習することができる。すなわち、「7」を「1」と「2」と「4」とに分解し、「9」と「1」とを足して「10」にし、「8」と「2」とを足して「10」にすることによって、和が「24」であることを学習することができるのである。
本実施形態では、ブロック4に丸マーク41及び四角マーク42が描かれている場合について説明したが、ブロック4に描かれるマークの個数は、2個以外の個数でもよい。例えば、ブロック4に3個以上のマークが描かれている形態でもよいし、1個のマークが描かれている形態でもよい。ただし、3個以上のマークが描かれている場合には、マークが描かれた面を上面にした場合にブロック4の幅及び長さを変化させないために、ブロック4を立方体状に形成することが好ましい。
本実施形態では、計数対象物がブロック4である場合について説明したが、計数対象物がその他のもの(例えば、積み木、ビー玉、おはじき等)である形態でもよい。
本考案は、個数を数える対象物であるブロック等の計数対象物を用いた算数学習具に利用することができる。
100 算数学習具
1 容器
10 容器本体
11 切欠(切り欠き)
12 孔
13 トレイ係合片
14 蓋支持部
15 蓋
151 本体係合片
16 蓋係合片
2 計数トレイ
21 底面
211 第一底面
212 第二底面
22 周壁
23 押下板
231 容器係合片
24 境界壁
25 物差し
26 磁石
4 ブロック(計数対象物)
41 丸マーク
42 四角マーク

Claims (4)

  1. 個数を数える対象物である複数の計数対象物と、前記計数対象物を収納可能に構成された略直方体状の容器と、前記計数対象物を1列又は複数列に並べて前記計数対象物の個数を計数可能に構成された計数トレイとを有する算数学習具であって、
    前記計数トレイは、前記容器の上面、下面、又は、側面に着脱自在に構成されていることを特徴とする算数学習具。
  2. 請求項1に記載の算数学習具において、
    前記計数トレイは、平面視で略矩形形状に形成され、少なくとも1辺に物差しが形成されていることを特徴とする算数学習具。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載の算数学習具において、
    前記容器は、その側面及び底面の少なくとも一面に、前記計数対象物を取り出し可能とする切り欠き及び孔の少なくとも一方が形成されていることを特徴とする算数学習具。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の算数学習具において、
    前記計数トレイは、その下面に磁石が配設されていることを特徴とする算数学習具。
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